JP4899800B2 - 風力発電装置,風力発電システムおよび電力系統制御装置 - Google Patents

風力発電装置,風力発電システムおよび電力系統制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力系統に対し必要な無効電力を、電力系統に供給する風力発電装置,風力発電システムおよび電力系統制御装置に関する。
通常、風力発電装置は風のエネルギーを回転エネルギーに変換して発電機の回転子に回転トルクを発生させる。このとき発生したトルクから電力を取り出し、電力系統に出力することで、風のエネルギーを有効電力に変換し、電力系統に接続される家庭や工場などに有効電力を供給する構成となっている。
また、電力系統には抵抗成分で消費される有効電力の他に、送電線や負荷の誘導成分や容量成分により消費される無効電力がある。負荷や線路の誘導成分が大きい場合は系統の負荷端で電圧が低下したり、負荷の容量成分が大きくなると電圧が上昇したりする。そのため、電圧を適正値に維持するためには、無効電力の調整が必要である。
このとき通常、無効電力は系統の発電機の電圧調整や、変電所などのトランスのタップ切り替え,電力用コンデンサ,分路リアクトル,同期調相機などにより調整される。また、コンデンサやインダクタンスで無効電力の値を連続に制御するためには、様々な値のコンデンサまたはインダクタンス装置が必要になるため、無効電力を連続に制御できる装置が用いられることもある。
以下の特許文献1及び特許文献2には無効電力を電力系統に出力する装置が記載されている。
特開2000−333373号公報(以下、引例1) US20050046196(以下、引例2)
本発明で解決しようとする課題は、電力系統で主となる電源(大容量の電源、例えば火力発電所など)と、電力系統の負荷との間で、無効電力の過不足が生じ、既設の調整設備(発電機の電圧調整や、変電所などのトランスのタップ切り替え,電力用コンデンサ,分路リアクトル,同期調相機)の能力を超えた場合に、無効電力を調整することが出来なくなる点にある。
また、風力発電装置は変動が大きい有効電力を出力するため、風力発電設備の連系点の電圧変動を発生しやすい。
引例1では、需要家設備の受電点で、無効電力を零にすべく電圧指令値を作成、もしくは無効電力を調整して負荷および分散型電源を含む受電点電圧を一定に制御するための電圧指令値を作成しており、その電圧指令値を分散型電源の電圧制御の指令値として用いている。このため、系統全体で無効電力が過不足しているかどうかは、制御に考慮されていない。
また、引例2では、無効電力指令値はファームコントローラから与えられており、系統側の無効電力量の過不足は風力発電装置の無効電力制御に考慮されていない。本発明の目的は、電力系統の電圧を適正値に維持するために必要な無効電力を発電装置から電力系統へ供給することである。
電力系統に備えられた電圧検出器からの第一の無効電力指令値を受け取るインターフェース装置と、発電機の出力電力の変動を抑制する第二の無効電力指令値を作成する手段と、前記第一の無効電力指令値と前記第二の無効電力指令値とから第三の無効電力指令値を演算し、この第三の無効電力指令値に従って無効電力を出力する手段と、を備えることを特徴とする風力発電装置により上記課題を解決することができる。
もしくは、電力系統の電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器の電圧検出値より無効電力指令値を作成する無効電力指令値作成部と、前記無効電力指令値を前記風力発電装置に伝送する伝送部と、を備え、前記発電機の出力変動を抑制し、前記無効電力指令に応じた無効電力を前記風力発電機より受け取ることを特徴とする電力系統によって上記課題は解決することができる。
もしくは、電力系統の電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器の電圧検出値から第一の無効電力指令値を作成する無効電力指令値作成部と、前記第一の無効電力指令値を前記風力発電装置に伝送する伝送部と、を備え、前記風力発電装置は前記第一の無効電力指令値を受け取るインターフェース装置と、前記発電機の出力電力の変動を抑制する第二の無効電力指令値を作成する手段と、前記第一の無効電力指令値と前記第二の無効電力指令値とにより第三の無効電力指令値を演算し、この第三の無効電力指令値に従って無効電力を出力する手段と、を備えることを特徴とする風力発電システムによっても上記課題は解決することができる。
