JP4896935B2 - 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム - Google Patents

文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4896935B2
JP4896935B2 JP2008200804A JP2008200804A JP4896935B2 JP 4896935 B2 JP4896935 B2 JP 4896935B2 JP 2008200804 A JP2008200804 A JP 2008200804A JP 2008200804 A JP2008200804 A JP 2008200804A JP 4896935 B2 JP4896935 B2 JP 4896935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modification
character
range
user
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008200804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010039694A (ja
Inventor
智義 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2008200804A priority Critical patent/JP4896935B2/ja
Publication of JP2010039694A publication Critical patent/JP2010039694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4896935B2 publication Critical patent/JP4896935B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、文字修飾サーバ、装置、方法及びシステムに関する。
近時、文書は、コンピュータを利用して作成されることが多く、ユーザは、コンピュータの入力装置から文字を入力し、文書を作成している。その際に、ユーザは、コンピュータへの操作により、入力した文字の形や色を変化させたり、文字の大きさ等を変えたりする文字修飾をすることにより、強調したい文字等を目立たせることができる。すなわち、文書の中の重要点を強調し、文書を分かりやすくするために、文字修飾は、コンピュータで文書を作成するには不可欠な機能である。
このような文字修飾を簡便かつ短時間で設定可能とする装置として、特許文献1のデータ修飾装置が知られている。特許文献1のデータ修飾装置は、文字に修飾を施すことを設定する場合に、複数種類の修飾データと対応づけられた表示された図形を指定することにより、文字修飾を施している。よって、ユーザは、画面上での文字列の修飾をグラフィカルに行うことができ、制御文字を意識することなく作業を行うことができ、その結果、文字修飾を簡便かつ短時間で設定可能である。
特開平10−240957号公報
しかしながら、特許文献1では、画面に表示された図形を指定することにより画面上での文字列の修飾をグラフィカルに行うので、文字修飾の操作は容易ではない。更に、例えば、モバイル端末等の画面の大きさが制約される機器等には適していない。また、ブログ等の日記が記載されるWebページは、日々の更新をモバイル端末から行われることが多いが、モバイル端末では、PC(Personal Computer)と比べて入力デバイスの種類が乏しいため、文字修飾をしたいにもかかわらず、文字修飾されない書込みが多い。その結果、デザイン的に優れたページとならず、テキスト文章によるページになってしまう傾向にある。そこで、文字修飾の操作を容易に行うことができる装置が求められている。
本発明は、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うサーバ、装置、方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
(1) ユーザが使用するユーザ端末と通信可能に接続され、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバであって、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、前記ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する範囲操作受信手段と、前記範囲操作受信手段が受信した前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、前記ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する修飾操作受信手段と、前記修飾操作受信手段が受信した前記修飾操作を示すデータに含まれる前記ドラッグ操作の方向又は回転に、前記修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、前記指定された範囲の文字の修飾を決定する修飾形態決定手段と、前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾を示すデータを前記ユーザ端末に送信する修飾態様送信手段と、を備えることを特徴とする文字修飾サーバ。
(1)の構成によれば、本発明に係る文字修飾サーバは、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段、を備え、ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータをユーザ端末から受信し、受信した範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータをユーザ端末から受信し、受信した修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に、修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータをユーザ端末に送信する。
すなわち、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザ端末から受信した文字のうち、範囲操作により指定された範囲の文字について、受信したドラッグ操作の方向又は回転に基づいて文字の修飾を決定する。よって、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザが入力したテキスト文章について範囲を指定し、ドラッグ操作の方向又は回転によって文字の修飾を指定するだけで、指定された範囲の文字の修飾をすることができる。したがって、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(2) 前記ユーザ端末から前記ユーザを識別するユーザ識別情報を受信し、ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、前記決定した文字の修飾の種別を、前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶するユーザ操作記憶手段と、前記範囲操作受信手段が前記ユーザ識別情報と共に前記範囲操作を示すデータを受信すると、前記ユーザ操作記憶手段により前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶された前記文字の修飾の種別に基づいて、前記範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字について前記文字の修飾を示すデータを送信する優先修飾態様送信手段と、を更に備えることを特徴とする(1)に記載の文字修飾サーバ。
(2)の構成によれば、(1)に記載の文字修飾サーバは、ユーザ端末からユーザを識別するユーザ識別情報を受信し、ユーザ認証を行い、決定した文字の修飾の種別を、ユーザ識別情報に対応付けてユーザ操作記憶手段に記憶する。そして、ユーザ識別情報と共に範囲操作を示すデータを受信すると、ユーザ操作記憶手段によりユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別に基づいて、範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字について文字の修飾を示すデータを送信する。
すなわち、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザ識別情報と共に範囲操作を示すデータを受信すると、ユーザ識別情報に対応付けて記憶した文字の修飾の種別に基づいて、範囲操作によって指定された範囲の文字について文字の修飾を示すデータを送信する。よって、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザが修飾の範囲を指定するだけで、どのユーザ端末から指定しても、そのユーザに対応付けて記憶している文字の修飾を行うことができる。したがって、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザ端末によらずに、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(3) ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザが入力した文字を受信し、文字の修飾をする方法であって、前記ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信するステップと、受信した前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信するステップと、前記ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段により、受信した前記修飾操作を示すデータに含まれる前記ドラッグ操作の方向又は回転に対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、前記指定された範囲の文字の修飾を決定するステップと、決定した前記文字の修飾を示すデータを前記ユーザ端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする文字の修飾をする方法。
