JP4897540B2 - クレーン装置 - Google Patents

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本発明は、クレーン装置に関し、特に駆動電力を発電するエンジン発電装置のエンジン回転速度を制御するクレーン装置に関する。
港湾などのヤードにおいて、船舶やトレーラに対するコンテナなどの荷物の積み降ろしを行うクレーン装置では、複数の電動機を用いて、荷物の昇降、さらには架台の走行や横行などの動作を行う。これら電動機へ動作電力を供給するため、エンジン駆動発電方式では、ディーゼルエンジンを用いて発電機を駆動するエンジン発電装置を用いて必要な電力を各電動機へ供給する構成となっている。
このようなクレーン装置では、荷物の巻き上げ時などは最大負荷となるが、荷物の巻き下げ時など電力をほとんど必要としない場合もあり、負荷変動が大きい。したがって、最大負荷時に見合った電力を発電機から供給するためにはディーゼルエンジンや発電機として大型のものが必要となるものの、平均負荷を上回る設備規模となるため、設備コストや運転コストの面で非効率であった。
従来、このようなクレーン装置に蓄電装置を設けて、常時、エンジン発電装置で発電するとともに、最大負荷時などに蓄電装置から並列的に電力を供給し、回生時に発生した余剰電力を蓄電装置へ蓄電するものが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。これにより、蓄電装置から電動機に対して電力が一時的に供給されるため、ディーゼルエンジンや発電機の規模を縮小でき、設備コストや運転コストの面で効率を改善可能となる。
特開2001−163574号公報
前述した従来のクレーン装置では、荷物の巻上時に必要な最大負荷電力を、蓄電装置の蓄電電力で一時的に補うことができるものの、このような最大負荷電力を安定供給するため、常時、エンジン発電装置を一定回転速度で運転している。このため、荷物の巻上動作、架台の走行や横行などのクレーン動作を行っていないアイドリング時などの低負荷時には、発電電力が過剰となり、エンジン発電装置の燃費が悪くなる。
このようなエンジン発電装置の燃費を改善する方法として、低負荷時にエンジン発電装置の回転速度を低減する方法が考えられ、回転速度を低くすればするほど、エンジン発電装置の燃費を削減することが可能となる。
しかしながら、このような方法では、エンジン発電装置の回転速度を低下させた場合、規定の電圧や周波数の発電電力を得ることができなくなり、クレーン装置において低負荷時でもエンジン発電装置からの発電電力を利用している、照明装置、空調装置、あるいはコントローラなど、クレーン装置の付帯設備として設けられている各種補機設備の動作が不安定となるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、エンジン回転速度を低下させた場合でも必要な電力を安定供給できるクレーン装置を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるクレーン装置は、エンジンにより駆動されて駆動電力を供給する主発電機、およびエンジンにより駆動されて補機電力を供給する副発電機を有するエンジン発電装置と、駆動電力で駆動されて荷物の積み降ろしを行う電動機と、駆動電力または補機電力のいずれか一方を当該クレーン装置の補機設備へ切替供給する切替器と、当該クレーン装置の動作状況に応じてエンジンのエンジン回転速度および切替器を制御するコントローラとを備えている。
この際、コントローラで、エンジン発電装置のエンジン回転速度、駆動電力の電圧、または駆動電力の周波数を示す検出値が所定のしきい値以上の場合は切替器を切替制御して駆動電力を補機設備へ供給し、当該検出値が所定のしきい値を下回る場合は切替器を切替制御して補機電力を補機設備へ供給するようにしてもよい。
また、コントローラで、クレーン動作の開始を指示する操作者からの動作開始操作入力に基づいて切替器を切替制御して駆動電力を補機設備へ供給し、クレーン動作の停止を指示する操作者からの動作停止操作入力に基づいて切替器を切替制御して補機電力を補機設備へ供給するようにしてもよい。
また、コントローラで、切替器に対する切替制御に応じて副発電機での発電要否を示す運転指示をエンジン発電装置へ指示するようにしてもよい。
本発明によれば、エンジン発電装置の主発電機がエンジンにより駆動されて駆動電力が供給されるとともに、エンジン発電装置の副発電機がエンジンにより駆動されて補機電力を供給され、切替器により、駆動電力または補機電力のいずれか一方が当該クレーン装置の補機設備へ切替供給され、コントローラにより、当該クレーン装置の動作状況に応じてエンジン発電装置のエンジン回転速度および切替器が制御される。
具体的には、コントローラにより、エンジン発電装置のエンジン回転速度を示す検出値が所定のしきい値以上の場合は切替器が切替制御されて駆動電力が補機設備へ供給され、当該検出値が所定のしきい値を下回る場合は切替器が切替制御されて補機電力が補機設備へ供給される。
これにより、エンジンの回転速度を低下させたために、主発電機から所望の電圧および周波数を有する駆動電力が供給されなくなった場合でも、副発電機から安定した補機電力を供給することができ、クレーン装置の付帯設備として設けられている補機設備の正常動作を維持することが可能となる。
