JP4898397B2 - 排水管内清掃装置及び排水管内清掃方法 - Google Patents

排水管内清掃装置及び排水管内清掃方法 Download PDF

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Description

本発明は、排水管内の油性の付着物を効率的に除去するための排水管内清掃装置及び排水管内清掃方法に関する。
家庭の台所や業務用厨房の排水管の管壁には油性の沈着物が排水管を塞ぐ程度にまで付着し、その除去がおおきな問題となっている。
従来、排水管の洗浄剤として特殊な薬品をふりかけるものなどが開示されている(例えば、特許文献1参照)が、排水管の汚れによる悪臭の解消には有効であるものの、排水管を塞ぐ程度にまで成長した油性の沈着物の効率的な除去という目的に対しては効果が不十分である。
また、縦型の排水管に水平な枝管を設け、ホースの先端に付けたノズルをその枝管を経由して排水管まで到達させて水道水の圧力で排水管を洗浄する態様が開示されている(例えば、特許文献2参照)が、この方法でも、排水管を塞ぐ程度にまで成長した油性の沈着物の効率的な除去という目的に対しては効果が不十分である。また、この方法は不使用時のホースの収納スペースの確保など排水管周りの大幅ま改修を要するので、既存の施設への適用がむつかしい。
特開平11−61188号公報 特開2005−29952号公報
本発明の目的は、排水管内の油性の付着物を効率的に除去するための排水管内清掃装置及び排水管内清掃方法を提供しようとすることである。
本発明の要旨とするところは、
水を貯留するタンクと、
該タンク内の、該タンク内に貯留された該水に少なくとも一部が浸漬される位置に設置されて、アルカリ性金属化合物を含有する粒体を収納し、水が通過可能なサイズの孔または隙間を壁に有する収納容器と、
該タンク内に貯留された該水を攪拌する攪拌手段と、
気流管と、
該気流管の入り側開口から該気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作る気流発生手段と、
該気流管内に攪拌された前記水を導き、前記気流により生じた負圧で該水を吸引させて該気流に随伴させる導水手段と、
該気流に随伴して移動する該水を該気流とともに排水管内に導く水案内手段と
を備える排水管内清掃装置であることにある。
前記導水手段は、前記気流管の内壁または内部に一の開口端を有して前記気流管の長手方向中間部から分岐した導管と、該導管を介して前記攪拌された水を該気流管内に導く送水ポンプとを備え得る。
また、本発明の要旨とするところは、
前記排水管内清掃装置を準備するステップ、
前記タンクに水を貯留するステップ、
前記収納容器に貝殻粉を収納するステップ、
前記攪拌手段により、貯留された該水を攪拌するステップ、
前記気流発生手段により前記気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作るステップ、
攪拌された前記水を前記導水手段により前記気流管内に導くステップ、
前記気流に随伴して移動する該水を前記水案内手段により該気流とともに排水管内に導くステップ
を含む排水管内清掃方法であることにある。
前記貝殻粉はホタテ貝殻粉を含み得る。
前記貝殻粉の平均粒経は1〜6mmであり得る。
さらに、本発明の要旨とするところは、
水を貯留するタンクと、
気流管と、
該気流管の入り側開口から該気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作る気流発生手段と、
該気流管内に攪拌された前記水を導き、前記気流により生じた負圧で該水を吸引させて該気流に随伴させる導水手段と、
該気流に随伴して移動する該水を該気流とともに排水管内に導く水案内手段と
を備える排水管内清掃装置を準備するステップ、
前記タンク内に、アルカリ性金属化合物を溶解させたPH8〜10の水を貯留するステップ、
前記気流発生手段により前記気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作るステップ、
攪拌された前記水を前記導水手段により前記気流管内に導くステップ、
前記気流に随伴して移動する該水を前記水案内手段により該気流とともに排水管内に導くステップ
を含む排水管内清掃方法であることにある。
