JP4892359B2 - 床の清掃および処理装置 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
(技術分野)
この発明は、表面の例えば清掃などの処理のための装置に関する。より具体的に言えば、本発明の1つの実施形態は、操作者(オペレータ:operator)のために立つ又は座る場所を提供し、狭い空間でも操作することができる、表面清掃用の装置である。
(背景技術)
タイル,石材,煉瓦,木材,コンクリート,絨毯および他の一般的な表面材でなる床表面の清掃に、清掃機が広く用いられている。これら表面の清浄さを維持管理することは、特に、商業用の,工業用の,企業の及び公共の建物における広範な領域では、継続的で時間の掛かるプロセスである。本発明は、使用期間中オペレータを支持する、非常に操作し易い、床の清掃または処理装置(以下、「処理装置」)に関するものである。より具体的に言えば、本発明の幾つかの実施形態は、床張りされた表面を、清浄にし、掃き清め、真空引きで掃除し、磨き、ワックス掛けなどをする(以下、「処理する」)のに適合しており、オペレータは清掃装置によって支持され、従って、清掃作業の効率および生産性が高められている。ここで用いられる「床張りされた表面」、或いはより一般的には「表面」は、コンクリート,タイル,絨毯,木材,プラスチック,石材,芝生、若しくは当該分野で公知の他のあらゆる物質によって覆われた領域を包含するものである。従来の装置は、かかる床張りされた表面を清掃するに伴って生じる多くの問題に取り組んでいる。しかし、あいにく、本発明以前には、所定の如何なる時点においても、様々の環境での様々の表面の清掃において生じる問題の、全てでなくてもその多くに取り組むことができるデバイス(device)は、一つもなかった。
A.モップ及びバケツ式の清掃デバイス
過去においては、建物の維持管理(メインテナンス:maintenance)要員等は、例えばタイル張りの玄関や廊下あるいは手洗い休憩室の床などの表面を、伝統的なモップとバケツの技法を用いて処理するのがしばしばであった。バケツは、取り外し可能なモップ用の鉄輪を有しているかも知れず、また、容易な移動を助勢するために脚輪上に配置されているかも知れない。作業者は、用具の清浄さによっては、モップとバケツの手法を用いて床を処理するに際して良いスタートを切ることができるかも知れない。しかしながら、間もなく、モップとバケツ内の流体は汚れてしまうか、或いはそうでなくても細菌及び/又はバクテリア(bacteria)で汚染されてしまう。この問題点により、作業者がモップをバケツ内に突っ込みモップを絞る毎に、モップと清掃液の両方がますます汚れ/汚染されてしまう。
B.手押し式の清掃デバイス
表面の清掃に取り組む従来技術のモップ及びバケツ方式に関連する基本的な清掃問題は、引用することによりここに完全に組み込まれるものであるが、「多機能清掃機」と題する、ロビンソン(Robinson)に対し付与された米国特許第6,206,980号に示されるように、当該技術分野において一般的に注力されて来た。このタイプの清掃機は、一般に、2個のタンク,1個の凝集化学容器,真空及びブロワー(blower)モータ並びに流体ポンピング(pumping)システムを備えた手押し式の車輪付き本体を有している。典型的には、かかる機器は、汚れた液体の吸い込みと、清掃された床を乾かすのに役立てることができるエア(air)の送風、の両方に使用される唯一つのモータを有している。かかる機器は、一般的には操作し易く、また、それより以前のモップ及びバケツ技法に対して改善となるものであるが、そのシステムは、なお労働集約的で遅鈍なものである。結果として、清掃専門職の生産性は、これらタイプのシステムを用いるときには、利用できる他のタイプのシステムでの生産性に対して、一般に低下する。
C.自走式ウォークビハインド型デバイス
生産性問題は、あるウォークビハインド(walk behind)型の床処理装置を創り出すことにより、当該技術分野において取り組まれて来た。これらの装置は、典型的には、装置の前部に擦り洗い用のデッキ(スクラブデッキ:scrub deck)を有し、装置の後部にはゴム雑巾(スキージ:squeegee)を有している。このスキージは、「揺動する」、つまり、装置が方向を変えるときにスクラブデッキの経路に追従する、機能を有している。このタイプの装置は、一般に、広い表面領域を清掃する際には、モップ及びバケツ又は手押し式のデバイスの何れよりも効率的である。しかしながら、あいにく、前記スクラブデッキとスキージとの間隔が比較的大きい。また、ウォークビハインド型のものは、典型的には、比較的幅広のスキージを有している。これらの特性は、かかる装置の操作性を制限し、また、容易に通過し得る出入り口(ドアウェイ:doorway)を制限している。典型的な3フィート(3')のドアウェイは、33インチ(33'')以下のスキージを備えた装置であれば、取り外すことなく旨く通過することを許容する。
小型のウォークビハインド式の床清掃装置は、典型的には、装置の中間部分にスクラブデッキを有し、装置の後部にスキージを有している。この形態では、スキージは、揺動する、つまり、装置が方向を変えるときにスクラブデッキの経路に追従する、機能を殆ど又は全然有していない。小型のライダースクラバー(rider scrubber)は、典型的には、比較的幅が狭いスキージしか備えておらず、スクラブデッキに隣接し、水をメインの(真空引きされた)スキージの経路に指向させる「サイドスキージ(side squeegee)」(真空引きされていないスキージブレード)をあてにしている。これらサイドスキージに伴う問題は、それらが長い距離に対しては余り良好には機能せず、また、真空引きされたスキージが、スクラブデッキの真の経路、(水の膜を残す)サイドスキージの経路のみには追従しないので、順々に水の膜を残す傾向があることである。最後に、サイドスキージは、典型的には、非常に重いゴム製のブレード(blade)で、水を指向させるためにブレードに作用させる圧力の著しい低下があり、このことは、サイドスキージを高価なものとし、また、推進ユニットに対する仕事量を増大させる著しい「ドラッグ(drag)」を生じさせ、電池(バッテリ:battery)の稼働時間を制限する。従って、大型のウォークビハインド型の床処理装置よりも操作はし易いが、小型の装置は、典型的には、大型の装置と同様にはきれいにするものではない。
