JP3431311B2 - メニュー情報合成装置 - Google Patents

メニュー情報合成装置

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JP3431311B2
JP3431311B2 JP25553994A JP25553994A JP3431311B2 JP 3431311 B2 JP3431311 B2 JP 3431311B2 JP 25553994 A JP25553994 A JP 25553994A JP 25553994 A JP25553994 A JP 25553994A JP 3431311 B2 JP3431311 B2 JP 3431311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の機器を制御する
リモートコントロール装置などに用いるメニュー情報合
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の機器を制御するリモートコントロ
ール装置などに用いるメニュー情報の合成装置として、
第1の従来技術としてテレビとビデオとが一体になった
複合機器では、予め複合機器内で定義されているメニュ
ー情報によりテレビおよびビデオの制御を行なう。
【0003】又、第2の従来技術として、特開平3−2
33660号公報記載の「メニュー処理方式」がある。
この技術は、分散されたコンピュータ環境において、目
的とする応用プログラムがどの端末またはホストにある
かを意識することなく、メニュー画面を遷移させること
により目的とする応用プログラムを選択し、利用可能と
するものである。
【0004】又、第3の技術としてマルチリモコンがあ
る。マルチリモコンは、予め決められた複数機器を制御
するリモコン装置である。更に、第4の技術として、例
えばテレビとビデオのメニュー画面のシミュレーション
装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この第1の
従来技術では、機器が内部に予め有しているメニュー情
報により複合機器を制御するため、各機器相互の接続状
態や電源のON/OFFなどの内部状態によりメニュー
情報を変化させることができないので、複数の機器を統
合的に制御することが困難である。
【0006】第2の従来技術では、予めメニューの各項
目にどの端末またはホストに2次、3次のメニューが存
在するかを記述しなければならず、機器の接続状態や電
源のON/OFFなどの各機器の内部状態によりメニュ
ーを変化させることができないので、複数の機器を統合
的に制御することが困難である。第3の従来技術では、
複数の予め決められた機器のみを制御するリモコン装置
であるので、機器間の接続状態などに合わせて動的に変
化するメニューを表示することが困難である。
【0007】第4の従来技術では、テレビデオのメニュ
ー画面をシミュレーションするのには、テレビとビデオ
とのメニュー情報を煩雑な手作業により合成するか、最
初からテレビデオのメニュー画面を手作業により作成す
る等してシミュレーションが行われていた。本発明は、
上記課題に鑑み、複数の電気機器の制御のためのメニュ
ーを合成して表示するメニュー情報合成装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る発明においては、複数の機器に制御信号
を送信するためのメニュー部品を含むメニュー画面を表
示するリモートコントロール装置とこのリモートコント
ロール装置に制御される各機器を含むメニュー情報合成
装置であって、リモートコントロール装置は、各機器に
その動作設定を対話形式でするためのメニュー画面に関
するメニュー情報の送信を要求するメニュー情報送信要
求手段と、前記各機器から送信されたメニュー情報を各
機器ごとに区別して受信するメニュー情報受信手段と、
前記メニュー情報受信手段が受信したメニュー構造デー
タと合成ルールとを含むメニュー情報を記憶するメニュ
ー情報記憶手段と、前記メニュー情報記憶手段が記憶し
ている複数のメニュー情報を所定のルールに従って合成
するメニュー情報合成手段と、前記メニュー情報合成手
段で合成されたメニュー情報をメニュー画面として表示
するメニュー表示手段と、ユーザ操作によってメニュ
ー画面の変更のための操作を受け付ける入力操作手段
と、前記入力操作手段が受け付けた操作に基づいて、前
記メニュー情報合成手段で合成されたメニュー情報を取
り出し、前記メニュー表示手段に表示されているメニュ
ー画面の変更制御をする表示変更制御手段とを有し、各
機器は、前記メニュー情報送信要求手段からのメニュー
情報の送信要求を受信するメニュー情報送信要求受信手
段と、固有のメニュー情報を予め記憶している機器側メ
ニュー情報記憶手段と、前記メニュー情報送信要求受信
手段がメニュー情報の送信要求を受信すると、機器側メ
ニュー情報記憶手段から読み出したメニュー情報を前記
メニュー情報受信手段に送信するメニュー情報送信手段
とを有することを特徴としている。
【0009】請求項2に係る発明においては、前記メニ
ュー情報記憶手段は、前記メニュー情報受信手段が受信
した各機器のメニュー情報を機器ごとに区別して、前記
メニュー表示手段のメニュー画面に表示されるパネル名
とメニュー部品の形状情報とメニュー部品の動作情報と
を階層構造で記述したメニュー構造データを記憶するメ
ニュー構造データ記憶部と、同じくメニュー情報を機器
ごとに区別して複数のメニュー情報を合成する各種の合
成ルールを記憶する合成ルール記憶部とを備え、前記メ
ニュー情報合成手段は、合成ルールを前記メニュー情報
記憶手段から読み出し、その内容を判断する読み出し判
断部と、前記読み出し判断部が階層構造の合成ルールと
判断したときにはその通知を受けてその合成ルールに従
い複数機器のメニュー構造データを一つの階層構造に合
成するメニュー合成部、及び前記読み出し判断部がパネ
ル合成の合成ルールと判断したときにはその通知を受け
てその合成ルールに従い複数機器のメニュー構造データ
内に同一のパネル名を持つパネルがあるときにはこれを
一つのパネルに合成するパネル合成部、及び前記読み出
し判断部が表示形状の合成ルールと判断したときにはそ
の通知を受けてその合成ルールに従い複数機器のメニュ
ー構造データの各機器の形状情報を指定された機器の形
状情報に一致させる形状合成部、及び前記読み出し判断
部が機器の制御動作の付加ルールと判断したときにはそ
の通知を受けてその付加ルールに従いメニュー構造デー
タの所定の位置に付加ルールに記述された制御動作の情
報を付加する動作付加部の少なくとも一つとを備えてい
ることを特徴としている。
【0010】請求項3に係る発明においては、前記入力
操作手段は、前記メニュー表示手段の表示画面と機能的
に一体になり、前記メニュー表示手段に表示されたメニ
ュー画面のメニュー部品の操作を受け付ける制御入力操
作部を備え、前記リモートコントロール装置は、更に前
記制御入力操作部で操作されたメニュー部品に対応する
制御信号を前記機器に送信する制御信号送信手段とを備
え、前記各機器は、更に前記制御信号送信手段から制御
信号を受信する制御信号受信手段と、前記制御信号受信
手段が受信した制御信号に従い、機器の動作を制御する
制御手段とを備えることを特徴としている。
【0011】請求項4に係る発明においては、複数の機
器のメニュー構造データと合成ルールとを含むメニュー
情報を記憶するメニュー情報記憶手段と、前記メニュー
情報記憶手段が記憶している複数のメニュー情報を所定
のルールに従って合成するメニュー情報合成手段と、前
記メニュー情報合成手段で合成されたメニュー情報をメ
ニュー画面として表示するメニュー表示手段とを有し、
前記メニュー情報記憶手段は、メニュー情報を機器ごと
に区別して、前記メニュー表示手段のメニュー画面に表
示されるパネル名とメニュー部品の形状情報とメニュー
部品の動作情報とを階層構造で記述したメニュー構造デ
ータを記憶するメニュー構造データ記憶部と、同じくメ
ニュー情報を機器ごとに区別して複数のメニュー情報を
合成する各種の合成ルールを記憶する合成ルール記憶部
とを備え、前記メニュー情報合成手段は、合成ルールを
前記メニュー情報記憶手段から読み出し、その内容を判
断する読み出し判断部と、前記読み出し判断部が階層構
造の合成ルールと判断したときにはその通知を受けてそ
の合成ルールに従い複数機器のメニュー構造データを一
つの階層構造に合成するメニュー合成部、及び前記読み
出し判断部がパネル合成の合成ルールと判断したときに
はその通知を受けてその合成ルールに従い複数機器のメ
ニュー構造データ内に同一のパネル名を持つパネルがあ
るときにはこれを一つのパネルに合成するパネル合成
部、及び前記読み出し判断部が表示形状の合成ルールと
判断したときにはその通知を受けてその合成ルールに従
い複数機器のメニュー構造データの各機器の形状情報を
指定された機器の形状情報に一致させる形状合成部、及
び前記読み出し判断部が機器の制御動作の付加ルールと
判断したときにはその通知を受けてその付加ルールに従
いメニュー構造データの所定の位置に付加ルールに記述
された制御動作の情報を付加する動作付加部の少なくと
も一つとを備えていることを特徴とするメニュー情報合
成装置としている。
【0012】
【作用】上記構成により請求項1の発明において、リモ
ートコントロール装置のメニュー情報送信要求手段は、
各機器にその動作設定を対話形式でするためのメニュー
画面に関するメニュー情報の送信を要求する。メニュー
情報受信手段は、前記各機器から送信されたメニュー情
報を各機器ごとに区別して受信する。メニュー情報合成
手段は、メニュー情報記憶手段が記憶している複数のメ
ニュー情報を所定のルールに従って合成する。メニュー
表示手段は、前記メニュー情報合成手段で合成されたメ
ニュー情報をメニュー画面として表示する。入力操作手
段は、ユーザ操作によってメニュー画面の変更のため
の操作を受け付ける。表示変更制御手段は、前記入力操
作手段が受け付けた操作に基づいて、前記メニュー情報
合成手段で合成されたメニュー情報を取り出し、前記メ
ニュー表示手段に表示されているメニュー画面の変更制
御をする。各機器のメニュー情報送信要求受信手段は、
前記メニュー情報送信要求手段からのメニュー情報の送
信要求を受信する。メニュー情報送信手段は、前記メニ
ュー情報送信要求受信手段がメニュー情報の送信要求を
