JP4898203B2 - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は光走査装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
従来よりレーザービームプリンタ(LBP)等の光走査装置においては、画像信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器により周期的に偏向させている。そして偏向された光束を後述するkθ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポット状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行っている。
図16は従来の光走査装置の要部概略図である。
同図において光源手段161から出射した発散光束はコリメータレンズ162により平行光束に変換され、絞り163によって該光束を制限して副走査方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ164に入射している。シリンドリカルレンズ164に入射した平行光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては集束して回転多面鏡から成る偏向手段165の偏向面(反射面)165aにほぼ線像として結像している。
そして偏向手段165の偏向面165aで偏向された光束をkθ特性を有する結像光学系166を介して被走査面としての感光ドラム面168上に導光する。そして偏向手段165を矢印A方向に回転させることによって該感光ドラム面168上を矢印B方向に光走査して画像情報の記録を行なっている。
この様な光走査装置において、高精度な画像情報の記録を行うためには、被走査面全域に渡って像面湾曲が良好に補正されていること、像面上でのスポット径が各像高において均一であること等が必要である。この様な光学特性を満足する光走査装置、もしくはその補正光学系(結像光学素子)は従来から種々と提案されている。
一方、レーザービームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置においては、装置全体のコンパクト化や簡素化が要望されてくる。そしてそれに伴い光走査装置に対しても同様の要望がなされている。
この様な要望を満足する構成として、結像光学系を1枚の結像光学素子(結像レンズ)から構成した光走査装置が種々と提案されている(特許文献1、2、3、4参照)。
特許文献1では、結像レンズの材料の屈折率を1.8と高めにすることによって、該結像レンズの肉厚が薄いにもかかわらず良好な光学性能を得ている。
特許文献2では、単玉の結像レンズを光走査用のレンズに用いたにもかかわらず、大きな偏向角で光走査が可能で、尚かつ主走査方向及び副走査方向の像面湾曲を有効に補正している。
特許文献3では、結像レンズの主走査方向のレンズ面に高次の非球面を用いることによって収差特性を比較的良好に補正している。
特許文献4では、結像レンズの複数のレンズ面のうち、少なくとも2つのレンズ面において、副走査方向の曲率を、該結像レンズの有効部で主走査方向に沿って連続的にかつ主走査方向の曲率と独立に変化させている。これによって副走査方向の主平面の位置を2つの面のベンディングによって制御し、各像高における副走査倍率を一定とすることによりスポット径を一定にしている。
特開昭54−87540号公報 特開平1−302217号公報 特開平4−50908号公報 特開平9−33850号公報
しかしながら特許文献1では、ガラス等の一般的に高い屈折率の硝材を使用すると製造が難しくなる(コスト高になる)という問題点があった。
特許文献2では、結像レンズの肉厚が厚いため、モールド成形による製作が困難であるという問題点があった。
特許文献3では、光偏向器と被走査面との間の副走査断面内での結像倍率(副走査倍率)が一定となっていないために、副走査方向のスポット径が像高によって変化してしまう傾向があった。
特許文献4では、副走査倍率を一定とするために少なくとも2つのレンズ面をペンディングさせ主平面の位置を倍率が一定となるように制御している。このため主走査断面内と副走査断面内での面形状を完全に独立に設定しなければならなかった。そのためレンズの肉厚を小さく押さえるために主走査方向のレンズ形状が比較的大きな非球面量を有する場合が多かった。このような主走査方向の非球面量の大きなレンズでは、各レンズ面およびレンズの配置誤差により光学的な性能の劣化が大きく発生する。光学的な性能の劣化の中で特に副走査方向の走査線湾曲は走査線高さのずれや走査線の傾き等と異なり、装置本体で配置するミラー等の調整により補正することができないため大きな問題点となる。このため走査線湾曲を微小に抑える為には各レンズ面及びレンズの配置を設計値通りに精度良く配置するか、もしくはレンズに調整機構を設けて設計上の配置になるように調整する必要が生じてくる。
カラー画像形成装置の場合には、4本の感光体(感光ドラム)面上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4色の画像を紙等の転写体上に重ね合わせてカラー画像を形成している。そのため各感光体に対応した光走査装置の走査線に湾曲が発生していると4色間での走査線の形状に誤差を生じ、転写体上での画像において色ずれが生じるため著しい画像性能の劣化を招くという問題点がある。
本発明は結像光学系を構成する単一の結像光学素子の薄肉化を可能とし、簡易な構成で良好なる光学性能が得られる光走査装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明の光走査装置は、光源手段と、前記光源手段から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に結像する結像光学系と、を有する光走査装置において、
前記結像光学系は、単一の結像光学素子より成り、
