JP4895097B2 - 乗員状態検出装置 - Google Patents
乗員状態検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4895097B2 JP4895097B2 JP2006085833A JP2006085833A JP4895097B2 JP 4895097 B2 JP4895097 B2 JP 4895097B2 JP 2006085833 A JP2006085833 A JP 2006085833A JP 2006085833 A JP2006085833 A JP 2006085833A JP 4895097 B2 JP4895097 B2 JP 4895097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- occupant
- ventilation
- vehicle
- amount
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
また、上述した装置では、ドライバの疲労度などを検出しても、その検出精度が低いものであった。従って、検出したドライバの状態に関する情報を基に積極的に車両制御を行うことなどは考えられておらず、警報等を行うにとどまっていた。
本発明は、乗員の状態を精度良く検出することが出来る乗員状態検出装置を提供することを目的としている。
このように構成された本発明においては、シートに設けられた圧力検出手段により、乗員の運転負荷量を精度良く検出することが出来る。
このように構成された本発明においては、加速状態では乗員がシートに押しつけられるので圧力が精度良く検出され、このような圧力に基づいて換気量の算出及び運転負荷量の推定が行われる。従って、乗員の運転負荷量をより精度良く検出することが出来る。
このように構成された本発明においては、減速状態では乗員がブレーキペダルを踏むなどして自ら体をシートに押しつけようとするので圧力が精度良く検出され、このような圧力に基づいて換気量の算出及び運転負荷量の推定が行われる。従って、乗員の運転負荷量をより精度良く検出することが出来る。
このように構成された本発明においては、カーブ走行状態では乗員がシートに押しつけられるので圧力が精度良く検出され、このような圧力に基づいて換気量の算出及び運転負荷量の推定が行われる。従って、乗員の運転負荷量をより精度良く検出することが出来る。
このように構成された本発明においては、報知により、乗員に対して、圧力が良好に検出するような所定の着座姿勢をとることを促すことが出来る。従って、乗員の運転負荷量をより精度良く検出することが出来る。
このように構成された本発明においては、車両状態に合わせて最適な換気量算出手法に変更することが出来る。その結果、換気量をより精度よく算出することが出来る。
このように構成された本発明においては、検出精度が高いときにより効果的にエンジン制御を行うことが出来る。さらに、検出精度が低いときにエンジン制御の変更量を小さくするので、乗員の意に反したエンジン制御が行われることを抑制することが出来る。
このように構成された本発明においては、例えば、運転負荷量が増大するような道路状況の位置及びどの程度の運転負荷量になるかを他車両の乗員に知らせることが出来、他車両の乗員の運転負担を減らすことが出来る。
このように構成された本発明においては、サーバの情報を利用して車両前方の領域の情報を予め知ることが出来るので、乗員の運転負担を減らすことが出来る。
このように構成された本発明においては、運転負荷量が高いときにより広い領域の情報を得るので、より確実に運転負担を減らすことが出来る。
このように構成された本発明においては、乗員の目で確認するより音声の方が乗員にかける負担が小さいので、より確実に運転負担を減らすことが出来る。
このように構成された本発明においては、乗員の過剰な操作による過剰なエンジン動作を抑制することが出来る。
また、本発明において、好ましくは、換気量は、圧力検出手段により得られた圧力波形から得られる吸気量及び呼気量から算出される。
また、上記の目的を達成するために本発明は、車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、を有し、換気量は、圧力検出手段により得られた圧力波形から得られる吸気量及び呼気量から算出されることを特徴としている。
先ず、本発明の実施形態による乗員の換気量の算出手法を説明する。本実施形態では、換気量を2つの手法で算出し、後述するように、走行状態に応じて使い分けるようにしている。
図1に示すように、それぞれの三角形領域の高さを、Ta1、Ta2・・・Ta(i−1)、或いは、Ba1、Ba2・・・Ba(i−1)として定める。例えば、Ta1は、
Ta1=(T1+T2)/2−B1 式(1)
で算出され、Ba1は、
Ba1=(B1+B2)/2−T2 式(2)
で算出される。Ta2以降、Ba2以降も同様に算出される。
T0=(Ta1+Ta2+・・・+Ta(i−1))/i 式(3)
吸気量B0を、以下の近似式(4)のように、+(プラス)の差分値平均として算出する。
B0=(Ba1+Ba2+・・・+Ba(i−1))/i 式(4)
換気量=T0+B0 式(5)