電力系統で必要な無効電力を風力発電装置から供給し、かつ出力変動の大きな風力発電装置による連系点の電圧変動を抑制すことで、電圧等の調整設備の能力を超えた場合にも、電力系統の電圧を調節することが可能となる。
電力系統で必要な無効電力を補うという目的を、風力発電設備の活用されていない出力容量分で補うため、電力系統からの無効電力指令を受けるインターフェースを風力発電設備に備える方法で実現した。
(実施例1)
図1は、本発明の1実施例の装置構成を示す単線結線図である。
まず、電力系統の構成について説明する。電力系統の発電設備101は容量が大きく、単に電源と考えることが出来る。電力系統の発電設備101からの電力は、送電線を用いて送られるため、送電線のインピーダンス102が存在する。この送電線の電圧を低い電圧に変換するため、変電所などの変圧器が用いられ、家庭やビル,工場などの負荷103が接続される。また、風力発電装置104は、負荷103と同様、送電線に接続される。
前記変電所には、前記変圧器の巻数比を調整したり、コンデンサを接続したりして、負荷の電圧を所定範囲になるように調整する系統電圧調整装置105が用いられる。
系統電圧調整装置105は、電力系統の電圧を検出し、電圧を維持するために必要な無効電力指令値を風力発電装置104に伝送する。
次に、風力発電装置の構成について説明する。風力発電装置104は主に、発電機(巻線形誘導発電機)104−01,羽104−02,風車制御装置104−03,コンバータ(励磁装置)104−04,コンバータ制御装置104−05から構成される。
羽104−02は、発電機104−01の回転子に機械的に接続されており、発電機
104−01の回転子巻線はコンバータ104−04と電気的に接続され、また、発電機104−01の固定子は遮断器104−06やトランス104−07などを介して電力系統に電気的に接続される。
風車制御装置104−03は、風速検出や羽104−02の角度制御,有効電力指令値Pref の演算および出力,運転/停止指令値Runの出力,系統電圧調整装置105からの無効電力指令値Qrefの受信,受信した無効電力指令値Qrefの伝送などを行う。
前記無効電力指令値Qrefや、前記有効電力指令値Pref、前記運転/停止指令値Runの各種指令値は、コンバータ制御装置104−05に送られる。コンバータ制御装置104−05は、指令値に従いコンバータ104−04を制御し、発電機104−01と系統との間の有効電力と無効電力を制御する。
次に、図2を用いて、風力発電装置104について詳しく説明する。
発電機104−01の固定子側の3相出力は、電磁接触器301の二次側に接続される。また、電磁接触器301の一次側は、電磁接触器302の一次側に接続される。電磁接触器302の二次側は、コンデンサCn,リアクトルLnで構成される交流フィルタ回路を介して、コンバータCNVに接続される。
コンバータCNVの直流回路303はコンバータINVの直流回路303に接続され、前記コンバータINVの交流出力は、リアクトルLr,コンデンサCrで構成される交流フィルタ回路を介して発電機104−01の回転子巻線に電気的に接続される。また、電磁接触器301の一次側は遮断器104−06やトランス104−07を介して電力系統にも接続される。
前記遮断器104−06は、例えば、風力発電装置104のシステムを保護するため、電流過大時に遮断器を開放し電流を遮断して、風力発電装置104のシステムを完全停止させて系統から電気的に切り離すための機能を具備する。
発電機側のコンバータINVおよび電力系統側のコンバータCNVは、例えば半導体のスイッチング素子(サイリスタ,GTO,IGBT,MOS,SiCなど)を用いて構成されており、コンバータINVおよびコンバータCNVはそれぞれ、交流を直流に変換または直流を交流に変換する機能を備える。
また、電力系統側のコンバータCNVの交流出力端子には、リアクトルLnやコンデンサCnで構成された、高調波電流,高調波電圧を減衰させる交流フィルタが設置される。
発電機104−01の回転子には、ギアなどを介して風力発電用の羽根が接続されており、風を受けて回転する。また、回転子には、回転位置を検出する位置検出器304が接続され、位置信号PLrが出力される。
