JP2004253052A - 情報記録媒体、情報記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】可及的に画質劣化させることなく現行のDVDレコーダにHDビデオデータを保存する。
【解決手段】HDD100への記録時に記録対象のデータレートを調べ、DVDディスク200へコピーするときに、HDD100への記録時に調べたデータレートに基づき、例えば20Mbpsを越えない場合は、そのままコピーし、20Mbps以上の場合は、一度アナログビデオ信号にデコードしてそれを20Mbps以下に再エンコードして記録する。これにより、ビットレートの異なる画像情報に対して、画質劣化の少ないデータとしてDVDメディアに保存可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】HDD100への記録時に記録対象のデータレートを調べ、DVDディスク200へコピーするときに、HDD100への記録時に調べたデータレートに基づき、例えば20Mbpsを越えない場合は、そのままコピーし、20Mbps以上の場合は、一度アナログビデオ信号にデコードしてそれを20Mbps以下に再エンコードして記録する。これにより、ビットレートの異なる画像情報に対して、画質劣化の少ないデータとしてDVDメディアに保存可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、伝送されるデジタル放送を記録する情報記録媒体および情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル放送を記録する情報記録装置は、光ディスクにトランスポートストリームを記録している。(例えば、特許文献1)
【特許文献1】
特開2002−175671公報(第4頁、図4)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、TV放送は、地上波によるデジタル放送の時代に突入に際し、デジタルTV放送の記録が望まれる。現在、放送されているデジタルTV放送では、MPEG(Motion Picture Experts Group)のトランスポートストリームが採用され、今後も動画を使用したデジタル放送の分野としては、MPEG TSストリームが標準化されている。
【0004】
上記した特許文献1の技術は、デジタル放送では高品位の映像データを送るために転送レートを上げている。最高20Mbps以上の転送レートでデータは送られてくる可能性がある。そのためが、通常のDVD(Digital Versatile Disk)で記録可能な記録レートは、1倍速で11Mbps、2倍速で22Mbpsが最高のため、最高20Mbps以上の転送レートで送られてくるデータの記録はできない。そこで、次世代DVDでは、ブルーレーザーを利用した新たなメディアが開発され、規格が決まりつつある。
【0005】
しかしながら、そのブルーの光ディスクが普及するには、まだ、時間がかかるばかりか、当分高価なメディアであると思われる。現在のところ、HD(High Definition)映像データは、デジタルVTRに保存するか、HDDなどに保存し、のちほど、DVD光ディスクなどに再エンコードしてダウンコンバートし、記録できるレートに変換して保存している。
【0006】
上記方法では、デジタルVTRの場合、テープメディアであるため、ランダムアクセス性に欠け、DVDでは、再エンコードするために、画質が劣化するという、問題がある。
【0007】
この発明の目的は、できるだけ画質劣化させることなく現行のDVDレコーダにHDビデオデータを保存する、情報記録媒体および情報記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この発明の記録媒体は、管理領域とデータ領域から構成され、前記データ領域は、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、パケットをパック化したパックから構成され、前記管理領域は、録画時のレートが記録されていることを特徴とする。
【0009】
この発明の情報記録装置は、管理領域とデータ領域で構成され、前記データ領域には、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、MPEG−TSに準じたデジタル放送信号をTSパケットごとに、複数パケットをパック化したパックより構成され、前記管理領域には、オブジェクトデータを管理するSOB情報をもつ媒体に録画するものにあって、ハードディスクへ録画時に
【0010】
記録レートを計る記録レート算出部と、前記SOB情報に基づいて前記管理領域に記録レートを記録する記録レート記録部とを有することを特徴とする。
また、この発明の情報記録装置は、ストリームの記録レートが所定の記録レートに対し、高いか低いかを判定する判定手段と、前記判定手段より低いと判定された場合はそのまま記録し、高いと判定された場合は前記所定の記録レート以下に再円コード処理を行い記録する記録手段とからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この実施の形態で説明するための記録再生装置のシステム構成図を示している。この実施の形態は、記録媒体として、DVD−RAM(Random Access Memory)およびハードディスクの両方を取り扱うことができる記録再生装置として示しているが、いずれか一方のみの記録媒体を取り扱う装置に対しても、この発明は適用可能である。
【0012】
図1の各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し、右側には再生部の主なブロックを示している。
図1に示す記録再生装置における再生処理は、プログラムの再生順序を示すプログラムチェーン情報(PGCI)に従って行われ、このPGCIでは、複数のプログラム(PG)を指定することができ、このPGCIにはセルインフォメーション(CI)が定義されている。そしてCIによりセルエントリィポイント(C_EPI)が指定され、再生すべき対象となるVOB(Video Object)が特定されることになる。
【0013】
また、記録順に再生するための特別なPGCをオリジナルPGCと称し、このオリジナルPGCの情報は、ORG_PGCIとして記録されている。さらに、このときのビデオデータの解像度情報、アスペクト情報、音声属性情報などの属性情報は、SMGI(ストリームマネージャーインフォメーション)内のステー
【0014】
タスインフォメーション(STI)に記録される。また、パックは、データ転送処理を行う最小単位である。さらに、論理上の処理を行う最小単位はセルで、論理上の処理はこの単位で行われる。従って、録画が行われるときは、上記のフォーマットに合致する形式に記録信号が変換される。
【0015】
記録再生装置は、ハードディスク100と、ビデオファイルを構築できる情報記憶媒体である光ディスク200を回転駆動し、この光ディスク200に対して情報の読み書きを実行するディスクドライブ300と、録画側を構成するエンコーダ部400と、再生側を構成するデコーダ部500と、装置本体の動作を制御するメインMPU(Micro Processing Unit)部600とを、主たる構成要素としている。
【0016】
エンコーダ部400は、A/D(アナログデジタル)変換器401、セレクタ402、V(ビデオ)エンコーダ403、A(オーディオ)エンコーダ404、各エンコーダの出力を所定のフォーマットにするフォーマッタ部405と、バッファメモリ(RAM FIFO)406を備えている。