このように、本実施形態では、換気量として、吸気量と呼気量の和を求める。
なお、換気量を、以下の式(6)のように吸気量から呼気量を引いた値(残気量)で算出しても良い。
換気量=B0−T0 式(6)
この第2の換気量算出手法は、後述するように、わだちなどがある路面走行中、急加速時、急減速時に用いられる。
換気量=標準肺活量×j/T 式(7)
マップデータは、縦軸パルス数(j)と横軸所定時間(T)からなり、マップ上は検出エラー領域と換気量領域から構成される。
図3に示すように、実験により、走行条件によって換気量が異なるというデータが収集されている。なお、横軸は、安静時の換気量を基準とした換気量指数をとっている。安静時とは、乗員がシートに正規の着座姿勢で座り、じっとしているときである。本実施形態では、このようなデータを、市街地やトンネルなどの走行環境や、車速などの車両状態により分類して規定している。また、走行条件と運転負荷量との関係、及び、走行条件と緊張度との関係を予めマップで規定している。これらのようなマップを基に、所定の走行環至境及び所定の車両状態で走行している乗員の運転負荷量や緊張度を推定することが出来る。
図4及び図5に示すように、車両1は、車両1の横加速度及び前後方向加速度を検出するGセンサ2、車速を検出する車速センサ4、ハンドルの操舵角を検出する舵角センサ6、アクセル開度を検出するアクセルセンサ8、ブレーキ圧を検出するブレーキ圧センサ10、車両1の周囲の照度を検出する照度センサ12、路面のμを検出する路面センサ14、及び、ナビゲーションユニット16を備えている。このナビゲーションユニット16には、ナビゲーションユニット16に自車位置情報を提供するGPSアンテナ18が接続されている。
ECU20は、後述する処理内容に従い、エンジン制御ユニット22及び警報装置26を制御し、また、路車間通信用アンテナ24を介して所定の情報を送受信する。
図9に示すように、先ず、S1において、各センサ2、4、6、8、10、12、14、32の信号の入力を受け付ける。また、S1においては、ナビゲーションユニット16から、現在位置情報及び地図情報の入力も受け付ける。次に、S2において、換気量を算出可能な条件であるか否かを判定する換気量算出条件判定処理を行い、S3において換気量を算出する。
次に、S4において、S3で算出された換気量を基にドライバの運転負荷量を推定し、その推定結果に基づいてエンジン制御ゲインを算出する。次に、S5においては、S3で算出された換気量を基にドライバの緊張度を推定し、その推定結果に基づいて路車間通信処理及び乗員負担軽減処理を行う。
先ず、図10乃至図12により、図9のS2における換気量算出条件判定処理を説明する。
図10に示すように、S20において、カーブ走行中か否かをGセンサ2の出力信号を基に判定し、S21において、加減速走行中か否かをアクセルセンサ8及びブレーキ圧センサ10の出力信号を基に判定する。
カーブ走行中であるとき(S20で「はい」と判定)、或いは、加減速走行中であるとき(S21で「はい」と判定)には、ドライバがシートに密着しており、ドライバの体圧が乗員検知センサ32に適正にかかる場合と考えられる。即ち、カーブ走行時や加速時には、所定のGがドライバにかかり、シートに押しつけられるからであり、減速時には、減速Gに対し反発し、ペダルを踏むなどしてドライバ自身でシートに押しつけるようにするからである。従って、これらの場合は、S24に進み、換気量算出条件フラグ(換気量を算出しても良い、という指示のためのフラグ)をセットする(フラグを立てる)。
この変形例では、先ず、S120において、乗員検知センサ32の出力が、しきい値α1を超えるか否かを判定する。α1より大きい場合とは、図12に示すように、乗員検知センサ32の出力信号が波形を描いて推移し、換気量を検出可能な場合である。
図13に示すように、S30において、換気量算出条件フラグがセットされているか否かを判定する。セットされていない場合には、以下の処理を行わない。
セットされている場合には、S31に進み、乗員検知センサ32の出力が、しきい値α2を超えているか否かを判定する。α2より大きい場合とは、図12に示すように、乗員検知センサ32の出力信号の大きさ及び振幅ともに大きく、検出精度が高い場合である。
S36では、上述した第1の換気量算出手法(図1参照)により、ドライバの換気量を算出する。第1の換気量算出手法を用いるのは、急加速或いは急減速、わだち路面走行時以外は、比較的正確な波高値(図1のT1、B1など)を検出することが出来るためである。
S37では、上述した第2の換気量算出手法(図2参照)により、ドライバの換気量を算出する。第2の換気量算出手法を用いるのは、わだちなどがある路面走行中は、呼吸の周波数と路面の周波数がほぼ重なるため、上述した第1の換気量算出手法のように、波高値(T1、B1・・・)を精度良く検出するのが難しいためである。また、急加速時、急減速時には、圧力がかかりすぎるため、波高値(T1、B1・・・)を精度良く検出するのが難しいためである。
図14に示すように、S40において、換気量算出条件フラグがセットされているか否かを判定する。セットされていない場合には、以下の処理を行わない。