前記排水管内清掃方法においては、前記アルカリ性金属化合物が炭酸カルシウムを含み得る。
前記炭酸カルシウムはホタテ貝殻から溶出したものであり得る。
前記排水管内清掃方法においては、前記アルカリ性金属化合物が粘土から溶出したものであり得る。
本発明によると、排水管を塞ぐ程度にまで成長した油性の沈着物を効率的にかつ簡易な操作により除去できる。
本発明の排水管内清掃装置を説明する。なお、本明細書においては、各図にわたって記される同じ符号は同一又は同様の部材やものを示す。図1に示すように、本発明の排水管内清掃装置2は、水を貯留するタンク4と、タンク4内に貯留された水5を攪拌する攪拌手段6とを備える。また、排水管内清掃装置2は、気流管44を備える。気流管44には入り側開口57から圧空が圧空供給源50から圧空導管53を介して導入され出側開口に向けて高速の気流が作られる。圧空供給源50と、圧空導管53とで気流発生手段112が構成される。
タンク4内には、アルカリ性金属化合物を含有する粒体を収納する収納容器10が設置される。収納容器10は、タンク4内に、タンク4内に貯留された水5に少なくとも一部が浸漬される位置に設置される。収納容器10はタンク4内に着脱自在に設置されることが、排水管内清掃装置2の使用操作を容易にするうえで好ましい。例えば、懸け紐12を上部に備え、タンク4内に設けられたフック13に懸け紐12を懸けることにより、タンク4内に設置される。
収納容器10は壁に水が通過可能なサイズの孔または隙間を有する。収納容器10は網状の袋からなるものであってもよい。この場合は網の目を粒体が容器の外側に漏出しない程度の目開きのものとする。は収納容器10は金網状の籠からなるものであってもよい。収納容器10の一部分が網あるいは金網であってもよい。さらには、容器の壁に穿孔されたものやスリット状の隙間が形成されたものであってもよい。収納容器10は懸け紐12によらずとも他の公知の係合手段によりタンク4内の所定の位置に係合されてもよい。
また、タンク4の内底部には空気を導通させるエアパイプ14が設置されている。エアパイプ14は一部が欠落した円環状(C字状)に曲げられており、円環部の外径がタンク4の内径よりやや小さくされて、エアパイプ14の長手方向がタンク4の内周面に沿って周方向に略一巡する。
エアパイプ14の一端15及び他端17はそれぞれ連結パイプ16、連結パイプ18と接続し、連結パイプ16、連結パイプ18はそれぞれ第一のケーシング20の上段部に収められたエアポンプ22に接続している。エアポンプ22は例えば電磁式のエアポンプであり、エアパイプ14の内部に連結パイプ16、連結パイプ18をそれぞれ介して空気を送り込む。
第一のケーシング20の上段部には不図示の安全ブレーカ形漏電遮断器やエアポンプ22や送水ポンプ32の駆動用の不図示のメイン電源プラグなども内蔵される。第一のケーシング20の下段部93には不図示の工具、エアポンプ22や送水ポンプ32の駆動電源引き込み用の不図示の電線コードなどが収納される。また第一のケーシング20の外側面には、エアポンプ22や送水ポンプ32の駆動用の、不図示の手元スイッチケーブル用掛けフックや、不図示の手元スイッチ掛けホルダーが取りつけられる。
エアパイプ14の管壁には、図2に示すように、エアパイプ14の管壁に上方に向けて貫通孔26が形成されている。貫通孔26はタンク4の内部に設置された状態の収納容器10の下側の位置に配される。また、図2、図3に示すように、タンク4の内底23に向け、斜め下方向かつ円環部のうちがわに向けて貫通孔24が形成されている。複数の貫通孔24が円環の周方向に間隔をおいて配されている。
貫通孔24、貫通孔26からはエアポンプ22から供給される空気が水中に向けて放出され、空気は気泡となって上昇する。これにより、タンク4に貯留されている水5が攪拌される。すなわち、エアポンプ22、連結パイプ16、連結パイプ18とエアパイプ14とで攪拌手段6が構成される。
攪拌手段6は、空気によるもののほかに、攪拌翼あるいはスタラー等によるものであってもよい。
さらに、タンク4の内底23の導通孔28が管路(第一の導水管)30を介して送水ポンプ32の入り側33に連結している。送水ポンプ32は第二のケーシング60に収められている。送水ポンプ32の出側35が第二の導水管38を介してT字管40に連結している。T字管40が、気流管44と、気流管44の長手方向中間の分岐部77で気流管44から分岐した導管46とからなる。第二の導水管38は、導管46の末端に接続されている。