受信すると、機器側メニュー情報記憶手段から読み出し
たメニュー情報を前記メニュー情報受信手段に送信す
る。
【0013】請求項2の発明において、請求項1の発明
の作用に加え、前記メニュー情報合成手段の読み出し判
断部は、合成ルールをメニュー情報記憶手段から読み出
し、その内容を判断する。メニュー合成部は、前記読み
出し判断部が階層構造の合成ルールと判断したときには
その通知を受けてその合成ルールに従い複数機器のメニ
ュー構造データを一つの階層構造に合成する、パネル合
成部は、前記読み出し判断部がパネル合成の合成ルール
と判断したときにはその通知を受けてその合成ルールに
従い複数機器のメニュー構造データ内に同一のパネル名
を持つパネルがあるときにはこれを一つのパネルに合成
する、形状合成部は、前記読み出し判断部が表示形状の
合成ルールと判断したときにはその通知を受けてその合
成ルールに従い複数機器のメニュー構造データの各機器
の形状情報を指定された機器の形状情報に一致させる、
動作付加部は、前記読み出し判断部が機器の制御動作の
付加ルールと判断したときにはその通知を受けてその付
加ルールに従いメニュー構造データの所定の位置に付加
ルールに記述された制御動作の情報を付加する処理の少
なくとも一の処理をなす。
【0014】請求項3の発明において、請求項1又は2
の発明の作用に加え、前記入力操作手段の制御入力操作
部は、前記メニュー表示手段の表示画面と機能的に一体
になり、前記メニュー表示手段に表示されたメニュー画
面のメニュー部品の操作を受け付ける。前記リモートコ
ントロール装置の制御信号送信手段は、前記制御入力操
作部で操作されたメニュー部品に対応する制御信号を前
記機器に送信する。前記各機器の制御信号受信手段は、
前記制御信号送信手段から制御信号を受信する。制御手
段は、前記制御信号受信手段が受信した制御信号に従
い、機器の動作を制御する。
【0015】請求項4の発明において、メニュー情報合
成手段は、前記メニュー情報記憶手段が記憶している複
数のメニュー情報を所定のルールに従って合成する。メ
ニュー表示手段は、前記メニュー情報合成手段で合成さ
れたメニュー情報をメニュー画面として表示する。前記
メニュー情報合成手段の読み出し判断部は、合成ルール
を前記メニュー情報記憶手段から読み出し、その内容を
判断する。メニュー合成部は、前記読み出し判断部が階
層構造の合成ルールと判断したときにはその通知を受け
てその合成ルールに従い複数機器のメニュー構造データ
を一つの階層構造に合成する、パネル合成部は、前記読
み出し判断部がパネル合成の合成ルールと判断したとき
にはその通知を受けてその合成ルールに従い複数機器の
メニュー構造データ内に同一のパネル名を持つパネルが
あるときにはこれを一つのパネルに合成する、形状合成
部は、前記読み出し判断部が表示形状の合成ルールと判
断したときにはその通知を受けてその合成ルールに従い
複数機器のメニュー構造データの各機器の形状情報を指
定された機器の形状情報に一致させる、動作付加部は、
前記読み出し判断部が機器の制御動作の付加ルールと判
断したときにはその通知を受けてその付加ルールに従い
メニュー構造データの所定の位置に付加ルールに記述さ
れた制御動作の情報を付加する処理の少なくとも一つの
処理をなす。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るメニュー情報合成装置を
実施例に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係るメニュー情報合成
装置の第1実施例の構成図である。このメニュー情報合
成装置は、テレビ本体101と、ビデオ本体102とを
備え、テレビ本体101とビデオ本体102とが接続線
103で接続されている。
【0017】テレビ本体101は、第1のメニュー格納
部111と、合成ルール記憶部112と、メニュー合成
部113と、メニュー受信部114と、メニュー表示部
115と、機器制御信号送信部116と、テレビ側信号
受信部117と、テレビ動作部118と、リモコン信号
受信部119とを有し、ディスプレイ120に接続され
ている。
【0018】ビデオ本体102は、第2のメニュー格納
部121と、メニュー送信部123と、ビデオ側信号受
信部124と、ビデオ動作部125とを有する。リモコ
ン装置126によりテレビ本体101およびビデオ本体
102の動作を制御するようになっている。第1のメニ
ュー格納部111は、テレビ本体101の動作を制御す
る制御情報とこの制御情報の表示画面の変更をする情報
とからなる図2、図3に示すようなメニュー情報を格納
する。図2には、最上位のタグ(〈 〉で囲まれたも
の)のメニューの値としてテレビが定義され、メニュー
「テレビ」は、「基本操作」、「子画面」及び「調整」
の3つのサブメニューをもつ。各サブメニューを表示す
る場合の構成要素が〈パネル〉として定義されている。
例えば基本操作パネルは、チャンネルアップボタンなど
の6種のボタンから構成されている。この基本操作パネ
ルをディスプレイ120に表示すると、例えば図4に示
すようになる。
【0019】また図3には、各パネルに表示される各
「ボタン」の種類とその「ボタン」が押下されたときの
イベント信号とが定義されている。イベント信号とは、
ある機器制御やメニュー表示の変更制御をするプログラ
ムを起動する信号をいう。合成ルール記憶部112は、
複数のメニュー情報を合成するための合成ルールを記憶
している。この合成ルールの一例を図5に示す。
【0020】合成ルールは、図5に示したメニューの構
造的な合成ルールの他に、形状の選択ルール及び動作の
合成ルール等がある。形状の選択ルールは、例えば複数
のメニューの構成要素であるボタンの形状が異なる場合
には、一のボタンの形状を選択することを定めるもので
ある。動作の合成ルールは、例えば、ビデオの録画動作
の指示があった場合には、必ず制御をテレビからビデオ
に移してから録画をする。即ち、ビデオの何らかの動作
の場合には、必ずビデオに制御を移す動作を前処理とし
て定義するものである。
【0021】メニュー合成部113は、メニュー受信部
114から第2のメニュー情報の通知を受け取ると、バ
ッファに記憶し、第1のメニュー格納部111に格納さ
れている第1のメニュー情報と合成ルール記憶部112
に記憶されている合成ルールとを取り出す。取り出した
合成ルールに従い、第1のメニュー情報と第2のメニュ
ー情報とを合成する。合成したメニュー情報を表示要素
のビットマップデータに変換してメニュー表示部115
に通知する。
【0022】例えば、図5に示す合成ルールを読み出し
た場合には、最初のif501で示される( )で囲まれ
る文書が「真」であるか否かを判定し、「真」であると
きには、if502で示される( )で囲まれる文章が
「真」であるか否かを判定する。「真」であるときには
{ }で囲まれる(1)の処理をし、「真」でないとき
にはelse503の{ }で囲まれる処理をする。if50
1で示される( )で囲まれる文章が「真」でないとき
には、else504の{ }で囲まれるif505のブラケ
ットで囲まれる文章が「真」であるか否かを判定する。
「真」であるときには{ }で囲まれる(2)の処理を
し、「真」でないときにはelse506の{}で囲まれる
処理をする。
【0023】後述する図6に示す第2のメニュー情報の
通知を受け取ると、図2、図3に示す第1のメニュー情
報を取り出し、図5に示す合成ルールの(1)の処理を
し、図7、図8、図9に示すようなメニュー情報を合成
する。なお、図5に示す合成ルールは、その一部を示す
ものであり、図7の最上位の〈メニュー〉と〈/メニュ
ー〉とで囲まれる範囲の合成ルールを規定したものであ
る。
【0024】メニュー受信部114は、メニュー送信部
123から送信された第2のメニュー情報を受信し、メ
ニュー合成部113に通知する。メニュー表示部115
は、メニュー合成部113からビットマップデータに変
換された表示要素の通知を受け取ると、ディスプレイ1
20に表示させる。例えば、図7、図8、図9の合成さ
れたメニュー情報は、図10に示すようにディスプレイ
120に表示される。リモコン装置126からユーザが
テレビを選択する操作をするとテレビの基本操作パネル
1001がディスプレイ120に表示され、ビデオを選
択する操作をするとビデオの再生パネル1002がディ
スプレイ120に表示される。
【0025】機器制御信号送信部116は、リモコン信
号受信部119からリモコン信号の通知を受け取ると、
機器制御信号に変換する。機器制御信号がテレビ本体1
01の動作を制御するものであるときには、テレビ側信
号受信部117を介してテレビ動作部118に機器制御
信号を通知する。機器制御信号がメニュー表示を変更制
御するものであるときには、メニュー合成部113に機
器制御信号を通知する。機器制御信号がビデオ本体10
2の動作を制御するものであるときには、ビデオ側信号
受信部124に機器制御信号を送信する。
【0026】テレビ側信号受信部117は、機器制御信
号送信部116から通知された機器制御信号をテレビ動
作部118に通知する。テレビ動作部118は、テレビ
側信号受信部117から通知された機器制御信号に従い
テレビ本体101の制御をする。リモコン信号受信部1
19は、リモコン装置126から送信されたリモコン信
号を受信し、機器制御信号送信部116に通知する。
【0027】第2のメニュー格納部121は、ビデオ本
体102の動作を制御する制御情報と、この制御情報の
表示画面の変更をする情報とからなる図6に示すような
第2のメニュー情報を格納する。図6には、最上位のメ
ニューの値としてビデオが定義されている。図6に示し
た第2のメニュー情報のサブメニューで示される再生パ
ネルをディスプレイ120に表示すると、図11に示す
ようになる。
【0028】今、第2のメニュー格納部121に第2の
メニュー情報として図12に示すビデオ目次作成に用い
られるメニュー情報が付加して格納された場合には、メ
ニュー合成部113が図7、図8、図9に示す合成され
たメニュー情報を有するときに、メニュー合成部113
は、このビデオ目次作成機能用のメニュー情報と先の合
成されたメニュー情報とを合成して図13、図14、図
15に示すメニュー情報を作成する。このとき、メニュ
ー合成部113は、図5に示す合成ルールの(2)の処
理をしている。ディスプレイ120には、この新たなメ
ニュー情報が図16に示すように表示される。リモコン
