JP4899357B2 - 基板吸着装置 - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池、液晶パネル等に使用される基板を製造する場合のガラス基板等の吸着方法、基板の運搬等のハンドリングに使用される基板ホルダ、基板貼合せ装置に使用される基板吸着装置に関するものである。
太陽電池、液晶パネルを製造する場合、ガラス基板等の薄板に薄膜を生成し、該薄膜を挾んで基板を貼合せる等して太陽電池、液晶パネル用の基板が製造されている。
従来、基板の貼合せ装置としては、例えば特許文献1に示されるものがある。
図23、図24に於いて従来の基板貼合せ装置について説明する。
ベース1に上吸着盤2が水平移動可能に設けられ、該上吸着盤2は水平軸心を中心として水平回転可能に設けられると共に昇降可能となっており、前記上吸着盤2は貼合せる一方の上基板3を吸着可能となっている。
前記ベース1の一方の行程端には下吸着盤4が設けられ、該下吸着盤4は水平X−Yの2方向に移動可能であると共に垂直軸心を中心として垂直回転可能となっており、貼合せる他方の下基板5を吸着可能となっている。
前記下吸着盤4の上方には位置合せ用のテレビカメラ6が設けられており、該テレビカメラ6によって、前記上基板3と前記下基板5とを重合せた状態での位置関係を撮像し、撮像画像はモニタ7に表示され、該モニタ7によって前記上基板3と前記下基板5との位置関係が観察できる様になっている。
前記上基板3の水平移動、水平回転、上下移動、及び前記下吸着盤4のX−Y2方向の移動、垂直回転の操作は操作部8から操作可能となっている。
以下、貼合せ作業について略述する。
前記上吸着盤2に上基板3が載置され、吸着保持される。前記操作部8からの操作により、前記上吸着盤2が180°水平回転され、前記上吸着盤2の上基板3が下側となる。前記上吸着盤2が前記下吸着盤4の直上となる様に図中右方に移動され、前記上基板3と前記下基板5との位置関係が前記テレビカメラ6、前記モニタ7によって観察され、位置ずれがあった場合は、前記下吸着盤4のX−Y2方向の移動調整、前記下吸着盤4の垂直回転による角度調整によって、前記上基板3と前記下基板5との位置合せが行われる。
位置合せが完了すると、前記上吸着盤2が降下され、前記上基板3が前記下基板5に押圧され、貼合せが実行される。尚、貼合せの接着剤としては、例えば前記下基板5の周辺部に粘着性透明の接着剤が事前に塗布されている。
貼合せ後、前記上吸着盤2が上昇され、該上吸着盤2が図中左方に移動して前記下吸着盤4から一体となった上基板3、下基板5が取外される。
上記した従来の基板貼合せ装置では、前記上吸着盤2は水平移動、水平回転、昇降の3軸の自由度が必要であり、又前記下吸着盤4はX−Y、垂直回転の3軸の自由度が必要であり、基板貼合せ装置全体としては6軸の自由度を必要とし、各軸毎に駆動機構を必要とするので、装置が複雑となり、又制御系も6軸制御となり複雑となる。
更に、前記上吸着盤2、前記下吸着盤4に前記上基板3、前記下基板5を載置する場合は作業者が人手で基板を直接運搬し、載置している。基板の大型化に伴い、自重による基板の撓みが大きくなり、或は自重により損傷し易くなる等から注意を要し、取扱いが面倒であった。又、搬送ロボットを使用して運搬を行う場合もあるが、自重による基板の撓みが大きくなり、或は自重により損傷し易くなるという問題は変らない。
更に基板を吸着する場合は、真空吸着が使用されており、吸着部には高弾性材料の吸着チャックが使用され、該吸着チャックを基板に当て真空引して吸着している。
基板が大型化し、重量が増すと、少ない箇所で真空吸着しようとすると高度の真空が要求され、又局部的に基板への負担が大きくなるので、好ましくなく、多箇所で吸着しようとすると吸着装置の構造が複雑となり装置の製作コストが増大する。又、高弾性材料(高変形材質)の真空チャックを使用した場合、チャックの吸着斑が残り、基板を汚染するという問題がある。
一方、高剛性の材質例えば硬質合成樹脂等を真空チャックに用いると、吸着斑は解消されるが、基板と真空チャックとの密着性が悪くなり、充分な吸着性能が得られない虞れがある。
実開平6−55729号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、基板を真空吸着する場合に、基板に吸着斑を残さず而も確実な吸着を可能とする基板吸着方法を提供するものであり、又基板の運搬、取り扱性を向上させると共に基板の吸着を考慮した基板ホルダを提供するものであり、更に機構が簡潔で、基板が基板ホルダで運搬された場合にも基板ホルダが障害となることなく、更に基板に吸着斑を残すことのない基板吸着装置を提供するものである。