圧空導管53の入り側端には圧空用コネクタ69が設置され、圧空用コネクタ69は第二のケーシング60の壁に固定されている。また、圧空導管53には圧空の流量を調節する空気流量調整弁106、流路を開閉する電磁弁104が備えられている。さらに、気流管44の入り側端部には水が圧空導管53へ進入することを防止する逆止弁102が設けられている。第二のケーシング60の壁には不図示の手元スイッチ用プラグが設けられている。
なお、第二のケーシング60の上部後辺部からは移動用取っ手アーム81の一対の支柱部80、80が立設し、支柱部80、80は上端部に、すべり止め96を備える取っ手82が架け渡されている。支柱部80、80は排水管内清掃装置2の構造フレームを兼ね排水管内清掃装置2の下方にも延長されている。また、排水管内清掃装置2は、後方下部に一対の移動用車輪83、83を、前方下部にキャスター84を備える。移動用車輪83は軸受け用プレート87を介して第二のケーシング60に軸止されている。
また、タンク4は第二のケーシング60の上面に設置された第三のケーシング90に収められている。第三のケーシング90は上部が開口し、その開口縁部に固定されたフック92がタンク4の上縁に係合してタンク4が固定される。第三のケーシング90は、支持用部材94を介して支柱部80に支えられている。支持用部材94は、支柱部80、80に架け渡された渡し板91に固定されている。
本発明の排水管内清掃装置2の操作及び作用を説明する。タンク4に水5を貯留し、収納容器10にアルカリ性金属化合物を含有する粒体を収納する。アルカリ性金属化合物としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、カルシウム、マグネシウム、バリウムなどのアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩であり、具体例としては酸化ナトリウム、酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化バリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウムなどが挙げられる。
アルカリ性金属化合物を含有する粒体としては、これら化合物の粒体のほかに、これら化合物を含有する鉱物の粒体や、貝殻の粉末、粘土などが挙げられる。貝殻の粉末は貝殻を400〜800℃で焼いたのち砕いて得られたものであることが洗浄効果のうえで好ましい。
この粒体を収納した収納容器10をタンク4の内部に設置し、水5に浸漬した状態とする。次いでエアポンプ22を作動させるなどして、攪拌手段6により水5を攪拌すると、この粒体の粒子が水と攪拌され、アルカリ性金属化合物の水への溶解が促進し、水5がアルカリ性を呈する。
アルカリ性を呈した水5は送水ポンプ32の作動により導通孔28を経由して送水ポンプ32の出側35から送出され、導管46を経由して気流管44に達する。一方、コンプレッサ等の圧空供給源50から、吐出管用コネクタ66、圧空導管53を介して一の端49側から気流管44に圧空が導入され、気流管内で高速気流となる。この気流により生じた負圧で水が吸引されて気流に随伴して気流管44内を気流管44の一の末端51の方向に移動搬送され、水は気流とともに第三の導水管62、吐出管用コネクタ66、吐出ホース74を経由して、吐出ホース74の先端の、吐出ノズル等からなる管先100から吐出される。圧空供給源50から気流管44に導入される空気の圧が大気圧基準で0.1MPa以上であることが洗浄効果のうえで好ましい。
送水ポンプ30と、第一の導水管30と、導管46とで、気流管44内に水を導き気流により生じた負圧でこの水を吸引させて気流に随伴させる導水手段114が構成される。T字管40を用いた吐出手段により、吐出される水が圧空の作用で勢い良く推進され、かつ、空気に水が霧状に混合されて管先100から吐出されるので、堆積物の壁面からの剥離を容易にする
管先100を台所や業務用厨房の排水口の入り口付近に突っ込んでこの吐出された水を排水口の奥に向けて吐出させることにより、排水管の壁面に堆積している油性の堆積物を壁面から剥離させて下水へと流出させることができる。従って、管先100は、排水口の入り口から奥深くまで挿入する必要がなく、洗浄操作が容易である。吐出ホース74と管先100とで水案内手段8が構成される。
