JP4893362B2 - 動力伝達軸 - Google Patents

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Description

本発明は、振動を抑制するためのダイナミックダンパが外装された動力伝達軸に関する。
この種の動力伝達軸として、例えば自動車のドライブシャフト等が挙げられる。このドライブシャフトでは、一般的に、回転のアンバランス等に起因して曲げ振動やねじり振動が発生することがあるので、動力伝達軸の固有振動数に合わせた共振周波数を有するダイナミックダンパが外装されるようになっている。
このダイナミックダンパは、一般的に公知のように、基本的に、略円筒形の質量部材をゴム状弾性体で被覆した構成である(例えば特許文献1,2参照。)。
ところで、このダイナミックダンパをドライブシャフトに外装した状態では、ダイナミックダンパの軸方向中間領域がドライブシャフトの外周面に環状隙間を介して対向され、ダイナミックダンパの軸方向一端側と他端側とがドライブシャフトの外周面に当接されて、この軸方向一端側あるいは軸方向両端部分の外径側に締結部材が締め付け装着されるようになっている。
この場合、ドライブシャフトの回転に伴い発生する振動エネルギーをダイナミックダンパの振動エネルギーとして吸収することで、ドライブシャフトの振動を抑制するようになっている。
このようなダイナミックダンパを外装したドライブシャフトは、通常、自動車のボディ底部に外部に露呈した状態で設置されるようになっているために、雨天での走行に伴い、水分や塵埃等の異物が、ダイナミックダンパに直接、かつ勢いよくかかることになる。
このようなことから、前記水分や塵埃等の異物が、ドライブシャフトの外周面とダイナミックダンパの軸方向両端部分との間から、ドライブシャフトとダイナミックダンパの軸方向中間領域との間に形成される環状隙間に、徐々に入り込むことがある。
ちなみに、前記環状隙間は、通気性が悪いために、この環状隙間に一旦異物が入り込むと、当該環状隙間内から排出されにくくなり、残留することになる。この異物の残留は、経時的に、ダイナミックダンパの劣化やドライブシャフトの腐食をもたらすおそれがある。
これに対しては、特許文献1に示す技術では、ダイナミックダンパの軸方向両端に、円錐台形状の遮断部材を設けることによって、前記のような異物の侵入を防止するようになっている。
また、特許文献2に示す技術では、ダイナミックダンパの軸方向両端に、スリットや孔を設け、ダイナミックダンパとドライブシャフトとの間の環状隙間に異物が侵入しても、この異物を前記スリットや孔から排出させるようになっている。
特開平7−248045号公報 特公平6−74817号公報
上述した従来例は、いずれも、ダイナミックダンパに加工を施すようにした技術であり、ドライブシャフトに加工を施すようにはなっておらず、次のような不具合が懸念される。
まず、特許文献1に示す従来例では、あくまでも、遮断部材をドライブシャフトの外周面に当接させる形態であるために、水分などの流動性を有する異物の場合には、侵入を完全に食い止めることは無理と考えられる。しかも、ダイナミックダンパの軸方向両端に設ける遮断部材が、ダイナミックダンパをドライブシャフトに装着する際に、めくれやすくなると考えられ、ダイナミックダンパを目標とする状態でドライブシャフトに装着することが困難になると考えられる。
また、特許文献2に示す従来例では、ダイナミックダンパの軸方向両端にスリットや孔等を設ける関係より、質量が減少することになり、場合によっては、前記質量減少分をダイナミックダンパの外形を大きくして補う必要が生じる。そのために、ダイナミックダンパが周辺配置部品と干渉しやすくなることが懸念される。しかも、前記スリットや孔によってダイナミックダンパの軸方向両端部分のドライブシャフト外周面に対する締め代が不安定となり、ダイナミックダンパの振動抑制効果に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明は、ダイナミックダンパが外装される動力伝達軸において、その外周面とダイナミックダンパとの嵌め合い部分に水分や塵埃等の異物を残留しにくくさせることを目的としている。
本発明は、振動を抑制するためのダイナミックダンパが外装された動力伝達軸であって、前記ダイナミックダンパの軸方向中間領域は、前記動力伝達軸の外周面との間に環状隙間を作るような形状とされ、当該ダイナミックダンパは、その軸方向少なくとも片側の外径側に締結部材が締め付け装着されることで前記動力伝達軸に軸方向に位置決めされた状態で組み付けられ、前記動力伝達軸の外周面におけるダイナミックダンパ装着領域に、前記外周面と前記ダイナミックダンパとの間の前記環状隙間を外部と通気させるための溝が設けられており、この溝の長手方向両端が、前記ダイナミックダンパの軸方向両端よりも外側に配置されている、ことを特徴としている。