セットされている場合にはS41に進み、運転負荷量を推定する。このS41では、運転負荷量は、S1(図9)で入力された情報と、記憶装置17に記憶された運転負荷量規定マップと、により推定される。なお、運転負荷量とは、意識、無意識に関わらず、身体的、精神的に乗員(運転者)が受ける負荷の加減値である。この運転負荷量により、乗員の疲労度を表すことも出来る。
そして、S41では、このような車両の現在の走行環境、車両状態及び乗員の換気量を、運転負荷量規定マップに照らし合わせることにより、マップ中からβの値を定め、この値を、運転負荷量の推定値βとして決定する。
従って、S41で決定された運転負荷量βがβ1を超える場合には、S43〜S45のエンジン制御ゲインの補正の処理に進み、β1を超えない場合には、エンジン制御ゲインの補正を行わない。
検出精度フラグがセットされている場合には、S44に進み、エンジンの噴射量算出用ゲインK11、スロットル開度用ゲインK12及び加給圧制御用ゲインK13を決定する。ここで、運転負荷量が大きい場合(β>β1の場合)には、ドライバの感受性が低下していると考えられるので、S44では、各ゲインK11、K12、K13を、通常時よりも小さくなるように変更している。例えば、K11=0.90、K12=0.80、K13=0.85である。このようにアクセル開度に対するスロットル開度、噴射量などを低減させて燃費を改善する。この際、各ゲインK11、K12、K13の変更量は、ドライバが不快と感じない程度の量である。
なお、エンジンの制御ゲインの変更に加え、或いは、その代わりに、例えば、サスペンションのダンパの減衰力の変更や、ヘッドランプの点灯のO「いいえ」FFなど、他の制御を行っても良い。これらの場合も、検出精度に応じて、制御内容或いは制御量を変えるようにするのが好ましい。
図16に示すように、S50において、換気量算出条件フラグがセットされているか否かを判定する。セットされていない場合には、以下の処理を行わない。
セットされている場合にはS51に進み、緊張状態を推定する。このS51では、緊張状態は、緊張度γによって表される。緊張度γは、S1(図9)で入力された情報と、記憶装置17に記憶された緊張度規定マップと、により推定される。なお、緊張度とは、意識、無意識に関わらず精神的に受ける運転負荷を示す指標の一つであり、乗員が道路状況などに応じてどの程度緊張しているかを示すものである。
そして、S51では、S41と同様に、車両の現在の走行環境、車両状態及び乗員の換気量を、緊張度規定マップに照らし合わせることにより、マップ中からγの値を定め、この値を、緊張度の推定値γとして決定する。
例えば、ナビゲーション16の表示画面が、図18に示すような表示(通常表示)から、図19に示すような表示(負担軽減のための表示)に変更される。即ち、図19では、通常時(図18)には表示されない情報として、Lで示す領域(区間)の情報(「事故多発地点」、「駐車車両あり」)が早めに表示される。このように、進行方向に対する前方の情報を表示するタイミングを通常より早くすること、言い換えれば、進行方向前方の情報表示区間を通常時よりも拡大することによりドライバにいち早く情報を伝えて、ドライバの負担を軽減するようにしている。
次に、S56に進み、緊張度γが非常に大きい場合や、S55の処理が行われてから数秒経った場合には、画面表示から音声による報知に切り換える。例えば、事故多発地点までの距離を音声で知らせる。音声による報知は、警報装置26により行われる。これは、画面を見るよりも、音声により情報を得る方が、ドライバへの負担がより少ないからである。
i サンプリング数
T 呼吸を示す圧力波形の頂部
B 呼吸を示す圧力波形の底部
Ta、Ba T及びBにより規定される三角形領域の高さ
n パルス点(呼吸カウント点)
α(α1、α2) 乗員検知センサの出力(第1及び第2のしきい値)
β(β1) 運転負荷量(しきい値)
γ(γ1) 緊張度(しきい値)
Claims (15)
- 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
を有し、
上記換気量は、上記圧力検出手段により得られた圧力波形から得られる吸気面積及び呼気面積から算出されることを特徴とする車両用乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
車両の状態を検出する車両状態検出手段と、を有し、
上記換気量算出手段による換気量の算出及び上記運転負荷量推定手段による運転負荷量の推定は、上記車両状態検出手段により車両が加速状態であると検出されたときに実行されることを特徴とする乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
車両の状態を検出する車両状態検出手段と、を有し、
上記換気量算出手段による換気量の算出及び上記運転負荷量推定手段による運転負荷量の推定は、上記車両状態検出手段により車両が減速状態であると検出されたときに実行されることを特徴とする乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
車両の状態を検出する車両状態検出手段と、を有し、
上記換気量算出手段による換気量の算出及び上記運転負荷量推定手段による運転負荷量の推定は、上記車両状態検出手段により車両がカーブ走行状態であると検出されたときに実行されることを特徴とする乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