吐出された水は金属イオンを含んでアルカリ性であり、油性の堆積物中の脂肪分がこの水により加水分解されて親水化し、かつ、界面活性剤として未反応の油脂分にも作用してこれを乳化させ、堆積物が壁面より容易に剥離される。あわせて吐出水の水勢と圧空の吹き付けがこの剥離を促進させる。とくに、堆積物と壁面との境界部分にこの加水分解されて親水化した水が浸透して界面活性剤として未反応の油脂分にも作用して、堆積物の壁面よりの剥離を容易にする。
アルカリ性金属化合物としては炭酸カルシウムを含むものが、貯留水のPHが安定し好ましい。さらに炭酸マグネシウムを含むことが好ましい。貯留水のPHは8〜10の範囲内に保たれることが好ましい。アルカリ性金属化合物を含有する粒体としては貝殻の粉末が洗浄効果のうえで好ましい。なかでも、ホタテ貝殻の粉末が洗浄効果のうえで最も好ましい。さらに、ホタテ貝殻の粉末の使用により、排水管の脱臭や抗菌効果が得られる。ホタテ貝殻の粉末の粒径は1〜6mmであることが好ましい。粒径が1mm未満であると貯留水のPHが10を超える傾向にあり、充分な洗浄効果が得られない。また、収納容器10から漏洩した粉末が排水管から排出され下水道の会所升に滞留し、会所升の清掃が容易でない。粒径が6mmをこえると貯留水のPHが8を下回る傾向にあり、充分な洗浄効果が得られない。
貯留水のPHは9.4〜9.8であることが洗浄効果のうえで最も好ましい。貯留水のPHはタンクに投入するアルカリ性金属化合物やアルカリ性金属化合物を含有する粒体の量や種類を調節して調整することができる。例えば、タンク4の容量が20リットルの場合、ホタテ貝殻の粉末が500g使用することが好ましい。
本発明の他の態様においては、アルカリ性金属化合物を含有する粒体やそれを収納する収納容器10を用いずして、タンク4の貯留水としてPHが8〜10のアルカリ性金属化合物の水溶液を予め準備して用いてもよい。このようなアルカリ性金属化合物の水溶液を用いる態様においては、攪拌手段6は必ずしも必要でない。
本発明においては、図4に示す排水管内清掃装置2aのように、タンク4の内部が導通孔28を介して導管46に直結し、貯留水がポンプなしで気流管44中の気流の負圧により導管46から吸い上げられて気流管44中の気流に合流する態様であってもよい。導管46を通過する水量は導管46に設けられた流量調整弁により調節される。
あるいは、図5に示す排水管内清掃装置2bのように、タンク4の内部が導通孔28を介して先細の導管46bに直結し、貯留水がポンプなしで気流管44b中の気流の負圧により導管46から吸い上げられて気流管44中の気流に合流する態様であってもよい。図6に示すように、導管46bの細くされた先端部110が気流管44の壁を貫通して気流管44の長手方向中間部で気流管44の中空部に達し、先端部116の開口が気流の下流方向に向けられている。この態様は水が霧111に安定して転化され好ましい。
その他、本発明は、主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明の排水管内清掃装置の態様の一例を示す図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は平面図、図1(c)はA方向に見た要部正面透視図である。 本発明の排水管内清掃装置に用いられるエアパイプのB−B方向の断面を示す断面図である。 本発明の排水管内清掃装置に用いられるエアパイプのC−C方向の断面を示す断面端面図である。 本発明の排水管内清掃装置の他の態様の一例を示す側面図である。 本発明の排水管内清掃装置のさらに他の態様の一例を示す側面図である。 図5に示す排水管内清掃装置における気流管と導管の配置を示す断面模式図である。
符号の説明
2、2a、2b:排水管内清掃装置
5:水
4:タンク
6:攪拌手段
8:水案内手段
10:収納容器
14:エアパイプ
20:第一のケーシング
22:エアポンプ
24、26:貫通孔
32:送水ポンプ
40:T字管
44、44b:気流管
46、46b:導管
50:圧空供給源
60:第二のケーシング
66:吐出管用コネクタ
83:移動用車輪
84:キャスター
90:第三のケーシング
112:気流発生手段
