JP4899191B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を縦長状態と横長状態とに回転して切り替えることができる携帯電子機器に関する。
近時、携帯電話は、その本来の機能である通話の他に、インターネットのウエブ閲覧機能及び電子メール送受信機能が付加され、更に、所謂ワンセグのデジタルテレビの視聴機能が付加されたものもある。このウエブ閲覧については、携帯電話の小さい画面での一覧性を確保するために、縦長の操作部を手に持った状態で、画面を横長にして閲覧することが好ましく、また、テレビ視聴に際しては、携帯電話の全画面にテレビ映像を表示してテレビ映像を見やすくするために、16対9の横縦比率のテレビ画面に合わせて、同様に、画面を横長にすることが好ましい。
そこで、折り畳み式の携帯電話機において、表示部を操作部(又は握持部)に対して回転させて開閉すると共に、表示部と操作部との回転軸に対して垂直の方向の回りに表示部を操作部に対して相対的に回転させる機構を備えた折り畳み式携帯電話機が開発されている(特許文献1)。
この特許文献1に記載の従来技術は、液晶表示部が設けられた第1の筐体と、操作部を有する第2の筐体と、第1及び第2の筐体を折り畳み開閉自在に連結するヒンジ部とを有し、支持機構により、液晶表示部は第1の筐体に縦長状態と横長状態とに切換操作可能に支持されている。そして、支持機構のカム機構は、第1の筐体に設けられて左右方向に延びその途中で凸状に湾曲した曲線状の左右方向ガイド溝と、第1の筐体に設けられ上下方向に延びる直線状の上下方向ガイド溝と、液晶表示部の背面に設けられ前記左右方向ガイド溝に係合する第1ガイドピンと、液晶表示部の背面に設けられ前記上下方向ガイド溝に係合する第2ガイドピンとを有する。そして、前記液晶表示部が縦長状態又は横長状態を保持するように付勢するねじりコイルバネが、その一端が第1ガイドピンに固定され、他端が第1の筐体に固定されて設けられている。
これにより、液晶表示部が設けられた第1の筐体は、回転により縦長状態から横長状態に移るときに、回転と共に、操作部が設けられた第2の筐体から遠ざかる方向に一旦逃げて、第1の筐体の下端隅部が第2の筐体に干渉しないようにしていると共に、横長状態において、液晶表示部が操作部から遠くなりすぎることを防止している。
特開2006−211576号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、液晶表示部が縦長状態又は横長状態を保持するように作用するねじりコイルバネが、その一端が液晶表示部の背面に固定された第1ガイドピンに固定され、他端が第1の筐体に固定されているので、ねじりコイルバネは、液晶表示部と第1の筐体との間に挟まれて積層配置されており、携帯電話機を薄くするために障害となる。また、バネの可動空間を広く確保する必要があり、携帯電話機の小型化が困難となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、薄型化及び小型化が可能である携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、第1の筐体と第2の筐体とをこの第2の筐体の面に垂直の軸の回りに相対的に回転させる回転機構を備えた携帯電子機器において、前記回転機構は、前記第1の筐体に設けられた板状の第1の筐体側部材と、前記第2の筐体に設けられた板状の第2の筐体側部材と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に形成され少なくとも一方が湾曲した第1及び第2のガイド溝と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の他方の部材に固定され夫々前記第1及び第2のガイド溝に嵌合して前記第1及び第2のガイド溝に沿って移動する第1及び第2のピンと、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に揺動可能に設けられたレバーと、このレバーを一方の揺動方向に付勢する弾性部材と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に形成され前記弾性部材が配置された弾性部材用溝と、を有し、前記第1のピンは、円板状の頭部と前記他方の部材に固定される軸部とを有し、前記第1のピンは、前記レバーを介して前記弾性部材により前記第1のガイド溝の一方の端部に向かう方向に付勢されていることを特徴とする。
