JP4786713B2 - 操作支援コンピュータプログラム、操作支援コンピュータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、キーボードやマウス等のボタンを備えた入力装置を利用して、コンピュータシステムにおけるシステム利用者の入力等の操作を支援するためのコンピュータプログラムに関するものである。特に、キーボード等の主としてボタン入力により操作を行う入力装置を使用して、操作を行う際の操作支援を行う技術に関するものである。
GUI(Graphical User Interface)環境のコンピュータシステムでは、システム利用者の入力行為を支援するために様々な工夫がなされている。例えば、プログラムの実行中にコンピュータの入力装置であるマウスを右クリックすることにより操作コマンドのメニューが画面上に表示される「コンテキストメニュー」や、キーボードのファンクションキーを押すことによって一定の命令が実行される「ファンクション命令」等が存在する。
「コンテキストメニュー」は、マウスを右クリックすることにより、マウスが指し示している画面上のポインタ位置に応じた操作コマンドのメニューが表示されるものであり、必要な場合に操作コマンドのメニューを画面上に表示させるという点でシステム利用者にとって有益である。しかしながら、「コンテキストメニュー」は、マウスの右クリックで簡単にコマンドのメニューが表示されるものの、マウスの左クリックを行う等するまでは、ずっとメニューが画面に表示され続ける。また、利用者が間違って右クリックを押してしまった場合等は、利用者の意に反してメニューが画面上に表示されてしまうので不便である。さらに、マウス操作自体は利用者が理解し易いものの、操作に習熟した利用者にとっては効率的にキーボード操作を行えた方が便利である。
一方、「ファンクション命令」では、画面上で実行されているアプリケーションプログラムの種類に応じて、ファンクションキーを押すことによって一定の命令が実行される。この「ファンクション命令」は、キーボード操作による利便性の追求の観点から有用であるが、どのファンクションキーを押せば、どのような操作が行われるのかが理解し難い。また、アプリケーションプログラムごとによって、同じファンクションキーを押しても、実行される動作が全く異なることもありうる。
また、以下の特許文献1及び2には、コマンドメニュー表示や操作に関する技術が開示されている。しかしながら、当該技術はマウス操作を念頭においたものであり、キーボードだけで円滑な操作を行うのには適さない。
特許第2663133号公報 特開平10−31477号公報
本発明の解決しようとする課題は、システム利用者の入力を支援するための、コンピュータシステムにおける簡易かつ便利な入力の手段を提供することである。特に、キーボード等の主としてボタン入力により操作を行う入力装置を使用して、利用者が必要になった場合にすぐに操作コマンドのメニューを画面上に表示させ、必要である間についてはコマンドのメニューを表示させ続けられる手段の提供を目的とする。
1、
(1) そこで、上記課題を解決するため、本発明に係る操作支援コンピュータプログラムは、情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、利用者が前記入力手段を使用してデータ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムである。
また、前記操作支援コンピュータシステムの記憶手段は、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と、当該入力ボタンを押した場合に実行される命令と、を関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を記憶している。
そして、前記操作支援コンピュータシステムの処理手段に、(1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域のうち、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データが表示されていない領域に表示すること、(2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、(3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、当該押された特定の入力ボタンを表す情報に関連付いている命令を、前記記憶手段から読み出して実行すること、を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラムである。
(2) ここで、「記憶手段」とは、例えばRAM、ROM、HDD等のコンピュータシステムにおける記憶装置が該当する。「処理手段」とは、例えばCPU等のコンピュータシステムにおける演算装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける中央処理サーバコンピュータが該当する。「出力手段」とは、例えばディスプレイ等のコンピュータシステムにおける情報を表示する出力装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける情報端末としての携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等が該当する。「入力手段」とは、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等のコンピュータシステムにおける入力装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける情報端末としての携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等が該当する。
「操作支援コンピュータシステム」は、パーソナルコンピュータ等の1のハードウェア内にて完結して構成される場合もあるし、複数のコンピュータにより構成される場合もある。複数のコンピュータにより構成される場合の例として、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおいて、「処理手段」は中央処理サーバコンピュータ、「記憶手段」は中央処理サーバコンピュータが管理する記憶装置、「出力手段」及び「入力手段」は中央処理サーバコンピュータと通信する情報端末(携帯電話、パーソナルコンピュータ)、等の場合が該当する。
「入力手段における特定の入力ボタン」とは、原則として、入力手段が物理的に備えているボタンを意味し、例えば、キーボードにおける各種の入力キーや、ポインティングデバイスであるマウスの左右のクリックボタンやスクロールホイールボタン、などが考えられる。「入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データ」とは、例えば、特定の入力ボタン及び実行命令を表す文字列を含んだ画像データや、「アイコン」のように特定の入力ボタン及び実行命令を小さな絵や記号で表現した画像データが考えられる。「出力手段の表示領域」とは、ディスプレイ等の情報を表示する出力装置における、画像や文字データ等の表示領域を意味する。
