JP4896788B2 - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体発光素子およびその製造方法に関し、特に、量子ドット層を有する半導体発光素子およびその製造方法に関する。
量子暗号通信では、量子情報を1つの光子にのせて送信するBB48プロトコルが現在主流となっている。このプロトコルを利用することによって、盗聴不可能な暗号通信が実現できる。
このため、信号源(光源)として、1つのパルス内に確実に1つずつの光子を発生させる半導体発光素子として、量子ドットを利用した様々な技術が提案されている。
その1つとして、インジウム砒素(InAs)からなる自己組織化量子ドット層と、ガリウム砒素(GaAs)およびアルミニウム砒素(AlAs)からなるDBR(Distributed-Bragg Reflection)ミラーから構成されるDBR微小共振器とを含む単一の光子を発生する半導体発光素子を、エピタキシャル成長させた後、微小柱状にエッチングすることによって形成し、微小柱状のDBR微小共振器内のほとんど全ての光を上方から出射させるようにすることが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
Matthew Pelton et al. "Efficient Source of Single Photons: A Single Quantum Dot in a Micropost Microcavity" フィジカル レビュー レターズ(PHYSICAL REVIEW LETTERS), 2002年12月2日、Vol.89,No.23
しかし、上記非特許文献1に提案されているような構造では、DBR微小共振器内から外部空間へ光子が飛び出す際に、その空間分布はかなり広がってしまうため、例えば対物レンズ等により光ファイバに結合する際の効率がかなり低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、量子ドット層の品質低下を招くことなく、単一光子の発光効率を向上させることができる半導体発光素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、量子ドット層11を有する半導体発光素子10において、図1に示すように、量子ドット層11を備えるホーン構造部12と、挿入部16を構成するガイド部13と、ホーン構造部12とガイド部13との反対側に反射防止膜14とが形成された素子基板15と、挿入部16に嵌入し、ホーン構造部12の隔壁部17が形成されたふた基板18と、を有することを特徴とする半導体発光素子10が提供される。
このような半導体発光素子によれば、量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、ホーン構造部とガイド部との反対側の反射防止膜とが形成された素子基板と、ガイド部の挿入部に嵌入し、ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板とが、挿入部に、隔壁部が嵌入されて、接合される。
また、本発明では上記課題を解決するために、量子ドット層を有する半導体発光素子の製造方法において、前記量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、前記ホーン構造部と前記ガイド部との反対側に反射防止膜とが形成された素子基板を製造する工程と、前記挿入部に嵌入し、前記ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板を製造する工程と、を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法が提供される。
このような半導体発光素子の製造方法によれば、量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、ホーン構造部とガイド部との反対側に反射防止膜とを有する素子基板が形成され、ガイド部の挿入部に嵌入し、ホーン構造部の隔壁部を有するふた基板が形成される。
本発明では、量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、ホーン構造部とガイド部との反対側の反射防止膜とが形成された素子基板と、ガイド部の挿入部に嵌入し、ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板とが、挿入部に、隔壁部が嵌入して、接合する。これにより、素子基板、ふた基板および隔壁部とで覆われた量子ドット層の品質低下を抑えるとともに、単一光子の発光効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されない。
まず、本発明に至る過程で考えられる半導体発光素子について説明し、その後に本発明の半導体発光素子について説明を行う。
本発明に至る過程で考えられる半導体発光素子について以下に説明する。
図6は、本発明に至る過程で考えられる半導体基板およびそれを備えた半導体発光素子の断面模式図である。図6(A)は、本発明に至る過程で考えられる半導体基板101であって、図6(B)は、半導体基板101を備えた半導体発光素子100を示している。
半導体基板101は、図6(A)に示すように、半導体基板101に鏡面処理を行って、反射防止膜102が形成されるとともに、ホーン構造部103が形成され、さらに、ホーン構造部103は量子ドット層104を備えている。また、半導体基板101の断面積がホーン構造部103の先端側よりも大きく形成されている。