前記単一の結像光学素子の入射面の主走査断面内における形状は、非円弧であり、前記単一の結像光学素子の入射面の副走査断面内における形状は、平面であり、
前記単一の結像光学素子の出射面の主走査断面内における形状は、前記被走査面に向って凸形状の円弧であり、前記単一の結像光学素子の出射面は、副走査方向に正のパワーを有し、前記単一の結像光学素子の出射面の副走査方向のパワーは、主走査方向において軸上から軸外に向って減少しており、
前記結像光学素子の光軸上における主走査方向のパワーをφp、前記結像光学素子の最軸外における主走査方向のパワーをφm、前記結像光学素子の光軸上における厚さをdp、前記結像光学素子の軸上でのkθ係数をkpとするとき、
0.5≦φm/φp≦0.9
0<dp/kp≦0.09
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記被走査面上における光軸上での走査速度をVp、前記被走査面上における最軸外での走査速度をVmとするとき、
1.1≦Vm/Vp≦1.5
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1の発明において、
前記単一の結像光学素子の3次の歪曲収差係数をVとするとき、
0.1≦V≦0.5
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1乃至3のいずれか一項の発明において、前記被走査面上の有効走査幅内を走査する際の前記偏向手段の最大偏向角をθmaxとするとき、
30°≦θmax<90°
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1乃至4のいずれか一項の発明において、前記単一の結像光学素子の、光軸上における副走査断面内の結像倍率をβsとするとき、
|βs|≦3.0
なる条件を満足することを特徴としている。
請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれか一項の発明において、前記単一の結像光学素子に入射する光束は、主走査断面内において収束光束であることを特徴としている。
請求項7の発明は請求項1乃至6のいずれか一項の発明において、前記光源手段は、独立に変調可能な複数の発光部を有することを特徴としている。
請求項8の発明の画像形成装置は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項9の発明の画像形成装置は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴としている。
本発明によれば単一の結像光学素子の薄肉化を可能とし、簡易な構成で結像光学素子の光学面の偏心による走査線曲がりを低減することができ、またスポット回転も良好に補償することができる光走査装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の光走査装置の実施例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は本発明の光走査装置の実施例1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
尚、以下の説明において、主走査方向とは回転多面鏡の回転軸および結像光学系の光軸に垂直な方向(回転多面鏡で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)である。副走査方向とは回転多面鏡の回転軸と平行な方向である。また主走査断面とは主走査方向と結像光学系の光軸を含む平面である。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面である。
図中、1は光源手段であり、例えば半導体レーザー等より成っている。尚、光源手段1の発光部は1個でも複数個でも良い。
2は集光光学系としての集光レンズ(アナモフィックレンズ)であり、光源手段1から出射された発散光束を収束光束に変換している。3は開口絞りであり、通過光束を制限してビーム形状を整形している。4はレンズ系(シリンドリカルレンズ)であり、副走査断面内(副走査方向)にのみ所定のパワーを有しており、集光レンズ3を通過した光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面5aもしくはその近傍にほぼ線像として結像させている。尚、集光レンズ2とシリンドリカルレンズ4を1つの光学素子より構成しても良い。また集光レンズ2、開口絞り3、そしてシリンドリカルレンズ4等の各要素は入射光学系LAの一要素を構成している。
5は偏向手段としての光偏向器であり、例えば4面構成のポリゴンミラー(回転多面鏡)より成っており、モーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度(等角速度)で回転している。
LBは集光機能と後述するkθ特性とを有する結像光学系であり、主走査方向(主走査断面内)と副走査方向(副走査断面内)とで異なるパワーを有する出射面が被走査面側に凸形状の単一の結像レンズ(走査レンズもしくはkθレンズとも称す。)6より成っている。
結像レンズ6は光偏向器5によって反射偏向された画像情報に基づく光束を被走査面としての感光ドラム面8上に結像させている。かつ副走査断面内において光偏向器5の偏向面5aまたはその近傍と感光ドラム面8との間を共役関係にすることにより、偏向面の面倒れ補償を行っている。
本実施例における結像レンズ6は、モールドプロセスで成形された屈折率1.5のプラスチィックレンズより成る。本実施例では結像レンズ6に製造が難しいガラス材料を使用していないため生産性の向上を図ることができる。また製造を容易にすることができる。尚、本実施例ではモールドレンズであればガラスモールドレンズにも適用することができる。
8は被走査面としての感光ドラム面である。θは被走査面上の有効走査幅内を走査する際の光偏向器5の偏向角(走査角)である。
