JP4894275B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置、特に、光電変換により生成された電荷を画素信号に変換する変換部を画素内に含む固体撮像装置、例えば、CMOSセンサー等に関する。ここで、CMOSセンサーとは、CMOSプロセスを応用して、または部分的に使用されたセンサーである。
また、固体撮像装置の形態としては、ワンチップとして形成された素子状のものでもよく、複数のチップから構成されるものであてもよい。
固体撮像装置としてのCMOSセンサは、光電変換部とMOSトランジスタとを含む複数の画素を備え、この画素の信号をMOSトランジスタにより選択して読み出すように構成されている。このCMOSセンサは、低電圧・低消費電力、多機能であり、例えば携帯電話用のカメラ、デジタルスチルカメラあるいはデジタルビデオカメラ等の撮像素子として注目され使用されている。
CMOSセンサとして、三重ウェル構造を利用して赤、緑及び青に対応した3層構造のpnフォトダイオードによる光電変換部を形成し、カラーフィルタを用いないで3原色(赤、緑、青)の信号を取出すようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
図19に、特許文献1におけるCMOSセンサの構成を示す。このCMOSセンサ1は、p型のシリコン半導体基板2にn型半導体層(ウェル領域)3、その上のp型半導体層(ウェル領域)4、その上の半導体界面のn型半導体層(ウェル領域)5が形成され、p型半導体基板2とn型半導体層3との組み合わせ、n型半導体層3とp型半導体層4との組み合わせ、p型半導体層4とn型半導体層5との組み合わせで、3つのフォトダイオード、すなわち赤色フォトダイオード、緑色フォトダイオード、青色フォトダイオードが形成される。そして、赤、緑、青の各フォトダイオードに、これに蓄積された信号電荷を画素信号に変換して読み出すためのMOSトランジスタが接続される。
すなわち、n型半導体層5にリセットトランジスタ6bのソースが接続されると共に、増幅トランジスタ7bのゲートに接続され、増幅トランジスタ7bのソースが行選択トランジスタ8bのドレインに接続され、行選択トランジスタ8bのソースが青の信号線9bに接続される。リセットトランジスタ6bのドレイン及び増幅トランジスタ7bのドレインは電源配線に接続される。これによって、浅い位置の青色フォトダイオードに入射した短波長の青光が光電変換され、その信号電荷が青の画素信号に変換されて信号線9bに出力される。
また、p型半導体層4に、同様にリセットトランジスタ6g、増幅トランジスタ7g及び行選択トランジスタ8gが接続され、中位の深さ位置の緑色フォトダイオードに入射した中波長の緑光が光電変換され、その信号電荷が緑の画素信号に変換されて信号線9gに出力される。
また、n型半導体層3に、同様にリセットトランジスタ6r、増幅トランジスタ7r及び行選択トランジスタ8rが接続され、深い位置の赤色フォトダイオードに入射した長波長の赤光が光電変換され、その信号電荷が緑の画素信号に変換されて信号線9rに出力される。
特表2002ー513145号公報
ところで、上述の図19に示すようなシリコン半導体基板2の縦方向(いわゆる深さ方向)にフォトダイオードを形成し、1画素領域から2色以上の信号を取出す方式においては、画素構造が従来のpnダイオードセンサを基本とした構造であり、各色に対応したフォトダイオードがpn接合タイプであるが、不完全リセットによる残像の発生、またkTCと呼ばれるリセットノイズの発生が避けられない。
この方式のセンサは、半導体層に直接リセットトランジスタ及び増幅トランジスタが接続されているため、1回リセットすると、そこを基準に蓄積されることになり、一般にCMOSセンサで用いられる相関二重サンプリング(CDS)の手法が使えず、kTCノイズが避けられない。 つまり、リセットしたときに信号電荷が消去されてしまい、リセットレベルと信号レベルとの比較ができない。
本発明は、上述の点に鑑み、1つの画素領域の深さ方向に複数の光電変換部を有した構成において、信号電荷の完全読み出しを可能にして、残像をなくし、kTCノイズを無くすようにした固体撮像装置を提供するものである。
本発明に係る固体撮像装置は、光電変換部とトランジスタからなる画素領域を有し、1つの画素領域の深さ方向に複数の光電変換部が形成され、画素領域にフローティング・ディフージョン領域が形成され、画素領域に各光電変換部にそれぞれ対応して複数の転送ゲート部が設けられ、撮像領域において垂直方向に隣合う一方の画素領域の各転送ゲート部の1つと他方の画素領域の各転送ゲート部の1つとが連続的につながって成ることを特徴とする。