この構成では、要するに、せん断タイプのダイナミックダンパを用いるようにしている。また、動力伝達軸にダイナミックダンパの軸方向片側を締結部材で締め付け装着している場合、動力伝達軸にダイナミックダンパを軸方向に位置決めしたうえで、ダイナミックダンパの装着作業が比較的簡単になる。そして、この構成によれば、動力伝達軸の外周面に設けた溝の存在によって、当該動力伝達軸に対するダイナミックダンパの嵌め合い部分と外部との通気性が良好となる。
これにより、仮に水分や塵埃等の異物が溝を伝って前記嵌め合い部分に入り込んだとしても、前記嵌め合い部分の異物が溝を伝って外へ比較的スムースに排出されるようになるので、前記嵌め合い部分に異物が残留しにくくなる。そのため、ダイナミックダンパの経時的な劣化や動力伝達軸の経時的な腐食を防止することが可能になる。
好ましくは、前記溝は、動力伝達軸の軸心と平行に設けられる。
この構成によれば、溝を形成する作業が比較的簡単になり、動力伝達軸の製造コストを抑制するうえで有利となる。
本発明によれば、動力伝達軸の外周面とダイナミックダンパとの嵌め合い部分に、水分や塵埃等の異物が入り込んでも、そこに残留されにくくなる。そのため、ダイナミックダンパの経時的な劣化や動力伝達軸の経時的な腐食を防止することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図1から図8に示して詳細に説明する。まず、図1から図6に本発明の一実施形態を示している。
まず、本発明の特徴説明に先立ち、本発明の適用対象となる動力伝達軸の概要について図1を参照して説明する。
この実施形態では、本発明に係る動力伝達軸として、例えば自動車のデファレンシャル(図示省略)から車輪(図示省略)への動力伝達を行うためのドライブシャフトを例に挙げている。
図1に示すように、ドライブシャフト1は、中間シャフト2の一端側にインボードジョイント3が、また、中間シャフト2の他端側にアウトボードジョイント4がそれぞれ設けられた構成になっている。
図示していないが、ドライブシャフト1のインボードジョイント3が例えば車両の車幅方向中央に配置されるデファレンシャル(図示省略)に連結されるようになっていて、ドライブシャフト1のアウトボードジョイント4が例えば車輪取り付け用のハブユニットに連結されるようになっている。
インボードジョイント3は、例えば公知のトリポード型等速ジョイントが、また、アウトボードジョイント4は、例えば公知のバーフィールド型等速ジョイントがそれぞれ採用されている。
このようなドライブシャフト1の中間シャフト2の軸方向中間領域には、ダイナミックダンパ5が外装されている。
このダイナミックダンパ5は、図1に示すように、中間シャフト2においてインボードジョイント3とアウトボードジョイント4との間の領域に装着されることにより、ドライブシャフト1の振動エネルギーを共振により吸収してドライブシャフト1の振動を抑制するものである。
この実施形態でのダイナミックダンパ5は、いわゆる、せん断タイプとされている。要するに、このダイナミックダンパ5は、軸方向中間領域5aが質量体となり、ドライブシャフト1の固有振動に伴い軸方向中間領域5aが径方向に振動して共振する作用、つまり、せん断変形する作用によってドライブシャフト1の振動を吸収して減衰させるようになっている。
具体的に、ダイナミックダンパ5の軸方向中間領域5aの外径寸法は、軸方向一端側5bおよび他端側5cの外径寸法より大とされている。
軸方向中間領域5aは、中間シャフト2の軸方向中間領域の外径寸法よりも適宜大きな内径寸法とされることによって、ドライブシャフト1の中間シャフト2の外周面との間に環状隙間6が作られている。
また、軸方向一端側5bおよび他端側5cは、中間シャフト2の軸方向中間領域の外径寸法と略同じ内径寸法とされることによって、中間シャフト2にジャストフィット状態で外嵌されるようになっている。但し、軸方向一端側5bおよび他端側5cは、中間シャフト2にタイトフィット状態あるいはルーズフィット状態で外嵌されるようにしてもよい。
そして、ダイナミックダンパ5は、例えば適宜の柔軟性を有するゴム材、あるいは適宜の柔軟性を有する合成樹脂材等によって形成されるものであり、その軸方向中間領域5aに、例えば円筒形の質量部材7が加硫成形により埋設されるようになっている。
この質量部材7は、例えばアルミニウム、鉄ならびに各種の合金等の金属材や適宜の樹脂等とされる。この質量部材7は、円筒形でなくてもよく、円周等配に複数の質量部材を埋設するようなものでもよい。また、質量部材7は、ダイナミックダンパ5の装着対象となるドライブシャフト1の仕様等による固有振動数を考慮し、適正な振動抑制作用を発揮するための目標となる共振周波数を確保するような質量に管理される。