本実施例において半導体レーザ1から出射した発散光束は集光レンズ2により収束光束に変換され、開口絞り3によって該光束(光量)が制限され、シリンドリカルレンズ4に入射している。シリンドリカルレンズ4に入射した平行光束のうち主走査断面においてはそのままの状態で射出する。また副走査断面内においては更に収束して光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。そして光偏向器5の偏向面5aで偏向された光束は結像レンズ6を介して感光ドラム面8上にスポット状に結像する。そして光偏向器5を矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8上を矢印B方向(主走査方向)に光走査している。これにより記録媒体としての感光ドラム面8上に画像記録を行なっている。
本実施例では主走査断面内において集光レンズ2により変換された収束光束を光偏向器5を介して結像レンズ6に入射させている。これにより結像レンズ6のパワーが弱くても光路長を長くすることなく(装置全体を大型化することなく)被走査面8上に光束を結像させることができる。尚、結像レンズ6に入射する光束は収束光束に限らず、平行光束であっても良い。
本実施例における結像レンズの屈折面の面形状は以下の形状表現式により表されている。
光軸との交点を原点とし、光軸方向をX軸、主走査面内において光軸と直交する軸をY軸、副走査面内において光軸と直交する軸をZ軸としたとき、主走査方向と対応する母線方向が、
Figure 0004898203
(但し、Rは光軸上の母線曲率半径、K、B、B、B、B10は非球面係数)
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
Figure 0004898203
ここでr’=r(1+D+D+D+D+D1010
(但し、rは光軸上の子線曲率半径、D、D、D、D、D10は係数)
なお光軸外の子線曲率半径r’は各々の位置における母線の法線を含み主走査面と垂直な面内に定義されている。また形状表現式における多項式は10次までの関数で表現しているが、次数はこれ以上でも以下でも差し支えない。また面形状表現式自体も同等の面表現自由度を有した表現式であれば、問題無く本発明の効果を得ることが可能である。
表1に本実施例における数値実施例1の光学素子の光学配置及び結像光学素子の面形状を示す。
ここで非球面係数D2u〜D10uはレンズ面の光軸を挟んで一方向(主走査方向のうちの一方)の形状を特定する係数、非球面係数D2l〜D10lはレンズ面の光軸を挟んで他方向(主走査方向のうちの他方)の形状を特定する係数である。
表1に示すように非球面係数D2u〜D10uと非球面係数D2l〜D10lは異なっており、副走査面内の曲率がレンズ面の有効径内において軸上から軸外に向かい光軸を中心として非対称に変化していることがわかる。
Figure 0004898203
本実施例においては結像レンズ6の入射面6a及び出射面6bを、ともに凸形状より形成している。
入射面(一面)6aは主走査断面内(主走査方向)が6次までの関数で表現される非球面形状(非円弧形状)で形成されており、副走査断面内が平面形状(非円弧形状)で形成されている。尚、入射面6aの副走査断面内の形状は平面に限らず、例えば非球面や楕円面等であってもよい。
出射面6bは主走査断面内が円弧形状で形成されており、副走査断面内(副走査方向)が4次までの関数で表現され、主走査方向に対応して曲率が変化する円弧形状で形成されている。
本実施例の結像レンズ6の入射面6aは主走査断面内において非球面形状であることにより、主走査方向の像面湾曲を良好に補正している。また出射面6bは副走査断面内において主走査方向に対応して曲率が変化する円弧形状であり、副走査方向の正のパワーが主走査方向で軸上から軸外に向かって減少していることにより、副走査方向の像面湾曲を良好に補正している。
本実施例では結像レンズ6の材料の屈折率をNとするとき、
N≦1.6 ‥‥(5)
なる条件を満足させている。
本実施例では前述の如く結像レンズ6の材料の屈折率Nは
N=1.5
であり、これは条件式(5)を満足している。
更に好ましくは上記の条件式(5)を次の如く設定するのが良い。
N≦1.55 ‥‥(5a)
本実施例では被走査面8上の有効走査幅内を走査する際の光偏向器5の最大偏向角をθmaxとするとき、
30°≦θmax<90° ‥‥(6)
なる条件を満足させている。
本実施例では
θ=40°
であり、条件式(6)を満足させている。これにより本実施例では広画角に対応可能としている。
更に好ましくは上記の条件式(6)を次の如く設定するのが良い。
35°≦θ ‥‥(6a)
また本実施例では結像レンズ6の、光軸上における副走査断面内の結像倍率(副走査倍率)をβsとするとき、
|βs|≦3.0 ‥‥(7)
なる条件を満足させている。
本実施例では
βs=−2.8
であり、条件式(7)を満足させている。これにより本実施例では出射面の主走査段面内の形状を画像有効域内で副走査倍率が一定となるよう決定している。
本実施例では条件式(7)を満足させることにより、結像レンズ6の副走査方向のパワーを出射面に集中させ、且つ主走査方向に光軸から離れるに従って子線曲率半径を連続的に変化させている。これにより副走査方向の像面湾曲及び副走査倍率と被走査面8上の走査有効全域における均一性(副走査倍率の一定)の両方を同時に、且つ良好に補正している。
更に好ましくは上記の条件式(7)を次の如く設定するのが良い。
|βs|≦2.9 ‥‥(7a)
また
2.0≦|β| ‥‥(7b)
とすると結像レンズの有効径が大きくならず、レンズ材料のコスト低減になるため良い。
上記の如く本実施例は結像レンズとしての光学性能を十分に満たしている。しかしながら光学性能を満たし、かつレンズ肉厚は薄くしないとレンズの成形が難しくなり、簡易な結像レンズ及び光走査装置を提供できない。