本発明の固体撮像装置では、深さ方向に複数の光電変換部を有する1つの画素領域にフローティング・ディフージョンが形成されるので、光電変換部で生成した信号電荷はフローティング・ディフージョン領域に読み出され読み出される。これにより、光電変換部の信号電荷の完全読み出し動作が可能になる。
本発明に係る固体撮像装置によれば、1つの画素領域の深さ方向に複数の光電変換部を有する構成において、光電変換部の信号電荷の完全読み出し動作が可能になるため、残像を無くし、リセット動作に伴うkTCランダムノイズの発生を無くすことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4に、本発明に係る固体撮像装置、特にCMOSイメージセンサの第1実施の形態を示す。なお、同図は撮像領域の要部、すなわち1つの画素領域の平面レイアウト及びその断面構造を示す。
第1実施の形態に係るCMOSイメージセンサ11は、1つの画素領域12の深さ方向に2色以上の複数、本例では2つの光電変換部となるフォトダイオードPD1,PD2と、2つの転送ゲート部(ゲート電極とその直下のチャネル部を含むが、図ではゲート電極を指す)TG1、TG2と、2つの拡散層容量、すなわちフローティング・ディフージョン領域FD1,FD2とを有し,さらに夫々のフォトダイオードPD1,PD2に対して複数のMOSトランジスタ、例えば転送トランジスタTr1、図示しないがリセットトランジスタ、増幅トランジスタ及び選択トランジスタの4つのトランジスタを設けて成る。ここで、フォトダイオードPD1に対応する転送トランジスタTr1(すなわちTr11)は、フォトダイオードPD1と転送ゲート部TG1とフローティング・ディフージョン領域FD1で構成される。フォトダイオードPD2に対応する転送トランジスタTr1(すなわちTr12)は、フォトダイオードPD2と転送ゲート部TG2とフローティング・ディフージョン領域FD2で構成される。
2つの画素のフォトダイオードPD1,PD2が平面レイアウトでみると、同じ領域に形成されるも、一方の画素に対応する転送ゲート部TG1及びフローティング・ディフージョン領域FD1の組と、他方の画素に対応する転送ゲート部TG2及びフローティング・ディフージョン領域FD2の組とは、互いに電気的に素子分離領域17により分離される。
本例では、撮像領域内に後述するように、少なくともこの深さ方向に2色の画素のフォトダイオードを有した画素領域12が存在するように、複数の画素が2次元的に配列されている。
画素領域12は、第1導電型の半導体基板、例えばn型のシリコン半導体基板18に第2導電型の半導体ウェル領域、本例ではp型半導体ウェル領域19が形成され、このp型半導体ウェル領域19の深さ方向の異なる位置にそれぞれ第1、第2のフォトダイオードの電荷蓄積領域となるn型半導体領域(以下、n型電荷蓄積領域という)20、22が形成される。すなわち、表面側の浅い位置にフォトダイオードPD1により短波長の光を光電変換して生成された電荷を収集蓄積する第1のn型電荷蓄積領域20が形成される。このn型電荷蓄積領域20の下層に分離領域となるp+半導体領域21を介して深い位置にフォトダイオードPD2により長波長の光を光電変換して生成された電荷を収集蓄積する第2のn型電荷蓄積領域22が形成される。
第2のn型電荷蓄積領域22は、転送ゲート部TG2に隣接して基板表面側の第1のn型電荷蓄積領域20と同じ高さ位置となるように延長して形成される。すなわち、第2のn型電荷蓄積領域22は転送ゲート部TG2側の端部から一部基板表面側に延びる延長部22aを有して形成される。一方、p+半導体領域21は、第2のn型電荷蓄積領域22を第1のn型電荷蓄積領域20から完全に分離するために、第2のn型電荷蓄積領域の延長部22a及び後述する素子分離17のp型半導体層28、27と、第1のn型電荷蓄積領域20との間に介在するように延長部21aを有して形成される(図2、図3参照)。
基板表面と絶縁膜26との界面には、第1のn型電荷蓄積領域20、p+半導体領域21の延長部21a及び第2のn型電荷蓄積領域22の延長部22aにわたり、暗電流抑制のためのアキュミュレーション層、本例ではp+半導体領域(以下、p+アキュミュレーション層という)25が形成される。
p+アキュミュレーション層25の濃度は、例えば1×1012〜1×1016/cmのイオン注入量による濃度とすることができる。
第1のn型電荷蓄積領域20の濃度は、例えば1×1010〜1×1013/cmのイオン注入量による濃度とすることができる。
p+半導体領域21の濃度は、例えば1×1010〜1×1013/cmのイオン注入量による濃度とすることができる。
第2のn型電荷蓄積領域22の濃度は、例えば1×1010〜1×1013/cmのイオン注入量による濃度とすることができる。
p型半導体ウェル領域19の濃度は、1×1013/cm以上とすることができる。
