JP4893801B2 - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放送番組の録画、再生が可能なデジタル放送受信装置に関する。
近年、世界的にTV放送のアナログ方式からデジタル方式への移行が推進されている。日本においても、デジタル方式によるCS放送及び、BS放送が既に開始され、地上デジタル放送も一部の地域で開始された。今後、全てのTV放送がデジタル方式へ移行される予定である。このような状況と、ハードディスクドライブ(以降、HDD)の低価格・大容量化を背景に、デジタル放送受信機にHDDを内蔵してデジタル放送番組をMPEG2−TS(Moving Picture Experts Group Phase 2 - Transport Stream)形式のまま、或いはパーシャルTS形式に変換して記録・再生する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、一般的にHDDは、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクなどに比べ記憶容量が大きいことから、多くの番組を記録することが可能である。多くの番組が記録された場合、ユーザからチャプタの設定を行う、あるいは再生順序を編集したいという要望が多くなるが、これに応える技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、前述のように、TS形式でHDDに記録する場合には、特に番組が高品位画質の場合に高レートでの記録となり、低レートの長時間録画に対応できない課題を解決する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、最近、視聴者が録画した放送番組の中から、メタデータに基づいて所定のシーンだけを集めて再生するなどして、デジタル放送番組を2次的に利用することが提案されている。メタデータには、対象とされる放送番組を特定する情報と、その再生位置を示す再生位置情報が記述されており、その再生位置情報は、そのデジタル放送番組の録画開始時刻からの相対時刻、或いは絶対時刻により記述されている。このメタデータに基づいて再生することにより、記録済みの番組を利用し、例えば、コマーシャルスキップなどの視聴制御を行うことができる技術が開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−9085号公報(第17頁、第1図) 特開2002−152665号公報(第16頁、第10図) 特開2003−101952号公報(第6頁、第1図) 特開2003−153203号公報(第8頁、第1図)
ところが、従来のHDDを内蔵したデジタル放送受信装置において以下の課題がある。つまり、前述の公知技術に基づいてTS形式でデジタル放送の番組をHDDに記録した後、記録済み番組の任意の位置にチャプタ設定を行う。その番組をレート変換により低レートに変換しHDDに記録する場合、レート変換後の低レートの映像データにレート変換前に設定したチャプタ位置を精度よく受け継ぐことが不可能であった。また、レート変換後の低レートの映像データに対してレート変換前に使用していたメタデータをそのまま利用して精度よく視聴制御を行うことが不可能であった。
一般的に、動画圧縮した映像データをHDDに記録する場合は、映像の動画圧縮を行うためのグループ単位であるGOP(Group of Picture)がHDD上の何処に記録されているかを示す位置情報に基づき管理される。そのため、設定したチャプタは、この位置情報と関連付けて管理され、例えば、記録開始から何番目のGOPにチャプタを設定したなどのように管理を行っている。このメタデータを利用した視聴制御もまた、前述の位置情報を用いて制御される。例えば、メタデータに記載されている再生位置情報に基づき、記録開始から何番目のGOPから再生するかなどのように再生制御を行っている。
しかし、従来技術では、レート変換前後それぞれの映像データでGOPの構成が必ずしも同じではない。その結果、前述のように管理されたチャプタは、レート変換前後でチャプタ設定位置にずれが生じ、高レートの映像データに設定したチャプタをレート変換後の低レートの映像データへ精度よく受け継ぐことができなかった。また、同じ理由から、レート変換後の映像データに対して、メタデータを用いて精度よく視聴制御を行うことができなかった。
そこで、本発明の目的は、デジタル放送信号のレート変換を行っても、レート変換前に設定したチャプタをレート変換後も利用可能とするための技術を提供することである。
本発明の一実施態様に従う記録装置は、例えば特許請求の範囲に記載された技術的思想を用いればよい
好適な実施形態では、前記格納手段は、前記符号化手段により再符号化されたデジタル信号及び前記再生制御情報を、同一の記録媒体に格納するようにすることもできる。
デジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 位置情報リストの内容の具体例を示す図である。 チャプタ設定情報と位置情報リストを関連付けた具体例を示す図である。 位置情報リストの内容の別の具体例を示す図である。 レート変換ダビング記録時の位置情報リストの内容の具体例を示す図である。 符号部10の遅延時間を考慮した位置情報リストの内容の具体例を示す図である。 レート変換記録モードの処理手順を示すフローチャートである。 レート変換ダビングモードの処理手順を示すフローチャートである。 録画モードの処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル放送受信装置の機能構成を示すブロック図である。図1において、デジタル放送受信装置1は、チューナ2、伝送路復号部3、選択部4A、4B、4C、分離部(例えばデマルチプレクサ)5、時刻情報再生部6、ユーザインタフェース部(例えば入力装置としてキーボード又はマウス又はリモコン、出力装置としてCRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)又はPDP(Plasma Display Panel)を利用した表示装置及びスピーカなどによる音声出力装置)7、制御部(例えばCPU)8、復号部(例えばMPEGデコーダ)9、符号部(例えばMPEGエンコーダ)10、映像データ検出部11、リスト解析部12、読み出し部13、記録媒体(例えばハードディスク又はメモリ又は光ディスク又は光磁気ディスク)14、書き込み部15、及びリスト生成部16を備える。
制御部8は、図示しないバス部でデジタル放送受信装置1内の各部と接続されており、デジタル放送受信装置1全体の動作を制御する。また、この際にユーザインタフェース部7のリモコンなどを介してユーザから種々な命令信号を受け、その命令信号に基づいて図示しないバス部を介して接続された各構成要素を制御することで、種々の機能を実現する。また、制御部8はチャプタによる再生制御、或いはメタデータによる再生制御などの制御についても、ユーザインタフェース部7のリモコンなどを介してユーザから命令信号を受け、その命令信号に基づいてデジタル放送受信装置1を制御する。
ここで、メタデータには、対象とするデジタル放送番組を特定する情報と、その再生位置を示す再生位置情報が記述されている。そして、本実施形態に係るデジタル放送受信装置では、視聴者が録画したデジタル放送番組の中から、このメタデータに基づいて所定のシーンだけを集めて再生するなどして、デジタル放送番組を2次的に利用することができる。メタデータに含まれる再生位置情報は、そのデジタル放送番組の絶対時刻により記述されている。このメタデータに基づいて再生することにより、記録済みの番組を利用し、例えば、ダイジェスト再生などの視聴制御を行うことができる。
チューナ2は、図示しない放送局のデジタル放送ソースから、衛星・地上・ケーブルなどの放送伝送網を介してデジタル放送信号を受信し、ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部及び制御部8を介して指定されたチャンネルの周波数に選局及び検波処理を施した後、ベースバンド信号を伝送路復号部3へ出力する。
伝送路復号部3は、チューナ2からの選局及び検波処理後の信号に対してデジタル復調及び誤り訂正処理を施した後のMPEG2―TSを、選択部4Aへ出力する。選択部4Aは、制御部8からの制御にしたがい2入力1出力の選択処理を行い、その出力を分離部5へ出力する。
分離部5は、ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部及び制御部8を介して指定されたチャンネルのトランスポートパケットを、入力されたMPEG2―TSから分離し、分離されたトランスポートパケットを選択部4Bへ出力する。さらに、ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部及び制御部8を介して指定されたチャンネルのトランスポートパケットから、映像と音声のPES(Packetized Elementary Stream)又はES(Elementary Stream)を抽出し、復号部9へ出力する。また、トランスポートパケット、或いは映像のPES又はESを抽出し、選択部4Cへ出力する。さらに、分離部5は、PCR(Program Clock Reference)を抽出し、時刻情報再生部6へ出力する。
時刻情報再生部6は、PCRを利用し、放送局側の符号部のシステム・クロックと受信側の復号部のシステム・クロックと周波数の一致したSTCを再現する。つまり、時刻情報再生部6は、放送局側の符号化装置において符号化したときのSTCを再現するものである。ここで再現されたSTCカウント値は、復号部9及びリスト生成部16へ出力される。