ここで結像レンズのレンズ肉厚の構成を図14に示し、薄肉へのアプローチを行う。
一般的にレンズの中心肉厚はコバ厚とサグ量で決まる。コバ厚はレンズの最軸外における入射面から出射面までの距離であり、プラスチィック等を材料とした射出成形を行う場合、金型に材料のプラスチィックを流し入れるためにある程度のコバ厚が必要となってくる。
一方、サグ量は近軸レンズ面と最軸外レンズ面の光軸方向の距離のことであり、レンズが強いパワーを有している場合はこの量は大きくなり、レンズは厚肉になってくる。
上述した如くレンズ成形のためには、ある程度のコバ厚が不可欠となるため、レンズの肉厚を薄くするには入射面、出射面、両面のサグ量を小さく抑える必要がある。
サグ量を小さく抑えるということは、レンズの主走査方向の曲率を緩くする、つまりは主走査方向のパワーを小さく抑えることと等価であり、中でも軸外の主走査方向のパワーを小さく抑えることが出来ればより薄肉にすることが可能となる。
そこで本実施例では軸外における主走査方向のパワーを弱く設定することにより入射面、出射面、両面のサグ量を小さく抑え、コバ厚とサグ量から構成されるレンズ肉厚を薄くしている。
即ち、本実施例では結像レンズの光軸上における主走査方向のパワーをφp、最軸外における主走査方向のパワーをφmとするとき、
0.5≦φm/φp≦0.9 ‥‥(1)
なる条件を満足させている。
ここで結像レンズの光軸上における主走査方向のパワーφpを、該結像レンズの材料の屈折率をN、主走査方向における光軸上の入射面の曲率半径をRp1、出射面の曲率半径をRp2、結像レンズの光軸上における肉厚をdpとするとき、
Figure 0004898203
と定義する。
図15は結像レンズの軸外での主走査方向のパワーφmを求めるための説明図である。
図15に示すように主走査方向の入射面の最大有効径Ym1における曲率半径をRm1、出射面の最大有効径における曲率半径をRm2とする。さらに入射面の最大有効径における入射面へ入射する光束の主光線と入射面の法線とのなす角をθo1、入射面を通過した光束の主光線と入射面の法線とのなす角をθi1とする。さらに出射面の最大有効径における出射面へ出射する光束の主光線と出射面の法線とのなす角をθo2、出射面を通過した光束の主光線と出射面の法線とのなす角をθi2、最軸外における入射面から出射面までの光路長をdmとする。このときの結像レンズの最軸外における主走査方向のパワーφmを
Figure 0004898203
と定義する。
ここでいう最大有効径とは、有効走査域内の最軸外を走査する時の光束の主光線の主走査方向のレンズ通過位置のことである。
上記条件式(1)は結像レンズの光軸上における主走査方向のパワーφpと最軸外における主走査方向のパワーφmとの比に関するものである。条件式(1)の下限値を超えると、最軸外での主走査方向のパワーが光軸上での主走査方向パワーに比べて弱くなりすぎてしまい、被走査面上における主走査方向のスポットが肥大し良好なる画像の形成が行なえなくなるので良くない。
また条件式(1)の上限値を超えると、最軸外での主走査方向のパワーが光軸上での主走査方向パワーと同程度になる。この結果、入射面及び出射面のレンズサグ量が大きくなってしまい、その結果レンズ肉厚も厚くなってしまいレンズ成形が困難となるので良くない。加えて成形タクトが長くなることでコストアップの要因となってしまうので良くない。
本実施例における結像レンズ6の光軸上における主走査方向のパワーφpと最軸外における主走査方向のパワーφmとの比は、
φm/φp=0.81
であり、これは条件式(1)を満足している。
本実施例では条件式(1)を満たすことにより、最軸外での主走査方向のパワーが光軸上での主走査方向のパワーに比べて弱くしている。これにより入射面、出射面、両面のサグ量を小さく抑えることができ、レンズの薄肉化を可能としている。
更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.55≦φm/φp≦0.85 ‥‥(1a)
本実施例における結像レンズの中心肉厚は9.1mmであり、従来の結像レンズに比して薄肉である。これにより本実施例ではプラスチック成形による複屈折、GI等の影響を低減させると共にスポット径の縮小化を図り、更にはレンズの成形時間の短縮化を図ることができ、高精細な印字に適した光走査装置を達成することができる。
一方、軸外での主走査方向のパワーを弱めることによりkθ特性がアンダーとなる。kθ特性とは画角(走査角)θで入射する光束を、像面上(被走査面8上)で、光軸からの高さをY、定数をkpとするとき、Y=kp×θの位置に結像する関係を有していることである。つまりは単位画角あたりに走査される走査幅(走査速度)が走査面上全域にあたって等しくなるような特性である。そして定数kpをkθ係数と呼ぶ。またレンズへの入射光束が平行光束である場合、定数kpは近軸焦点距離fpと同じ値となり、fθ特性を有することとなる。このfpはfθ係数とも呼ばれる。
本実施例においてkθ特性はアンダーとなっていて、つまりは定数kpが像高によって変化している。
結像レンズがこのkθ特性を有するためには、軸外での単位画角あたりの走査幅が軸上での単位画角あたりの走査幅と等しくならなくてはいけない。このため、軸上の主走査方向のパワーに比べて軸外での主走査方向のパワーがある程度強くならなければならない。
本実施例では軸外での主走査方向のパワーが弱いため、結像レンズのkθ特性がアンダーと成っているが、これは電気的な信号処理で補正可能なレベルであるので問題にならない。
本実施例においては結像レンズの光軸上における肉厚をdp、軸上でのkθ係数をkpとするとき、
0<dp/kp≦0.09 ‥‥(2)
なる条件を満足させている。
条件式(2)は結像レンズの光軸上における肉厚dpと軸上でのkθ係数kpとの比に関するものである。条件式(2)を逸脱するとレンズ肉厚が厚くなり、成型するのが難しく成ってくるので良くない。
本実施例におけるは結像レンズの光軸上における肉厚dpと軸上でのkθ係数kpとの比は、
dp/kp=0.06