次に、発電電力を制御するための配線および装置について説明する。
遮断器104−06の二次側の三相電圧および三相電流は、それぞれ電圧センサPTs,電流センサCTsによりその値を低電圧の電圧検出信号Vs、低電圧の電流検出信号
Isに変換され、前記低電圧の信号VsおよびIsがコンバータ制御装置104−05に入力される。また、電磁接触器301と発電機104−01の固定子との間の電圧は、電圧センサPTgによりその値を低電圧の信号Vgに変換されコンバータ制御装置104−05に入力される。
コンバータINVとコンバータCNVの直流部303に接続されたコンデンサCdの電圧は、電圧センサにより低電圧の直流電圧信号Edcに変換され、直流電圧信号Edcはコンバータ制御装置104−05に入力される。
また、電流センサCTrにより検出されたコンバータINVの出力電流の検出値Irと、電流センサCTnにより検出されたコンバータCNVの出力電流の検出値Inはコンバータ制御装置104−05に伝送される。
風車制御装置104−03は、起動/停止指令Run,有効電力指令Pref ,無効電力指令Qref の各種指令をコンバータ制御装置104−05に送り、風車やシステムの状態量を検出して外部との通信機能を備える。
コンバータ制御装置104−05は、風力発電装置の出力電流の検出信号と、出力電圧の検出信号と、系統電圧調節装置からの無効電力指令を受け取り、有効電力指令と無効電力指令を演算する。
コンバータ制御装置104−05は、演算した有効電力指令と無効電力指令に従って、電磁接触器301,302を信号Sg1,Sg2で制御する。また、半導体スイッチング素子で構成される各コンバータINV,CNVを駆動制御するパルス信号Pulse_inv,
Pulse_cnvを出力する。このとき、コンバータINV,CNVに入力されるパルス信号
Pulse_inv,Pulse_cnvは、電力系統で必要な無効電力を風力発電装置から出力し、かつ風力発電装置の出力無効電力の変動を抑制するように作成される。
コンバータCNVは、平滑コンデンサCdの直流電圧Edcを一定に制御する。このため、コンバータCNVは、電圧検出値Vsの位相を検出し、検出した電圧位相と同相の電流指令値を制御することで系統と有効電力をやり取りし、直流電圧を制御する。
発電機側コンバータが直流電力を使用して平滑コンデンサのエネルギーを消費して直流電圧が低下すれば、系統側コンバータの直流電圧制御は交流電力を使用して平滑コンデンサCdを充電して直流電圧検出値Edcを一定に保つように動作し、逆に電力変換器INVが直流電力を充電して直流電圧検出値Edcが上昇する場合には電力変換器CNVの直流電圧制御は直流電力を交流電力に変換して放電し、直流電圧検出値Edcを一定に保つように動作する。
次に、図3を用いてコンバータ制御装置104−05の詳細な機能について説明する。
前記電圧検出値Vsは、位相検出器THDETと3相2相変換器32trsに入力される。前記位相検出器THDETは、電力系統の電圧に追従する位相信号THsを{例えば位相同期ループ(PLL: Phase Locked Loop)方式で}演算し、位相信号THs(THs:電力系統U相電圧を正弦波としたときの位相信号)を3相2相座標変換器32dqtrs−01,32dqtrs−02,回転座標変換器dqtrs,励磁位相演算器SLDET,2相3相座標変換器dq23trs−01に出力する。直流電圧指令値Eref と直流電圧検出値Edcは直流電圧調整器DCAVRに入力される。直流電圧調整器DCAVRは入力された直流電圧指令値Eref と直流電圧検出値Edcの偏差が零になるように出力のp軸電流指令値
(有効分電流指令値)Ipnstr を調整し、電流調整器1−ACRに出力する。ここで、直流電圧調整器DCAVRは例えば比例積分制御器により構成できる。
3相2相座標変換器32dqtrs−01 は入力された電流Inから数1および数2に示した変換式を用いて、p軸電流検出値Ipn(有効分電流)とq軸電流検出値Iqn(無効分電流)を演算し、p軸電流検出値Ipnを電流調整器1−ACRに、q軸電流検出値Iqnを電流調整器2−ACRに出力する。
ここで、添え字u,v,wは相を表し、例えば、InのU相電流はInuと表記する。以降電圧なども同様である。