したがって、クレーン装置の動作状況に応じてエンジン発電装置の回転速度を大幅に低下させることができ、結果として、エンジン発電装置の燃費を効果的に削減でき、環境への影響も削減することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の構成を示す機能ブロック図である。
このクレーン装置は、エンジン駆動で発電した電力を共通母線に供給することにより、共通母線に接続された電動機を駆動して荷物の積み降ろしを行う装置であり、主な構成として、エンジン発電装置1、主巻電動機30、走行電動機31,32、横行電動機33、インバータ(INV)41〜43、切替器5、補機設備6、コントローラ7、および共通母線9が設けられている。
本実施の形態は、エンジンにより駆動されて駆動電力を供給する主発電機、およびエンジンにより駆動されて補機電力を供給する副発電機を有するエンジン発電装置1と、駆動電力または補機電力のいずれか一方を当該クレーン装置の補機設備6へ切替供給する切替器5とを設け、コントローラ7により、当該クレーン装置の動作状況に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度および切替器5を制御するようにしたものである。
以下、本実施の形態にかかるクレーン装置の構成について詳細に説明する。
エンジン発電装置1は、ディーゼルエンジン(DE)11、主発電機12、および副発電機13を有し、ディーゼルエンジン11で主発電機(G)12を駆動することにより交流の駆動電力15を発電して出力するとともに、ディーゼルエンジン11で副発電機13(G)を駆動することにより交流の補機電力16を発電して出力する装置であり、エンジン回転速度を示すコントローラ7からの運転指示10Aに基づいて、ディーゼルエンジン11のエンジン回転速度を制御する機能を有している。
エンジン発電装置1において、主発電機12は、ディーゼルエンジン11が後述するしきい値Nth以上の回転速度で動作している場合に、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する駆動電力15を発電する機能を有している。
また、副発電機13は、ディーゼルエンジン11が後述するしきい値Nthをある程度下回った回転速度、例えばクレーン動作が行われていないアイドリング状態における最低エンジン回転速度で動作している場合でも、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する補機電力16を発電する機能を有している。
主巻電動機30は、荷物の昇降を行うための交流電動機である。走行電動機31,42は、架台の走行を行うための交流電動機である。横行電動機33は、架台の横行を行うための交流電動機である。
インバータ41は、共通母線9上の駆動電力15を交流電力に変換して主巻電動機30および走行電動機31へ供給するAC/DC/AC変換器である。
インバータ42は、共通母線9上の駆動電力15を交流電力に変換して主巻電動機30および走行電動機32へ供給するAC/DC/AC変換器である。
インバータ43は、共通母線9上の駆動電力15を交流電力に変換して横行電動機33へ供給するAC/DC/AC変換器である。
切替器5は、共通母線9からの駆動電力15とエンジン発電装置1からの補機電力16のいずれか一方を補機設備6へ切替供給する切替装置である。
コントローラ7は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、マイクロプロセッサまたは周辺回路に設けられたメモリからプログラムを読み込んで実行することにより、プログラムと上記ハードウェアとを協働させて、クレーン装置全体を制御するための各種機能を有している。
コントローラ7の主な機能としては、操作レバーや操作スイッチを介して検出した操作者のクレーン操作70に基づいて、各種コマンド4Aをやり取りすることによりインバータ41〜43を制御して、荷物の昇降、架台の走行や横行などの運転を制御するクレーン運転機能、共通母線9に対するエンジン発電装置1からの電力供給状況を確認する電力供給状況確認機能、および操作者からの指令入力71や電力供給状況などから得られる当該クレーン装置の動作状況に基づいて新たなエンジン回転速度を算出し、そのエンジン回転速度を運転指示10Aによりエンジン発電装置1へ指示する回転速度制御機能がある。
共通母線9に対するエンジン発電装置1からの電力供給状況は、例えば共通母線9の供給電圧を監視すれば把握できる。クレーン操作70に基づき荷物の巻き上げや、架台の走行や横行を行う場合、対応する電動機30〜33を駆動した時点で、共通母線9上の駆動電力が使用されるため供給電圧が低下する。
したがって、電力供給状況確認機能により、例えばエンジン発電装置1から共通母線9への配線上に設けた検出器からの検出値15Aに基づいて共通母線9の供給電圧を検出し、予めメモリに保存しておいた下限しきい値や上限しきい値を読み出して比較することにより、電力供給状況の過不足を確認できる。
また、コントローラ7は、主な機能の1つとして、エンジン発電装置1のエンジン回転速度、駆動電力15の電圧、または駆動電力15の周波数を示す検出値と所定のしきい値とを比較し、その比較結果に応じて切替器5を切替制御するための切替指示5Aを出力する補機電力切替機能を有している。