各領域の深さは、吸収したい色光により異なり最適化する。p+半導体領域21はグランド(GND)電位である。
素子分離領域17は、選択酸化層(LOCOS層)、シリコントレンチアイソレーション(STI)などの絶縁膜による分離、若しくはp型半導体層による分離、若しくはその両方などの、一般的なシリコン半導体の分離方式を用いることができる。本例では、図4に示すように、基板表面側の比較的浅い位置に高濃度のp+半導体層27とこれに深さ方向に連続する低濃度のp半導体領域28と、基板表面上の比較的厚い絶縁膜29とにより形成される(図4参照)。フローティング・ディフージョンFD1,FD2、転送ゲート部TG1,TG2を分離する素子分離領域17は、第2のn型電荷蓄積領域22の延長部2aを第2のn型電荷蓄積領域20から分離するために、転送ゲート部TG1,TG2を越えてフォトダイオードPD側に延びて形成する必要がある。
隣合う画素領域12間の素子分離領域、あるいは画素領域12内の他の素子分離領域も、上記素子分離領域17と同様の構造で形成される。
第1実施の形態に係るCMOSイメージセンサ11では、フォトダイオードPD1のn型電荷蓄積領域22と、フォトダイオードPD2のn型電荷蓄積領域22が、露光時間に電荷収集をするため空乏状態にして置く。短波長の光は浅い位置のフォトダイオードPD1に入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域20に蓄積される。長波長の光は深い位置のフォトダイオードPD2に入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域22に蓄積される。この両n型電荷蓄積領域20、22の空乏化された層(n型空乏層)の間をp+半導体領域21が電位的に障壁を形成して分離している。ここで、p+半導体領域21は、空乏化してもよいし、中性領域と成っていてもよい。
そして、フォトダイオードPD1のn型電荷蓄積領域22に蓄積された電荷は、転送トランジスタTr11の転送ゲート部TG1からフローティング・ディフージョン領域FD1に読み出される(図2の矢印参照)。フォトダイオードPD2のn型電荷蓄積領域22に蓄積された電荷は、その延長部22aを通り、転送トランジスタTr12の転送ゲート部TG2からフローティング・ディフージョン領域FD2に読み出される(図3の矢印参照)。この第2のn型電荷蓄積領域22の延長部2aも、p+半導体領域21の延長部21aによる電位障壁で第1のn型電荷蓄積領域20と分離されているので、第2のn型電荷蓄積領域22のみの電荷がフローティング・ディフージョン領域FD2に読み出される。この延長部22aは電荷取り出し口として機能する。
上述の第1実施の形態に係るCMOSイメージセンサ11によれば、1つの画素領域12から2種類以上、本例では2種類の色信号電荷が得られる。しかも、各フォトダイオードPD1,PD2に対して夫々フローティング・ディフージョン領域FD1,FD2を設けることにより、各フォトダイオードPD1,PD2の電荷の完全に読み出し動作が可能になり、原理的に残像を無くすことができる。また、リセット動作に伴うkTCランダムノイズの発生を無くすことができる。
また、2種類の感度分光特性を持つ信号を互い混じることなく、それぞれのフローティング・ディフージョン領域FD1,FD2に読み出すことができる。
1つの画素領域12に深さ方向に2つの画素のフォトダイオードPD1,PD2を積層して構成されるので、同じ画素数の撮像領域としたときに、画素の受光面積を大きくとることができ、感度の向上を図ることができる。
一方、シリコン基板の界面、すなわち第1のn型電荷蓄積領域20及び第2のn型電荷蓄積領域の延長部22aの絶縁膜26との界面は、p+アキュミュレーション層25にて覆われているので、界面準位による電荷の発生を抑制し、暗電流を抑制することができる。深さ方向に異なる各フォトダイオードPD1,PD2のn型電荷蓄積領域20、22に対して個々の転送ゲート部TG1,TG2を設けることにより、HAD(Hole Accumulation Diodes)型のセンサを構成することができる。
図5〜図8に、本発明に係る固体撮像素子、特にCMOSイメージセンサの第2実施の形態を示す。なお、同図は撮像領域の要部、すなわち1つの画素領域の平面レイアウト及びその断面構造を示す。同図において、前述の図1〜図4と対応する部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
本実施の形態に係るCMOSイメージセンサ41は、1つの画像領域42において、深さ方向に異なる2つのフォトダイオードPD1及びPD1に対して、フローティング・ディフージョン領域を分割せず、1つのフローティング・ディフージョン領域FDを共通に形成して構成される。その他の構成は、前述の図1〜図4と同様である。