また、前記第1及び第2のピンの前記軸部にローラが嵌合されており、前記ローラのうち何れか一方が前記第1又は第2のガイド溝の側面を転動し、他方のローラが前記レバーと当接するように構成することが好ましい。
更に、前記第1及び第2のガイド溝は前記第1の筐体側部材に形成され、前記第1及び第2のピンは前記第2の筐体側部材に固定されているように構成することができる。
更にまた、例えば、前記第1のガイド溝は、前記第1の筐体の長手方向に延びる縦溝であり、前記第1のピンは前記縦溝に嵌合する縦軸であり、前記第2のガイド溝は、前記第1の筐体の幅方向に湾曲して延びる横溝であり、前記第2のピンは前記横溝に嵌合する横軸であり、前記横溝は前記縦溝に向けて凸に湾曲していることが好ましい。また、前記弾性部材は、例えば、コイルバネである。
表示側本体が、操作側本体に対して、スライドする形式の携帯電子機器においては、例えば、前記第2の筐体には表示面が設けられ、この第2の筐体の裏面にスライドレールが固定され、前記第1の筐体には操作ボタンが配置され、前記第2の筐体側部材は、前記スライドレールを前記第1の筐体の長手方向に移動可能に案内するスライド部を有し、前記第1の筐体側部材は、前記第1の筐体に固定されているように構成することができる。この場合に、前記表示側部材に、前記スライドレールをそのスライドストロークの中央よりも端部側に付勢するスライドバネが設けられていることが好ましい。
一方、表示側本体を操作側本体に対して折り畳む形式の携帯電子機器においては、例えば、前記第2の筐体には表示面が設けられ、前記第1の筐体には操作ボタンが配置され、この第1の筐体はその幅方向を開閉回転軸として回転可能に連結された回転支持部材を有し、前記第1の筐体側部材は、前記回転支持部材における折り畳み内側の面に固定されており、前記第2の筐体側部材は、前記第2の筐体の裏面に固定されているように構成することができる。
本発明によれば、携帯電子機器の厚さを増大させることはなく、表示部を操作部に対して回転させることができ、回転機構を備えた携帯電子機器の薄型化及び小型化が可能である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、表示側本体が操作側本体に対して開閉するクラムシェルタイプの携帯電話機に、本発明を適用した実施形態について説明する。図1(a)乃至(c)はこの携帯電話機の動きを示す斜視図である。図1(a)は表示側本体100が折り畳まれた状態、図1(b)は表示側本体100が開いた状態、図1(c)は表示側本体100が開いた後、操作側本体200に対して90°回転した状態を示す。通常、図1(b)の状態で電話及びメール機能が実施され、図1(c)の状態でテレビ視聴及びウエブ閲覧が実施される。このとき、表示側本体100の中心は、図1(b)の場合の位置に対して、図1(c)の場合の位置は操作側本体200の操作ボタン寄りに移動する。即ち、図面上で上方の部分を上、下方の部分を下とすれば、表示側本体100の中心位置は、図1(b)の場合から一旦上方に移動して表示側本体100の回転が操作側本体200に干渉されないようにした後、下方に移動して、表示側本体100が操作側本体200に接近して図1(c)に示す横長状態になる。なお、図1の図示例では、表示側本体100を操作側本体200に対して時計方向に回転させたが、これとは逆に、反時計方向に回転させるようにしてもよく、また両方向に回転できるようにしてもよい。
操作側本体200は、操作側筐体202(第1の筐体)と、この操作側筐体202に回転可能に連結された回転支持部材210とを有し、表示側本体100は、回転支持部材210に対して表示側本体100の表示面に垂直の軸の回りに回転可能に連結された表示側筐体102(第2の筐体)を有する。操作側筐体202の長手方向の端部には、その幅方向に離隔して2個の回転軸筒203が設けられており、回転支持部材210にはその長手方向の端部に、その幅方向に延びるように回転軸筒212が設けられている。そして、この回転軸筒203と回転軸筒212とに回転軸204を挿入することにより、操作側筐体202と回転支持部材210とが回転可能(開閉自在に)に連結されている。なお、回転軸筒と称しても、半割り状のもの等もあり、この回転軸等の構造は一般的な種々の形状のものを使用することができる。