本発明は、薄板基板を該薄板基板より高剛性の基板ホルダに保持し、該基板ホルダを介して吸着する基板吸着方法に係り、又前記基板ホルダは前記薄板基板と独立して吸着される基板吸着方法に係るものである。
又本発明は、薄板基板を保持し、該薄板基板より高剛性の基板ホルダであって、該基板ホルダの所要位置には吸着孔が貫通され、前記基板ホルダは前記吸着孔部分で吸着される様になっている基板ホルダに係り、又薄板基板をクランプする為のクランプ手段を具備する基板ホルダに係るものである。
又本発明は、薄板基板を保持し、該薄板基板より高剛性の基板ホルダと、該基板ホルダがセットされるテーブルと、該テーブルに設けられた所要数の基板吸着チャックとを具備し、該基板吸着チャックが前記基板ホルダを吸着し、該基板ホルダには前記基板吸着チャックの吸着箇所に吸着孔が貫通された基板吸着装置に係り、又基板ホルダ用吸着チャックを具備し、該基板ホルダ用吸着チャックは前記基板吸着チャックとは独立して前記基板ホルダを吸着可能である基板吸着装置に係り、又前記吸着チャックは先端に高弾性の吸着盤を具備し、前記吸着盤は非吸着状態で前記テーブルの上面から所定量突出し、吸着状態で前記テーブルの上面から後退する変形量を有する基板吸着装置に係り、更に又前記吸着チャックは前記吸着盤の突出量が調整可能に前記テーブルに設けられた基板吸着装置に係るものである。
本発明によれば、薄板基板を該薄板基板より高剛性の基板ホルダに保持し、該基板ホルダを介して吸着するので、基板に吸着チャックの吸着斑が残らず、又基板ホルダと基板の接触面積を大きく取れ、且つ平面と平面で密着できる為空気の漏れが少なく吸着、固定が安定し、基板を運搬する場合に撓み等抑制でき、又基板ホルダにより基板が保護され、損傷が防止され、基板の取扱い性が向上する。
又、本発明によれば、前記基板ホルダは前記薄板基板と独立して吸着されるので、吸着後基板を残して基板ホルダのみを取外す、或は基板のみを取外すことが可能となり、基板ホルダを用いた基板の搬送の作業性を向上させる。
又、本発明によれば、薄板基板を保持し、該薄板基板より高剛性の基板ホルダであって、該基板ホルダの所要位置には吸着孔が貫通され、前記基板ホルダは前記吸着孔部分で吸着されるので、基板は基板ホルダを介して吸着され、又基板との密着性を事前に保証できる高剛性の基板ホルダを介して吸着されるので、充分な吸着力が確保できると共に吸着斑が残らない。
又、本発明によれば、薄板基板をクランプする為のクランプ手段を具備するので、基板と基板ホルダとを一体で取扱え、作業性が向上し、又基板と基板ホルダとの位置合せ状態を維持できるので、基板を吸着させた場合の位置合せ作業が簡単になる。
又、本発明によれば、薄板基板を保持し、該薄板基板より高剛性の基板ホルダと、該基板ホルダがセットされるテーブルと、該テーブルに設けられた所要数の基板吸着チャックとを具備し、該基板吸着チャックが前記基板ホルダを吸着し、該基板ホルダには前記基板吸着チャックの吸着箇所に吸着孔が貫通されたので、1つの吸着で基板ホルダと基板とを確実に同時に両方を吸着でき而も吸着チャックは直接基板に接触しないので、基板には吸着斑が残らない。
又、本発明によれば、基板ホルダ用吸着チャックを具備し、該基板ホルダ用吸着チャックは前記基板吸着チャックとは独立して前記基板ホルダを吸着可能であるので、基板ホルダのみを吸着可能となり、基板と基板ホルダとの分離が可能となり、不要となった基板ホルダの分離除去が可能となる。
又本発明によれば、前記吸着チャックは先端に高弾性の吸着盤を具備し、前記吸着盤は非吸着状態で前記テーブルの上面から所定量突出し、吸着状態で前記テーブルの上面から後退する変形量を有し、更に前記吸着チャックは前記吸着盤の突出量が調整可能に前記テーブルに設けられたので、先ず確実に吸着チャックが基板ホルダに当接して吸着が可能であり、更に吸着盤の変形で基板ホルダを確実にテーブルに密着させることが可能となる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図6は本発明が実施された基板貼合せ装置を示している。該基板基板貼合せ装置と共に基板吸着方法、基板ホルダ及び基板吸着装置について説明する。
図中、11は架フレームを示し、該架フレーム11の上面にベースプレート12が取付けられ、該ベースプレート12の略中央には昇降駆動ユニット13が設けられ、該昇降駆動ユニット13の上端に下テーブルユニット14が支持されている。前記昇降駆動ユニット13の前後(図1中前は左斜め下)に配設された2組のカメラユニット15,15が前記ベースプレート12に取付けられ、前記昇降駆動ユニット13の左側(図1中左斜め上)には上テーブル支持台16が設けられている。
該上テーブル支持台16の上端には軸受ユニット17が設けられ、該軸受ユニット17に回転軸18を介して上テーブルユニット19が取付けられている。
