JP4892665B2 - 加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラム - Google Patents

加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラムに関し、特に、MDF内の誤接続を検査するための加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラムに関する。
通信事業者の交換機と加入者宅の端末とは、MDF(Main Distribution Frame)と呼ばれる配線分配装置を介して接続されている。このMDFは、交換機に繋がる回線と加入者宅の端末に繋がる回線とをジャンパ線で接続して切り替える装置であり、例えば、加入者線を古い交換機から新しい交換機に収容するための工事が発生した場合には、加入者宅の端末と古い交換機とを繋ぐジャンパ線を取り外し、加入者宅の端末と新しい交換機とを新たにジャンパ線で接続する等の作業を行う。このようなMFD内のジャンパ線の配線に関しては、例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2002−252860号公報(第5−7頁、第1図)
しかしながら、従来は、MDFにおいて、加入者宅の端末が複数の交換機に接続されるなどのマルチジャンパ等の障害があると通信ができない状態となり、遠隔によるネットワーク管理を行っている場合には、障害状況を遠隔で確認し、障害内容を推定するしかなく、即時に障害箇所を切り分け、サービスを復旧させることが難しいという問題があった。
また、上記障害箇所を切り分けるにあたり、保守者の技術的な判断に依存する場合があり、熟練の度合いによっては切り分けまでに時間を要するという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、MDFにおける障害に対して、保守性の向上を図ることができる加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のシステムは、加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末との切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路と、前記給電回路及び前記電圧/電流監視回路に接続される保守系監視回路とを備え、前記障害検出回路は、前記給電回路の障害を監視し、障害が発生した場合に前記保守系監視回路に給電障害検出信号を送信する機能を備え、前記電圧/電流監視回路は、インピーダンスと電圧とを測定し、インピーダンスの測定値と電圧の測定値とを保守監視回路に送信する機能を備え、前記保守系監視回路は、前記給電障害検出信号の有無と、前記インピーダンスの測定値と、前記電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する機能を備えるものである。
本発明においては、前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、前記保守系監視回路では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定し、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定し、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の一方の配線に反転して接続されていると判定する構成とすることができる。
また、本発明においては、前記保守系監視回路は、前記誤接続がある場合に、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する機能を備える構成とすることもできる。
また、本発明の方法は、加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末の切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路と、前記給電回路と前記電圧/電流監視回路とに接続される保守系監視回路とを少なくとも備える加入者線における検査方法であって、前記障害検出回路で前記給電回路の障害を監視し、障害が発生した場合に前記保守系監視回路に給電障害検出信号を送信する第1の処理と、前記電圧/電流監視回路でインピーダンスと電圧とを測定し、インピーダンスの測定値と電圧の測定値とを保守監視回路に送信する第2の処理と、前記保守系監視回路で、前記給電障害検出信号の有無と、前記インピーダンスの測定値と、前記電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する第3の処理とを少なくとも行うものである。
本発明においては、前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、前記第3の処理では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定、又は、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定、又は、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の一方の配線に反転して接続されていると判定する構成とすることができる。
また、本発明においては、更に、前記誤接続がある場合に、前記保守系監視回路から、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する第4の処理を行う構成とすることもできる。