であり、これは条件式(2)を満足している。
更に好ましくは上記の条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.02<dp/kp≦0.07 ‥‥(2a)
また上述したように軸外での主走査方向のパワーを軸上の主走査方向のパワーに比べて弱くすると、軸外での走査速度が軸上の走査速度に比べて速くなる。そこで本実施例では被走査面上における光軸上での走査速度をVp、最軸外での走査速度をVmとするとき、
1.1≦Vm/Vp≦1.5 ‥‥(3)
なる条件を満足させている。
尚、最軸外での走査速度Vmが光軸上での走査速度Vpよりも速いということは、換言すると次のように成る。即ち、光軸上のkθ係数をkp、最軸外のkθ係数をkmとするとき
kp<km
を意味する。
条件式(3)は被走査面上における光軸上での走査速度Vpと最軸外での走査速度Vmとの比に関するものである。条件式(3)の下限値を超えると、軸外における主走査方向の走査速度が光軸上における主走査方向の走査速度と同程度となり、レンズ肉厚が厚くなってしまいレンズ成形が困難となるので良くない。または成形タクトが長くなることでコストアップの要因となってしまうので良くない。
条件式(3)の上限値を超えると、軸外における主走査方向の走査速度が光軸上における主走査方向の走査速度に比べて早くなりすぎてしまい、被走査面上における主走査方向のスポットが肥大し良好な画像の形成が行えないので良くない。
本実施例では条件式(3)を満たすことにより、軸外における主走査方向の走査速度が光軸上における主走査方向の走査速度に比べて早くなり、kθ特性がアンダーとなる。これにより結像レンズのサグ量を小さく抑えることができ、レンズの薄肉化を可能としている。
本実施例における光軸上での走査速度Vpと最軸外での走査速度Vmとの比は、
Vm/Vp=1.16
であり、これは条件式(3)を満足している。
更に好ましくは上記の条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.15≦Vm/Vp≦1.45 ‥‥(3a)
また本実施例では上記の如くkθ特性がアンダーになると、3次の歪曲収差係数Vはkθ特性を有している場合の値V=2/3からずれることになる。そこで結像レンズの3次の歪曲収差係数をVとするとき、
0.1≦V≦0.5 ‥‥(4)
なる条件を満足させている。
上記3次の歪曲収差係数Vは、以下の式で表される。即ち、光偏向器に入射する光束の、該光偏向器の偏向面から自然収束点までの距離をro、偏向面から被走査面までの光軸上の距離をL、偏向面から結像レンズの入射面までの光軸上の距離をSとする。さらに結像レンズの材料の屈折率をN、結像レンズの入射面の曲率半径をR、結像レンズの光軸上の主走査方向のパワーをφとするとき、
Figure 0004898203
尚、上記3次の歪曲収差係数Vは、前述した表1に示すパラメータの値から算出している。
条件式(4)は結像レンズの3次の歪曲収差係数Vを規定するものである。条件式(4)の下限値を超えると、被走査面上における主走査方向のスポットが肥大し良好な画像の形成が行えなくなり、更にV=0となると結像レンズがf・tanθ特性を持つことになるので良くない。また条件式(4)の上限値を超えると、レンズ肉厚が厚くなってしまいレンズ成形が困難となるので良くない。または成形タクトが長くなることでコストアップの要因となってしまうので良くない。更にV=2/3となると結像レンズがfθ特性を有することとなり、更にレンズ肉厚が厚くなってしまうので良くない。
本実施例では条件式(4)を満たすことにより、軸外における主走査方向の走査速度が光軸上における主走査方向の走査速度に比べて早くなる。これにより結像レンズのサグ量を小さく抑えることができ、レンズの薄肉化を可能としている。
本実施例における3次の歪曲収差係数Vは、
V=0.33
であり、これは条件式(4)を満足している。
更に好ましくは上記の条件式(4)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.15≦V≦0.45 ‥‥(4a)
図3は本実施例における幾何収差及び結像光学素子(結像レンズ)の副走査倍率の像高による一様性を示した図である。図3より各収差とも実用上問題のないレベルまで補正されていることが分かる。また像高による副走査倍率の変化も2%以下に抑えられていることが分かる。尚、像高による副走査倍率の変化は10%以下なら良い。さらに望ましくは5%以下なら良い。
図4は本実施例における結像レンズの各光学面をZ方向に偏心(偏心量50μm)させたときの被走査面上における走査線の移動量(Z方向)を示す図である。図4より走査線湾曲(曲がり)の発生は微量であることが分かる。
つまり図4の結果から光学箱(筐体)へのレンズ組み付け誤差やレンズ自体の製造誤差により、結像レンズ全体が被走査面と垂直な方向(Z方向)へ偏心した場合でも、結像レンズを変曲点を持たないような素直な形状にし、尚かつ、結像レンズの副走査倍率を一定とすることで偏心による走査線曲がりを無くすことが可能であることが分かる。
また図4の結果から、特にモールドレンズにおいて型内の組み付け精度不足により入射面に対する出射面のZ方向の偏心が生じた場合でも、結像レンズを変曲点を持たないような素直な形状にし、尚かつ、結像レンズの各面における副走査倍率を一定とすることで、同様に被走査面における副走査方向への偏心による走査線曲がりを無くすことが可能であることが分かる。
このように本実施例では上記の如く結像光学系LBを単一の結像レンズ6より構成し、軸外における主走査方向のパワーを光軸上における主走査方向のパワーに比べて弱くなるようにパワー配置を適切に設定している。また軸外における主走査方向の走査速度を光軸上における主走査方向の走査速度に比べて早くし、kθ特性をアンダーとすることにより、軸外での結像レンズのサグ量を小さく抑えている。これにより本実施例では結像レンズ6の光軸方向の中心肉厚を薄くして、簡易な構成で、尚且つ、結像レンズのレンズ面の偏心による走査線曲がりを低減している。