前記上テーブル支持台16の左側には上テーブル開時受部材21が立設され、前記昇降駆動ユニット13の右側には上テーブル閉時受部材22が立設され、前記上テーブル開時受部材21は前記上テーブルユニット19が開状態で該上テーブルユニット19を水平状態に支持し、前記上テーブル閉時受部材22は前記上テーブルユニット19が閉状態で該上テーブルユニット19を水平状態で支持する様になっている。
又、本装置は操作部20、モニタ24を具備しており、前記操作部20より基板の貼合せの操作を行うと共に前記モニタ24には前記カメラユニット15で撮像した映像が表示され、例えば基板の位置合せ状態を確認できる様になっている。
前記昇降駆動ユニット13について図7、図8を参照して説明する。
前記ベースプレート12の略中央には取付け孔25が穿設され、該取付け孔25に前記昇降駆動ユニット13が挿通され、前記ベースプレート12にユニットベース26を介して固着されている。
該ユニットベース26には前記下テーブルユニット14を昇降させる為の昇降アクチュエータ、例えば電動シリンダ27が設けられ、該電動シリンダ27を挾んで2つのガイド28,28がそれぞれ垂直に取付けられ、前記電動シリンダ27からはロッド29が上方に延出し、前記ガイド28にはガイドロッド31が昇降自在に嵌合している。前記ロッド29、ガイドロッド31,31の上端には昇降プレート32が固着され、該昇降プレート32に位置調整ユニット33が取付けられている。尚、前記電動シリンダ27に代え、流体圧シリンダ、或はナットスクリュー式の昇降アクチュエータであってもよい。
前記位置調整ユニット33は、XY軸調整テーブル34、θ軸調整テーブル35を具備し、該θ軸調整テーブル35に前記下テーブルユニット14が取付けられることで、該下テーブルユニット14がXYθ軸調整テーブルとして機能する。
前記XY軸調整テーブル34にはY軸調整摘み36、X軸調整摘み37が連結され、該Y軸調整摘み36を回転することで前記XY軸調整テーブル34がY軸方向(図7に於いて紙面に対して垂直方向)に移動し、又、前記X軸調整摘み37を回転することで前記XY軸調整テーブル34がX軸方向(図7中紙面に対して左右方向)に移動する。又、前記θ軸調整テーブル35には、θ軸調整摘み38が連結され、該θ軸調整摘み38を回転することで、前記下テーブルユニット14が垂直軸心を中心に回転する様になっている。尚、図中40は、伸縮自在なカバーを示している。
前記カメラユニット15について、図8、図9を参照して説明する。
前記ベースプレート12の前部には前後に長い矩形のカメラユニット取付け孔39が穿設され、前記ベースプレート12の後部には逆T字状のカメラユニット取付け孔41が穿設され、前記カメラユニット取付け孔39の長辺に平行に第1ガイドスリット孔42が穿設され、前記取付け孔25に関して該第1ガイドスリット孔42と点対称の位置に(前記カメラユニット取付け孔41のT字の脚部と平行に)もう1つの第1ガイドスリット孔43が穿設されている。又、前記カメラユニット取付け孔41のT字の頭部の両側方に第2ガイドスリット孔44,44が穿設されている。
カメラ45はカメラ固定板46に取付けられ、該カメラ固定板46は垂直ガイド47に粗位置決めを目的として摺動自在に設けられると共に螺子等の固定手段により該垂直ガイド47に粗位置決め後に固定可能となっている。該垂直ガイド47はスライドブロック48に固定され、該スライドブロック48はL字形状のカメラ支持ブロック49の垂直面に前記カメラ45の光軸方向(垂直方向)に摺動可能に設けられ、ピント合せ螺子51を回転することで前記カメラ支持ブロック49に対して光軸方向にカメラ位置を微調節可能であり、又ロック螺子52によって固定される。
前記カメラ支持ブロック49の底面には、ガイド突条53が突設され、該ガイド突条53は前記第1ガイドスリット孔42,43及び前記第2ガイドスリット孔44,44に摺動自在に嵌合可能であり、又螺子等の所要の固定手段により前記ベースプレート12に固定可能となっている。
貼合せに供される基板が大サイズの場合は、図8に示される様に前記カメラユニット15はカメラユニット取付け孔39の最端部又はその近傍に取付けられる。
図10により前記下テーブルユニット14を説明する。
該下テーブルユニット14は上記した様に、前記Y軸調整摘み36、X軸調整摘み37の回転により、Y軸、X軸方向に変位可能であると共に前記θ軸調整摘み38の回転により回転変位が可能となっている。
前記下テーブルユニット14は主に、下テーブル54及び下基板吸着チャック55によって構成され、該下基板吸着チャック55は前記ロッド29の中心を挾んで前後に設けられている。