(3)の構成によれば、本発明に係る文字修飾方法は、ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータをユーザ端末から受信し、受信した範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータをユーザ端末から受信し、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段により、受信した修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータをユーザ端末に送信する。よって、本発明に係る文字の修飾をする方法は、ユーザが入力したテキスト文章について範囲を指定し、ドラッグ操作の方向又は回転によって文字の修飾を指定するだけで、指定された範囲の文字の修飾をすることができる。したがって、本発明に係る文字の修飾をする方法は、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(4) ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末と通信可能に接続され、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバとを備える文字修飾システムであって、前記文字修飾サーバは、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、前記ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する範囲操作受信手段と、前記範囲操作受信手段が受信した前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、前記ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する修飾操作受信手段と、前記修飾操作受信手段が受信した前記修飾操作を示すデータに含まれる前記ドラッグ操作の方向又は回転に、前記修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、前記指定された範囲の文字の修飾を決定する修飾形態決定手段と、前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾を示すデータを前記ユーザ端末に送信する修飾態様送信手段と、を備え、前記ユーザ端末は、前記ユーザが入力した文字を前記文字修飾サーバに送信する文字送信手段と、前記ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを前記文字修飾サーバへ送信する範囲操作送信手段と、前記ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記文字修飾サーバへ送信する修飾操作送信手段と、決定した文字の修飾を示すデータを前記文字修飾サーバから受信する修飾態様受信手段と、前記受信した文字の修飾を示すデータに基づいて表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする文字修飾システム。
(4)の構成によれば、本発明に係る文字修飾システムは、ユーザが使用するユーザ端末と、ユーザ端末と通信可能に接続され、ユーザが入力した文字をユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバとを備え、文字修飾サーバは、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段、を備え、ユーザ端末から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータをユーザ端末から受信し、受信した範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータをユーザ端末から受信し、受信した修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に、修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータをユーザ端末に送信する。そして、ユーザ端末は、ユーザが入力した文字を文字修飾サーバに送信し、ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを文字修飾サーバへ送信し、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを文字修飾サーバへ送信し、決定した文字の修飾を示すデータを文字修飾サーバから受信し、受信した文字の修飾を示すデータに基づいて表示する。よって、本発明に係る文字修飾システムは、ユーザが入力したテキスト文章について範囲を指定し、ドラッグ操作の方向又は回転によって文字の修飾を指定するだけで、指定された範囲の文字の修飾をすることができる。したがって、本発明に係る文字修飾システムは、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(5) 前記ユーザ端末は、タッチパネルを備えたモバイル装置であることを特徴とする(4)に記載の文字修飾システム。
したがって、本発明に係る文字修飾システムは、モバイル装置のタッチパネルを介して受信したドラッグ操作の方向又は回転により文字の修飾を決定するので、モバイル装置のように入力デバイスの種類が乏しく、画面の大きさに制約があるような機器であっても、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(6) ユーザが入力した文字の修飾をする文字修飾装置であって、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、前記入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を受付ける範囲操作受付手段と、前記範囲操作受付手段が受付けた前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、前記ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を受付ける修飾操作受付手段と、前記修飾操作受付手段が受付けた前記修飾操作を示すデータに含まれる前記ドラッグ操作の方向又は回転に、前記修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、前記指定された範囲の文字の修飾を決定する修飾形態決定手段と、前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾を示すデータに基づいて前記指定された範囲の文字を表示する修飾態様表示手段と、を備えることを特徴とする文字修飾装置。
(6)の構成によれば、本発明に係る文字修飾装置は、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態記憶手段を備え、入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を受付け、受付けた範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を受付け、受付けた修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に、修飾形態記憶手段により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータに基づいて指定された範囲の文字を表示する。
すなわち、本発明に係る文字修飾装置は、受付けた文字のうち、範囲操作により指定された範囲の文字について、受付けたドラッグ操作の方向又は回転に基づいて文字の修飾を決定する。よって、本発明に係る文字修飾装置は、ユーザが入力したテキスト文章について範囲を指定し、ドラッグ操作の方向又は回転によって文字の修飾を指定するだけで、指定された範囲の文字の修飾をすることができる。したがって、本発明に係る文字修飾装置は、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(7) 前記ユーザを識別するユーザ識別情報を受付け、ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、前記決定した文字の修飾の種別を、前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶するユーザ操作記憶手段と、前記範囲操作受付手段が前記範囲操作を受付けると、前記ユーザ操作記憶手段により前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶された前記文字の修飾の種別に基づいて、前記範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を表示する優先修飾態様表示手段と、を更に備えることを特徴とする(6)に記載の文字修飾装置。
