JP2008311122A - バッテリの保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度分布のばらつきを小さくすることが可能な電池の搭載構造を提供する。
【解決手段】バッテリの保持構造は、バッテリ900と、バッテリ900とベース部材910との間に介在してバッテリ900をベース部材910に保持する第一から第三保持具901,902,903とを備える。発熱源に近い第一保持具901がバッテリ900に接触する第一面積S1は、発熱源から遠い第二保持具902がバッテリ900に接触する第二面積S2よりも大きい。
【選択図】図3

Description

この発明は、バッテリの保持構造に関し、より特定的には、車両に搭載されるバッテリの保持構造に関するものである。
従来、バッテリの保持構造は、たとえば特開2003−331932号公報(特許文献1)、特開平8−282408号公報(特許文献2)および特開2003−326980号公報(特許文献3)に開示されている。
特開2003−331932号公報 特開平8−282408号公報 特開2003−326980号公報
特許文献1では、電池パック間の冷媒通路幅が各々大小あるものであって、パック間スペーサの大きさも幅に対応し大小とされる構成が開示されている。
特許文献2では、バッテリ取付具において、車体フレームに取付けるブラケットとブラケットの形が異なる。
特許文献3では、バッテリを排気管の真上とならない位置に配置してバッテリの局部的な温度上昇を抑制する構成が開示されている。
しかしながら、従来のバッテリの保持構造では、バッテリの各部分での温度分布が大きいという問題があった。そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、バッテリの各部分の温度分布を最小限にすることが可能なバッテリの保持構造を提供することを目的とする。
この発明に従ったバッテリの保持構造は、バッテリと、バッテリとベース部材との間に介在してバッテリをベース部材に保持する第一および第二保持具とを備える。発熱源に近い第一保持具がバッテリに接触する第一面積S1は、発熱源から遠い第二保持具がバッテリに接触する第二面積S2よりも大きい。
このように構成されたバッテリの保持構造では、発熱源に近い側の第一の保持具はバッテリと広い面積で接触する。このため、バッテリから第一保持具を介して放熱が行なわれる。その結果、発熱源に近い第一保持具においてバッテリからの放熱量が多くなり、温度分布を小さくすることができる。
好ましくは、第一保持具と第二保持具との間に設けられた第三保持具をさらに備える。第三保持具がバッテリと接触する第三面積S3は第一面積S1よりも大きい。
第一および第二保持具に囲まれた第三保持具付近では熱がこもりやすい。そのため、温度上昇がしやすい。これに対して、第三保持具とバッテリの接触面積である第三面積S3を他の接触面積よりも大きくしているため、この熱のこもりやすい部分でバッテリから第三保持具への方熱量を大きくすることができる。その結果、温度分布を小さくすることができる。
好ましくは、第一から第三保持具はベース部材とバッテリとの間に隙間を形成し、第一保持具と第三保持具との間および第二保持具と第三保持具との間には、冷却風通路が設けられる。この場合、第一および第三保持具の間と、第二と第三保持具との間に冷却風通路を設け、この部分で冷却風を通過させることにより、冷却風により熱を放散させることができる。
好ましくは、ベース部材は車両の一部分であり、冷却風通路の延びる方向は、車両の進行方向である。この場合、車両の加速および減速時には、冷却風通路の延びる方向に空気が流れやすくなる。その結果、バッテリの冷却を促進することができる。
好ましくは、第一から第三保持具上にはバッテリと接触する温度センサが設けられている。この場合、第一および第三保持具上のバッテリの温度を逐次観察することができ、温度分布を最適に把握することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る発熱素子を含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、ハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、レゾルバ200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400と、ドライブシャフト受け部500と、ハウジング600と、端子台700とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機として機能を有する回転電機であり、軸受120を介してハウジング600に回転可能に取付けられた回転シャフト110と、回転シャフト110に取付けられたロータ130と、ステータ140とを有する。
ロータ130は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成されたロータコアと、該ロータコアに埋設された永久磁石とを有する。永久磁石は、たとえば、ロータコアの外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。
ステータ140は、リング状のステータコア141と、ステータコア141に巻回されるステータコイル142と、ステータコイル142に接続されるバスバー143とを有する。バスバー143は、ハウジング600に設けられた端子台700および給電ケーブル800Aを介してPCU(Power Control Unit)800とに接続される。また、PCU800は、給電ケーブル900Aを介してバッテリ900に接続される。これにより、バッテリ900とステータコイル142とが電気的に接続される。
ステータコア141は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成される。ステータコア141の内周面上には複数のティース部(図示せず)および該ティース部間に形成される凹部としてのスロット部(図示せず)が形成されている。スロット部は、ステータコア141の内周側に開口するように設けられる。
3つの巻線相であるU相、V相およびW相を含むステータコイル142は、スロット部に嵌り合うようにティース部に巻き付けられる。ステータコイル142のU相、V相およびW相は、互いに円周上でずれるように巻き付けられる。バスバー143は、それぞれステータコイル142のU相、V相およびW相に対応するU相、V相およびW相を含む。
給電ケーブル800Aは、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブルとからなる3相ケーブルである。バスバー143のU相、V相およびW相がそれぞれ給電ケーブル800AにおけるU相ケーブル、V相ケーブルおよびW相ケーブルに接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示せず)に回転力として伝達されて車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作用する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU800におけるインバータを介してバッテリ900に蓄えられる。
レゾルバ200は、レゾルバロータ210と、レゾルバステータ220とを有する。レゾルバロータ210は、モータジェネレータ100の回転シャフト110に接続されている。また、レゾルバステータ220は、レゾルバステータコア221と、該コアに巻回されたレゾルバステータコイル222とを有する。上記レゾルバ200によりモータジェネレータ100のロータ130の回転角度が検出される。検出された回転角度は、コネクタ10を介してPCU800へ伝達される。PCU800は、検出されたロータ130の回転角度と、外部ECU(Electrical Control Unit)からのトルク指令値とを用いてモータジェネレータ100を駆動するための駆動信号を生成し、その生成した駆動信号をモータジェネレータ100へ出力する。
図2は、PCU800の主要部の構成を示す回路図である。図2を参照して、PCU800は、コンバータ810と、インバータ820と、制御装置830と、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1、PL3と、出力ライン840U,840V,840Wとを含む。コンバータ810は、バッテリ900とインバータ820との間に接続され、インバータ820は、出力ライン840U,840V,840Wを介してモータジェネレータ100と接続される。
コンバータ810に接続されるバッテリ900は、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の2次電池である。
バッテリ900は、発生した直流電圧をコンバータ810に供給し、また、コンバータ810から受ける直流電圧によって充電される。
コンバータ810は、パワートランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとからなる。パワートランジスタQ1,Q2は、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続され、制御装置830からの信号をベースに受ける。ダイオードD1,D2は、それぞれパワートランジスタQ1,Q2のエミッタ側からコレクタ側に電流を流すようにパワートランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。リアクトルLは、バッテリ900の正極と接続される電源ラインPL1に一端が接続され、パワートランジスタQ1,Q2の接続点に他端が接続される。
このコンバータ810は、リアクトルLを用いてバッテリ900から受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。またコンバータ810は、インバータ820から受ける直流電圧を降圧してバッテリ900を充電する。
インバータ820は、U相アーム850U、V相アーム850VおよびW相アーム850Wからなる。各相アームは、電源ラインPL2,PL3間に並列に接続される。U相アーム850Uは、直列に接続されたパワートランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム850Vは、直列に接続されたパワートランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム850Wは、直列に接続されたパワートランジスタQ7,Q8からなる。ダイオードD3〜D8は、それぞれパワートランジスタQ3〜Q8のエミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにパワートランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。そして、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン840U,840V,840Wを介してモータジェネレータ100の各相コイルの反中性点側にそれぞれ接続されている。
このインバータ820は、制御装置830からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ100へ出力する。また、インバータ820は、モータジェネレータ100によって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
レゾルバ200は、モータジェネレータ100の回転子の回転角度を検出して制御装置830へ出力する。ここで、制御装置830への出力は、配線13,14およびコネクタ10を介して行なわれる。
制御装置830は、モータジェネレータ100の回転子の回転角度を、モータトルク指令値、モータジェネレータ100の各相電流値、およびインバータ820の入力電圧に基づいてモータジェネレータ100の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ820へ出力する。
また、制御装置830は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ820の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ810へ出力する。
さらに、制御装置830は、モータジェネレータ100によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ900を充電するため、コンバータ810およびインバータ820におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
このCPU800においては、コンバータ810は、制御装置830からの制御信号に基づいて、バッテリ900から受ける直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。そして、インバータ820は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ100へ出力する。
また、インバータ820は、モータジェネレータ100の回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して電源ラインPL2へ出力する。そして、コンバータ810は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を降圧してバッテリ900を充電する。
図3は、この発明に従ったバッテリの搭載構造の平面図である。図4は、図3中の矢印IVで示す方向から見た側面図である。図3および図4を参照して、バッテリ保持構造905は、バッテリ900と、バッテリ900とベース部材910との間に介在してバッテリ900をベース部材910に保持する第一および第二保持具901,902とを備える。発熱源である排気管930に近い第一保持具901がバッテリ900に接触する第一面積S1は排気管930から遠い第二保持具902がバッテリ900に接触する第二面積S2よりも大きい。
また、バッテリ保持構造905は、第一保持具901と第二保持具902との間に設けられた第三保持具903をさらに備える。第三保持具903がバッテリ900と接触する第三面積S3は上述の第一面積S1よりも大きい。
第一保持具901と第三保持具903との間および第二保持具902と第三保持具903との間には冷却風通路921,922が設けられている。冷却風通路921および冷却風通路922の延びる方向は車両の進行方向であり、ベース部材910は車両の一部分である。
第一保持具901から第三保持具903上には、バッテリ900に接触する温度センサ911,912,913が設けられている。
バッテリ900近傍には、排気管930が設けられている。排気管930は発熱源であり排気管930に近付けば近付くほど空気の温度が高くなる。
なお、発熱源が排気管930だけでなく、発熱源は熱を発する他のもの、たとえばモータ、エンジンなどであってもよい。また、エンジンは直列4気筒型のエンジンだけでなく、さらに多くまたは少ないピストン数のエンジンで、シリンダブロックの形状も直列型だけでなく、V型、W型、水平対向型などのさまざまなものを採用することが可能である。
また、モータジェネレータが発熱源であってもよい。
バッテリ900横には、箱体920が設けられている。箱体920は、コンバータ、インバータまたはコンデンサなどを収納する構造体である。
図3で示すように、第一保持具901、第二保持具902および第三保持具903は一方向に延びており、その上に電池パックとしてのバッテリ900が配置される。
バッテリ900横に箱体920が設けられ、箱体920には、インバータ、コンバータまたはリレーなどが設けられる。
バッテリ900内には複数のバッテリモジュール909が収納され、複数のバッテリモジュール909の各々が接続されている。バッテリモジュール909上に第一温度センサ911、第二温度センサ912および第三温度センサ913が設けられる。第一温度センサ911は第一保持具901上のバッテリ900に設けられる。第二温度センサ912は第二保持具902上のバッテリ900上に設けられる。第三温度センサ913は第三保持具903上のバッテリ900にも受けられる。
第一保持具901の幅はW1であり、第二保持具902の幅はW2であり、第三保持具903の幅はW3であり、大きい順にW3、W1およびW2となる。
矢印950で示す方向が車両の前後方向または左右方向のいずれであってもよい。矢印950で示す方向が車両の前後方向である場合、冷却風通路921,922が延びる方向は車両の前後方向である。このため、矢印950で示す方向に車両が加速または減速した場合には、冷却風通路921,922内に存在する冷媒としての空気は、冷却風通路921,922内を通過する。その結果、冷却が促進される。