「モディファイキー」とは、コンピュータのキーボード等の入力装置において、他のキーの入力文字や機能を変えるために併用するキーをいう。「入力手段におけるモディファイキー」の例として、シフトキー、コントロールキー、メタキー、オルトネートキー、オルトネートグラフィックキー、ウインドウズキー、オプションキー、コマンドキー、グラフキー、等が存在する。「前記出力手段の表示領域のうち、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データが表示されていない領域に表示する」とは、「開始動作命令」が発せられる前に入力ボタン及び命令の内容を表す画像データが既に表示されている場合に、当該表示されている画像データの表示領域ではない領域に、「開始動作命令」に伴って表示する操作ガイド情報を表示するという意味である。すなわち、「開始動作命令」に伴って表示する操作ガイド情報は、既存の入力ボタン及び命令の内容を表す画像データに変わって表示されるのではなく、「開始動作命令」に伴って初めて表示されるという意味である。
「入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令」とは、原則として、入力手段が物理的に備えているボタンが利用者によって押されたことを伝えるために、入力手段が処理手段に対して発する電気信号を意味する。「利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令」とは、原則として、当該入力手段が物理的に備えているボタンが利用者によって離されたことを伝えるために、入力手段が処理手段に対して発する電気信号を意味する。
この「入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押された」とは、操作ガイド情報を表示することができるモディファイキーが入力手段において複数存在する場合、いずれのモディファイキーも押されていない状態で、いずれかのモディファイキーが押されたことを意味する。例えば、ある特定のモディファイキーが押され、当該特定のモディファイキーが押され続けている時に、他のモディファイキーが押された場合は、2以上のモディファイキーの組み合わせにより特別な操作ガイド情報を表示することも考えられる。また、「利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離された」とは、操作ガイド情報を表示することができるモディファイキーが入力手段において複数存在する場合、入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押され、操作ガイド情報が最初に表示されてから、利用者によってその後に押されたモディファイキーも含め、いずれのモディファイキーも利用者に押されていない状態になったことを意味する。例えば、ある特定のモディファイキーが押され、当該特定のモディファイキーが押され続けている時に、他のモディファイキーが押された場合は、最初に押されたモディファイキーを含む全てのモディファイキーが開放される(押されなくなる)までは、何らかの操作ガイド情報が表示されていることになる。
現在では、コンピュータシステムの入力手段の多様化により、タッチパネル等の物理的にボタンを備えていない入力手段も存在しているため、「入力手段における特定の入力ボタン」及び「入力手段におけるモディファイキー」は、入力手段が物理的に備えているボタンだけを表すものではない。すなわち、入力手段がタッチパネル等の物理的にボタンを備えていない入力手段である場合は、「入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令」とは、操作ガイド情報を表示することができるモディファイキーが押されていない状態で、当該モディファイキーのいずれかを利用者が押す行為を行ったことを伝えるために、入力手段が処理手段に対して発する電気信号(key downなど)を意味し、「利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令」とは、操作ガイド情報を表示することができるモディファイキーのうち、最後まで押していたモディファイキーを利用者が離したことを伝えるために、入力手段が処理手段に対して発する電気信号(key upなど)を意味する。「開始動作命令」が発せられて受信してから、「終了動作命令」が発せられて受信するまでは、入力手段において操作ガイド情報を表示させるいずれかのモディファイキーを利用者が押し続けていることを、処理手段は認識することができる。
また、「入力手段における特定の入力ボタン」は、必ずしも物理的に1つの入力ボタンを意味するのではなく、2以上の入力ボタンを意味する場合も含む。例えば、前記(3)において2以上の入力ボタンの組み合わせが利用者によって押されることにより、特定の命令が実行される場合も考えられるからである。
(3) 本発明では、入力手段における操作ガイド情報を表示することができるモディファイキーが利用者によって最初に押されてから、操作ガイド情報を表示することができる全てのモディファイキーが離されるまでの間に、画像データである操作ガイド情報が出力手段の表示領域に表示される。そして、入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されてから、離されるまでの間に、入力手段における特定の入力ボタンが押されると、当該入力ボタンに応じた命令の内容が入力ボタンの押された回数、実行される。入力手段における全てのモディファイキーが利用者によって離されると、出力手段に表示されていた操作ガイド情報の表示が終了する。ボタン動作情報に含まれている入力手段における特定の入力ボタン及び実行命令の関連付けは、利用者が当該関連付けの内容を理解できるように操作ガイド情報として出力手段の表示領域に表示される。また、「開始動作命令」により表示される操作ガイド情報は、「開始動作命令」が発せられる前に表示されている入力ボタン及び命令の内容を表す画像データがある場合、当該表示されている画像データの表示領域ではない表示領域に、「開始動作命令」に伴って表示する操作ガイド情報を表示する。
これにより、例えば、当該入力手段における特定の入力ボタンが押されることにより実行される命令として、出力手段の表示領域に表示されるツールウインドウを移動させるような命令を採用すると、スムーズなウインドウ操作が可能である。そして、モディファイキーを利用者が押すことによって、操作ガイド情報が出力手段の表示領域に表示されるため、入力手段におけるどの入力ボタンを押せば、どのような命令が実行されるかを特定することが利用者にとって容易である。また、利用者によって押されていた入力手段におけるモディファイキーが全て利用者によって離されると、出力手段に表示されていた操作ガイド情報が表示されなくなるため、普段は画面上に操作ガイド情報を表示せずに、利用者にとって必要な場合にモディファイキーを有効活用して表示させることが可能となる。「開始動作命令」により表示される操作ガイド情報は、「開始動作命令」が発せられる前に表示されている入力ボタン及び命令の内容を表す画像データの表示領域ではない領域に表示されるため、既存の表示を邪魔しない領域に操作ガイド情報を表示することができる。
2、
(1) また、他の発明では、前記構成に加え、前記記憶手段に、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、当該操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域のどの位置に表示するかを表す表示位置情報と、を関連付けて記憶している。
そして、前記処理に加え、前記処理手段に、(1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、前記操作ガイド情報と前記表示位置情報とを前記記憶手段から読み出して、関連付いている表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示すること、を実行させる操作支援コンピュータプログラムである。