図5は本発明の光走査装置の実施例2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図6は本発明の光走査装置の実施例2の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図5、図6において前記図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、結像レンズ16の入射面16a及び出射面16bの形状を異ならせて形成したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、同図においてLBは集光機能とkθ特性とを有する結像光学系(走査光学系)であり、単一の結像レンズ(kθレンズ)16より成っている。本実施例における結像レンズ16の入射面16a及び出射面16bはともに凸形状より形成されている。
入射面16aは主走査断面内が6次までの関数で表現される非球面形状で形成されており、副走査断面内が平面形状で形成されている。出射面16bは主走査断面内が円弧形状で形成されており、副走査断面内が4次までの関数で表現され、主走査方向に対応して曲率が変化する円弧形状で形成されている。
本実施例においては結像レンズ16の入射面16a及び出射面16bの形状を軸外における主走査方向のパワーが光軸上における主走査方向のパワーに比べて前述の実施例1より更に弱くなるように設定している。これにより本実施例では実施例1と比べて結像レンズ16の光軸方向の中心肉厚を更に薄く形成している。
表2に本実施例における数値実施例2の光学素子の光学配置及び結像光学素子の面形状を示す。
Figure 0004898203
本実施例における結像レンズ16の光軸上の副走査倍率は、
βs=−2.8
であり、これは条件式(7)を満足している。本実施例では条件式(7)を満足させることにより、出射面の主走査断面内の形状を画像有効域内で副走査倍率が一定となるよう決定している。
また本実施例における結像レンズ16の光軸上における主走査方向のパワーφpと最軸外における主走査方向のパワーφmとの比は、
φm/φp=0.58
であり、これは条件式(1)を満足している。これにより結像レンズ16のサグ量を小さく抑えることができ、該結像レンズ16の中心肉厚を7mmと薄肉にしている。
また本実施例においても前述の施例1と同様に軸外での主走査方向のパワーが弱いため、結像レンズのkθ特性がアンダーと成っているが、これは電気的な信号処理で補正可能なレベルであるので問題にならない。
本実施例における結像レンズ16の光軸上における肉厚dpと軸上でのkθ係数kpとの比は、
dp/kp=0.05
であり、これは条件式(2)を満足している。
本実施例におけるは光軸上での走査速度Vpと最軸外での走査速度Vmとの比は、
Vm/Vp=1.29
であり、これは条件式(3)を満足している。
本実施例における3次の歪曲収差係数Vは、
V=0.22
であり、これは条件式(4)を満足している。
図7は本実施例における幾何収差及び結像光学素子の副走査倍率の像高による一様性を示した図である。図7より各収差とも実用上問題のないレベルまで補正されていることが分かる。また像高による副走査倍率の変化も5%以下に抑えられていることが分かる。尚、像高による副走査倍率の変化は10%以下なら良い。さらに望ましくは5%以下なら良い。
このように本実施例においては上記の如く各要素を設定することにより、前述の実施例1に比して、更に薄型で、簡易な構成の結像レンズ及び光走査装置を提供することができる。
図8は本発明の光走査装置の実施例3の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図9は本発明の光走査装置の実施例3の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図8、図9において前記図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、光源手段81をマルチビームレーザより構成したこと、副走査断面内において光源手段81から出射した光束を光偏向器5の偏向面5aに対して斜め方向から入射させたことである。更に結像レンズ26の入射面及び出射面の形状を異ならせて形成したこと、本装置をカラー画像形成装置に搭載したことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、同図において81は光源手段であり、独立に変調可能な複数の発光部(発光点)を有するマルチビームレーザーより成っている。本実施例におけるマルチビームレーザー81は独立に光変調された複数(本実施例では4本)の光束を同時に出射している(図中では1本の光束のみ記載)。
LBは集光機能とkθ特性とを有する結像光学系(走査光学系)であり、単一の結像レンズ(kθレンズ)26より成っている。本実施例における結像レンズ26の入射面26a及び出射面26bはともに凸形状より形成されている。
入射面26aは主走査断面内が10次までの関数で表現される非球面形状で形成されており、副走査断面内が10次までの関数で表現され、主走査方向に対応して曲率が変化する円弧形状で形成されている。出射面26bは主走査断面内が円弧形状で形成されており、副走査断面内が10次までの関数で表現され、主走査方向に対応して曲率が変化し、4次の関数で表現される非球面形状で形成されている。
本実施例においては光源手段81から出射した4本の光束を入射光学系LAにより副走査断面内において光偏向器5の偏向面5aに対して斜め方向から入射させている。
そして光偏向器5の偏向面5aで偏向された4本の光束を結像レンズ26により対応する感光ドラム面8上(図中では1本の感光ドラム面のみ記載)に導光し、異なった色光の画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字している。