また、本発明のプログラムは、加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末の切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路とを少なくとも備える加入者線検査システムで動作するプログラムであって、コンピュータを、前記障害検出回路が送信する前記給電回路の障害を知らせる給電障害検出信号の有無と、前記電圧/電流監視回路から送信されるインピーダンスの測定値と、前記電圧/電流監視回路から送信される電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する判定手段として機能させるものである。
本発明においては、前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、前記判定手段は、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定、又は、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定、又は、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の他方の配線に反転して接続されていると判定する構成とすることができる。
また、本発明においては、更に、コンピュータを、前記誤接続がある場合に、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する通知手段として機能させる構成とすることもできる。
このように、本発明では、MDFにおいて誤接続があり回線障害が発生した場合に、保守系監視回路では、給電回路に設けた障害検出回路からの給電障害検出信号の有無と、電圧/電流監視回路から送信されるインピーダンス測定値及び電圧測定値とに基づいて誤接続の有無を判定し、誤接続の発生箇所及び誤接続の形態を通知するため、保守者に具体的な障害復旧処置を指示することが可能となり、これにより障害復旧までの時間を短縮して保守性の向上を図ることが可能となる。
本発明の加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラムによれば、MDFにおいて障害が発生した場合における障害復旧までの時間を短縮し、保守性の向上を図ることができる。
その理由は、加入者回路とHybrid回路と給電回路とMDFと加入者端末とが接続される加入者線において、給電回路に過電流などの障害を検出する障害検出回路を設け、給電回路とMDFとの間に設けたリレーを介して、電圧及びインピーダンスを測定する電圧/電流監視回路を接続し、更に、給電回路と電圧/電流監視回路に保守系監視回路給電回路を接続し、保守系監視回路給電回路で、給電回路の障害検出回路からの給電障害検出信号の有無と、電圧/電流監視回路から送信されるインピーダンス測定値及び電圧測定値とに基づいて誤接続の有無を判定し、誤接続の発生箇所及び誤接続の形態を通知するため、MDFの誤接続による障害を詳細に切り分け、障害箇所を特定して保守者に具体的な障害復旧処置を指示することができるからである。
本発明の加入者線検査システムは、その好ましい一実施の形態において、4線式伝送路で通信を行う加入者回路11、12と、加入者回路11、12に接続され、4線式伝送路を1対の加入者線に変換するHybrid回路31、32と、Hybrid回路31、32に接続され、加入者端末に給電を行うと共に、短絡等による過電流などの障害を検出する障害検出回路41a、42aを備える給電回路41、42と、リレー51、52を介して給電回路41、42に接続され、加入者回路と加入者端末の切り替えを行うMDF6と、リレー51、52を介してMDF6に接続される電圧/電流監視回路71、72と、給電回路41、42と電圧/電流監視回路71、72に接続される保守系監視回路10と、を備え、給電回路41、42の障害検出回路41a、42aは、障害を検出した場合に給電障害検出信号21、22を保守監視回路10に送信し、電圧/電流監視回路71、72は、電圧と回線の容量等のインピーダンスを測定し、インピーダンス測定値と電圧測定値とを保守監視回路10に送信し、保守系監視回路10は、給電回路41、42の障害検出回路41a、42aからの給電障害検出信号21、22の有無と、電圧/電流監視回路71、72から送信されるインピーダンス測定値及び電圧測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定し、誤接続の発生箇所及び誤接続の形態を保守者に通知する。これにより、保守者に具体的な障害復旧処置を指示することができ、障害復旧までの時間を短縮し、保守性を向上させることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る加入者線検査システム及び加入者線検査方法並びに加入者線検査プログラムについて、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施例の加入者線検査システムの構成例を示す接続図であり、図2乃至図4は、図1の構成における誤接続の例を示す接続図である。なお、以下では、加入者端末に接続される加入者回路と加入者端末に接続されていない加入者回路とを備える場合について説明する。