前記下テーブル54には前端部、後端部に光軸第1通過孔56,56が穿設され、該光軸第1通過孔56は前後に長い長円形をしており、前記カメラユニット15が前記カメラユニット取付け孔39の位置に取付けられた場合に光軸が通過し、前記カメラ支持ブロック49が前記第1ガイドスリット孔42,43に沿って移動した場合(図13参照)にも、前記カメラ45の光軸を遮らない様になっている。
又、前記下テーブル54の図10中上側に位置する下基板吸着チャック55の両側近傍には光軸第2通過孔57,57が穿設され、前記カメラユニット15が前記カメラユニット取付け孔41のT字頭部の両端部に、即ち前記カメラ支持ブロック49が前記第2ガイドスリット孔44に嵌合して取付けられた場合(図14参照)に、前記光軸第2通過孔57を前記カメラ45の光軸が通過する様になっている。
図11、図12を参照して前記下基板吸着チャック55について説明する。
該下基板吸着チャック55は先端部に弾力性を有する材料、例えばゴム、合成樹脂等材料から成る吸着盤59を有しており、該吸着盤59は図示しない真空ポンプ等の負圧源に連通している。
前記下基板吸着チャック55はブリッジ形状のチャック取付け部材58によって前記下テーブルユニット14の裏面から取付けられる。前記チャック取付け部材58が取付けられる位置には、前記下テーブル54を貫通するチャック用逃げ孔60が穿設される。前記下基板吸着チャック55の固定部には螺子61が刻設され、該螺子61に螺合した上ナット62、下ナット63により前記チャック取付け部材58を挾持する様にして前記下基板吸着チャック55が前記チャック取付け部材58に取付けられる。
又、前記下基板吸着チャック55は前記チャック用逃げ孔60を貫通する様にチャック取付け部材58に取付けられ、前記下基板吸着チャック55の吸着盤59の上端部分が僅かに前記下テーブル54の上面(基板載置面)より突出する様に前記上ナット62、下ナット63によって取付け位置が調整される。
下被処理基板64は剛性を有する合成樹脂製等の基板ホルダ65に載置保持され取扱われ、前記下テーブル54上にも前記基板ホルダ65を介して載置され、該基板ホルダ65と前記下テーブル54との位置合せは前記下テーブル54に植設された位置決めピン67(図1、図7参照)と基板ホルダ65に穿設された位置決め孔(後述)との嵌合によって行われる。
前記基板ホルダ65には前記下基板吸着チャック55と同心位置に吸着孔66が穿設されており、前記下基板吸着チャック55により吸引した場合に前記吸着孔66を介して前記下被処理基板64を吸着する様になっている。
前記下基板吸着チャック55で吸引した場合、前記吸着盤59が変形して前記基板ホルダ65に密着し、密着することで前記吸着盤59の上端部が後退し、前記基板ホルダ65が前記下テーブル54に密着する。
図1〜図3を参照して前記軸受ユニット17について説明する。
両端に配置された軸支持ブロック68,68に前記回転軸18が回転自在に支持され、該回転軸18に前記上テーブルユニット19が固着され、該上テーブルユニット19と前記回転軸18とは一体に回転する様になっている。該回転軸18の一端部は前記軸支持ブロック68より突出しており、突出端部に軸ホルダ69が取付けられ、該軸ホルダ69に前記回転軸18と直交するカウンタウェイト軸71が取付けられ、該カウンタウェイト軸71の先端にはカウンタウェイト72が固着されている。
該軸ホルダ69はスリ割り構造を有し、前記カウンタウェイト軸71を挾持しており、該カウンタウェイト軸71は軸心方向に支持位置が調整できる様になっており、又前記軸ホルダ69は前記回転軸18に対して所要の回転位置で固定可能となっている。
而して、前記カウンタウェイト軸71の支持位置、即ち前記カウンタウェイト72迄の支持長さの調整、前記カウンタウェイト軸71の前記回転軸18に対する回転位置調整で前記上テーブルユニット19と前記カウンタウェイト軸71とのウェイトバランスを調整できる様になっている。
図1〜図3、図15を参照して前記上テーブルユニット19について説明する。
該上テーブルユニット19は上記した様に、前記軸受ユニット17に前記回転軸18を中心に回転自在に支持され、開かれた状態(図1の状態)では前記上テーブル開時受部材21に支持され水平となっており、閉じられた状態では前記下テーブルユニット14と正対し、前記上テーブル閉時受部材22に支持され水平となる(図3の状態)。
前記上テーブルユニット19は主に、上テーブル73及び基板ホルダ吸着チャック74、上基板吸着チャック75a,75b,75c、取手76によって構成されている。
前記上テーブル73は、閉状態で前記光軸第1通過孔56と対向する光軸第3通過孔77及び短冊形状の切込み78,79を有し、該短冊形状の切込み78,79、前記光軸第3通過孔77によって、閉状態で基板の有無を観察できる様になっている。
