JP4892494B2 - 自転車のチェーン力を測定する方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は概して力の測定に関する。本発明は特に、自転車の駆動チェーン内の力の測定に関するため、本発明は、これ以降この用途に特化して説明を行う。しかし、本発明はこれに限定されるものではないことを強調しておく。駆動チェーンは他の車両にも使用される。さらに、チェーンの代わりにベルトや紐、その他の適用も可能である。またさらに、チェーンを車両の駆動に用いずに、そのエネルギーを別の理由、例えばジェネレータ、工具の駆動、あるいはホームトレーナやスピニングバイクなどのトレーニング装置の駆動のために伝達することができる。
本発明の重要な適用分野は、単に電力自転車とも呼ばれる電力サポート型自転車の分野である。電力サポート自転車とは電気補助モータを設けた自転車であり、使用者がペダル力を発すると、このペダル力に依存する補助モータが補助駆動力を発することで自転車が駆動され、ペダル力が大きいほど、補助モータから発せられる補助駆動力も大きくなる。電力サポート型自転車は本質的に周知であるため、ここではこれについてのより詳細な説明を省く。補助モータには、発せられたペダル力の大きさを表す、あるいは少なくともチェーン内の駆動力の大きさを表す入力信号が必要である点を述べれば十分である。
本発明の別の重要な用途は、自動シフトギア機構を装備した自転車の分野である。このような自転車も本質的に周知である。このような自転車の場合、一般にギアは駆動速度に基づいて選択され、固定の、所定の速度でより高いギアに、またはより低いギアにシフトする。シフトポイントの特徴は、乗員が供給した力に関連して適合され、乗車によってさらに力が加えられる場合(例えば坂道や、風による)、乗員がより高いギアへのシフトに必要なペダル力を生成できないといったことがないよう、高速走行中のみにより高いギアへのシフトが起こるようになっている。またこの場合、ギア機構は、発せられたペダル力の大きさを表す、または少なくともチェーン内の駆動力の大きさを表す入力信号を必要とする。
過去にも、チェーン内の駆動力の大きさを表す信号を測定する提案が既になされてきた。これに関しては、例えば国際公開WO2001/30643号を参照でき、本出願で説明されている発明は、乗員がペダル力を発すると自転車フレーム全体が何らかの変形を経験し、この自転車フレームの変形を測定することで測定信号が得られるという観察に基づいている。さらに、国際公開WO2003/073057号を参照でき、本出願は、乗員がペダル力を発する際の被駆動軸(後部軸)の曲げを測定する測定ブッシュについて説明している。
本発明の目的は、比較的少ない追加費用で自転車において実現でき、軸またはハブの適合が不要であり、非常に使用に適した測定信号を提供できる、単純かつ万能な構造を得ることである。
既知の測定構造に伴う問題は、変速ギアシステムを装備した自転車の場合、後部軸上に複数のチェーン車輪が配置されており、乗員がギアを選択することで、使用するチェーン車輪が決定される点である。これはつまり、チェーンが物理的に別のチェーン車輪と係合され、これを行う際に、チェーンが後部軸に沿って水平方向(軸方向)に変位され、その結果測定信号が生成されるということである。どのチェーン車輪がチェーンと係合するかがわからなければ、単純に測定信号からチェーン力を導出することはこれ以上不可能となる。
本発明はこの問題の解決も目的とする。
本発明の重要な態様によれば、フレームにかかる被駆動軸の反力を表す測定信号が生成される。特定の実施形態では、ドロップアウトが、チェーン力が生じた結果、所定の方向に向かう測定可能な変形を経験する形で実現される。別の実施形態では、変形可能な結合ブロックが設けられており、このブロックの一端はフレームに取り付けられ、他端はドロップアウトに取り付けられている。
本発明の別の重要な態様によれば、フレーム上の反力が軸の両端において測定される。この2つの反力の合計は、十分な近似においてチェーン力と等しい。チェーン車輪を変更する際に、チェーン力の作用点が後部軸に沿って変位することで、反力が軸の一端において増加し、他端において減少するが、その合計は依然として、十分な近似においてチェーン力と等しい。
本発明の別の重要な態様によれば、どのチェーン車輪がチェーンと係合しているかが検出される。この目的のために、本発明は、制御ケーブルの位置を検出する比較的単純なセンサ装置を提供する。この位置がわかると、これを、チェーンが後部軸と係合している場所(被駆動チェーン車輪の軸位置)から減じることができる。これがわかれば、2つの軸端部における反力間の比率を算出できるため、反力を測定は一方の軸端部において行えばよく、次に、この比率を考慮して、測定した力から合計のチェーン力を算出することができる。これには特に、力検出器を1個だけ設ければよく、測定システムの全ての構成部品を自転車の片側に、短い接続配線を用いてコンパクトに取り付けられるという利点がある。
図面を参照した以下の説明において、本発明のこれらおよびその他の態様、特徴、利点についてさらに説明する。複数の図面にわたり、類似の部品には同一の参照符号を付している。
図1は、自転車1の一部分、特に自転車1の被駆動後部軸における一部分の上面図を、一部断面図にて概略的に示す。自転車1はフレーム10を有し、図1にはフレーム10の2本のフレーム管10L、10Rが示されている。各フレーム管10L、10Rの後端部には、後部軸を取り付けるための結合部分11L、11Rのそれぞれが設けられている。このような結合部分は「後部ドロップアウト」としても知られているため、これ以降、簡単に「ドロップアウト」として示す。
さらに、自転車1は後部軸21が固定された後輪20を有し、後部軸21の端部22、23はドロップアウト11L、11Rのそれぞれに接続している。後輪20は、固定された後部軸21の周囲に回転可能に搭載された車輪ハブ24をさらに有する。車輪ハブ24は、簡略化のために図1には示されていないスポークを設けている。車輪ハブ24上には数個のチェーン車輪25が隣り合って搭載されている。図1にはそのうち3個が示されており、それぞれに符号A、B、Cを付して相互を区別している。図1に破線で示されているチェーン26は、チェーン車輪25A、25B、25Cの1個に選択的に結合され得る。
使用者がペダル(簡略化のために図示にはない)に力をかけると、チェーン26によって、対応するチェーン車輪25に(通常は実質的に水平方向に)チェーン力FKがかかる。その結果、後部軸21の端部22、23と、これに対応するドロップアウト11L、11Rとが互いに対して反力FL、FRを相互的に発する。図1では、ドロップアウトから軸端部にかかる力を矢印で示している。次式の適用が容易に理解される。
|FK|=|FL|+|FR| (1)
比率FL/FRは選択したチェーン車輪に依存する。この選択が変化しない限り、軸端部における反力FL、FRは、チェーン力に比例することから、チェーン力FKを表すものとして考えられ得る。使用者が、例えばチェーンを第1チェーン車輪25Aの代わりに第2チェーン車輪25Bに結合させることによって別の伝達比を選択した場合には、チェーン力FKの作用点が第2軸端部23へ変位し、(一定のチェーン力FKがかかると)関連する反力FRが増加し、これとは反対に、対向する軸端部22において反力FLが低減する。そのため、2つの軸端部におけるそれぞれの反力FL、FRは、信頼できるチェーン力FKの判断基準ではない。しかし、やはり式(1)が適用される。つまり、2つの反力FL、FRの和は、やはりチェーン力FKの信頼できる判断基準となる。
本発明による自転車1には、この明察に基づき、2つの力センサ31、32が設けられている。これらのセンサは、2つの反力FL、FRの1つを測定するようにそれぞれ適合されている。ここでは、本質的に知られている力センサを使用できるので、これの使用に関するさらなる説明は省略する。本発明が提案するセンサの実施形態については以降で説明する。