図1に示すように、本実施例の加入者線検査システムは、4線式伝送路で通信を行う加入者回路11、12と、加入者回路11、12に接続され、4線式伝送路を2線式伝送路に変換するためのHybrid回路31、32と、Hybrid回路31、32に接続され、加入者端末に給電を行うための給電回路41、42と、図示しない制御回路で制御されるリレー51、52を介して給電回路41、42に接続されるMDF6と、MDF6によっていずれかの加入者回路(ここでは加入者回路11)に接続される加入者端末91と、リレー51、52を介してMDF6に接続される電圧/電流監視回路71、72と、給電回路41、42及び電圧/電流監視回路71、72に接続される保守監視回路10とで構成される。
また、給電回路41、42には障害検出回路41a、42aを具備しており、障害検出回路41a、42aは、給電回路41、42の出力において短絡等で過電流状態となった場合にはそれを検出し、給電障害検出信号21、22として保守監視回路10に送信する。また、電圧/電流監視回路71、72は、電圧や接続されている回線のインピーダンスを測定する機能を備え、インピーダンス測定値及び電圧測定値を保守系監視回路10に送信する。また、保守系監視回路10は、給電回路31、32の障害検出回路からの給電障害検出信号21、22の有無と、電圧/電流監視回路71、72から送信されたインピーダンス測定値及び電圧測定値とに基づいて、障害(誤接続)の有無を判定し、障害箇所及び障害パタン(誤接続の発生箇所及び誤接続の形態)を保守者に通知する機能を備えている。
なお、保守系監視回路10はハードウェアとして構成してもよいし、コンピュータを、上記給電障害検出信号の有無と上記測定データとに基づいて、障害箇所及び障害パタンを特定する手段と、特定した障害箇所及び障害パタンを保守者に通知する手段として機能させる加入者線検査プログラムとして構成してもよい。
次に、図1の構成の加入者線検査システムにおいて、MDF6内で誤接続が生じた場合の動作について図2乃至図4を参照して順に説明する。
図2は、収容切り替え時に変更前の接続の切り離しがされないまま切り替え後の回線に接続されているマルチジャンパ状態を示している。この場合、給電回路41、42は出力が短絡状態となっているが、マルチ接続されているTip811と821、Ring821と822は同電位であるため、給電回路41、42の障害検出回路41a、42aは障害を検出せず、従って給電障害検出信号21、22は送信されない。次に、電圧/電流監視回路72をリレー52経由で加入者回路11側のTip811とRing812とに接続してインピーダンス測定を行うと、加入者回路11の出力インピーダンスと加入者端末91の入力インピーダンスとが合成されたインピーダンスが観測される。また、電圧/電流監視回路72で電圧測定を行うと、給電回路41の給電電圧が観測される。同様に、電圧/電流監視回路71をリレー51経由で加入者回路11側のTip821とRing822とに接続してインピーダンス測定を行うと、加入者回路12の出力インピーダンスと加入者端末91の入力インピーダンスとが合成されたインピーダンスが観測され、電圧測定を行うと、給電回路42の給電電圧が観測される。
すなわち、正常な接続状態では、障害検出回路41a、42aからは給電障害検出信号21、22が送信されず、電圧/電流監視回路71では加入者端末91の入力インピーダンス(電圧/電流監視回路72では無限大のインピーダンス)が観測されると共に、電圧/電流監視回路71、72では給電電圧は観測されないが、図2の誤接続の場合、障害検出回路41a、42aからは給電障害検出信号が送信されないが、電圧/電流監視回路72(又は電圧/電流監視回路71)では、加入者回路11(又は加入者回路12)の出力インピーダンスと加入者端末91の入力インピーダンスの合成インピーダンスが観測され、給電回路41(又は給電回路42)の給電電圧が観測されることになる。
従って、(1)給電回路で異常が検出されないこと、(2)電圧/電流監視回路で加入者回路の出力インピーダンスと加入者端末の入力インピーダンスの合成インピーダンスが観測されること、(3)電圧/電流監視回路で給電電圧が観測されることの3つの条件が満足される場合には、保守監視回路10は、図2に示すようなマルチジャンパ状態となっていると判断することができるため、この結果を保守者に通知することにより、保守者は即時にMDF6の是正処置の指示が可能となる。
また、図3は、マルチジャンパ状態で、かつ、伝送路の各々の線が反転して接続された状態を示している。この場合、給電回路41と42とが出力短絡状態であり、本例の場合には、例えば給電回路41の正電圧と給電回路42の負電圧が短絡状態となるため、給電回路41において過電流状態となり、給電回路41の障害検出回路41aは障害を検出して、給電障害検出信号21が送信される。次に、リレー52を切り替えて、電圧/電流監視回路72でインピーダンス測定を行うと、図2の場合と同様に、加入者回路11の出力インピーダンスと加入者端末91の入力インピーダンスの合成されたインピーダンスが観測される。また、電圧/電流監視回路72で電圧測定を行うと、給電回路41の給電電圧が観測される。また、同様に、リレー51を切り替えて、電圧/電流監視回路71でインピーダンス測定を行うと、加入者回路12の出力インピーダンスと加入者端末91の入力インピーダンスの合成されたインピーダンスが観測され、電圧測定を行うと、給電回路42の給電電圧が観測される。
従って、(1)給電回路で異常が検出されること、(2)電圧/電流監視回路で加入者回路の出力インピーダンスと加入者端末の合成インピーダンスが観測されること、(3)電圧/電流監視回路で給電電圧が観測されることの3つの条件が満足される場合には、保守監視回路10は図3に示すようにマルチジャンパ状態で且つTip821とRing822の接続が反転状態となっていると判断することができるため、この結果を保守者に通知することにより、保守者は即時にMDFの是正処置の指示が可能となる。