【0017】
A/D変換器401には、AV入力部11からの外部アナログビデオ信号+外部アナログオーディオ信号、あるいはTV(テレビジョン)チューナ12からのアナログビデオ信号+アナログ音声信号が入力される。
【0018】
A/D変換器401は、入力されたアナログビデオ信号を、例えばサンプリング周波数13.5MHz、量子化ビット数8ビットでデジタル化する。すなわち、輝度成分Y、色差成分Cr(またはY−R)および色差成分Cb(またはY−B)が、それぞれ8ビットで量子化されることになる。
【0019】
同様に、A/D変換器401は、入力されたアナログオーディオ信号を、例えばサンプリング周波数48kHz、量子化ビット数16ビットでデジタル化する。
なお、A/D変換器401にデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が入力されるときは、A/D変換器401は、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号をスルーパスさせる。そして、これらのデジタルビデオ信号およびデジタルオーディオ信号に対しても、内容は改変することなく、ジッタ低減処理やサンプリングレート変更処理等は行ってもよい。
【0020】
A/D変換器401から出力されたデジタルビデオ信号は、Vエンコーダ403を介してフォーマッタ部405に送られる。また、A/D変換器401から出力されたデジタルオーディオ信号は、Aエンコーダ404を介してフォーマッタ部405に送られる。
【0021】
Vエンコーダ403は、入力されたデジタルビデオ信号を、MPEG2またはMPEG1規格に基づいて、可変ビットレートで圧縮されたデジタル信号に変換する機能を有する。
【0022】
また、Aエンコーダ404は、入力されたデジタルオーディオ信号を、MPEGまたはAC−3規格に基づいて、固定ビットレートで圧縮されたデジタル信号またはリニアPCM(Pulse Code Modulation)のデジタル信号に変換する機能を有する。
【0023】
フォーマッタ部405は、バッファメモリ406をワークエリアとして使用しながら、入力されたビデオ信号、オーディオ信号等に対して所定の信号処理を行うことにより、所定のDVDフォーマット(ファイル構造)に合致した記録データをデータプロセッサ13に出力する。
【0024】
ここで、この記録再生装置は、エンコーダ部400でエンコードされた情報および作成された管理情報を、データプロセッサ13を介してハードディスク100に供給し、ハードディスクに記録することができる。また、ハードディスクに記録された情報を、データプロセッサ13、ディスクドライブ300を介して光ディスク200に記録することもできる。さらにまた、エンコーダ部400でエンコードされた情報および作成された管理情報をデータプロセッサ13、ディスクドライブ300を介して、光ディスク200に記録することもできる。
【0025】
また、この記録再生装置は、ハードディスク100に記録されている情報が、光ディスク200のデータフォーマットと同じである場合、ハードディスクの情報を光ディスク200にエンコード処理することなく記録することができる。
【0026】
また、ハードディスク100に記録されている情報が、光ディスク200のデータフォーマットと異なる場合は、ハードディスクから読み出した情報をエンコーダ部400でエンコードする。そしてエンコードされた情報を光ディスク200に記録することができる。
【0027】
ここで、上記光ディスク200への記録データを作成するための標準的なエンコード処理内容を簡単に説明しておく。すなわち、エンコーダ部400において、エンコード処理が開始されると、ビデオ(映像)データおよびオーディオデータをエンコード処理するにあたって必要なパラメータが設定される。
【0028】
次に、設定されたパラメータを利用して映像データがプリエンコード処理されることにより、設定された平均転送レート(記録レート)に最適な符号量の分配が算出される。プリエンコード処理で得られた符号量分配に基づき、映像データのエンコード処理が実行される。このとき、オーディオデータのエンコード処理も同時に実行される。
【0029】
エンコード処理された映像データおよびオーディオデータが組み合わされて、ビデオオブジェクトセットVOBSの構造に変換される。
さらに、映像データ(ビデオデータ)の再生の最小単位としてセルが設定され、セル情報が作成される。次に、プログラムチェーンPGCを構成するセルの構成や、映像およびオーディオの属性等が設定され(STI)(これらの属性情報の一部は、各データをエンコードするときに得られた情報が利用される)、ここに、種々の情報を含めたVMGファイルが作成される。
【0030】
エンコード処理された映像データおよびオーディオデータは、一定サイズ(2048バイト)のパックに細分化される。なお、パック内には、適宜、再生時刻を示すPTS(プレゼンテーションタイムスタンプ)や、デコード時刻を示すDTS(デコーディングタイムスタンプ)等のタイムスタンプが記述される。
【0031】
そして、各データのタイムコード順に再生可能なように、ビデオオブジェクトユニットVOBU単位でその先頭にRDIパック(ナビゲーションパックに相当)を配置しながら各セルが配置される。これにより、複数のセルで構成されるビデオオブジェクトVOBが構成される。このビデオオブジェクトVOBを1つ以上集めてなるビデオオブジェクトセットVOBSが、ムービービデオファイルにプログラムとして記録される。
【0032】
なお、DVDビデオプレーヤからDVD再生信号をデジタルコピーする場合には、上記セル、プログラムチェーン、管理テーブル、タイムスタンプ等の内容は始めから決まっているので、これらを改めて作成する必要はない。
【0033】
光ディスク200に対して、情報の読み書き(録画および/または再生)を実行する部分としては、光学系、駆動系を有するディスクドライブ300と、データプロセッサ13と、システムタイムカウンタ16とを備えている。
【0034】
ハードディスク100は、録画途中で光ディスク200を使い切ってしまった場合において、光ディスク200が新しいディスクに交換されるまでの短時間の録画情報を一時記憶しておくことにも利用できる。
【0035】
データプロセッサ13は、MPU部600の制御に従って、エンコーダ部400から出力されたDVD記録データをディスクドライブ300に供給したり、光ディスク200から再生したDVD再生信号をディスクドライブ300から取り込んだり、光ディスク200に記録された管理情報を書き替えたり、光ディスク200に記録されたデータ(ファイルあるいはビデオオブジェクト)の削除をしたりする。
【0036】
MPU部600は、制御プログラム等が書き込まれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。
MPU部600は、キー入力部14からの操作情報を受け、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定等を実行する。
【0037】
また、MPU部600は、システム全体を制御するために必要な情報処理部を有するもので、コピー情報検知・設定部、ディレクトリ検知部、VMG管理情報作成部を備える。
【0038】
MPUの実行結果のうち、ディスクドライブ300のユーザーに通知すべき内容は、DVDビデオレコーダの表示部15に表示されるか、またはモニタディスプレイ(20)にOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。