自転車1はさらに、図2A、図2Bに示すように、制御装置40によって制御される電気補助モータMを設けている。図2Aには、制御装置40は、力センサ31、32がそれぞれ接続する2個の測定入力41、42と、モータMが接続する制御出力43とを有してもよいことが示されている。制御装置40は、それぞれの力センサ31、32が生成した2つの測定信号S1、S2を受信してこれらを足し合わせて合計の測定信号SAを得るよう、及びこの合計の測定信号SAに基づいて、制御出力43にてモータ制御信号SCを生成するように適合されている。
図2Bでは、それぞれの力センサ31、32が生成した2つの測定信号S1、S2を合計の測定信号SAに外部から足し合わせることと、この合計の測定信号SAを制御装置40の信号測定入力44に供給することが可能であることを示している。この場合、制御装置40は、合計の測定信号SAを受信し、さらに、信号入力信号SAに基づいて、制御出口43にてモータ制御信号SCを生成するように適合されている。
特に適切な実施形態では、上記力センサ31、32のそれぞれがホイートストンのハーフブリッジとして実現され、また、力センサが相互に結合してホイートストンのフルブリッジを形成している。このフルブリッジの出力信号は両方のハーフブリッジの信号の合計である。
上記反力を測定するために、本発明は、反力が、対象のドロップアウトに測定可能な変形を生じさせるという事実を使用する。実際、この事実は、各ドロップアウトに、その構造に関係なく、より小さなまたは大きな規模で適合する。任意のドロップアウトにおいては、このドロップアウトも乗員の体重によって変形するため、測定結果に不利に影響する。次に、本発明は、ドロップアウトを、主に水平力に反応するが、重量の変化(垂直力)には殆ど反応しないように設計することを提案する。本発明はさらに、変形が上手く定義された形で、対象の反力と比例する優れた規模にて、測定が容易な形で実施されるようにドロップアウトを設計することを提案する。
一般に、チェーン力によって後部軸がフレームに対して前方へ変位され、この後部軸および/またはフレームが鉛直屈曲軸に関連して屈曲する。その結果、ドロップアウトは、第1の場合においては、後部軸に結合しているドロップアウト部分がフレームに結合したドロップアウト部分の方向へ水平に変位するように変形し、また、第2の場合においては、後部軸に結合したドロップアウト部分が屈曲するか、鉛直屈曲軸の周囲で、フレームに結合したドロップアウト部分に関連して旋回するように変形する。一般に、ドロップアウトの変形はこれら2つの効果を組み合わせたものである。
次に、2つの設計変形例について説明する。第1の設計変形例では、後部軸に結合したドロップアウト部分が相当大きく水平変位するため、この水平変位のみによる変形の発生を測定することで、信頼性の高いチェーン力の測定を行える。第2の設計変形例では、垂直軸の周囲で相当大きな屈曲が生じるため、屈曲のみによる変形の発生を測定することで、信頼性の高いチェーン力の測定が可能となる。
いずれの場合にも、ドロップアウト部分の変形(屈曲、剪断、その他)に敏感なセンサによって信号を生成することができ、しかし、いずれの場合にも、2つのドロップアウト部分の相互に対する変位に敏感なセンサによって信号を生成することも可能である。
図3Aは、本発明が提案するドロップアウト50の略斜視図である。ドロップアウトとは、軸の端部が固定された、自転車フレーム10の一部である。通常、ドロップアウトは板状で、厚さが数ミリメートルの、例えばアルミニウムや鋼鉄のような金属片で形成されている。ドロップアウトは、通常は刻み目状の軸受容空間を設ける軸受容部分を有し、また、一つまたは複数のフレーム管に固定的に結合した一つまたは複数の結合部分を有する。この固定的な結合は、ネジ、溶接、接着、その他の手段によって達成できるが、結合部分をフレームと一体に製造することも可能である。
最新技術によれば、ドロップアウトは、一方の軸受容部分と他方の結合部分(一つまたは複数)との間で硬質な結合が得られるよう、硬性体として実現される。本発明によるドロップアウトは、弾性変形可能な推移部分が一方の軸受容部分と他方の結合部分との間に配置されている点においてこの最新技術と区別される。この推移部分により、軸受容部分が結合部分(一つまたは複数)に関連して、上手く定義された方向へ小さく変位することができる。図3A〜図3Bの実施形態では、この変位が自転車の水平方向、長手方向へ生じ、一方、ドロップアウトは他の方向に変形するために硬性になっている。
図3Bは、ドロップアウト50の実施可能な実施形態の略側面図である。軸受容部分は符号51で示され、また、円形の穴として示された軸受容空間52を有する。軸受容空間52は、簡略化のために図示していないが、本質的に知られた刻み目として実現することができる。
さらにドロップアウト50は、一つまたは複数本のフレーム管に取り付けられる結合部分53を有し、図3Bでは水平フレーム管の一端を概略的に示している。
下方縁54からドロップアウト50の高さの約半分にまで、実質的に鉛直方向の溝55が配置されている。溝55の隣り、そして軸受容空間52の上には、凹部56が配置されている。原則としてこの凹部56の正確な形状は重要ではないが、長さのほぼ等しい2つの実質的に鉛直な側縁57、58を有することが好ましい。溝55と凹部56は、例えばレーザ切断によって作成できる。
凹部55、56の設計のために、軸受容部分51は、固定結合部分53に、2本の実質的に鉛直な搬送脚61、62によって接続される。第1搬送脚61は、溝55と凹部56の第1側縁57との間に画定されている。第2搬送脚62は、凹部56の第2側縁58と、やはり実質的に鉛直に向いていることが好ましいドロップアウト50の後部縁59との間に画定されている。必須ではないが、脚61、62は長さが等しく、幅も等しいことが好ましい。2本の鉛直な搬送脚61、62は、軸受容部分51を固定結合部分53に強力に取り付ける。鉛直方向の負荷がかかると、これらの脚の長さは変化しないか、殆ど変化しない。軸受容部分51に水平負荷がかかると、搬送脚61、62が多少屈曲して、軸受容部分51が固定結合部分53に対して小さい水平変位ができるようになる。ドロップアウト50と搬送脚61、62の寸法に依存する特定の作業範囲内では、この水平変位は軸受容部分51にかかる水平力成分と比例する。この水平力成分は、前述の説明を参照すると成分FRまたはFLということになる。
上記の変位は、本質的に知られた変位センサで正確かつ容易に測定することができる。静電センサ、または光電池に基づいて機能するセンサの使用、またはレーザ干渉計の手段、その他の使用が考えられる。実用において適切であると実証されたセンサはひずみ計であるため、本発明によれば、ひずみ計に基づいて機能する測定電池を使用することが好ましい。
図4は、このような測定電池70の略図を示す。測定電池70は、厚さ約0.2〜0.3mmの例えばアルミニウムや鋼鉄のような板材料を「I」字型に押し抜きした薄板状のキャリア71を備える。このキャリア71によって、測定電池70の硬性がドロップアウト50のものよりもかなり弱くなる。キャリア71は中心本体72(「I」字の中心フランジ)と、2つの接続端部73、74とを有する。中心本体72は、搬送脚61、62の長さに関連した長さを有し、また、幅は約10mmであってよい。
測定電池70は、中心本体72が実質的に鉛直に向き、凹部56に橋渡しされる形でドロップアウト50に取り付けられており、この場合、一方の接続端部73はドロップアウト50の固定結合部分53に固定され、他方の接続端部74はドロップアウト50の軸受容部分51に固定される。この取り付けを図3Aに図示し、図3Bに点線で示している。第2接続端部74はチェーン力がかけられると、第1接続端部73に関連して、中心本体72の長手方向に対して垂直方向へ変位し、その後、剪断のための力が加えられる。当業者には明らかであるように、一つまたは複数のひずみ計75が、この中心本体72上に、剪断に反応するように配置される(図4に概略的にのみ示す)。