上記圧力検出手段により検出された圧力が、上記換気量算出手段による換気量の算出及び上記運転負荷量推定手段による運転負荷量の推定を実行するのに適切でない結果を示すとき、乗員に所定の着座姿勢を取るよう報知する着座姿勢報知手段と、を有することを特徴とする乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
車両の状態を検出する車両状態検出手段と、を有し、
上記換気量算出手段は、検出された車両の状態に応じて換気量の算出手法を変更することを特徴とする乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
上記車両のエンジンの制御ゲインを変更する制御ゲイン変更手段と、
上記圧力検出手段により検出された圧力の検出精度を判定する検出精度判定手段と、を有し、
上記制御ゲイン変更手段による上記制御ゲインの値の変更量は、上記圧力の検出精度が高いとき、低いときよりも大きいことを特徴とする乗員状態検出装置。 - さらに、車両の現在位置を取得する現在位置情報取得手段と、
車外のサーバと所定の情報を送受信して路車間通信を行う路車間通信手段を有し、
この路車間通信手段は、取得された現在位置情報と、この現在位置において上記運転負荷量推定手段により算出された乗員の運転負荷量のデータとを上記サーバに送信する機能を有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の乗員状態検出装置。 - 上記路車間通信手段は、車両前方の所定の領域の情報を上記サーバから受信する機能を有し、
上記乗員状態検出装置は、さらに、上記受信した情報を乗員に報知する前方情報報知手段を有する請求項8に記載の乗員状態検出装置。 - 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
車両の現在位置を取得する現在位置情報取得手段と、
車外のサーバと所定の情報を送受信して路車間通信を行う路車間通信手段と、を有し、
この路車間通信手段は、取得された現在位置情報と、この現在位置において上記運転負荷量推定手段により算出された乗員の運転負荷量のデータとを上記サーバに送信する機能、及び、車両前方の所定の領域の情報を上記サーバから受信する機能を有し、
上記乗員状態検出装置は、さらに、上記受信した情報を乗員に報知する前方情報報知手段を有し、
上記所定の領域は、上記運転負荷量推定手段により推定された運転負荷量が高いとき、低いときよりも前方に広いことを特徴とする車両用乗員状態検出装置。 - 上記前方情報報知手段は、上記運転負荷量推定手段により推定された運転負荷量が高いとき、上記サーバから受信した情報を音声により乗員に報知する請求項9に記載の乗員状態検出装置。
- さらに、上記運転負荷量推定手段により推定された運転負荷量が、乗員の感受性の低下を示す量であるとき、上記車両のエンジンの制御ゲインを小さくする制御ゲイン変更手段を有する請求項1乃至7、10のいずれか1項に記載の乗員状態検出装置。
- 上記エンジンの制御ゲインは、少なくともスロットル開度、燃料噴射量及び加給圧のいずれか1つの制御ゲインである請求項12に記載の乗員状態検出装置。
- 上記換気量は、上記圧力検出手段により得られた圧力波形から得られる吸気量及び呼気量から算出される請求項2乃至7、10のいずれか1項に記載の車両用乗員状態検出装置。
- 車両のシートに設けられ乗員の着座によりシートにかかる圧力を検出する圧力検出手段と、
この圧力検出手段により検出された圧力に基づいて乗員の換気量を算出する換気量算出手段と、
この換気量算出手段により算出された換気量から乗員の運転負荷量を推定する運転負荷量推定手段と、
を有し、
上記換気量は、上記圧力検出手段により得られた圧力波形から得られる吸気量及び呼気量から算出されることを特徴とする車両用乗員状態検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006085833A JP4895097B2 (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 乗員状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006085833A JP4895097B2 (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 乗員状態検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007261310A JP2007261310A (ja) | 2007-10-11 |
JP4895097B2 true JP4895097B2 (ja) | 2012-03-14 |
Family