(2) ここで、「操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域のどの位置に表示するかを表す表示位置情報」とは、ディスプレイ等の出力装置におけるデータ表示領域において、どの位置に操作ガイド情報を表すかの表示位置を表す情報である。「表示位置情報」の例として、出力装置のデータ表示領域における絶対的座標位置を表す情報や、アプリケーションにより表示されているウインドウ等の表示オブジェクトとの関係での相対的な座標位置を表す情報、などが考えられる。ここでいう「表示位置」とは、出力装置のデータ表示領域における座標点を表す場合と、出力装置のデータ表示領域における座標領域を表す場合との、両方を含む意味である。すなわち、表示位置情報が表す「表示位置」たる座標点を基準として操作ガイド情報を表示する場合も含むし、表示位置情報が表す「表示位置」たる座標領域に操作ガイド情報を表示する場合も含む。「表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示する」とは、例えば、表示位置情報が表す絶対的座標位置に操作ガイド情報を表示することや、表示位置情報が表すアプリケーションにより表示されているウインドウ等の表示オブジェクトとの関係での相対的な座標位置を元に、表示する位置を計算して表示すること、等が該当する。
(3) 本発明では、出力手段の表示領域のうち、表示位置情報が表す表示位置に操作ガイド情報を表示するため、事前に操作ガイド情報の表示位置を設定することができる。
これにより、各操作ガイド情報を重複範囲がなく表示でき、かつ、表示位置の指定も事前に行える。よって、利用者が各操作ガイド情報を視認しやすく、かつ、利用者にとって使い易いインターフェースの構築が可能となる。特に、実行される命令の対象となるウインドウ等の表示オブジェクトと近い位置に操作ガイド情報を表示した場合、利用者にとって、どの操作ガイド情報がどの表示オブジェクトに対する命令を表すものであるかを簡単に理解することができる。
3、
(1) また、他の発明では、前記構成に加え、前記記憶手段に、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、実行される命令の内容の対象となる表示ウインドウとの関係で前記出力手段の表示領域のどの位置に当該操作ガイド情報を表示するかを表す表示位置情報と、を関連付けて記憶している。
そして、前記処理に加え、前記処理手段に、(1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、前記操作ガイド情報と前記表示位置情報とを前記記憶手段から読み出して、関連付いている表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示すること、を実行させる操作支援コンピュータプログラムである。
(2) ここで、「実行される命令の内容の対象となる表示ウインドウとの関係で前記出力手段の表示領域のどの位置に当該操作ガイド情報を表示するかを表す表示位置情報」とは、ディスプレイ等の出力装置のデータ表示領域において、どの位置に操作ガイド情報を表すかの表示位置を表す情報である。そして、特に、当該表示位置情報と関連付いている操作ガイド情報に含まれている命令の内容の対象となる表示ウインドウの表示位置(座標点、座標領域)との関係での表示位置を表す情報を意味する。例えば、操作ガイド情報に含まれている命令の内容の対象となる表示ウインドウの内側の所定位置に操作ガイド情報を表示することや、表示ウインドウの外側の所定位置に操作ガイド情報を表示すること、等が考えられる。「表示ウインドウに対して実行される命令」の例として、特定のツールバーに現在選択しているデータを渡す命令や、特定の表示ウインドウをアクティブにする命令、特定の表示ウインドウやツールバーの表示位置を変更させる命令、などが存在する。「表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示する」とは、例えば、表示位置情報が表すアプリケーションにより表示されているウインドウ等の表示オブジェクトとの関係での相対的な座標位置を元に、表示する位置を計算して表示すること、等が該当する。
(3) 本発明では、出力手段の表示領域のうち、表示位置情報が表す表示位置に操作ガイド情報を表示するため、事前に操作ガイド情報の表示位置を命令の対象となる表示ウインドウとの関係で設定することができる。
これにより、各操作ガイド情報を表示する際に、操作ガイド情報に含まれている命令の対象となる表示ウインドウに近い範囲に表示することができる。よって、利用者が操作ガイド情報に含まれている命令が、どの表示ウインドウに対する命令であるのかを容易に理解することができる。
4、
(1) また、他の発明では、前記構成に加え、前記記憶手段に、実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、を関連付けて記憶すると共に、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、前記表示ウインドウの種類を表す情報と、を関連付けて記憶している。
そして、前記処理に加え、前記処理手段に、(1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示すること、(3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、を実行させる操作支援コンピュータプログラムである。
(2) ここで、「実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報」とは、アプリケーションの機能によって表示されている各種ウインドウの種類を現す情報である。各種ウインドウの例としては、親ウインドウ(メインウインドウ・操作対象のデータを主に表示するウインドウ)、子ウインドウ(ツールバー、パレットウインドウ等の操作をより簡易にするための補助ウインドウ)、等がある。「当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウ」とは、開始動作命令受信時点での入力フォーカスを持っているウィンドウを意味する。「入力フォーカス」とは、マルチウィンドウ環境において、ある時点でどのウィンドウが入力されたデータを受け取るか、を表す言葉である。
「前記(1)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行する」ことにより、開始動作命令を受信した時点でアクティブになっているウインドウとの関係で実行することが適切な命令を実行できることになる。例えば、開始動作命令を受信した時点でアクティブになっているウインドウを対象とする命令や、開始動作命令を受信した時点でアクティブになっているウインドウとは別のウインドウをアクティブにする命令、等が考えられる。
(3) 本発明では、開始動作命令を受信した時点でアクティブになっているウインドウとの関係で実行することが適切な命令の説明を操作ガイド情報として出力手段の表示領域に表示し、当該命令を実行することができる。また、表示ウインドウの種類を現す情報と、ボタン動作情報及び操作ガイド情報が関連付いているため、開始動作命令の受信時点でアクティブな表示ウインドウとの関係で、実行する命令や表示画面を設計することができる。例えば、アクティブな表示ウインドウとは異なるウインドウに入力フォーカスを渡す命令や、アクティブな表示ウインドウの表示位置を変更させる命令、アクティブな表示ウインドウを出力手段の表示領域に表示しないようにする命令、などが考えられる。
これにより、画一的な操作ガイド情報を表示するのではなく、アクティブになっているウインドウとの関係で、実行するのが適切な命令に関する操作ガイド情報を表示でき、適切な命令を実行できる。よって、利用者にとって使い易いインターフェースの構築が可能となる。