次に、図6(B)に示すように、このような半導体基板101が、設置治具105に固定剤(不図示。)によって固定されて半導体発光素子100が構成されている。
なお、半導体基板101の形成方法としては、従来周知の積層技術、エッチング技術などを用いることができる。
このような構成では、量子ドット層104がホーン構造部103の先端近傍に設けられているため、量子ドット層104のエキシトン準位(低次元半導体中のエキシトン準位;局在準位)から発生した光は、ホーン構造部103の表面(下面および側面)からはほとんど出射されずに反射し、大部分がホーン構造部103内を伝搬していき、半導体基板101の裏面側から出射するようになる。なお、量子ドット層104から発生した光は、ホーン構造部103を構成する半導体材料の吸収端よりもエネルギーが低いため、ホーン構造部103内を伝搬中に吸収されることはない。また、量子ドット層104から発生した光は、半導体基板101の裏面側へ向けて、所定距離以上、狭い立体角内を伝搬していくことになるため、平面波または平面波に近い波面を持つようになり、半導体基板101の裏面から垂直に近い状態で出射することになる。このため、半導体基板101の裏面での反射は比較的少ない。さらに、半導体基板101の断面積がホーン構造部103の先端側よりも大きく形成されているために、ホーン構造部103が有する量子ドット層104から発生した光は、表面で反射し、内部を伝搬して、半導体基板101の裏面側から出射する。したがって、通信波長帯で発光する量子ドットを用いた単一光子を発光する半導体発光素子100において、単一光子の取出効率を向上させることができる。
一方、量子ドット層104はホーン構造部103の先端部から数nmから数百nmの深さに位置しているため、半導体基板101の裏面の加工や設置治具105への設置の際には、量子ドット層104にダメージを与えないように取り扱いには注意を要する。また、動作環境中においても低温のため不純物が付着する恐れがあり、設置治具105を用いれば防止することはできるが、この場合、固定剤の周り込みなどが懸念され、同様に、取り扱いには注意を要する。さらに、半導体発光素子100を保存する際には、半導体基板101表面上に空間(真空)を維持したまま設置治具105を取り付け、封止すればよいが、半導体基板101に対する温度の変化が10Kから600Kもあり、そして、半導体基板101を構成するインジウムリン(InP)などの化合物半導体は脆いため、熱膨張係数が異なる材料を使用すると壊れてしまう恐れがある。
以上のような本発明に至る過程で考えられる半導体発光素子を踏まえて、以下に本発明について説明する。
本発明では、量子ドット層を備えるホーン構造部が形成された素子基板を、ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板で覆うことによって、半導体発光素子を実現する。
図1は、本発明の概要図である。
半導体発光素子10は、量子ドット層11を備えたホーン構造部12、挿入部16を構成するガイド部13および反射防止膜14が形成された素子基板15と、隔壁部17が形成されたふた基板18とが、隔壁部17が挿入部16に接合して構成されている。なお、素子基板15とふた基板18とは同質の材料である。
このような構成によれば、まず、既述の通り、量子ドット層11で発生した光を素子基板15の裏面側から単一光子の取出効率を向上させて出射することができる。そして、素子基板15とふた基板18とは同質の材料を用いているために、熱膨張率の差による材料への損傷を防ぐことができる。また、素子基板15にガイド部13を、ふた基板18に隔壁部17を設けたために、素子基板15とふた基板18とを合わせる際に、量子ドット層11に損傷を与えずに、隔壁部17と、ガイド部13に構成される挿入部16とを嵌合させることができる。さらに、隔壁部17と挿入部16とが接合すると、ホーン構造部12に備わった量子ドット層11は、素子基板15、ふた基板18および隔壁部17に囲まれるため、外部からの衝撃を防ぎ、損傷を低減させることが可能となる。したがって、量子ドット層11の品質低下を抑えるとともに、単一光子の発光効率を向上させることができる。
次に実施の形態について以下に説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、本発明の概要でも触れた、隔壁部によって、挿入部への嵌合および量子ドット層を備えるホーン構造部の保護を行う場合の半導体発光素子の製造方法について以下に図を用いて説明する。
図2,3は第1の実施の形態における半導体発光素子の製造方法の各工程の断面模式図である。
まず、ふた基板を製造するために、InPによってInP基板21を形成する。そして、InP基板21上にインジウム(In)を蒸着させて、In薄膜22を形成する。なお、In薄膜22の形成には、蒸着に代わって、InP基板21を窒素(N)雰囲気中にて、アニール処理を行って、InP基板21の表面のリン(P)を飛ばすことで、In薄膜22を作成するようにすることもできる。なお、後に、ふた基板23と素子基板29との接合に利用されるIn薄膜22の代わりに、はんだのような低融点金属でも同様の効果を得ることができる(以上、図2(A)。)。
図2(A)で形成したInP基板21およびIn薄膜22にエッチングを行うことによって、隔壁部21aおよびIn薄膜22aを形成し、ふた基板23が形成される。なお、隔壁部21aとIn薄膜22aとを合わせた高さを20μm程度とする(以上、図2(B)。)。