【0039】
なお、MPU部600が、ディスクドライブ300、データプロセッサ13、エンコーダ部400および/またはデコーダ部500等を制御するタイミングは、システムタイムカウンタ16からの時間データに基づいて、実行することができる。録画や再生の動作は、通常はシステムタイムカウンタ16からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理は、システムタイムカウンタ16とは独立したタイミングで実行されてもよい。
【0040】
デコーダ部500は、パック構造を持つ映像情報から各パックを分離して取り出す分離部501と、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリ502と、分離部501で分離された映像データ(ビデオパックの内容)をVデコーダ503でデコードする。分離部501で分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をAデコーダ504でデコードする。
【0041】
ビデオプロセッサ505の出力は、ビデオミキシング部17に入力される。ビデオミキシング部17では、テキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部17には、また、TVチューナ12やA/V入力部11の信号を直接取り込むラインも接続されている。ビデオミキシング部17には、バッファとして用いるフレームメモリ18が接続されている。ビデオミキシング部17の出力がデジタル出力の場合は、D/A変換器19を介し、アナログの場合はインターフェースを介してモニタ20へ出力される。
【0042】
また、Aデコーダ504の出力がアナログ出力の場合は、図示しないインターフェースを介してモニタ20へ出力され、デジタル出力の場合は、D/A変換器506でアナログ変換されモニタ20に出力される。
【0043】
上記システムにおいて、ビデオ信号の流れを簡単に説明すると、以下のようになる。
まず、入力されたAV信号はA/D変換器401でデジタル変換される。ビデオ信号はVエンコーダ403へ、オーディオ信号はAエンコーダ404へ入力される。ビデオ信号はMPEG圧縮され、オーディオ信号はAC−3圧縮またはMPEGオーディオ圧縮がなされ、文字データはランレングス圧縮される。
【0044】
各エンコーダからの圧縮データは、パック化された場合に2048バイトになるようにパケット化されて、フォーマッタ部405へ入力される。フォーマッタ部405では、各パケットがパック化され、さらに、多重化され、データプロセッサ13へ送られる。
【0045】
ここで、フォーマッタ部405は、RDIパックを作成し、ビデオオブジェクトユニット(VOBU)の先頭に配置する。データプロセッサ13は、16パック毎にECCブロックを形成し、エラー訂正データを付け、その出力をディスクドライブ300を介して光ディスク200へ記録する。ディスクドライブ300がシーク中やトラックジャンプなどの場合のため、ビジィー状態の場合には、一時的な記憶部へ記憶され、ディスクドライブ300の準備ができるまで待機することとなる。
【0046】
さらに、フォーマッタ部405では、録画中、各切り分け情報を生成し、定期的にGOP先頭割り込み時などの情報をMPU部600へ送る。切り分け情報としては、VOBUのパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。
【0047】
同時に、アスペクト情報を録画開始時にMPU部600へ送り、MPU部600でVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここで、STIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部はこの情報を元に初期設定を行われる。
【0048】
また、録再DVDでは、ビデオファイルは1光ディスクに1ファイルとしている。
ところで、DVD−Video規格では、衛星放送などを想定してフォーマットされていないため、DVDストリーム規格が新たに規格化された。
DVDストリーム規格のSOBS(Stream Object Set)の構造を、図2に示す。1SOBU(Stream Object Unit)は、S_PACKで構成され、1S_PACKは、パックヘッダとS_PACKETで構成され、S_PACKETは、パケットヘッダ、サブストリームID、アプリケーションヘッダ、記録時の到着時間(APAT:Application Packet Arrival Time)+TSパケットおよびパディングパケットで構成されている。S_PACKETにはAPATとTSパケットで構成され、サブストリームIDとしては0x02としている。
【0049】
そのときの管理データ構造を図3、図4に示す。すなわち、図3は、DVD管理情報の全体図であり、その構造としてはストリーム管理情報およびSMG(Stream Management),SOBSで構成されている。SMGは、RTR_SMI(Real Time Recording−Stream Management Information),SFIT(Stream File Information Table)などで構成されている。
【0050】
図4に示すにように、SMGの中のSFIT内にSOBIが存在する。SOBIはSOBを再生するために必要な情報が書かれている。SOBIの中にはSOB全体のデータに関するデータとしてSOBGI(General Information)があり、この発明で提案するビットレートが記録されている。
【0051】
次に、ストリームの記録時の信号の流れは、STB(Set Top Box)部700より受け取ったTSパケットデータは、フォーマッタ部405で受け取り、到着時間とともにバッファメモリ406に一時保存され、フォーマッタ部405はそのバッファメモリ406よりTSパケットデータを読み出し、パック化し、データプロセッサ13でECC処理を行い、ディスクドライブ300を介して光ディスク200へ記録される。
【0052】
放送がSTB部700ではなく、デジタル地上波の場合、チューナ12より信号を受けることになる。この場合、今回はデジタル地上波ではスクランブルがかかっていないとし、直接再生(デコード)できる。基本的にはSTB部700を介して記録するのと同じであるが、管理情報SOBI_GIにチューナ12で受け取った旨を記録する。
【0053】
また、再生時は、光ディスク200から読み出したパックデータを分離部501で解析し、TSパケットが入っているパックの場合には、TSパケット転送部507へ送り、さらに、管理情報により、STB部700かチューナ12のいずれにより取り込まれたデータかを調べ、STB部700の場合は、TSパケット転送部507は、そのデータを到着時と同じ時間間隔で、TSパケットのみを転送する。
【0054】
STB部700は、デコードを行ってビデオおよびオーディオ信号を発生させ、ストリーマ内ビデオエンコーダ部を通してビデオ信号をモニタ20で映像表示し、オーディオ信号をスピーカ21で再生する。
【0055】
また、デジタル地上波の場合、デコード部500へ送り、デコード処理を行う。このとき、TSパケット転送部507は、エレメンタリデータにしてデコーダ503,504へ送っている。デジタルTV放送などやインターネットなどの有線を使用した放送などの圧縮動画を放送(配信)を行うための方式において、共通の基本フォーマットであるTSストリームには、パケットの管理データ部分とペイロードに分かれる。
【0056】