Figure 0004899800
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電流調整器1−ACRは、p軸電流指令値Ipnstr とp軸電流検出値Ipnの偏差を零にするように出力のp軸電圧指令値Vpn0を調整し、加算器401に出力する。同様に、電流調整器2−ACRは、q軸電流指令値(図中では零)とq軸電流検出値Iqnの偏差を零にするように出力のq軸電圧指令値Vqn0を調整し、加算器402に出力する。ここで各電流調整器(1−ACR,2−ACR)は例えば比例積分制御器により構成できる。
3相2相変換器32trs は入力された電圧Vsから数3に示した変換式を用いて、α成分Vsαとβ成分Vsβを演算し、回転座標変換器dqtrsに出力する。回転座標変換器
dqtrs は数4を用いてp軸電圧検出値(系統電圧ベクトルに一致する位相成分)Vpsとq軸電圧検出値(前記p軸電圧検出値Vpsと直交する成分)Vqsを演算し、それぞれを前記加算器401,402に出力する。
Figure 0004899800
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加算器401は、p軸電圧指令値Vpn0とp軸電圧検出値Vpsを加算して2相3相座標変換器dq23trs−01に出力する。同様に加算器402は、q軸電圧指令値Vqn0とq軸電圧検出値Vqsを加算して2相3相座標変換器dq23trs−01に出力する。
2相3相座標変換器dq23trs−01は、位相信号THsと各加算器の出力Vpn,
Vqnを入力し、数5および数6に示した変換式により電圧指令値Vun,Vvn,Vwnを演算し、PWM演算器PWMnに出力する。
Figure 0004899800
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PWM演算器PWMnはパルス幅変調方式を用いて、入力された電圧指令Vun,Vvn,VwnからコンバータCNVを構成するn個の半導体素子をオン・オフするゲート信号
Pulse_cnvを演算し、コンバータCNVに出力する。
発電機104−01の回転数および位置を示す位相信号PLrは、回転位相検出器
ROTDETに入力される。回転位相検出器ROTDETは、位相信号のパルスPLrを計数して位相信号に換算するとともに、位相信号を一回転に一回のパルス(例えばABZ方式のエンコーダではZ相パルス)で零にリセットし、オーバーフローしない0〜360度の位相信号RTHを加算器403に出力する。
位相信号RTHと同期制御器SYNCの出力位相信号LTHは加算器403で加算されて位相信号THとなり、位相信号THは位相信号THsとともに励磁位相演算器SLDET に入力される。
励磁位相演算器SLDETは、位相信号THとTHsを減算(THr=THs−TH)し、さらに発電機の極対数倍して発電機の回転子の電気角周波数の位相信号THrを出力する。
電力演算器PQCALは、システム電流Isを数1および数2に示す変換行列により変換されて得られたp軸電流Ips(系統電圧のU相ベクトルと同じ向き)と、系統電圧のU相ベクトルと直行するq軸電流Iqsと、p軸電圧検出値Vpsと、q軸電圧検出値Vqsとを入力し、数7および数8によりシステムの有効電力Psと無効電力Qsを演算する。
Figure 0004899800
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有効電力調整器APRは、有効電力Psと風力発電装置の有効電力指令Pref を入力し、電力指令値Pref と電力検出値Psの偏差を零にするように出力の有効分電流指令値
Ip0を出力する。ここでは、有効電力指令の例で説明するが、トルク指令の場合は、トルク指令に発電機の回転数を乗じて有効電力指令に変換して制御することが可能である。有効電力制御はトルク制御と異なり、回転数が変化してもその影響を受けずに出力電力を一定に制御できる。
また、系統電圧調整装置105からの無効電力指令値Qref と、風力発電装置の有効電力Psに起因する電圧変動を抑制するための無効電力指令値dQは加算される。例えば、dQはα×Ps(α:比例係数)で作成される。各無効電力指令値の加算結果Qref1 と無効電力Qsは無効電力調整器AQRに入力され、電力指令値Qref1 と無効電力Qsの偏差を零にするように出力の励磁電流指令値Iq0を出力する。ここで前記電力調整器
