JP4896689B2 - 自動車タイヤ用空気入れ - Google Patents

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本発明は、目標圧が設定されると、タイヤの空気圧が目標圧になるまで、充排気を自動的に繰り返す自動車タイヤ用空気入れに関する。
従来より、目標圧が設定されると、タイヤの空気圧が目標圧になるまで、充排気を自動的に繰り返す自動車タイヤ用空気入れが知られている。このような自動車タイヤ用空気入れの中には、特許文献1に示すようにタイヤへの充排気を開始するときに、自動車タイヤ用空気入れ本体に設けられたスタートボタンを押すものがあった。
この自動車タイヤ用空気入れは、自動車の4本のタイヤ全ての空気圧調整を行う時、使用者はタイヤ一本ごとに装置と各タイヤとの往復を繰り返さなければならなかった。
また、目標圧が設定されると、タイヤの空気圧が目標圧になるまで、充排気を自動的に繰り返す自動車タイヤ用空気入れの中には、前記の問題を解決するために、特許文献2に示すように給気ホースの先端に設けられたエアチャックがタイヤに取り付けられたことをきっかけとして、タイヤへの充排気を開始するものがあった。
この自動車タイヤ用空気入れは、電磁弁により給気ホースの空気圧が目標圧を収斂するように絶えず充気、排気を繰り返し、充気にも関わらず、給気ホースの空気圧が向上しないときに、または、排気にも関わらず、給気ホースの空気圧が低下しないときにエアチャックがタイヤに取り付けられたと判断して、タイヤへの充排気を開始する。
しかし、この自動車タイヤ用空気入れには、エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断するまで、絶えず充気、排気を行う必要があるので、電磁弁が壊れやすくなってしまう問題がある。
特開平3−67711号 特公平6−69764号
そこで、本発明が解決しようとする課題は、装置の耐久性の向上と、調整前のタイヤの空気圧と目標圧とを比較したときに圧力差がないタイヤに、エアチャックが取り付けられても、エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断することと、エアチャックがタイヤに取り付けられる前、給気ホースの空気圧が目標圧に近づくように充排気を行っているときに、エアチャックがタイヤに取り付けられても、エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断することとを実現した自動車タイヤ用空気入れを提案する点にある。
前記課題を解決するため本発明は、目標圧が設定されると、タイヤの空気圧が目標圧になるまで、充排気を自動的に繰り返す自動車タイヤ用空気入れにおいて、タイヤ及び給気ホースの各空気圧を測定する圧力センサーと、充排気を行うことでタイヤ及び給気ホースの各空気圧を調整する圧力調整手段と、圧力センサー及び圧力調整手段にて給気ホースの空気圧が一定に保たれた後、タイヤの充気口に給気ホースの先端に設けられたエアチャックが取り付けられる際に、給気ホースが一瞬大気開放状態になり、給気ホースの空気圧が所定値以上の低下変動したことを圧力センサー検出すると、エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断してタイヤへの充排気を開始する制御手段を備えたことを特徴とする自動車タイヤ用空気入れを提案する。
本発明における自動車タイヤ用空気入れは、エアチャックがタイヤに取り付けられる前に、給気ホースの空気圧を一定に保つので、装置の耐久性を向上させることができる。
また、本発明における自動車タイヤ用空気入れは、給気ホースの空気圧が一定に保たれた後、タイヤの充気口に、エアチャックが取り付けられる際に、給気ホースが一瞬大気開放状態になり、わずかに圧力が低下することを検出して、エアチャックが取り付けられたと判断するので、調整前のタイヤの空気圧と目標圧を比較したときに圧力差がないタイヤに、エアチャックが取り付けられたときでも、エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断することができる。
また、本発明における自動車タイヤ用空気入れは、給気ホースの空気圧が一定に保たれる前、エアチャックがタイヤに取り付けられても、目標圧が設定されてから所定時間経過した後の空気圧と目標圧が設定されたときの空気圧との差を所定時間で割ることにより算出される給気ホースの空気圧変化率からエアチャックがタイヤに取り付けられたと判断することができる。
よって、本発明における自動車タイヤ用空気入れは、エアチャックがタイヤに取り付けられたと正確に判断することができるので、タイヤの空気圧を目標圧に近づくように、充排気を開始する前、エアチャックがタイヤに取り付けられているか否かに応じて決定される充排気量も正確になり、タイヤへの充排気にかかる時間が長くならないで済み、また、タイヤの空気圧への充排気の終了を正確に報知することができる。