このようなダイナミックダンパ5は、ドライブシャフト1の中間シャフト2に対して軸方向に位置決めした状態で組み付ける必要がある。
そこで、この実施形態では、ダイナミックダンパ5を中間シャフト2に軸方向に位置決めしたうえで、ダイナミックダンパ5を中間シャフト2に組み付けやすくすることを考慮して、中間シャフト2にダイナミックダンパ5を外嵌してから、ダイナミックダンパ5の軸方向他端側5cのみに締結部材8を装着するようにしている。
この締結部材8は、例えば径方向に伸縮する帯状環体とされ、一般的に公知の伸縮材料で形成されるか、あるいは伸縮可能な組立構造とされる。
ここで、中間シャフト2に対するダイナミックダンパ5の装着手順や装着状態を説明する。
つまり、ダイナミックダンパ5の軸方向両端5b,5cを、径方向外向きに若干弾性的に拡径した状態で、この軸方向両端5b,5cを中間シャフト2の外周面に装着する。この実施形態では、ダイナミックダンパ5の軸方向両端5b,5cを中間シャフト2の外周面にジャストフィット状態で外嵌させているので、軸方向両端5b,5cが中間シャフト2の外周面に接触するようになっている。
このようにしたうえで、締結部材8を径方向外向きに弾性的に拡径した状態で、ダイナミックダンパ5の軸方向他端側5cにおける外周溝5dに外径側から嵌める。これにより、締結部材8が弾性復元力によって径方向内向きに縮むので、軸方向他端側5cがドライブシャフト1の中間シャフト2の外周面に密に圧接されることになる。
ところで、従来例で説明しているように、上述したドライブシャフト1では、図示していないが、自動車のボディ底部に外部に露呈した状態で設置される関係より、雨天での走行に伴い、水分や塵埃等の異物がダイナミックダンパ5に直接、かつ勢いよくかかることになる。
そのため、前記水分や塵埃等の異物が、中間シャフト2の外周面とダイナミックダンパ5の軸方向両端5b,5cとの間から中間シャフト2とダイナミックダンパ5の軸方向中間領域5aとの間に設けてある環状隙間6に、徐々に入り込むことがある。
そこで、この実施形態では、環状隙間6内に入り込んだ異物を長期にわたって残留させないように、以下で説明したように工夫している。
つまり、図2から図5に示すように、中間シャフト2の外周面に、前記環状隙間6の内外を通気させるための溝10が設けられている。
この溝10は、中間シャフト2における軸方向中間領域の外周面の円周数ヶ所に、中間シャフト2の軸心Oに平行に形成されている。
この溝10の断面形状は、図3および図4に示すように、略U字形に形成されている。この溝10の断面形状や、その円周方向における幅および深さについては、任意であるが、実験等に基づいて経験的に設定するのが好ましい。
また、溝10の形成範囲については、中間シャフト2の軸方向中間領域としているが、溝10による環状隙間6の通気性を確保するために、溝10の軸方向両端を、ダイナミックダンパ5の装着領域の軸方向両側より外側に、はみ出すように配置させている。
但し、前記溝10の長手方向両端のはみ出し寸法については、特に限定されるものではない。ゆえに、図5に示すように、溝10のはみ出し寸法を十分に大きくせずとも、例えば図6に示すように、ダイナミックダンパ5の軸方向両端から溝10をわずかでもはみ出させるようにしていればよい。
さらに、溝10の長手方向両端部分は、その深さを端縁へ向けて漸次浅く設定することによって、溝10の長手方向両端部分の溝底が湾曲形状とされている。なお、この溝10の軸方向両端部分の溝底は、テーパ形状とすることも可能である。
このような通気用の溝10を中間シャフト2に設けている場合、環状隙間6の通気性が良くなるから、中間シャフト2とダイナミックダンパ5とに対して水分や塵埃等の異物がかかったときに、その溝10を伝って環状隙間6に異物が入り込むことがあると考えられる。
しかしながら、溝10の存在によって環状隙間6の通気性が良くなっているために、仮に環状隙間6に異物が入り込んだとしても、この環状隙間6内の異物は溝10から外部に比較的スムースに排出されるようになる。
しかも、ドライブシャフト1の固有振動に伴いダイナミックダンパ5の軸方向中間領域5aが径方向に振動して共振することによって前記振動を減衰する際に、環状隙間6が適宜に膨張、収縮することがあり、それによって環状隙間6内に一旦入り込んだ異物が外部に強制的に吐き出されるようになる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、中間シャフト2の外周面に設けた溝10によって中間シャフト2とダイナミックダンパ5との間の環状隙間6と外部との間の通気性を高めるようにしている。