5、
(1) また、他の発明では、利用者が前記入力手段を使用し、アプリケーションプログラムにおいて結合又は分離されて表示されている親ウインドウと子ウインドウの中から特定のウインドウを選択して、データ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムである。
また、操作支援コンピュータシステムの前記記憶手段には、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と、当該入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令と、を関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を記憶している。
(2) ここで、「アプリケーションプログラムにおいて結合又は分離されて表示されている親ウインドウと子ウインドウの中から特定のウインドウを選択して、データ操作を行う」とは、例えば、ワープロソフトや表計算ソフトにおけるメインウインドウとツールバーの関係等に代表される、親ウインドウと子ウインドウを使用してデータ操作を行うアプリケーションにおけるものをいう。「入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令」とは、前記アプリケーションの機能によって表示されている各種ウインドウに対して実行される命令である。上記のように、各種ウインドウの例としては、親ウインドウ(メインウインドウ・操作対象のデータを主に表示するウインドウ)、子ウインドウ(ツールバー、パレットウインドウ等の操作をより簡易にするための補助ウインドウ)、等がある。「特定の表示ウインドウに対して実行される命令」の例として、特定のツールバーに現在選択しているデータを渡す命令や、開始動作命令を受信した時点でアクティブになっているウインドウとは別のウインドウをアクティブにする命令、などが存在する。
(3) 本発明では、開始動作命令により表示される操作ガイド情報を利用者が認識することにより、複数存在し、表示されているウインドウのうち、どのウインドウに対するどのような命令が実行できるのかを理解できる。よって、利用者にとって使い易いインターフェースの構築が可能となる。
6、
(1) また、他の発明では、前記記憶手段が、請求項1乃至5のいずれか1記載の各情報及び操作支援コンピュータプログラムを記憶し、前記処理手段が前記各処理を行うこと、を特徴とする操作支援コンピュータシステムである。
以上のように、本発明を利用すると、例えば、入力手段における特定の入力ボタンが押されることにより実行される命令として、出力手段の表示領域に表示されるツールウインドウをスクロールさせるような命令を採用すると、スムーズなウインドウ操作が可能である。そして、モディファイキーを利用者が押すことによって、操作ガイド情報が出力手段の表示領域に表示されるため、入力手段におけるどの入力ボタンを押せば、どのような命令が実行されるかを特定することが利用者にとって容易である。また、利用者によって押されていた入力手段におけるモディファイキーが利用者によって離されると、出力手段に表示されていた操作ガイド情報が表示されなくなるため、普段は画面上に操作ガイド情報を表示せずに、利用者にとって必要な場合に簡便に表示させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
1、 本発明の実施の構成について
(1) 図1は、本発明に係る操作支援コンピュータシステムの全体構成図である。同図に示すように、本発明に係る操作支援コンピュータシステムは、出力手段10と、処理手段20と、入力手段30と、記憶手段40・50と、から構成されている。そして、これら各手段(10−50)は、バス60を介して電気的に接続し、相互に情報の伝達(信号の通信)を行うことができる。
図1の操作支援コンピュータシステムにおける構成要素を更に詳述する。出力手段10は、情報を操作支援コンピュータシステムの利用者に表示するための出力装置であり、例えば液晶やCRT方式等のディスプレイ装置が該当する。また、処理手段20は、上記他の手段(装置)に働きかける計算装置であり、例えばCPUが該当する。入力手段30は、操作支援コンピュータシステムの利用者からの命令を受け付ける入力装置であり、例えばマウスやキーボードが該当する。記憶手段40は、大量の情報を記憶させておく補助記憶装置であり、例えばハードディスク(HDD)が該当する。記憶手段50は、処理手段20による実行の対象となる情報を記憶させておく主記憶装置であり、例えばメインメモリが該当する。バス60は、操作支援コンピュータシステムの内部で各手段が情報を通信するための伝送路である。
本発明に係る操作支援コンピュータシステムは、図1に示すパーソナルコンピュータのようなローカルのコンピュータシステムであっても実施が可能であり、当該前提により以下説明を行う。しかし、本発明に係る操作支援コンピュータシステムは、複数のコンピュータシステムから構成される場合もある。例えば、クライアント側のコンピュータシステムが出力手段10及び入力手段30となり、サーバ側のコンピュータシステムが処理手段20及び記憶手段40・50となり、インターネットなどの広域通信回線がバス60となることによって、複数のコンピュータシステムから構成される場合も考えられる。
(2) 次に、図1における記憶手段40としてのHDDに記憶されている各種情報について説明する。記憶手段40としてのHDDには、表示ウインドウの種類を表す情報41と、ボタン動作情報42と、操作ガイド情報43と、表示位置情報44と、モディファイキー種類情報45と、OSその他プログラム46と、操作支援コンピュータプログラム47とを、データベースやファイルの形式により記憶している。
そして、処理手段20としてのCPUが、記憶手段40としてのHDDに記憶されている各情報(41−47)を、記憶手段50としてのメモリに読み込むことにより、プログラムやデータの解釈・実行を行なう。また、処理手段20としてのCPUが、記憶手段40としてのHDDに記憶されているOSその他プログラム46と、操作支援コンピュータプログラム47を、記憶手段50としてのメモリに読み込んで解釈し、実行する事により、本発明に係る操作支援処理等が行なわれるのである。
このように、本実施形態では、初期状態として記憶手段40としてのHDDに各情報(41−47)が記憶されているとして説明するが、初期状態において記憶手段50としてのメモリに各情報(41−47)が全て記憶されていても当然実施は可能である。
(3) 続いて、記憶手段40としてのHDDに記憶されている各情報(41−47)のデータ構造について、図2を使用して説明する。
図2に図示するように、記憶手段40としてのHDDに記憶されている「表示ウインドウの種類を表す情報41」と「ボタン動作情報42」と「操作ガイド情報43」と「表示位置情報44」と「モディファイキー種類情報45」は、情報の関連付けがなされて記憶されている。
「表示ウインドウの種類を表す情報41」は、アプリケーションの機能によって表示されている各種ウインドウの種類を現す情報である。各種ウインドウの例としては、親ウインドウ(メインウインドウ・操作対象のデータを主に表示するウインドウ)、子ウインドウ(ツールバー、パレットウインドウ等の操作をより簡易にするための補助ウインドウ)、等がある。例えば、図4の出力手段10の表示領域における画面表示例では、メインウインドウ71とツールウインドウ72−74と、メインウインドウ71の前面に表示されているツールウインドウ、が存在している。