図2はこの携帯電話機を分解した各構成部材を示す斜視図、図3はその操作側部材及び表示側部材の組立方法を示す斜視図、図4(a)乃至(c)は操作側部材と表示側部材の動作を示す斜視図、図5(a)乃至(c)は夫々図4(a)乃至(c)を裏面からみた斜視図である。また、図6(a)は表示側本体100を開いた状態で、表示側筐体102を取り除いて、回転支持部材210をみたときの斜視図であり、図6(b)は表示側本体100を閉じた状態で、回転支持部材210を取り除いて、表示側筐体102をみたときの斜視図、図7(a)は携帯電話機の斜視図、図7(b)は図7(a)のB−B線による断面図である。
図2に示すように、本実施形態の回転機構300は、操作側筐体202に回転可能に連結された回転支持部材210と、表示側筐体102の背面に固定された表示側部材340とから構成される。また、回転支持部材210は、操作側筐体202の回転軸筒203に回転可能に連結される回転軸筒212が設けられた固定部材310と、この固定部材310に固定された操作側部材320と、固定部材310及び操作側部材320を覆うカバー311とから構成されている。そして、操作側部材320は、固定部材310に重ねられて、例えば、図6(a)に示すように、3箇所でネジ321により固定部材310に固定されている。なお、固定部材310は、操作側部材320における横溝11等が形成された部分に整合する領域を除去されている。一方、表示側部材340は、図6(b)に拡大して示すように、表示側筐体102の背面に、例えば、2箇所でネジ341により固定されている。なお、操作側部材320を操作側筐体202に回転可能に連結できるようにすることで、固定部材310を省略することもできる。
次に、図3乃至図5を参照して、本実施形態の回転機構300について更に詳細に説明する。なお、図3は表示側本体100を閉じた状態(図6(b)参照)において、回転支持部材210をその裏面側からみた図であり、図5(a)乃至(c)は表示側本体100を開いた状態(図6(a)参照)において、表示側本体100を取り除いて回転支持部材210をみた図であり、図4(a)乃至(c)は同じくは表示側本体100を開いた状態(図6(a)参照)において、回転支持部材210を裏からみた図である。操作側部材320及び表示側部材340は、板金により製作されて板状をなしている。操作側部材320には、回転支持部材210の長手方向に延びる縦溝(第1のガイド溝)12と、この縦溝12とほぼ平行に延びる弾性部材用溝13と、縦溝12に向けて凸に湾曲する横溝(第2のガイド溝)11とが形成されている。
回転アシスト用の引張コイルばね30はこの弾性部材用溝13内に配置される。操作側部材320には、その弾性部材用溝13における操作側部材320の回転軸側(以下、基軸側という)の端部近傍に孔14が形成されており、引張コイルばね30の一端部を、ピン15を孔14に圧入することにより操作側部材320に固定するようになっている。
また、レバー50の基端部に孔51が形成されており、弾性部材用溝13における基軸側の反対側の端部近傍には、孔52が形成されている、そして、孔51にピン53を挿通し、更に、孔52にピン53を圧入することにより、レバー50の基端部が回転可能に操作側部材320に取り付けられるようになっている。また、レバー50の中間部には孔55が形成されており、この孔55には引張コイルバネ30の他端部が連結されている。これにより、引張コイルバネ30が弾性部材用溝13内に嵌入された状態で、レバー50は孔52を中心として揺動することができ、引張コイルバネ30により、レバー50は基軸側に付勢されている。なお、ピン15及び53はネジにより構成し、孔14及び52を螺孔により構成すれば、ピン15及び53を孔14及び52に螺合することにより、夫々固定することができる。
一方、表示側部材340には、横軸40を固定するための孔42と縦軸60を固定するための孔62とが形成されている。横軸40及び縦軸60をネジ棒、孔42,62を螺孔とすれば、横軸40及び縦軸60を孔42,62に螺合させることにより横軸40及び縦軸60を表示側部材340に固定することができる。