ペイロードには、再生されるべき対象のデータがスクランブルの掛かった状態で含まれている。ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:社団法人電波産業会)によると、その他にPATやPMTやSIに関しては、スクランブルされていない。
【0057】
再生対象としては、MPEGビデオデータやAC−3オーディオデータやMPEGオーディオデータなど、また、さらに、直接、再生対象には関係ないが、再生する上で必要なPAT、PMT、SIなどの情報、さらにEPG(番組情報)などがある。
【0058】
PATには、番組毎のPMTのPID(Packet Identification)が含まれており、さらにPMTにはビデオデータやオーディオデータのPIDが記録されている。
【0059】
これにより、STB部700の通常の再生手順としては、EPG情報により、ユーザーが番組を決定すると、目的の番組の開始時間に、PATを読み込み、そのデータを元に、希望の番組に属するPMTのPIDを決定し、そのPIDに従って、目的のPMTを読み出し、そこに含まれる再生すべきビデオ、オーディオパケットのPIDを決定し、PMTやSIにより、ビデオ、オーディオの属性を読み出し、各デコーダへセットし、前記ビデオ、オーディオデータをPIDに従って、切り出して、再生を行う。ここで、PAT、PMT、SI等は途中再生にも使用するために、数100ms毎に、送信されてくる。
【0060】
これらのデータに対し、DVD−RAMなどのディスクメディアに記録する場合には、放送されたデータをそのまま、デジタルデータとして記録する方が有利である。ハードディスク100では、記録レートは30Mbps以上であるため、問題なく記録できる。
【0061】
ただし、現在、DVDの最高ビットレートが10.08Mbpsであり、現在発売されているDVD−RAMドライブで最高記録速度は、2倍速で22Mbpsである。デジタル放送はHDビデオが含まれている場合、最高26Mbpsと、そのものを記録することはできない。しかしながら、全ての放送が20Mbpsを超えているわけではない。そのため、DVD−RAMに記録する場合には、ハードディスク100の記録時レートを算出し、20Mbps(または10Mbps)以下の場合は、DVDにそのまま記録し、20Mbps(または10Mbps)以上の場合は、例えば、一度アナログビデオ信号にデコードしてそれを20Mbps(または10Mbps)以下に再エンコードして記録する必要がある。
【0062】
記録レートを算出するには、ハードで行う方法と、ソフトで行う方法の二つがある。図5は、記録処理を行うフローであり、この処理中に図6の割り込み処理が発生する。
【0063】
まず、図7、図8を用いてハードで記録レートを算出する方法について説明する。チューナ12からの受信データをフォーマッタ部405に送ったデータのバイト数をカウンタ部81によって、カウントしておき、例えば1秒毎にその値をカウンタ部よりMPU部600が読み出し、その値より前値との差を求め、転送レートとする。
【0064】
このとき、さらに、データの転送方式により、いくつかの方法が考えられる。たとえば、図7に示すように、データ転送方式が、REQ(Request)/ACK(Acknowledge)信号のみで行われる場合には、ACK信号の数をカウントすることで求められ、また、図8に示すように、REQ/ACK信号と転送クロック信号で行われる方式の場合には、ACK信号がアクティブな期間の転送クロック信号をカウントすることで求められる。
【0065】
図7あるいは図8を用いて記録レートが算出された記録レートを、図6のステップSW1で読み込み、ワークRAM601に書き込む。
また、ソフトで記録レートを算出する方法としては、図6のSW2に示されるように、フォ−マッタ部405のバッファメモリ406に一時保存された転送データの増分を一定時間毎に読み取り残量記録レートとする。
【0066】
これらの方法により、求められた一定時間毎のレートを、ワークRAM601内に保存しておき、録画終了時に、管理ファイルに保存する。このとき、SOB毎に管理する場合は、SOBIに、SOB内の記録したレートの最高値を保存する。
【0067】
次に、ハードディスク100より光ディスク200へコピーする場合は、図9に示すように、ハードディスク100内にビデオ/ストリームデータ管理ファイルを読み込み(S1)、ストリームデータがあるかをチェックし(S2)し、ある場合はステップS3においてユーザーにコピーするプログラムまたはセル番号を選択して貰い、ない場合は記録されていない旨を表示部15またはモニタ20に表示し(S4)し、終了する。
【0068】
ステップS5において、記録レートが20Mbps以上か以下かを判定し、以上であれば再エンコードを行い(S6)、以下であればそのままを光ディスク200にコピーする(S7)。
【0069】
次にステップS8においても、ステップS6またはS7の結果に基づいて光ディスク200内のSMGを更新する。
さらに、放送を直接そのまま光ディスクに記録する場合は、図10に示すようように、バッファ内に溜まったストリームデータを一定時間毎に、記録レートを調べ、記録レートが一定に大きさ以上でない場合は、そのまま、ディスクへ書き込み、一定の大きさ以上の場合は、録画レートが一定範囲を超えないように再エンコード処理を行い、ディスクへ記録する。
【0070】
上記したように、コピー対象の最高記録レートを調べ、20Mbps以内であれば、そのままコピーし、20Mbps以上であれば、再エンコードして記録する。これにより、デジタル放送の異なるビットレートの番組に対応したコピー動作が実現できる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、ビットレートの異なる画像情報に対して画質劣化の少ないデータとしてDVDメディアに保存することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体システム構成について説明するためのシステム構成図。
【図2】この発明のSOBSの構造について説明するための説明図。
【図3】この発明のPGC_GIの内容について説明するための説明図。
【図4】この発明のSOBU_Entryの内容について説明するための説明図。
【図5】この発明の録画動作について説明するためのフローチャート。
【図6】この発明の録画割り込みについて説明するためのフローチャート。
【図7】この発明の録画時における転送クロックなしの場合のレートカウント回路例について説明するためのブロック図。
【図8】この発明の録画時における転送クロックありの場合のレートカウント回路例について説明するためのブロック図。
【図9】この発明のコピー動作について説明するためのフローチャート。
【図10】この発明におけるディスクに直接録画する場合の動作について説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
100…ハードディスク
200…光ディスク
300…ディスクドライブ
400…エンコーダ部
403…Vエンコーダ
404…Aエンコーダ
405…フォーマット部
406…バッファメモリ
500…デコーダ部
501…分離部
503…Vデコーダ
504…Aデコーダ
507…TSパケット転送部
600…メインMPU部
700…STB部
11…A/V入力部
12…チューナ
13…データプロセッサ
14…キー入力部
16…システムタイムカウンタ
【発明の属する技術分野】