次に、同様にして、InPによってInP基板24を形成して、InP基板24の裏面側に反射防止膜を形成する。そして、InP基板24の反射防止膜との反対側の所望の位置に量子ドット層を形成する。量子ドット層および反射防止膜が形成されたInP基板24にエッチングを行って、ホーン構造部25およびガイド部27がInP基板24に形成されて素子基板29が作成される(図3(A),(B)ではInP基板24に形成した反射防止膜の記載を省略している。)。なお、素子基板29において、量子ドット層26は、ホーン構造部25の先端部の5nmから10nm程度の位置に形成され、ホーン構造部25およびガイド部27の高さを10μm程度、ホーン構造部25およびガイド部27間と、ホーン構造部25間との間隔を30μm程度とする。
このように形成された素子基板29の挿入部28と、ふた基板23のIn薄膜22aが形成された隔壁部21aとを合わせる(以上、図3(A)。)。
図3(A)で形成した素子基板29の挿入部28に、隔壁部21aが嵌合するようにしてふた基板23と素子基板29とを合わせて、真空中で110度から200度程度で加熱する。そして、この温度にてIn薄膜22aを溶かして、ふた基板23と素子基板29とを接着させる。ガイド部27は素子基板29と、さらには量子ドット層26を有するホーン構造部25とを側面から囲む設計であるために、貼り合わせた部分の側面からガスの進入を防ぐことができるため、接合プロセス中にNガスなどを注入すると、半導体発光素子30の周りから素子基板29とふた基板23との接合面を加圧させて、接合させることもできる。
このようにして製造された半導体発光素子30は、量子ドット層26の品質低下を抑えるとともに、単一光子の発光効率を向上させることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、隔壁層は、素子基板とふた基板との接合と、ホーン構造部の保護との2つの役目を担っていた。一方、第2の実施の形態では、隔壁層は、ホーン構造部のみを密封し、さらに、素子基板とふた基板とを接合する嵌入部が形成されている場合を例に挙げて説明する。
図4は、第2の実施の形態における半導体発光素子の断面模式図であって、図5は、第2の実施の形態における半導体発光素子の平面図である。
半導体発光素子40は、図4,5に示すように、第1の実施の形態と同様に、素子基板41およびふた基板45から構成されているが、新たに、ふた基板45に嵌入部47が形成されている。
素子基板41は、素子基板41の裏面側に反射防止膜(不図示。)、先端部に量子ドット層(不図示。)を備えるホーン構造部42、ホーン構造部42間の挿入部43、そして、第1の実施の形態と形状が異なって、方形状で内側にくぼんだガイド部44が形成されている。なお、量子ドット層は、ホーン構造部42の先端部の5nmから10nm程度の位置に形成し、ホーン構造部42の高さを10μm程度、ホーン構造部42の間隔は30μm程度、ガイド部44は1辺が40μmから50μm程度の正方形とする。
ふた基板45は、隔壁部46と、新たに、方形状の嵌入部47とが形成されている。なお、ふた基板45の隔壁部46と素子基板41との接合面には、In薄膜49が、また、嵌入部47上には、後にふた基板45を素子基板41に合わせる際に、素子基板41への損傷を防ぐために、スペーサとして酸化シリコン(SiO2)や窒化シリコン(Si34)などの酸化膜48や窒化膜が形成されている。また、In薄膜49は、高温では溶解してしまうために、酸化膜48の形成後、低温で形成するようにする。したがって、酸化膜48上に、In薄膜49が形成されることになるが、半導体発光素子40の動作には、特に、影響は無い(図5(B)では、嵌入部47上の酸化膜48の記載は省略している。)。なお、素子基板41とあわせて、隔壁部46の高さを10μm程度以上、隔壁部46の間隔は30μm程度、嵌入部47は厚さを1μm、1辺を40μmから50μm程度の正方形とする。
そして、半導体発光素子40は、素子基板41のガイド部44に、ふた基板45の嵌入部47が嵌入し、ホーン構造部42が隔壁部46によって周りを囲んで、素子基板41とふた基板45とが合わさって構成される。なお、半導体発光素子40の製造方法としては、第1の実施の形態と同様にして、周知従来の製膜技術、エッチング技術などを利用することができる。
このような構成の半導体発光素子40では、第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、第1の実施の形態と異なり、隔壁部46と嵌入部47とが形成されているために、半導体発光素子40の厚さを薄くすることができ、また、形成された半導体発光素子40を切り取って利用することができるなど、スペースや形状に関する別のメリットが得られる。
以上のようにして、本発明では、量子ドット層で発生した光を素子基板の裏面側からの単一光子の取出効率を向上させて出射することができる。そして、素子基板とふた基板とは同質の材料を用いているために、熱膨張率の差による材料への損傷を防ぐことができる。また、素子基板にガイド部を、ふた基板に隔壁部を設けたために、素子基板とふた基板とを合わせる際に、量子ドット層に損傷を与えずに、隔壁部と、ガイド部による挿入部とを嵌合させることができる。さらに、隔壁部と挿入部とが合わさると、ホーン構造部に備わった量子ドット層は、素子基板とふた基板とに囲まれるため、外部からの損傷を低減させることが可能となり、量子ドット層の品質低下を抑えるとともに、単一光子の発光効率を向上させることができる。