また、「ボタン動作情報42」は、「入力手段30における入力ボタン」と「当該入力ボタンが押された場合に実行される命令」とを関連付けた情報である。この「ボタン動作情報42」により、操作ガイド情報43を表示させるモディファイキーが利用者によって押され続けている状態において、入力手段30における入力ボタンが押された場合に、どの「命令」を実行すればよいかを特定することができる。この「実行される命令」とは、処理手段20としてのCPUにより実行される、一種のコンピュータプログラムである。
「操作ガイド情報43」とは、入力手段30における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである。例えば、入力手段30における特定の入力ボタンと特定の表示ウインドウに対して実行される命令の内容とを文字のイメージデータとして表した画像データや、これらの内容を想起させる図形の画像データ、アイコンのような画像データ、等が考えられる。例えば、図5の出力手段10の表示領域における画面表示例では、操作ガイド情報43が画面に表示された例81−84が存在している。また、先の図4におけるアクティブウインドウ選択表示61−67の表示が、図5では色が変わっている。これは、アクティブウインドウ選択表示61−67の領域に、操作ガイド情報43が表示されることにより、色が変わったことを利用者が認識できるようになる。
「表示位置情報44」とは、ディスプレイ等の出力手段10におけるデータ表示領域において、どの位置に操作ガイド情報43を表すかの表示位置を表す情報である。「表示位置情報44」の例として、出力装置のデータ表示領域における絶対的座標位置を表す情報や、アプリケーションにより表示されているウインドウ等の表示オブジェクトとの関係での相対的な座標位置を表す情報、などが考えられる。ここでいう「表示位置」とは、出力装置のデータ表示領域における座標点を表す場合と、出力装置のデータ表示領域における座標領域を表す場合との、両方を含む意味である。すなわち、表示位置情報44が表す「表示位置」たる座標点を基準として操作ガイド情報43を表示する場合も含むし、表示位置情報44が表す「表示位置」たる座標領域に操作ガイド情報43を表示する場合も含む。
「モディファイキー種類情報45」とは、キーボード等の入力手段30におけるモディファイキーの種類を表す情報である。入力手段30におけるモディファイキーが利用者に押されることにより、操作ガイド情報43が出力手段10の表示領域に表示されるのであるが、どのモディファイキーが押された場合にどの操作ガイド情報43を表示するかを特定するために必要となる。
(4) 図2に図示するような情報の関連付けがなされることにより、「どのような種類のウインドウがアクティブな場合に、入力手段30におけるどのモディファイキーが押されると、どの操作ガイド情報43を出力手段10の表示領域のどの位置に表示すればよいか」ということと、「どの操作ガイド情報43が表示されている場合に、入力手段30におけるどの入力ボタンが押された場合に、どの命令を実行すればよいか」ということを、処理手段20としてのCPUが特定することができる。
例えば、「ウインドウタイプ β」の表示ウインドウがアクティブになっている状態で、入力手段30における「モディファイキー A」が押されたことを処理手段20が感知すると、「操作ガイドデータ C11」を「表示位置 βC11」の表示位置に、「操作ガイドデータ D12」を「表示位置 βD12」の表示位置に、「操作ガイドデータ C+D13」を「表示位置 βC+D13」の表示位置に、夫々表示すればよいことを処理手段20が特定できる。例えば、図5−8の出力手段10の表示領域における画面表示例では、当該特定により処理手段20によって表示された操作ガイド情報の画面表示例81−89が存在している。また、「ウインドウタイプ β」の表示ウインドウがアクティブになっている状態で、入力手段30における「モディファイキー A」が押されたまま、入力手段30における「入力ボタンD」が押されたことを処理手段20が感知すると、「実行される命令 12」が処理手段20により実行されることを特定できる。
同様に、「ウインドウタイプ α」の表示ウインドウがアクティブになっている状態で、入力手段30における「モディファイキー A」と「モディファイキー B」とが押されたことを処理手段20が感知すると、「操作ガイドデータ C7」を「表示位置 αC7」の表示位置に、「操作ガイドデータ D8」を「表示位置 αD8」の表示位置に、「操作ガイドデータ C+D9」を「表示位置 αC+D9」の表示位置に、夫々表示すればよいことを処理手段20が特定できる。また、「ウインドウタイプ α」の表示ウインドウがアクティブになっている状態で、入力手段30における「モディファイキー A」と「モディファイキー B」とが押されたまま、入力手段30における「入力ボタンC」と「入力ボタンD」とが押されたことを処理手段20が感知すると、「実行される命令 9」が処理手段20により実行されることを特定できる。
2、 本発明の実施のフローについて
図3は、本発明に係る操作支援コンピュータシステムの実施フロー図である。同図に基づいて、本発明の実施のフローを説明する。
(1) まず、処理手段20としてのCPUが、入力手段30としてのマウス・キーボードから、入力手段30としてのマウス・キーボードにおけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信する(S1)。
「開始動作命令」とは、入力手段30としてのマウス・キーボードにおけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことを伝えるために、入力手段30としてのマウス・キーボードが処理手段20としてのCPUに対して発する電気信号である。「最初に押されたこと」とは、入力手段30としてのマウス・キーボードにおける操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーのうち、どのモディファイキーも押されていない状態で、操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーのいずれかが押されたことをいう。処理手段20としてのCPUは、入力手段30としてのマウス・キーボードにおけるモディファイキーが利用者によって押されているか否かを、入力手段30としてのマウス・キーボードからの電気信号で判断し、記憶手段40としてのHDDにフラグ(押されている状態、押されていない状態)で管理する。「操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキー」は、図2におけるモディファイキー種類情報45に格納されているか否かで特定できる。
(2) 次に、処理手段20としてのCPUが、当該開始動作命令を受信した際の記憶手段40としてのHDDに記憶されている、実行されているアプリケーションにおける表示ウインドウの種類を特定する。具体的には、処理手段20としてのCPUが、入力フォーカスを有しているアクティブな表示ウインドウの種類を特定する。そして、処理手段20としてのCPUは、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報41と前記S1で押されたモディファイキーの種類を表すモディファイキー種類情報45とに関連付いている操作ガイド情報43と表示位置情報44とを特定し、当該特定した操作ガイド情報43と表示位置情報44とを記憶手段40としてのHDDから読み出して出力手段10であるディスプレイの表示領域に表示する(S2)。