図3に示される様に、前記基板ホルダ吸着チャック74は前記上テーブル73の略中央に設けられ、前記上基板吸着チャック75aは前記上テーブル73の略4隅に設けられ、前記上基板吸着チャック75bは前記基板ホルダ吸着チャック74の前後に、前記上基板吸着チャック75cは前記基板ホルダ吸着チャック74の左右に2個宛で設けられている。
前記上基板吸着チャック75a,75b,75cは同一構造であり、前記基板ホルダ吸着チャック74、前記上基板吸着チャック75cについて図15を参照して説明する。又前述した下基板吸着チャック55と同構造であるので同等のものには同符号を付しその説明を省略する。
該基板ホルダ吸着チャック74は先端部に弾力性を有する材料、例えばゴム、合成樹脂等材料から成る吸着盤81を有しており、該吸着盤81は図示しない真空ポンプ等の負圧源に連通している。
前記基板ホルダ吸着チャック74はブリッジ形状のチャック取付け部材82によって前記上テーブル73の裏面から取付けられる。前記チャック取付け部材82が取付けられる位置には、前記上テーブル73を貫通するチャック用逃げ孔83が穿設される。前記基板ホルダ吸着チャック74の固定部には螺子84が刻設され、該螺子84に螺合した上ナット85、下ナット86により前記チャック取付け部材82を挾持する様にして前記基板ホルダ吸着チャック74が前記チャック取付け部材82に取付けられる。
又、前記基板ホルダ吸着チャック74は、前記基板ホルダ吸着チャック74の吸着盤81の上端部分が僅かに前記上テーブル73の上面(基板載置面)より突出する様に前記上ナット85、下ナット86によって取付け位置が調整される。
上被処理基板87は剛性を有する合成樹脂製等の基板ホルダ65に載置保持され取扱われ、前記上テーブル73上にも前記基板ホルダ65を介して載置され、該基板ホルダ65と前記上テーブル73との位置合せは前記上テーブル73に植設された位置決めピン88(図1参照)と前記基板ホルダ65に穿設された位置決め孔(後述)との嵌合によって行われる。
前記基板ホルダ65には前記上基板吸着チャック75a,75b,75cと同心位置に吸着孔66が穿設されており、前記上基板吸着チャック75a,75b,75cにより吸引した場合に前記吸着孔66を介して前記上被処理基板87を吸着する様になっている。
前記基板ホルダ吸着チャック74、前記上基板吸着チャック75a,75b,75cで吸引した場合、前記吸着盤81、前記吸着盤59が変形して前記基板ホルダ65に密着し、又前記吸着盤81、前記吸着盤59が変形して前記基板ホルダ65が前記上テーブル73に密着する。
図16、図17により前記基板ホルダ65と下被処理基板64、上被処理基板87について説明する。
該基板ホルダ65は下被処理基板64、上被処理基板87の双方に対応可能である。
前記下基板吸着チャック55、前記上基板吸着チャック75bに対応してそれぞれ吸着孔66が穿設されている。又、両端部中心には前記光軸第1通過孔56に対応してカメラ通し孔89が穿設され、該カメラ通し孔89の近傍には前記位置決めピン67、前記位置決めピン88と嵌合可能な位置決め孔91が穿設されている。
前記基板ホルダ65の1つの長辺に沿って線状の肩当92が形成され、又1つの端片側には円曲面を有する肩当93が形成されている。尚、図16中の他の長辺側に形成された切欠94は、他方の基板ホルダ65に取付けられるクリップと干渉しない為の逃げとなっている。
前記基板ホルダ65に、前記下被処理基板64、前記上被処理基板87をセットする場合は、前記肩当92、前記肩当93に前記下被処理基板64、前記上被処理基板87の長辺、短辺を押当てて前記基板ホルダ65に対する位置決めを行う。又、前記基板ホルダ65に前記下被処理基板64、上被処理基板87がセットされた場合、被処理基板の所定位置が前記カメラ通し孔89に掛かる様になっている。
前記基板ホルダ65に対する被処理基板のセットは、基板貼合せを行う前に予め行われ、持運び、搬送は該基板ホルダ65と被処理基板とを一体として扱われる。又、搬送時に前記下被処理基板64、前記上被処理基板87と前記基板ホルダ65とはクリップ95で挾んでずれない様にする。
以下、基板貼合せ作動について説明する。尚、下被処理基板64、上被処理基板87は中サイズのものが用いられる場合とする。
図1に示される前記上テーブルユニット19が開かれた状態で、予め前記下被処理基板64がセットされた前記基板ホルダ65を前記下テーブルユニット14に載置する。前記下テーブルユニット14に対する前記基板ホルダ65の位置合せは、前記位置決めピン67と前記基板ホルダ65の前記位置決め孔91との嵌合によって粗調整が完了する。同様に、前記上被処理基板87がセットされた前記基板ホルダ65が前記上テーブルユニット19に載置される。前記上テーブルユニット19に対する前記基板ホルダ65の位置合せは、前記位置決めピン88と前記基板ホルダ65の前記位置決め孔91によって粗調整が完了する(図2、図4参照)。