装置126からビデオを選択し、更にサブメニューとし
て目次作成を選択するとディスプレイ120には目次作
成メニュー1601が表示される。
【0029】メニュー送信部123は、接続線103に
よってテレビ本体101のメニュー受信部114と接続
されていることを検知すると、第2のメニュー格納部1
21に格納されている第2のメニュー情報を取り出し、
メニュー受信部114に送信する。ビデオ側信号受信部
124は、機器制御信号送信部116から機器制御信号
を受信すると、ビデオ動作部125にその信号を通知す
る。
【0030】ビデオ動作部125は、ビデオ側信号受信
部124から機器制御信号の通知を受け取ると、その信
号に従ってビデオ本体102の動作を制御する。リモコ
ン装置126は、テレビ本体101にリモコン信号を送
信する。次に本実施例の動作について、図17、図18
のフローチャートを用いて説明する。
【0031】ビデオ本体102のメニュー送信部123
がビデオ本体102とテレビ本体101とが接続されて
いることを検知する(S1702)。メニュー送信部1
23が第2のメニュー格納部121に格納されている第
2のメニュー情報を取り出す(S1704)。メニュー
送信部123が取り出した第2のメニュー情報をテレビ
本体101のメニュー受信部114に送信する(S17
06)。メニュー受信部114はメニュー送信部123
から送られてきた第2のメニュー情報を受信し、該情報
をメニュー合成部113に通知する(S1708)。
【0032】メニュー合成部113は第1のメニュー格
納部111に格納されている第1のメニュー情報を取り
出す(S1710)。メニュー合成部113は合成ルー
ル記憶部112で記憶されている合成ルールを取り出
し、合成ルールに基づいて第1のメニュー情報と第2の
メニュー情報を合成する(S1712)。メニュー表示
部115はメニュー合成部113で合成されたメニュー
情報をディスプレイ120に表示する(S1714)。
【0033】リモコン装置126からテレビ本体101
にリモコン信号を送信する(S1816)。リモコン信
号受信部119はリモコン装置126から送信されたリ
モコン信号を受信する(S1818)。機器制御信号送
信部116はリモコン信号受信部119が受信したリモ
コン信号を機器制御信号に変換する(S1820)。機
器制御信号送信部116は、ビデオ本体102を動作さ
せる制御信号か否かを判定する(S1822)。ビデオ
本体102を動作させる制御信号と判定したときには、
ビデオ側信号受信部124に機器制御信号を送信し、ビ
デオ側信号受信部124が機器制御信号を受信する(S
1824)。ビデオ動作部125は、ビデオ本体102
を該信号に従い制御する(S1826)。
【0034】S1822で、ビデオ本体102の機器制
御信号でないと判定されたときには、テレビ本体101
の機器制御信号であるか否かを判定する(S182
8)。テレビ本体101の機器制御信号であると判定し
たときには、テレビ動作部118に機器制御信号を通知
し、テレビ動作部118は該信号に従った制御をする
(S1830)。テレビ本体101の機器制御信号でな
いと判定したときには、メニュー合成部113にメニュ
ー表示の変更指示の制御信号を通知し、メニュー合成部
113は、該信号に従いメニュー表示部を制御する(S
1832)。
【0035】以上のように本実施例によれば、テレビに
ビデオが接続されている状態では、テレビとビデオの操
作を同一のユーザインターフェイスで統合的に行うこと
が可能である。なお、本実施例ではテレビにビデオが接
続されている場合のメニューおよび制御の統合の例を示
したが、ビデオ以外の機器であるオーディオやエアコン
や扇風機や洗濯機や電子レンジなどのメニュー情報を統
合して、同一のユーザインターフェイスで制御してもよ
い。
【0036】(第2実施例)図19は、本発明に係るメ
ニュー情報合成装置であるリモコン装置の第2実施例の
構成図である。このリモコン装置は、メニュー情報送信
催促部1901と、メニュー受信部1902とメニュー
合成部1903とメニュー表示部1904と、機器制御
信号送信部1905とを備える。
【0037】メニュー情報送信催促部1901は、リモ
コン装置を外部機器、例えば、テレビ、ビデオ、エアコ
ンディショナー等に向けることによってメニュー情報の
送信を促す信号を赤外線等を用いて送信する。外部機器
(図示せず)は、この信号を受信すると、リモコン装置
に対してメニュー情報を送信する。例えば、テレビは上
記第1実施例の図2、図3に示すメニュー情報を送信
し、ビデオは図6に示すメニュー情報を送信する。また
エアコンディショナーは、図20に示すメニュー情報を
送信する。
【0038】メニュー受信部1902は、これらの外部
機器から送信されたメニュー情報を受信すると、メニュ
ー合成部1903に該情報を通知する。メニュー合成部
1903は、上記第1実施例の合成ルール記憶部112
を自身の記憶部に備え、図5に示した合成ルールを記憶
している。メニュー受信部1902から複数の外部機器
からのメニュー情報の通知を受け取ると、記憶している
合成ルールに基づいて、メニュー情報を合成する。テレ
ビ、ビデオ、エアコンディショナーからのメニュー情報
の通知を受けた場合には、図21、図22、図23に示
すようなメニュー情報を合成する。合成したメニュー情
報は、ビットマップデータに変換してメニュー表示部1
904に通知する。
【0039】メニュー表示部1904は、液晶パネル上
にタッチパネルが重ねられてなり、メニュー合成部19
03から通知されたメニュー情報を図24に最上位メニ
ュー2401として示すように表示する。ユーザが最上
位メニューのうち「テレビ」を選択するとテレビの基本
操作パネル2402を表示し、「ビデオ」を選択すると
ビデオの再生パネル2403を表示し、「エアコン」を
選択すると設定パネル2404を表示する。設定パネル
2404が表示された状態でユーザが「電源」ボタン2
405を押すと、機器制御信号送信部1905にエアコ
ンディショナーの電源の操作信号を通知する。
【0040】機器制御信号送信部1905は、メニュー
表示部1904から操作信号の通知を受け取ると、外部
機器へ機器制御信号を送信する。エアコンディショナー
の電源の操作信号の通知を受けたときには、エアコンデ
ィショナーに電源の制御信号を送信する。これによっ
て、エアコンディショナーの電源は、OFFからONま
たはONからOFFへと切り替えられる。
【0041】次に、本実施例の動作について図25のフ
ローチャートを用いて説明する。メニュー情報送信催促
部1901が外部機器に対してメニュー情報の送信を促
す(S2502)。1つ以上の外部機器がメニュー情報
送信催促部1901から送信されたメニュー情報の送信
を促す信号を受け取る(S2504)。メニュー情報の
送信を促す信号を受け取った外部機器がメニュー情報を
送信する(S2506)。メニュー受信部1902は1
つ以上の外部機器が送信したメニュー情報を受信する
(S2508)。メニュー合成部1903はメニュー受
信部1902で受け取った1つ以上のメニュー情報を合
成する(S2510)。メニュー表示部1904はメニ
ュー合成部1903で合成したメニュー情報を表示する
(S2512)。
【0042】なお、本実施例では、メニュー情報送信催
促部1901の信号をリモコン装置を外部機器に向ける
ことによって送信するとしたけれども、電源が入ってい
て動作可能な機器のみがメニュー情報送信催促部190
1の信号を受信したり、リモコン装置と同一室内にある
(リモコン装置により制御可能な)機器がメニュー情報
送信催促部の信号を受信するようしてもよい。
【0043】以上のように本実施例によれば、複数の機
器のメニューを動的に統合でき、複数の機器を同一のユ
ーザインターフェースで制御するリモコン装置を提供す
ることができる。また、本実施例では、制御可能な機器
の名前が最上位メニューとしてリモコン装置のメニュー
表示部1904に表示されているが、他の実施例とし
て、リモコン装置が各機器の設置位置を検出して図26
に示すような図柄(機器が設置されている室内の機器レ
イアウトを仮想的に示す図柄)を最上位メニューとして
リモコンのメニュー表示部1904に表示してもよい。
この場合には、リモコンに位置センサを設け、各機器か
ら設置位置を検出するための信号を送信するようにす
る。位置センサは、各機器からの信号を受信して、それ
らの位置を検出する。メニュー合成部1903は、位置
センサで検出した各機器の位置情報を取り出し、これを
基にメニュー表示部1904に表示させる。
【0044】(第3実施例)図27、図28は、本発明
に係るメニュー情報合成装置の第3実施例の構成図であ
る。本実施例のメニュー情報合成装置は、リモコン装置
2701と、リモコン装置2701からリモコン信号を
受信して機器の動作制御をするテレビ2702と、据置
型ビデオ(以下「ビデオ」という)2703とを備え
る。
【0045】テレビ2702は、テレビメニュー情報記
憶部2721と、テレビリモコン信号受信部2722
と、テレビ機器制御部2723と、テレビメニュー情報
送信部2724とを備えている。テレビメニュー情報記
憶部2721は、テレビメニュー構成データ記憶要素2
811と、テレビ表示要素データ記憶要素2812と、
テレビ合成指示データ記憶要素2813とからなり、テ
レビのメニュー情報を記憶している。
【0046】メニュー情報は、メニュー構成データと表
示要素データと合成指示データとからなる。テレビメニ
ュー構成データ記憶要素2811は、メニュー画面の構
成を指示するデータである図29〜図33に示すメニュ
ー構成データを記憶している。テレビ表示要素データ記
憶要素2812は、メニュー画面を構成するボタンやパ
ネルなどのオブジェクト(以下、「メニュー部品」とい
う)の形状データである表示要素データを記憶してい
る。表示要素データは、その表示画面での表示例を図3
4に示すように、メニュー部品の選択状態によって異な
る形状データを有する。例えば、ボタン形状A3401
はボタンが選択された状態を示すものであり、ボタン形
状B3402はボタンが選択されていない状態を示すも
のである。この形状データは、図34に示した画像デー
タやグラフデータ等である。テレビ表示要素データ記憶
要素2812には、この画像データとこの画像データの
識別子とを対にして記憶している。
【0047】テレビ合成指示データ記憶要素2813