この際、エンジン発電装置1のエンジン回転速度については、エンジン発電装置1からの運転通知10Bにより取得すればよい。また駆動電力15の電圧や周波数については、例えばエンジン発電装置1から共通母線9への配線上に設けた検出器からの検出値15Aに基づいて検出すればよい。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図2〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置のエンジン回転速度制御処理を示すフローチャートである。図3は、エンジン発電装置の発電電力とエンジン回転速度の関係を示す動作特性である。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の補機電力切替処理を示すフローチャートである。
[エンジン回転速度制御]
まず、図2および図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作としてコントローラ7におけるエンジン回転速度制御について詳細に説明する。
コントローラ7は、操作者による運転開始操作の検出に応じて、図2のエンジン回転速度制御処理を開始する。
コントローラ7は、まず、エンジン回転速度制御機能により、操作者から指令入力71の有無を確認し(ステップ100)、指令入力71があった場合(ステップ100:YES)、その指令入力71で入力された荷重および指令速度に応じたエンジン回転速度Nを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力し(ステップ101)、ステップ100へ戻る。
エンジン発電装置1は、発電電力Pとエンジン回転速度Nについて、図3に示すような動作特性を有している。この種の動作特性は、一般的に、エンジン回転速度Nの増加に応じて発電電力Pが単調増加し、所定の最大電力値に達した後に減衰する傾向がある。したがって、コントローラ7のメモリにこのような動作特性を関数や表形式で予め保存しておけば、所望の発電電力Pすなわち指令供給電力を供給するのに必要なエンジン回転速度Nを算出できる。
したがって、荷重および指令速度から指令供給電力(=荷重×指令速度)を算出できることから、上記動作特性を参照して、指令供給電力に対応するエンジン回転速度を算出し、運転指示10Aによりエンジン発電装置1へ指示すればよい。
これにより、エンジン発電装置1のディーゼルエンジン11がエンジン回転速度Nで運転され、操作者から指令入力された荷重および指令速度に対応する指令供給電力が主発電機12で発電される。
一方、ステップ100において、操作者からの指令入力71がなかった場合(ステップ100:NO)、コントローラ7は、電力供給状況確認機能により、共通母線9の供給電圧Vを検出し(ステップ102)、メモリに保存されている下限しきい値VLと比較する(ステップ103)。
ここで、供給電圧Vが下限しきい値VLより低い場合(ステップ103:YES)、エンジン発電装置1からの運転通知10Bにより取得したエンジン回転速度を所定分だけ増加して新たなエンジン回転速度Nを算出し(ステップ104)、新たなエンジン回転速度Nを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力し(ステップ107)、ステップ100へ戻る。
これにより、共通母線9の駆動電力15が使用されて供給電圧が下限しきい値より低下している場合には、エンジン発電装置1のエンジン回転速度が増やされて、より多くの駆動電力が共通母線9へ供給される。
また、ステップ103において、供給電圧Vが下限しきい値VLより低くない場合(ステップ103:NO)、電力供給状況確認機能は、共通母線9の供給電圧Vをメモリに保存されている上限しきい値VHと比較する(ステップ105)。
ここで、供給電圧Vが上限しきい値VHより高い場合(ステップ105:YES)、エンジン発電装置1からの運転通知10Bにより取得したエンジン回転速度を所定分だけ低減して新たなエンジン回転速度Nを算出し(ステップ106)、新たなエンジン回転速度Nを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力し(ステップ107)、ステップ100へ戻る。
これにより、共通母線9の駆動電力15が使用されず供給電圧が上限しきい値より上昇している場合には、エンジン発電装置1のエンジン回転速度が低減されて、共通母線9へ供給される駆動電力が抑制される。
[補機電力切替制御]
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作としてコントローラ7における補機電力切替制御について詳細に説明する。ここでは、コントローラ7により、エンジン発電装置1のエンジン回転速度に基づいて切替器5を切替制御する場合を例として説明する。
コントローラ7は、操作者による運転開始操作の検出に応じて、図2のエンジン回転速度制御処理と並行して図4の補機電力切替制御処理を開始する。
コントローラ7は、まず、補機電力切替機能により、エンジン発電装置1からの運転通知10Bを用いてエンジン発電装置1のエンジン回転速度N(検出値)を検出し(ステップ110)、メモリに保存されているしきい値Nthと比較する(ステップ111)。
ここで、エンジン回転速度Nがしきい値Nth以上の場合(ステップ111:YES)、補機電力切替機能は、切替器5を駆動電力15側へ切替制御するための切替指示5Aを出力し(ステップ112)、ステップ110へ戻る。