114、114a、114b:導水手段

Claims (8)

  1. 水を貯留するタンクと、
    該タンク内の、該タンク内に貯留された該水に少なくとも一部が浸漬される位置に設置されて、アルカリ性金属化合物を含有する粒体を収納し、水が通過可能なサイズの孔または隙間を壁に有する収納容器と、
    該タンク内に貯留された該水を攪拌する攪拌手段と、
    気流管と、
    該気流管の入り側開口から該気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作る気流発生手段と、
    該気流管内に攪拌された前記水を導き、前記気流により生じた負圧で該水を吸引させて該気流に随伴させる導水手段と、
    該気流に随伴して移動する該水を該気流とともに排水管内に導く水案内手段と
    を備える排水管内清掃装置。
  2. 前記導水手段が、前記気流管の内壁または内部に一の開口端を有して前記気流管の長手方向中間部から分岐した導管と、該導管を介して前記攪拌された水を該気流管内に導く送水ポンプとを備える請求項1に記載の排水管内清掃装置。
  3. 請求項1または2に記載の排水管内清掃装置を準備するステップ、
    前記タンクに水を貯留するステップ、
    前記収納容器に貝殻粉を収納するステップ、
    前記攪拌手段により、貯留された該水を攪拌するステップ、
    前記気流発生手段により前記気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作るステップ、
    攪拌された前記水を前記導水手段により前記気流管内に導くステップ、
    前記気流に随伴して移動する該水を前記水案内手段により該気流とともに排水管内に導くステップ
    を含む排水管内清掃方法。
  4. 前記貝殻粉がホタテ貝殻粉を含む請求項3に記載の排水管内清掃方法。
  5. 前記貝殻粉の平均粒経が1〜6mmである請求項3または4に記載の排水管内清掃方法。
  6. 水を貯留するタンクと、
    気流管と、
    該気流管の入り側開口から該気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作る気流発生手段と、
    該気流管内に攪拌された前記水を導き、前記気流により生じた負圧で該水を吸引させて該気流に随伴させる導水手段と、
    該気流に随伴して移動する該水を該気流とともに排水管内に導く水案内手段と
    を備える排水管内清掃装置を準備するステップ、
    前記タンク内に、炭酸カルシウムを含むアルカリ性金属化合物を溶解させたPH8〜10の水を貯留するステップ、
    前記気流発生手段により前記気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作るステップ、
    攪拌された前記水を前記導水手段により前記気流管内に導くステップ、
    前記気流に随伴して移動する該水を前記水案内手段により該気流とともに排水管内に導くステップ
    を含む排水管内清掃方法。
  7. 前記炭酸カルシウムがホタテ貝殻から溶出したものである請求項に記載の排水管内清掃方法。
  8. 水を貯留するタンクと、
    気流管と、
    該気流管の入り側開口から該気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作る気流発生手段と、
    該気流管内に攪拌された前記水を導き、前記気流により生じた負圧で該水を吸引させて該気流に随伴させる導水手段と、
    該気流に随伴して移動する該水を該気流とともに排水管内に導く水案内手段と
    を備える排水管内清掃装置を準備するステップ、
    前記タンク内に、粘土から溶出したアルカリ性金属化合物を溶解させたPH8〜10の水を貯留するステップ、
    前記気流発生手段により前記気流管に圧空を導入し出側開口に向けた気流を作るステップ、
    攪拌された前記水を前記導水手段により前記気流管内に導くステップ、
    前記気流に随伴して移動する該水を前記水案内手段により該気流とともに排水管内に導くステップ
    を含む排水管内清掃方法。
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