また、冷却を促進するために、バッテリ900を室内に設け、室内におけるエアコン吹出口と冷却風通路921,922を接続して冷却風通路921,922に冷たい空気を導入してもよい。
また、冷却風通路921,922に冷却風を導くための送風機が設けられていてもよい。
図5は、図4中の矢印V−V線に沿った断面図である。図5を参照して、バッテリ900下に設けられる第三保持具903は、一部においてベース部材910と接触する。ベース部材910は車両のフロアパネルまたはフレームなどの部材である。ベース部材910とバッテリ900との間には空間が設けられ、この空間内に他の電気部品を収納してもよい。また、送風のための送風ファンをこの空間に設けてもよい。
図6は、第一保持具901、第二保持具902および第三保持具903での温度変化を示すグラフである。図6で示すように、車両を長期間放置した後、走行放置および走行を繰返したとしても、この実施の形態に従ったバッテリ900の温度は、第一保持具901、第二保持具902および第三保持具903でほぼ等しくなる。これは、発熱量を考慮し、冷却部材としての第一保持具901,第二保持具902,第三保持具903を配置している。
図7は、比較例に従った電池の保持構造の平面図である。図8は、図7中の矢印VIIIで示す方向から見た側面図である。図9は電池の温度ばらつきを示すための図である。図7および8を参照して、この例に従ったような取付ステーとしての第一保持具901から第三保持具903の幅が狭いと、第一保持具901から第三保持具903からの放熱が少なくなる。そのため、発熱源に近い部分および熱がこもりやすい部分の温度が上昇する。図9は図7および図8に従った電池の温度を示す図である。図9を参照して、第一ブラケット90上で第一温度センサ911、別のブラケット上での第二温度センサ912および第三温度センサ913の温度を比較すると、中心に位置する第三温度センサ913の温度が一番高く、その次に排気熱源に近い第一温度センサ911での温度が高くなる。このように、温度分布にばらつきが生じると検出センサの個数が増えるため経済性が悪化する。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、冷却風通路の数は、図で示した2つに限られず、1つ以上の冷却風通路が設けられていればよい。また、第三保持具は必ずしも必要ではない。
この発明に従った電池を適用した自動車は制御部と、この発明に従った電池と、駆動部とを備える。制御部は電池および駆動部を制御する。駆動部は電池から供給される電流によって駆動するモータなどの電動機を備える。なお、駆動部は電動機以外にガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を備えていてもよい。すなわち、自動車としては、電池から供給される電流によって駆動するモータなどの電動機のみを駆動源とする電気自動車のみならず、駆動源としてガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンなどの電動機以外の駆動手段を備えた、いわゆるハイブリッドカーも含まれる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る発熱素子を含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。 PCU800の主要部の構成を示す回路図である。 この発明に従ったバッテリの搭載構造の平面図である。 図3中の矢印IVで示す方向から見た側面図である。 図4中の矢印V−V線に沿った断面図である。 第一保持具901、第二保持具902および第三保持具903での温度変化を示すグラフである。 比較例に従った電池の保持構造の平面図である。 図7中の矢印VIIIで示す方向から見た側面図である。 電池の温度ばらつきを示すための図である。
符号の説明
900 バッテリ、901 第一保持具、902 第二保持具、903 第三保持具、905 電池の保持構造、911 第一温度センサ、912 第二温度センサ、913 第三温度センサ、921,922 冷却風通路。

Claims (5)

  1. バッテリと、
    前記バッテリとベース部材との間に介在して前記バッテリを前記ベース部材に保持する第一および第二保持具とを備え、
    発熱源に近い第一保持具が前記バッテリに接触する第一面積S1は、発熱源から遠い前記第二保持具が前記バッテリに接触する第二面積S2よりも大きい、バッテリの保持構造。
  2. 前記第一保持具と前記第二保持具との間に設けられた第三保持具をさらに備え、前記第三保持具が前記バッテリに接触する第三面積S3は、前記第一面積S1より大きい、請求項1に記載のバッテリの保持構造。
  3. 前記第一から第三保持具は前記ベース部材と前記バッテリとの間に隙間を形成し、前記第一保持具と前記第三保持具との間および前記第二保持具と前記第三保持具との間には冷却風通路が形成されている、請求項2に記載のバッテリの保持構造。
  4. 前記ベース部材は車両の一部分であり、前記冷却風通路の延びる方向は車両の進行方向である、請求項3に記載のバッテリの保持構造。
  5. 前記第一から第三保持具上にはバッテリと接触する温度センサが設けられている、請求項2から4のいずれか1項に記載のバッテリの保持構造。
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