この際、しきい値Nthとしては、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する駆動電力15を、エンジン発電装置1の主発電機12から供給するために必要なエンジン回転速度が用いられる。
これにより、エンジン回転速度がしきい値Nth以上となった時点で、切替器5が共通母線9(H)側に切り替えられ、適切な電圧および周波数を有する駆動電力15が補機設備6へ供給される。
一方、ステップ111において、エンジン回転速度Nがしきい値Nthを下回った場合(ステップ111:NO)、補機電力切替機能は、切替器5を補機電力16側へ切替制御するための切替指示5Aを出力し(ステップ113)、ステップ110へ戻る。
これにより、エンジン回転速度がしきい値Nthを下回った時点で、切替器5が共通母線9(H)側からエンジン発電装置1の副発電機13(L)側に切り替えられ、適切な電圧および周波数を有する補機電力16が補機設備6へ供給される。
[第1の実施の形態の動作例]
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例を示すタイミングチャートである。ここでは、クレーン動作の開始に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度が増加した後、クレーン動作の停止に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度が低減する場合を例として説明する。なお、エンジン回転速度に対するしきい値Nthとしては、高速回転時のエンジン回転速度Nbが、コントローラ7のメモリに予め設定されているものとする。
時刻T0以前においては、クレーン動作は行われておらず、エンジン発電装置1のディーゼルエンジンは、エンジン回転速度Naで運転されている。このとき、エンジン発電装置1からは規定駆動電力PMaが出力されている。したがって、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNbを下回っているため、切替器5は、コントローラ7により副発電機13(L)側に切り替えられており、副発電機13からの補機電力16が補機設備6へ供給されている。
次に、時刻T0において、荷物の巻き上げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、コントローラ7は、その操作指令に応じたエンジン回転速度Nbを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力する。これによりエンジン発電装置1のエンジン回転速度がNaからNbへ徐々に上昇し、エンジン発電装置1からの駆動電力15が増加する。
その後、時刻T1に、エンジン回転速度NがNbに到達して一定となり、駆動電力15として最大駆動電力PMbが出力される。
したがって、時刻T1以降において、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNb以上に上昇しているため、切替器5は、コントローラ7により共通母線9(H)側に切り替えられて、主発電機12からの駆動電力15が補機設備6へ供給される。
また、時刻T2に、荷物の巻き下げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、コントローラ7は、その操作指令に応じたエンジン回転速度Naを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力する。これによりエンジン発電装置1のエンジン回転速度がNbからNaへ徐々に低下し、エンジン発電装置1からの駆動電力15が低減する。
その後、時刻T3に、エンジン回転速度NがNbに到達して一定となり、駆動電力15として規定駆動電力PMaが出力される
したがって、時刻T3以降、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNbを下回ることになるため、切替器5は、コントローラ7により副発電機13(L)側に切り替えられて、副発電機13からの補機電力16が補機設備6へ供給される。
これにより、エンジン回転速度NがNbまで低下して、主発電機12からの駆動電力16の電圧および周波数が低下した場合でも、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する補機電力16が副発電機13から供給され、補機設備6の正常動作が維持される。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、エンジンにより駆動されて駆動電力15を供給する主発電機12、およびエンジンにより駆動されて補機電力16を供給する副発電機13を有するエンジン発電装置1と、駆動電力15または補機電力16のいずれか一方を当該クレーン装置の補機設備6へ切替供給する切替器5とを設け、コントローラ7により、当該クレーン装置の動作状況に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度および切替器5を制御するようにしたものである。