測定電池72のドロップアウト50への接続はネジなどによって行えるため、これ以上の説明は不要である。測定電池に属する電子機器(制御装置40)を凹部56内に有利に収容すれば、小型で頑丈な全体構造が得られる。
剪断測定のための接続ではなく、屈曲測定あるいは延伸測定のためにも測定電池70を接続することが可能であり、この場合には、例えば中心本体72を水平に搭載して、溝55に橋渡しすることで接続を行う。
上述の実施形態では、ドロップアウトはフレームと一体化した部分であるか、またはこれに固定的に取り付けられており、ドロップアウト自体は変形可能な範囲を有し、この範囲に、ひずみ計のような変形センサが取り付けられる。しかし、変形可能な範囲と別のドロップアウトとを備えた測定ブロックを別個に提供することも可能である。この場合には、測定ブロックはフレームに取り付けられ、ドロップアウトは測定ブロックに取り付けられている。これについては以降で説明する。
本実施形態の優れた利点は、その万能な適用性である。
図5Aは、このような測定ブロック100の特に単純な実施形態の略斜視図である。測定ブロック100は、概して、中心穴101を設けた矩形のブロック型をしている。このために、測定ブロック100は、比較的硬質な頂部接続部分102および底部接続部分103と、2つの実質的に鉛直に向いた接続ブリッジ104、105とを有する。この接続ブリッジは、頂部接続部分102と底部接続部分103を接続する。測定ブロック100の目的は、頂部接続部分102を自転車のフレームに固定し、ドロップアウト(図示せず)を底部接続部分103に固定することである。
接続ブリッジ104、105は若干曲がるため、図5Aに矢印P2で示すように、底部接続部分103が頂部接続部分102に関連して水平に変位することができる。この変位を測定するために、測定ブロック100に先述した測定電池70を設けることができる。この場合、測定電池70の頂部接続部分73を測定ブロック100の頂部接続部分102に取り付け、測定電池70の底部接続部分74を測定ブロック100の底部接続部分103に取り付け、測定電池70の中心本体72が測定ブロック100の中心穴101に橋渡しするように設ける。
さらに、図5Aに示すように、例えばひずみ計106を接続ブリッジ104の側面107に取り付けることで、片方または両方の接続ブリッジ104、105の曲げを測定することも可能である。別個の測定電池70を使用する利点は、予期しない欠陥が生じた場合に、比較的容易に交換できることである。
上述のドロップアウト50と測定ブロック100のそれぞれを寸法する際に、約2500Nの最大チェーン力にて約0.2mmの変形(変位)が予想され得る。0〜0.2mmの範囲内の変位は、ひずみ計の手段によって非常に上手く測定できる。しかし、実際には、過負荷が生じる可能性があり、その場合には変形が非常に大きくなるため、ひずみ計が可塑変形するか、さらに悪状態を招くことになる。これを防止するために、ストロークリミッタとして機能する停止部を設けることで、過剰に大きなチェーン力(または外部の力)がかけられた場合でも、ドロップアウト50と測定ブロック100のそれぞれの変形が、例えば約0.2mmの所定値を超えないようにすることが好ましい。
図3A、図3Bのドロップアウトの実施形態では、溝55の縁が停止部として機能する。ペダル力を発する際に、軸受容部分51が水平方向前方(図3Bの左方向。矢印P1で示す)へ移動し、この場合に溝55が圧迫される。図3Cは、溝55の自由端部を拡大して示している。同図では、溝55の側縁に参照符号65、66を付している。これらの側縁65、66が相互に接触すると(図3Cの右半分)、軸受容部分51が結合部分53に関連してそれ以上変位できなくなるため、測定電池70のさらなる変形が防止される。
光学または磁気変位センサを使用する場合には、このような過負荷を保護するストロークリミッタを省略し得ることに留意されたい。
信頼性の高いストロークリミッタでは、溝55の幅、少なくともその自由端部を相当に高い精密度数で作成できる必要がある。しかしそれ以外では、ドロップアウト50は、例えばレーザ切断により、公差約0.15mmで、比較的安価に製造できる。その後、この公差を溝55の製造にも使用できることが望ましい。図3Dは、これを可能にするための詳細を示している。
図3Dによれば、溝55の自由底端部にて、好ましくは固定結合部分53の上に、調整可能な停止部63が設けられている。図に示すように、溝55には、その全長にわたって比較的広い、例えば約0.5mmの幅が設けられている。自由底端部のみにて、即ち、底部縁54へ推移する部分にて、側縁65には、側縁65から反対側の縁66へ突出した突起63が設けられている。この突起63と反対側の縁66との間の距離は、溝55の溝幅よりも短い。突起63と反対側の縁66との間の空間を間隙64として示す。
レーザ切断処理の直後には、この間隙64の幅は所望の間隙幅よりもまだ広く、結合部分53に対する軸受容部分51の自由変位を定義する。
本発明によれば、比較的単純な機械仕上げが実施される。この場合には、突起63がハンマーなどによって、例えば図3Dの平面に対して垂直な方向に殴打される。その結果、突起63の材料が側方へ、さらに側縁66と反対の方向へ変位することで、間隙64の幅が狭くなる。これにより、この間隙64の幅を所望の間隙幅に正確に調整することが可能となる。この利点は、上記のハンマー殴打などを実施する前にこの間隙64内に測定した充填板を挿入すれば、一打で得ることができる。挿入された、好ましくは硬化鋼鉄から作られる充填板は、流れる突起63の材料のための停止部を形成する。
突起63の変形を促進するために、やはりレーザ切断処理によって図示のような穴67を突起63に設けてもよい。
図5Bは、やはりストロークリミッタとして機能する調整可能な停止部が設けられた、測定ブロック100の変形例の略側面図である。本実施形態では、頂部接続部分102と底部接続部分103が短い距離をもって相互に遭遇する。この内容では、鉛直縁114、115を設けた凹部112が頂部接続部分102の底側部に配置され、底部接続部分103の頂側部には、鉛直縁116、117を備えた突起リップ113が設けられている。リップ113は、凹部112内に殆ど遊びなく嵌合する。緩和状態(チェーン力がない状態)では、リップ113は凹部の縁に触れない。底部接続部分103が水平に(例えば右方向へ)変位する場合には、この底部接続部分103は、リップ113の右側縁117が凹部112の右側縁115と接触するまで、自由に変位することができる。反対方向への自由な水平変位は、リップ113の左側縁116と凹部112の左側縁114との間の間隙118の幅によって制限される。
さらにこの場合には、移動の自由度を、間隙118、119の水平幅を設定することにより、実際にはリップ113上、および/または凹部112の両側における頂部接続部分102の材料部分上をハンマー殴打することにより設定できる。
前述した実施形態では、フレームと軸との間の反力(図1のFR、FLを参照)を常に測定する。チェーン力FKと反力FL、FRの組み合わせによっても、軸21内に(鉛直軸に関連した)モーメントが生じ、この曲げモーメントがそれぞれのドロップアウト11L、11Rに転嫁される。また、この曲げモーメントはチェーン力FKの良好な判断基準であるため、有利に測定を行うことができる。図6は、内部に発生した曲げモーメントを測定できるように適合されたドロップアウト200の略斜視図である。
ドロップアウト200は、自転車のフレームに接続されるフレーム接続部分210を備える。ここでは、フレーム接続部分210は、2個の搭載穴211、212を設けた硬性の鉛直片の形状をしている。
さらにドロップアウト200は、軸に接続するための挿入刻み目211と、変速機に接続するための穴222とを設けた軸受容部分220を備える。
ドロップアウト200は、フレーム接続部分210と軸受容部分220との間に、軸受容部分220をフレーム接続部分210に接続するための、弾性変形可能な推移部分230を有する。