この発明は、伝送されるデジタル放送を記録する情報記録媒体および情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル放送を記録する情報記録装置は、光ディスクにトランスポートストリームを記録している。(例えば、特許文献1)
【特許文献1】
特開2002−175671公報(第4頁、図4)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、TV放送は、地上波によるデジタル放送の時代に突入に際し、デジタルTV放送の記録が望まれる。現在、放送されているデジタルTV放送では、MPEG(Motion Picture Experts Group)のトランスポートストリームが採用され、今後も動画を使用したデジタル放送の分野としては、MPEG TSストリームが標準化されている。
【0004】
上記した特許文献1の技術は、デジタル放送では高品位の映像データを送るために転送レートを上げている。最高20Mbps以上の転送レートでデータは送られてくる可能性がある。そのためが、通常のDVD(Digital Versatile Disk)で記録可能な記録レートは、1倍速で11Mbps、2倍速で22Mbpsが最高のため、最高20Mbps以上の転送レートで送られてくるデータの記録はできない。そこで、次世代DVDでは、ブルーレーザーを利用した新たなメディアが開発され、規格が決まりつつある。
【0005】
しかしながら、そのブルーの光ディスクが普及するには、まだ、時間がかかるばかりか、当分高価なメディアであると思われる。現在のところ、HD(High Definition)映像データは、デジタルVTRに保存するか、HDDなどに保存し、のちほど、DVD光ディスクなどに再エンコードしてダウンコンバートし、記録できるレートに変換して保存している。
【0006】
上記方法では、デジタルVTRの場合、テープメディアであるため、ランダムアクセス性に欠け、DVDでは、再エンコードするために、画質が劣化するという、問題がある。
【0007】
この発明の目的は、できるだけ画質劣化させることなく現行のDVDレコーダにHDビデオデータを保存する、情報記録媒体および情報記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この発明の記録媒体は、管理領域とデータ領域から構成され、前記データ領域は、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、パケットをパック化したパックから構成され、前記管理領域は、録画時のレートが記録されていることを特徴とする。
【0009】
この発明の情報記録装置は、管理領域とデータ領域で構成され、前記データ領域には、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、MPEG−TSに準じたデジタル放送信号をTSパケットごとに、複数パケットをパック化したパックより構成され、前記管理領域には、オブジェクトデータを管理するSOB情報をもつ媒体に録画するものにあって、ハードディスクへ録画時に
【0010】
記録レートを計る記録レート算出部と、前記SOB情報に基づいて前記管理領域に記録レートを記録する記録レート記録部とを有することを特徴とする。
また、この発明の情報記録装置は、ストリームの記録レートが所定の記録レートに対し、高いか低いかを判定する判定手段と、前記判定手段より低いと判定された場合はそのまま記録し、高いと判定された場合は前記所定の記録レート以下に再円コード処理を行い記録する記録手段とからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この実施の形態で説明するための記録再生装置のシステム構成図を示している。この実施の形態は、記録媒体として、DVD−RAM(Random Access Memory)およびハードディスクの両方を取り扱うことができる記録再生装置として示しているが、いずれか一方のみの記録媒体を取り扱う装置に対しても、この発明は適用可能である。
【0012】
図1の各ブロックを大きく分けると、左側には記録部の主なブロックを示し、右側には再生部の主なブロックを示している。
図1に示す記録再生装置における再生処理は、プログラムの再生順序を示すプログラムチェーン情報(PGCI)に従って行われ、このPGCIでは、複数のプログラム(PG)を指定することができ、このPGCIにはセルインフォメーション(CI)が定義されている。そしてCIによりセルエントリィポイント(C_EPI)が指定され、再生すべき対象となるVOB(Video Object)が特定されることになる。
【0013】
また、記録順に再生するための特別なPGCをオリジナルPGCと称し、このオリジナルPGCの情報は、ORG_PGCIとして記録されている。さらに、このときのビデオデータの解像度情報、アスペクト情報、音声属性情報などの属性情報は、SMGI(ストリームマネージャーインフォメーション)内のステー
【0014】
タスインフォメーション(STI)に記録される。また、パックは、データ転送処理を行う最小単位である。さらに、論理上の処理を行う最小単位はセルで、論理上の処理はこの単位で行われる。従って、録画が行われるときは、上記のフォーマットに合致する形式に記録信号が変換される。
【0015】
記録再生装置は、ハードディスク100と、ビデオファイルを構築できる情報記憶媒体である光ディスク200を回転駆動し、この光ディスク200に対して情報の読み書きを実行するディスクドライブ300と、録画側を構成するエンコーダ部400と、再生側を構成するデコーダ部500と、装置本体の動作を制御するメインMPU(Micro Processing Unit)部600とを、主たる構成要素としている。
【0016】
エンコーダ部400は、A/D(アナログデジタル)変換器401、セレクタ402、V(ビデオ)エンコーダ403、A(オーディオ)エンコーダ404、各エンコーダの出力を所定のフォーマットにするフォーマッタ部405と、バッファメモリ(RAM FIFO)406を備えている。
【0017】
A/D変換器401には、AV入力部11からの外部アナログビデオ信号+外部アナログオーディオ信号、あるいはTV(テレビジョン)チューナ12からのアナログビデオ信号+アナログ音声信号が入力される。
【0018】
A/D変換器401は、入力されたアナログビデオ信号を、例えばサンプリング周波数13.5MHz、量子化ビット数8ビットでデジタル化する。すなわち、輝度成分Y、色差成分Cr(またはY−R)および色差成分Cb(またはY−B)が、それぞれ8ビットで量子化されることになる。
【0019】
同様に、A/D変換器401は、入力されたアナログオーディオ信号を、例えばサンプリング周波数48kHz、量子化ビット数16ビットでデジタル化する。
なお、A/D変換器401にデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が入力されるときは、A/D変換器401は、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号をスルーパスさせる。そして、これらのデジタルビデオ信号およびデジタルオーディオ信号に対しても、内容は改変することなく、ジッタ低減処理やサンプリングレート変更処理等は行ってもよい。
【0020】
A/D変換器401から出力されたデジタルビデオ信号は、Vエンコーダ403を介してフォーマッタ部405に送られる。また、A/D変換器401から出力されたデジタルオーディオ信号は、Aエンコーダ404を介してフォーマッタ部405に送られる。
【0021】
