JP4893563B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、車両のルーフ内部に畳まれた状態で収納されるエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータとを備え、前記エアバッグは、前記車両のシートおよび同車両のボディ側壁の間で膨張展開するエアバッグ本体と、途中で一方向に曲折した形状で延設されて前記エアバッグ本体の展開状態における前記インフレータ側の部分および前記インフレータのガス噴出口を連通するガス導入通路と、同ガス導入通路を始点に前記エアバッグ本体の幅方向に延びるように前記エアバッグ本体の内部に設けられたインナーバッグと、を有してなるエアバッグ装置において、前記エアバッグは、前記エアバッグ本体の幅方向における前記インナーバッグの先端より前記ガス導入通路側の位置であって、且つ、前記エアバッグ本体の前記ガス導入通路側の部分における前記曲折した部分の外方側にあたる位置にのみ、前記エアバッグ本体を前記ルーフに固定するための固定部材が設けられており、前記エアバッグ本体の幅方向における前記インナーバッグの先端より前記ガス導入通路側の位置であって、且つ、前記エアバッグ本体の前記ガス導入通路側の部分における前記曲折した部分の内方側にあたる位置には、前記エアバッグ本体を前記ルーフに固定するための固定部材が設けられていないことをその要旨とする。
上記構成によれば、ガス導入通路の展開位置が不要に変化することを抑制することができるようになり、エアバッグ本体の展開位置の不要な変化を好適に抑えることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアバッグ装置において、前記エアバッグは、前記車両のルーフ後端の内部に収納されるとともに前記車両の最後部シートとリヤウインドウとの間で膨張展開するものであり、前記エアバッグ本体の展開形状が車両上下方向を基準として左右対称の形状に形成されてなるものであり、前記ガス導入通路が前記エアバッグ本体の車幅方向における中央部分に接続されてなるものであることをその要旨とする。
ここでは先ず、本実施の形態にかかるエアバッグ装置の概略構成について説明する。
図1に本実施の形態にかかるエアバッグ装置が搭載される車両の後方部分の側面構造を示し、図2に同車両の背面構造を示す。
図3に展開状態のエアバッグ10を示す。
同図3に示すように、エアバッグ10はガス導入通路11を備えている。このガス導入通路11は、エアバッグ10の車両上方側かつ車両前方側(図3における上端)の部分であって展開状態におけるエアバッグ10の上記インフレータ40側の部分を構成するものである。上記ガス導入通路11は、その一端がインフレータ40(詳しくは、そのガス噴出口40a)に連通されるとともに、他端がエアバッグ10にあって最後部シート26とリヤウインドウ27との間で膨張展開する部分(エアバッグ本体12)の車幅方向における中央部分に連通されている。このガス導入通路11は、インフレータ40の設置スペースの都合上、途中で一方向(図3における右側)に曲折した形状に延設されている。詳しくは、エアバッグ本体12側の部分が車両上下方向かつ車両前後方向(図3における上下方向)に延びる形状であって、インフレータ40側の部分が車幅方向(図3における左右方向)に延びる形状に形成されている。
図4に、車両20のルーフ後端部分における図2のA−A線に沿った断面構造を示す。
すなわち先ず、インフレータ40の発生ガスが畳まれた状態のエアバッグ10に流入すると、同エアバッグ10の蛇腹部10aが膨張し、これによってルーフヘッドライニング22が車両下方側に押圧される。これにより、ルーフヘッドライニング22が蛇腹部10aよりも車両前方側の部分を中心として車両下方側(詳しくは、図4中に矢印Bで示す方向)に回動する。その結果、ルーフヘッドライニング22の車両後方側の端部とカバー片32との係合が解除され、同端部が図5に示すように車両下方側に変位する。
(1)エアバッグ10を速やかに且つ所望の態様で的確に展開させることができるようになる。
なお、上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・固定具の配設位置は、エアバッグ本体12のインフレータ40側の縁部に限らず、同エアバッグ本体12のインフレータ40側の部分であれば適宜変更可能である。
・取付具や固定具は、ストラップに限らず、エアバッグ10を車両20のルーフに固定することができるものであれば、適宜変更可能である。
・本発明は、エアバッグ本体の車幅方向における中央部分からずれた位置にガス導入通路が接続される装置にも適用可能である。
Claims (5)
- 車両のルーフ内部に畳まれた状態で収納されるエアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータとを備え、
前記エアバッグは、
前記車両のシートおよび同車両のボディ側壁の間で膨張展開するエアバッグ本体と、
途中で一方向に曲折した形状で延設されて前記エアバッグ本体の展開状態における前記インフレータ側の部分および前記インフレータのガス噴出口を連通するガス導入通路と、
同ガス導入通路を始点に前記エアバッグ本体の幅方向に延びるように前記エアバッグ本体の内部に設けられたインナーバッグと、
を有してなるエアバッグ装置において、
前記エアバッグは、前記エアバッグ本体の幅方向における前記インナーバッグの先端より前記ガス導入通路側の位置であって、且つ、前記エアバッグ本体の前記ガス導入通路側の部分における前記曲折した部分の外方側にあたる位置にのみ、前記エアバッグ本体を前記ルーフに固定するための固定部材が設けられており、前記エアバッグ本体の幅方向における前記インナーバッグの先端より前記ガス導入通路側の位置であって、且つ、前記エアバッグ本体の前記ガス導入通路側の部分における前記曲折した部分の内方側にあたる位置には、前記エアバッグ本体を前記ルーフに固定するための固定部材が設けられていない
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置において、
前記固定部材は、前記ガス導入通路を前記ルーフに固定するものである
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1または2に記載のエアバッグ装置において、
前記固定部材は、前記インナーバッグを前記ルーフに固定するものである
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置において、
前記固定部材は、前記エアバッグに設けられたストラップである
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアバッグ装置において、
前記エアバッグは、前記車両のルーフ後端の内部に収納されるとともに前記車両の最後部シートとリヤウインドウとの間で膨張展開するものであり、前記エアバッグ本体の展開形状が車両上下方向を基準として左右対称の形状に形成されてなるものであり、前記ガス導入通路が前記エアバッグ本体の車幅方向における中央部分に接続されてなるものである
ことを特徴とするエアバッグ装置。
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