本実施例では結像レンズ26の出射面26bを副走査断面内において非球面形状としている。これにより副走査断面内において光源手段81から出射した4本の光束を光偏向器5の偏向面5aに対して斜入射させた際に発生する被走査面8上でのスポットの回転を補正している。
表3に本実施例における数値実施例3の光学素子の光学配置及び結像光学素子の面形状を示す。
Figure 0004898203
本実施例における副走査方向の非球面成分としては
Figure 0004898203
なる値を上記関係式(b)に付加している。
この非球面成分をレンズ面に付加することにより、副走査断面内において光源手段81から出射した4本の光束を光偏向器5の偏向面5aに対して斜入射させた際に発生する被走査面8上でのスポットの回転を補正している。
本実施例における結像レンズ26の光軸上における副走査倍率は、
β=−2.5
であり、これは条件式(7)を満足している。本実施例では条件式(7)を満足させることにより、出射面の主走査断面内の形状を画像有効域内で副走査倍率が一定となるよう決定している。
また本実施例における結像レンズ26の光軸上における主走査方向のパワーφpと最軸外における主走査方向のパワーφmとの比は、
φm/φp=0.82
であり、これは条件式(1)を満足している。これにより結像レンズ26のサグ量を小さく抑えることができ、該結像レンズ26の中心肉厚を9.1mmと薄肉にしている。
また本実施例においても前述の施例1と同様に軸外での主走査方向のパワーが弱いため、結像レンズのkθ特性がアンダーと成っているが、これは電気的な信号処理で補正可能なレベルであるので問題にならない。
本実施例におけるは結像レンズの光軸上における肉厚dpと軸上でのkθ係数kpとの比は、
dp/kp=0.06
であり、これは条件式(2)を満足している。
本実施例におけるは光軸上での走査速度Vpと最軸外での走査速度Vmとの比は、
Vm/Vp=1.18
であり、これは条件式(3)を満足している。
本実施例における3次の歪曲収差係数Vは、
V=0.33
であり、これは条件式(4)を満足している。
図10は本実施例における幾何収差及び結像光学素子の副走査倍率の像高による一様性を示した図である。図10より各収差とも実用上問題のないレベルまで補正されていることが分かる。また像高による副走査倍率の変化も5%以下に抑えられていることが分かる。尚、像高による副走査倍率の変化は10%以下なら良い。さらに望ましくは5%以下なら良い。
図11は本実施例における被走査面上でのスポット形状を示した説明図である。同図に示すように副走査断面内において光源手段から出射した複数の光束を光偏向器5の偏向面5aに斜入射させた際に発生する被走査面上でのスポットの回転が良好に補正されていることが分かる。
このように本実施例においては上記の如く前述の実施例1より、更に薄型で、簡易な構成の結像レンズ及び光走査装置を提供することができる。
更に本実施例の光走査装置は、上記の如く光源手段にマルチビームレーザーを用い、副走査断面内において光源手段から出射した複数の光束を光偏向器の偏向面に斜入射させている。この光走査装置をカラー画像形成装置に搭載することにより、高速でかつ高品質なカラー画像形成装置を提供することができる。またその際、問題となる被走査面上でのスポット回転も副走査断面内において結像レンズの出射面を非円弧形状(非球面形状)とすることによって良好に補正している。
[画像形成装置]
図12は本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1又は2のいずれかに示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光ビーム103が照射されるようになっている。
先に説明したように、光ビーム103は、画像データDiに基づいて変調されており、この光ビーム103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図12において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図12において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されている。そして転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図12においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
本発明で使用される画像形成装置の記録密度は、特に限定されない。しかし、記録密度が高くなればなるほど、高画質が求められることを考えると、1200dpi以上の画像形成装置において本発明の実施例1〜3の構成はより効果を発揮する。
[カラー画像形成装置]
図13は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、光走査装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図13において、60はカラー画像形成装置、61,62,63,64は各々実施例1又は2に示したいずれかの構成を有する光走査装置である。21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。
図13において、カラー画像形成装置60には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれ光走査装置61,62,63,64に入力される。そして、これらの光走査装置からは、各画像データに応じて変調された光ビーム41,42,43,44が出射され、これらの光ビームによって感光ドラム21,22,23,24の感光面が主走査方向に走査される。