これにより、仮に環状隙間6内に水分や塵埃等の異物が入り込んだとしても、この異物が環状隙間6から外部へ比較的スムースに排出されるようになるので、環状隙間6内に異物が残留しにくくなる。
そのため、ダイナミックダンパ5の経時的な劣化や中間シャフト2の経時的な腐食を防止するうえで有利となる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲で包含されるすべての変形や応用が可能である。
(1)上記実施形態では、ダイナミックダンパ5の装着対象となる動力伝達軸を自動車のドライブシャフト1、厳密には中間シャフト2とした例を挙げているが、それに限られるものではなく、例えば自動車のプロペラシャフト、あるいは自動車以外でも、各種の工作機械や装置に使用する動力伝達軸を装着対象とすることができる。
(2)上記実施形態において、ダイナミックダンパ5の形状や構成については特に限定されるものではなく、一般的に公知のものであれば、流用することが可能である。例えば、ダイナミックダンパ5の軸方向中間領域5aと中間シャフト2との間に環状隙間6ができないようにしてもよい。
その場合、中間シャフト2に設ける溝10によって、ダイナミックダンパ5の軸方向中間領域5aと中間シャフト2との嵌め合い部分の通気性が良好となる。そのため、水分や塵埃等の異物が溝10を伝って前記嵌め合い部分に入り込んだとしても、その異物を溝10から外へ排出させることができるから、前記嵌め合い部分に異物が残留することを防止することができる。
(3)上記実施形態では、ダイナミックダンパ5の軸方向片側(他端側5c)のみに締結部材8を装着しているが、ダイナミックダンパ5の軸方向両端(5b,5c)に締結部材8を装着したものも本発明に含まれる。
また、締結部材8については、例えば円周一箇所が分離されていて、この分離端どうしをねじ等で締結するようなもの等とすることも可能である。
(4)上記実施形態では、溝10の長手方向両端部分の深さを、端縁へ向けて漸次浅くした例を挙げているが、例えば図7に示すように、溝10の深さを、長手方向全長にわたって同じ深さに設定することによって、溝10の長手方向両端縁に、径方向に立ち上がる直角壁面を設けるようにすることが可能である。
この場合も、溝10による環状隙間6の通気性を確保するために、図7に示しているように、中間シャフト2に装着されるダイナミックダンパ5の軸方向両端から溝10の長手方向両端をはみ出させるようにする必要がある。
この実施形態においても、上述した実施形態と同様の作用、効果を得ることが可能である。
(5)上記実施形態では、中間シャフト2の外周面に形成する通気用の溝10を、中間シャフト2の軸心Oと平行にした例を挙げているが、例えば図8に示すように、中間シャフト2の軸心Oに対し斜め、つまり螺旋形状に形成することも可能である。
この実施形態においても、上述した実施形態と同様の作用、効果を得ることが可能である。
本発明に係る動力伝達軸としてのドライブシャフトの一実施形態を部分的に断面にして示す側面図である。 図1のドライブシャフトの中間シャフトとダイナミックダンパとを分離して示す斜視図である。 図1の(3)−(3)線断面の矢視図である。 図1の(4)−(4)線断面の矢視図である。 図3の(5)−(5)線に沿って上半分のみを断面にした側面図である。 図5において、ダイナミックダンパの軸方向両端からの溝のはみ出し寸法を小さくした場合を示す図である。 本発明に係る動力伝達軸としてのドライブシャフトの他の実施形態で、図5に対応する図である。 本発明に係る動力伝達軸としてのドライブシャフトの他の実施形態で、図2に対応する図である。
符号の説明
1 ドライブシャフト
2 中間シャフト
5 ダイナミックダンパ
5a 軸方向中間領域
5b 軸方向一端側
5c 軸方向他端側
6 環状隙間
7 質量部材
8 締結部材
10 溝

Claims (2)

  1. 振動を抑制するためのダイナミックダンパが外装された動力伝達軸であって、
    前記ダイナミックダンパの軸方向中間領域は、前記動力伝達軸の外周面との間に環状隙間を作るような形状とされ、
    当該ダイナミックダンパは、その軸方向少なくとも片側の外径側に締結部材が締め付け装着されることで前記動力伝達軸に軸方向に位置決めされた状態で組み付けられ、
    前記動力伝達軸の外周面におけるダイナミックダンパ装着領域に、前記外周面と前記ダイナミックダンパとの間の前記環状隙間を外部と通気させるための溝が設けられており、
    この溝の長手方向両端が、前記ダイナミックダンパの軸方向両端よりも外側に配置されている、ことを特徴とする動力伝達軸。
  2. 請求項1に記載の動力伝達軸において、
    前記溝は、動力伝達軸の軸心と平行に設けられる、ことを特徴とする動力伝達軸。
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