前記下テーブルユニット14に対する被処理基板のセット、前記上テーブルユニット19に対する被処理基板のセットは共に上方からの作業となり、前記下テーブルユニット14、前記上テーブルユニット19共に上方が開放された状態であるので、作業性がよい。
前記下基板吸着チャック55によって前記基板ホルダ65及び前記下被処理基板64が吸引され、前記下テーブル54に密着する。又、前記基板ホルダ吸着チャック74、前記上基板吸着チャック75bが吸引され、前記基板ホルダ65、前記上被処理基板87が吸引され、前記上テーブル73に密着する。
次に、前記取手76を持って上テーブルユニット19を閉方向に回転させる。前記カウンタウェイト72は前記上テーブルユニット19を回転させる場合に必要とされる回転力を軽減する(図3、図5参照)。
前記上テーブルユニット19の閉状態で、前記上テーブル73を前記上テーブル閉時受部材22に固定するかどうかは、前記下被処理基板64と上被処理基板87とを貼合せる場合の接合力によって適宜決定する。
閉状態で、前記カメラユニット15により前記下被処理基板64と前記上被処理基板87との位置関係を観察する。該下被処理基板64、上被処理基板87の貼合せの場合は、前記カメラユニット15は図13で示される様に、前記カメラユニット取付け孔39に設定される。
前記下テーブル54の前記光軸第1通過孔56、前記基板ホルダ65の前記カメラ通し孔89を通して、前記下被処理基板64、前記上被処理基板87の所定位置が合致しているかどうかが観察され、ずれている場合は、前記Y軸調整摘み36、前記X軸調整摘み37、前記θ軸調整摘み38を適宜回転させ、上下の被処理基板の位置合せを行う。上記した様に前記基板ホルダ65に対する下被処理基板64、上被処理基板87の位置合せ、前記基板ホルダ65と前記下テーブル54、前記基板ホルダ65と前記上テーブル73との位置合せは完了しているので、前記前記Y軸調整摘み36、前記X軸調整摘み37、前記θ軸調整摘み38による微調整は容易に行える。
上下の被処理基板の位置合せが完了すると、前記電動シリンダ27が駆動され、前記下テーブルユニット14が上昇して前記下被処理基板64と前記上被処理基板87が密着して基板が貼合せられる(図6参照)。
前記下被処理基板64と前記上被処理基板87との接着は、従来と同様、例えば前記下被処理基板64の周辺部に粘着性透明の接着剤が事前に塗布されている等である。
接着が完了すると、前記上テーブルユニット19の上基板吸着チャック75bの吸着を開放し、前記基板ホルダ吸着チャック74による吸着を維持する。
前記電動シリンダ27により前記下テーブルユニット14が降下されると、前記上被処理基板87のみが前記上テーブルユニット19から開放されて前記下テーブルユニット14に残り、前記基板ホルダ65は前記上テーブルユニット19に吸着されている。
前記取手76を持って前記上テーブルユニット19を開く。前記基板ホルダ吸着チャック74を開放することで、前記上テーブルユニット19から前記基板ホルダ65を取外すことが可能となる。又、前記下基板吸着チャック55を開放することで、前記下被処理基板64と前記上被処理基板87とが貼合された状態の基板(以下基板と称す)を前記基板ホルダ65と共に基板貼合せ装置から搬出可能となる。
次の基板貼合せ作業を行う場合は、上記手順を繰返して行う。
上記した基板貼合せ装置では、前記上テーブルユニット19を回転させるだけで、前記上被処理基板87と前記下被処理基板64とを正対させることができ、位置合せ作業が簡単になる。又、自由度も5軸でよく、機構が簡単になる。
更に、基板の取扱いは剛性のある前記基板ホルダ65に保持して行うので、特に薄板大型の基板の搬送途中での取扱いが容易となり、破損損傷の事故が減少する。
又、前記下被処理基板64、前記上被処理基板87を吸着する場合、剛性のある前記基板ホルダ65を介して前記下テーブル54、前記上テーブル73に吸着させるので、前記吸着盤59、前記吸着盤81の跡が付かない。更に、前記下被処理基板64、前記上被処理基板87と前記基板ホルダ65とは広い面接触になるので、局部的な荷重の発生が防止され、基板への負担が軽減する。
本発明では、種々の基板サイズに対応が可能である。
例えば、大サイズの基板の貼合せを行う場合は、図8に示される様に、前記カメラユニット15,15を前記第1ガイドスリット孔42,43に沿って外側に移動させ、前記カメラユニット15の光軸が被処理基板の所定位置に合致する様に設定する。又、前記基板ホルダ65は大サイズが使用され、大サイズの場合は、前記上テーブルユニット19に前記基板ホルダ65、前記上被処理基板87を吸着する場合は、前記基板ホルダ吸着チャック74、前記上基板吸着チャック75a,75c,75bが使用される。
