JP4895914B2 - 水上/水中航走体監視装置 - Google Patents
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Description
航走体監視装置20として成立するためには、一定の精度(信頼性)で確実に船舶の発する信号が捉えられていることを確認する必要がある。そのためには航走体監視装置20の監視結果と既知の航跡を航走した船舶等の航跡情報を比較し要求する精度を満たしていることを確認する必要がある。敷設時やその他適当な時に、航跡を航走体監視装置20に音響信号などで送出できる機能を有する機材を例えば巡視船に搭載し、定められた航路を航走させその時の航走(航跡)データを航走体監視装置20に伝送し、航走体監視装置20において監視精度の評価を行い、その評価結果を航走体監視装置20から音響信号などで巡視船等の船舶上に返送することができるので、求める精度で機能しているか否かを直ちに評価することができる。そして、万一問題があれば回収して点検整備を行い再度敷設するなどの作業を迅速に行うことができる。こうしたことを含めてその詳細を図3のフローチャートに基づいて説明する。
(S11)信号処理部22は、センサ部21の出力を取り込んで監視データ(例えば距離データ、船種データ、そのときの時刻データ)を生成する。
(S12)信号処理部22は、音響コマンド送受信部25からの受信データ(航走諸元情報)を取り込む。
(S13)信号処理部22は、上記の監視データと上記の受信データとを関連付けて記録部23に保存するとともに、それらのデータを評価部26に出力する。評価部26には、航走体監視装置20の敷設位置が設定部27により設定されており、この敷設位置と上記の受信データに含まれる位置情報とに基づいて、船舶と航走体監視装置20との距離を求めることができるように構成されている。
(S14)上記の監視データの内、センサ部21が検知した距離データ(実シグネチャ)が例えば後述の図4に示されるように変化すると、最接近位置で最大値をとることになる。信号処理部22は監視データが所要の条件を満たしているかどうか、即ちこの例では距離データ(実シグネチャ)が最大値をとっているかどうかを判定する。最大値をとっていない場合には上記の処理(S11)に移行し、処理(S11)〜(S14)を繰り返す。
(S16)信号処理部22は、距離データ(実シグネチャ)が所要の条件を満たしていると判定した場合(後述の図4参照)には、動作出力部24を駆動させる。これにより内蔵した例えば浮標を海上に浮上させたり、或いは内蔵する音響装置により音を発生させるようにする等の所望の動作をさせる。信号処理部22は、所要の条件を満たしていないと判定した場合(後述の図5、図6参照)には動作出力部24を駆動させずに、次の処理(S17)に移行する。
(S17)また、評価部26は、このときの船舶と航走体監視装置20との距離を求めて、その距離データ(基準距離)とセンサ部21が検知した距離データ(実シグネチャ)とを評価データとして信号処理部22に出力する。信号処理部22はその評価データを音響コマンドに変換して音響コマンド送受信部25から音響信号として船舶側に発信する。船舶では、評価受信部14が音響コマンド送受信部13を介して航走体監視装置20からの評価データ等を受信し、評価表示部15に表示させる。例えば船舶と航走体監視装置20との距離が分かっていれば、図7のような関係があったか、或いは図8のような関係があったかが直ちに判断できる。図8のような関係であったにもかかわらず、動作出力部24が駆動しなかった場合又は駆動した旨の情報が船舶側に発信されなかった場合には何らかの問題があったことになる。また、図7のような関係にあったときに動作出力部24が駆動した又は駆動した旨の情報が船舶側に発信された場合においても同様に何らかの問題があったことになる。また、音響コマンド送受信部25から距離データを発信する際に、評価部26が監視対象の船舶検出の成立/不成立を評価して、それらの情報についても併せて発信すれば、船舶側においてより迅速に状況を把握することが可能になる。
また、上記の実施形態においては、試験装置10の測位のためにGPS11を搭載した例について説明したが、人工衛星を使用した類似の広域位置決定システムであっても良いし、或いは、従来からの航法システム、オメガ、ロラン、デッカ等のローカルな位置決定システムを利用しても良い。
また、上記の実施形態においては、船舶10に、航走諸元送信部12、音響コマンド送受信部13、評価受信部14及び評価表示部15を搭載した例について説明したが、航走諸元送信部12及び音響コマンド送受信部13の送信部分は、試験対象船10に搭載する必要があるが、受信部分、即ち、音響コマンド送受信部13、評価受信部14及び評価表示部15を、第3の監督船のようなものに搭載し、試験状況を試験海域の近傍に第3者的に観察するようにしてもよい。
また、上記の実施形態においては、試験対象の航走体として船舶の例について説明したが、本発明は水中を航走する水中航走体においても同様に適用される。
Claims (6)
- 水中に配置され、水上又は水中航走体(以下、航走体という)を監視する監視装置において、
前記航走体が発するシグネチャを検出するためのセンサ部と、
前記航走体から少なくともその位置情報を含む航走諸元情報を受信する受信部と、
前記受信部からの航走諸元情報に含まれた位置情報に基づいて、少なくとも前記航走体との距離を求めるとともに、前記センサ部の出力に基づいて監視データを生成する演算処理部と、
前記演算処理部が求めた距離データ及び監視データを記録する記録部と
を備えたことを特徴とする航走体監視装置。 - 前記記録部に記録された距離データ及び前記監視データの何れか一方又は双方を前記航走体側に送信する送信部を
更に有することを特徴とする請求項1記載の航走体監視装置。 - 水中に配置され、水上又は水中航走体(以下、航走体という)を監視する監視装置において、
前記航走体が発するシグネチャを検出するためのセンサ部と、
前記航走体から少なくともその位置情報を含む航走諸元情報を受信する受信部と、
前記受信部からの航走諸元情報に含まれた位置情報に基づいて前記航走体との距離を求めるとともに、前記センサ部の出力に基づいて監視データを生成し、前記監視データ及び距離データに基づいて監視装置本体の機能を評価する演算処理部と
を備えたことを特徴とする航走体監視装置。 - 前記演算処理部が評価した評価データを外部の前記試験対象の航走体側に送信する送信部を
更に有することを特徴とする請求項3記載の航走体監視装置。 - 前記演算処理部が評価した評価データを記録する記録部を更に有することを特徴とする請求項3又は4記載の航走体監視装置。
- 前記演算処理部が生成した監視データが所定の条件を満たしたとき所定の機器を動作させる動作出力部を
更に備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の航走体監視装置。
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