(3) 続いて、処理手段20としてのCPUが、利用者によって当該押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信したか否かを判断する(S3)。「利用者によって当該押されていた全てのモディファイキーが離された」とは、入力手段30としてのマウス・キーボードにおける操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーのうち、どのモディファイキーも押されていない状態で、操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーのいずれかが押されてから、入力手段30としてのマウス・キーボードにおける操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーの全てが利用者によって押されていない状態にはじめてなったことをいう。図2におけるモディファイキー種類情報45より明らかなように、S1で最初に押されていたモディファイキーが、他のモディファイキーに変わった場合でも、操作ガイド情報43が表示されるため、一旦操作ガイド情報43が表示されてから、全く操作ガイド情報43を表示する必要がなくなる状態になったことを表す。処理手段20としてのCPUが、終了動作命令を入力手段30としてのマウス・キーボードから受信した場合は、出力手段10の表示領域に表示していた操作ガイド情報43の表示を終了し(S8)、本発明に係る処理は終了する。
「終了動作命令」とは、当該入力手段30としてのマウス・キーボードにおける全てのモディファイキーが利用者によって離されたことを伝えるために、入力手段30としてのマウス・キーボードが処理手段20としてのCPUに対して発する電気信号である。先の「開始動作命令」が発せられて処理手段20としてのCPUが受信してから、「終了動作命令」が発せられて処理手段20としてのCPUが受信するまでは、入力手段30としてのマウス・キーボードにおけるモディファイキーが利用者により押されていることを、処理手段20としてのCPUは認識することができる。すなわち、処理手段20としてのCPUは、「終了動作命令」を、入力手段30としてのマウス・キーボードから受信するまで、利用者が本発明に係る操作支援処理の続行を希望していることを認識する。
(4) 次に、処理手段20としてのCPUが、利用者によって上記押されていたモディファイキーが押し続けられている状態で、入力手段30としてのマウス・キーボードから特定の入力ボタンが押されたか否かを判断する(S4)。「特定の入力ボタン」とは、図2におけるボタン動作情報に含まれている入力ボタンを表す。入力手段30としてのマウス・キーボードから特定の入力ボタンが押されているか否かは、処理手段20としてのCPUが、入力手段30としてのマウス・キーボードから受信する電気信号で判断し、記憶手段40としてのHDDにフラグ(押されている状態、押されていない状態)で管理する。
(5) S4において、利用者によって当該押されていたモディファイキーが押し続けられている状態で、入力手段30としてのマウス・キーボードから特定の入力ボタンが押された場合は、処理手段20としてのCPUが、当該特定の入力ボタンに関連付いている命令を記憶手段40としてのHDDのボタン動作情報42から特定し、実行する(S5)。
(6) 続いて、処理手段20としてのCPUが、利用者のウインドウ選択によってアクティブな表示ウインドウが変化することによりアクティブなウインドウの種類が変化したか否かと、利用者によって押されていた入力手段30におけるモディファイキーが変化したか否かを、入力手段30としてのマウス・キーボードから受信する信号によって判断する(S6)。図2におけるモディファイキー種類情報45より明らかなように、複数のモディファイキーの組み合わせ(例えば、モディファイキーAとB)によって表示する操作ガイド情報43が変化するため、「モディファイキーが変化したか否か」には、操作ガイド情報43を表示させるためのモディファイキーのうち、押されているモディファイキーが少しでも変化した場合でも該当する。
(7) S6において、アクティブなウインドウの種類又は利用者によって押されていた入力手段30におけるモディファイキーの、いずれかが変化した場合は、処理手段20としてのCPUが、当該時点での記憶手段40としてのHDDに記憶されている実行されているアプリケーションにおける表示ウインドウの種類を特定する。具体的には、処理手段20としてのCPUが、入力フォーカスを有しているアクティブな表示ウインドウの種類を特定する。そして、処理手段20としてのCPUは、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報41と前記S1で押されたモディファイキーの種類を表すモディファイキー種類情報45とに関連付いている操作ガイド情報43と表示位置情報44とを特定し、当該特定した操作ガイド情報43と表示位置情報44とを記憶手段40としてのHDDから読み出して出力手段10であるディスプレイの表示領域に表示し、操作ガイド情報43の表示を更新する(S7)。
S7の処理が終わると、先のS3の終了動作命令の受信判断に戻る。そして、処理手段20としてのCPUが、利用者によって先に押されていた入力手段30における全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を、入力手段30としてのマウス・キーボードから受信するまで、本処理は続行することになる。
(8) 以上のように、本発明を利用すると、入力手段30としてのマウス・キーボードにおけるモディファイキーが利用者によって最初に押されてから、全てのモディファイキーが離されるまでの間は、処理手段20としてのCPUは、画像データである操作ガイド情報43を出力手段10としてのディスプレイに表示する。そして、操作ガイド情報43を表示している際に、特定の入力ボタンが押されたことを感知すると、処理手段20としてのCPUは、当該特定の入力ボタンに関連付いている命令を実行する。また、入力手段30としてのマウス・キーボードにおける全てのモディファイキーが利用者によって離されると、出力手段10としてのディスプレイに表示されていた操作ガイド情報43の表示を終了する。
3、 本発明の具体的な画面表示例について
図4−8は、本発明に係る操作支援コンピュータシステムが行う操作支援処理における、出力手段10の表示領域に表示された画面表示例の図である。図4−8に基づいて、本発明の実施の具体例を説明する。
(1) 図4は、上記S1の前の通常状態における、処理手段20としてのCPUが、出力手段10であるディスプレイの表示領域に表示したウインドウの画面表示例である。図4では、表示ウインドウとして、メインウインドウ71とツールウインドウ72−74と、メインウインドウ71の前面に表示されているツールウインドウとが表示されており、各々のウインドウには、アクティブウインドウ選択表示61−67が存在する。「アクティブウインドウ選択表示領域」とは、開始動作命令後に操作ガイド情報43を表示する領域であり、開始動作命令から終了動作命令まで、この表示領域の表示が一定の状態に変化し、入力手段30におけるどの命令ボタンを押せば、どの表示ウインドウをアクティブにできるかが特定できる。
(2) 図5は、上記S2において、処理手段20としてのCPUが、特定した表示ウインドウの種類を表す情報41と上記S1で押されたモディファイキーの種類を表すモディファイキー種類情報45とに関連付いている操作ガイド情報43と表示位置情報44とを特定し、当該特定した操作ガイド情報43と表示位置情報44とを記憶手段40としてのHDDから読み出して出力手段10であるディスプレイの表示領域に表示した画面表示例である。先の図4の状態で、表示ウインドウのうち、ツールウインドウ72がアクティブであったため、ツールウインドウ72の表示位置を中心にして表示された操作ガイド情報82−84が存在する。表示された操作ガイド情報81は、メインウインドウ71で扱う情報に対する命令を表示している。