又小サイズの基板の貼合せを行う場合は、小サイズ用の基板ホルダ96が使用される(図18参照)。該基板ホルダ96には前記基板ホルダ65と同一の外形を有し、同一位置に位置決め孔91が穿設され、前記下テーブル54、前記上テーブル73にそれぞれ設置、位置決め可能となっている。
前記基板ホルダ96の後部には段差97が形成されると共に該段差97の近傍に円曲面を有する肩当98が形成される。小サイズの基板は前記段差97、肩当98によって位置決めされる。又、前記段差97に沿ってチャック用の吸着孔66が穿設され、該吸着孔66の位置は前記上テーブルユニット19の上基板吸着チャック75bに対応している。又、前記基板ホルダ96の両側からはカメラ観察用の切欠99が形成されている。尚、該切欠99はカメラユニット15の光軸上に位置するカメラ観察用の通し孔であってもよい。
前記基板ホルダ96が使用される場合、前記カメラユニット15は図14に示される様に、前記カメラ支持ブロック49が前記カメラユニット取付け孔44に嵌合して設けられ、前記カメラユニット取付け孔41のT字の頭部両端に設置される。この状態での前記カメラユニット15の光軸は前記基板ホルダ96が前記下テーブルユニット14、上テーブルユニット19に設置された場合、前記切欠99を通過する。
小サイズの基板を貼合せる場合は、前記基板ホルダ96が使用され、前記上テーブルユニット19にセットする場合は、前記基板ホルダ吸着チャック74と前記上基板吸着チャック75bによって前記基板ホルダ96及び小サイズの基板が吸着される。
尚、被処理基板の貼合せ作業については、上記したと同様である。
図19(A)、図19(B)、図19(C)は本発明が実施された他の基板貼合せ装置を示している。
図19(A)、図19(B)、図19(C)に於いて、図1〜図3中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
ベースプレート12から支柱101,101が対向して立設され、該支柱101,101の間に昇降駆動ユニット13が前記ベースプレート12に設けられ、前記昇降駆動ユニット13に下テーブルユニット14が設けられ、前記支柱101,101の上端部に上テーブルユニット19が回転可能に設けられている。
尚、該上テーブルユニット19が基板ホルダ吸着チャック74、上基板吸着チャック75等を有し、前記下テーブルユニット14が下基板吸着チャック55等を有し、前記昇降駆動ユニット13が位置調整ユニット33を有す等は図1〜図3中で示した基板貼合せ装置と同様である。
該他の基板貼合せ装置に於いて、前記下テーブルユニット14、上テーブルユニット19にそれぞれ被処理基板がセットされ、前記上テーブルユニット19が反転し、前記下テーブルユニット14が上昇して基板の貼合せが行われる。
該他の基板貼合せ装置では、前記上テーブルユニット19を回転させる場合の重量バランスが取り易いので、カウンタウェイトが不要となり、自動化が容易となる。又、基板貼合せ装置の設置スペースが小さくて済む等の利点がある。
又、基板を基板ホルダ65にクランプする手段としては種々考えられ、例えば図20で示すものは、弾性板材をU字状に曲げ成形したクリップ102であり、一端部を長くして先端に基板を傷付けない様に合成樹脂等の圧接片103を取付け、前記基板ホルダ65には側面から溝104を形成し、被処理基板105を載置した状態で、前記溝104に前記クリップ102を差込むことで前記圧接片103を前記被処理基板105にクリップの弾性で押圧して保持する様にしたものである。
又、図21はクランプ手段の他の例を示すものであり、磁石106に板バネ107を取付け、該板バネ107に圧接片103を固着する。一方基板ホルダ65を磁性金属製とするか、或は金属片を埋設しておき、前記磁石106を基板ホルダ65に吸着させることで前記板バネ107の弾性力で被処理基板105を先端の前記圧接片103で押圧する様にしたものである。
又、図22は更に他のクランプ手段を示しており、基板ホルダ65にピン108を立設すると共にローレット螺子109を螺着し、板バネ110に前記ピン108、ローレット螺子109が挿通する長孔111,112を穿設すると共に先端に圧接片103を固着し、前記板バネ110を被処理基板105に対して進退させることで、先端の前記圧接片103を前記被処理基板105の端縁に係合離脱可能とし、前記圧接片103が当接した状態での押圧力は前記ローレット螺子109をねじ込むことで発生させる様にしたものである。