本実施例におけるカラー画像形成装置は光走査装置(61,62,63,64)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応している。そして各々平行して感光ドラム21,22,23,24面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施例におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つの光走査装置61,62,63,64により各々の画像データに基づいた光ビームを用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム21,22,23,24面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器52としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置60とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1の光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例1の光走査装置の副走査断面図 本発明の実施例1の幾何収差及び副走査倍率差を示す図 本発明の実施例1の結像光学素子の偏心時の走査線移動量を示す図 本発明の実施例2の光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例2の光走査装置の副走査断面図 本発明の実施例2の幾何収差及び副走査倍率差を示す図 本発明の実施例3の光走査装置の主走査断面図 本発明の実施例3の光走査装置の副走査断面図 本発明の実施例3の幾何収差及び副走査倍率差を示す図 本発明の実施例3のスポット径を示す図 本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査断面図 本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図 レンズ肉厚の構成図 軸外での主走査方向パワーを求めるための説明図 従来の光走査装置の要部概略図
符号の説明
1、81 光源手段
2 集束レンズ(コリメータレンズ)
3 開口絞り
4 レンズ系(シリンドリカルレンズ)
5 偏向手段(ポリゴンミラー)
6、16、26 結像レンズ
8 被走査面(感光体ドラム)
LA 入射光学系
LB 結像光学系
11、12、13、14 光走査装置
71、72、73、74 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光束
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 光走査装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (9)

  1. 光源手段と、前記光源手段から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段で偏向走査された光束を被走査面上に結像する結像光学系と、を有する光走査装置において、
    前記結像光学系は、単一の結像光学素子より成り、
    前記単一の結像光学素子の入射面の主走査断面内における形状は、非円弧であり、前記単一の結像光学素子の入射面の副走査断面内における形状は、平面であり、
    前記単一の結像光学素子の出射面の主走査断面内における形状は、前記被走査面に向って凸形状の円弧であり、前記単一の結像光学素子の出射面は、副走査方向に正のパワーを有し、前記単一の結像光学素子の出射面の副走査方向のパワーは、主走査方向において軸上から軸外に向って減少しており、
    前記結像光学素子の光軸上における主走査方向のパワーをφp、前記結像光学素子の最軸外における主走査方向のパワーをφm、前記結像光学素子の光軸上における厚さをdp、前記結像光学素子の軸上でのkθ係数をkpとするとき、
    0.5≦φm/φp≦0.9
    0<dp/kp≦0.09
    なる条件を満足することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記被走査面上における光軸上での走査速度をVp、前記被走査面上における最軸外での走査速度をVmとするとき、
    1.1≦Vm/Vp≦1.5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記単一の結像光学素子の3次の歪曲収差係数をVとするとき、
    0.1≦V≦0.5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記被走査面上の有効走査幅内を走査する際の前記偏向手段の最大偏向角をθmaxとするとき、
    30°≦θmax<90°
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記単一の結像光学素子の、光軸上における副走査断面内の結像倍率をβsとするとき、
    |βs|≦3.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記単一の結像光学素子に入射する光束は、主走査断面内において収束光束であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記光源手段は、独立に変調可能な複数の発光部を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の光走査装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の光走査装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の光走査装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
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