(7)の構成によれば、本発明に係る文字修飾装置は、決定した文字の修飾の種別を、ユーザ識別情報に対応付けて記憶するユーザ操作記憶手段を更に備え、ユーザを識別するユーザ識別情報を受付け、ユーザ認証を行い、範囲操作を受付けると、ユーザ操作記憶手段によりユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別に基づいて、範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を表示する。
すなわち、本発明に係る文字修飾装置は、範囲操作を示すデータを受付け、ユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別に基づいて、範囲操作によって指定された範囲の文字を表示する。したがって、本発明に係る文字修飾装置は、ユーザが修飾の範囲を指定するだけで、そのユーザに対応付けて記憶している文字の修飾を行うので、本発明に係る文字修飾装置は、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
(8) 前記文字修飾装置は、タッチパネルを備えたモバイル装置であることを特徴とする(6)又は(7)に記載の文字修飾装置。
したがって、本発明に係る文字修飾装置は、モバイル装置のタッチパネルから受付けたドラッグ操作の方向又は回転により文字の修飾を決定するので、モバイル装置のように入力デバイスの種類が乏しく、画面の大きさに制約があるような機器であっても、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
本発明によれば、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができ、更に、入力デバイスの種類が乏しく、画面の大きさに制約があるような機器であっても容易な操作で文字修飾を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の動作内容を示す概念図である。
文字修飾サーバ10は、範囲操作受信手段として範囲操作受信部11と、修飾操作受信手段として修飾操作受信部12と、修飾形態決定手段として修飾形態決定部13と、修飾態様送信手段として修飾態様送信部14と、を備えている。そして、文字修飾サーバ10は、ユーザ端末として携帯電話機50から文字及び操作を示すデータ等を受信し、操作に応じた文字の修飾を行い、送信する。ユーザ端末は、例えば、モバイル端末である携帯電話機50を用いて説明しているが、通常のPCであってもよく、小型情報管理端末、ゲーム機等、ユーザから文字を入力し、表示することが可能な電子機器として、様々なものが採用可能である。なお、範囲操作受信部11、修飾操作受信部12、修飾形態決定部13、及び修飾態様送信部14の各機能を実施するプログラムを文字修飾サーバ10から受信し、このプログラムを受信した携帯電話機50が各部をブラウザ等で実現してもよい。
範囲操作受信部11は、携帯電話機50から受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを携帯電話機50から受信する。すなわち、携帯電話機50は、ユーザの操作を検知し、検知した操作によってユーザが指定する文字の範囲について、範囲操作を示すデータを作成し、送信する。範囲操作を示すデータは、例えば、ユーザから受付けた文字の中の開始位置と終了位置とにより範囲を示すデータである。ユーザの操作は、例えば、マウスで文字を指定する方法や、スタイラスペンや、指等によりタッチパネル53をドラッグ操作する等により行われる。
修飾操作受信部12は、範囲操作受信部11が受信した範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータをユーザ端末から受信する。すなわち、携帯電話機50は、ユーザの所定の操作を検知し、検知した所定の操作から、ユーザが指定する範囲の文字について、文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを作成し、送信する。修飾操作を示すデータは、例えば、マウスや、スタイラスペン等による特定の操作や、指等による方向又は回転(上下方向、左右方向、回転等)を示すデータである。
修飾形態決定部13は、修飾操作受信部12が受信した修飾操作を示すデータに基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定する。文字の修飾には、例えば、文字のフォントとして明朝体、ゴシック体、ポップ体等、文字の形として太字や斜体等、文字の色として各種の色、文字の大きさとして各種のサイズがあり、その他として影付き、白抜き、縁取り、下線、取消線、網掛け、下付き、上付き等がある。
修飾態様送信部14は、修飾形態決定部13が決定した文字の修飾を示すデータを携帯電話機50に送信する。文字の修飾を示すデータは、指定された範囲の文字について、予め決められた修飾コード等により指定する。あるいは、1文字ごとに修飾コードを付加して送信してもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の機能を示す機能ブロック図である。
文字修飾サーバ10は、図1の概念図に加え、ユーザ認証手段としてユーザ認証部15と、修飾形態記憶手段として修飾形態DB(データベース)20と、ユーザ操作記憶手段としてユーザ操作DB30と、優先修飾態様送信手段として優先修飾態様送信部16と、を更に備えている。
ユーザ認証部15は、ユーザ端末からユーザを識別するユーザ識別情報を受信し、ユーザ認証を行う。ユーザ認証は、携帯電話機50から受信したユーザIDを、本装置とは別のユーザ登録システムに問合せることにより行う。
修飾形態DB20は、文字修飾を示す操作と、文字修飾の種別とを対応付けて記憶する。文字修飾を示す操作として、例えば、ドラッグ操作の方向(上下方向、左右方向等)や回転(左回転、右回転)がある。文字修飾の種別として、例えば、文字の色、文字のサイズ、文字のフォント等がある。
ユーザ操作DB30は、決定した文字の修飾の種別を、ユーザ識別情報に対応付けて記憶する。例えば、ユーザIDに対応付けて、決定した文字の修飾の種別である文字修飾IDを記憶すると共に回数を記憶し、文字修飾IDごとに決定した文字修飾の態様を記憶すると共に回数を記憶する。このように、文字修飾サーバ10がユーザ識別情報に対応付けて文字の修飾を記憶することで、ユーザがどの端末から文字を入力しても、ユーザ識別情報に対応付けて記憶した文字の修飾をすることができる。
優先修飾態様送信部16は、範囲操作受信部11がユーザ識別情報と共に範囲操作を示すデータを受信すると、ユーザ操作DB30に基づいてユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別により、範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字について文字の修飾を示すデータを送信する。例えば、ユーザ操作DB30において、そのユーザに対応付けて記憶した文字修飾について、最も記憶した回数が多い文字修飾IDのなかで、最も記憶した回数が多い文字修飾の態様を抽出し、優先して送信する。
図3は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。文字修飾サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)1010(マルチプロセッサ構成ではCPU1012等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、USBポート1090、I/Oコントローラ1070、並びにキーボード及びマウス1100等の入力手段や表示装置1022を備える。
I/Oコントローラ1070には、テープドライブ1072、ハードディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078、等の記憶手段を接続することができる。
BIOS1060は、文字修飾サーバ10の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、文字修飾サーバ10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
ハードディスク1074は、文字修飾サーバ10が本発明の機能を実行するためのプログラムを記憶しており、修飾形態DB20及びユーザ操作DB30のデータベース等を構成している。
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する。光ディスク1077から光ディスクドライブ1076によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050又はハードディスク1074に提供することもできる。また、同様にテープドライブ1072に対応したテープメディア1071を主としてバックアップのために使用することもできる。
文字修飾サーバ10に提供されるプログラムは、ハードディスク1074、光ディスク1077、又はメモリカード等の記録媒体に格納されて提供される。このプログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、又は通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、文字修飾サーバ10にインストールされ実行されてもよい。
前述のプログラムは、内部又は外部の記憶媒体に格納されてもよい。ここで、記憶媒体としては、ハードディスク1074、光ディスク1077、又はメモリカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又は光ディスクライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してプログラムを文字修飾サーバ10に提供してもよい。
ここで、表示装置1022は、ユーザにデータの入力を受付ける画面を表示したり、文字修飾サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
ここで、入力手段は、ユーザによる入力の受付を行うものであり、キーボード及びマウス1100等により構成してよい。
また、通信I/F1040は、文字修飾サーバ10を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して端末(例えば、携帯電話機50等)と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信I/F1040は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る修飾形態DB20を示す図である。
修飾形態DB20は、文字修飾の種別を識別する文字修飾IDごとに、文字修飾を示す操作としてドラッグ操作の方向又は回転と、文字修飾の種別ごとの修飾態様と、フラグとを対応付けて記憶している。
例えば、右回転のドラッグ操作を文字の色に対応付ける。同様に、左回転のドラッグ操作を文字のサイズ、右方向へのドラッグ操作を文字のフォント種、左方向へのドラッグ操作を文字の太さ及び斜体等、上方向へのドラッグ操作を文字のその他の修飾1(影付き、白抜き、縁取り等)、下方向へのドラッグ操作を文字のその他の修飾2(下線、取消線、網掛け、下付き等)とする。ここで、ドラッグ操作の方向又は回転は、ドラッグ操作の開始(例えば、タッチパネル53への接触から所定の時間)でその方向又は回転が決まり、ドラッグ操作の終了(例えば、タッチパネル53からの離脱)で文字修飾が決定される。ドラッグ操作の開始から終了までの間における、順方向(例えば、右回転のドラッグ操作中の右への回転)及び逆方向(例えば、右回転のドラッグ操作中の左への回転)へのドラッグ操作により対応する文字修飾が順方向(例えば、赤から緑へ)又は逆方向(緑から赤へ)に変化する。変化済みの文字態様にはフラグをセットすることにより、順方向又は逆方向への操作に対応することができる。なお、図4では、変化の順は固定であるが、指定された回数により設けた順位の順に変化させるとしてもよい。ユーザが利用している態様順に変化させることにより少ない操作で目的の文字修飾の態様を決定することができる。
修飾形態DB20における対応付けは予め設定されている。そして、修飾操作の設定変更処理によって対応付けを変更することができる。例えば、右回転のドラッグ操作を文字のサイズに対応付けることができる(後述する図16参照)。
図5は、本発明の一実施形態に係るユーザ操作DB30を示す図である。
ユーザ操作DB30は、ユーザ識別情報としてユーザIDに対応付けて、操作時刻と、文字修飾の種別(修飾ID、その回数及び順位)と、文字修飾の態様(修飾態様、その回数及び順位)と、を対応付けて記憶する。操作時刻は、文字修飾の態様を決定した最新の時刻である。文字修飾の種別の修飾ID、その回数及び順位は、ドラッグ操作に対応する文字修飾の種別についての回数及び順位を記憶している。文字修飾の態様の修飾態様、その回数及び順位は、決定した文字修飾の態様についての回数及び順位を記憶している。
例えば、ドラッグ操作として右回転を行うことにより文字の色を選択し、赤色を決定したとすると、文字修飾の種別として文字の色C1の回数を更新し、更新した回数に基づいて降順に文字修飾の種別の優先順位を求め、記憶する。そして、文字修飾の態様、その回数及び順位は、赤色の回数を更新し、更新した回数に基づいて降順に、文字修飾の種別における文字修飾の態様の優先順位を求め、記憶する。優先順位については、回数だけで求めるのではなく、操作時刻も含めて優先順位を求める。例えば、回数が同じ場合は、操作時刻が最新の方を優先する。回数と、操作時刻(現在時刻に近いほど重みが大)との重み平均により優先順位を求めるとしてもよい。
ユーザ操作DB30は、文字修飾が決定されたときに生成される。すなわち、文字修飾の範囲について、例えば、ドラッグ操作により、文字修飾の態様が選択され、文字修飾が決定されたとき(例えば、指がタッチパネル53から離れたとき)に、ユーザIDに対応付けて、操作時刻と、文字修飾の種別の修飾ID、その回数及び順位と、文字修飾の態様の修飾態様、その回数及び順位と、を対応付けて記憶する。
図6は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の処理内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、例えば、プログラム開始指令(例えば、後述する図11の文字修飾ボタン111を携帯電話機50でタッチしたことを受信した場合等)を受付けて開始し、プログラム終了指令(例えば、後述する図15の文字修飾ボタン111を携帯電話機50で再タッチしたことを受信した場合等)を受付けて終了する。また、携帯電話機50は、タッチパネル53を備え、指による操作を検出でき、その操作は後述する図11から図15で説明している。
ステップS101において、CPU1010は、範囲操作を受信か否かを判断する。すなわち、CPU1010は、携帯電話機50から受信したデータが範囲操作を示すデータか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS102に移し、NOの場合は処理をステップS103に移す。携帯電話機50は、例えば、タッチパネル53の文字修飾ボタン111(後述する図11参照)がタッチされたことを検出した後に、指によるドラッグ操作の開始位置と終了位置とを検出し、範囲操作を示すデータを作成し、送信する。
ステップS102において、CPU1010は、範囲操作処理をする(後述する図7参照)。その後、CPU1010は、処理をステップS101に移す。
ステップS103において、CPU1010は、修飾操作を受信か否かを判断する。すなわち、CPU1010は、携帯電話機50から受信したデータが修飾操作を示すデータか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS104に移し、NOの場合は処理をステップS105に移す。携帯電話機50は、例えば、指によるドラッグ操作を検出し、ドラッグ操作の方向又は回転を検出する。そして、検出した方向又は回転の開始位置からの相対距離データを、指がタッチパネル53から離れる迄、定期的に検出し送信する。
ステップS104において、CPU1010は、修飾操作処理を行う(後述する図8参照)。その後、CPU1010は、処理をステップS101に移す。
ステップS105において、CPU1010は、修飾操作の決定か否かを判断する。すなわち、CPU1010は、携帯電話機50から受信したデータが修飾操作の決定を示すデータか否かを判断する。この判断がYESの場合は、処理をステップS106に移し、NOの場合は処理をステップS101に移す。携帯電話機50は、例えば、指によるドラッグ操作を検出し、ドラッグ操作の開始の方向又は開始の回転を検出後、指がタッチパネル53から離れたことを検出し、修飾操作が決定されたことを示すデータを作成し、送信する。
ステップS106において、CPU1010は、修飾操作決定処理をする(後述する図9参照)。その後、CPU1010は、処理をステップS101に移す。
図7は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の範囲処理の処理内容を示すフローチャートである。
ステップS201において、CPU1010は、範囲操作を示すデータと、共に受信したユーザIDと、を取得する。その後、CPU1010は、処理をステップS202に移す。
ステップS202において、CPU1010は、取得したユーザIDに基づいてユーザ認証を行う。より具体的には、CPU1010は、取得したユーザIDが初めての場合(例えば、ユーザ操作DB30に記憶されていない場合)に、予め登録されていることを、ユーザIDを登録しているサーバに問合わせる。サーバに問合わせた結果、予め登録されていない場合には、エラー処理(例えば、再入力を促すために携帯電話機50にメッセージを送信する)を行う。予め登録されている場合には、ユーザ操作DB30にユーザIDを記憶する。その後、CPU1010は、処理をステップS203に移す。
ステップS203において、CPU1010は、ユーザIDに基づいて文字修飾を抽出する。より具体的には、CPU1010は、ユーザIDによりユーザ操作DB30を検索し、検索したユーザIDに対応付けて記憶した文字修飾の種別のうちで順位が最高の文字修飾の種別を取得し、取得した文字修飾の種別に対応付けられた文字修飾の態様のうちで順位が最高の文字修飾の態様を抽出する。その後、CPU1010は、処理をステップS204に移す。
ステップS204において、CPU1010は、抽出した文字修飾の態様に基づいて、文字の修飾を示すデータを作成し、送信する。CPU1010は、例えば、ユーザの初めての操作等の場合で文字修飾の態様を抽出できないときは送信しない。その後、CPU1010は、処理を終了し本処理に移る処理の次の処理へ戻る。
図8は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の修飾操作処理の内容を示すフローチャートである。
ステップS301において、CPU1010は、受信した修飾操作を示すデータを取得する。取得した修飾操作を示すデータには、例えば、ドラッグ操作の方向又は回転のデータ、開始地点からの相対距離データ等がある。その後、CPU1010は、処理をステップS302に移す。
ステップS302において、CPU1010は、取得した修飾操作を示すデータに対応付けられた文字修飾を抽出する。より具体的には、CPU1010は、取得した修飾操作を示すデータのうち、ドラッグ操作の方向又は回転により修飾形態DB20を検索し、検索した修飾操作に対応付けられた修飾態様の順番と、取得した相対距離データとに基づいて(例えば、相対距離データが10ごとに次の修飾態様とする等)、送信済みのフラグがセットされていない最初の修飾態様を求める。取得した修飾操作を示すデータが逆方向を示すデータである場合には、検索した修飾操作に対応付けられた修飾態様のうちの送信済みのフラグがセットされている修飾態様のうちから最後にセットされている修飾態様のフラグをクリアし、その1つ前の修飾態様を求める。その後、CPU1010は、処理をステップS303に移す。
ステップS303において、CPU1010は、求めた文字修飾の態様に基づいて文字の修飾を示すデータを送信し、修飾形態DB20に送信済みのフラグをセット又はクリアする。その後、CPU1010は、処理を終了し本処理に移る処理の次の処理へ戻る。
図9は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の修飾操作決定処理の内容を示すフローチャートである。
ステップS401において、CPU1010は、決定した文字修飾の態様を取得する。すなわち、CPU1010は、修飾操作の決定を示すデータを受信する直前の文字修飾の態様を取得する。その後、CPU1010は、処理をステップS402に移す。
ステップS402において、CPU1010は、取得した文字修飾の態様を記憶する。より具体的には、CPU1010は、ユーザ操作DB30のユーザIDに対応付けられて記憶した文字修飾の態様と、取得した文字修飾の態様とが同一の態様である場合には、取得した文字修飾の態様に対応付けられる文字修飾の種別の回数及び順位と、文字修飾の態様の回数及び順位とを更新し、操作時刻を記憶する。ユーザ操作DB30のユーザIDに対応付けられて記憶した文字修飾の態様と、取得した文字修飾の態様とが異なる場合には、取得した文字修飾の態様を新たに記憶し、対応付けられる文字修飾の種別の回数及び順位と、文字修飾の態様の回数及び順位とを更新し、操作時刻を記憶する。その後、CPU1010は、処理を終了し本処理に移る処理の次の処理へ戻る。
図10は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の修飾操作の設定変更処理の内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、例えば、プログラム開始指令(例えば、後述する図16の設定変更ボタン112を携帯電話機50でタッチしたことを受信した場合等)を受付けて開始し、プログラム終了指令(例えば、後述する図16の設定変更ボタン112を携帯電話機50で再タッチしたことを受信した場合等)を受付けて終了する。
ステップS501において、CPU1010は、携帯電話機50から受信した、文字修飾の種別と修飾操作との対応の変更内容を取得する。変更内容は、文字修飾の種別(例えば、文字の色)に対応付けられた新たな修飾操作(例えば、左回転)である。その後、CPU1010は、処理をステップS502に移す。
ステップS502において、CPU1010は、修飾操作の設定を変更する。より具体的には、CPU1010は、修飾形態DB20において、文字修飾の種別と、修飾操作との対応付けを、受信した新たな対応付けに変更する。その後、CPU1010は、処理を終了し本処理に移る処理の次の処理へ戻る。
図11は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図11の表示例は、携帯電話機50から文字を入力し、入力した文字を修飾するために文字修飾ボタン111をタッチし文字修飾状態にした後に、入力した文字のうち、文字の修飾を行いたい範囲を指定する操作を行っていることを示す表示例である。文字修飾ボタン111は、一度タッチするとロックされて文字修飾状態となり、再度タッチするとロックが解除されて文字修飾状態になる前の通常の状態になる。
携帯電話機50の表示画面52の入力表示欄101には、図11に示すように、ユーザが入力した文字が表示され、タッチされた文字修飾ボタン111が反転表示されて文字修飾状態中であることを表している。そして、入力表示欄101は、タッチパネル53になっているので、図11が示す表示例は、ユーザが指定したい範囲の開始文字に指をタッチし、そのまま指を離さずに移動させ、終了文字で指をタッチパネル53から離す、というドラッグ操作をし、その範囲が反転表示していることを表している。
図12は、図11に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図12の表示例は、携帯電話機50から文字を入力し、入力した文字のうち、文字の修飾を行いたい範囲を指定する操作を行ったので、文字修飾サーバ10が、記憶している文字修飾の中で順位が最も高い文字修飾を送信し、携帯電話機50で表示していることを示す表示例である。
携帯電話機50の表示画面52の入力表示欄101には、図12に示すように、ユーザが入力した文字が表示されている。そして、図12が示す表示例は、ドラッグ操作をした範囲について、文字修飾サーバ10がユーザに対応付けて記憶した文字修飾の種別のうち、例えば、順位が基も高い文字修飾の種別が文字のフォント種であるので、そのうちの順位が最も高いポップ体を送信し、携帯電話機50が受信したポップ体を反転表示していることを表している。
図13は、図12に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図13の表示例は、携帯電話機50から文字を入力し、入力した文字のうち、文字の修飾を行いたい範囲を指定する操作を行った後に、文字の修飾を指定する修飾操作を行っていることを示す表示例である。
携帯電話機50の表示画面52の入力表示欄101には、図13に示すように、ユーザが入力した文字が表示され、ユーザが文字修飾を行うためにドラッグ操作により指定した範囲に、ユーザに対応付けて記憶した文字修飾の種別のうちで最も順位の高いポップ体が反転表示されている。そして、図13が示す表示例は、タッチパネル53に、指をタッチしたまま左回転させる操作をし、指定した範囲の文字のサイズが変化していることを表している。指をタッチしたまま左回転させる操作は、指定した範囲の文字のサイズを変化させる文字修飾を行う操作である。
図14は、図13に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図14の表示例は、携帯電話機50から、更に文字の修飾を指定する修飾操作を行っていることを示す表示例である。
携帯電話機50の表示画面52の入力表示欄101には、図14に示すように、ユーザが入力した文字が表示され、ユーザが文字修飾を行うためにドラッグ操作により指定した範囲が、反転表示されている。そして、図14が示す表示例は、タッチパネル53に、指をタッチしたまま、更に左回転させる操作をし、指定した範囲の文字のサイズが、更に変化していることを表している。
図15は、図14に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図15の表示例は、携帯電話機50から文字を入力し、入力した文字のうち、文字の修飾を行いたい範囲を指定する操作を行い、修飾操作により文字のサイズを変化させた後に、決定したサイズの文字が表示されていることを示す表示例である。
携帯電話機50の表示画面52の入力表示欄101には、図15に示すように、ユーザが入力した文字が表示され、ユーザが文字修飾を行うためにドラッグ操作により指定した範囲について、指をタッチパネル53にタッチしたまま左回転させる操作を行い、文字のサイズを変化させる文字修飾を行い、変化させた後に指をタッチパネル53から離すことにより決定したサイズの文字が、表示されている。そして、文字修飾状態を終了するために、文字修飾ボタン111を再タッチしたので、文字修飾ボタン111の反転表示が消え、文字修飾を終了したことを表している。なお、上述の説明では、文字修飾ボタン111は、一度タッチするとロックされるとしたが、文字修飾ボタン111を押しながら、文字の修飾を行いたい範囲を指定したり、文字の修飾を指定する修飾操作を行うとしてもよい。文字修飾ボタン111を押している間を文字修飾状態とし、文字修飾ボタン111を離すと、文字の修飾を決定し、文字修飾状態になる前の通常の状態になるとしてもよい。
図16は、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾の設定を変更する場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。図16の例は、携帯電話機50から設定変更を行っていることを示す例である。