具体的には、コントローラ7により、エンジン発電装置1のエンジン回転速度を示す検出値が所定のしきい値Nth以上の場合は切替器5を切替制御して駆動電力15を補機設備6へ供給し、当該検出値が所定のしきい値を下回る場合は切替器5を切替制御して補機電力16を補機設備6へ供給するようにしたものである。
これにより、エンジンの回転速度を低下させたために、主発電機12から所望の電圧および周波数を有する駆動電力15が供給されなくなった場合でも、副発電機13から安定した補機電力16を供給することができ、クレーン装置の付帯設備として設けられている補機設備6の正常動作を維持することが可能となる。
したがって、クレーン装置の動作状況に応じてエンジン発電装置の回転速度を大幅に低下させることができ、結果として、エンジン発電装置の燃費を効果的に削減でき、環境への影響も削減することが可能となる。
また、本実施の形態では、エンジン発電装置1のエンジン回転速度としきい値との比較結果に基づき切替器5を切替制御する場合を例として説明したが、エンジン回転速度に代えて駆動電力15の電圧や周波数を用いてもよい。
また、しきい値として最大回転速度Nbを用いた場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、最低回転速度Naより大きく最大回転速度Nb以下の値であれば、主発電機12で得られる駆動電力15の電圧や周波数、および補機設備6で必要となる電力に応じて任意に設定できる。
また、本実施の形態では、エンジン発電装置1のエンジン回転速度としきい値との比較結果に基づき切替器5を切替制御する場合を例として説明したが、エンジン回転速度に代えてクレーン動作の開始/停止を指示する操作者からの動作操作入力に基づき切替器5を切替制御してもよい。
例えば、図5の場合、時刻T0において、荷物の巻き上げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、この動作操作入力に基づいて時刻T0から所定期間経過後に、コントローラ7により、切替器5を共通母線9(H)側に切替制御し、時刻T2において、荷物の巻き下げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、この動作操作入力に基づいて直ちに、コントローラ7により、切替器5を副発電機13(L)側に切替制御すれば、前述と同様の切替制御を実現できる。
なお、エンジン発電装置1のエンジン回転速度がNaからしきい値NthここではNbまで到達する到達期間は、予め計測で把握できる。したがって、切替器5を共通母線9(H)側に切替制御する際、時刻T0から上記到達期間をコントローラ7の計時機能で計時すれば、切替制御タイミングを正確に決定することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置について説明する。
第1の実施の形態では、エンジン発電装置1の副発電機13において、常時、補機電力16を発電して供給する場合を例として説明した。本実施の形態では、切替器5に対する切替制御に応じて、副発電機13での発電を制御する場合について説明する。
本実施の形態にかかるクレーン装置のコントローラ7は、補機電力切替制御機能として、切替器5に対する切替制御に応じて副発電機13での発電要否を示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ指示する機能を有している。なお、本実施の形態にかかるクレーン装置のうちこれら以外の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の動作について詳細に説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の補機電力切替処理を示すフローチャートであり、図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
[補機電力切替制御]
以下、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の動作としてコントローラ7における補機電力切替制御について詳細に説明する。ここでは、コントローラ7により、エンジン発電装置1のエンジン回転速度に基づいて切替器5を切替制御するとともに副発電機13での発電要否を切替制御する場合を例として説明する。
コントローラ7は、操作者による運転開始操作の検出に応じて、図2のエンジン回転速度制御処理と並行して図6の補機電力切替制御処理を開始する。
コントローラ7は、まず、補機電力切替機能により、エンジン発電装置1からの運転通知10Bを用いてエンジン発電装置1のエンジン回転速度N(検出値)を検出し(ステップ110)、メモリに保存されているしきい値Nthと比較する(ステップ111)。
ここで、エンジン回転速度Nがしきい値Nth以上の場合(ステップ111:YES)、補機電力切替機能は、切替器5を駆動電力15側へ切替制御するための切替指示5Aを出力した後(ステップ112)、副発電機13での発電不要(発電停止)を示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ指示し(ステップ200)、ステップ110へ戻る。
この際、しきい値Nthとしては、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する駆動電力15を、エンジン発電装置1の主発電機12から供給するために必要なエンジン回転速度が用いられる。