本例においても、撮像領域内に後述するように、少なくともこの深さ方向に2色の画素を有した画像領域42が存在するように、複数の画素が2次元的に配列される。
第2実施の形態に係るCMOSイメージセンサ41では、短波長の光は浅い位置のフォトダイオードPD1に入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域20に蓄積される。長波長の光は深い位置のフォトダイオードPD2に入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域22に蓄積される。そして、それぞれのn型電荷蓄積領域20及び22に蓄積された電荷は、後述するように読み出しタイミングを変えることにより、転送ゲート部TG1,TG2から共通のフローティング・ディフージョン領域FDに読み出される。
第2実施の形態に係るCMOSイメージセンサ41によれば、第1実施の形態と同様に、1つの画素領域42から2種類の色信号電荷が得られ、しかも各フォトダイオードPD1,PD2に対して共通のフローティング・ディフージョン領域FDを設けて、各フォトダイオードPD1,PD2の電荷を時間差で読み出すことにより、フォトダイオードPD1,PD2の蓄積電荷の完全に読み出し動作が可能になる。したがって、原理的に残像を無くすことができ、リセット動作に伴うkTCランダムノイズの発生を無くすことができる。
また、2種類の感度分光特性を持つ信号を互い混じることなく、それぞれ共通のフローティング・ディフージョン領域FDに読み出すことができる。また、第1のn型電荷蓄積領域20及び第2のn型電荷蓄積領域の延長部22aの絶縁膜26との界面は、p+アキュミュレーション層25にて覆われているので、界面準位による電荷の発生を抑制し、暗電流を抑制することができる。
本発明の実施の形態においては、同じ撮像領域内に深さ方向に2種以上の色の画素、上例では2色の画素(フォトダイオードPD1,PD2)を有した画素領域12または42と、深さ方向に一種のフォトダイオードをもつ画素領域が2次元的に配列して構成することができる。あるいは深さ方向に異なる2種以上の画素、例えば2色の画素(フォトダイオード)を有した2種の画素領域を2次元的に配列して構成することもできる。
例えば、図9に示すように、深さ方向に第1、第2の色、例えば赤(R)と緑(G)の2種のフォトダイオードを有する第1画素領域61と、深さ方向に第3、第2の色、例えば青(B)と緑(G)の2種のフォトダイオードを有する第2画素領域62を繰り返しパターンで2次元的に配列して3原色のCMOSイメージセンサを構成することができる。 また、図10に示すように、深さ方向に第1、第2の色、例えば青(B)と緑(G)の2種のフォトダイオードを有する第1画素領域63と、深さ方向に第3の色、例えば赤(R)の1種のフォトダイオードを有する第2画素領域64を繰り返しパターンで2次元的に配列して3原色のCMOSイメージセンサを構成することができる。
このようなCMOSイメージセンサにおいて、各画素領域上に所要のカラーフィルタ(例えば補色フィルタ、原色フィルタ)を形成して構成することもでき、あるいは所要のカラーフィルタを形成せずに構成することもできる。例えば、図9では、第1画素領域61上には青色カットフィルタを、第2画素領域62上に赤色カットフィルタを形成することもでき、あるいはこの様なフィルタを形成しない構成とすることができる。図10では、第1画素領域63上に赤色カットフィルタを、第2画素領域64上に赤色フィルタを形成することもでき、あるいはこのようなフィルタを形成したい構成とすることができる。
図11〜図14に、本発明に係るCMOSイメージセンサの第3実施の形態を示す。同図は撮像領域の要部、すなわち1つの画素領域の平面レイアウト及びその断面構造を示す。本実施の形態は、深さ方向にもう1つフォトダイオードを追加して赤、緑及び青の3種の色の画素とした構成であり、基本構成は第1実施の形態と同じである。
第3実施の形態に係るCMOSイメージセンサ51は、1つの画素領域52の深さ方向に赤(R)、緑(G)及び青(B)の3色の光電変換部となるフォトダイオードPDr、PDg及びPDbと、3つの転送ゲート部(ゲート電極とその直下のチャネル部を含むが、図ではゲート電極を指す)TGr、TGg及びTGbと、3つのフローティング・ディフージョン領域FDr、FDg及びFDbとを有し、さらに夫々のフォトダイオードPDr,PDg,PDbに対して複数のMOSトランジスタ、例えば転送トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ及び選択トランジスタの4つのトランジスタを設けて成る。転送トランジスタTr1r,Tr1g,Tr1bは、フォトダイオードPDr,PDg,PDbに対応する転送トランジスタである。