以後、図面を基にして実施例の説明を行う。なお、以後登場する空気圧に関する表記は、大気圧を基準とするゲージ圧であるものとする。図1は本発明における自動車タイヤ用空気入れの構成を示す図である。1は自動車タイヤ用空気入れ本体である。2はエアタンクであり、タイヤ3に充気する空気を貯蔵し、自動車タイヤ用空気入れ1はこれに接続される。なお、エアタンク2の空気圧は目標圧よりも高い。4は給気ホースであり、前記給気ホース4の先端に設けられたエアチャック4aをタイヤ3の充気口3aに取り付けることで、自動車タイヤ用空気入れ1は、タイヤ3に空気を供給することができる。
5は操作ボードであり、使用者はこれを用いることにより目標圧を設定する。操作ボード5には、目標圧を表示するLED表示部5aと、押すことで目標圧を向上させるプラスキー5bと、押すことで目標圧を低下させるマイナスキー5cとが設けられている。
6は圧力制御手段であり、エアタンク2、給気ホース4と管路が通じており、充排気を行うことで、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧を目標圧に保つ。6aは電空ハイレグであり、エアタンク2と管路が通じており、管路内の空気圧が設定圧になるまで、充気用の弁、または排気用の弁を開放することによって、管路内の空気圧を調整する。電空ハイレグ6aは、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧を向上されるのに用いられる。
6bは逆止弁であり、電空ハイレグ6a、給気ホース4と管路が通じており、給気ホース4から電空ハイレグ6aへ、空気が流入できないようにする。これにより、電空ハイレグ6aがタイヤ3、及び給気ホース4に空気を流入させた後、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧は動圧であるが、電空ハイレグ6aの設定圧が0kPaに設定されることによって、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧は静圧になる。
6cは排気用電磁弁であり、逆止弁6b、給気ホース4と管路が通じており、弁を開放することによって、管路内の空気を排気する。排気用電磁弁6cは、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧を低下させるのに用いられる。
7は圧力センサーであり、給気ホース4と逆止弁6bとを繋ぐ管路の空気圧を測定することにより、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧を測定する。8はブザーであり、タイヤ3への充排気が行われてることとタイヤ3への充排気が終了していることとを使用者に報知する。
9は制御手段であり、自動車タイヤ用空気入れ1を制御するプログラムを記憶するROM9aと、ROM9aに記憶されたプログラムを実行するCPU9bと、プログラムを実行する上で必要なパラメータを一時的に記憶するRAM9cと、操作ボード5、圧力制御手段6、圧力センサー7、ブザー8と情報のやりとりを行うI/O9dとで成り立っている。
制御手段9は、使用者が操作ボード5を操作することにより設定した目標圧と、圧力センサー7が測定した空気圧とを読み取り、電空ハイレグ6aの設定圧を目標圧よりも高い空気圧に設定することによって、調整対象の空気圧を向上させる。充気量は充気する時間によって変化する。また制御手段9は、排気用電磁弁6cの弁を開放することによって、調整対象の空気圧を低下させる。排気量は排気する時間によって変化する。
また制御手段9は、タイヤ3への充排気を行っているときに、一定時間おきに短い間隔でブザー8を鳴らすことで、使用者にタイヤ3への充排気が行われていることを報知し、またはタイヤ3への充排気が終了したときに、長い間隔でブザー8を鳴らすことで、使用者にタイヤ3への充排気が終了したことを報知する。
また制御手段9は、対象モードを切り替えることによって、制御処理を切り替えている。対象モードには、タイヤモードと給気ホースモードとの二種類がある。一つはタイヤモードで、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられている状態で充排気が行われる場合の対象モードである。もう一つは給気ホースモードで、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられていない状態で充排気が行われる場合の対象モードである。
この対象モードに応じて、タイヤ3、及び給気ホース4への充排気を行う時、充排気を行う時間が変化する。対象モードが給気ホースモードのときは、給気ホース4はタイヤ3よりも容積が小さいので、充排気を行う時間が短くなる。
また、この対象モードに応じて、タイヤ3、及び給気ホース4への充排気を行った後、制御手段9は、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧を測定するために、タイヤ3、及び給気ホース4の各空気圧が動圧から静圧になるまで待つが、この待ち時間が変化する。対象モードが給気ホースモードのときは、給気ホース4はタイヤ3よりも容積が小さいので、待ち時間が短くなる。
図2〜5は、本発明における自動車タイヤ用空気入れ1の制御処理を示すフローチャートである。以後、このフローチャートに従って、自動車タイヤ用空気入れ1の制御処理を説明する。