復号部9は、分離部5からの映像及び/又は音声のPES又はESを、そのDTS、或いはPTSと時刻情報再生部6からのSTC(System Time Clock)カウント値を比較し復号・表示タイミングを取ることにより復号し、復号された映像及び/又は音声は、符号部10及びユーザインタフェース部7へ出力される。
符号部10は、復号された映像及び/又は音声を再符号化し、例えば、MPEG2―TS、或いはトランスポートパケットを構築し、選択部4B及び選択部4Cへ出力する。このとき、復号部9で復号される前とは異なるレートで符号化することにより、レート変換が行われる。
選択部4Bは、制御部8からの制御に従って2入力1出力の選択処理を行い、その出力を書き込み部15へ出力する。
ユーザインタフェース部7は、復号された映像及び/又は音声を出力装置である表示装置及び/又は音声出力装置にて表示及び/又は再生する。
選択部4Cは、制御部8からの制御に従って2入力1出力の選択処理を行い、その出力を映像データ検出部11へ出力する。
映像データ検出部11は、選択部4Cで選択された出力であるMPEG2―TS、トランスポートパケット、或いは映像のPES又はESから映像データの動画圧縮を行うための符号化単位であるシーケンスヘッダ及び/又はGOP(Group of Picture)、或いはI(Intra)ピクチャを検出し、その結果をリスト生成部16へ出力する。
ここで、GOPとは、動画圧縮を行うための映像データグループ単位のことであり、例えば、0.5秒の動画像表示に必要な枚数(約15枚)のピクチャ一によってGOPの1グループ単位が構成される。各グループ単位には、1枚のIピクチャが先頭に含まれる。これにより、ストリーム上の任意のGOPから再生を開始することが可能となる。各GOPの直前にはシーケンスヘッダが付けられており、シーケンスヘッダに基づいて記録媒体14に記録された映像データの再生開始位置を決定することができる。
リスト生成部16は、時刻情報再生部6、映像データ検出部11、及び後述する書き込み部15からの情報を基に後述する位置情報リストを作成し、書き込み部15へ出力する。ここで、位置情報リストには、映像データ検出部11によって生成される映像データにおける符号化単位である各シーケンスヘッダ、GOP、或いはIピクチャの位置を示す、記録先頭に位置するシーケンスヘッダからのデータの位置情報(例えば転送バイト数)と、各シーケンスヘッダ等の時刻情報(例えばSTCカウント値)とを含む。ここで、シーケンスヘッダ等の時刻情報には、時刻情報再生部6により再生された時刻情報が用いられる。リスト生成部16が映像データ検出部11から映像データのシーケンスヘッダ等の検出の通知を受けると、検出されたシーケンスヘッダ等と、その通知を受信したタイミングで時刻情報再生部6から受信した時刻情報とを対応付けて、位置情報リストを生成する。これにより、レート変換後の映像データの符号化単位の位置情報が、放送局側の符号化装置の時刻情報を再現した時刻情報と対応付けられることになる。
書き込み部15は、選択部4Bで選択されたトランスポートパケットを記録媒体14に記録する処理を行うと共に、リスト生成部16で生成された後述する位置情報リストを記録媒体14に記録する。
図2に、映像データの各シーケンスヘッダ及びGOPと対応付けされて記録媒体14に記録されている各位置情報リストの具体的な例を示す。例えば、図2の例では、位置情報リスト100は、STCカウント値110と、転送バイト数120と、データ形式130とをデータ項目として含む。
各シーケンスヘッダ、各GOP及び各ピクチャには、MPEG2の規格に従って、映像データにおけるそれぞれの先頭位置を示す開始コード、及び各ピクチャのタイプを示すPCT(Picture Coding Type)コードが含まれている。映像データ検出部11がこの開始コード及びPCTコードを検出する。そして、映像データの先頭から各シーケンスヘッダ、各GOP、或いはIピクチャの開始点及び終点までバイト数をカウントして、この情報を基にリスト生成部16が転送バイト数120に設定する。
ここで、位置情報を示す転送バイト数120の代わりに転送トランスポートパケット数で示すようにしてもよい。また、時刻情報であるSTCカウント値110は、直前のシーケンスヘッダ、GOP或いはIピクチャにおけるSTCカウント値との差分値で示すようにしてもよい。
また、位置情報リスト100には、図4に示すように、P(Predictive)ピクチャ、及びB(Bidirectionally)ピクチャの情報も含めるようにてもよい。このようにすれば、位置情報リスト100を利用した再生制御を行う場合に、より精度の高い再生制御を行えるようになる。