これにより、エンジン回転速度がしきい値Nth以上となった時点で、切替器5が共通母線9(H)側に切り替えられ、適切な電圧および周波数を有する駆動電力15が補機設備6へ供給開始された後、副発電機13による補機電力16の発電が停止される。
一方、ステップ111において、エンジン回転速度Nがしきい値Nthを下回った場合(ステップ111:NO)、補機電力切替機能は、副発電機13での発電要(発電開始)を示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ指示した後(ステップ201)、切替器5を補機電力16側へ切替制御するための切替指示5Aを出力し(ステップ113)、ステップ110へ戻る。
これにより、エンジン回転速度がしきい値Nthを下回った時点で、副発電機13により補機電力16の発電が開始された後、切替器5が共通母線9(H)側からエンジン発電装置1の副発電機13(L)側に切り替えられ、適切な電圧および周波数を有する補機電力16が補機設備6へ供給される。
[第2の実施の形態の動作例]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例を示すタイミングチャートである。ここでは、クレーン動作の開始に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度が増加した後、クレーン動作の終了に応じてエンジン発電装置1のエンジン回転速度が低減する場合を例として説明する。なお、しきい値Nthとしては、高速回転時のエンジン回転速度Nbが予め設定されているものとする。
時刻T0以前においては、クレーン動作は行われておらず、エンジン発電装置1のディーゼルエンジンは、エンジン回転速度Naで運転されている。このとき、エンジン発電装置1からは規定駆動電力PMaが出力されている。したがって、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNbを下回っているため、副発電機13は、コントローラ7からの運転指示10Aにより補機電力16の発電を行っている。また、切替器5は、コントローラ7により副発電機13(L)側に切り替えられており、副発電機13からの補機電力16が補機設備6へ供給されている。
次に、時刻T0において、荷物の巻き上げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、コントローラ7は、その操作指令に応じたエンジン回転速度Nbを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力する。これによりエンジン発電装置1のエンジン回転速度がNaからNbへ徐々に上昇し、エンジン発電装置1からの駆動電力15が増加する。
その後、時刻T1に、エンジン回転速度NがNbに到達して一定となり、駆動電力15として最大駆動電力PMbが出力される。
したがって、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNb以上に上昇しているため、切替器5は、コントローラ7により共通母線9(H)側に切り替えられ、主発電機12からの駆動電力15が補機設備6へ供給されている。また、副発電機13は、コントローラ7からの運転指示10Aにより、補機電力16の発電を停止している。
また、時刻T2に、荷物の巻き下げ指令を示すクレーン操作70が行われた場合、コントローラ7は、その操作指令に応じたエンジン回転速度Naを示す運転指示10Aをエンジン発電装置1へ出力する。これによりエンジン発電装置1のエンジン回転速度がNbからNaへ徐々に低下し、エンジン発電装置1からの駆動電力15が低減する。
その後、時刻T3に、エンジン回転速度NがNbに到達して一定となり、駆動電力15として規定駆動電力PMaが出力される
したがって、エンジン回転数Nは、しきい値NthすなわちNbを下回ることになるため、副発電機13は、コントローラ7からの運転指示10Aにより補機電力16の発電を行っている。また、切替器5は、コントローラ7により副発電機13(L)側に切り替えられており、副発電機13からの補機電力16が補機設備6へ供給されている。
これにより、エンジン回転速度NがNbまで低下して、主発電機12からの駆動電力16の電圧および周波数が低下した場合でも、補機設備6で用いる電力として適切な電圧および周波数を有する補機電力16が副発電機13から供給され、補機設備6の正常動作が維持される。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、コントローラ7により、切替器5に対する切替制御に応じて、副発電機13での発電を制御するようにしたので、補機電力16を補機設備6へ供給しない場合には、副発電機13での発電を停止しておくことができる。したがって、副発電機13で常時補機電力16を発電する場合と比較して、ディーゼルエンジン11の負荷を低減することができ、結果として、エンジン発電装置1の燃費を効果的に削減でき、環境への影響も削減することが可能となる。
また、本実施の形態における副発電機13での発電制御の具体例としては、例えば副発電機13での励磁の開始/停止を制御してもよく、ディーゼルエンジン11と副発電機13との間に設けられた、ギアやクラッチなどの機械的接続の開始/停止を制御してもよい。
[実施の形態の拡張]
以上の各実施の形態では、エンジン発電装置1の副発電機13が主発電機12と並列的にディーゼルエンジン11へ接続されている場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、例えばディーゼルエンジン11に対して主発電機12と副発電機13を直列的に接続してもよい。
また、各実施の形態では、切替器5に対する駆動電力15側または補機電力16側への切替タイミングは、同一のしきい値Nthを用いて判定する場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、それぞれの切替方向に応じて異なるしきい値Nthを用いてもよい。
また、第2の実施の形態では、副発電機13と切替器5に対する制御をほぼ同じタイミングで行う場合を例として説明したが、異なるタイミングで制御してもよい。例えば、補機電力16の使用を開始する場合には、副発電機13に対する発電開始を指示した時点から所定期間後に切替器5を補機電力16側へ切替制御するようにしてもよい。これにより、副発電機13の発電開始時における不安定動作に起因する補機電力16の電圧または周波数の乱れを回避して、安定した補機電力16を供給することができる。
副発電機13に対する発電開始指示と、切替器5に対する補機電力16側への切替指示とのタイミングを制御する際、コントローラ7の計時機能で所定期間を計時することにより、両者の時間的ズレを発生させてもよい。
あるいは、副発電機13に対する発電開始指示と、切替器5に対する補機電力16側への切替指示の要否判定を、それぞれ異なるしきい値で判定することにより、両者の時間的ズレを発生させてもよい。具体的には、切替器5に対する補機電力16側への切替指示の要判定に用いるエンジン回転速度のしきい値より、所定分だけ低いしきい値を副発電機13に対する発電開始指示の要判定に用いてもよい。
また、各実施の形態では、エンジン発電装置1から交流の駆動電力15を供給する場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、エンジン発電装置1から直流の駆動電力を供給する場合でも前述と同様に各実施の形態を適用でき、同様の作用効果を得ることができる。この際、主発電機12および副発電機13として直流発電機を用い、インバータ41〜43としてDC/AC変換器を用い、切替器5と補機設備6との間にDC/AC変換器からなるインバータを設ければよい。
本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置のエンジン回転速度制御処理を示すフローチャートである。 エンジン発電装置の発電電力とエンジン回転速度の関係を示す動作特性である。 本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の補機電力切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の補機電力切替処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置の動作例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…エンジン発電装置、10A…運転指示、11…ディーゼルエンジン、12…発電機、13…副発電機、15…駆動電力、16…補機電力、30…主巻電動機、31,32…走行電動機、33…横行電動機、41〜43…インバータ、5…切替器、6…補機設備、7…コントローラ、70…クレーン操作、71…指令入力、9…共通母線。

Claims (4)

  1. エンジンにより駆動されて駆動電力を供給する主発電機、および前記エンジンにより駆動されて補機電力を供給する副発電機を有するエンジン発電装置と、
    前記駆動電力で駆動されて荷物の積み降ろしを行う電動機と、
    前記駆動電力または前記補機電力のいずれか一方を当該クレーン装置の補機設備へ切替供給する切替器と、
    当該クレーン装置の動作状況に応じて前記エンジンのエンジン回転速度および前記切替器を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とするクレーン装置。
  2. 請求項1に記載のクレーン装置において、
    前記コントローラは、前記エンジン発電装置のエンジン回転速度、前記駆動電力の電圧、または前記駆動電力の周波数を示す検出値が所定のしきい値以上の場合は前記切替器を切替制御して前記駆動電力を前記補機設備へ供給し、当該検出値が所定のしきい値を下回る場合は前記切替器を切替制御して前記補機電力を前記補機設備へ供給することを特徴とするクレーン装置。
  3. 請求項1に記載のクレーン装置において、
    前記コントローラは、クレーン動作の開始を指示する操作者の動作開始操作入力に基づいて前記切替器を切替制御して前記駆動電力を前記補機設備へ供給し、クレーン動作の停止を指示する操作者からの動作停止操作入力に基づいて前記切替器を切替制御して前記補機電力を前記補機設備へ供給することを特徴とするクレーン装置。
  4. 請求項1に記載のクレーン装置において、
    前記コントローラは、前記切替器に対する切替制御に応じて前記副発電機での発電要否を示す運転指示を前記エンジン発電装置へ指示することを特徴とするクレーン装置。
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