3つの画素のフォトダイオードPDr,PDg,PDbは平面レイアウトでみると、同じ領域に形成されるも、赤画素に対応する転送ゲート部TGr及びフローティング・ディフージョン領域FDrの組と、緑画素に対応する転送ゲート部TGg及びフローティング・ディフージョン領域FDgの組と、青画素に対応する転送ゲート部TGb及びフローティング・ディフージョン領域FDbの組とは、互いに電気的に阻止分離領域17により分離されている。
本例では、撮像領域内にこの深さ方向に3色の画素のフォトダイオードPDr,PDg,PDbを有した画素領域52が複数2次元的に配列されている。
画素領域52は、第1導電型の半導体基板、例えばn型のシリコン半導体基板18に第2導電型の半導体ウェル領域、本例ではp型半導体ウェル領域19が形成され、このp型半導体ウェル領域19の深さ方向の異なる位置にそれぞれ第1、第2及び第3のフォトダイオードの電荷蓄積領域となるn型半導体領域(以下、n型電荷蓄積領域という)54、56及び58が形成される。すなわち、表面側の浅い位置にフォトダイオードPDrにより青色光を光電変換して生成された電荷を収集蓄積する第1のn型電荷蓄積領域54が形成される。このn型電荷蓄積領域54の下層に分離領域となるp+半導体領域55を介してフォトダイオードPDgにより緑色光を光電変換して生成された電荷を収集蓄積する第2のn型電荷蓄積領域56が形成され、このn型電荷蓄積領域56の下層に分離領域となるp+半導体領域57を介してフォトダイオードPDbにより緑色光を光電変換して生成された電荷を収集蓄積する第3のn型電荷蓄積領域58が形成される。
第2のn型電荷蓄積領域56は、転送ゲート部TGgに隣接して基板表面側の第1のn型電荷蓄積領域54と同じ高さ位置となるように延長して形成される。すなわち、第2のn型電荷蓄積領域56は転送ゲート部TGg側の端部から一部基板表面側に延びる延長部56aを有して形成される。一方、p+半導体領域55は、第2のn型電荷蓄積領域56を第1のn型電荷蓄積領域54から完全に分離するために、第2のn型電荷蓄積領域の延長部56a及び素子分離17のp型半導体層28、27と、第1のn型電荷蓄積領域54との間に介在するように延長部55aを有して形成される(図13参照)。
第3のn型電荷蓄積領域58は、転送ゲート部TGrに隣接して基板表面側の第1のn型電荷蓄積領域54と同じ高さ位置となるように延長して形成される。すなわち、第2のn型電荷蓄積領域58は転送ゲート部TGr側の端部から一部基板表面側に延びる延長部58aを有して形成される。一方、p+半導体領域57は、第3のn型電荷蓄積領域58を第1及び第2のn型電荷蓄積領域54及び56から完全に分離するために、第3のn型電荷蓄積領域の延長部58a及び素子分離17のp型半導体層28、27と、第1及び第2のn型電荷蓄積領域54及び56との間に介在するようにp+半導体領域55とも連続するように延長部57aを有して形成される(図14参照)。
基板表面と絶縁膜26との界面には、第1のn型電荷蓄積領域54、p+半導体領域55の延長部55a、第2のn型電荷蓄積領域56の延長部56a、p+半導体領域57の延長部57及び第3のn型電荷蓄積領域58の延長部58aにわたり、暗電流抑制のためのp+アキュミュレーション層25が形成される。
その他の構成は前述の第1実施の形態と同様であるので詳細説明を省略する。
第3実施の形態に係るCMOSイメージセンサ51では、青色光は浅い位置のフォトダイオードPDbに入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域54に蓄積される。緑色光はその下層位置のフォトダイオードPDgに入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域56に蓄積される。赤色光はその最下層位置のフォトダイオードPDrに入射されて光電変換され、生成された電荷がn型電荷蓄積領域58に蓄積される。
そして、青のフォトダイオードPDbのn型電荷蓄積領域54に蓄積された電荷は、転送トランジスタTr1bの転送ゲート部TGbからフローティング・ディフージョン領域FDbに読み出される(図12の矢印参照)。緑のフォトダイオードPDgのn型電荷蓄積領域56に蓄積された電荷は、その延長部56aを通り、転送トランジスタTr1gの転送ゲート部TGgからフローティング・ディフージョン領域FDgに読み出される(図13の矢印参照)。赤のフォトダイオードPDrのn型電荷蓄積領域58に蓄積された電荷は、その延長部58aを通り、転送トランジスタTr1rの転送ゲート部TGrからフローティング・ディフージョン領域FDrに読み出される(図14の矢印参照)。この第2及び第3のn型電荷蓄積領域56及び58の延長部56a58aも、p+半導体領域55、57の延長部55a、57aによる電位障壁で第1のn型電荷蓄積領域54と分離されているので、それぞれ第2のn型電荷蓄積領域56、第3のn型半導体領域58のみの電荷がフローティング・ディフージョン領域FDg、FDrに読み出される。この延長部56a、58aは電荷取り出し口として機能する。