携帯電話機50の表示画面52には、図16が示すように、タッチパネル53に表示されている設定変更ボタン112がタッチされたので反転表示され、入力表示欄101には、文字修飾の種別に対応付けられている操作内容が現在設定として表示され、新設定としてカーソル113の位置に左回転を示す2が入力され、文字修飾の種別の文字の色にドラッグ操作の左回転を設定しようとしていることが表示されている。このようにして、修飾種別ごとに新たな操作を対応付けて設定することができる。
実施例1によれば、文字修飾サーバ10は、ユーザが使用する携帯電話機50と通信可能に接続され、ユーザが入力した文字を携帯電話機50から受信し、受信した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を示すデータを携帯電話機50から受信する。そして、受信した範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを受信し、修飾形態DB20により、受信した修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータを携帯電話機50に送信する。よって、ユーザは、入力したテキスト文章について範囲を指定し、ドラッグ操作の方向又は回転によって文字の修飾を指定するだけで、指定した範囲の文字の修飾をすることができる。したがって、本発明に係る文字修飾サーバ10は、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。更に、入力デバイスの種類が乏しく、画面の大きさに制約があるような携帯電話機50であっても文字修飾を容易に行うことができる。
更に、本発明に係る文字修飾サーバ10は、決定した文字の修飾の種別を、ユーザ識別情報に対応付けて記憶するユーザ操作DB30を備え、携帯電話機50からユーザ識別情報と共に範囲操作を示すデータを受信すると、ユーザ認証を行い、ユーザ操作DB30に基づいてユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別により、範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字について文字の修飾を示すデータを送信する。そして、携帯電話機50から受信したドラッグ操作の方向又は回転により、修飾形態DB20を検索し、検索したドラッグ操作の方向又は回転に対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて文字の修飾を決定する。よって、ユーザは入力した文字の範囲を指定するだけで、どのユーザ端末から文字を入力しても、本発明に係る文字修飾サーバはユーザについて記憶している文字の修飾を行う。したがって、本発明に係る文字修飾サーバは、ユーザ端末によらずに、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
[実施例2]
実施例2に係る文字修飾装置90は、タッチパネルを備えたモバイル装置によって構成されている。なお、モバイル端末である携帯電話機50を用いて説明しているが、例えば、通常のPCであってもよく、小型情報管理端末、ゲーム機等、単独でユーザから文字を入力し、表示することが可能な電子機器として、様々なものが採用可能である。また、文字修飾装置90で実行するプログラムは、サーバ等から適宜ダウンロードして実行するとしてもよい。
図17は、本発明の別の一実施形態に係る文字修飾装置90の機能を示す機能ブロック図である。文字修飾装置90は、実施例1と同様に、範囲操作受付手段として範囲操作受付部91と、修飾操作受付手段として修飾操作受付部92と、修飾形態決定手段として修飾形態決定部93と、修飾態様表示手段として修飾態様表示部94と、ユーザ認証手段としてユーザ認証部95と、修飾形態記憶手段として修飾形態DB20と、ユーザ操作記憶手段としてユーザ操作DB30と、優先修飾態様表示手段として優先修飾態様表示部96と、を備えている。そして、文字修飾装置90は、ユーザから文字及び操作を示すデータ等を受付け、操作に応じた文字の修飾を行い、表示する。
図18は、本発明の別の一実施形態に係る文字修飾装置90のハードウェア構成の一例を示す図である。図18に示すように、CPU(Central Processing Unit)2011、メモリ2012、操作部2013、表示部2014、タッチパネル2015、通信部2016、音声出力部2017、マイク2018、インターフェース部2019、がバスラインBUSにより接続されて文字修飾装置90を構成する。
CPU2011は、文字修飾装置90を統括的に制御する部分であり、メモリ2012に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
メモリ2012は、ROM(Read Only Memory)又は、RAM(Random Access Memory)であってよく、文字修飾装置90で機能する各種プログラムを予め記憶又はサーバ等から適宜ダウンロードして記憶している。RAMは、修飾形態DB20、ユーザ操作DB30を含む各種データを記憶する装置である。
操作部2013は、各種設定や入力操作を行う操作ボタン群、決定操作ボタン等を備えており、操作部2013による入力情報はCPU2011の制御下で処理される。ここで、操作部2013は、ユーザからの操作入力による押圧を感知して、CPU2011にBUSを介して信号を送信する。CPU2011は、この信号を受信することで、操作部2013への操作入力があったことを判断する。
表示部2014は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electoro Luminescence)によって構成され、各種データを表示する。表示部2014には、タッチパネル2015が装備され、スタイラスペンや、ユーザの指等の接触(タッチ)を検知することができる。
通信部2016は、無線通信(例えば、携帯電話や無線LANとして機能するため)に必要なアンテナ及びアンテナ信号処理回路等を含んで構成される。インターフェース部2019は、文字修飾装置90と周辺機器とを接続し、データの送受信や電源供給等を行う。
音声出力部2017は、電気信号を音声に変換し、スピーカ等から出力する。マイク2018は、音声を電気信号に変換し、入力する。
[実施例2の処理内容]
実施例1と同様に、文字修飾装置90は、修飾形態DB20(図4参照)、ユーザ操作DB30(図5参照)を備え、単独で、各処理を行う(図6から図10参照)。文字修飾装置90は、単独で、実施例1と同様に、ユーザの操作を受付け、受付けた範囲操作及び修飾操作に従い、ユーザが入力したテキスト文章の文字修飾をする(図11から図16参照)。
実施例2によれば、文字修飾装置90は、タッチパネルを備えたモバイル装置であり、ドラッグ操作の方向又は回転と、文字の修飾の種別とを対応付けて記憶する修飾形態DB20を備え、入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を受付け、受付けた範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を受付け、受付けた修飾操作を示すデータに含まれるドラッグ操作の方向又は回転に、修飾形態DB20により対応付けられた文字の修飾の種別に基づいて、指定された範囲の文字の修飾を決定し、決定した文字の修飾を示すデータに基づいて指定された範囲の文字を表示する。更に、決定した文字の修飾の種別を、ユーザ識別情報に対応付けて記憶するユーザ操作DB30を備え、ユーザを識別するユーザ識別情報を受付け、ユーザ認証を行い、範囲操作を受付けると、ユーザ操作DB30によりユーザ識別情報に対応付けて記憶された文字の修飾の種別に基づいて、範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を表示する。
したがって、実施例2によれば、文字修飾装置90は、モバイル装置のタッチパネルから受付けるドラッグ操作の方向又は回転により文字の修飾を決定するので、モバイル装置のように入力デバイスの種類が乏しく、画面の大きさに制約があるような機器であっても、ユーザが入力したテキスト文章に対して容易な操作で文字修飾を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の動作内容を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る修飾形態DB20を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ操作DB30を示す図である。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の範囲処理の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の修飾操作処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10の修飾操作決定処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10のユーザ操作設定変更処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 図11に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 図12に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 図13に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 図14に続く、本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾を行う場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る文字修飾サーバ10が文字修飾の設定を変更する場合の携帯電話機50での表示例を示す図である。 本発明の別の一実施形態に係る文字修飾装置90の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の別の一実施形態に係る文字修飾装置90のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 文字修飾サーバ
11 範囲操作受信部
12 修飾操作受信部
13 修飾形態決定部
14 修飾態様送信部
15 ユーザ認証部
16 優先修飾態様送信部
20 修飾形態DB
30 ユーザ操作DB
90 文字修飾装置
91 範囲操作受付部
92 修飾操作受付部
93 修飾形態決定部
94 修飾態様表示部
95 ユーザ認証部
96 優先修飾態様表示部

Claims (8)

  1. ユーザが使用するユーザ端末と通信可能に接続され、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバであって、
    ドラッグ操作の方向および回転と、文字の修飾の種別および態様とをそれぞれ対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、
    前記ユーザ端末から、前記ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を受信する範囲操作受信手段と、
    前記範囲操作受信手段が受信した範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する修飾操作受信手段と、
    前記修飾形態記憶手段を参照して、前記修飾操作受信手段が受信した前記ドラッグ操作の方向および回転のそれぞれに対応付けられた文字の修飾の種別および態様を、前記範囲操作受信手段が受信した修飾する文字の範囲の文字の修飾の種別および態様として決定する修飾形態決定手段と、
    前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾の種別および態様を示すデータを前記ユーザ端末に送信する修飾態様送信手段と、
    前記決定した文字の修飾の種別および態様を記憶するユーザ操作記憶手段と、
    前記範囲操作受信手段が修飾する文字の範囲を受信したことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様を示すデータを、前記ユーザ端末に送信する優先修飾態様送信手段と、
    を備える文字修飾サーバ。
  2. 前記ユーザを識別するユーザ識別情報を受付け、ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ操作記憶手段は、前記決定した文字の修飾の種別および態様を、前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶し、
    前記優先修飾態様送信手段は、前記範囲操作受信手段が前記修飾する文字の範囲を受信したことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により前記ユーザ識別情報に対応付けられて記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様を示すデータを、前記ユーザ端末に送信する、
    請求項1に記載の文字修飾サーバ。
  3. ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信する文字修飾サーバが、文字の修飾をする方法であって、
    前記文字修飾サーバは、ドラッグ操作の方向および回転と、文字の修飾の種別および態様とをそれぞれ対応付けて記憶する修飾形態記憶手段を備え
    前記方法は、
    前記ユーザ端末から、前記ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を受信する範囲操作受信ステップと、
    前記範囲操作受信ステップにおいて受信した範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する修飾操作受信ステップと、
    前記修飾形態記憶手段を参照して、前記修飾操作受信ステップにおいて受信した前記ドラッグ操作の方向および回転のそれぞれに対応付けられた文字の修飾の種別および態様を、前記範囲操作受信ステップにおいて受信した修飾する文字の範囲の文字の修飾の種別および態様として決定する修飾形態決定ステップと、
    前記修飾形態決定ステップにおいて決定した文字の修飾の種別および態様を示すデータを前記ユーザ端末に送信する修飾態様送信ステップと、
    前記修飾形態決定ステップにおいて決定した文字の修飾の種別および態様を記憶するユーザ操作記憶ステップと、
    前記範囲操作受信ステップにおいて修飾する文字の範囲を受信したことに応じて、前記ユーザ操作記憶ステップにおいて記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様を示すデータを、前記ユーザ端末に送信する優先修飾態様表示ステップと、
    含む方法
  4. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末と通信可能に接続され、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバとを備える文字修飾システムであって、
    前記文字修飾サーバは、
    ユーザが使用するユーザ端末と通信可能に接続され、前記ユーザが入力した文字を前記ユーザ端末から受信し、文字の修飾をする文字修飾サーバであって、
    ドラッグ操作の方向および回転と、文字の修飾の種別および態様とをそれぞれ対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、
    前記ユーザ端末から、前記ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を受信する範囲操作受信手段と、
    前記範囲操作受信手段が受信した範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記ユーザ端末から受信する修飾操作受信手段と、
    前記修飾形態記憶手段を参照して、前記修飾操作受信手段が受信した前記ドラッグ操作の方向および回転のそれぞれに対応付けられた文字の修飾の種別および態様を、前記範囲操作受信手段が受信した修飾する文字の範囲の文字の修飾の種別および態様として決定する修飾形態決定手段と、
    前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾の種別および態様を示すデータを前記ユーザ端末に送信する修飾態様送信手段と、
    前記決定した文字の修飾の種別および態様を記憶するユーザ操作記憶手段と、
    前記範囲操作受信手段が修飾する文字の範囲を受信したことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様を示すデータを、前記ユーザ端末に送信する優先修飾態様表示手段と、
    さらに備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザが入力した文字を前記文字修飾サーバに送信する文字送信手段と、
    前記ユーザが入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を示すデータを前記文字修飾サーバへ送信する範囲操作送信手段と、
    前記ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾を指定する修飾操作を示すデータを前記文字修飾サーバへ送信する修飾操作送信手段と、
    決定した文字の修飾を示すデータを前記文字修飾サーバから受信する修飾態様受信手段と、
    前記受信した文字の修飾を示すデータに基づいて表示する表示制御手段と、
    を備える文字修飾システム。
  5. コンピュータに、ユーザが入力した文字の修飾をさせるプログラムであって、
    前記プログラムは、
    ドラッグ操作の方向および回転と、文字の修飾の種別および態様とをそれぞれ対応付けて記憶手段に記憶するステップと、
    ユーザが入力した文字のうち修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を受付けるステップと、
    前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾の種別および態様を指定する修飾操作を受付けるステップと、
    前記記憶手段を参照して、受付けた前記ドラッグ操作の方向および回転のそれぞれに対応付けられた文字の修飾の種別および態様を、前記範囲操作を受付けるステップにおいて指定された修飾する文字の範囲の文字の修飾の種別および態様として決定するステップと、
    前記決定するステップにおいて、決定した前記文字の修飾の種別および態様を示すデータに基づいて前記指定された範囲の文字を表示するステップと
    決定した前記文字の修飾の種別および態様をユーザ操作記憶手段に記憶するステップと、
    前記範囲操作を受付けたことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様で、前記範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を表示するステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. ユーザが入力した文字の修飾をする文字修飾装置であって、