Vエンコーダ403は、入力されたデジタルビデオ信号を、MPEG2またはMPEG1規格に基づいて、可変ビットレートで圧縮されたデジタル信号に変換する機能を有する。
【0022】
また、Aエンコーダ404は、入力されたデジタルオーディオ信号を、MPEGまたはAC−3規格に基づいて、固定ビットレートで圧縮されたデジタル信号またはリニアPCM(Pulse Code Modulation)のデジタル信号に変換する機能を有する。
【0023】
フォーマッタ部405は、バッファメモリ406をワークエリアとして使用しながら、入力されたビデオ信号、オーディオ信号等に対して所定の信号処理を行うことにより、所定のDVDフォーマット(ファイル構造)に合致した記録データをデータプロセッサ13に出力する。
【0024】
ここで、この記録再生装置は、エンコーダ部400でエンコードされた情報および作成された管理情報を、データプロセッサ13を介してハードディスク100に供給し、ハードディスクに記録することができる。また、ハードディスクに記録された情報を、データプロセッサ13、ディスクドライブ300を介して光ディスク200に記録することもできる。さらにまた、エンコーダ部400でエンコードされた情報および作成された管理情報をデータプロセッサ13、ディスクドライブ300を介して、光ディスク200に記録することもできる。
【0025】
また、この記録再生装置は、ハードディスク100に記録されている情報が、光ディスク200のデータフォーマットと同じである場合、ハードディスクの情報を光ディスク200にエンコード処理することなく記録することができる。
【0026】
また、ハードディスク100に記録されている情報が、光ディスク200のデータフォーマットと異なる場合は、ハードディスクから読み出した情報をエンコーダ部400でエンコードする。そしてエンコードされた情報を光ディスク200に記録することができる。
【0027】
ここで、上記光ディスク200への記録データを作成するための標準的なエンコード処理内容を簡単に説明しておく。すなわち、エンコーダ部400において、エンコード処理が開始されると、ビデオ(映像)データおよびオーディオデータをエンコード処理するにあたって必要なパラメータが設定される。
【0028】
次に、設定されたパラメータを利用して映像データがプリエンコード処理されることにより、設定された平均転送レート(記録レート)に最適な符号量の分配が算出される。プリエンコード処理で得られた符号量分配に基づき、映像データのエンコード処理が実行される。このとき、オーディオデータのエンコード処理も同時に実行される。
【0029】
エンコード処理された映像データおよびオーディオデータが組み合わされて、ビデオオブジェクトセットVOBSの構造に変換される。
さらに、映像データ(ビデオデータ)の再生の最小単位としてセルが設定され、セル情報が作成される。次に、プログラムチェーンPGCを構成するセルの構成や、映像およびオーディオの属性等が設定され(STI)(これらの属性情報の一部は、各データをエンコードするときに得られた情報が利用される)、ここに、種々の情報を含めたVMGファイルが作成される。
【0030】
エンコード処理された映像データおよびオーディオデータは、一定サイズ(2048バイト)のパックに細分化される。なお、パック内には、適宜、再生時刻を示すPTS(プレゼンテーションタイムスタンプ)や、デコード時刻を示すDTS(デコーディングタイムスタンプ)等のタイムスタンプが記述される。
【0031】
そして、各データのタイムコード順に再生可能なように、ビデオオブジェクトユニットVOBU単位でその先頭にRDIパック(ナビゲーションパックに相当)を配置しながら各セルが配置される。これにより、複数のセルで構成されるビデオオブジェクトVOBが構成される。このビデオオブジェクトVOBを1つ以上集めてなるビデオオブジェクトセットVOBSが、ムービービデオファイルにプログラムとして記録される。
【0032】
なお、DVDビデオプレーヤからDVD再生信号をデジタルコピーする場合には、上記セル、プログラムチェーン、管理テーブル、タイムスタンプ等の内容は始めから決まっているので、これらを改めて作成する必要はない。
【0033】
光ディスク200に対して、情報の読み書き(録画および/または再生)を実行する部分としては、光学系、駆動系を有するディスクドライブ300と、データプロセッサ13と、システムタイムカウンタ16とを備えている。
【0034】
ハードディスク100は、録画途中で光ディスク200を使い切ってしまった場合において、光ディスク200が新しいディスクに交換されるまでの短時間の録画情報を一時記憶しておくことにも利用できる。
【0035】
データプロセッサ13は、MPU部600の制御に従って、エンコーダ部400から出力されたDVD記録データをディスクドライブ300に供給したり、光ディスク200から再生したDVD再生信号をディスクドライブ300から取り込んだり、光ディスク200に記録された管理情報を書き替えたり、光ディスク200に記録されたデータ(ファイルあるいはビデオオブジェクト)の削除をしたりする。
【0036】
MPU部600は、制御プログラム等が書き込まれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。
MPU部600は、キー入力部14からの操作情報を受け、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定等を実行する。
【0037】
また、MPU部600は、システム全体を制御するために必要な情報処理部を有するもので、コピー情報検知・設定部、ディレクトリ検知部、VMG管理情報作成部を備える。
【0038】
MPUの実行結果のうち、ディスクドライブ300のユーザーに通知すべき内容は、DVDビデオレコーダの表示部15に表示されるか、またはモニタディスプレイ(20)にOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示される。
【0039】
なお、MPU部600が、ディスクドライブ300、データプロセッサ13、エンコーダ部400および/またはデコーダ部500等を制御するタイミングは、システムタイムカウンタ16からの時間データに基づいて、実行することができる。録画や再生の動作は、通常はシステムタイムカウンタ16からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理は、システムタイムカウンタ16とは独立したタイミングで実行されてもよい。
【0040】
デコーダ部500は、パック構造を持つ映像情報から各パックを分離して取り出す分離部501と、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリ502と、分離部501で分離された映像データ(ビデオパックの内容)をVデコーダ503でデコードする。分離部501で分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をAデコーダ504でデコードする。
【0041】
ビデオプロセッサ505の出力は、ビデオミキシング部17に入力される。ビデオミキシング部17では、テキストデータの合成が行われる。またビデオミキシング部17には、また、TVチューナ12やA/V入力部11の信号を直接取り込むラインも接続されている。ビデオミキシング部17には、バッファとして用いるフレームメモリ18が接続されている。ビデオミキシング部17の出力がデジタル出力の場合は、D/A変換器19を介し、アナログの場合はインターフェースを介してモニタ20へ出力される。
【0042】