ドロップアウト200の全体は、厚さ数ミリメートルの、例えばアルミニウムや鋼鉄のような板状の金属片で製造されているため有利である。推移部分230は、フレーム接続部分210および軸受容部分220よりも薄く、したがってこれらよりも曲げに対する硬性が低い部分である。本実施形態では、凹部231は、フレーム接続部分210と軸受容部分220との間に配置されている。フレーム接続部分210は、第1接続アーム232と第2接続アーム233によって軸受容部分220に接続している。両接続アームは、フレーム接続部分210および軸受容部分220よりも薄く、また、相互の上に鉛直方向に配置されて、推移部分230を形成している。このため、ドロップアウト200に曲げモーメントがかけられると、曲げは主に推移部分230に生じる。選択された構成のために、推移部分230は鉛直軸234の周囲の曲げに対して特に敏感である。
ドロップアウト200はまた、凹部231に橋渡された水平材料ブリッジ241を設けており、この水平材料ブリッジ241の一端はフレーム接続部分210に接続し、他端は軸受容部分220に接続している。材料ブリッジ241は、接続アーム232、233よりも厚いことが好ましく、また、フレーム接続部分210と軸受容部分220と同じ厚さであることがより好ましい。曲げセンサ242は材料ブリッジ241の表面上に配置されており、さらに、材料ブリッジ241の反対側の表面上にも配置されていることが好ましいが、簡略化のためにこれは図示にはない。当業者には明白であるように、曲げセンサ242はひずみ計、または複数のひずみ計のシステムとして有利に実現される。ドロップアウト200が屈曲すると、材料ブリッジ241が屈曲し、この屈曲が曲げセンサ242によって測定される。
先の説明では、図3Aを参照して、ドロップアウトが後部軸のフレーム(前方)方向への水平変位に関連した変形を実質的に経験する設計変形例について述べ、一方、図6を参照して、ドロップアウトが鉛直軸の周囲での屈曲に関連した変形を経験する設計変形例について述べた。いずれの場合でも、ドロップアウトの本体部分に生じた変形(剪断、屈曲)が、ひずみ計を使用して測定された。ひずみ計は一般的に知られたセンサであり、信頼性の高い測定結果を提供し、小規模な変形に対しても非常に敏感であるため、ここで説明した目的に確実に使用して優れた成果を得ることができる。しかし、ひずみ計には、測定する部分に精密に接着しなければならず、ひずみ計から供給された信号を特別な増幅器で増幅しなければならないという欠点がある。本発明は、これらの欠点のない代替品を提供する。この目的のために、本発明は、変形により、ドロップアウトの相互に接近した2つの点が直線的に変位するようにドロップアウトを設計し、この直線的な変位を変位センサによって測定することを提案する。
変位センサとして、例えば静電センサや光センサを使用することができる。しかし、好ましい実施形態ではホールセンサを使用する。このタイプのセンサは容易に入手でき、対象の(0〜0.2mm)変位範囲に対する感度に優れており、出力信号をさらなる処理に直接使用することができる。あるいは、別のタイプの磁場センサを使用することも可能である。
図7Aは、図3Aのドロップアウト50と設計が類似している、本発明によるドロップアウト300の側面図を示す。ドロップアウト300は、搭載穴311、312、313を具備したフレーム接続部分310を有する。さらに、軸に接続するための挿入刻み目321と、変速機に接続するための穴322とを設けた軸受容部分320を備える。ドロップアウト300は、フレーム接続部分310と軸受容部分320との間に弾性変形可能な推移部分330を有する。
ドロップアウト300の全体は、厚さ数ミリメートル、一般には約4〜7mmの、例えばアルミニウムや鋼鉄のような板状の金属片で有利に製造されている。ドロップアウト300はまた、下方縁301から軸受容部分320の測定部分323にまで上方へほぼ垂直に延びた第1溝型カット部351と、測定部分323から変形可能な推移部分330にまで、第1溝型カット部351と実質的に一列に並んで上方へ延びた第2溝型カット部352とを有する。
ドロップアウト300はさらに、第1カット部351、第2カット部352と実質的に平行に延び、測定部分323に橋渡しする第3溝型カット部353を有する。この第3溝型カット部352は第1溝型カット部351と共に第1横断アーム361を画定し、第2溝型カット部352と共に第2横断アーム362を画定する。第1横断アーム361はフレーム接続部分310によって測定部分323と結合し、第2横断アーム362はフレーム接続部分310によって測定部分323と結合する。これらの2本の横断アーム361、362は実質的に一列に配列されている。搭載された状態では、これらの2本の横断アーム361、362はチェーン力に対して実質的に垂直に向く。
チェーン力の影響下において、推移部分330は弾性変形し、測定部分323はフレーム接続部分310の方向へ変位する。この場合、2本の横断アーム361、362は若干屈曲するが、これにより、測定部分323が実質的に直線的な変位とは別の変位を経験することを防止する。
次に、フレーム接続部分310に固定的に接続したホールセンサによって、この直線的な変位を正確に測定することができる。この場合、磁石要素は、測定部分323に固定的に接続される。本内容では、この配列は、磁石要素がホールセンサのセンサ表面へと移動することで、磁石要素とホールセンサとの間の相互距離が、チェーン力により生じた測定部分323の変位によって影響を受けるものであってよい。しかし、チェーン力が大きい場合には、磁石要素がホールセンサに触れる可能性があるため、これを防止するために、他の状況においては、磁石要素とホールセンサとの間の相互距離をかなり大きく設けることが必要となり、これがホールセンサの感度に不利に影響してしまうという欠点が伴う。さらに、このような配置では、変位とセンサ出力信号の間の関係が非直線的であることも不利である。そのため、この配置は、磁石要素がホールセンサのセンサ表面上にわたって、このセンサ表面に対して実質的に平行に移動できることが好ましい。図7Bは、この配置を示す、図7A中の線B−Bに従った略断面図である。
この測定部分323上に、ドロップアウト300全体の厚さよりも薄く、第3カット部353に部分的に橋渡しするリップ324が形成される。フレーム接続部分310にはキャリア374が接続しており、このキャリアも第3カット部353に部分的に橋渡され、その端部にホールセンサ370を担持する。ホールセンサ370は、リップ324に向いた測定面371を有する(この場合、この測定面の、センサの感度方向と一致する垂直面が、リップ324に向くことを意味する)。リップ324の、ホールセンサ370に向いた側における、ホールセンサ370の測定面371から少し離れた場所には、磁石要素372が取り付けられている。ホールセンサ370の配線がキャリア374に、またはその内部に搭載されているが、簡略化の目的でこれは図面には示されていない。
あるいは、ホールセンサを可動リップに取り付け、磁石要素を固定フレーム接続部分に取り付けることが可能である。
チェーン力を発する際に、測定部分323がフレーム接続部分310に向かって移動する。この場合、磁石要素372を設けたリップ324は、矢印373で示すように、ホールセンサ370の測定面371に向かって、この測定面と平行に変位する。当業者に明白となるように、この結果、変位の大きさを表す測定信号が生成される。
図7Cは、ホールセンサ370と磁石要素372を設けたドロップアウト300の展開斜視図を示す。
ホールセンサは、ドロップアウトにおいて、図3Aを参照して説明したものと類似の方法で、または、図5Bを参照して説明した測定ブロック100と類似の方法で実現できることが明白なはずである。