    ドラッグ操作の方向および回転と、文字の修飾の種別および態様とをそれぞれ対応付けて記憶する修飾形態記憶手段と、
    前記入力した文字のうち、修飾する文字の範囲を指定する範囲操作を受付ける範囲操作受付手段と、
    前記範囲操作受付手段が受付けた前記範囲操作を示すデータにより指定された範囲の文字について、ドラッグ操作の方向又は回転を含む所定の操作により文字の修飾の種別および態様を指定する修飾操作を受付ける修飾操作受付手段と、
    前記修飾形態記憶手段を参照して、前記修飾操作受付手段が受付けた前記ドラッグ操作の方向および回転のそれぞれに対応付けられた文字の修飾の種別および態様を、前記範囲操作受付手段が受け付けた修飾する文字の範囲の文字の修飾の種別および態様として決定する修飾形態決定手段と、
    前記修飾形態決定手段が決定した前記文字の修飾の種別および態様を示すデータに基づいて前記指定された範囲の文字を表示する修飾態様表示手段と、
    前記修飾形態決定手段が決定した文字の修飾の種別および態様を記憶するユーザ操作記憶手段と、
    前記範囲操作受付手段が前記範囲操作を受付けたことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様で、前記範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を、前記修飾態様表示手段に表示させる優先修飾態様表示手段と、
    をさらに備える文字修飾装置。
  7. 前記ユーザを識別するユーザ識別情報を受付け、ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ操作記憶手段は、前記修飾形態決定手段が決定した文字の修飾の種別および態様を、前記ユーザ識別情報に対応付けて記憶し、
    前記優先修飾態様表示手段は、前記範囲操作受付手段が前記範囲操作を受付けたことに応じて、前記ユーザ操作記憶手段により前記ユーザ識別情報に対応付けられて記憶された前記文字の修飾の種別および態様のうち、記憶された回数が最も多い修飾の種別および態様で、前記範囲操作を示すデータによって指定された範囲の文字を、前記修飾態様表示手段に表示させる、
    請求項6に記載の文字修飾装置。
  8. 前記文字修飾装置は、タッチパネルを備えたモバイル装置であることを特徴とする請求項6又は7に記載の文字修飾装置。
JP2008200804A 2008-08-04 2008-08-04 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム Expired - Fee Related JP4896935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200804A JP4896935B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200804A JP4896935B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010039694A JP2010039694A (ja) 2010-02-18
JP4896935B2 true JP4896935B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=42012191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008200804A Expired - Fee Related JP4896935B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4896935B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257941A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Panasonic Corp 文字入力装置、文字装飾方法、及び文字装飾プログラム
JP6169864B2 (ja) * 2012-03-21 2017-07-26 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 音声認識装置、音声認識プログラム、及び、音声認識方法
JP2014044673A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Kyocera Corp 携帯端末装置
US20150213095A1 (en) * 2012-09-13 2015-07-30 Ntt Docomo, Inc. User interface device, search method, and program
KR102305114B1 (ko) * 2014-03-07 2021-09-27 삼성전자주식회사 데이터 처리 방법 및 그 전자 장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738153B2 (ja) * 1987-11-18 1995-04-26 カシオ計算機株式会社 表示データ拡大装置
JPH06131107A (ja) * 1992-10-22 1994-05-13 Hitachi Ltd ペン入力操作方法および情報処理装置
JPH08137611A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Toshiba Corp ジェスチャイメージ登録方法及び文書作成装置
JP5078051B2 (ja) * 2005-03-02 2012-11-21 任天堂株式会社 表示形態変更プログラム、表示制御装置、表示制御システム、および表示形態変更方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010039694A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9104310B2 (en) Information processing control device
CN104137048B (zh) 提供应用的打开实例
US8683376B2 (en) Server unit, a client unit, and a recording medium in a computer system
JP4896935B2 (ja) 文字修飾サーバ、装置、方法及びシステム
KR100945363B1 (ko) 표시장치, 표시장치의 제어방법 및 정보기억매체
JP6679828B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラムおよび記録媒体
TW201035860A (en) Method and computer program product for displaying document on mobile device
JP5974740B2 (ja) 表示装置、および表示プログラム
JP2006323502A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2007012037A (ja) 情報処理装置、表示制御処理方法及びプログラム
US20160320948A1 (en) Document and object manipulation
JP2008009859A (ja) 検索インデックス作成装置及び検索インデックス作成方法
US10496241B2 (en) Cloud-based inter-application interchange of style information
JP2024033744A (ja) 制御方法、及びプログラム
JP6102886B2 (ja) データ入力装置及びプログラム
JP4287815B2 (ja) 表示装置、表示装置の制御方法及びプログラム
JP7365935B2 (ja) 表示装置
US20240020996A1 (en) Electronic device and method for identifying sentence indicated by strokes
JP2007179203A (ja) 帳票検索装置、帳票検索方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6315039B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4786713B2 (ja) 操作支援コンピュータプログラム、操作支援コンピュータシステム
CN117454040A (zh) 一种网页代码文件生成方法、装置、电子设备和存储介质
JP2006162818A (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、プログラム及びフォントデータ
JP5776459B2 (ja) コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法、コンテンツ表示端末及びプログラム
JP4323354B2 (ja) 情報選択支援方法、情報選択支援装置及び媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4896935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350