第3実施の形態に係るCMOSイメージセンサ51によれば、第1実施の形態と同様に、1つの画素領域52から赤、緑及び青色の3種の色信号電荷が得られ、しかも各フォトダイオードPDr,PDg,PDbに対して夫々フローティング・ディフージョン領域FDr,FDg,FDbを設けて読み出すので、フォトダイオードPDr1,PDgPDbの蓄積電荷の完全に読み出し動作が可能になる。したがって、原理的に残像を無くすことができ、リセット動作に伴うkTCランダムノイズの発生を無くすことができる。
また、赤、緑及び青の感度分光特性を持つ3つの信号を互い混じることなく、それぞれ夫々のフローティング・ディフージョン領域FDr,PDg,PDbに読み出すことができる。また、赤、緑、青のn型電荷蓄積領域54、n型電荷蓄積領域延長部56a、n型電荷蓄積領域延長部58aの絶縁膜26との界面は、p+アキュミュレーション層25にて覆われているので、界面準位による電荷の発生を抑制し、暗電流を抑制することができる。
第3実施の形態においては、フローティング・ディフージョン領域FDr,FDg,FDbを阻止分離領域17で分離して設けた構成としたが、例えば前述の図5で示す第2実施の形態と同様にフローティングデフュージョンを共通に形成するように構成することもできる。
次に、本発明に係るCMOSイメージセンサの画素配線と駆動方法の実施の形態を説明する。図15及び図16に、前述の第2実施の形態(図5参照)のフローティング・ディフージョン領域を1個で共用する場合における画素配線、及びその等価回路の実施の形態を示す。本実施の形態の画素の駆動は4トランジスタ型のCMOSイメージセンサを基本にいている。
本実施の形態においては、図15に示すように、フローティング・ディフージョン領域FDが1個で共用され、画素領域の深さ方向の異なる位置の2つのフォトダイオードPD1,PD2に対して、それぞれ個別の転送トランジスタTr11,Tr12が設けられると共に、リセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3、行選択トランジスタTr4が共用されて2画素が構成される。
図15においては、1つの画素領域42内に、n型半導体領域による共通のフローティング・ディフージョン領域FDに隣接して、リセットトランジスタTr2と、増幅トランジスタTr3及び行選択トランジスタTr4が形成される。リセットトランジスタTr2は、リセットゲート電極45を有し、フローティング・ディフージョン領域FDをソース領域とし、n型半導体領域44をドレイン領域として構成される。増幅トランジスタTr3は、増幅ゲート電極46を有し、n型半導体領域44をドレイン領域とし、n型半導体領域47をソース領域として構成される。行選択トランジスタTr4は、選択ゲート電極48を有し、n型半導体領域47をドレイン領域とし、n型半導体領域49をソース領域として構成される。
転送トランジスタTr11の転送ゲート電極TG1に第1の転送配線311が接続され、転送トランジスタTr12の転送ゲート電極TG2に第2の転送配線312が接続される。フローティング・ディフージョン領域FDと増幅ゲート電極46とが配線30により接続される。リセットゲート電極45がリセット配線32が接続される。選択ゲート電極49が垂直信号線33に接続される。
図16は、図15の画素領域の等価回路を示す。第1のフォトダイオードPD1が第1の転送トランジスタTr11のソースに接続され、第2のフォトダイオードPD2が第2の転送トランジスタTr12のソースに接続される。第1及び第2の転送トランジスタTr11及びTr12のドレインとなる共通のフローティング・ディフージョン領域FDが、増幅トランジスタTr3のゲートに接続されると共に、リセットトランジスタTr2のソースに接続される。リセットトランジスタTr2のゲートがリセット配線32に接続され、そのドレインが電源配線(図示せず)に接続される。増幅トランジスタTr3は、ドレインが電源配線(図示せず)に接続され、ソースが行選択トランジスタTr4のドレインに接続される。行選択トランジスタTr4のソースに垂直信号線33が接続され、ゲートに選択配線34が接続される。