図8A、図8Bは、図6のドロップアウト200と類似して設計された、本発明によるドロップアウト400の展開斜視図と側面図をそれぞれ示す。このドロップアウト400は、搭載穴411、412、413を具備したフレーム接続部分410を有する。さらに、軸を接続するための挿入刻み目421と、変速機を接続するための穴422とを有する軸受容部分420を備える。ドロップアウト400はフレーム接続部分410と軸受容部分420との間に、軸受容部分420をフレーム接続部分410に接続するための弾性変形可能な推移部分430を有する。
ドロップアウト400全体は、厚さ数ミリメートルの、例えばアルミニウムや鋼鉄のような板状の金属片で有利に製造されている。推移部分430は、フレーム接続部分410および軸受容部分420よりも薄く、したがってこれらよりも曲げに対する硬性が低い部分である。図示の実施形態では、凹部431はフレーム接続部分410と軸受容部分420との間に配置されている。頂部縁402から凹部431にまで、厚さが低減された第1凹状部分432が延びている。また、下方縁401から凹部431にまで、厚さが低減された第2凹状部分433が延びている。2つの凹部432、433は相互に対して鉛直方向に配置され、共に推移部分430を形成している。このため、ドロップアウト400に曲げモーメントが発せられると、曲げは主に推移部分430内に生じる。選択された構成により、推移部分430は主に鉛直軸434の周囲の曲げに対して敏感である。
さらにドロップアウト400はリップ424を有し、このリップ424は凹部431に部分的に橋渡され、一端が軸受容部分420に固定されている。鉛直軸434は、リップ424のこの端部の付近に配置されている。図示された本実施形態では、凹部431は水平脚を設けたU字型の溝として形成されているため、リップ424は、軸受容部分420を設けた完全体を形成する。この完全体の底部はフレーム接続部分410に向いており、脚の端部は軸受容部分420に向いている。
チェーン力の影響下で、推移部分430は水平方向へ、即ち鉛直屈曲軸434の周囲で弾性的に屈曲する。この場合、軸受容部分420の本体平面は実質的に平坦に維持され、また、フレーム接続部分410の本体平面も実質的に平坦に維持されるが、これら2つの本体平面が共に180°と等しくない角度を作り出す。より具体的には、この角度は180°−αと書くことができ、この場合、αは、チェーン力と十分な近似において比例する。リップ424は軸受容部分420に固定的に接続しているため、リップ424の軸受容部分420に対する方位は保持される。その結果、リップ424の自由端部425が、曲げ軸434に対して垂直な面において、フレーム接続部分410に関連した変位を経験する。十分な近似において、小さい曲げ角度αについて、この変位を、図8Bの図面の平面に対して垂直で、曲げ角度α、さらにチェーン力と比例する距離にわたる直線変位と書くことができる。
この直線的な変位は、フレーム接続部分410に固定接続されたホールセンサによって正確に測定できる。この場合、磁石要素が軸受容部分420に固定接続されている。ここでも、磁石要素がホールセンサのセンサ表面にわたって、このセンサ表面と実質的に平行に移動することが好ましい。図8Bは、ホールセンサ470を端部に担持したキャリア474がフレーム接続部分410に取り付けられた状態を示す。ホールセンサ470は、リップ424の自由端部425に向いた測定面471(図8Aを参照)を有する。磁石要素472はリップ424の自由端部425に、ホールセンサ370の測定面471から少し離れた場所に取り付けられている。ホールセンサ470の配線はキャリア474に、またはその内部に搭載されているが、簡略化の目的で図には示していない。
あるいは、ホールセンサを可動リップに取り付け、磁石要素を固定フレーム接続部分に取り付けてもよい。
チェーン力を発する際に、磁石要素472を設けたリップ424の自由端部425がホールセンサ370の測定面471にかけて、矢印473で示すようにこの測定面と平行に移動する。当業者に明白であるように、これにより、変位の大きさを表す測定信号が生成される。
本発明はさらに、選択された自転車のギアを表す信号を提供する装置を提供する。実際、この装置は制御ケーブルの位置を測定する。また、この提案された測定装置は、制御ケーブルの位置の測定が望ましい他の用途にも使用できる。
自転車のギアを制御する際、制御ケーブルが対極する2つの位置の間で約2cmの距離で移動する。本発明は、ホールセンサでケーブルの位置を測定することを提案する。ホールセンサを使用するのは、比較的安価で入手でき、また、ホールセンサの出力信号を以降の処理に直接使用できるという事実のためである。あるいは、他のタイプの磁場センサを使用することもできる。
既知のとおり、ホールセンサは、センサに対する磁石要素の変位の測定基準となる測定信号を提供する。ホールセンサは、磁石の通過の検出と、短い距離の変位の測定には抜群に適しているが、2cmの変位範囲をカバーする信頼性の高い測定信号を生成することは難しい。本発明はこの問題の解決を目的とする。
本発明の第1態様によれば、この測定装置は、ホールセンサが固定的に搭載されたハウジングと、このハウジングに関連して変位することができる磁石要素と、磁石要素を制御ケーブルと結合するための手段とを備える。目的は、磁石要素にギアの制御ケーブルを結合し、ハウジングを例えばフレームに取り付けることで保持することである。制御ケーブルを、フレームに補助的に固定されたケーブルシース(Bowdenケーブル)内で案内する場合には、このケーブルシースを中断し、測定装置のハウジングをケーブルシース端部の、ケーブルシースが中断された位置に固定することができる。制御ケーブルを変位させてギアの調整を行うと、今度は磁石要素がホールセンサに関連して変位する。
本発明の第2態様によれば、この測定装置は、磁石要素とホールセンサとの間に、磁石要素の磁場をホールセンサへ案内するための磁石結合部材を備える。当業者には明白であるように、これらの結合部材は、例えば、磁場への伝導に優れた一つまたは複数の材料片を備えてもよく、この材料は、特に金属またはセラミック材料、あるいは十分に高い透磁性を有する適切な材料であってもよい。
本発明の第3態様によれば、一方の磁石結合部材と他方の磁石要素との間、あるいは一方の磁石結合部材と他方のホールセンサとの間、もしくは両方の間の結合は、ケーブルの位置によって異なる。
図9は、本発明が提案する測定原理を概略的に示す。測定装置900は、2つの金属片910、920を備える。各金属片910、920は曲げられて、脚911、921と、足912、922とから作られるL字型となる。金属片を、足912、922が相互に平行になるよう隣り合わせて配置する。これらの足912、922の間にホールセンサ901を配置する。ホールセンサ901の感度方向を、足912、922の表面に対して垂直に、即ち図9の左から右へ向ける。金属片910、920とホールセンサ901を、符号941で概略的に示す自転車フレームに固定的に搭載する。
測定装置900はさらに、北極Nと南極Zを設けた磁石要素930を備える。磁石要素930の磁軸(図では直立)は、金属片910、920の脚911、921の長手方向(図では水平)に対して実質的に垂直に向いている。磁石要素930にはケーブル(符号940で概略的に示す)が結合している。ケーブルは、フレーム941に対するその位置を測定して結合させる必要がある。ケーブル940は、金属片910、920の脚911、921の長手方向と平行に向けられる。このケーブル940をフレーム941に関連して調整すると、磁石要素930がこのケーブル940によって移動し、矢印931で示すように、金属片910、920の脚911、921の長手方向に沿って変位する。
図9には、北極Nは第1脚911の方向に向き、南極Zは第2脚921の方向に向いた状態が示されている。磁石930の磁場の磁界線は、脚911、921と、足912、922とを通る経路を追随し、第1金属片910から第2金属片920への推移時にホールセンサ901内に集中することが好ましい。漂遊電界(金属片910、920の外側を走行し、特にホールセンサ901を通過しない磁界線)は小さい。