横軸40は、頭部と軸部を有し、この軸部にローラ41を嵌合し、操作側部材320の横溝11内に挿入した後、この軸部を表示側筐体102の裏面側に固定された表示側部材340の孔42に固定することにより、表示側部材340に取り付けられる。なお、横軸40の頭部は横溝11を挿通しない大きさを有している。一方、縦軸60は、同様に頭部と軸部とを有し、この軸部にローラ61を嵌合し、操作側部材320の縦溝12内に挿入した後、この軸部を表示側部材340の孔62に固定することにより、表示側部材340に取り付けられる。縦軸60の頭部も縦溝12を挿通しない大きさを有している。また、横軸40にはローラ41が嵌合されているので、このローラ41が横溝11の側面を転動し、横軸40が横溝11を円滑に移動することができるようになっている。
レバー50はその基端部側の孔51(孔52)を中心として揺動するが、このとき、レバー50の先端部側の部分は、縦溝12内の縦軸60のローラ61に当接される。即ち、縦軸60が縦溝12内で操作側部材320の基軸側の反対側に移動すると、この縦軸12が引張コイルバネ30の付勢力に抗してレバー50を操作側部材320の基軸側の反対側に揺動させる。換言すれば、レバー50は引張コイルバネ30の弾性力により縦軸60を縦溝12内で操作側部材320の基軸側に付勢している。
このとき、図4(a)、図5(a)に示すように、表示側部材340の回転角が0°の場合は、縦軸60が縦溝12における操作側部材320の基軸側端部に位置し、引張コイルバネ30は最も収縮した状態にある。表示側部材340が回転するにつれて引張コイルバネ30が伸張していき、図4(b)、図5(b)に示すように、その途中で縦軸60が縦溝12における操作側部材320の基端部側の反対側端部に位置し、引張コイルバネ30が最も伸張した状態になる。更に、表示側部材340が回転すると、引張コイルバネ30は、収縮を開始し、図4(c)、図5(c)に示すように、縦軸60が縦溝12内の操作側部材320の基軸側端部に位置し、表示側部材340の回転角が90°になるまで収縮し続ける。この間、横軸40は、表示側部材340の回転により、図4の左端から、右端に向けて移動する。そして、横軸40は図4(a)の左端位置から図4(b)に示す中間位置まで、縦軸60及び表示側部材340を介した引張コイルバネ30の付勢力に抗して移動する。その後、横軸40は図4(b)の中間位置から図4(c)の右端位置まで、引張コイルバネ30の付勢力に助力されて移動する。従って、表示側部材340は、引張コイルバネ30により、常に、回転角が0°か、又は90°の状態に付勢されていることになる。
引張コイルバネ30は、弾性部材用溝13内に位置する。このため、引張コイルバネ30を設けるために、引張コイルバネ30の直径に相当する厚さ方向の空間を用意する必要はなく、引張コイルバネ30における弾性部材用溝13からはみ出る場合は、そのはみ出た部分だけ、空間的な余裕を設ければよい。なお、引張コイルバネ30の代わりに圧縮コイルバネを使用してもよいことは勿論である。この場合は、圧縮コイルバネのレバーに対する配置を、引張コイルバネのレバーに対する配置の逆にすればよい。
次に、上述の如く構成された本実施形態の携帯電話機の動作について説明する。図1(b)に示すように、表示側本体100を開いた状態から、表示側本体100を向かって時計方向に回転させると、これを裏側から見ている図4(a)乃至(c)に示すように、表示側部材340が回転アシスト用引張コイルバネ30の付勢力に抗して、裏側から見て反時計方向に回転する。表側からみている図5(a)乃至(c)の場合は、表示側部材340は回転アシスト用引張コイルバネ30の付勢力に抗して時計方向に回転する。図4(b)、図5(b)に示すように、この回転の途中でコイルバネ30が最も長くなり、その後、更に回転すると、図4(c)、図5(c)に示すように、コイルバネ30が収縮していく。このとき、図4(a)に示すように、横軸40が横溝11の図示の左端に位置しているときは、表示側本体100は、図1(b)に示すように、通常の電話機としての操作に最適な縦長状態にあり、図4(c)に示すように、横軸40が横溝11の図示の右端に位置しているときは、表示側本体100は、図1(c)に示すように、テレビの視聴又はウエブの閲覧に最適な横長状態にある。そして、表示側本体100を強制的に回転させない限り、引張コイルバネ30の付勢力により、表示側本体100はこの縦長状態及び横長状態を保持する。