APR,AQRは例えば比例積分器により構成できる。
この演算方法により、系統で不足する無効電力を補償しながら、風力発電装置が出力する有効電力変動に起因する電圧変動も、補償できる。有効・無効電力調整器の各出力の電流指令値Ip0およびIq0は切換器SWに入力される。
切換器SWは電力調整器APRおよびAQRの出力を使用するか、または有効分電流指令値に零を、励磁電流指令値に電圧調整器AVRの出力Iq1を使用するかを決定する。SWは電磁接触器301が投入される前には、有効分電流指令値に零を、励磁電流指令値に電圧調整器の出力を使用し、電磁接触器301を投入してからは各電力調整器の出力を選択する。ここで、電磁接触器301が投入される前とは発電機固定子電圧を系統電圧に同期させる電圧同期運転時である。
電圧調整器AVRについて説明する。電圧調整器AVRは、発電機固定子電圧Vgの振幅値Vgpk をフィードバック値とし、系統電圧Vsの振幅値にフィルタを通した値Vsrefを指令値として入力し、発電機固定子電圧Vgの振幅値Vgpk と前記指令値Vsrefの偏差を零にするような励磁電流指令値Iq1を切換器SWに出力する。ここで前記電圧調整器AVRは例えば比例積分制御器により構成できる。この電圧調整器AVRは、電磁接触器301が開状態で動作させ、系統電圧の振幅値に発電機Genの固定子電圧の振幅値を一致させるために必要な、コンバータINVから発電機104−01の二次側に流す励磁電流指令値を調整する。
また、同期制御器SYNCは、前記指令値Vsrefと発電機固定子電圧の振幅値Vgpk から、発電機の電圧振幅が同期しているか判定する機能と、系統電圧と固定子電圧の位相が異なる場合は、それを補正するための位相補正信号LTHを出力する機能と、系統電圧と固定子電圧の位相が所定の範囲に入り、同期しているかを判定する機能を備え、遮断器の動作信号Sg1と制御切替信号Sg0を出力する。
これにより、発電機104−01が電力系統に接続する前に、系統電圧と同期することができ、また電力系統に接続された後は、速やかに電力制御へ制御を切り替えることができる。
3相2相座標変換器32dqtrs−03 は入力された電流Irおよびロータの位相THrから数9および数10に示した変換式を用いて、q軸電流検出値Iqr(励磁電流成分)とp軸電流検出値Ipr(有効分電流成分)を演算し、q軸電流検出値Iqrを電流調整器4−ACRに、p軸電流検出値Iprを電流調整器3−ACRに出力する。
Figure 0004899800
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前記電流調整器4−ACRは、前記q軸電流指令値Iq1またはIq0と前記q軸電流検出値Iqrの偏差を零にするように出力のq軸電圧指令値Vqrを調整する。同様に、前記電流調整器3−ACRは、前記p軸電流指令値Ip1またはIp0と前記p軸電流検出値Iprの偏差を零にするように出力のp軸電圧指令値Vprを調整する。ここで前記電流調整器はたとえば比例積分器により構成できる。
p軸電圧指令値Vprとq軸電圧検出値Vqrは2相3相座標変換器dq23trs−02に入力され、2相3相座標変換器dq23trs−02は、位相信号THrと、各入力値から、数11および数12に示した変換式により2相3相座標変換器dq23trs−
02の出力する電圧指令値Vur,Vvr,Vwrを演算し、PWM演算器PWMrに出力する。
Figure 0004899800
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PWM演算器PWMrは、入力された電圧指令Vur,Vvr,Vwrからパルス幅変調方式によりコンバータINVを構成するm個の半導体素子をオン・オフするゲート信号Pulse_invを演算し、前記コンバータINVに出力する。
次に、図4を用いて、系統電圧調整装置105のアルゴリズムについて説明する。系統電圧調整装置105のアルゴリズムとしては、まず制御を開始すると(S450)、系統電圧調整装置105は、例えば家庭などの負荷側の系統電圧値VLを検出し、この系統電圧値VLが上限の規定値よりも大きいか比較する(S452)。そして、系統電圧値VLが上限の規定値よりも大きい場合は、定数Aの値を加算する(S454)。