このような位置情報リスト100によれば、再生された放送局側の符号化装置における時刻情報が含まれているので、放送局側で予め用意したメタデータがそのまま利用可能となる。つまり、特殊再生時のシーケンスヘッダ、GOP、Iピクチャ等の検索を容易に行うことができる。これにより、直接映像データをスキャン・解析して特殊再生を実施した場合と比較して効率よく特殊再生が可能となる。又、通常再生や特殊再生中に、ストリーム中の再生時間や残りの再生時間を算出可能であり、ユーザは現在の再生時間やストリームの終了までの再生時間を知ることができる。さらに、例えば図3に示すように、位置情報リスト100には、ユーザが設定したチャプタ位置を示すチャプタ設定情報140をさらにデータ項目として備えてもよい。これにより、ユーザが設定したチャプタからの再生が容易に行える。また、メタデータによる再生位置がその対象番組の絶対時刻、例えばSTCカウント値により指定される場合には、位置情報リストを利用することにより効率よく迅速な再生制御を行える。
読み出し部13は、まず、位置情報リスト100を記録媒体14から読み出し、リスト解析部12へ出力する。
リスト解析部12は、位置情報リスト100に基づいて、記録媒体14上における所望のトランスポートパケットの記録位置を特定する。そして、読み出し部13に対して、所望のトランスポートパケットを記録媒体14から次々に読込みさせ、読込んだトランスポートパケットを選択部4Bへ出力するよう制御する。
尚、記録媒体14に記録されるトランスポートパケットは、チューナ2、伝送路復号部3、選択部4A、分離部5によって分離・抽出されたものに限らず、図示しないIEEE1394インターフェース、無線LAN、インターネット等を介して外部機器から入力されたトランスポートパケットであってもよい。
また、上記の実施形態は、MPEG2―TS形式による処理の一例について説明したが、MPEG2―PS(Moving Picture Experts Group Phase 2 - Program Stream)形式の場合においても適用可能である。この場合、時刻情報再生部6は、SCR(System Clock Reference)を利用し、復号部のシステム・クロックを再現する。
次に、図1に示すデジタル放送受信装置1が行う記録処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。最初に、デジタル放送番組をリアルタイムに受信しながらレート変換記録するレート変換記録モードの場合について説明する。
ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部をユーザが操作して、レート変換記録モードを指定すると、制御部8は、選択部4A,4B,4Cを以下のように設定する(S11)。つまり、選択部4Aは分離部5に対して伝送路復号部3の出力を出力するように設定する。選択部4Bは書き込み部15に対して符号部10の出力を出力するように設定し、選択部4Cは映像データ検出部11に対して符号部10の出力を出力するように設定する。
この状態でデジタル放送番組の受信を開始すると、チューナ2、伝送路復号部3で処理されたMPEG2―TSは、選択部4Aを介して分離部5へ出力される(S12)。
分離部5は、PCRを抽出して時刻情報再生部6へ、映像と音声のPES又はESを抽出して復号部9へそれぞれ出力する(S13)。
時刻情報再生部6は、PCRを利用し、放送局側の符号部のシステム・クロックとデジタル放送受信装置1のシステム・クロックと周波数の一致したSTCを再現し、そのSTCカウント値を復号部9及びリスト生成部16へ出力する(S14)。
復号部9は、分離部5からの映像及び/又は音声のPES又はESを、そのDTS、或いはPTSと時刻情報再生部6からのSTCカウント値を比較して復号・表示タイミングを取ることにより復号する。そして、復号された映像及び/又は音声は、符号部10及びユーザインタフェース部7へ出力される(S15)。
符号部10は、復号された映像及び/又は音声を再符号化し、例えば、MPEG2―TS、或いはトランスポートパケットを構築し、選択部4Bを介して書き込み部15及び選択部4Cを介して映像データ検出部11へ出力する(S16)。
映像データ検出部11は、符号部10の出力であるMPEG2―TS、或いはトランスポートパケットから映像データの動画圧縮を行うためのグループ単位であるシーケンスヘッダ及び/又はGOP、或いはIピクチャを検出し、その結果をリスト生成部16へ出力する(S17)。
リスト生成部16は、時刻情報再生部6、映像データ検出部11、及び後述する書き込み部15からの情報を基に例えば図5に示す位置情報リストを作成し、書き込み部15へ出力する(S18)。