本実施形態においては、この表示側本体100と操作側本体200に付勢力を与える弾性部材(引張コイルバネ30)を弾性部材用溝13内に配置するので、この弾性部材を設けるために携帯電話機の厚さが厚くなってしまうことを防止することができる。また、この弾性部材として、コイルバネ30を使用することにより、この回転機構の動作のために、バネが動く空間を用意する必要がなく、携帯電話機の大型化を防止することができる。しかも、コイルバネ30を縦軸60が移動する縦溝12の近傍にこれと平行に設けた溝13内に配置するので、縦軸60とコイルバネ30を連結するために必要な空間も小さくてすむ。縦溝12と弾性部材用溝13とを相互に平行で近傍に配置した場合は、特に、回転機構300の幅方向の寸法を小さくすることができる。
このように、本実施形態においては、縦長状態と横長状態とを切り替えることができる携帯電話機において、その小型及び薄型化が可能になる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、表示側本体が操作側本体に対してスライドして操作ボタンの操作を可能にするスライドタイプの携帯電話に本発明を適用した場合のものである。図8(a)乃至(c)はこのスライドタイプの携帯電話機の動きを示す斜視図である。図8(a)に示すように、閉状態では、表示側本体100と操作側本体200とが重なった状態にあり、ダイヤルボタンを押すときには、図8(b)に示すように、表示側本体100を操作側本体200に対して上方にスライドさせて、ダイヤルボタンを露出させる。一方、テレビ放送を受信し視聴する際には、図8(c)に示すように、表示側本体100を操作側本体200に対して時計方向に90°回転させる。このとき、表示側本体100の中心は、図8(b)の場合の位置に対して、図8(c)の場合の位置は操作側本体200の操作ボタン寄りに移動する。即ち、図面上で上方の部分を上、下方の部分を下とすれば、表示側本体100の中心位置は、図8(b)の場合よりも図8(c)の場合の方が下になる。本実施形態においても、図8の図示例では、表示側本体100を操作側本体200に対して時計方向に回転させたが、これとは逆に、反時計方向に回転させるようにしてもよく、また両方向に回転できるようにしてもよい。
図9はこのような動きを可能にするための回転機構を、スライド機構と共に示す分解斜視図、図10は本実施形態の携帯電話機の構成部材を取り出して示す斜視図、図11(a)は表示側筐体にスライドレール110を取り付けた状態を表示側筐体の裏面から見た斜視図、図11(b)は操作側筐体に操作側部材を取り付けた状態を示す斜視図、図12(a)はこの携帯電話機の斜視図、図12(b)は図12(a)のB−B線による断面図である。
表示側本体100は、表示側筐体101とスライドレール110とから構成される。一方、操作側本体200は、操作側筐体201により構成される。そして、操作側本体200に対して、表示側本体100を回転させる回転機構300は、表示側部材350と、操作側部材360とにより構成される。この表示側部材350は、操作側部材360と共に回転機構300の主要構成要素であるが、スライドレール110のスライドを可能にするためのスライド機構の一部も兼ねている。
スライドレール110は、表示側筐体101の裏面に固定され、下部に矩形の切欠112を有する長方形の板状をなし、その両側縁に段差を設けて幅方向に延出する突起111を有する。一方、表示側部材350には、その両側縁に、折り返し部351が設けられており、突起111を折り返し部351に挟み込むことにより、この折り返し部351に案内されて、スライドレール110が表示側部材350に対してスライドレール110の長手方向にスライドすることができる。