また、この系統電圧値VLが上限の規定値よりも小さい場合は、系統電圧値VLが下限の規定値よりも小さいか比較する(S456)。そして、系統電圧値VLが下限の規定値よりも小さい場合は、定数Aの値を減算する(S458)。また、系統電圧値VLが下限の規定値よりも大きい場合は定数Aの値には加減算は行わない(S460)。
そして、無効電力指令値Qrefの値を、所定の値Qに対して定数Aと変化幅の値Qstepを乗算したものを加算して算出する(S462)。
図4に示すように、系統電圧調整装置105は、例えば家庭などの負荷側の系統電圧
VLを検出し、電圧が低下した際には無効電力指令値を進み方向に、電圧が上昇した際には遅れ無効電力を出力するように無効電力指令値Qref を変化させ、系統電圧が所定の範囲内になるように無効電力指令値を作成する。
作成された無効電力指令値Qrefは、線路や、無線などの通信方法により、風力発電装置104に伝送される。風力発電装置104では、受信した無効電力指令値に従って無効電力を出力する。本実施例では、系統電圧調整装置105で算出した無効電力指令値を風力発電装置104に伝送する構成としたが、系統電圧調整装置105で検出した電圧検出値を風力発電装置104に伝送し、風力発電装置にて無効電力指令値を算出する構成としてもよい。
このように、電力系統側の機器からの無効電力指令値に従い、風力発電装置が無効電力を出力することで、系統電圧を調整できるとともに、同期調相機や電力用コンデンサなどの設置を削減できる。
また図5のように、複数台の風力発電装置が設置されて集中管理されるウィンドファームのような場合、ファーム全体を集中管理・制御しているコントローラで無効電力指令値Qrefを受信し、ファーム内で動作している風力発電システムに無効電力指令値Qrefを分配することも出来る。例えば、運転している台数がN台であるときは1台に指令する無効電力指令値を1/Nにするか、もしくは発電量が小さい風力発電装置は無効電力を多く出力するように分配する。
図6は複数台の風力発電装置が設置されて集中管理されるウィンドファーム内で動作している風力発電システムに無効電力指令値Qref を分配するような場合の、各風力発電装置に分配された無効電力指令値Qref と各風力発電装置の出力する有効電力との関係の一実施例を示す。
図6に示すように、ファーム内で比較的に出力する有効電力の大きい風力発電装置には他の風力発電装置よりも小さな無効電力指令値が分配される。反対に、ファーム内で比較的に出力する有効電力の小さい風力発電装置には他の風力発電装置よりも大きい無効電力指令値が分配される。
有効電力出力の少ない風力発電装置の無効電力出力が大きくなるように指令値を送ることで、風力発電装置の有効電力を減らすことなく発電できる。
これは、有効電力の出力が大きい風力発電装置では、無効電力の出力を大きくする余裕が無くなる為であり、有効電力の出力が少ない風力発電装置では、無効電力の出力を大きくする余裕が有る為である。
このように、巻線形誘導発電機を用いた風力発電装置では、発電機側で有効電力と無効電力を独立制御できるが、無効電力出力が不足した場合には、系統に直接接続されるコンバータCNVにより不足分を補っても良い。
(実施例2)
実施例1では、巻線型誘導発電機をコンバータによって系統に接続する風力発電装置について説明してきたが、誘導発電機や図6に示すような同期発電機を用いた場合にも適用できる。本実施例では発電機に同期発電機を用いた実施形態を説明する。
図7では、発電機に例えば永久磁石発電機を用い、発電機から取り出す電力をコンバータによりAC−DC−AC変換して電力系統に出力する。
図8及び図9を用いてコンバータ制御装置604−05の機能について説明する。なお、同じ制御機能を持つものは同様な符号にて表している。
コンバータ制御装置604−05の系統側コンバータCNVの制御との違いは、無効電流調整器2−ACRに入力される指令値が、コンバータ制御装置604−05では無効電力指令値となっている点である。
また、発電機604−01の回転数および位置を示す位相信号PLrは、回転位相検出器ROTDETに入力される。図3で示したコンバータ制御装置104−05との大きな違いは、発電機604−01の位相検出方法で、回転位相RTHがそのまま位相信号となる点である。