最初に、タイヤ3の充気口3aに、エアチャック4aが取り付けられる際に、給気ホース4が一瞬大気開放状態になり、わずかに圧力が低下することを検出して、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられたと判断する判断処理(a)を説明する。この判断処理(a)は図2のS5で行われるサブルーチンである。図4はこのサブルーチンを示すフローチャートである。
図4に示す通り、判断処理(a)が開始すると、まず制御手段9は、1ms経つ(S23)ごとに給気ホース4の空気圧を測定する(S24)。次に制御手段9は、測定された空気圧をRAM9cに記憶する(S25)。10ms経ったら(S26)、制御手段9は、測定された空気圧のうち、最高のものとと最低のものとを除外して、8回分の空気圧の平均をとり(S27)、この空気圧の平均をRAM9cに記憶する(S28)。次に制御手段9は、今回の空気圧の平均と前回の空気圧の平均との差が5kPa以上か否かを判定する(S29)。今回の空気圧の平均と前回の空気圧の平均との差が5kPa以上なら、判断処理はS30へ進む。ここで制御手段9は、対象モードをタイヤモードにする(S30)。また、今回の空気圧の平均と前回の空気圧の平均との差が5kPa未満なら、判断処理(a)は終了する。
続いて、調整対象の空気圧変化率に応じて、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられていたか否かを判断する判断処理(b)を説明する。この判断処理(b)は、図3のS22で行われるサブルーチンである。図5はこのサブルーチンを示すフローチャートである。
図5に示す通り、判断処理(b)が開始すると、まず制御手段9は、調整モードが充気モードか否かを判定する(S31)。この調整モードは、図3のS13で、調整対象の空気圧が目標圧よりも低く充気する必要がある場合は、充気モードになり(S14)、また、調整対象の空気圧が目標圧よりも高く排気する必要がある場合は、排気モードになる(S15)。調整モードが充気モードだったら、判断処理はS32へ進み、調整モードが排気モードだったら、判断処理はS33へ進む。S32で制御手段9は、目標圧が500kPa以上か否かを判定する(S32)。目標圧が500kPa以上なら、判断処理はS34へ進み、しきい値は100kPa/sとなり(S34)、目標圧が500kPa未満なら、判断処理はS35へ進み、しきい値は200kPa/sとなる(S35)。S33で制御手段9は、目標圧が200kPa以上か否かを判定する(S33)。目標圧が200kPa以上なら、判断処理はS37へ進み、目標圧が200kPa未満なら、判断処理はS36へ進み、しきい値は20kPa/sとなる(S36)。S37で制御手段9は、目標圧が350kPa以上か否かを判定する(S37)。目標圧が350kPa以上なら、判断処理はS39へ進み、しきい値は50kPa/sとなる(S39)。目標圧が350kPa未満なら、判断処理はS38へ進み、しきい値は100kPa/sとなる。次に制御手段9は、充排気前の空気圧と充排気後の空気圧の絶対値を取り、これを充排気時間で割ることによって、調整対象の空気圧変化率を算出する(S40)。この計算に必要なパラメータは、判断処理が行われる前に、図3のS11,S16,S17,S21で得られる。次に制御手段9は、空気圧変化率がS34、S35、S36、S38、S39で決定したしきい値よりも低いか否かを判定する(S41)。調整対象の空気圧変化率がしきい値よりも低いなら、判断処理はS42へ進む。ここで制御手段9は、対象モードをタイヤモードにする(S42)。また、調整対象の空気圧変化率がしきい値よりも高いなら、判断処理はS43へ進む。ここで制御手段9は、対象モードを給気ホースモードにする(S43)。そして、判断処理(b)が終了する。
続いて、給気ホース4の空気圧が一定に保たれた後、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられた場合の制御処理(A)を説明する。なお、タイヤ3の空気圧は200kPaで、給気ホース4の空気圧は200kPaで、目標圧は200kPaであるものとする。
給気ホース4への充排気(S3)が終了して、給気ホース4の空気圧が一定に保たれた後、使用者がエアチャック4aをタイヤ3に取り付けたとする。これにより、制御手段9は、タイヤ3の充気口3aに、エアチャック4aが取り付けられる際に、給気ホース4が一瞬大気開放状態になり、わずかに圧力が低下することを検出して、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられたと判断し、対象モードを給気ホースモードからタイヤモードに切り替える。(S5)、制御処理はS7へ進む。ここで制御手段9は、対象モードがタイヤモードか否かを判定する(S7)。対象モードは、S5で給気ホースモードからタイヤモードに切り替わっているので、制御処理はS8へ進む。ここで制御手段9は、タイヤ3の空気圧が動圧から静圧になるのを待つが(S8)。タイヤ3の空気圧は200kPaで、給気ホース4の空気圧は200kPaなので、両方の空気圧は元々平衡している。次に制御手段9は、タイヤ3への充排気を行う(S3)。