スライドアシスト用バネ120は、ねじりコイルバネであり、その一端121は、表示側部材350に固定ピン352により固定され、その他端122は、表示側部材350の表面側に配置されるスライドレール110の孔113に固定ピン123により固定される。このように構成されたスライド機構においては、スライドレール110が表示側部材350に対してスライドする際に、スライドアシスト用バネ120はその一端121と他端122の相対的位置が変化するために、その撓み状態が変化し、スライドレール110のストロークの中間点において、一端121と他端122とが最も接近する。このため、スライドレール110は、スライドアシスト用バネ120により、このストロークの中間点を境にして、ストロークの始端側又は終端側のいずれか一方に、付勢される。これにより、表示側筐体101は、そのストロークの中間点よりもストローク始端側にあるときは、スライドアシスト用バネ120により始端側に戻ろうとし、ストロークの中間点よりもストローク終端側にあるときは、スライドアシスト用バネ120により終端側に進出しようとする。なお、表示側部材350も第1実施形態の表示側部材340と同様に板金により製作されている。
次に、本実施形態の回転機構300について説明する。操作側筐体201には、その操作ボタンが配置された操作面の上半部に、凹部220が形成されていて、この凹部220に操作側部材360が格納されて、ネジ221により3箇所で操作側部材360が操作側筐体201に固定されるようになっている。この操作側部材360は、第1実施形態の操作側部材320と同様に板金により製作されている。また、操作側部材360には、第1実施形態の操作側部材320と同様に、操作側筐体201の長手方向に延びる縦溝(第1のガイド溝)12と、この縦溝12とほぼ平行に延びる弾性部材用溝13と、縦溝12に向けて凸に湾曲する横溝(第2のガイド溝)11とが形成されている。そして、操作側部材360における弾性部材用溝13の携帯電話機下端側端部の近傍には、孔14が形成されており、ピン15を引張コイルバネ30の一端部を係止して孔14に圧入することにより、引張コイルバネ30の一端部を操作側部材360における弾性部材用溝13の下端部近傍に固定するようになっている。一方、レバー50にはその基端部に孔51が形成されており、また、弾性部材用溝13の携帯電話機上端側端部の近傍には孔52が形成されており、ピン53をレバー50の孔51に挿通させた後、操作側部材360の孔52に圧入することにより、レバー50がその基端部で操作側部材360に揺動可能に支持されている。レバー50の中間部には、孔55が形成されており、この孔55に引張コイルバネ30の他端部が連結されている。これにより、レバー50は弾性部材用溝13内に配置された引張コイルバネ30により、図9で時計方向に回転するように付勢されている。
また、縦軸60は頭部と軸部とからなり、その軸部が縦溝12内を挿通し、表示側部材350に形成された孔62に固定されている。更に、横軸40も頭部と軸部とからなり、その軸部が横溝11内を挿通し、表示側部材350に形成された孔42に固定されている。これらの孔42,62を螺孔とし、横軸40及び縦軸60の軸部をネジ棒とすると、横軸40及び縦軸60を孔42,62に螺合することにより、横軸40及び縦軸60を表示側筐体350に固定することができる。
縦軸60はローラ61が嵌合しているので、縦溝12内を円滑に移動し、横軸40もローラ41が嵌合しているので、横溝11内を円滑に移動する。そして、縦軸60は揺動レバー50の他端部に係止されており、このレバー50を介して引張コイルバネ30により縦溝12内で携帯電話機の下端側に付勢されている。
次に、上述の如く構成された本実施形態の携帯電話機の動作について説明する。図8(b)に示すように、表示側本体100を上方に押すと、スライドレール110がスライドアシスト用バネ120の付勢力に抗して表示側部材350に対して相対的に上方にスライドし、そのストロークの中間点を過ぎると、スライドアシスト用バネ120の付勢力を後押しの補助力として受けて更に上方にスライドする。従って、表示側本体100は、バネ120の付勢力により、図8(a)の閉状態及び図8(b)の開状態を保持する。
そして、図8(b)に示す状態から、表示側本体100を向かって時計方向に回転させると、第1実施形態の図4(a)乃至(c)と同様に、表示側部材350が回転アシスト用引張コイルバネ30の付勢力に抗して、時計方向に回転する。但し、図11(b)に示すように、本実施形態においては、図4(a)乃至(c)に示す状態が操作側筐体201を正面から見た図である。そして、図4(b)に示すように、この回転の途中で引張コイルバネ30が最も長くなり、その後、更に回転すると、図4(c)に示すように、引張コイルバネ30が収縮していく。このとき、図4(a)に示すように、横軸40が横溝11の図示の左端に位置しているときは、表示側本体100は、図8(b)に示すように、通常の電話機としての操作に最適な縦長状態にあり、図4(c)に示すように、横軸40が横溝11の図示の右端に位置しているときは、表示側本体100は、図8(c)に示すように、テレビの視聴又はウエブの閲覧に最適な横長状態にある。そして、表示側本体100を強制的に回転させない限り、引張コイルバネ30の付勢力により、表示側本体100はこの縦長状態及び横長状態を保持する。
本実施形態においても、この表示側本体100と操作側本体200に付勢力を与える弾性部材(引張コイルバネ30)を弾性部材用溝13内に配置するので、この弾性部材を設けるために携帯電話機の厚さが厚くなってしまうことを防止することができる。また、この弾性部材として、コイルバネを使用することにより、この回転機構の動作のために、バネが動く空間を用意する必要がなく、携帯電話機の大型化を防止することができる。しかも、引張コイルバネ30を縦軸60が移動する縦溝12の近傍にこれと平行に設けた溝13内に配置するので、縦軸60と引張コイルバネ30をレバー50により連結するために必要な空間も小さくてすむ。
このように、本実施形態においては、縦長状態と横長状態とを切り替えることができる携帯電話機において、その小型及び薄型化が可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されないことは勿論である。第1のガイド溝(縦溝)及び第2のガイド溝(横溝)と弾性部材用溝は、操作側本体に取付けられる操作側部材ではなく、表示側本体に取り付けられる表示側部材に設けても良い。この場合は、第1及び第2のピンは、表示側部材に固定される。
また、縦溝は必ずしも操作側本体の長手方向に平行でなくてもよく、本発明の動作が可能ならば、操作側本体の長手方向から外れていてもよい。横溝も、必ずしも図示例のような湾曲形状でなくてもよく、横溝との関連で、表示側本体を回転させるときに、その隅部が操作側本体に干渉せずに円滑に回転できるように、表示側本体を操作側本体から離隔する方向に一端逃げて、その後、表示側本体の全体を操作側本体側に極力近づける動作が可能なように、縦溝及び横溝の形状を定めればよい。
更に、弾性部材としては、上記実施形態のように、引張コイルバネに限らず、圧縮コイルバネを使用してもよく、又は、バネではなく、ダンパー等も使用することができる。
本発明は、携帯電話機の他、カメラ、PDA、ノートパソコン、ウエアラブルパソコン、電卓、電子辞書等、回転するヒンジを備えた携帯電子機器一般に適用することができる。
図1(a)乃至(c)はクラムシェルタイプの携帯電話機の動きを示す斜視図である。 図2はこの携帯電話機を分解した各構成部材を示す斜視図である。 図3はその操作側部材及び表示側部材の組立方法を示す斜視図である。 図4(a)乃至(c)は操作側部材と表示側部材の動作を示す斜視図である。 図5(a)乃至(c)は夫々図4(a)乃至(c)を裏面からみた斜視図である。 図6(a)は表示側本体100を開いた状態で、表示側筐体102を取り除いて、回転支持部材210をみたときの斜視図であり、図6(b)は表示側本体100を閉じた状態で、回転支持部材210を取り除いて、表示側筐体102をみたときの斜視図である。 図7(a)は携帯電話機の斜視図、図7(b)は図7(a)のB−B線による断面図である。 図8(a)乃至(c)はスライドタイプの携帯電話機の動きを示す斜視図である。 図9はこのような動きを可能にするための回転機構を、スライド機構と共に示す分解斜視図である。 図10は本実施形態の携帯電話機の構成部材を取り出して示す斜視図である。 図11(a)は表示側筐体にスライドレール110を取り付けた状態を表示側筐体の裏面から見た斜視図、図11(b)は操作側筐体に操作側部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図12(a)はこの携帯電話機の斜視図、図12(b)は図12(a)のB−B線による断面図である。
符号の説明