今回示した実施例は、半導体発光素子を構成する上記材料としたが、本発明の半導体発光素子を構成可能な他の材料系の組み合わせにしても同様の効果が得られる。
(付記1) 量子ドット層を有する半導体発光素子において、
前記量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、前記ホーン構造部と前記ガイド部との反対側に反射防止膜とが形成された素子基板と、
前記挿入部に嵌入し、前記ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板と、
を有することを特徴とする半導体発光素子。
(付記2) 前記ホーン構造部の隔壁部と、前記ガイド部の挿入部に嵌入する嵌入部とが新たに形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記1記載の半導体発光素子。
(付記3) 前記隔壁部と前記素子基板との接触面にさらにインジウムが形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記1または2に記載の半導体発光素子。
(付記4) 前記嵌入部上に、さらに酸化膜または窒化膜が形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記2または3に記載の半導体発光素子。
(付記5) 前記酸化膜は、酸化シリコンまたは窒化シリコンであることを特徴とする付記4記載の半導体発光素子。
(付記6) 量子ドット層を有する半導体発光素子の製造方法において、
前記量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、前記ホーン構造部と前記ガイド部との反対側に反射防止膜とが形成された素子基板を製造する工程と、
前記挿入部に嵌入し、前記ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板を製造する工程と、
を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
(付記7) 前記ホーン構造部の隔壁部と、前記ガイド部の挿入部に嵌入する嵌入部とが新たに形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記6記載の半導体発光素子の製造方法。
(付記8) 前記隔壁部と前記素子基板との接触面にさらにインジウムが形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記6または7に記載の半導体発光素子の製造方法。
(付記9) 前記嵌入部上に、さらに酸化膜または窒化膜が形成された前記ふた基板を有することを特徴とする付記7または8に記載の半導体発光素子の製造方法。
(付記10) 前記酸化膜は、酸化シリコンまたは窒化シリコンであることを特徴とする付記9記載の半導体発光素子の製造方法。
本発明の概要図である。 第1の実施の形態における半導体発光素子の製造方法の各工程の断面模式図(その1)である。 第1の実施の形態における半導体発光素子の製造方法の各工程の断面模式図(その2)である。 第2の実施の形態における半導体発光素子の断面模式図である。 第2の実施の形態における半導体発光素子の平面図である。 本発明に至る過程で考えられる半導体基板およびそれを備えた半導体発光素子の断面模式図である。
符号の説明
10 半導体発光素子
11 量子ドット層
12 ホーン構造部
13 ガイド部
14 反射防止膜
15 素子基板
16 挿入部
17 隔壁部
18 ふた基板

Claims (6)

  1. 量子ドット層を有する半導体発光素子において、
    前記量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、前記ホーン構造部と前記ガイド部との反対側に反射防止膜とが形成された素子基板と、
    前記挿入部に嵌入し、前記ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記ホーン構造部の隔壁部と、前記ガイド部の挿入部に嵌入する嵌入部とが新たに形成された前記ふた基板を有することを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記隔壁部と前記素子基板との接触面にさらにインジウムが形成された前記ふた基板を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記嵌入部上に、さらに酸化膜または窒化膜が形成された前記ふた基板を有することを特徴とする請求項2または3に記載の半導体発光素子。
  5. 量子ドット層を有する半導体発光素子の製造方法において、
    前記量子ドット層を備えるホーン構造部と、挿入部を構成するガイド部と、前記ホーン構造部と前記ガイド部との反対側に反射防止膜とが形成された素子基板を製造する工程と、
    前記挿入部に嵌入し、前記ホーン構造部の隔壁部が形成されたふた基板を製造する工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記ホーン構造部の隔壁部と、前記ガイド部の挿入部に嵌入する嵌入部とが新たに形成された前記ふた基板を有することを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子の製造方法。
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