図5における表示された操作ガイド情報82−84を簡単に説明すると、表示された操作ガイド情報82は入力手段30における「CTRLキー」及び「←キー」が押された場合に、ツールウインドウ72が他の表示ウインドウと分離してフローティングする命令を処理手段20としてのCPUが実行することを表している。同様に、表示された操作ガイド情報83は入力手段30における「ESCキー」が押された場合に、メインウインドウ71に表示されている本文データを編集する命令を、処理手段20としてのCPUが実行することを表す。また、表示された操作ガイド情報84は、入力手段30における「CTRLキー」及び「Wキー」が押された場合にツールウインドウ72を閉じて表示しなくなる命令を処理手段20としてのCPUが実行することを表し、入力手段30における「CTRLキー」及び「↓キー」が押された場合にツールウインドウ72の表示位置を下方向へ移動させ命令を処理手段20としてのCPUが実行することを表している。上記S5において、これらの入力手段30における各種ボタンが押された場合に、夫々の命令が処理手段20としてのCPUにより実行されることになる。
図5では、図4と比べてアクティブウインドウ選択表示61−67の表示が変わっている。例えば、アクティブウインドウ選択表示63が表す「T」の入力手段30における入力ボタンが押された場合、ツールウインドウ72がアクティブになるという意味である。つまり、アクティブウインドウ選択表示61−67が表す入力手段30の入力ボタンを利用者が押すと、当該アクティブウインドウ選択表示61−67が付いている表示ウインドウがアクティブになるということを表している。
図6は、アクティブな表示ウインドウであるツールウインドウ72の位置が異なる場合の操作ガイド情報43が表示された画面表示例であり、図7はメインウインドウ71の前面に表示されているツールウインドウがアクティブな場合の操作ガイド情報43が表示された画面表示例である。また、図8は、図5の状態で各種入力ボタンを押さずにそのまま一定時間経過した場合の、操作ガイド情報43が表示された画面表示例である。操作ガイド情報43の表示位置は、図5−8における表示された操作ガイド情報81−89のように表示するのが好ましい。すなわち、操作ガイド情報43に表示されている命令の対象となる表示ウインドウに接した外側に操作ガイド情報43を表示することや(82−89)、操作ガイド情報43に表示されている命令の対象となる表示ウインドウに接した内側に操作ガイド情報43を表示すること(81)、が好ましい。このように、操作ガイド情報43の表示位置を、操作ガイド情報43に表示されている命令の対象となる表示ウインドウとの関係で近い位置に表示することによって、利用者が命令の内容を理解するのが容易になるためである。
操作支援コンピュータシステムの全体構成図 記憶手段30に記憶されている各種41−45のデータ構造 処理手段20が行う操作支援処理のフロー 操作支援処理における、通常状態の画面表示例 操作支援処理における、操作ガイド情報43が表示された画面表示例1 操作支援処理における、操作ガイド情報43が表示された画面表示例2 操作支援処理における、操作ガイド情報43が表示された画面表示例3 操作支援処理における、操作ガイド情報43が表示された画面表示例4
符号の説明
1 ポインタ
10 出力手段(ディスプレイ)
20 処理手段(CPU)
30 入力手段(マウス・キーボード)
40 記憶手段(HDD)
41 表示ウインドウの種類を表す情報
42 ボタン動作情報
43 操作ガイド情報
44 表示位置情報
45 モディファイキー種類情報
46 OSその他プログラム
47 操作支援コンピュータプログラム
50 記憶手段(メモリ)
60 バス
61−67 アクティブウインドウ選択表示
71−74 表示ウインドウ
81−89 表示された操作ガイド情報

Claims (7)

  1. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    利用者が前記入力手段を使用してデータ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムであり、
    前記記憶手段は、
    実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を関連付けて記憶し、
    前記処理手段に、
    (1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示すること、
    (2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、
    (3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)又は下記(4)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、
    (4)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記アクティブな表示ウインドウが変化したと判断すると、当該変化したアクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示し、操作ガイド情報の表示を更新すること、
    を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラム。
  2. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    利用者が前記入力手段を使用してデータ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムであり、
    前記記憶手段は、
    実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、モディファイキー種類情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を関連付けて記憶し、
    前記処理手段に、
    (1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報と、当該押された入力手段におけるモディファイキーに対応する前記モディファイキー種類情報と、に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示すること、
    (2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、
    (3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)又は下記(4)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と、当該時点で押されているモディファイキーに対応する前記モディファイキー種類情報と、当該押された特定の入力ボタンを表す情報と、に関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、
    (4)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、利用者によって押されていたモディファイキーが変化したと判断すると、当該時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報と、当該時点で押されているモディファイキーに対応するモディファイキー種類情報と、に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示し、操作ガイド情報の表示を更新すること、