11:横溝、12:縦溝、13:弾性部材用溝、14:孔、15:ピン、30:引張コイルバネ、40:横軸、41:ローラ、42:孔、50:レバー、51、52:孔、53:ピン、55:孔、60:縦軸、61:ローラ、62:孔、100:表示側本体、101:表示側筐体、102:表示側筐体、110:スライドレール、111:突起、112:切欠、113:孔、120:スライドアシスト用バネ、121:一端、122:他端、123:ピン、200:操作側本体、201:操作側筐体、202:操作側筐体、203:回転軸筒、204:回転軸、210:回転支持部材、212:回転軸筒、220:凹部、221:ネジ、300:回転機構、310:固定部材、311:カバー、320:操作側部材、321:ネジ、340:表示側部材、341:ネジ、350:表示側部材、351:部、352:ピン、360:操作側部材

Claims (8)

  1. 第1の筐体と第2の筐体とをこの第2の筐体の面に垂直の軸の回りに相対的に回転させる回転機構を備えた携帯電子機器において、前記回転機構は、前記第1の筐体に設けられた板状の第1の筐体側部材と、前記第2の筐体に設けられた板状の第2の筐体側部材と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に形成され少なくとも一方が湾曲した第1及び第2のガイド溝と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の他方の部材に固定され夫々前記第1及び第2のガイド溝に嵌合して前記第1及び第2のガイド溝に沿って移動する第1及び第2のピンと、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に揺動可能に設けられたレバーと、このレバーを一方の揺動方向に付勢する弾性部材と、前記第1の筐体側部材又は前記第2の筐体側部材の一方の部材に形成され前記弾性部材が配置された弾性部材用溝と、を有し、前記第1のピンは、円板状の頭部と前記他方の部材に固定される軸部とを有し、前記第1のピンは、前記レバーを介して前記弾性部材により前記第1のガイド溝の一方の端部に向かう方向に付勢されていることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第1及び第2のピンの前記軸部にローラが嵌合されており、前記ローラのうち何れか一方が前記第1又は第2のガイド溝の側面を転動し、他方のローラが前記レバーと当接することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第1及び第2のガイド溝は前記第1の筐体側部材に形成され、前記第1及び第2のピンは前記第2の筐体側部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第1のガイド溝は、前記第1の筐体の長手方向に延びる縦溝であり、前記第1のピンは前記縦溝に嵌合する縦軸であり、前記第2のガイド溝は、前記第1の筐体の幅方向に湾曲して延びる横溝であり、前記第2のピンは前記横溝に嵌合する横軸であり、前記横溝は前記縦溝に向けて凸に湾曲していることを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記第2の筐体には表示面が設けられ、この第2の筐体の裏面にスライドレールが固定され、前記第1の筐体には操作ボタンが配置され、前記第2の筐体側部材は、前記スライドレールを前記第1の筐体の長手方向に移動可能に案内するスライド部を有し、前記第1の筐体側部材は、前記第1の筐体に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 前記第2の筐体側部材に、前記スライドレールをそのスライドストロークの中央よりも端部側に付勢するスライドバネが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
  8. 前記第2の筐体には表示面が設けられ、前記第1の筐体には操作ボタンが配置され、この第1の筐体はその幅方向を開閉回転軸として回転可能に連結された回転支持部材を有し、前記第1の筐体側部材は、前記回転支持部材における折り畳み内側の面に固定されており、前記第2の筐体側部材は、前記第2の筐体の裏面に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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