ホールセンサ901で測定された場の強度、換言すれば金属片910、920内の「磁界線の数」は、これら金属片910、920と磁石要素930との間の磁気結合に依存する。本発明は、この結合が磁石要素930の位置に依存して行われ得るという洞察に基づく。
以下に、いくつかの実施形態変形例を、XYZ−座標システムによって説明する。この場合、X軸(ケーブル940の長手方向と一致する)は図9の平面において水平であり、Z軸は図9の平面において垂直であり、Y軸は図9の平面に対して垂直である。
図10Aは、装置900の第1実施形態のYZ断面を、磁石要素930の3つの異なるX位置にて概略的に示す。この第1実施形態では、脚911、921はX軸に従った長手方向を有し、また、X位置の関数と共に減少する幅(Y次元)を有する。足912、922(左側部分)の付近では、脚911、921の幅は相当に広く、足912、922までのX距離が増加するに従って脚911、921の幅が減少する。磁石要素930が足912、922の付近(図9の左側の位置)に配置されている場合には、幅広い脚911、921との優れた磁気結合が得られ、また、磁石要素930が足912、922から離れて(図9の右側の位置)配置されている場合には、狭い脚911、921との磁気結合は小規模になり、ホールセンサ901が生成する信号も小さくなる。
図10Bは、装置900の第2実施形態のYZ断面を、磁石要素930の3つの異なるX位置にて概略的に示す。この第2実施形態では、脚911、921はX軸を中心としてらせん形であり、一方、その幅(接線寸法)は一定である。足912、922に接近した位置(左側部分)では、脚911、921は磁石要素930の磁軸と整列する。足912、924までのX距離が増加すると、脚911、921に接続している磁界線と磁石要素930の磁軸とが増加する角度を形成することで磁気結合が小さくなり、その結果、センサ信号も小さくなる。この角度が90°である場合には(右側部分)、磁気結合はほぼゼロであり、したがってセンサ信号もほぼゼロである。本実施形態では、脚が磁石要素930のX変位範囲にかけて半ピッチを有することで、装置900のほぼ中心において図10Bの右側に示す状況が得られ、一方、ホールセンサ901から離れた位置にある装置900の端部において、第1脚911が南極Zと整列し、第2脚921が北極Nと整列する。この場合、ケーブルに隣接した範囲にかけて磁石要素930が変位すると、センサ信号が+最大から−最大へ変化する。
図10Cは、装置900の第3実施形態のYZ断面を、磁石要素930の3つの異なるX位置にて概略的に示す。この第3実施形態では、脚911、921はやはりX軸と平行な直線形状であり、一方その幅(Y次元)は一定である。この装置はらせん形の案内部を設けている。この案内部は磁石要素930に、そのX位置の関数としてX軸の周囲で回転させる。足912、922の付近にて(左側部分)、磁石要素930の磁軸が脚911、921と整列する。足912、922までのX距離が増加するにつれ、磁石要素930の磁軸と、脚911、921に接続している(垂直)磁界線とが増加する角度を形成し、これにより磁気結合が小さくなり、センサ信号も小さくなる。この角度は90°である場合(右側部分)、磁気結合はほぼゼロであり、したがってセンサ信号もほぼゼロである。本実施形態では、上記のらせん形案内部が、磁石要素930のX変位範囲にかけて半ピッチを有し、これにより、装置900のほぼ中央において図10Cの右側の状況が得られ、一方、ホールセンサ901から離れた位置にある装置900の端部において、北極Nが第2脚921と整列し、南極Zが第1脚911と整列する。この場合、磁石要素930がケーブルの調整範囲にかけて変位すると、センサ信号が+最大から−最大へ変化する。
図11は、長手断面図である図10Cによる装置900の斜視図を概略的に示す。円筒形ハウジングを参照符号902で示す。ハウジング902は、ケーブルが通過する穴904を具備したヘッド端部壁903を有する。さらに第1脚912もケーブルが通過する穴913を有する。ハウジング902には合成案内ブッシュ905が、磁石要素930用のらせん状溝906と共に内蔵されている。この例では、らせん状溝906の長さは半ピッチである。この例では、磁石要素930はケーブル940が通過する穴を有する。この穴の内部にはゴム製リング932が内設されているため、配設したケーブル940が磁石要素930内に留められ、磁石要素930をX方向に移動させることができる。
図10Dは、装置900の第4実施形態のXZ断面を概略的に示す。この第4実施形態でも脚911、921は直線形状であるが、ここではX軸と共に或る角度を形成し、その幅(Y次元)は一定である。足912、922に接近した場所において(図の左側)、脚911、921の間の相互距離は比較的短く、足912、922までのX距離が増加するに従い、脚911、921の間の相互距離も延び、これにより磁気結合が小さくなり、センサ信号も小さくなる。
上述の機能原理を組み合わせた実施形態も可能であることが明白である。
別の実施形態では、磁石要素とセンサはハウジングに固定され、結合部材はケーブルに取り付けられている。またこの場合、磁石要素および/またはセンサに対する結合部材の相対位置はケーブルの位置に依存し、(適切な結合部材の構成内では)磁石要素と、センサ、さらにセンサ出力信号との間の磁気結合はケーブルの位置に依存する。
当業者には、本発明は、先に説明した例示的な実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲で定義されたとおりの保護される本発明の範囲内において、いくつかの変形および修正が可能であることが明白となるだろう。例えば、本発明は自動ギア装置を装備した自転車に使用できる。
さらに、磁石要素930をX方向に向けて測定装置900のハウジング902に固定し、この磁石要素930にケーブルを結合し、このケーブルがX方向に変位すると、この磁石要素930をX軸の周囲で回転させることが可能である。
またさらに、磁石要素930と結合部材との間の結合がX位置の関数として連続的に変化するのではなく、しかし、所定のケーブルの複数の作業位置に関連して、例えば相互に異なるギア位置に関連して段階的に変化するようにすることもできる。
ここまで本発明を、後輪の軸の両端をドロップアウトに取り付けた自転車に関連して説明した。しかし、片側のみに車輪を取り付ける、即ち後部軸の一端のみにフレームを結合し、他端を自由なままにすることも可能である。この場合、チェーン力への反力を感知するドロップアウトは1個のみであり、先述した測定原理によってこの反力、少なくとも水平成分を測定する。この場合、鉛直方向の重量力が測定結果に影響することはないため、チェーン力が直接供給される。
自転車の一部の上面図を、一部断面にて概略的に示す。 電力サポート型自転車の電気付勢回路のブロック線図を示す。 電力サポート型自転車の電気付勢回路のブロック線図を示す。 本発明によるドロップアウトの一実施形態の略斜視図を示す。 図3Aのドロップアウトの略側面図を示す。 図3Aのドロップアウトの詳細を示す。 図3Aのドロップアウトの詳細を示す。 変形測定電池の略正面図を示す。 本発明による測定ブロックの一実施形態の略斜視図を示す。 図5Aの測定ブロックの変形例の略側面図を示す。 本発明によるドロップアウトの別の実施形態の略斜視図を示す。 本発明によるドロップアウトの一実施形態の側面図を示す。 図7Aの線B−Bに従った略断面図である。 図7Aのドロップアウトの展開斜視図を示す。 本発明によるドロップアウトの一実施形態の展開斜視図を示す。 図8Aのドロップアウトの側面図を示す。 本発明による測定原理を概略的に示す。 図9の測定装置の第1実施形態のYZ断面を、磁石要素の3つの異なるX位置にて概略的に示す。 図9の測定装置の第2実施形態のYZ断面を、磁石要素の3つの異なるX位置にて概略的に示す。 図9の測定装置の第3実施形態のYZ断面を、磁石要素の3つの異なるX位置にて概略的に示す。 図9の測定装置の第4実施形態のXZ断面を概略的に示す。 図10Cによる測定装置の斜視図を概略的に示す。