書き込み部15は、符号部10からのMPEG2―TS、或いはトランスポートパケットを記録媒体14に記録する処理を行うと共に、リスト生成部16で生成された位置情報リストを記録媒体14に記録する(S19)。
尚、上記説明において、位置情報リストを作成する場合に、時刻情報再生部6のSTCカウント値をそのまま用いているが、復号部9、或いは符号部10における映像と音声の復号時、或いは符号時に発生する遅延時間を補正するために、図6に示すようにSTCカウント値に所定の補正値(オフセット値)αを加えるとさらに好ましい。
以上のようにして、レート変換後の映像データの位置情報リストが生成され、レート返還後の映像データがこの位置情報リストと併せて記録媒体14に格納される。ここで、位置情報リストでは、レート変換後の映像データにおける各シーケンスヘッダ及び/又はGOP、或いはIピクチャの位置を、記録先頭に位置するシーケンスヘッダからのデータの転送バイト数で示した位置情報、及びデジタル放送番組受信時のSTCカウント値を示した時刻情報で示している。この結果、前述のメタデータによる再生位置情報がその対象番組の絶対時刻、例えばSTCカウント値により指定される場合には、ここで作成した位置情報リストを利用することにより効率よく迅速な再生制御を行える。
デジタル放送番組の受信時にレート変換を行って記録媒体14に格納するレート変換記録モードの手順は、上記の通りであるが、次は、受信したときにレート変換をせず、そのまま記録媒体14に格納されたデジタル放送番組を、再生しながらレート変換ダビング記録するレート変換ダビングモードの場合の処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部をユーザが操作して、レート変換ダビングモードを指定すると、制御部8は選択部4A,4B,4Cを以下のように設定する(S21)。つまり、選択部4Aは読み出し部13の出力を出力し、選択部4Bは符号部10を出力するようにし、選択部4Cは符号部10を出力するように設定される。
この状態で、読み出し部13が記録媒体14からMPEG2―TSを読み出し、選択部4Aを介して分離部5へ出力する(S22)。
これ以降は、レート変換記録モードのステップS13以降と同様の手順で処理を行う。
以上のようにして、レート変換ダビング処理により、記録媒体14から読み出されてレート変換された映像データの位置情報リストが生成され、この位置情報リストと併せてレート変換後の映像データが記録媒体14に格納される。レート変換ダビングモードの位置情報リストでは、レート変換ダビング記録(再符号化)時の映像データにおける各シーケンスヘッダ及び/又はGOP、或いはIピクチャの位置を、記録先頭に位置するシーケンスヘッダからのデータの転送バイト数で示した位置情報、及びデジタル放送番組受信時のSTCカウント値を示した時刻情報で示している。この結果、記録媒体14に既に記録されているデジタル放送番組にチャプタが設定されている場合は、レート変換ダビング記録後もチャプタ設定を継承することができる。なぜならば、時刻情報再生部6では、レート変換前のSTCカウント値と同様のSTCカウント値を得ることができるので、レート変換ダビング処理により作成された位置情報リストに格納されているSTCカウント値は、レート変換前のSTCカウント値と実質的に同一とみなせるからである。
また、前述のメタデータによる再生位置情報がその対象番組の絶対時刻、例えばSTCカウント値により指定される場合には、本位置情報リストを利用することにより効率よく迅速な再生制御を行える。
最後に、デジタル放送番組をリアルタイムに受信しながら記録する録画モードの場合の処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。
ユーザインタフェース部7のリモコンなどのユーザ操作部をユーザが操作して録画モードを指定すると、制御部8は選択部4A,4B,4Cを以下のように設定する(S31)。つまり、選択部4Aは伝送路復号部3の出力を出力するようし、選択部4Bは分離部5の出力を出力するようにし、選択部4Cは分離部5の出力を出力するように設定される。
この状態でデジタル放送番組の受信を開始すると、チューナ2、伝送路復号部3で処理されたMPEG2―TSは、選択部4Aを介して分離部5へ出力される(S32)。
分離部5は、PCRを抽出して時刻情報再生部6へ、映像と音声のPES又はESを抽出して選択部4Bを介して書き込み部15及び選択部4Cを介して映像データ検出部11へそれぞれ出力する(S33)。
時刻情報再生部6は、PCRを利用し、放送局側の符号部のシステム・クロックとデジタル放送受信装置1のシステム・クロックと周波数の一致したSTCを再現し、そのSTCカウント値を復号部9及びリスト生成部16へ出力する(S34)。