図3に示す通り、制御手段9がタイヤ3への充排気を開始すると、まず制御手段9は、タイヤ3の空気圧と目標圧との圧力差が10kPa未満か否か判定する(S9)。タイヤ3の空気圧は200kPaで、目標圧は200kPaで、圧力差は10kPa未満なので、制御処理はS10へ進む。ここで制御手段9は、対象モードがタイヤモードか否かを判定し(S10)、対象モードはタイヤモードなので、制御処理はS12へ進む。ここで制御処理9は、終了ブザーを鳴らして(S12)、タイヤ3への充排気を終了する。この後、使用者は、エアチャック4aをタイヤ3から取り外す。
続いて、給気ホース4への充排気(S3)が終了して、給気ホース4の空気圧が一定に保たれる前に、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられた場合の制御処理(B)を説明する。なお、タイヤ3の空気圧は大気圧で、給気ホース4の空気圧は150kPaで、目標圧は200kPaで、対象モードは給気ホースモードであるものとする。
図3で示すとおりに、S16で制御手段9が給気ホース4に充気しているときに、使用者がエアチャック4aをタイヤ3に取り付けたとする。制御手段9は、給気ホース4に充気し(S18)終わったら、給気ホース4の空気圧が静圧になるのを待つ(S20)。これにより、給気ホース4との空気圧は180kPaになる。次に制御手段9は、調整後の給気ホース4の空気圧をRAM9cに記憶する(S21)。次に制御手段9は、給気ホース4の空気圧変化率を算出し、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられたか否かを判定する(S22)。既にエアチャック4aがタイヤ3に取り付けられており、タイヤ3の容積は大きく、給気ホース4の空気圧変化率は低くなるので、対象モードは給気ホースモードからタイヤモードに切り替わる。次に制御手段9は、タイヤ3の空気圧と目標圧との圧力差が10kPa未満か否か判定する(S9)が、タイヤ3の空気圧は180kPaで、目標圧は200kPaで、圧力差は10kPa以上なので、制御処理はS11へ進む。ここで制御手段9は、調整前のタイヤ3の空気圧をRAM9cに記憶する(S11)。次に制御手段9は、タイヤ3の空気圧が目標圧よりも低いか否か判定する(S13)。タイヤ3の空気圧は180kPaで、目標圧は200kPaで、タイヤ3の空気圧が目標圧よりも低いので、制御処理はS14へ進む。ここで制御手段9は、調整モードを充気モードにし(S14)、充気時間を決定し、RAM9cに記憶し(S16)、タイヤ3に充気し(S18)、タイヤ3の空気圧が静圧になるのを待つ(S20)。これにより、タイヤ3の空気圧は200kPaになる。次に制御手段9は、調整後のタイヤ3の空気圧をRAM9cに記憶する(S21)。次に制御手段9は、タイヤ3の空気圧変化率を算出し、エアチャック4aがタイヤ3に取り付けられたか否かを判定する(S22)。既にエアチャック4aがタイヤ3に取り付けられており、タイヤ3の容積は大きく、タイヤ3の空気圧変化率は低くなるので、対象モードはタイヤモードのままである。ここから制御手段9がタイヤ3への充排気を終了するまでの制御処理は、前記制御処理(A)の通りなので説明を省略する。
本発明における自動車タイヤ用空気入れ1の構成を示す図である。 本発明における自動車タイヤ用空気入れ1の制御処理を示すフローチャート である。 調整対象への充排気の制御処理を示すフローチャートである。 給気ホース4が一瞬大気開放状態になり、わずかに圧力が低下することによ るエアチャック取付の判断処理(a)を示すフローチャートである。 調整対象の空気圧変化率によるエアチャック取付の判断処理(b)を示すフ ローチャートである。
1 自動車タイヤ用空気入れ
2 エアタンク
3 タイヤ
3a 充気口
4 給気ホース
4a エアチャック
5 操作ボード
5a LED表示部
5b プラスキー
5c マイナスキー
6 圧力制御手段
6a 電空ハイレグ
6b 逆止弁
6c 排気用電磁弁
7 圧力センサー
8 ブザー
9 制御手段
9a ROM
9b CPU
9c RAM
9d I/O

Claims (1)

  1. 目標圧が設定されると、タイヤの空気圧が目標圧になるまで、充排気を自動的に繰り返す自動車タイヤ用空気入れにおいて、
    タイヤ及び給気ホースの各空気圧を測定する圧力センサーと、
    充排気を行うことでタイヤ及び給気ホースの各空気圧を調整する圧力調整手段と、
    前記圧力センサー及び前記圧力調整手段にて前記給気ホースの空気圧が一定に保たれた後、タイヤの充気口に前記給気ホースの先端に設けられたエアチャックが取り付けられる際に、前記給気ホースが一瞬大気開放状態になり、前記給気ホースの空気圧が所定値以上の低下変動したことを前記圧力センサー検出すると、前記エアチャックがタイヤに取り付けられたと判断してタイヤへの充排気を開始する制御手段を備えたことを特徴とする自動車タイヤ用空気入れ。
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