    を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラム。
  3. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    利用者が前記入力手段を使用してデータ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムであり、
    前記記憶手段は、
    実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を関連付けて記憶し、
    前記処理手段に、
    (1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示すること、
    この際、特定の表示ウインドウをアクティブにする命令の内容を表す操作ガイド情報は、当該アクティブにする各々のウインドウのアクティブウインドウ選択表示領域に表示すること、
    (2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、
    (3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)又は下記(4)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、
    (4)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記アクティブな表示ウインドウが変化したと判断すると、当該変化したアクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示し、操作ガイド情報の表示を更新すること、
    この際、特定の表示ウインドウをアクティブにする命令の内容を表す操作ガイド情報は、当該アクティブにする各々のウインドウのアクティブウインドウ選択表示領域に表示すること、
    を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラム。
  4. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    利用者が前記入力手段を使用してデータ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムであり、
    前記記憶手段は、
    実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、実行される命令の内容の対象となる表示ウインドウとの関係で前記出力手段の表示領域のどの位置に当該操作ガイド情報を表示するかを表す表示位置情報と、を関連付けて記憶し、
    前記処理手段に、
    (1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報と前記表示位置情報とを前記記憶手段から読み出して、関連付いている表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示すること、
    (2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、
    (3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)又は下記(4)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、
    (4)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記アクティブな表示ウインドウが変化したと判断すると、当該変化したアクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報と前記表示位置情報とを前記記憶手段から読み出して、関連付いている表示位置情報が表す表示位置に応じて、当該読み出した操作ガイド情報を前記出力手段の表示領域に表示し、操作ガイド情報の表示を更新すること、
    を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラム。
  5. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    利用者が前記入力手段を使用し、アプリケーションプログラムにおいて結合又は分離されて表示されている親ウインドウと子ウインドウの中から特定のウインドウを選択して、データ操作を行う際に実行される操作支援コンピュータプログラムであり、
    前記記憶手段は、
    実行しているアプリケーションプログラムにおける表示ウインドウの種類を表す情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンを表す情報と当該入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令とを関連付けたボタン動作情報と、前記入力手段における特定の入力ボタンと当該入力ボタンを押した場合に特定の表示ウインドウに対して実行される命令の内容とを利用者が理解できるように表す画像データであって、前記出力手段の表示領域に表示するための画像データである操作ガイド情報と、を関連付けて記憶し、
    前記処理手段に、
    (1)前記入力手段を介して、前記入力手段におけるモディファイキーが利用者によって最初に押されたことによる開始動作命令を受信すると、当該受信時点で実行しているアプリケーションプログラムで表示されているウインドウのうち、アクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示すること、
    (2)前記入力手段を介して、利用者によって前記押されていた全てのモディファイキーが離されたことによる終了動作命令を受信すると、前記出力手段の表示領域へ表示している前記操作ガイド情報の表示を終了すること、
    (3)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記記憶手段のボタン動作情報に含まれる特定の入力ボタンが押されたことを前記入力手段を介して受信すると、前記(1)又は下記(4)で特定した表示ウインドウの種類を表す情報と当該押された特定の入力ボタンを表す情報とに関連付いている命令を、前記記憶手段のボタン動作情報から読み出して実行すること、
    (4)前記開始動作命令を受信してから、当該開始動作命令に対応する前記終了動作命令を受信するまでに、前記アクティブな表示ウインドウが変化したと判断すると、当該変化したアクティブな表示ウインドウの種類を特定し、当該特定した表示ウインドウの種類を表す情報に関連付いている前記操作ガイド情報を前記記憶手段から読み出して、前記出力手段の表示領域に表示し、操作ガイド情報の表示を更新すること、
    を実行させることを特徴とする操作支援コンピュータプログラム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1記載の操作支援コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体。
  7. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムであって、
    前記記憶手段が、請求項1乃至5のいずれか1記載の各情報及び操作支援コンピュータプログラムを記憶し、前記処理手段が前記各処理を行うこと、を特徴とする操作支援コンピュータシステム。
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