符号の説明
1 自転車
10 フレーム
10L、10R フレーム管
11L、11R ドロップアウト
20 後輪
21 後部軸
24 車輪ハブ
25 チェーン車輪
26 チェーン
31、32 力センサ

Claims (30)

  1. チェーン力センサが一体形成されたドロップアウト(50、200、300、400)であって、
    自転車フレーム(10)に接続するフレーム接続部分(53、210、310、410)と、
    車輪軸(21)に接続する軸受容部分(51、220、320、420)と、
    前記フレーム接続部分(53、210、310、410)と前記軸受容部分(51、220、320、420)との間の弾性変形可能な推移部分(61、62、230、330、430)と、
    前記フレーム接続部分(53、210、310)と前記軸受容部分(51、220、320)との間の相互変位と、前記推移部分(61、62、230、330、430)の変形とを示す測定信号を提供するための少なくとも1個のセンサ(70、370、470)とを備えている
    ことを特徴とするドロップアウト。
  2. 前記弾性変形可能な推移部分(61、62)が、前記軸受容部分(51)を前記フレーム接続部分(53)に結合させるための、少なくとも2本の鉛直な脚(61、62))を備え、前記脚(61、62)が、曲げを介し、前記軸受容部分(51)を前記フレーム接続部分(53)に関連して、前記軸の前記長手方向に対し直な変位方向へ平に変位させることを特徴とする請求項1に記載のドロップアウト。
  3. 前記ドロップアウト(50)の変形を検出する少なくとも1個の変形センサ(70)をさらに設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のドロップアウト。
  4. 前記変形センサ(70)が、鉛直に向いた中心本体(72)を備え、前記中心本体の第1端部(73)が前記ドロップアウト(50)の前記フレーム接続部分(53)に接続しており、反対側の端部(74)が前記軸受容部分(51)に接続しており、
    前記中心本体(72)の少なくとも1つの表面上に曲げセンサ(75)が配置されており、前記曲げセンサは少なくとも1個のひずみ計を備えることが好ましい
    ことを特徴とする請求項3に記載のドロップアウト。
  5. 前記軸受容部分(320)が、少なくとも1本の曲げアーム(361、362)の手段によって前記フレーム接続部分(310)に結合した測定部分(323)を設けており、前記アーム(361、362)が、曲げを介して、前記軸受容部分(320)を前記フレーム接続部分(310)に関連して、前記軸の長手方向に対し直な変位方向へ平に変位(373)させることが可能になり、
    前記ドロップアウトが、前記水平変位(373)を測定する検出手段(370、372)を設けている
    ことを特徴とする請求項1に記載のドロップアウト。
  6. 前記検出手段(370、372)が、磁石要素(372)と磁石センサ(370)、好ましくはホールセンサとを備え、
    前記磁石要素(372)が前記軸受容部分(320)に取り付けられ、前記磁石センサ(370)が前記フレーム接続部分(310)に取り付けられるか、あるいは、前記磁石要素(372)が前記フレーム接続部分(310)に取り付けられ、前記磁石センサ(370)が前記軸受容部分(320)に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項5に記載のドロップアウト。
  7. 前記磁石センサ(370)がセンサ表面(371)を有し、前記磁石センサ(370)は、前記センサ表面(371)が前記変位方向に平行となるよう搭載されていることを特徴とする請求項6に記載のドロップアウト。
  8. 前記軸受容部分のストロークリミッタとしての停止部(63)をさらに設けていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のドロップアウト。
  9. 前記弾性変位可能な推移部分(230、430)が、一方が他方の上に鉛直方向に配置された少なくとも2本の接続アーム(232、233、432、433)を備え、前記アームが前記軸受容部分(220、420)を前記フレーム接続部分(210、410)に結合し、前記アーム(232、233、432、433)が、鉛直な軸(234、434)の周囲での曲げを介して、前記フレーム接続部分(210、410)に関連した前記軸受容部分(220、420)の水平な曲げを可能にすることを特徴とする請求項1に記載のドロップアウト。
  10. 前記ドロップアウトの曲げを検出する少なくとも1個の変形センサをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のドロップアウト。
  11. 前記変形センサが実質的に水平に向いた材料ブリッジ(241)を備え、前記材料ブリッジの一端が前記フレーム接続部分(210)に接続し、他端は前記軸受容部分(220)に接続しており、
    前記材料ブリッジ(241)の少なくとも1つの表面上に曲げセンサ(242)が配置されており、前記曲げセンサが少なくとも1つのひずみ計を備えることが好ましい
    ことを特徴とする請求項10に記載のドロップアウト。
  12. 前記ドロップアウトが、水平に向いた測定リップ(424)をさらに備え、前記推移部分(430)が前記鉛直な軸(434)の周囲で屈曲する際に、前記測定リップ(424)の由端部が前記フレーム接続部分(410)に対して水平に変位方向に変位するよう、前記測定リップの自由端部が前記軸受容部分(420)に対して固定されることを特徴とする請求項9に記載のドロップアウト。
  13. 前記センサ(470)が、前記測定リップ(424)の自由端部と前記フレーム接続部分(410)との前記相互変位を表す測定信号を提供するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載のドロップアウト。
  14. 磁石要素(472)と磁石センサ(470)、好ましくはホールセンサをさらに備え、前記磁石要素(472)が前記測定リップ(424)の前記自由端部に取り付けられ、前記測定センサ(470)が前記フレーム接続部分(410)に取り付けられており、あるいは、前記磁石要素(472)が前記フレーム接続部分(410)に取り付けられ、前記磁石センサ(470)が前記測定リップ(424)の自由端部に取り付けられていることを特徴とする請求項13に記載のドロップアウト。
  15. 前記磁石センサ(470)がセンサ表面(471)を有し、前記磁石センサ(470)は、前記表面(471)が前記変位方向に平になるよう搭載されることを特徴とする請求項14に記載のドロップアウト。
  16. フレーム(10)内の少なくとも1つの接続点(22、23)に固定された軸(21)の周囲で回転可能な本体(20)上に係合した駆動チェーン(26)内のチェーン力(FK)を測定する方法であって、
    前記方法は、
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第1接続点(22)で前記フレームに結合したドロップアウトにおいて前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の反力(FL)を測定するステップと、
    前記測定した反力(FL)から前記チェーン力(FK)を計算するステップとを備える
    ことを特徴とする方法。