また、Aデコーダ504の出力がアナログ出力の場合は、図示しないインターフェースを介してモニタ20へ出力され、デジタル出力の場合は、D/A変換器506でアナログ変換されモニタ20に出力される。
【0043】
上記システムにおいて、ビデオ信号の流れを簡単に説明すると、以下のようになる。
まず、入力されたAV信号はA/D変換器401でデジタル変換される。ビデオ信号はVエンコーダ403へ、オーディオ信号はAエンコーダ404へ入力される。ビデオ信号はMPEG圧縮され、オーディオ信号はAC−3圧縮またはMPEGオーディオ圧縮がなされ、文字データはランレングス圧縮される。
【0044】
各エンコーダからの圧縮データは、パック化された場合に2048バイトになるようにパケット化されて、フォーマッタ部405へ入力される。フォーマッタ部405では、各パケットがパック化され、さらに、多重化され、データプロセッサ13へ送られる。
【0045】
ここで、フォーマッタ部405は、RDIパックを作成し、ビデオオブジェクトユニット(VOBU)の先頭に配置する。データプロセッサ13は、16パック毎にECCブロックを形成し、エラー訂正データを付け、その出力をディスクドライブ300を介して光ディスク200へ記録する。ディスクドライブ300がシーク中やトラックジャンプなどの場合のため、ビジィー状態の場合には、一時的な記憶部へ記憶され、ディスクドライブ300の準備ができるまで待機することとなる。
【0046】
さらに、フォーマッタ部405では、録画中、各切り分け情報を生成し、定期的にGOP先頭割り込み時などの情報をMPU部600へ送る。切り分け情報としては、VOBUのパック数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間などである。
【0047】
同時に、アスペクト情報を録画開始時にMPU部600へ送り、MPU部600でVOBストリーム情報(STI)を作成する。ここで、STIは、解像度データ、アスペクトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部はこの情報を元に初期設定を行われる。
【0048】
また、録再DVDでは、ビデオファイルは1光ディスクに1ファイルとしている。
ところで、DVD−Video規格では、衛星放送などを想定してフォーマットされていないため、DVDストリーム規格が新たに規格化された。
DVDストリーム規格のSOBS(Stream Object Set)の構造を、図2に示す。1SOBU(Stream Object Unit)は、S_PACKで構成され、1S_PACKは、パックヘッダとS_PACKETで構成され、S_PACKETは、パケットヘッダ、サブストリームID、アプリケーションヘッダ、記録時の到着時間(APAT:Application Packet Arrival Time)+TSパケットおよびパディングパケットで構成されている。S_PACKETにはAPATとTSパケットで構成され、サブストリームIDとしては0x02としている。
【0049】
そのときの管理データ構造を図3、図4に示す。すなわち、図3は、DVD管理情報の全体図であり、その構造としてはストリーム管理情報およびSMG(Stream Management),SOBSで構成されている。SMGは、RTR_SMI(Real Time Recording−Stream Management Information),SFIT(Stream File Information Table)などで構成されている。
【0050】
図4に示すにように、SMGの中のSFIT内にSOBIが存在する。SOBIはSOBを再生するために必要な情報が書かれている。SOBIの中にはSOB全体のデータに関するデータとしてSOBGI(General Information)があり、この発明で提案するビットレートが記録されている。
【0051】
次に、ストリームの記録時の信号の流れは、STB(Set Top Box)部700より受け取ったTSパケットデータは、フォーマッタ部405で受け取り、到着時間とともにバッファメモリ406に一時保存され、フォーマッタ部405はそのバッファメモリ406よりTSパケットデータを読み出し、パック化し、データプロセッサ13でECC処理を行い、ディスクドライブ300を介して光ディスク200へ記録される。
【0052】
放送がSTB部700ではなく、デジタル地上波の場合、チューナ12より信号を受けることになる。この場合、今回はデジタル地上波ではスクランブルがかかっていないとし、直接再生(デコード)できる。基本的にはSTB部700を介して記録するのと同じであるが、管理情報SOBI_GIにチューナ12で受け取った旨を記録する。
【0053】
また、再生時は、光ディスク200から読み出したパックデータを分離部501で解析し、TSパケットが入っているパックの場合には、TSパケット転送部507へ送り、さらに、管理情報により、STB部700かチューナ12のいずれにより取り込まれたデータかを調べ、STB部700の場合は、TSパケット転送部507は、そのデータを到着時と同じ時間間隔で、TSパケットのみを転送する。
【0054】
STB部700は、デコードを行ってビデオおよびオーディオ信号を発生させ、ストリーマ内ビデオエンコーダ部を通してビデオ信号をモニタ20で映像表示し、オーディオ信号をスピーカ21で再生する。
【0055】
また、デジタル地上波の場合、デコード部500へ送り、デコード処理を行う。このとき、TSパケット転送部507は、エレメンタリデータにしてデコーダ503,504へ送っている。デジタルTV放送などやインターネットなどの有線を使用した放送などの圧縮動画を放送(配信)を行うための方式において、共通の基本フォーマットであるTSストリームには、パケットの管理データ部分とペイロードに分かれる。
【0056】
ペイロードには、再生されるべき対象のデータがスクランブルの掛かった状態で含まれている。ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:社団法人電波産業会)によると、その他にPATやPMTやSIに関しては、スクランブルされていない。
【0057】
再生対象としては、MPEGビデオデータやAC−3オーディオデータやMPEGオーディオデータなど、また、さらに、直接、再生対象には関係ないが、再生する上で必要なPAT、PMT、SIなどの情報、さらにEPG(番組情報)などがある。
【0058】
PATには、番組毎のPMTのPID(Packet Identification)が含まれており、さらにPMTにはビデオデータやオーディオデータのPIDが記録されている。
【0059】
これにより、STB部700の通常の再生手順としては、EPG情報により、ユーザーが番組を決定すると、目的の番組の開始時間に、PATを読み込み、そのデータを元に、希望の番組に属するPMTのPIDを決定し、そのPIDに従って、目的のPMTを読み出し、そこに含まれる再生すべきビデオ、オーディオパケットのPIDを決定し、PMTやSIにより、ビデオ、オーディオの属性を読み出し、各デコーダへセットし、前記ビデオ、オーディオデータをPIDに従って、切り出して、再生を行う。ここで、PAT、PMT、SI等は途中再生にも使用するために、数100ms毎に、送信されてくる。
【0060】
これらのデータに対し、DVD−RAMなどのディスクメディアに記録する場合には、放送されたデータをそのまま、デジタルデータとして記録する方が有利である。ハードディスク100では、記録レートは30Mbps以上であるため、問題なく記録できる。
【0061】