は、複数のメニュー構成データや表示要素データを組み
合わせて一のメニュー構成データや表示要素データを合
成するための規則である合成指示データを記憶してい
る。合成指示データは、図35に示すようにメニュー構
成データの合成をするための規則「TOP合成」、「パ
ネル合成」と、表示要素データを合成するための規則
「PRIORTY」とを含んでいる。
【0048】ここで、メニュー構成データや合成指示デ
ータは、SGMLの文法に従いオブジェクト指向の考え
方に基づいて記述されている。それぞれのメニュー部品
は、オブジェクトとして記述され、いずれかのクラスに
属している。このSGMLとは、「Standard
Generalized Markup Langua
ge」の略をいい、電子出版や文書処理のための国際標
準言語(ISOの標準規約)である。SGMLについて
は、「SGML入門」(アスキー出版)に詳述されてい
る。
【0049】オブジェクトが属するクラスは、実体クラ
ス、パネルクラス、ボタンクラス及び頁ボタンクラスか
らなり、図36に示すような階層関係を有している。次
に、テレビメニュー構成データ記憶要素2812が記憶
しているメニュー構成データを説明する。図29は、ク
ラスの定義であり、例えば、ボタンクラスには、形状、
動作、親クラスの属性がある。形状のデフォルト値はボ
タン形状であり、動作のデフォルト値はボタン動作であ
り、ボタンクラスの親クラスは実体クラスであることを
示している。形状、動作などのクラス属性値は、オブジ
ェクト指向のクラス継承の考え方に従い、オブジェクト
に継承される。即ち、オブジェクトの属性値は、そのオ
ブジェクトで定義されているときにはそのオブジェクト
で定義されている該当する属性値が有効であり、そのオ
ブジェクトで定義されていないときには、そのオブジェ
クトが属するクラスの該当する属性値が有効となる。さ
らに、そのオブジェクトが属するクラスにも該当する属
性値の定義がないときには、そのオブジェクトが属する
クラスより1つ上位のクラスの該当する属性値をオブジ
ェクトの属性値とする。1つ上位のクラスでの該当する
属性値の定義がないときには、さらに上位のクラスの属
性値を取り出す、という具合にどんどん上位のクラスの
属性値を見にいって、始めて該当する属性値があったと
きに、その属性値をオブジェクトの属性値とする。ボタ
ン形状は、図32で定義されている。選択状態がONの
ときはボタン形状Aと名付けられた図形データであり、
選択状態がOFFのときはボタン形状Bと名付けられた
図形データであることを示している。ボタン形状A34
01とボタン形状B3402の図形データとは、図34
に示すようにテレビ表示要素データ記憶要素2812に
記憶されている。選択状態がONとはボタンが押された
(選択された)状態をいう。選択状態がOFFとはボタ
ンが押されていない状態をいう。従って、通常ボタンは
ボタン形状B3402の外観になり、ボタンが押された
ときはボタン形状A3401の外観になることを示す。
【0050】パネルクラスの定義は、図29に記述され
ており、デフォルトの形状はパネル形状であり、文字列
はメニュー画面であることを示す。文字列属性の属性値
は、パネルの最上位に付けられるパネルの見出しであ
る。図30は、パネルオブジェクトの定義を示してい
る。パネルの定義は、<パネル>から</パネル>の間
に記述された情報による。例えば、設定パネルは、映像
調整ボタン、音声調整ボタン、BS入力レベル設定ボタ
ン、受信チャンネル設定ボタン、前頁ボタン、及び次頁
ボタンをパネル内に含む。また、<v>、</v>、<
h>、</h>は配置に関する情報であり、<v>、<
/v>はそれらの間に定義されたオブジェクトを縦に配
置することを示し、<h>、</h>はそれらの間に定
義されたオブジェクトを横に配置することを示す。従っ
て、設定パネルでは、前頁ボタンと次頁ボタンとを横に
配置し、映像調整ボタン、音声調整ボタン、BS入力レ
ベル設定ボタン、受信チャンネル設定ボタン及び横に配
置した前頁ボタン並びに次頁ボタンの領域を縦に配置す
る。
【0051】次に、図31を参照して動作の定義につい
て説明する。例えば、設定ボタンの定義の中で、”動作
=設定ボタン動作”があり、この設定ボタン動作は、図
33で定義されている。動作定義はその動作を参照して
いるボタンが押されたときに実行する動作(送信するメ
ッセージとメッセージの送信先)を制御する。従って、
設定ボタン動作は、設定ボタンが押されたときの動作を
定義している。その動作内容は“設定パネル”に“オー
プンパネル”というメッセージを送信するという動作内
容である。この設定ボタン動作を行うことによって“設
定パネル”が表示される。
【0052】テレビの合成指示データが図35に示され
ている。合成指示データ“〈合成指示 演算=TOP合
成 結合方式=UNIQ結合〉”の解釈について説明す
る。“演算=TOP合成”という演算は図30に示した
パネルオブジェクトの定義の中で“トップパネル”とい
う識別子で識別されるパネルのメニュー構成データを合
成することを意味する。トップパネルは、階層構造を有
するメニューの構造の中で最上位の階層に位置するパネ
ルである。つまり、メニューを表示したときに、通常最
初に表示されるパネルである。
【0053】“結合方式=UNIQ結合”は、トップパ
ネルの階層で複数のメニュー構成データを結合する際に
パネルに包含されるボタンなどのオブジェクト中で同一
のものがあれば1つにすることを意味する。“〈/結合
指示〉”は1つの合成指示が終了することを意味する。
このTOP合成によって、階層構造を有する複数のメニ
ュー画面を合成したときに1つの階層構造を有するメニ
ュー画面が生成できる。
【0054】次に、“〈合成指示 演算=パネル合成
結合方式=UNIQ結合〉”の解釈について説明する。
“演算=パネル合成”は同一の識別子を持つ複数のパネ
ルを合成することを意味する。“結合方式=UNIQ結
合”は、複数のパネルを合成する方式について定義して
いる。“UNIQ結合”は、複数のパネル内に含まれる
ボタンなどのオブジェクトに同一識別子のオブジェクト
が2つ以上存在しないようにする合成を意味している。
この“UNIQ結合”による合成によって、同一機能で
あると推定できるオブジェクトが重複して現れるのを防
ぐことができる。
【0055】次に、“〈合成指示 演算=PRIORI
TY〉”の合成指示データの解釈について説明する。
“演算=PRIORITY”により〈合成指示〉と〈/
合成指示〉との間に記述された“機器=TTT”で識別
されるTTTが持つメニュー構成データを他の電気機器
から送信されたメニュー構成データより優先することを
意味する。即ち、図35の場合には、ボタン形状及び頁
ボタン形状はテレビ2702のメニュー構成データが有
する形状を優先して用いることを意味する。このように
することによって、合成後のメニュー画面の外観が統一
できる。
【0056】テレビリモコン信号受信部2722は、リ
モコン装置2701からの送信信号を受信し、該信号を
テレビ機器制御部2723に送る。テレビ機器制御部2
723は、テレビリモコン信号受信部2722から送ら
れた信号を受け取り、メニュー情報の送信を促す信号か
テレビ2702の動作制御の信号かを判断する。メニュ
ー情報の送信を促す信号であるときには、テレビメニュ
ー情報送信部2724にメニュー情報の送信指示を与え
る。テレビの動作制御の信号であるときには、該信号に
対応したテレビ2702の制御動作をする。
【0057】テレビメニュー情報送信部2724は、テ
レビ機器制御部2723からメニュー情報の送信指示を
受け取ると、テレビメニュー情報記憶部2721に記憶
されているテレビのメニュー情報を読み出し、リモコン
装置2701に送信する。ビデオ2703は、ビデオメ
ニュー情報記憶部2731と、ビデオリモコン信号受信
部2732と、ビデオ機器制御部2733と、ビデオメ
ニュー情報送信部2734とを備えている。
【0058】ビデオメニュー情報記憶部2731は、ビ
デオメニュー構成データ記憶要素2821と、ビデオ表
示要素データ記憶要素2822と、ビデオ合成指示デー
タ記憶要素2823とからなり、ビデオ2703のメニ
ュー情報を記憶している。ビデオ2703とテレビ27
02とは、ビデオメニュー情報記憶部2731の記憶内
容がテレビメニュー情報記憶部2721の記憶内容と異
なるだけであり、他の構成部分は殆ど異ならない。そこ
で、ビデオ2703についての説明は、ビデオメニュー
情報記憶部2731に記憶されているビデオ2703の
メニュー情報だけとする。
【0059】ビデオメニュー構成データ記憶要素282
1は、図29、図37〜図40に示すビデオ2703の
メニュー構成データを記憶している。ビデオ表示要素デ
ータ記憶要素2822は、図41に示すビデオ2703
の表示要素データを記憶している。ビデオ合成指示デー
タ記憶要素2823は、図42に示すビデオ2703の
合成指示データを記憶している。
【0060】この合成指示データの“演算=PRIOR
ITY”は、前述したように、〈合成指示〉と〈/合成
指示〉の間に記述されたメニュー構成データをメニュー
構成データの合成のときに優先することを意味する。即
ち、パネル形状に関しては、ビデオ2703のメニュー
構成データが持つ形状を優先的に使用することを示して
いる。
【0061】また、“演算=ADD”は、メニュー構成
データの合成のときに追加情報が追加されることを意味
する。“〈対象〉”で示された値である“メッセージ送
信”情報が追加される情報の単位である。“メッセージ
送信”情報は、送信するメッセージとメッセージが送信
される相手先との情報からなる。“相手先=ビデオ制
御”により追加する対象(“メッセージ送信”情報)を
特定している。即ち、“〈相手先〉ビデオ制御”と一致
する“メッセージ送信”情報があるときには、指定した
位置に指定した情報を追加する。“〈追加先〉前”は情
報追加の位置を示している。この例では、“〈相手先〉
ビデオ制御”と一致する“メッセージ送信”情報の前処
理として“追加情報”を追加することを示す。なお、
“〈追加先〉前”の他に後処理の定義として“〈追加
先〉後”がある。
【0062】“〈追加情報 メッセージ=ビデオ切替
相手先=TV制御〉メッセージ送信”は、追加する情報
の単位と情報の内容とを示す。即ち、この例では“メッ
セージ送信”に関する追加情報を追加することを示し、
内容は“〈メッセージ〉ビデオ切替”,“〈相手先〉T
V制御”であることを示している。従って、図42の
“〈合成指示 演算=ADD〉”以下は、“〈メッセー
ジ〉ビデオ切替”,“〈相手先〉TV制御”のメッセー
ジ送信の情報を“〈相手先〉ビデオ制御”と一致する
“メッセージ送信”情報があるときには、その前処理の
情報として追加することを示している。
【0063】リモコン装置2701は、入力受付部27
11と、リモコン信号送信部2712と、メニュー情報
受信部2713と、メニュー情報記憶部2714と、表
示要素データ記憶部2715と、メニュー情報合成部2
716と、メニュー情報表示制御部2717と、メニュ
ー表示部2718とを備える。入力受付部2711は、
メニュー表示部2718上の透明または半透明のタッチ
パネルと、固定的に設けられた入力ボタンとからなり、
ユーザからの入力操作を受け付ける。固定的に設けられ
た入力ボタンの押下によって、テレビ2702やビデオ
2703のメニュー情報の送信要求を受け付けると、リ
モコン信号送信部2712にメニュー情報の送信要求を
通知する。同様に入力ボタンの押下によってメニュー情
報の合成指示を受け付けると、メニュー情報合成部27
16に合成指示を通知する。また、タッチパネルの操作
(メニュー表示部2718上に表示されたメニュー部品
を指で押さえる)を受け付け、メニュー表示の変更であ
るときには、メニュー部品に対応する変更指示をメニュ
ー情報表示制御部2717に通知し、テレビ2702や
ビデオ2703の動作指示であるときには、メニュー部
品に対応する制御信号をリモコン信号送信部2712に
通知する。
【0064】リモコン信号送信部2712は、入力受付
部2711からメニュー情報の送信要求の通知を受け取
ると、メニュー情報の送信を促すリモコン信号をテレビ
2702やビデオ2703に送信する。また、入力受付
部2711から制御信号の通知を受け取ると、リモコン
信号に変換してテレビ2702やビデオ2703に送信
する。
【0065】メニュー情報受信部2713は、テレビメ
ニュー情報送信部2724やビデオメニュー情報送信部
2734からテレビ2702やビデオ2703のメニュ
ー情報の送信を受信すると、メニュー情報記憶部271
4にテレビ2702やビデオ2703の電気機器ごとに
区別してメニュー情報を記憶させる。メニュー情報記憶
部2714は、メニュー情報受信部2713が受信した
メニュー情報を記憶している。
【0066】表示要素データ記憶部2715は、リモコ
ン装置2701が予め有する表示要素データを記憶して
いる。この表示要素データは、テレビ2702などの電
気機器のメニュー情報を受信してメニュー画面を合成す
るときに、受信したメニュー情報中に表示要素データが
存在しないときに用いるデフォルトの表示要素データで
ある。
【0067】メニュー情報合成部2716は、読み出し
判断部と、合成指示カウント部と、TOP合成部と、パ
ネル合成部と、PRIORITY部と、ADD部と、一
時記憶部とからなる。メニュー情報合成部2716の読
み出し判断部は、入力受付部2711から合成指示の通
知を受け取ると、メニュー情報記憶部2714からメニ
ュー情報を読み出し、一時記憶部に記憶させ、複数の電
気機器のメニュー情報が存在するか否かを判断する。複
数の電気機器のメニュー情報が存在すると判断したとき
には、合成指示カウント部に初期値設定の指示を通知す
る。単一の電気機器のメニュー情報であると判断したと
きには、メニュー情報表示制御部2717に合成終了通
知を送る。メニュー情報に合成指示データが存在するか
否かを判断する。合成指示データが存在すると判断した
ときには、合成指示カウント部のカウンタが示すN番目
の合成指示データを取り出し、取り出した合成指示デー
タ中の“演算=XXX”の演算の種類“XXX”が“T
OP合成”演算、“パネル合成”演算、“PRIORI
TY”演算、“ADD”演算のいずれであるか又はそれ
らいずれでもないかを判断する。“TOP合成”演算と
判断したときにはTOP合成部を起動し、“パネル合
成”演算と判断したときには、パネル合成部を起動し、
“PRIORITY”演算と判断したときにはPRIO
RITY部を起動し、“ADD”演算と判断したときに
はADD部を起動する。それらのいずれでもないときに
は、合成指示カウント部にカウンタのインクリメントを
通知する。
【0068】合成指示カウント部は、合成指示データの
数を計数する。読み出し判断部から初期値設定の指示通
知を受け取ると、カウンタにN=1を設定する。読み出
し判断部、TOP合成部、パネル合成部、PRIORI
TY部及びADD部からインクリメントの通知を受け取
ると、カウンタを「1」インクリメントする。TOP合
成部は、読み出し判断部によって起動されると、“結合
方式=YYY”の“YYY”が“UNIQ結合”又は
“単純結合”のいずれかであるか否かを判断する。“U
NIQ結合”又は“単純結合”であると判断したときに
は、電気機器数カウンタをM=1にする。電気機器のメ
ニュー構成データを一時記憶部から順次読み出すととも
に、電気機器数カウンタを「1」インクリメントする。
M番目の電気機器のメニュー構成データ中の“トップパ
ネル”で識別されるパネルの定義データを取り出す。取
り出したトップパネルの定義データ中の属性定義を合成
後のパネルの属性の定義項目として一時記憶部のメニュ
ー構成データに加える。ここで属性定義とは、“〈パネ
ル ααα=βββ…〉トップパネル”の“ααα=β
ββ…”をいう。M番目の電気機器のメニュー構成デー
タ中の“トップパネル”で識別されるパネルの定義デー
タ中の“〈パネル〉”と“〈/パネル〉”の間に定義さ
れたオブジェクトを合成後のパネルの“〈パネル〉”と
“〈/パネル〉”の間のオブジェクトとして追加する。
“UNIQ結合”又は“単純結合”でないと判断したと
きには、合成指示カウント部にカウンタのインクリメン
トを通知する。
【0069】例えば、メニュー情報記憶部2714に図
30に示すテレビ2702のメニュー構成データと図3
7に示すビデオ2703のメニュー構成データとが記憶
されているときには、図43に示すようなメニュー情報
(トップパネル)に単純に合成される。従って、図43
では、単にテレビ2702の属性定義にビデオ2703
の属性定義が追加された状態であり、ビデオ2703の
オブジェクト全部がテレビ2702の最下位に定義され
たオブジェクトの次に配置された状態である。
【0070】TOP合成部は、合成後のパネルの属性の
定義項目の中で重複するものがあるときには、最初に記
述された定義項目を優先して、2回目以降に記述された
属性の定義項目を一時記憶部の記憶内容から削除する。
これによって、“単純結合”の合成処理が終了する。ま
た、“UNIQ結合”か否かを判断する。“UNIQ結
合”と判断したときには、合成後のパネルの“〈パネ
ル〉”と“〈/パネル〉”との間にオブジェクトが重複
して記述されているときには、重複しているオブジェク
トを一時記憶部の記憶内容から削除する。又、配置に関
する情報である“〈〉”と“〈/〉”などをその性
質に従い整理する。“UNIQ結合”でないと判断した
ときには、合成指示カウント部にカウンタのインクリメ
ントを通知する。
【0071】例えば、図43に示した単純に合成された
トップパネルは、重複する属性定義“文字列=ビデオ操
作メニュー”が削除されて図44に示すように合成され
る。更に、図44は、重複するオブジェクト“〈ボタ
ン〉設定ボタン”が削除されて図45に示すようにな
り、オブジェクトの配置に関する情報“〈〉、“〈/
〉”が整理されて図46に示すようになる。これによ
ってトップパネルの合成は終了する。
【0072】パネル合成部は、読み出し判断部によって
起動されると、“結合方式=YYY”の“YYY”が
“UNIQ結合”又は“単純結合”であるか否かを判断
する。“UNIQ結合”又は“単純結合”であると判断
したときには、一時記憶部からメニュー構成データを読
み出し、メニュー構成データ中に同一のパネル識別子を
持つパネルの組数を算出する。即ち、パネルの組数は、
例えばテレビ2702のメニュー情報とビデオ2703
のメニュー情報とがそれぞれpanel1、panel
2及びpanel3という識別子を持つパネルを有し、
かつ、それ以外には重複する識別子を持つパネルが両メ
ニュー構成データに存在しないときには、「3」であ
る。
【0073】また、“UNIQ結合”又は“単純結合”
でないと判断したときには、合成指示カウント部にカウ
ンタのインクリメントを通知する。算出したパネルの組
数をKとして、組数カウンタをKとする。組数カウンタ
のKがK>0であるか否かを判断する。K>0であると
きには、K組目の重複するパネル識別子を有する複数の
パネルに関するメニュー構成データを全て取り出し、同
一の識別子を持つパネルの数を算出してLとする。算出
したパネル数Lをパネル数カウンタに設定する。K>0
でないときには、合成指示カウント部にカウンタのイン
クリメントを通知する。L>0か否かを判断する。L>
0であるときには、L番目のパネル情報の属性定義を合
成後のパネルの属性の定義項目として一時記憶部の記憶
内容に全て加える。L番目のパネル情報中の“〈パネ
ル〉”と “〈/パネル〉”との間に定義されたオブジ
ェクトを合成後のパネルの“〈パネル〉”と “〈/パ
ネル〉”との間のオブジェクトとして一時記憶部の記憶
内容に追加する。パネル数カウンタを「1」デクリメン
トする。L>0でないときには、合成後のパネルの属性
の定義項目の中で重複するものがあるときには、最初に
記述されている定義項目を優先して2回目以降に記述さ
れている属性の定義項目を一時記憶部の記憶内容から削
除する。
【0074】また、結合方式が”UNIQ結合”である
か否かを判断する。UNIQ結合であるときには、合成
後のパネルの“〈パネル〉”と“〈/パネル〉”との間
に記述されている重複したオブジェクトを一時記憶部の
記憶内容から削除した後に、組数カウンタのKの値をデ
クリメントする。例えば、メニュー情報記憶部2714
に図30に示すテレビ2702のメニュー構成データ
(設定パネル)と図37に示すビデオ2703のメニュ
ー構成データ(設定パネル)とが記憶されているときに
は、単純に合成されると図47に示すようになる。次
に、同一の下位に定義されているオブジェクトが削除さ
れると図48に示すようになる。更に、配置に関する
“<>”、“</>”、“<h>”、“</h>”
が整理されると図49に示すようになる。
【0075】PRIORITY部は、読み出し判断部に
よって起動されると、合成指示データから機器属性値
“機器=MMM”を取り出す。“<合成指示>”、“<
/合成指示>”との間に記述された形状情報を取り出
し、一時記憶部に記憶されているメニュー構成データの
形状属性のうち、機器“MMM”以外の機器の形状属性
を機器“MMM”の形状属性に一致させるよう一時記憶
部の記憶内容を書き替える。
【0076】例えば、図35に示す“PRIORIT
Y”演算では、ボタン形状と頁ボタン形状とをテレビ2
702で定義されている属性値を優先して他のメニュー
構成データ(ビデオ2703のメニュー構成データ)に
も用いることを意味している。同様に、図42に示す
“PRIORITY”演算では、パネル形状にビデオ2
703で定義されている属性値を優先して用いることを
意味している。この結果、図50に示すように、合成後
の形状データは、テレビ2702のメニュー構成データ
のボタン形状、頁ボタン形状が用いられ、ビデオ270
3のメニュー構成データのパネル形状が用いられること
になる。
【0077】ADD部は、読み出し判断部によって起動
されると、一時記憶部に記憶されている合成指示データ
から“〈対象 BBB=CCC・・・〉DDD”を取り
出す。一時記憶部に記憶されているメニュー構成データ
の“DDD”中から“BBB=CCC・・・”で識別で
きる情報を検索する。“BBB=CCC・・・”中に条
件が複数あるときには、全ての条件を満足する情報を検
索し、条件を満足する検索データに順次1から番号を付
す。追加数カウンタp=1を設定する。p番目の検索デ
ータが存在するか否かを判断し、存在するときには、一
時記憶部のメニュー構成データのp番目の検索データに
合成指示データの“〈追加先〉EEE”の“EEE”で
識別できる位置に、“〈追加情報FFF=GGG・・
・〉HHH”の“FFF=GGG・・・”をメニュー構
成データとして追加記憶させる。追加数カウンタのpの
値を「1」インクリメントする。p番目の検索データが
存在しないときには、合成指示カウント部にカウンタの
インクリメントを通知する。
【0078】例えば、図42に示す“ADD”合成で
は、ビデオ2703に関する制御動作を行なう前処理と
して、ビデオ2703に制御を切替える動作を追加する
ことを意味している。即ち、ビデオ2703に制御を切
替えてからビデオ2703の制御動作をすることとな
る。一時記憶部は、読み出し制御部によってメニュー情
報を記憶させられ、TOP合成部、パネル合成部、PR
IORITY部、ADD部によってその記憶内容を追
加、削除、変更される。
【0079】メニュー情報表示制御部2717は、メニ
ュー表示部2718のメニュー画面の表示制御をする。
メニュー情報合成部2716からメニュー情報の合成処
理の終了の通知を受け取ると、メニュー情報合成部27
16で合成され一時記憶部に記憶されたトップパネルを
メニュー表示部2718に表示制御する。入力受付部2
711から表示画面の変更指示の通知を受け取ると、変
更指示に従い、メニュー情報合成部2716の一時記憶
部に記憶された合成したメニュー情報を表示制御する。
【0080】メニュー情報表示制御部2717は、例え
ば図29〜図34に示すテレビ2702のメニュー情報
が単独でメニュー情報記憶部2714に記憶されている
ときには、図51に示すテレビ操作メニュー5101を
メニュー表示部2718にメニュー画面として表示制御
する。このとき、入力受付部2711において、ユーザ
からメニュー部品としての設定ボタン5102が押され
るとボタン形状Aの網掛けの形状となる。メニュー情報
表示制御部2717は、入力受付部2711から変更指
示の通知を受けて、メニュー情報合成部からメニュー構
成データを読み出し、設定パネル5103をメニュー表
示部2718に表示制御する。このとき、メニュー部品
であるボタン5104や頁ボタン5105を表示するの
に適した大きさに設定パネル5103の大きさを制御す
る。
【0081】また、図29、図37〜図40に示すビデ
オ2703のメニュー情報が単独でメニュー情報記憶部
2714に記憶されているときには、図52に示すビデ
オ操作メニュー5201をメニュー表示部2718に表
示制御する。このとき、ビデオ操作メニュー5201の
設定ボタン5202が押されると、設定パネル5203
を表示制御する。
【0082】メニュー表示部2718は、液晶ディスプ
レイ等からなり、メニュー情報表示制御部2717の制
御に従いメニュー画面を表示する。メニュー表示部27
18は、メニュー情報合成部2716でテレビ2702
とビデオ2703とのメニュー情報が合成されたときに
は、図46に示すメニュー構成データ(トップパネル)
を図53に示すようにメニュー画面として表示する。ま
た、図49に示すメニュー構成データ(設定パネル)を
図54に示すようにメニュー画面として表示する。
【0083】次に、本実施例の動作について図55〜図
57のフローチャートを用いて説明する。リモコン装置
2701からテレビ2702に信号を送信する(S55
02)。テレビリモコン信号受信部2722がリモコン
装置2701からの信号を受信する(S5504)。テ
レビリモコン信号受信部2722からテレビ機器制御部
2723に信号を送る。テレビ機器制御部2723は、
テレビリモコン信号受信部2722から送られた信号が
メニュー情報の送信を促す信号であるか否かを判断する
(S5508)。メニュー情報の送信を促す信号のとき
には、テレビメニュー情報記憶部2721に記憶されて
いるテレビのメニュー情報の送信指示をテレビメニュー
情報送信部2724に通知する(S5510)。メニュ
ー情報の送信を促す信号でないときにはS5518に移
る。
【0084】テレビメニュー情報送信部2724は、メ
ニュー情報を読み出し、リモコン装置2701に送信す
る(S5512)。リモコン装置2701のメニュー情
報受信部2713がテレビのメニュー情報を受信する
(S5514)。メニュー情報受信部2713は、テレ
ビのメニュー情報をメニュー情報記憶部2714に記憶
させる(S5516)。
【0085】S5518において、テレビ機器制御部2
723は送られた信号に対応したテレビ2702の制御
動作をする。リモコン装置2701とビデオ2703と
の間でも同様の動作がなされるのでその説明は省略す
る。メニュー合成部2716の読み出し判断部は、メニ
ュー情報記憶部2714の記憶内容中に複数の電気機器
のメニュー情報が存在するか否かを判断し(S560
2)、複数の電気機器のメニュー情報が存在するときに
は、合成指示カウント部に初期値設定の指示を通知し、
合成指示カウント部はN=1を設定する(S560
4)。1つの電気機器のメニュー情報しか存在しないと
きには、合成処理を終了する。
【0086】読み出し判断部は、メニュー情報記憶部2
714に記憶されている合成指示データにN番目の合成
指示データが存在するか否かを判断する。存在するとき
には、N番目の合成指示データを取り出し、存在しない
ときには合成処理を終了する(S5606)。読み出し
判断部は、取り出した合成指示データ中の“演算=XX
X”の“XXX”を解釈して、合成指示データが指示す
る演算の種類が“TOP合成”演算か否かを判断する
(S5608)。“TOP合成”演算のときには、TO
P合成部を起動し、TOP合成部は、“結合方式=YY
Y”の“YYY”が“UNIQ結合”または“単純結
合”であるか否かを判断する(S5610)。“TOP
合成”演算でないときには、S5628に移る。“UN
IQ結合”または“単純結合”であるときには、電気機
器数カウンタにM=1を設定する。“UNIQ結合”と
“単純結合”のいずれでもないときには、S5662に
移る。M番目の電気機器のメニューが存在するか否かを
判断し(S5614)、M番目の電気機器のメニュー構
成データ中の“トップパネル”で識別されるパネルの定
義データを取り出し、取り出したトップパネルの定義デ
ータ中の属性定義を合成後のパネルの属性の定義項目と
して加える(S5616)。M番目の電気機器のメニュ
ー情報が存在しないときには、S5622に移る。
【0087】M番目の電気機器のメニュー構成データ中
の“トップパネル”で識別されるパネルの定義データ中
の“〈パネル〉”と“〈/パネル〉”の間に定義された
オブジェクトを合成後のパネルの“〈パネル〉”と
“〈/パネル〉”の間のオブジェクトとして追加する
(S5618)。電気機器数カウンタをインクリメント
して、S5614に戻る(S5620)。S5622に
おいて、合成後のパネルの属性の定義項目の中で重複す
るものがあれば、最初に出現する定義項目を優先して、
2回目以降出現する属性の定義項目は削除する。
【0088】結合方式が“UNIQ結合”であるか否か
を判断し(S5624)、“UNIQ結合”であるとき
には、合成後のパネルの“〈パネル〉”と“〈/パネ
ル〉”の間のオブジェクトが重複している場合には、重
複しているオブジェクトを削除する。即ち、識別子が同
一なら同一オブジェクトとし(S5626)、S566
2に移る。“UNIQ結合”でないときには、S566
2に移る。
【0089】S5628において、読み出し判断部は、
取り出した合成指示データが“パネル合成”演算か否か
を判断し、“パネル合成”演算であるときには、パネル
合成部を起動し、パネル合成部は、“結合方式=YY
Y”の“YYY”が“UNIQ結合”または“単純結
合”であるか否かを判断する(S5630)。“パネル
合成”演算でないときにはS5642に移る。“UNI
Q結合”または“単純結合”であるときには、S560
2で読み出し判断部が読み出したメニュー情報中に同一
のパネル識別子を持つパネルの組数を算出する。算出し
たパネルの組数をKとする(S5632)。K>0か否
かを判断し(S5634)、K>0であるときには、K
組目の重複するパネル識別子を有する複数のパネルに関
するメニュー構成データを全て取り出す(S563
6)。K>0でないときにはS5662に移る。S56
36で取り出した複数のメニュー構成データを合成す
る。このメニュー構成データの合成動作の詳細はS57
02以後に説明する。K=K−1とし(S5640)、
S5634に戻る。
【0090】読み出し判断部は、読み出した合成指示デ
ータが“PRIORITY”演算か否かを判断し(S5
642)、“PRIORITY”演算であるときには、
PRIORITY部を起動し、PRIORITY部は、
合成指示データから機器属性値“機器=MMM”を取り
出す(S5644)。PRIORITY部は、“〈合成
指示〉”と“〈/合成指示〉”に囲まれた形状情報を取
り出す(S5646)。取り出した形状情報に機器“M
MM”以外の機器の形状情報を一致させ(S564
8)、S5662に移る。
【0091】読み出し判断部は、読み出した合成指示デ
ータが“ADD”演算か否かを判断し(S5650)、
“ADD”演算であるときには、ADD部を起動し、A
DD部は、合成指示データから“〈対象 BBB=CC
C・・・〉DDD”を取り出し、メニュー構成データの
“DDD”中から“BBB=CCC・・・”で識別でき
る情報を検索する。“BBB=CCC・・・”中に条件
が複数あれば、すべての条件を満足する情報を検索する
ものとする(S5652)。追加数カウンタp=1を設
定する(S5654)。S5652で検索した“DD
D”のデータ中、p番目の検索データが存在するか否か
を判断する(S5656)。p番目の検索データが存在
するときには、p番目の検索データに対して“〈追加
先〉EEE”の“EEE”で識別できる位置に、“〈追
加情報FFF=GGG・・・〉HHH”の“FFF=G
GG・・・”を内容とするデータを追加する(S565
8)。追加数カウンタpの値をインクリメントし(S5
660)、S5656に戻る。p番目の検索データが存
在しないときには、合成指示カウント部にカウンタのイ
ンクリメントを通知し(S5662)、S5606に戻
る。
【0092】S5702において、パネル合成部は、同
一の識別子を持つパネルの数を算出してLとする。L>
0かどうかを判断する(S5704)。L>0であると
きには、L番目のパネルの属性定義を合成されるパネル
の属性の定義項目としてすべて加える(S5706)。
L番目のパネル情報中の“〈パネル〉”と“〈/パネ
ル〉”との間に定義されたオブジェクトを合成後のパネ
ルの“〈パネル〉”と“〈/パネル〉”との間のオブジ
ェクトとして追加する(S5708)。L=L−1とし
(S5710)、S5704に戻る。L>0でないとき
には、合成後のパネルの属性の定義項目の中で重複する
ものがあるときには、最初に出現する属性の定義項目を
優先して、2回目以降出現する属性の定義項目は削除す
る(S5712)。結合方式が“UNIQ結合”である
か否かを判断する(S5714)。“UNIQ結合”で
あるときには、合成後のパネルの“〈パネル〉”と
“〈/パネル〉”との間のオブジェクトが重複している
場合には、重複しているオブジェクトを削除し(S57
16)、S5640に戻る。“UNIQ結合”でないと
きには、S5640に戻る。
【0093】なお、S5622において、TOP合成部
は、重複した属性定義を一時記憶部に記憶された2番目
以降に記述したけれども、電気機器に優先順位を付け
て、その優先順位に従って最も優先順位の高い電気機器
の属性定義を採用するようにしてもよい。また、S56
26において、TOP合成部は、重複したオブジェクト
を一時記憶部に記憶された2番目以降に記述された同一
のオブジェクトを削除するようにしたけれども、電気機
器に優先順位を付けて、その優先順位に従って最も優先
順位の高い電気機器のオブジェクトを採用するようにし
てもよい。
【0094】さらに、S5646において、PRIOR
ITY部は、形状データを特定の機器のメニュー構成デ
ータに一致させるために形状情報を取り出しているけれ
ども、文字色、動作、配置やパネルのタイムアウト時間
(パネルが表示されてから一定時間後に消去するまでの
表示されている時間の属性値)などの他の属性定義を一
致させるよう、これらの属性情報を取り出してもよい。
【0095】なお、本実施では、テレビ2702とビデ
オ2703との2つのメニュー情報の合成をしたけれど
も、電気機器はこれらの2つに限るものではなく、エア
コンディショナーやオーディオ等の3つ以上のメニュー
情報の合成であってもよい。また、本実施例では、入力
受付部2711の一部をタッチパネルとしたけれども、
タッチパネルに替えて、十字カーソルキーを用いてメニ
ュー表示部2718に表示されたメニュー部品を操作す
るようにしてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複数の機器からメニュー情報を受信して合成し、
複数の機器を制御するための一つのメニュー画面を表示
して、ユーザの操作でメニュー画面を変更して機器制御
を容易にすることができる。請求項2の発明によれば、
合成されたメニューが階層的に表示されるのでメニュー
の選択が容易にでき、同一名のパネルは一つのパネルに
まとめられるので操作が容易にでき、メニュー部品の形
状を一致できるのでメニュー画面の外観を統一され、さ
らに動作制御を効果的にすることができる。
【0097】請求項3の発明によれば、メニュー画面上
のメニュー部品を操作することにより複数の機器の制御
を容易にすることができる。請求項4の発明によれば、
複数のメニュー情報を合成し、複数の機器を制御するた
めのメニュー画面を容易にシミュレートすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメニュー情報合成装置の第1実施
例の構成図である。
【図2】上記実施例における第1のメニュー格納部に格
納されている第1のメニュー情報の一例を示す図であ
る。
【図3】上記実施例における第1のメニュー格納部に格
納されている第1のメニュー情報の一例を示す図であ
る。
【図4】上記実施例におけるテレビのメニューの表示例
である。
【図5】上記実施例における合成ルール記憶部に記憶さ
れている合成ルールの一部を示す図である。
【図6】上記実施例における第2のメニュー格納部に格
納されている第2のメニュー情報の一例を示す図であ
る。
【図7】上記実施例におけるメニュー合成部で合成され
たメニュー情報の一例を示す図である。
【図8】上記実施例におけるメニュー合成部で合成され
たメニュー情報の一例を示す図である。
【図9】上記実施例におけるメニュー合成部で合成され
たメニュー情報の一例を示す図である。
【図10】上記実施例における合成されたメニューの表
示例である。
【図11】上記実施例におけるビデオのメニューの表示
例である。
【図12】上記実施例における第2のメニュー格納部に
格納されているビデオ目次作成のメニュー情報の一例を
示す図である。
【図13】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図14】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図15】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図16】上記実施例における合成されたメニューの表
示例である。
【図17】上記実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図18】上記実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図19】本発明に係るメニュー情報合成装置の第2実
施例の構成図である。
【図20】上記実施例におけるエアコンのメニュー情報
の一例を示す図である。
【図21】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図22】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図23】上記実施例におけるメニュー合成部で合成さ
れたメニュー情報の一例を示す図である。
【図24】上記実施例における合成されたメニューの表
示例である。
【図25】上記実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図26】本発明の他の実施例の表示例を示す図であ
る。
【図27】本発明に係るメニュー情報合成装置の第3実
施例の構成図である。
【図28】本発明に係るメニュー情報合成装置の第3実
施例の構成図である。
【図29】上記実施例におけるテレビメニュー構成デー
タ記憶要素及びビデオメニュー構成データ記憶要素に記
憶されているメニュー構成データの内容(クラス定義)
を示す図である。
【図30】上記実施例におけるテレビメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(パネル構成定義)を示す図である。
【図31】上記実施例におけるテレビメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(ボタン構成定義)を示す図である。
【図32】上記実施例におけるテレビメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(形状定義)を示す図である。
【図33】上記実施例におけるテレビメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(動作定義)を示す図である。
【図34】上記実施例におけるテレビ表示要素記憶要素
に記憶されている表示要素データの内容を示す図であ
る。
【図35】上記実施例におけるテレビ合成指示データ記
憶要素に記憶されている合成指示データの内容を示す図
である。
【図36】上記実施例におけるオブジェクトが属するク
ラスの階層関係を示す説明図である。
【図37】上記実施例におけるビデオメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(パネル構成定義)を示す図である。
【図38】上記実施例におけるビデオメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(ボタン構成定義)を示す図である。
【図39】上記実施例におけるビデオメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(形状定義)を示す図である。
【図40】上記実施例におけるビデオメニュー構成デー
タ記憶要素に記憶されているメニュー構成データの内容
(動作定義)を示す図である。
【図41】上記実施例におけるビデオ表示要素記憶要素
に記憶されている表示要素データの内容を示す図であ
る。
【図42】上記実施例におけるビデオ合成指示データ記
憶要素に記憶されている合成指示データの内容を示す図
である。
【図43】上記実施例における図30と図40とに示し
たトップパネルを単純に合成したときのメニュー構成デ
ータの内容を示す図である。
【図44】上記実施例におけるトップパネルを単純結合
により合成したときのメニュー構成データの内容を示す
図である。
【図45】上記実施例におけるトップパネルのUNIQ
結合に至る合成過程のメニュー構成データの内容を示す
図である。
【図46】上記実施例におけるトップパネルをUNIQ
結合により合成したときのメニュー構成データの内容を
示す図である。
【図47】上記実施例における設定パネルを単純に合成
したときのメニュー構成データの内容を示す図である。
【図48】上記実施例における設定パネルを単純結合に
より合成したときのメニュー構成データの内容を示す図
である。
【図49】上記実施例における設定パネルをUNIQ結
合により合成したときのメニュー構成データの内容を示
す図である。
【図50】上記実施例における形状データの合成後の内
容を示す図である。
【図51】上記実施例におけるテレビのメニュー構成デ
ータの表示画面例を示す図である。
【図52】上記実施例におけるビデオのメニュー構成デ
ータの表示画面例を示す図である。
【図53】上記実施例におけるテレビとビデオとのメニ
ュー情報が合成されたトップパネルの表示画面例を示す
図である。
【図54】上記実施例におけるテレビとビデオとのメニ
ュー情報が合成された設定パネルの表示画面例を示す図
である。
【図55】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図56】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図57】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 テレビ本体 102 ビデオ本体 111 第1のメニュー格納部 112 合成ルール記憶部 113 メニュー合成部 114 メニュー受信部 115 メニュー表示部 116 機器制御信号送信部 117 テレビ側信号受信部 118 テレビ動作部 119 リモコン信号受信部 120 ディスプレイ 121 第2のメニュー格納部 123 メニュー送信部 124 ビデオ側信号受信部 125 ビデオ動作部 126 リモコン 1901 メニュー情報送信催促部 1902 メニュー受信部 1903 メニュー合成部 1904 メニュー表示部 1905 機器制御信号送信部 2701 リモコン装置 2702 テレビ 2703 据置ビデオ 2711 入力受付部 2712 リモコン信号送信部 2713 メニュー情報受信部 2714 メニュー情報記憶部 2715 表示要素データ記憶部 2716 メニュー情報合成部 2717 メニュー情報表示制御部 2718 メニュー表示部 2721 テレビメニュー情報記憶部 2722 テレビリモコン信号受信部 2723 テレビ機器制御部 2724 テレビメニュー情報送信部 2731 ビデオメニュー情報記憶部 2732 ビデオリモコン信号受信部 2733 ビデオ機器制御部 2734 ビデオメニュー情報送信部 2811 テレビメニュー構成データ記憶要素 2812 テレビ表示要素データ記憶要素 2813 テレビ合成指示データ記憶要素 2821 ビデオメニュー構成データ記憶要素 2822 ビデオ表示要素データ記憶要素 2823 ビデオ合成指示データ記憶要素

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器に制御信号を送信するため
    ニュー部品を含むメニュー画面を表示するリモートコ
    ントロール装置とこのリモートコントロール装置に制御
    される各機器を含むメニュー情報合成装置であって、 リモートコントロール装置は、各機器にその動作設定を
    対話形式でするためのメニュー画面に関するメニュー情
    報の送信を要求するメニュー情報送信要求手段と、 前記各機器から送信されたメニュー情報を各機器ごとに
    区別して受信するメニュー情報受信手段と、 前記メニュー情報受信手段が受信したメニュー構造デー
    タと合成ルールとを含むメニュー情報を記憶するメニュ
    ー情報記憶手段と、 前記メニュー情報記憶手段が記憶している複数のメニュ
    ー情報を所定のルールに従って合成するメニュー情報合
    成手段と、 前記メニュー情報合成手段で合成されたメニュー情報を
    メニュー画面として表示するメニュー表示手段と、 ユーザ操作によってメニュー画面の変更のための操作
    を受け付ける入力操作手段と、 前記入力操作手段が受け付けた操作に基づいて、前記メ
    ニュー情報合成手段で合成されたメニュー情報を取り出
    し、前記メニュー表示手段に表示されているメニュー画
    面の変更制御をする表示変更制御手段とを有し、 各機器は、前記メニュー情報送信要求手段からのメニュ
    ー情報の送信要求を受信するメニュー情報送信要求受信
    手段と、 固有のメニュー情報を予め記憶している機器側メニュー
    情報記憶手段と、 前記メニュー情報送信要求受信手段がメニュー情報の送
    信要求を受信すると、機器側メニュー情報記憶手段から
    読み出したメニュー情報を前記メニュー情報受信手段に
    送信するメニュー情報送信手段とを有することを特徴と
    するメニュー情報合成装置。
  2. 【請求項2】 前記メニュー情報記憶手段は、前記メニ
    ュー情報受信手段が受信した各機器のメニュー情報を機
    器ごとに区別して、前記メニュー表示手段のメニュー画
    面に表示されるパネル名とメニュー部品の形状情報とメ
    ニュー部品の動作情報とを階層構造で記述したメニュー
    構造データを記憶するメニュー構造データ記憶部と、 同じくメニュー情報を機器ごとに区別して複数のメニュ
    ー情報を合成する各種の合成ルールを記憶する合成ルー
    ル記憶部とを備え、 前記メニュー情報合成手段は、合成ルールを前記メニュ
    ー情報記憶手段から読み出し、その内容を判断する読み
    出し判断部と、 前記読み出し判断部が階層構造の合成ルールと判断した
    ときにはその通知を受けてその合成ルールに従い複数機
    器のメニュー構造データを一つの階層構造に合成するメ
    ニュー合成部、及び前記読み出し判断部がパネル合成の
    合成ルールと判断したときにはその通知を受けてその合
    成ルールに従い複数機器のメニュー構造データ内に同一
    のパネル名を持つパネルがあるときにはこれを一つのパ
    ネルに合成するパネル合成部、及び前記読み出し判断部
    が表示形状の合成ルールと判断したときにはその通知を
    受けてその合成ルールに従い複数機器のメニュー構造デ
    ータの各機器の形状情報を指定された機器の形状情報に
    一致させる形状合成部、及び前記読み出し判断部が機器
    の制御動作の付加ルールと判断したときにはその通知を
    受けてその付加ルールに従いメニュー構造データの所定
    の位置に付加ルールに記述された制御動作の情報を付加
    する動作付加部の少なくとも一とを備えていることを
    特徴とする請求項1記載のメニュー情報合成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力操作手段は、前記メニュー表示
    手段の表示画面と機能的に一体になり、前記メニュー表
    示手段に表示されたメニュー画面のメニュー部品の操作
    を受け付ける制御入力操作部を備え、 前記リモートコントロール装置は、更に前記制御入力操
    作部で操作されたメニュー部品に対応する制御信号を前
    記機器に送信する制御信号送信手段とを備え、 前記各機器は、更に前記制御信号送信手段から制御信号
    を受信する制御信号受信手段と、 前記制御信号受信手段が受信した制御信号に従い、機器
    の動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    請求項1又は2記載のメニュー情報合成装置。
  4. 【請求項4】 複数の機器のメニュー構造データと合成
    ルールとを含むメニュー情報を記憶するメニュー情報記
    憶手段と、 前記メニュー情報記憶手段が記憶している複数のメニュ
    ー情報を所定のルールに従って合成するメニュー情報合
    成手段と、 前記メニュー情報合成手段で合成されたメニュー情報を
    メニュー画面として表示するメニュー表示手段とを有
    し、 前記メニュー情報記憶手段は、メニュー情報を機器ごと
    に区別して、前記メニュー表示手段のメニュー画面に表
    示されるパネル名とメニュー部品の形状情報とメニュー
    部品の動作情報とを階層構造で記述したメニュー構造デ
    ータを記憶するメニュー構造データ記憶部と、 同じくメニュー情報を機器ごとに区別して複数のメニュ
    ー情報を合成する各種の合成ルールを記憶する合成ルー
    ル記憶部とを備え、 前記メニュー情報合成手段は、合成ルールを前記メニュ
    ー情報記憶手段から読み出し、その内容を判断する読み
    出し判断部と、 前記読み出し判断部が階層構造の合成ルールと判断した
    ときにはその通知を受けてその合成ルールに従い複数機
    器のメニュー構造データを一つの階層構造に合成するメ
    ニュー合成部、及び前記読み出し判断部がパネル合成の
    合成ルールと判断したときにはその通知を受けてその合
    成ルールに従い複数機器のメニュー構造データ内に同一
    のパネル名を持つパネルがあるときにはこれを一つのパ
    ネルに合成するパネル合成部、及び前記読み出し判断部
    が表示形状の合成ルールと判断したときにはその通知を
    受けてその合成ルールに従い複数機器のメニュー構造デ
    ータの各機器の形状情報を指定された機器の形状情報に
    一致させる形状合成部、及び前記読み出し判断部が機器
    の制御動作の付加ルールと判断したときにはその通知を
    受けてその付加ルールに従いメニュー構造データの所定
    の位置に付加ルールに記述された制御動作の情報を付加
    する動作付加部の少なくとも一つとを備えていることを
    特徴とするメニュー情報合成装置。
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