尚、クランプ手段等は種々変更が可能であることは言う迄もない。
本発明が実施された基板貼合せ装置を示す斜視図である。 該基板貼合せ装置に於いて、上テーブルユニットが開かれ被処理基板がセットされた状態の斜視図である。 該基板貼合せ装置に於いて、上テーブルユニットが閉じられた状態の斜視図である。 該基板貼合せ装置に於いて、上テーブルユニットが開かれ被処理基板がセットされた状態の正面図である。 該基板貼合せ装置に於いて、上テーブルユニットが閉じられ、下テーブルユニットが降下状態の正面図である。 該基板貼合せ装置に於いて、上テーブルユニットが閉じられ、下テーブルユニットが上昇状態の正面図である。 該基板貼合せ装置の昇降駆動ユニット、下テーブルユニットを示す一部断面図である。 該基板貼合せ装置に於いて、大サイズの被処理基板を処理する場合のベースプレートに対するカメラユニットの取付け状態を示す斜視図である。 該基板貼合せ装置のカメラユニットの斜視図である。 該基板貼合せ装置の下テーブルユニットの平面図である。 図10のB−B矢視図であり、吸着前の状態を示すものである。 図10のB−B矢視図であり、吸着後の状態を示すものである。 前記基板貼合せ装置に於いて、中サイズの被処理基板を処理する場合のベースプレートに対するカメラユニットの取付け状態を示す斜視図である。 前記基板貼合せ装置に於いて、小サイズの被処理基板を処理する場合のベースプレートに対するカメラユニットの取付け状態を示す斜視図である。 図3のA−A矢視図である。 本実施の形態に係る基板ホルダを示す斜視図であり、中サイズの被処理基板に対応する場合を示す。 本実施の形態に於いて、基板ホルダと被処理基板とをクランプした状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係る基板ホルダを示す斜視図であり、小サイズの被処理基板に対応する場合を示す。 (A)(B)(C)は、本発明が実施された他の基板貼合せ装置を示し、(A)は上テーブルユニットが開いた状態、(B)は上テーブルユニットが回転した状態、(C)は下テーブルユニットが上昇した状態をそれぞれ示す斜視図である。 (A)(B)は、本発明で使用可能なクランプ手段の他の例を示す説明図である。 本発明で使用可能なクランプ手段の他の例を示す説明図である。 (A)(B)は、本発明で使用可能なクランプ手段の他の例を示す説明図である。 従来の基板貼合せ装置を示す概略図である。 同前従来の基板貼合せ装置を示す概略図である。
符号の説明
12 ベースプレート
13 昇降駆動ユニット
14 下テーブルユニット
15 カメラユニット
16 上テーブル支持台
17 軸受ユニット
19 上テーブルユニット
27 電動シリンダ
33 位置調整ユニット
44 第2ガイドスリット孔
54 下テーブル
55 下基板吸着チャック
56 光軸第1通過孔
57 光軸第2通過孔
60 チャック用逃げ孔
64 下被処理基板
65 基板ホルダ
66 吸着孔
67 位置決めピン
69 軸ホルダ
72 カウンタウェイト
73 上テーブル
74 基板ホルダ吸着チャック
75 上基板吸着チャック
87 上被処理基板
88 位置決めピン
89 カメラ通し孔
91 位置決め孔
92 肩当
93 肩当
95 クリップ
96 基板ホルダ
97 段差
98 肩当
99 切欠

Claims (3)

  1. 薄板基板を保持し、該薄板基板より高剛性の基板ホルダと、該基板ホルダがセットされるテーブルと、該テーブルの裏面にチャック取付け部材を介して固定された所要数の基板吸着チャックとを具備し、
    前記テーブルにチャック用逃げ孔が設けられ、前記基板ホルダは前記テーブルに載置された状態で前記チャック用逃げ孔と合致し、該チャック用逃げ孔より小径の吸着孔を有し、前記基板吸着チャックは前記チャック用逃げ孔を貫通して上方に延出すると共に
    前記基板吸着チャックは先端に弾力性を有し且つ前記吸着孔より大径の吸着盤を具備し、該吸着盤は非吸着状態で前記テーブルの上面から所定量突出し、吸着状態で前記テーブルの上面から後退する変形量を有し、
    該基板吸着チャックが前記基板ホルダを吸着すると共に前記吸着孔を介して前記薄板基板を吸着する様構成されたことを特徴とする基板吸着装置。
  2. 他の基板ホルダ用吸着チャックを更に具備し、該他の基板ホルダ用吸着チャックは、前記基板ホルダの前記吸着孔以外の場所を吸着し、前記基板吸着チャックとは独立して前記基板ホルダを吸着可能である請求項の基板吸着装置。
  3. 前記吸着チャックは前記吸着盤の突出量が調整可能に前記テーブルに設けられた請求項又は請求項の基板吸着装置。
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