ID=38634742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006085833A Expired - Fee Related JP4895097B2 (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 乗員状態検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4895097B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011194050A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 生体情報検出装置 |
JP2013220810A (ja) | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Ts Tech Co Ltd | 車両用シート |
JP2014008070A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Nissan Motor Co Ltd | ストレス状態推定装置、ストレス状態推定方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3518113B2 (ja) * | 1995-12-06 | 2004-04-12 | 日産自動車株式会社 | 表示装置 |
JP3719112B2 (ja) * | 2000-06-29 | 2005-11-24 | 日産自動車株式会社 | 運転負荷判定装置 |
JP3846872B2 (ja) * | 2002-06-27 | 2006-11-15 | パイオニア株式会社 | 運転者精神状態情報提供システム |
JP4577644B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-11-10 | マツダ株式会社 | 車両用生体情報検出装置 |
-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006085833A patent/JP4895097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007261310A (ja) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101678859B (zh) | 驾驶员辅助装置及其控制方法 | |
US20080071177A1 (en) | Bioinformation Sensor | |
JP4915735B2 (ja) | 疲労判定システム及び疲労判定方法 | |
JP4882433B2 (ja) | 乗り物酔い推定装置、乗り物酔い推定装置の作動方法及び乗り物酔い推定装置付き車両 | |
JP2006335277A (ja) | 運転状態推定装置および運転状態推定方法 | |
US20080236929A1 (en) | Database apparatus, attention calling apparatus and driving support apparatus | |
JP4895097B2 (ja) | 乗員状態検出装置 | |
US9855892B2 (en) | Driving assistance system | |
CN104658183A (zh) | 用于车辆中发出紧急呼救的方法 | |
CN105658145A (zh) | 清醒装置、座椅及清醒度判断方法 | |
JP2010063682A (ja) | 運転者監視装置 | |
WO2013157609A1 (ja) | 車両用シート | |
JP2008305190A (ja) | 居眠り警告装置及び自動車 | |
JP4173083B2 (ja) | 覚醒状態判定装置及び覚醒状態判定方法 | |
JP2005326962A (ja) | 運転支援装置 | |
JP4911288B2 (ja) | 乗員状態検出装置 | |
JP2009277141A (ja) | 運転誘導装置および運転誘導方法 | |
JP6156699B2 (ja) | 車両用緊急通報装置 | |
CN112660064A (zh) | 车辆中的安全带控制方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
GB2545713A (en) | Improvements to vehicle handling | |
JP2005128631A (ja) | 運転支援装置 | |
JP2007263607A (ja) | 車両シート用圧力検出装置及び乗員状態検出装置 | |
US20230339379A1 (en) | Pneumatic seat control system and control method of vehicle, and computer readable medium | |
JP2009234536A (ja) | 車両用シートベルト制御装置 | |
JP2021126173A (ja) | 酔い予測システム及び酔い予測システムを備えた車両、酔い予測システムの制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4895097 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |