JP4892391B2 - 外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法 - Google Patents

外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、外部機器と通信可能に接続され、当該外部機器を制御する外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法に関するものであって、特に、外部機器の情報を取得し、外部機器の状態の表示や外部機器の操作を実行する外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法に関する。
従来から、プリンタなどの外部機器と通信可能に接続され、この外部機器が保持する情報を表示したり、外部機器を操作したりするための外部機器制御装置が存在する。代表的な外部機器制御装置としては、パーソナルコンピュータが挙げられる。
また最近では、デジタルテレビ(以下、DTVと称する)と通信可能に接続され、DTVが受信したデジタル放送に含まれる印刷コンテンツをプリントするテレビ対応プリンタが製品化されている。日本におけるDTVとテレビ対応プリンタの端末仕様や通信仕様、またDTVとテレビ対応プリンタ間で送受信される情報仕様は、デジタルテレビ情報化研究会が策定している。これらの仕様はネットTV端末仕様書及びネットTVガイドラインといったドキュメントとしてデジタルテレビ情報化研究会から発行されており、DTVメーカやプリンタメーカがこれらのドキュメントの内容に沿った製品の研究開発を行っている。
ネットTV端末仕様書2.0版によると、プリンタはネットTV端末、例えばDTVに対して、ネットTV端末用インデックスページを提供することが必須とされている。ネットTV端末用インデックスページはHTML(Hyper Text Markup Language)で作成されている。そして、インデックスページで指定されるHTMLページ、もしくはそのリンク先から、プリンタのステータス表示、印刷条件設定、メンテナンス機能実行などの手段が提供されることになる。つまり、インデックスページ及びそのリンク先はプリンタの各種操作や状態をユーザに提示するためのメニュー画面を構成している。このように、プリンタはネットTV端末用メニュー画面をマークアップ言語で記述されたファイルデータとして保持している。
ネットTV端末であるDTVには、HTMLを解釈して表示するためのブラウザが実装されている。そして、DTVはプリンタが保持するインデックスページを取得し、DTVの画面にブラウザを介してインデックスページを表示する。ユーザはリモコンなどを用いて、インデックスページまたはそのリンク先のページへと遷移する操作や、各ページで実行可能な操作入力を行うことができる。
ネットTV仕様に対応するDTVとプリンタが接続された場合、DTVはプリンタからPresentationURIを用いてインデックスページのアドレス情報であるURLを取得する。つまり、プリンタはDTVに対してインデックスページのURLの通知を行う。
DTVは取得したインデックスページのURLを管理可能な記憶領域に保存する。DTVが備える操作メニュー画面には外部機器を操作するためのメニュー項目が設けられており、ユーザがこのメニュー項目の中からプリンタを選択した場合に、DTVは記憶したインデックスページのURLを読み出し、プリンタに対してインデックスページの取得コマンドを発行する。DTVはプリンタからHTMLで記述されたインデックスページを取得すると、ブラウザを起動してインデックスページを解釈し、表示する。
上述した内容におけるメニュー表示形態を図13に示す。DTV側が有する操作メニュー画面1301内のメニュー項目である「外部機器操作」をユーザが選択すると、DTVに接続されている外部機器の一覧リスト画面1302が表示される。ここで、ユーザがネットTV仕様に対応するプリンタ1303を選択すると、DTVが予め保持してあったインデックスページのURLを用いて、インデックスページに対応するHTMLファイルの取得をプリンタに要求する。その後、取得したHTMLファイルを元にインデックスページ1304が描画され、DTVのブラウザで表示される。上述したように、インデックスページ1304はプリンタのメニュー画面を構成するものである。
図13に示した状態では、インデックスページとしてプリンタの状態やカートリッジの状態を示す印刷状態ページがブラウザに表示されている。ユーザがリモコンなどを操作して、「メンテナンス」1305のリンクを選択すると、ブラウザはインデックスページのHTMLファイルに記述されたリンク先ページのURLを用いて、このリンク先ページのHTMLファイルを取得するようにプリンタにコマンドを発行する。
つまり、DTVはプリンタが有するマークアップ言語で記述されたメニューをDTV側に保持しない。また、DTVはプリンタのインデックスページ1304のURLのみを保持しているだけであり、インデックスページに関連するリンク先ページへ直接アクセスすることはできない。
なお、特許文献1には複数の外部機器のメニュー情報を集約するリモコン装置が開示されている。このリモコン装置は、各外部機器のメニュー情報や制御情報を取得し、取得したメニュー情報や制御情報を階層的に保持することを特徴としている。また、新たなメニュー情報や制御情報を取得した場合には、ルールに従って既に保持しているメニュー情報や制御情報を再構築することが開示されている。
特開平7−177586号公報
上述したように、現在のネットTV仕様では、DTV側はプリンタのインデックスページのURLのみを保持している。そのため、ユーザがインデックスページにリンクされた他の操作メニューを表示したい場合であっても、外部機器メニューを選択した上で、プリンタが保持するメニュー画面を取得しなければならない。その後、ユーザは目的の他の操作メニューまではインデックスページのメニューから逐一辿ることになる。
また、DTVにもDTVのメンテナンスや各種設定のメニュー画面やメニュー項目が保持されているため、ユーザがDTV固有のメンテナンスや各種設定のメニュー画面内にプリンタのメンテナンスや各種設定のメニュー項目が存在するものと誤認することが十分考えられる。しかし、現在のネットTV仕様では、DTVのメンテナンスメニューとプリンタのメニューは統合されることが無い。従って、ユーザは常に操作したい機器を意識し、その機器のメニューを選択する作業から操作しなければならない。
例えば、ユーザがDTVとプリンタを購入し、DTVの設定とプリンタの設定を行う場合、それぞれ似たようなメニュー項目があっても、プリンタに対しては常に外部機器メニュー画面から目的とするメニュー項目へアプローチしなければならなくなる。このように、現在のネットTV仕様におけるユーザの操作性は良いとは言い難い。
こうした課題の一つの解決策が特許文献1に開示されてはいるが、特許文献1に開示の技術では、前提として外部機器の操作メニューがリモコン装置で統合可能なように構築されているのが必要である。例えば、それぞれの外部機器がメニュー用に定められたマークアップ言語でメニューを記述するというルールに則って設計されている必要がある。つまり、統合可能なように構築されていない外部機器は特許文献1に開示されたメニューの統合は一切できないことになる。
また、特許文献1に開示されたリモコン装置では、テレビやビデオなど、機器単位のメニュー構造を有している。従って、機器に共通するようなメニュー項目、例えばメンテナンスメニューなどが存在していても、リモコン装置ではそれぞれの機器単位にメニューが構築される。つまり、ユーザは常に操作したい機器を意識して作業を行うことになり、上述したネットTV仕様の課題を解決するには至っていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、特殊なルールを設けることなく外部機器のメニュー項目を自身が有するメニュー項目と統合し、ユーザが機器の違いを意識することなく外部機器の操作が可能な外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における外部機器制御装置は、外部機器と通信可能な外部機器制御装置であって、外部機器制御装置を操作するための第1のメニュー画面群に関するメニュー情報を所定の複数のカテゴリに分類して保持する保持手段と、前記外部機器を操作するための第2のメニュー画面群を構成する、マークアップ言語で記述されたファイルデータを前記外部機器から取得するファイル取得手段と、前記第2のメニュー画面群を構成するそれぞれのファイルデータに対応するアドレス情報を前記それぞれのファイルデータから取得するアドレス取得手段と、前記メニュー情報を分類する前記カテゴリと、前記アドレス取得手段で取得したアドレス情報とを関連づける決定手段と、前記決定手段で関連づけられたカテゴリに従って、前記アドレス情報に対応するメニュー項目を前記メニュー情報に追加する制御を実行する制御手段と、を有する。
また、上記目的を達成するために、本発明における外部機器制御装置の制御方法は、外部機器と通信可能な外部機器制御装置の制御方法であって、外部機器制御装置を操作するための第1のメニュー画面群に関するメニュー情報を所定の複数のカテゴリに分類して保持部に保持する保持ステップと、前記外部機器を操作するための第2のメニュー画面群を構成する、マークアップ言語で記述されたファイルデータを前記外部機器から取得するファイル取得ステップと、前記第2のメニュー画面群を構成するそれぞれのファイルデータに対応するアドレス情報を前記それぞれのファイルデータから取得するアドレス取得ステップと、前記メニュー情報を分類する前記カテゴリと、前記アドレス取得ステップで取得したアドレス情報とを関連づける決定ステップと、前記決定ステップで関連づけられたカテゴリに従って、前記アドレス情報に対応するメニュー項目を前記メニュー情報に追加する制御を実行する制御ステップと、を有する。
以上説明したように、本発明の外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法によれば、特殊なルールを設けることなく外部機器のメニュー項目を自身が有するメニュー項目と統合し、ユーザが機器の違いを意識することなく外部機器の操作が可能となる。
(実施形態1)
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について、例示的に詳しく説明する。但し、本実施形態に記載されている構成部品の機能、形状、その相対的配置などは、特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した構成や部品についての機能、形状などは、特に改めて記載しない限り、当初の説明と同様のものであるとする。
図1は外部機器制御装置としてのDTV100と、外部機器としてのプリンタ150からなるシステム構成図である。本実施形態では外部機器としてネットワーク接続が可能なプリンタ150を想定しているが、本発明における外部機器はプリンタである必要は無い。
また、DTV100及びプリンタ150はネットTV仕様に準拠するものとして説明を行うが、本発明はネットTV仕様に対応する装置に制限されるものではない。
まず、図1のDTV100について説明を行う。DTV100にはDTV100全体の制御を司る制御部101が設けられている。制御部101は放送信号受信部102、リモコンコード受信部104、メニュー管理部112のみに接続されているように図1には示したが、制御部101は基本的に全ての機能ブロックの制御を実行するものである。
放送信号受信部102は外部のアンテナから放送信号を受信する。放送信号受信部102で受信した放送信号は放送信号復号部103へ送信され、放送信号復号部103で映像信号に復号される。復号された映像信号は映像合成部114へ送信される。映像合成部114は送信された映像信号を表示部に出力する。なお、映像合成部114は後述するメニュー画面と映像信号とを合成して表示することが可能である。また、メニュー画面のみを表示部に出力することも可能である。また、本実施形態では映像信号に関する構成のみを開示しているが、実際のDTVには映像信号だけでなく音声信号やデータ放送信号を処理するための様々な構成を有している。
リモコンコード受信部104は、ユーザが操作するリモコンから送出された赤外線などの信号を受信し、リモコンコードに変換した後に制御部101にリモコンコードを出力する。
外部機器通信部105はDTV100に接続された外部機器と通信を行う。なお、外部機器通信部105はネットワーク処理部106を通信インタフェースとし、外部機器とデータの送受信を行うことになる。ネットワーク処理部106は外部機器に設けられたネットワーク処理部とLAN140を介して通信を行う。従って、外部機器通信部105とネットワーク処理部106が本実施例ではファイル取得手段に相当することになる。
一時記憶部107は外部機器から受信した情報を一時的に記憶するメモリである。本実施形態では外部機器であるプリンタ150から取得した、プリンタ150のメニュー情報に相当するHTMLファイルを記憶することになる。
HTMLパーサ部108は、一時記憶部107に記憶されたHTMLファイルを取得し、HTMLファイルの内容の解析を行う。HTMLパーサ部108で解析された結果は、外部機器メニューアドレス情報取得部109、外部機器メニューカテゴリ決定部110、描画部113へ出力される。
アドレス取得手段に相当する外部機器メニューアドレス情報取得部109は、HTMLパーサ部108で解析されたHTML内に含まれるアドレス情報を取得する。このアドレス情報はメニュー情報の一部である。外部機器メニューアドレス情報取得部109の詳細な動作については後述する。
外部機器メニューカテゴリ決定部110は、HTMLパーサ部108及び外部機器メニューアドレス情報取得部109から取得した情報に基づいて、外部機器が保持しているメニュー画面に対応するアドレス情報のメニューカテゴリを決定する処理を実行する。外部機器メニューカテゴリ決定部110の詳細な処理内容は後述する。
メニュー再構成部111は外部機器メニューカテゴリ決定部110から出力されたアドレス情報やカテゴリ情報を取得し、メニュー管理部112に格納され管理されているDTV100のメニューの再構成処理を行う。メニュー管理部112は初期状態ではDTV100固有のメニュー情報の格納及び管理を行っているが、メニュー再構成部111によってメニューの再構成処理が実行された後は、再構成処理されたメニュー情報の格納と管理を行う。なお、DTV100におけるメニュー情報は階層構造を有している。上述した図13に示したように、階層構造の例としては、映像設定、音声設定、システム設定、外部機器操作、設置設定などのメニューカテゴリ項目に対して、それぞれのメニューカテゴリ項目に付随する詳細なメニュー項目が用意されている。これらは全てメニュー画面でユーザに提示される。
描画部113はメニュー管理部112にて管理されているメニュー情報を制御部101の指示に従って取得し、表示部に表示するための描画処理を実行する。また、HTMLパーサ部108から取得したHTMLの解析結果に基づいて、プリンタ150のメニュー画面であるHTMLファイルの描画処理を実行するHTMLブラウザとしての機能も備えている。
続いて、外部機器としてのプリンタ150の構成を説明する。プリンタ150にはプリンタ全体の制御を司る制御部151が設けられている。また、DTV100から送信されるデータの印刷などを実行するプリンタエンジン部154が設けられている。制御部151はプリンタエンジン部154からプリンタのステータス情報やインクカートリッジの残量などの情報を取得し、その情報を後述するメニュー保持部152が保持するメニュー情報に反映することが可能である。
メニュー保持部152はプリンタ150のメニューを保持する保持部である。本実施形態ではプリンタ150のメニューはHTML形式となっている。つまり、プリンタ150の各メニュー画面は、ネットTV仕様におけるインデックスページとインデックスページにリンクされた各種メニューページである。これらのページはアドレス情報が付与されたHTMLファイル形式でメニュー保持部152に保持されている。なお、アドレス情報はHTMLファイル名とこのファイルの保存先を示すファイルパスから構成された情報である。
ネットワーク処理部153はDTV100または不図示の機器と通信を行うインタフェース部である。本実施形態では、DTV100からの指示に応じてメニュー保持部152に保持されたHTMLファイルをDTV100にLAN140を介して送信することが可能である。
通常、DTV100のメニュー画面操作をユーザが行う場合には、リモコンから入力されたメニュー画面の表示指示を制御部101が取得する。制御部101はメニュー管理部112に対して上位階層のメニュー画面、例えば図13における画面1301の表示を指示する。メニュー管理部112は制御部101の指示に基づいて、指示されたメニュー画面に関するメニュー情報を描画部113へ出力する。その後、描画部113がメニュー管理部112から取得したメニュー情報に基づいて画面を描画して表示部に出力することになる。
また、ユーザがリモコンを操作してメニュー画面におけるカーソルの移動や特定のメニューの選択を実行すると、その都度制御部101がメニュー管理部112に対してユーザの操作に見合ったメニュー画面の表示を指示する。
次に、DTV100のメニュー管理部112に保持された初期メニュー構造と、プリンタ150のメニュー保持部152に保持されたメニュー構造について図を用いて説明する。
図2は、DTV100のメニュー画面群を管理するメニュー管理部112に保持されるメニュー情報を示したメニュー構成リストである。DTV100のメニュー管理部112はこのメニュー構成リストを用いて、ユーザから指定されたメニュー画面の表示や画面遷移を実行する。
メニュー構成リストにはメニュー情報として、メニューID、メニューカテゴリ、メニュー名、遷移先の4つの項目が設けられている。メニューIDはメニュー画面に相当するものであり、DTV100が有する全てのメニュー画面にユニークなIDが付与される。メニューカテゴリは各メニューを所定のグループ単位に分類するためのカテゴリ情報である。メニュー名は各メニュー画面の名前であり、メニュー画面にも表示される。遷移先はそのメニュー画面から他のメニュー画面に遷移するためのリンクに相当するものである。
続いて、図3はプリンタ150のメニュー保持部152に保持されたメニュー情報であるHTML形式のメニュー画面群の構造を概念的に示したものである。上述したように、プリンタ150のメニュー画面はHTMLで記述されている。メニュー画面はステータスページを最上位のメニュー画面、即ちインデックスページとし、ステータスページに印刷設定ページ及びメンテナンスページへのリンク、つまりこれらのページのアドレス情報が記述されている。また、印刷設定ページ及びメンテナンスページにはそれぞれステータスページへのリンク(アドレス情報)が記述されている。さらに、印刷設定ページにはメンテナンスページへのリンク(アドレス情報)が記述されており、メンテナンスページには印刷設定ページへのリンク(アドレス情報)が記述されている。これらのページはそれぞれがHTMLファイルとして構成されており、ユーザがリンクを操作することで指定されたHTMLファイルを読み出し、ブラウザがメニュー画面として表示することになる。
続いて、DTV100が接続されているネットワーク(LAN140)にネットTV仕様に準拠した新たな外部機器が接続された場合に、DTV100で実行される制御について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS401では、制御部101はネットワークに外部機器が接続されたか否かを検出する。外部機器の接続を検出する方法は、例えばUPnP(Universal Plug and Play)に規定されたディスカバリ機能などを用いることが可能である。なお、以後の説明では外部機器はプリンタ150であるものとして説明を行う。
ステップS401においてプリンタ150がネットワークに接続された場合には、制御部101はステップS402へ処理を移行する。ステップS402では、制御部101はプリンタ150の初期メニュー画面に相当するインデックスページを示すURL(Uniform Resource Locator)を取得する。なお、上述したように、ネットTV仕様ではプリンタが接続されるとPresentationURIと称される情報がDTV100に通知される。プリンタからのPresentationURIはHTTPプロトコルとしてネットワーク処理部106が処理し、外部機器通信部105がPresentationURIに含まれたインデックスページのURL情報を取得することができる。
続いて、ステップS403では、制御部101の指示に従って、外部機器通信部105は取得したインデックスページのURLを元にプリンタ150に対してインデックスページのHTMLファイルの取得を要求する。この要求に従ってプリンタ150の制御部151はメニュー保持部152からインデックスページのURLに対応するHTMLファイルをネットワーク処理部154を介してDTV100に送出する。上述した図3に示したように、プリンタ150がインデックスページとして設定しているHTMLファイルはステータス(プリンタの状態)を表示するHTMLファイルであるので、ステータスページに相当するHTMLファイルが送出される。
DTV100のネットワーク処理部106はプリンタ150から送信されたインデックスページに相当するHTMLファイルを受信し、制御部101は受信したHTMLファイルを一時記憶部107に記憶させる。
続いて、ステップS404では、制御部101の指示に従って、HTMLパーサ部108は一時記憶部107に記憶されているHTMLファイルを解析し、HTMLファイルに含まれるタグとテキストを分離する処理などを実行する。
ステップS405では、HTMLパーサ部108が解析することで得られたHTML文書データを外部機器メニューアドレス情報取得部109が取得する。外部機器メニューアドレス情報取得部109は解析されたHTML文書データからLI要素を検索し、LI要素に含まれるアドレス情報を示す文字列を取得する。
図5は外部機器メニューアドレス情報取得部109が行うアドレス情報の取得処理の仕組みを示す図である。外部機器メニューアドレス情報取得部109はインデックスページのHTML文書データの中から、LI要素を検索する。LI要素が見つかると、その要素内にリンク情報が含まれているか否かを判定する。HTMLの仕様ではリンクはアンカータグ(<A> 〜 </A>)で表現されているので、アンカータグの存在を判定することになる。図5の例では、LI要素の中に外部のページへのリンクを示す<A href>要素が存在しており、破線で囲んだURLがリンク先のHTMLファイルのアドレス情報に相当することになる。つまりアドレス情報とは、HTMLファイルを識別するために、HTMLファイルに関連づけられたユニークな情報である。
なお、本実施形態ではLI要素を検索し、LI要素内に含まれるアドレス情報を抽出しているが、LI要素の検索は必ずしも必須ではない。
さて、HTMLファイルを解析して得られたHTML文書データ中にリンクが存在する場合、外部機器メニューアドレス情報取得部109はこのアドレス情報を抽出し、外部機器メニューカテゴリ決定部にその情報を送信する。
続いて、ステップS406では、外部機器メニューカテゴリ決定部110はHTMLパーサ部が解析したHTML文書と外部機器メニューアドレス情報取得部109から送信されたアドレス情報を元に、アドレス情報リストを生成する。
図6に示したのは外部機器メニューカテゴリ決定部110が保持するアドレス情報リストである。アドレス情報リストは外部機器であるプリンタ150から取得したメニュー情報を保持するための情報リストである。外部機器メニューカテゴリ決定部110は外部機器メニューアドレス情報取得部109から送信されたアドレス情報をアドレス情報リストに追加する制御を実行する。なお、アドレス情報リストに新たなアドレス情報を追加する場合には、それぞれのアドレス情報に固有のリンクIDを付与するものとする。
図6に示すように、アドレス情報リストはリンクIDとアドレス情報とが関連づけられて保持されているテーブル形式のデータである。さらに、アドレス情報リストには、メニューカテゴリ項目とサブメニュー名項目の2つの項目がリンクIDとアドレス情報とに対応して存在している。
外部機器メニューカテゴリ決定部110は、プリンタ150のメニュー情報をDTV100が保持するメニュー情報と統合するために、プリンタ150のメニュー画面であるHTMLファイルのカテゴリを決定する処理を実行する。
外部機器メニューカテゴリ決定部110はHTMLファイルのメニューカテゴリを決定するための比較情報を予め保持している。図7は比較情報であるキーワードリストを概念的に示した図である。キーワードリストにおけるメニューカテゴリ項目は、DTV100が保持するメニュー情報のメニュー項目に相当するカテゴリであることが好適である。なお、DTV100が保持するメニュー項目以外のカテゴリを予め備えておいても良い。メニューカテゴリ項目のそれぞれのカテゴリにキーワードが対応付けられている。このキーワードを用いて後述するHTMLファイルのカテゴリの決定処理を行う。
まず、外部機器メニューカテゴリ決定部110では、外部機器メニューアドレス情報取得部109から取得したアドレス情報と、HTMLパーサ部108から取得したHTML文書データとを比較する。この比較処理によって、外部機器メニューカテゴリ決定部110はアドレス情報に関連する属性情報である、alt属性をHTML文書データ中から取得する。本実施例ではHTMLファイルに含まれるアドレス情報及びalt属性をプリンタ150のメニュー情報としている。
図8は、アドレス情報が関連づけられているGIFイメージのalt属性が「印刷設定」と記述されている状態を示すものである。基本的に、HTMLではIMGタグで指定されたイメージが表示されないようなケースにおいても、そのイメージがどのようなものであるかを示すために、alt属性に代替文字列を指定し、その文字列を表示するように記述されている。本実施形態では、alt属性で記述されている文字列がアドレス情報で指定されたHTMLファイルの内容に関連するものであるとしている。そして、外部機器メニューカテゴリ決定部110では、このalt属性の記述内容とキーワードリストのキーワードとを比較する。これにより、このアドレス情報に対応するHTMLファイルのカテゴリを決定する。
図8の例では、alt属性が「印刷設定」であるので、図7に示したキーワードリストの「機能設定」カテゴリのキーワード「*印刷*」と一致すると外部機器メニューカテゴリ決定部110が判定する。従って、外部機器メニューアドレス情報取得部109が取得したアドレス情報に対応するHTMLファイルのメニューカテゴリは「機能設定」とする。また、外部機器メニューカテゴリ決定部110はalt属性をサブメニュー名とする。そして、外部機器メニューカテゴリ決定部110が決定したメニューカテゴリ及びサブメニュー名はアドレス情報リストにおいて、当該アドレス情報と関連づけて保持される。なお、取得したalt属性とキーワードが一致しない場合には、メニューカテゴリを「その他」とする。
インデックスページであるHTMLファイルデータ内に複数のアドレス情報が存在する場合には、各アドレス情報に対して、上述したステップS405及びステップS406の処理を繰り返し実行する。また、インデックスページに含まれるアドレス情報で指定されたHTMLファイルをプリンタ150から取得し、インデックスページ以外のHTMLファイルに含まれるアドレス情報についても、上述したステップS403以降の処理を実行するのが好適である。
続いて、ステップS407へ移行し、制御部101の指示に従って、メニュー再構成部111がDTVメニュー項目の再構成処理を実行する。なお、以下の説明においては、DTV100のメニュー管理部112に管理されているメニュー項目の構成は図2に示したメニュー構成リストで示されているものとする。
メニュー再構成部111が実行する再構成処理については、図9のフローチャートを用いて説明する。また、メニュー再構成部111が再構成処理を実行した後のメニュー構成リストを図10に示す。
まず、ステップS901では、メニュー再構成部111は外部機器メニューカテゴリ決定部110からアドレス情報リストを取得する。
続いて、ステップS902では、メニュー再構成部111はメニュー管理部112からDTV100の最新のメニュー構成リストを取得する。ここでは図2に示したメニュー構成リストを取得するものとする。なお、本実施形態ではメニュー再構成部111がメニュー管理部112からメニュー構成リストを取得して、以後の処理を行うこととするが、メニュー構成リストの取得は必ずしも必要ではない。例えば、メニュー再構成部111がメニュー管理部112にアクセスし、メニュー管理部112が保持しているメニュー構成リストを変更することも可能である。また、メニュー再構成部111がメニュー管理部112に変更の指示を発行し、実際の再構成作業はメニュー管理部112が実行する形態を採用してもよい。
続いて、ステップS903では、メニュー再構成部111はメニュー構成リストに対して、取得したアドレス情報リストに記載されたメニューカテゴリの情報を追加する処理を実行する。まず、メニュー構成リストに対して新規のメニューIDを追加する。そして、追加したメニューIDに対して、アドレス情報リストの「メニューカテゴリ」項目に保持されているメニューカテゴリ名を設定する。さらに、メニュー構成リストの「メニュー名」項目には、アドレス情報リストの「メニューカテゴリ」項目に保持されている情報を設定する。メニュー名は実際にメニュー画面に表示されるものであるので、本実施形態ではメニューの内容をよりわかりやすくするため、メニューカテゴリの名称に「プリンタ」というテキストも追加している。
図6に示したアドレス情報リストには5つのリンク情報が存在しているが、メニューカテゴリ項目には「機能設定」「設置設定」「状態表示」「その他」の4種類のメニューカテゴリが保持されている。そこで、メニュー再構成部111はメニュー構成リストのメニューカテゴリ項目にこの4種類のメニューカテゴリを追加する。もちろん、それぞれのメニューカテゴリにはメニューIDを付与する。
なお、本実施形態では、1つのメニューカテゴリを追加した後にステップS904へ移行する。そして、さらに追加すべきメニューカテゴリがあればステップS903の処理に戻り、別のメニューカテゴリの追加処理を実行するフローとしている。
さて、ステップS904では、既にメニュー構成リストに存在していた他のメニューIDに対して、ステップS903で追加したメニューカテゴリへの遷移先情報を設定する。例えば、図10におけるメニューID「mid_02」はメニューカテゴリ「状態表示」を一覧で表示するためのメニュー画面に相当する。従って、メニュー再構成部111は「mid_02」の遷移先の項目に、同じ「状態表示」である「mid_101」を追加する。
このように、メニュー再構成部111は、ステップS903でメニュー構成リストに追加したメニューカテゴリと関連するメニューID(既に存在するメニューID)の関連づけを行う。さらに、図10では、メニューID「mid_70」に対して、メニューカテゴリが「その他」である「mid_104」を遷移先として設定した状態を示している。また、メニューID「mid_01」に対して、メニューカテゴリが機能設定である「mid_102」を遷移先として設定した状態を示している。
ステップS905では、メニュー再構成部111は全てのメニューカテゴリをメニュー構成リストに追加し、追加したメニューIDを既に存在しているメニューIDの遷移先として設定が行われたか否かを判定する。アドレス情報リストに含まれる全てのメニューカテゴリに対してステップS903及びステップS904の処理が終了したとメニュー再構成部111が判定した場合には、ステップS906へ移行する。
ステップS906では、メニュー再構成部111はアドレス情報リストに保持されているリンクIDに対応する項目をメニュー構成リストに追加する処理を実行する。この処理は、プリンタ150が保持する各メニュー画面、即ち、各HTMLファイルを取得するために実行される。図10では「mid_105」から「mid_109」までの5つのメニューIDがステップS906で追加された情報である。なお、メニュー構成リストのメニューカテゴリ項目には、それぞれのリンクIDに対応するメニューカテゴリ名を設定する。また、メニュー構成リストのメニュー名項目には、それぞれのリンクIDに対応するサブメニュー名を設定する。また、遷移先の項目にはアドレス情報リストのリンクIDを設定する。
続いてステップS907では、メニュー再構成部111はステップS903で追加したメニューIDに関連づけられた遷移先の項目に、ステップS906で追加したアドレス情報に対応するメニューIDを設定する。図10に示すように、状態表示を示すHTMLファイルのアドレス情報のメニューIDが「mid_105」であるので、ステップS903で追加した状態表示のメニューカテゴリ(メニューIDが「mid_101」)の遷移先の項目に対して「mid_105」が設定されている。
ステップS907の処理が終了した後、ステップS908へ移行する。メニュー再構成部111は、全てのアドレス情報リストに保持されているリンクIDに対応する項目をメニュー構成リストに追加し、遷移先情報の設定が行われたか否かを判定する。アドレス情報リストに含まれる全てのリンクIDに対してステップS906及びステップS907の処理が終了したとメニュー再構成部111が判定した場合には、本フローを終了する。全てのリンクIDの処理が終了していない場合にはステップS906に戻り、処理を継続する。
以上の処理で図10に示すような、再構成されたメニュー構成リストが実現される。メニュー再構成部111は再構成されたメニュー構成リストをメニュー管理部112に保持させる。また、メニュー管理部112は、外部機器メニューカテゴリ決定部110が保持しているアドレス情報リストも取得した上で保持することとする。
続いて、メニュー再構成部111によって再構成されたDTV100のメニュー構成リストを用いて、実際にメニュー画面を表示する際の動作を説明する。
図11及び図12は、ここまで記載した処理で再構成されたメニュー構成リストに基づいて表示されるメニュー画面の状態を示す概念図である。図11はDTV100が保持するメニュー画面であり、メニュー管理部112が管理しているメニュー構成リストに基づいて生成された画面である。また、図12はプリンタ150が保持するメニュー画面である。
ユーザがリモコンなどを介して、DTV100のメニュー画面の表示を指示する。制御部101はメニュー管理部112に対して、最上位階層のメニュー画面を表示するよう指示を発行する。最上位階層のメニュー画面とは図11におけるメニュー画面1100に相当する。
メニュー管理部112はメニュー構成リストに保持されているメニュー情報のうち、メニュー画面1100に関する情報を描画部113に出力する。描画部113はメニュー管理部112から出力されたメニュー情報に従ってメニュー画面を描画し、映像合成部114に出力する。
ユーザが表示部に表示されたメニュー画面1100の各メニューカテゴリ項目のうち、システム設定メニュー項目を選択した場合には、制御部101がメニュー管理部112に対して、システム設定メニュー画面1101を表示するよう指示を発行する。その後のメニュー管理部112及び描画部113の処理はメニュー画面1100に対する処理と同様である。
さらにユーザがシステム設定メニュー画面1101の各メニューカテゴリ項目のうち、システム状態メニュー項目を選択した場合には、制御部101がメニュー管理部112に対して、システム状態メニュー画面1102を表示するように指示を発行する。
図10に示したメニュー構成リストでは、「mid_02」のシステム状態メニューに「mid_101」のプリンタ状態表示が遷移先として設定されている。そのため、システム設定メニュー画面1101のシステム状態メニュー項目をユーザが選択すると、プリンタ状態表示のメニュー項目を有するシステム状態画面1102が描画されて表示される。システム状態画面1102には「mid_101」のプリンタ状態表示のメニュー項目が表示されている。
ユーザがこのプリンタ状態表示メニューを選択すると、「mid_101」の遷移先として指定されている「mid_105」に対応する印刷状態メニューが特定されることになる。「mid_105」の遷移先はプリンタ150が有する、印刷状態を示すHTMLファイルのURLに対応づけられたリンクIDである。
そこで、メニュー管理部112はリンクIDを元にリンク先HTMLファイルのURLをアドレス情報リストから取得する。URLの取得後、メニュー管理部112は、URLに相当するHTMLファイルの取得を外部機器通信部105とネットワーク処理部106を介してプリンタ150へ要求する。
メニュー管理部112がURLを元に取得を要求したメニュー画面は図12(a)のメニュー画面である。プリンタ150は要求されたメニュー画面に相当するHTMLファイルをLAN140を介してネットワーク処理部106へ送信する。
ネットワーク処理部106はプリンタ150から送信されたHTMLファイルを取得すると、一時記憶部107にHTMLファイルを記憶させる。その後、HTMLパーサ部108が一時記憶されたHTMLファイルを解析する。
HTMLパーサ部108が解析することでHTML文書データが生成され、生成されたHTML文書データを描画部113が描画することで、図12(a)に示したHTMLページが表示部に表示されることになる。
上述した印刷状態メニュー画面の表示と同様に、メニュー管理部112で管理されている再構成されたメニュー構成リストには、プリンタのインデックスページ以外へのHTMLファイルのアドレス情報が統合されている。従って、従来は外部機器メニューからプリンタ150にアクセスし、インデックスページからリンクを辿ることでしか表示することができなかったプリンタ150の各種メニュー画面をダイレクトに表示することが可能となる。
また、図11及び図12に示したように、プリンタの設置設定に係るメニュー画面のアドレス情報が、DTV100が既に有している設置設定メニュー画面のメニューカテゴリに組み込まれている。そのため、ユーザは機器を意識することなく、DTV100のメニューにある「設置設定」から該当のメニュー画面へアプローチすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。本実施形態では、外部機器であるプリンタ150が有するメニュー情報をDTV100が取得し、そのメニュー情報とDTV100が既に保持しているメニュー情報とを統合する。プリンタ150が有するメニュー情報は、プリンタ150のメニュー情報を構成するHTMLファイルに記述された内容から取得し、DTV100のメニュー項目と対応づける処理を実行する。
以上の処理を実行することにより、機器間で予め統合のための特殊なルールを設けることなく、外部機器のメニュー項目を自身が有するメニュー項目と統合し、ユーザが機器の違いを意識することなく外部機器の操作が可能な外部機器制御装置及び外部機器制御装置の制御方法を提供することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、HTMLファイルのアドレス情報に対応するカテゴリを決定する際に、IMGタグに含まれるalt属性の記述を利用していたが、本発明はそれに限らない。例えば、title属性の記述を利用することも可能である。title属性はIMGタグの他、アンカータグにも記述することができるため、他ページへのリンクをテキストに関連づける場合、alt属性を利用することはできないが、title属性であればそのリンクの意味などを記述可能である。
また、alt属性やtitle属性だけでなく、URLのファイルパス名やGIF画像などのファイル名を利用することも可能である。
また、本実施形態では外部機器のメニュー画面がHTML形式で生成されていることを前提としたが、HTML形式に限らず、XMLやBML、SVGなど他のマークアップ言語で記述されたメニュー画面を有する外部機器であれば上述した構成と同様の処理で発明を実現できる。
また、本実施形態ではプリンタ150とDTV100が共にネットTV仕様に対応していることを前提に説明したが、これらの機器がネットTVの仕様に対応している必要はない。DTV100のような外部機器制御装置がプリンタ150のような外部機器が有するメニュー画面のメニュー情報を任意の手法で取得することができれば同様の構成を実現することができる。
また、上述した実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、上述の各実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の各実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の各実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の各実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の各実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の各実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の各実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の各実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明の実施形態にかかるシステム構成図である。 本発明の実施形態にかかるDTV100が有するメニュー構成リストを示す図である。 本発明の実施形態にかかるプリンタ150が有するメニュー画面の構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるプリンタ150のメニュー画面となるHTMLファイルの内容を示す図である。 本発明の実施形態にかかるアドレス情報リストを示す図である。 本発明の実施形態にかかるキーワードリストを示す図である。 本発明の実施形態にかかるプリンタ150のメニュー画面となるHTMLファイルの内容を示す図である。 本発明の実施形態にかかるメニュー再構成処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる再構成されたメニュー構成リストを示す図である。 本発明の実施形態にかかる再構成されたメニュー構成リストに基づいて生成されるメニュー画面のイメージと画面遷移状態を示す図である。 本発明の実施形態にかかるプリンタ150のメニュー画面となるHTMLファイルの内容を示す図である。 背景技術にかかるメニュー画面のイメージと画面遷移情報を示す図である。

Claims (6)

  1. 外部機器と通信可能な外部機器制御装置であって、
    外部機器制御装置を操作するための第1のメニュー画面群に関するメニュー情報を所定の複数のカテゴリに分類して保持する保持手段と、
    前記外部機器を操作するための第2のメニュー画面群を構成する、マークアップ言語で記述されたファイルデータを前記外部機器から取得するファイル取得手段と、
    前記第2のメニュー画面群を構成するそれぞれのファイルデータに対応するアドレス情報を前記それぞれのファイルデータから取得するアドレス取得手段と、
    前記メニュー情報を分類する前記カテゴリと、前記アドレス取得手段で取得したアドレス情報とを関連づける決定手段と、
    前記決定手段で関連づけられたカテゴリに従って、前記アドレス情報に対応するメニュー項目を前記メニュー情報に追加する制御を実行する制御手段と、を有することを特徴とする外部機器制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記アドレス情報に対応する前記メニュー項目を前記メニュー情報に追加するとともに、前記メニュー項目へ遷移するための情報を前記第1のメニュー画面群の所定のメニュー画面に追加する制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の外部機器制御装置。
  3. 前記決定手段は、前記ファイルデータ内に記述された、前記アドレス情報に関連する属性情報を取得するとともに、取得した前記属性情報と、前記カテゴリを決定するために予め設けられた比較情報とを用いて、前記アドレス情報を前記カテゴリに関連づけることを特徴とする請求項1または2に記載の外部機器制御装置。
  4. 外部機器と通信可能な外部機器制御装置の制御方法であって、
    外部機器制御装置を操作するための第1のメニュー画面群に関するメニュー情報を所定の複数のカテゴリに分類して保持部に保持する保持ステップと、
    前記外部機器を操作するための第2のメニュー画面群を構成する、マークアップ言語で記述されたファイルデータを前記外部機器から取得するファイル取得ステップと、
    前記第2のメニュー画面群を構成するそれぞれのファイルデータに対応するアドレス情報を前記それぞれのファイルデータから取得するアドレス取得ステップと、
    前記メニュー情報を分類する前記カテゴリと、前記アドレス取得ステップで取得したアドレス情報とを関連づける決定ステップと、
    前記決定ステップで関連づけられたカテゴリに従って、前記アドレス情報に対応するメニュー項目を前記メニュー情報に追加する制御を実行する制御ステップと、を有することを特徴とする外部機器制御装置の制御方法。
  5. 前記制御ステップでは、前記アドレス情報に対応する前記メニュー項目を前記メニュー情報に追加するとともに、前記メニュー項目へ遷移するための情報を前記第1のメニュー画面の所定のメニュー画面に追加する制御を実行することを特徴とする請求項4に記載の外部機器制御装置の制御方法。
  6. 前記決定ステップでは、前記ファイルデータ内に記述された、前記アドレス情報に関連する属性情報を取得するとともに、取得した前記属性情報と、前記カテゴリを決定するために予め設けられた比較情報とを用いて、前記アドレス情報を前記カテゴリに関連づけることを特徴とする請求項4または5に記載の外部機器制御装置の制御方法。
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