ただし、現在、DVDの最高ビットレートが10.08Mbpsであり、現在発売されているDVD−RAMドライブで最高記録速度は、2倍速で22Mbpsである。デジタル放送はHDビデオが含まれている場合、最高26Mbpsと、そのものを記録することはできない。しかしながら、全ての放送が20Mbpsを超えているわけではない。そのため、DVD−RAMに記録する場合には、ハードディスク100の記録時レートを算出し、20Mbps(または10Mbps)以下の場合は、DVDにそのまま記録し、20Mbps(または10Mbps)以上の場合は、例えば、一度アナログビデオ信号にデコードしてそれを20Mbps(または10Mbps)以下に再エンコードして記録する必要がある。
【0062】
記録レートを算出するには、ハードで行う方法と、ソフトで行う方法の二つがある。図5は、記録処理を行うフローであり、この処理中に図6の割り込み処理が発生する。
【0063】
まず、図7、図8を用いてハードで記録レートを算出する方法について説明する。チューナ12からの受信データをフォーマッタ部405に送ったデータのバイト数をカウンタ部81によって、カウントしておき、例えば1秒毎にその値をカウンタ部よりMPU部600が読み出し、その値より前値との差を求め、転送レートとする。
【0064】
このとき、さらに、データの転送方式により、いくつかの方法が考えられる。たとえば、図7に示すように、データ転送方式が、REQ(Request)/ACK(Acknowledge)信号のみで行われる場合には、ACK信号の数をカウントすることで求められ、また、図8に示すように、REQ/ACK信号と転送クロック信号で行われる方式の場合には、ACK信号がアクティブな期間の転送クロック信号をカウントすることで求められる。
【0065】
図7あるいは図8を用いて記録レートが算出された記録レートを、図6のステップSW1で読み込み、ワークRAM601に書き込む。
また、ソフトで記録レートを算出する方法としては、図6のSW2に示されるように、フォ−マッタ部405のバッファメモリ406に一時保存された転送データの増分を一定時間毎に読み取り残量記録レートとする。
【0066】
これらの方法により、求められた一定時間毎のレートを、ワークRAM601内に保存しておき、録画終了時に、管理ファイルに保存する。このとき、SOB毎に管理する場合は、SOBIに、SOB内の記録したレートの最高値を保存する。
【0067】
次に、ハードディスク100より光ディスク200へコピーする場合は、図9に示すように、ハードディスク100内にビデオ/ストリームデータ管理ファイルを読み込み(S1)、ストリームデータがあるかをチェックし(S2)し、ある場合はステップS3においてユーザーにコピーするプログラムまたはセル番号を選択して貰い、ない場合は記録されていない旨を表示部15またはモニタ20に表示し(S4)し、終了する。
【0068】
ステップS5において、記録レートが20Mbps以上か以下かを判定し、以上であれば再エンコードを行い(S6)、以下であればそのままを光ディスク200にコピーする(S7)。
【0069】
次にステップS8においても、ステップS6またはS7の結果に基づいて光ディスク200内のSMGを更新する。
さらに、放送を直接そのまま光ディスクに記録する場合は、図10に示すようように、バッファ内に溜まったストリームデータを一定時間毎に、記録レートを調べ、記録レートが一定に大きさ以上でない場合は、そのまま、ディスクへ書き込み、一定の大きさ以上の場合は、録画レートが一定範囲を超えないように再エンコード処理を行い、ディスクへ記録する。
【0070】
上記したように、コピー対象の最高記録レートを調べ、20Mbps以内であれば、そのままコピーし、20Mbps以上であれば、再エンコードして記録する。これにより、デジタル放送の異なるビットレートの番組に対応したコピー動作が実現できる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、ビットレートの異なる画像情報に対して画質劣化の少ないデータとしてDVDメディアに保存することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体システム構成について説明するためのシステム構成図。
【図2】この発明のSOBSの構造について説明するための説明図。
【図3】この発明のPGC_GIの内容について説明するための説明図。
【図4】この発明のSOBU_Entryの内容について説明するための説明図。
【図5】この発明の録画動作について説明するためのフローチャート。
【図6】この発明の録画割り込みについて説明するためのフローチャート。
【図7】この発明の録画時における転送クロックなしの場合のレートカウント回路例について説明するためのブロック図。
【図8】この発明の録画時における転送クロックありの場合のレートカウント回路例について説明するためのブロック図。
【図9】この発明のコピー動作について説明するためのフローチャート。
【図10】この発明におけるディスクに直接録画する場合の動作について説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
100…ハードディスク
200…光ディスク
300…ディスクドライブ
400…エンコーダ部
403…Vエンコーダ
404…Aエンコーダ
405…フォーマット部
406…バッファメモリ
500…デコーダ部
501…分離部
503…Vデコーダ
504…Aデコーダ
507…TSパケット転送部
600…メインMPU部
700…STB部
11…A/V入力部
12…チューナ
13…データプロセッサ
14…キー入力部
16…システムタイムカウンタ
Claims (4)
- 管理領域とデータ領域から構成され、前記データ領域は、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、パケットをパック化したパックから構成され、前記管理領域は、録画時のレートが記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
- 管理領域とデータ領域で構成され、前記データ領域には、データが複数のオブジェクトデータに分かれて記録されており、それぞれのオブジェクトデータはデータユニットからなり、1データユニットは、MPEG−TSに準じたデジタル放送信号をTSパケットごとに、複数パケットをパック化したパックより構成され、前記管理領域には、オブジェクトデータを管理するSOB情報をもつ媒体に録画する情報記録装置において、
ハードディスクへ録画時に記録レートを計る記録レート算出部と、前記SOB情報に基づいて前記管理領域に記録レートを記録する記録レート記録部とを有することを特徴とする情報記録装置。 - 前記光ディスク内の管理領域に記録されている記録レートを読み出す記録レート読み出し部と、読み出された記録レート値が所定以上か以下かに基づき、DVD光ディスクへ再エンコードありでコピーするかどうかを判定するコピー判定部とを有することを特徴とする請求項2記載の情報記録装置。
- ストリームの記録レートが所定の記録レートに対し、高いか低いかを判定する判定手段と、
前記判定手段より低いと判定された場合はそのまま記録し、高いと判定された場合は前記所定の記録レート以下に再エンコード処理を行い記録する記録手段とからなることを特徴とする情報記録装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
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