JP2011196591A - ヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニット - Google Patents

ヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニット Download PDF

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Yoshinao Nakamoto
善直 中本
Akihiro Tanaka
章博 田中
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Abstract

【課題】リアクターの放熱性を向上させて、リアクター周辺の電子部品の温度上昇、及びリアクターでの損失増加を防止したヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットを提供する。
【解決手段】リアクター21に放熱用のアルミフィン22を取り付け、アルミフィン22を送風機14の送風経路途上に配置する。これによって、送風機14からの送風によりリアクター21が強制冷却されるため、リアクター21の放熱性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明はヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットに関するもので、例えばインバータ回路を搭載するヒートポンプユニットのリアクターの冷却方法に関するものである。
図4に従来技術におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成図を示す(例えば特許文献1参照)。本文献は空気調和機に関するものであるが、空気調和気の室外機と構成が同一となるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットに適用できる。
図4は、ヒートポンプユニット底板11に立設された垂直な金属製仕切り板12で放熱用熱交換器13や送風機14の設置されている送風機室15と圧縮機16等の電気部品が設置されている圧縮機室17とを区画し、仕切り板12の上端に制御回路基板18等を内部に固定した電装品ボックス19を送風機室15側と圧縮機室17側とに跨って設置している。
この電装品ボックス19の送風機室15側には圧縮機16への大電流を流し高温に発熱するパワートランジスタ等の放熱板26を電装品ボックス19に開口部を設けて送風機室15側に臨ませたものが一般的に知られている。圧縮機室17側の下部には圧縮機16が設置され、この圧縮機16と電装品ボックス19の中間あたりで仕切り板12に圧縮機室17側からリアクター21を固定することも一般的に知られている。電装品ボックス19とリアクター21は圧縮機室17側でリード線23により接続されている。
特開2009−250525号公報
しかしながら、前記従来の構成では、次のような課題がある。リアクターに大電流が流れ続けた場合、リアクターの温度が上昇して、リアクター周辺の機器、特に電装品ボックス内部の電子部品を輻射熱によってあぶり、雰囲気温度を上昇させるため、電子部品の寿命を短くすることがあるという課題を有していた。また、リアクターの温度が上昇すると銅線の温度特性により直流抵抗が大きくなり、リアクターでの損失が増加するため、ヒートポンプ給湯器の電力消費効率を悪化させるという課題もあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、リアクターの放熱性を向上させ、リアクター周辺の電子部品の温度上昇、及びリアクターでの損失増加を防止したヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットは、リアクターに放熱用のアルミフィンを取り付け、アルミフィンの一部を送風機の送風経路途上に配置したものである。これによって、送風機からの送風により、リアクターの放熱性を向上させることができるため、リアクター周辺の電子部品の温度上昇、及びリアクターでの損失増加を防止することができる。
本発明のヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットは、リアクターの放熱性を向上させて、リアクター周辺の電子部品の温度上昇を防止し、電子部品を長寿命化させることができる。また同時にリアクターでの損失増加を防止し、ヒートポンプ給湯器の電力消費効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成 本発明の実施の形態1おけるリアクターの取り付け構造図 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成図 従来技術におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成図
第一の発明は、圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、放熱用熱交換器を冷媒配管により環状に接続して構成されたヒートポンプ回路と、前記放熱用熱交換器に送風する送風機と、前記圧縮機、及び前記送風機を制御する制御回路基板と、この制御回路基板に接続されたリアクターを有するヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットにおいて、前記リアクターに放熱用のアルミフィンを取り付け、前記アルミフィンを前記送風機の送風経路途上に配置した。このことにより、リアクターの放熱性を向上させることができるため、周辺の電子部品の温度上昇、及びリアクターでの損失増加を防止することが可能となる。
第二の発明は、特に、第一の発明のうち、リアクターを制御回路基板上に実装し、既存のパワートランジスタ等の放熱板をリアクター放熱用のアルミフィンとして共用する構成とした。このことにより、第一の発明に記載の制御回路基板〜リアクター間の接続および、放熱用のアルミフィンが不要となるため、第一の発明に対してコストダウンした上で同等の効果を得ることが可能となる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成について図面を用いて説明する。図1に本発明の実施の形態1おけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成図を示す。図1は、ヒートポンプユニット底板11に立設された垂直な金属製仕切り板12で放熱用熱交換器13や送風機14の設置されている送風機室15と圧縮機16等の電気部品が設置されている圧縮機室17とを区画し、仕切り板12の上端に制御回路基板18等を内部に固定した電装品ボックス19を送風機室15側と圧縮機室17側とに跨って設置している。圧縮機室17側の下部には圧縮機16が設置されている。この圧縮機16と電装品ボックス19の中間あたりで仕切り板12に開口部20を設けている。リアクター21に放熱用のアルミフィン22を取り付けて、アルミフィン22を開口部20から送風機室15側に臨ませる状態で、リアクター21を仕切り板12に固定している。制御回路基板18とリアクター21は、リード線23により圧縮機室17側で接続されている。
図2に本発明の実施の形態1おけるリアクターの取り付け構造図を示す。図2において、24はリアクター21の鉄芯部分に溶接された金属製ブラケットである。アルミフィン22は、ビス25で金属製ブラケット24に固定されている。開口部20は、リアクター21を仕切り板12に取り付けた状態でアルミフィン22により大半が塞がる寸法に設計し、開口部20とアルミフィン22の若干の隙間は、送風機室15から圧縮機室17に風雨が侵入しないようシリコンなどの樹脂材料で完全に塞がれている。
これにより、送風機15の冷却作用によりリアクター21が強制冷却されるため、リア
クター21の放熱性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図3に本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットの構成図を示す。図3は、本発明の実施の形態1(図1)に記載のリアクター21を制御回路基板18にはんだ付けで電気的に接続し、リアクター21の鉄芯部分に溶接された金属製ブラケット24と高温に発熱するパワートランジスタ等の放熱板26をビス25で固定している。
これにより、本発明の実施の形態1(図1)で必要であった制御回路基板18とリアクター21を接続するリード線23および、アルミフィン22が不要となるため、実施の形態1に対してコストダウンした上で同等の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットは、リアクターの放熱性を向上させて、リアクター周辺の電子部品の温度上昇、及びリアクターでの損失増加を防止することができるため、ヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットと同様の構成を持つ空気調和機への利用として有用である。
11 ヒートポンプユニット底板
12 仕切り板
13 放熱用熱交換器
14 送風機
15 送風機室
16 圧縮機
17 圧縮機室
18 制御回路基板
19 電装品ボックス
20 開口部
21 リアクター
22 アルミフィン
23 リード線
24 金属製ブラケット
25 ビス
26 放熱板

Claims (2)

  1. 圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、放熱用熱交換器を冷媒配管により環状に接続して構成されたヒートポンプ回路と、前記放熱用熱交換器に送風する送風機と、前記圧縮機、及び前記送風機を制御する制御回路基板と、この制御回路基板に接続されたリアクターを有するヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニットにおいて、前記リアクターに放熱用のアルミフィンを取り付け、前記アルミフィンの一部を前記送風機の送風経路途上に配置したことを特徴とするヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニット。
  2. リアクターを制御回路基板上に実装したことを特徴とした請求項1に記載のヒートポンプ給湯器のヒートポンプユニット。
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