映像データ検出部11は、分離部5の出力であるトランスポートパケット、或いは映像のPES又はESから映像データの動画圧縮を行うためのグループ単位であるシーケンスヘッダ及び/又はGOP、或いはIピクチャを検出し、その結果をリスト生成部16へ出力する(S35)。
リスト生成部16は、時刻情報再生部6、映像データ検出部11、及び後述する書き込み部15からの情報を基に例えば図2に示す位置情報リストを作成し、書き込み部15へ出力する(S36)。
書き込み部15は、分離部5からのトランスポートパケットを記録媒体14に記録する処理を行うと共に、リスト生成部16で生成された位置情報リストを記録媒体14に記録する(S37)。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態及び変形例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々のデジタル放送受信装置でも実施することが可能である。
1 デジタル放送受信装置
2 チューナ
3 伝送路復号部
4A、4B,4C 選択部
5 分離部
6 時刻情報再生部
7 ユーザインタフェース部
8 制御部
9 復号部
10 符号部
11 映像データ検出部
12 リスト解析部
13 読み出し部
14 記録媒体
15 書き込み部
16 リスト生成部

Claims (6)

  1. 送信された符号化デジタル信号が入力される入力手段と、
    符号化されたデジタル信号を記録する記録手段と、
    符号化されたデジタル信号を再度符号化する再符号化手段と、
    符号化されたデジタル信号における映像データの符号化単位を示す符号化単位情報を検出する検出手段とを有し、
    前記記録手段は、前記入力手段に入力された符号化デジタル信号の記録において、前記検出手段が検出した符号化単位情報と、当該入力された符号化デジタル信号を符号化した装置における時刻情報と、設定されたチャプタの位置を示すチャプタ設定情報とを関連付けた再生制御情報を記録し、
    前記記録手段に記録した符号化されたデジタル信号を前記再符号化手段で再度符号化する場合、当該再度符号化されたデジタル信号に関する再生制御情報を前記入力された符号化デジタル信号を符号化した装置における時刻情報に基づき生成することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1の記録装置であって、
    前記符号化した装置における時刻情報は、前記入力手段に入力されるPCR(Program Clock Reference)またはSCR(System Clock Reference)に基づいて再生された時刻情報であることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は2の記録装置であって、
    前記再符号化手段は、前記記録手段に記録された符号化されたデジタル信号の符号化レートと異なる符号化レートで再度符号化を行うことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの記録装置であって、
    前記符号化単位情報は、シーケンスヘッダ、GOP(Group of Picture)、I(Intra)ピクチャ、P(Predictive)ピクチャ及びB(Bidirectionally)ピクチャのうちのいずれかであることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかの記録装置であって、
    前記生成された再度符号化されたデジタル信号に関する再生制御情報は、当該再度符号化されたデジタル信号の符号化単位情報と、前記符号化した装置における時刻情報に所定のオフセット値を加えたものとを関連付けた再生制御情報であることを特徴とする記録装置。
  6. 送信された符号化デジタル信号を入力する入力ステップと、
    符号化されたデジタル信号を記録する記録ステップと、
    符号化されたデジタル信号を再度符号化する再符号化ステップと、
    符号化されたデジタル信号における映像データの符号化単位を示す符号化単位情報を検出する検出ステップとを有し、
    前記入力された符号化デジタル信号の記録において、前記検出した符号化単位情報と、当該入力された符号化デジタル信号を符号化した装置における時刻情報と、設定されたチャプタの位置を示すチャプタ設定情報とを関連付けた再生制御情報を記録し、
    前記記録した符号化されたデジタル信号を前記再符号化ステップで再度符号化する場合、当該再度符号化されたデジタル信号に関する再生制御情報を前記入力された符号化デジタル信号を符号化した装置における時刻情報に基づき生成することを特徴とする記録装置。
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