また、図4は、MDF6で、伝送路の1本の線が反転して接続された状態を示している。この場合、マルチ接続されていないため、給電回路41、42の障害検出回路は障害を検出せず、給電障害検出信号21、22は送信されない。次に、リレー52を切り替えて、電圧/電流監視回路72でインピーダンス測定を行うと、正常な接続では加入者端末91の入力インピーダンスが測定されるが、Ring822が接続されていないためインピーダンスは無限大となる。また、電圧/電流監視回路72で電圧測定を行うと、給電電圧は観測されない。また、同様に、リレー51を切り替えて、電圧/電流監視回路71でインピーダンス測定を行うと、加入者端末91の入力インピーダンスが測定され、電圧測定を行うと、給電電圧は観測されない。
従って、(1)給電回路で異常が検出されないこと、(2)いずれかの電圧/電流監視回路でインピーダンスが無限大となること、(3)電圧/電流監視回路で給電電圧が観測されないことの3つの条件が満足される場合には、保守監視回路10は図4に示すようにTip821またはRing822が未接続となっていると判断することができるため、この結果を保守者に通知することにより、保守者は即時にMDFの是正処置の指示が可能となる。
このように、保守監視回路又は加入者線検査プログラムで、給電回路の障害検出回路からの給電障害検出信号の有無と、電圧/電流監視回路から送信されるインピーダンス測定値及び電圧測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定し、誤接続の発生箇所及び誤接続の形態を通知することができるため、保守者に具体的な障害復旧処置を指示することが可能となり、障害復旧までの時間を短縮して、保守性を向上させることができる。
なお、上記実施例では、各加入者回路単位に電圧/電流監視回路を具備する構成を示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、同一装置内では装置内に1つの具備としても同様な効果を得ることができる。また、上記実施例では、4線式伝送路と2線式伝送路とを変換するHybrid回路を設ける構成を示したが、2−4線の変換を行わない場合はHybrid回路を省略することができる。
本発明は、加入者線における誤接続の検査に限らず、複数の機器が所定の配線分配装置で接続される任意のネットワークに対して適用することができる。
本発明の一実施例に係る加入者線検査システムの構造を示すケーブル接続図である。 本発明の一実施例に係る加入者線検査システムにおけるケーブル誤接続の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る加入者線検査システムにおけるケーブル誤接続の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係る加入者線検査システムにおけるケーブル誤接続の他の例を示す図である。
符号の説明
11、12 加入者回路
21、22 給電障害検出信号
31、32 Hybrid回路
41、42 給電回路
41a、42a 障害検出回路
51、52 リレー
6 MDF
71、72 電圧/電流監視回路
811、821 Tip
812、822 Ring
91 加入者端末
10 保守系監視回路

Claims (15)

  1. 加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末との切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路と、前記給電回路及び前記電圧/電流監視回路に接続される保守系監視回路とを備え、
    前記障害検出回路は、前記給電回路の障害を監視し、障害が発生した場合に前記保守系監視回路に給電障害検出信号を送信する機能を備え、
    前記電圧/電流監視回路は、インピーダンスと電圧とを測定し、インピーダンスの測定値と電圧の測定値とを保守監視回路に送信する機能を備え、
    前記保守系監視回路は、前記給電障害検出信号の有無と、前記インピーダンスの測定値と、前記電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する機能を備えることを特徴とする加入者線検査システム。
  2. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記保守系監視回路では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定することを特徴とする請求項1記載の加入者線検査システム。
  3. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記保守系監視回路では、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項1記載の加入者線検査システム。
  4. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記保守系監視回路では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の一方の配線に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項1記載の加入者線検査システム。
  5. 前記保守系監視回路は、前記誤接続がある場合に、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する機能を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の加入者線検査システム。