電力演算器PQCALは、電流センサCTrにより検出された電流検出値Irを前記数1および数2に示す変換行列により変換し、得られたp軸電流Ipr(発電機電圧のU相ベクトルと同じ向き)と、系統電圧のU相ベクトルと直行するq軸電流Iqrと、発電機電圧Vrを数3および数4と同じ変換式に用いて得られるp軸電圧Vprとq軸電圧Vqrとを入力し、数7および数8の式と同様に、発電機の有効電力検出値Prと無効電力検出値Qrを演算する。
有効電力調整器APRは、有効電力検出値Prと風力発電装置の出力電力指令Prefを入力し、前記電力指令値Prefと前記有効電力検出値Prの偏差を零にするように出力の有効分電流指令値Ip0を出力する。
また、無効電力調整器AQRは、発電機の力率を調整するために用いられる。力率を1に保つために指令値には零が入力される。前記無効電力検出値Qrと風力発電装置の無効電力指令として零を入力し、制御するため励磁電流指令値Ip0を出力する。
3相2相座標変換器32dqtrs−03は入力された電流検出値Irおよびロータの位相RTHから数9および数10に示した変換式を用いて、p軸電流検出値Ipr(有効分電流成分)とq軸電流検出値Iqr(励磁分電流成分)を演算し、q軸電流検出値Iqrを電流調整器4−ACRに、p軸電流検出値Iprを電流調整器3−ACRに出力する。
電流調整器4−ACRは、q軸電流指令値Iq1またはIq0とq軸電流検出値Iqrの偏差を零にするように出力のq軸電圧指令値Vqrを調整し、電流調整器3−ACRは、p軸電流指令値Ip0と前記p軸電流検出値Iprの偏差を零にするように出力のp軸電圧指令値Vprを調整する。
p軸電圧指令値Vprと前記q軸電圧検出値Vqrは2相3相座標変換器dq23trs−02に入力され、前記2相3相座標変換器dq23trs−02は、前記位相信号RTHと、前記各入力値から、数10および数11に示した変換式により前記変換器dq23trs −02の出力する電圧指令値Vur,Vvr,Vwrを演算し、PWM演算器PWMrに出力する。
PWM演算器PWMrは、入力された電圧指令Vur,Vvr,Vwrからパルス幅変調方式により前記コンバータINVを構成するm個の半導体素子をオン・オフするゲート信号
Pulse_invを演算し、前記コンバータINVに出力する。
本実施例では系統に直接接続したコンバータCNVが出力する有効電力は、発電機側からの入力有効電力に合うように調整され、無効電力は系統の状況に応じて有効電力と独立に制御できる。従って、発電機として誘導発電機を用いても同様の制御が可能である。
このように、系統側の機器からの無効電力指令値に従い、風力発電装置が無効電力を出力することで、系統電圧を調整できるとともに、同期調相機や電力用コンデンサなどの設置を削減できる。
また、複数の風力発電装置が電力系統に接続されている場合には、有効電力出力の少ない風力発電装置が大きな無効電力を出力するように電力指令値を分配することで、風力発電装置の有効電力を減らすことなく効率的に無効電力を供給できる。
本発明によれば、風力発電装置は電力系統に必要な無効電力を供給し、かつ系統の電圧変動を抑制することができる。また、風力発電以外にも入力エネルギーが制御できないために出力電力が変動する電源、例えば自然エネルギーを利用する太陽光発電などにも適用できる。
電力系統および風力発電装置の回路構成を示した説明図。 風力発電装置の構成を示した説明図。 コンバータ制御の実施方法を示した説明図。 系統電圧調整装置の無効電力作成を示した説明図。 複数台風力発電装置の回路構成を示した説明図。 複数台風力発電装置における無効電力指令と出力有効電力との関係図。 電力系統および風力発電装置に同期機型を用いた場合の、回路構成を示した説明図。 風力発電装置の構成を示した説明図。 コンバータ制御の実施方法を示した説明図。
符号の説明
101 系統の発電設備
102 送電線インピーダンス
103 負荷
104 風力発電装置
104−01 巻線形誘導発電機
104−02 羽
104−03 風車制御装置
104−04 コンバータ
104−05 コンバータ制御装置
104−06 遮断器
104−07 連系用トランス
105 系統電圧調整装置
Qref 無効電力指令値
Pref 有効電力指令値
Run 運転/停止指令値
Pitch* 羽角度指令
PTL 電圧検出器
VL 系統電圧検出値