次に、フォトダイオードPD1の短波長の蓄積電荷と、フォトダイオードPD2の長波長の蓄積電荷を読み出す駆動方法を説明する。先ず、リセットトランジスタTr2をオンしてフローティング・ディフージョン領域FDの電位をリセットし、その信号を増幅トランジスタTr3により行選択トランジスタTr4、垂直信号線33を通して信号線電位として読み出す。この信号線電位をカラム型CDS(相関二重サンプリング)法でリセット信号として保持する。次に、第1のフォトダイオードPD1に蓄積された電荷を転送トランジスタTr11をオンしてフローティング・ディフージョン領域FDに読み出す。この信号を増幅トランジスタTr3、行選択トランジスタTr4を通して垂直信号線33に読み出す。この信号をCDSの信号として先のリセット信号との差分をとる動作を行い、信号電荷、すなわちフォトダイオードPD1の画素信号を出力する。
次に、PD2の画素信号を、先のPD1の画素信号の場合と全く同じような動作で出力する。このように時間差を設けて駆動することにより、異なる色の画素信号を取り出すことができる。
次に、図1で示すように、フローティングデフュージョンが2つの場合の駆動方法の実施の形態を説明する。図15及び図16の実施の形態ではフォトダイオードPD1,PD2の蓄積画素の読み出し時間が僅かに異なる。この差を無くし同時に読み出す方法として、フローティング・ディフージョン領域を2つ設け、垂直信号線を2本とすることで可能になる。
図17に、その場合の等価回路を示す。この等価回路は前述の図1に示す、素子分離領域17にて分離した2つのフローティングデフュージョンFD1,FD2を有する画素領域12を適用した場合である。この等価回路では、2つのフォトダイオードPD1,PD2に対して、夫々フローティング・ディフージョン領域と、4つトランジスタ(転送、リセット、増幅、行選択の各トランジスタ)と垂直信号線を設けて構成される。すなわち、第1のフォトダイオードPD1が第1転送トランジスタTr11のソースに接続される。第1転送トランジスタTr11は、そのドレイン(いわゆるフローティング・ディフージョンFD1)が第1増幅トランジスタTr31のゲートと第1リセットトランジスタTr21のソースとに接続されると共に、そのゲートが第1転送配線311に接続される。第1リセットトランジスタTr21のドレインは電源配線(図示せず)に接続され、そのゲートがリセット配線321に接続される。
第1増幅トランジスタTr31は、そのドレインが電源配線(図示せず)に接続され、そのソースが第1行選択トランジスタTr411を介して第1垂直信号線331に接続される。
一方、第2のフォトダイオードPD2については、第1フォトダイオードPD1と同様の回路を有するので、対応する部分にサフィックス2を付して重複説明を省略する。ここで、第1及び第2の行選択トランジスタTr41,Tr42のゲートは、共通の行選択配線34が接続される。
本実施の形態においては、フォトダイオードPD1,PD2に対して、2つフローティング・ディフージョン領域FD1,FD2及び2本の垂直信号線331、332を設けた回路構成とすることにおより、2つの画素に対して、完全に同時並行にリセット読み出し動作を行うことができ、時間同時性を完全に確保することができる。各画素の信号の読み出しは、基本的に図16で説明した動作と同じであるので、説明を省略する。
次に、図18に、画面垂直方向の画素の転送ゲートを共有した、本発明に係るCMOSイメージセンサの他の実施の形態を示す。本実施の形態のCMOSイメージセンサ71は、前述の図15の画素領域42が水平、垂直方向に2次元的に配列される。そして、1つの画素領域42内に垂直方向に素子分離された2つの転送ゲート電極TG1,TG2を、垂直方向に隣り合う画素領域42で互いに素子分離領域17を跨いで接続するように連続して形成し、垂直方向に隣り合う画素の互いに接続された第1転送ゲート電極TG1及び第2転送ゲート電極TG2に対して1本の共有転送ゲート配線31に接続して構成される。
その他の構成は図15と同様であるので、対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
本実施の形態に係るCMOSイメージセンサ71によれば、画面垂直方向の第1画素の転送ゲート電極TG1の配線と、第2画素の転送ゲート電極TG2の配線を1本の転送ゲート配線31で共有するので、垂直方向に隣り合う画素領域42間の面積を大幅に低減することができる。
上例では、本発明を1画素領域に対して深さ方向に2画素、あるいは3画素を形成し、2色、3色の信号を取り出すようにした構成に適用した場合であるが、1画素領域に対して深さ方向に4画素以上を形成して、4色以上の信号をとるだす場合にも適用できる。
このような構成においても、例えば、3色、4色に対応した転送ゲートを設けること、表面にp+アキュミュレーション層を設けること、各色のフォトダイオードはn型を基準にして空乏化できるような濃度にすること、それら同志の分離をp型半導体層で行うこと、そのたの共有の仕方、読み出し方法等は、前述の2画素の場合に準じて行うことができる。