  6. 加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末の切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路と、前記給電回路と前記電圧/電流監視回路とに接続される保守系監視回路とを少なくとも備える加入者線における検査方法であって、
    前記障害検出回路で前記給電回路の障害を監視し、障害が発生した場合に前記保守系監視回路に給電障害検出信号を送信する第1の処理と、
    前記電圧/電流監視回路でインピーダンスと電圧とを測定し、インピーダンスの測定値と電圧の測定値とを保守監視回路に送信する第2の処理と、
    前記保守系監視回路で、前記給電障害検出信号の有無と、前記インピーダンスの測定値と、前記電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する第3の処理とを少なくとも行うことを特徴とする加入者線検査方法。
  7. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記第3の処理では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定することを特徴とする請求項6記載の加入者線検査方法。
  8. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記第3の処理では、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項6記載の加入者線検査方法。
  9. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記第3の処理では、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の一方の配線に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項6記載の加入者線検査方法。
  10. 更に、前記誤接続がある場合に、前記保守系監視回路から、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する第4の処理を行うことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一に記載の加入者線検査方法。
  11. 加入者回路と、前記加入者回路に接続され、2線−4線変換を行うHybrid回路と、前記Hybrid回路に接続され、障害検出回路を備える給電回路と、加入者端末と、一方がリレーを介して前記給電回路に接続され、他方が前記加入者端末に接続され、前記加入者回路と前記加入者端末の切り替えを行うMDFと、前記リレーを介して前記MDFに接続される電圧/電流監視回路とを少なくとも備える加入者線検査システムで動作するプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記障害検出回路が送信する前記給電回路の障害を知らせる給電障害検出信号の有無と、前記電圧/電流監視回路から送信されるインピーダンスの測定値と、前記電圧/電流監視回路から送信される電圧の測定値とに基づいて、誤接続の有無を判定する判定手段として機能させることを特徴とする加入者線検査プログラム。
  12. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記判定手段は、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路と前記第2の経路の前記加入者回路とに接続されていると判定することを特徴とする請求項11記載の加入者線検査プログラム。
  13. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記判定手段は、前記給電障害検出信号が送信され、前記インピーダンスの測定値が前記加入者端末の入力インピーダンスと前記加入者回路の出力インピーダンスとの合成インピーダンスであり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧である場合は、前記加入者端末が、前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記第2の経路の前記加入者回路に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項11記載の加入者線検査プログラム。
  14. 前記MDFの前記加入者回路側に、前記加入者端末に正規に接続されている第1の経路と、前記加入者端末に接続されていない又は誤接続されている第2の経路とを含み、
    前記判定手段は、前記給電障害検出信号が送信されず、前記インピーダンスの測定値が無限大であり、前記電圧の測定値が前記給電回路の給電電圧でない場合は、前記加入者端末が前記第1の経路の前記加入者回路に接続され、かつ、前記加入者端末の一方の配線が前記第2の経路の前記加入者回路の他方の配線に反転して接続されていると判定することを特徴とする請求項11記載の加入者線検査プログラム。
  15. コンピュータを、更に、
    前記誤接続がある場合に、前記誤接続の発生箇所と前記誤接続の形態とを通知する通知手段として機能させることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一に記載の加入者線検査プログラム。
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