Claims (10)

  1. 風を受けて回転する風車と、前記風車の回転により発電する発電機と、
    前記発電機が発電した電力を変換する電力変換器とを備えた風力発電装置において、
    前記風力発電装置は電力系統と電気的に接続され、
    前記電力系統に備えられた電圧検出器により検出される電圧検出値から作成される第一の無効電力指令値を受け取るインターフェース装置と、
    前記発電機の出力電力の変動による電圧変動を抑制する第二の無効電力指令値を作成する手段と、
    前記第一の無効電力指令値と前記第二の無効電力指令値とを加算する無効電力指令値加算手段と、
    該無効電力指令値加算手段の出力する第三の無効電力指令値に従って無効電力を出力する手段と、を備えることを特徴とする風力発電装置。
  2. 請求項1において、
    複数の前記風力発電装置が、前記電力系統と電気的に接続されている場合において、
    複数の前記風力発電装置のうち出力有効電力が小さい第1の風力発電装置は、出力有効電力が大きい第2の風力発電装置よりも大きい無効電力を出力することを特徴とする風力発電装置。
  3. 請求項1において、
    複数の前記風力発電装置が、前記電力系統と電気的に接続されている場合に、
    複数の前記風力発電装置のうち出力有効電力が大きい第1の風力発電装置は、出力有効電力が小さい第2の風力発電装置よりも小さい無効電力を出力することを特徴とする風力発電装置。
  4. 請求項1において、
    前記インターフェース装置は前記電圧検出器の電圧検出値が所定値より高いときに遅れ無効電力指令値を受け取り、
    前記電圧検出値が所定値より低いときには進み無効電力指令値を受け取り、
    前記電圧検出値が所定範囲になるように無効電力を電力系統に出力することを特徴とする風力発電装置。
  5. 請求項1において、
    有効電力と無効電力を独立に制御できる発電電力制御手段を備えることを特徴とする風力発電装置。
  6. 風を受けて回転する風車と、前記風車の回転により発電する発電機と、前記発電機が発電した電力を変換する電力変換器と、を備えた風力発電装置と電力系統が電気的に接続された風力発電システムにおいて、
    前記電力系統は該電力系統の電圧を検出する電圧検出器と、
    前記電圧検出器の電圧検出値から第一の無効電力指令値を作成する無効電力指令値作成部と、
    前記第一の無効電力指令値を前記風力発電装置に伝送する伝送部と、を備え、
    前記風力発電装置は前記第一の無効電力指令値を受け取るインターフェース装置と、
    前記発電機の出力電力の変動による電圧変動を抑制する第二の無効電力指令値を作成する手段と、
    前記第一の無効電力指令値と前記第二の無効電力指令値とを加算する無効電力指令値加算手段と、
    該無効電力指令値加算手段の出力する第三の無効電力指令値に従って無効電力を出力する手段と、を備えることを特徴とする風力発電システム。
  7. 請求項において、
    複数の前記風力発電装置が、前記電力系統と電気的に接続されている場合に、
    複数の前記風力発電装置のうち出力有効電力が小さい第1の風力発電装置は、出力有効電力が大きい第2の風力発電装置よりも大きい無効電力を出力することを特徴とする風力発電システム。
  8. 請求項において、
    複数の前記風力発電装置が、前記電力系統と電気的に接続されている場合に、
    複数の前記風力発電装置のうち出力有効電力が大きい第1の風力発電装置は、出力有効電力が小さい第2の風力発電装置よりも小さい無効電力を出力することを特徴とする風力発電システム。
  9. 請求項において、
    前記インターフェース装置は前記電圧検出器の電圧検出値が所定値より高いときに遅れ無効電力指令値を受け取り、
    前記電圧検出値が所定値より低いときには進み無効電力指令値を受け取り、
    前記電圧検出値が所定範囲になるように無効電力を電力系統に出力することを特徴とする風力発電システム。
  10. 請求項において、
    前記風力発電装置は有効電力と無効電力を独立に制御できる発電電力制御手段を備えることを特徴とする風力発電システム。
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