上例では、本発明を、1つのフォトダイオードと4つのMOSトランジスタで1画素を構成した固体撮像装置に適用したが、画素を構成するMOSトランジスタとしては4トランジスタ以外に、3トランジスタ(例えば転送トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ)など必要に応じて所要数のトランジスタで構成した固体撮像装置にも適用できる。
本発明に係る固体撮像装置の第1実施の形態の要部(1つの画素領域)の平面図である。 図1のAーA線上の断面図である。 図1のBーB線上の断面図である。 図1のCーC線上の断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の第2実施の形態の要部(1つの画素領域)の平面図である。 図5のAーA線上の断面図である。 図5のBーB線上の断面図である。 図5のCーC線上の断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の3原色を構成するための画素の配列の一例を示す模式図である。 本発明に係る固体撮像装置の3原色を構成するための画素の配列の他の例を示す模式図である。 本発明に係る固体撮像装置の第3実施の形態の要部(1つの画素領域)の平面図である。 図11のAーA線上の断面図である。 図11のBーB線上の断面図である。 図11のCーC線上の断面図である。 本発明に係る固体撮像装置の第2実施の形態を適用して、フローティング・ディフージョン領域を共用した場合の画素配線の例を示す要部(1つの画素領域)の平面図である。 図15の等価回路図である。 本発明に係る固体撮像装置の第1実施の形態を適用して、フローティング・ディフージョン領域を個別に設けた場合の等価回路図である。 本発明に係る固体撮像装置の更に他の実施の形態を示す要部の平面図である。 従来の深さ方向に複数の半導体ウェル領域を設けて、異なる色信号を取出すようにした固体撮像装置の例を示す断面図である。
符号の説明
11、41、51・・CMOSイメージセンサ、12、42、52・・1つの画素領域、PD〔PD1,PD2〕・・フォトダイオード、TG〔TG1,TG2〕・・転送ゲート部、FD〔FD1,FD2〕・・フローティング・ディフージョン、17・・素子分離領域、18・・n型半導体基板、19・・p型半導体ウェル領域、20・・第1フォトダイオードのn型電荷蓄積領域、21・・p+半導体領域、22・・第2フォトダイオードのn型電荷蓄積領域、25・・p+アキュミュレーション層、26・・絶縁膜、32・・リセット配線、33・・垂直信号線、34・・選択配線

Claims (6)

  1. 光電変換部とトランジスタからなる画素領域を有し、
    1つの前記画素領域の深さ方向に複数の前記光電変換部が形成され、
    前記画素領域にフローティング・ディフージョン領域が形成され、
    前記画素領域に前記各光電変換部にそれぞれ対応して複数の転送ゲート部が設けられ、
    撮像領域において垂直方向に隣合う一方の前記画素領域の前記各転送ゲート部の1つと他方の前記画素領域の前記各転送ゲート部の1つとが連続的につながって成る
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記連続的につながって成る転送ゲート部に対応する前記各画素領域の前記光電変換部深さが互いに異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 深さ方向に隣合う前記光電変換部の第1導電型の電荷蓄積領域が第2導電型の半導体領域で分離されて成る
    ことを特徴とする請求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 深い位置の前記光電変換部の前記電荷蓄積領域が、前記転送ゲート部近傍で最も浅い位置の前記光電変換部の前記電荷蓄積領域と同じ高さ位置まで連続して形成されて成る
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  5. 前記フローティング・ディフージョン領域が前記画素領域内に配置された各光電変換部に対して共通に形成されて成る
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記画素領域を構成するトランジスタのうち、前記転送ゲート部を有する転送トランジスタを除く所要のトランジスタが、前画素領域内の前記各光電変換部に対して共有されて成る
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
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