  17. 前記反力が、前記ドロップアウトの変形を測定することで測定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記反力が、前記ドロップアウトの2つの部分の相互変位を測定することで測定されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記相互変位は、前記チェーン力と実質的に平行な方向において測定されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記相互変位が、前記チェーン力に対して実質的に垂直な方向において測定されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 前記軸(21)が、前記フレーム(10)内の少なくとも2つの接続点(22、23)において固定されており、
    前記方法はさらに、
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第2接続点(23)で前記フレームに結合したドロップアウトにおいて前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の力(FR)を測定するステップと、
    前記2つの測定された反力(FL、FR)を足し合わせるステップとを備える
    ことを特徴とする請求項16〜2のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記軸(21)が前記フレーム(10)内の少なくとも2つの接続点(22、23)に固定されており、前記本体(20)には、駆動チェーン(26)が係合できる少なくとも2個のチェーン車輪(25)が設けられており、
    前記方法はさらに、
    前記チェーン車輪のうちの何れが前記駆動チェーンと係合するかを決定するステップと、
    係合している前記チェーン車輪の位置に基づいて、前記2つの接続点(22、23)における前記反力(FL、FR)間の比率を決定するステップと、
    前記決定された比率に基づき決定された2つの前記反力(FL、FR)を足し合わせるステップとを備える
    ことを特徴とする請求項16〜2のいずれか一項に記載の方法。
  23. 車両(1)の駆動チェーン(26)内のェーン力(FK)に基づいて補助モータ(M)を制御する方法であって、前記チェーン力(FK)が、請求項16〜2のいずれか一項による方法で測定されることを特徴とする方法。
  24. 車両(1)の駆動チェーン(26)内のェーン力(FK)に基づいて自動シフトギア機構を調整する方法であって、前記チェーン力(FK)が、請求項16〜2のいずれか一項による前記方法で測定されることを特徴とする方法。
  25. 電力サポート型自転車(1)であって、
    ェーン(26)によって駆動される車輪(20)であって、フレーム(10)内の少なくとも1つの接続点(22、23)に固定された軸(21)上に回転可能に搭載された車輪(20)と
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第1接続点(22)で前記フレームに結合したドロップアウトに配置された第1センサ(31)であって、前記第1接続点(22)における前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の力(FL)を表す第1センサ測定信号(S1)を提供する第1センサ(31)と
    補助モータ(M)
    ダル力によって駆動された記チェーン(26)により得られるェーン力(FK)に基づいて前記補助モータ(M)を制御する制御装置(40)
    を備え、
    前記制御装置(40)が、前記第1センサ測定信号(S1)に基づいてモータ制御信号(SC)を生成するように構成されている
    ことを特徴とする電力サポート型自転車。
  26. 電力サポート型自転車(1)であって、
    ェーン(26)により駆動される車輪(20)であって、フレーム(10)内の少なくとも2個の接続点(22、23)に固定された軸(21)上に回転可能に搭載された車輪(20)と
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第1接続点(22)で前記フレームに結合したドロップアウトに配置された第1センサ(31)であって、前記第1接続点(22)における前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の力(FL)を表す第1センサ測定信号(S1)を提供する第1センサ(31)と
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第2接続点(23)で前記フレームに結合したドロップアウトに配置された第2センサ(32)であって、前記第2接続点(23)における前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の反力(FR)を表す第2センサ測定信号(S2)を提供する第2センサ(32)と
    補助モータ(M)
    ペダル力によって駆動された前記ェーン(26)により得られるェーン力(FK)に基づいて、前記補助モータ(M)を制御する制御装置(40)
    を備え、
    前記制御装置(40)が、前記第1センサ測定信号及び前記第2センサ測定信号(S1、S2)に基づいてータ制御信号(SC)を生成するように構成されている
    ことを特徴とする電力サポート型自転車。
  27. 前記制御装置(40)が、前記第1センサ測定信号(S1)を受信するために前記第1センサ(31)に結合した第1センサ入力部(41)と、前記第2センサ測定信号(S2)を受信するために前記第2センサ(32)と結合した第2センサ入力部(42)とを有し、
    前記制御装置(40)が、前記第1センサ測定信号及び前記第2センサ測定信号(S1、S2)の和に基づいて前記モータ制御信号(SC)を生成するように構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の電力サポート型自転車。
  28. 合計のセンサ信号(SA)を得るために前記第1センサ測定信号及び前記第2センサ測定信号(S1、S2)を足し合わせる手段を設けており、
    前記制御装置(40)が、前記合計のセンサ信号(SA)を受信するために結合した信号入力部(44)を有し、
    前記制御装置(40)が、前記モータ制御信号(SC)を、入力された前記合計のセンサ信号(SA)に基づいて生成するように構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の電力サポート型自転車。
  29. 電力サポート型自転車(1)であって、
    チェーン(26)により駆動される車輪(20)であって、フレーム(10)内の少なくとも1個の接続点(22、23)に固定された軸(21)上に回転可能に搭載された、前記ェーン(26)が係合できる少なくとも2個のチェーン車輪(25)を有する車輪(20)と
    前記フレーム(10)と前記軸(21)とを接続する第1接続点(22)で前記フレームに結合したドロップアウトに配置された第1センサ(31)であって、前記第1接続点(22)における前記軸(21)と前記フレーム(10)との間の反力(FL)を表す第1センサ測定信号(S1)を提供する第1センサ(31)と
    前記車輪のうちの何れが前記ェーンと係合しているかを表す第2センサ測定信号を提供する第2センサ(900)
    補助モータ(M)
    ペダル力によって駆動された前記ェーン(26)により得られたェーン力(FK)に基づいて、前記補助モータ(M)を制御する制御装置(40)
    を備え、
    前記制御装置が、前記第1センサ測定信号及び前記第2センサ測定信号に基づいてモータ制御信号(SC)を生成するように構成されている
    ことを特徴とする電力サポート型自転車。
  30. 補助モータ(M)および/または自動ギア装置と、請求項1〜15のいずれか一項に記載の少なくとも1個のドロップアウトと、を設けていることを特徴とする電力サポート型自転車(1)。
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