D.従来技術のデバイスにおける保管の問題
更に、既知の清掃機は、清掃用品,清掃道具など用の適切な搭載された保管を与えるものではない。同じく、従来技術の装置も、要求が生じたときに屑などの保管設備を追加する柔軟な取り組みを与えることは余りない。
E.自走式搭乗型デバイス
自走式の清掃デバイスも、現場では一般に良く知られており、病院,百貨店,学校,体育館等に備えられた、例えば、タイル張りの、又はコンクリート若しくはカーペット敷きの床など、広い床張りの表面を処理するのに採用されている。これらの装置は、一般に、そこからオペレータが装置の運転を制御することができる座席を、オペレータに提供している。これらの装置は、時間の掛かる流体の取り替えや屑の除去を繰り返して行う必要なしに、大量の汚れた流体及び/又は屑を収容できるので、広い開放された領域を清掃するのに理想的である。更に、これらの装置は、ユーザに座席を提供しているので、ユーザが早期に疲れてしまうことはなく、総合的な作業者の生産性を向上させる。しかし、あいにく、これら大型の搭乗式の装置は、玄関や廊下,小部屋、或いは広い部屋でも内部に多くの障害物がある部屋などによく見受けられる、より狭い床表面、より閉じ込められた床表面の清掃に、特に好適であるというわけではない。
当該技術分野で良く知られているように、より小さな部屋及び玄関や廊下の清掃に理想的なより小型の自走式清掃装置も現存している。しかしながら、より小型の装置は、通常、オペレータによって押し操作あるいは引き操作されるものである。この故に、これら装置の重大な欠点は、装置を操縦するのに、しばしばオペレータの体力をあてにすることである。たとえ装置が自走式であっても、人手操作の操舵装置(ステアリング:steering)を採用していることがよくある。処理装置の後を付いて歩く長い交替勤務時間の後は、オペレータはすっかり疲れ果てており、その場合には、彼又は彼女の注意力は手近な任務から外れるであろうし、それにより、床張りされた領域に対する不均一な処理をもたらす可能性がある。従って、その後に続く仲間は、最初の操作期間中に精確に処理されなかった或る領域に戻って修正しなければならないかも知れない。更に、延長期間中にオペレータが一つの領域に手間取った場合に、表面がブラシ掛けに曝される時間の長さに関連した人為的な過ちが生じるかも知れない。このような状況は、床表面にとって決して好ましくはない。当該技術分野における装置は、また、操縦が難しく、窮屈な角部(コーナ部)の廻りで操作するのに適していないことがよくあり、そのような場合には、事前または事後の清掃を行わなければならず、従って、作業全体の時間及び費用が増大することになる。
このように、オペレータが乗ることができ、狭い領域及び/又は窮屈なコーナ廻りで使用されるに適した装置を提供することは、床の清掃もしくは処理の現場では、長い間感じられている要望である。以下の開示は、狭い領域での使用に適合し、オペレータを支持するのに適合した台座(プラットホーム:platform)を有して、最適な床の清掃又は処理を確かなものとする、改良された床の清掃および処理装置を記載している。
(発明の開示)
操縦することが容易な床処理装置を提供することは、本発明の一面である。より具体的に言えば、本発明の1つの実施形態は、少なくとも処理デバイスの内部部品の部分と清掃作業中に用いられるデバイスの据え付けのための場所を収容する囲い(エンクロージャ:enclosure)を含む架台(シャーシ:chassis)部で構成されている。更に、本発明の1つの実施形態は、オペレータのために、立つ、もたれる或いは座る場所を提供する。本発明の今一つの実施形態は、窮屈なコーナ部がある領域でも非常に高い操縦性を許容する、動力が付与される操舵(ステアリング)装置を備えており、それにより、事前または事後の処理作業を要することなく、より広範な床張り表面が処理される。特に、本発明の1つの実施形態は、障害物の廻りでのより高い操縦性を与えるために、自走式の車輪と使用が簡単なステアリング装置を備えている。本発明の1つの実施形態は、推進および/または操舵機能をもたらす少なくとも1つの車輪を用いている。本発明の更に他の実施形態は、シャーシの下側で実質的に中央に置かれた車輪を用いており、その結果、装置全体が、他の如何なる方向においても実質的に動き回ることなく、全体として360度回転することができ、従って、表面の窮屈なコーナ部を処理できるようにしている。製造するのに費用に対し効率が良い清掃装置を提供することは、本発明の他の一面である。本発明の様々の一面を、より詳しく説明する。
シャーシ
本発明の1つの実施形態は、装置の内部の作動部を収容し保護する、また、そこで共に用いられる補助的な処理デバイスの相互結合のための場所を与えるように設計されたシャーシを用いている。本発明の1つの実施形態は、剛性のある(リジッドな)プラスチック、金属あるいは当該分野で用いられる他の一般的な材料で構成されたシャーシを用いている。この実施形態のシャーシは、また、オペレータのためのプラットフォームを備えている。本発明の代替的な実施形態は、折り畳み可能な、取り外し可能な、或いは固定のオペレータ用の座席(シート:seat)を用いている。更に、オペレータを、清掃装置内に、従って彼/彼女の作業環境内に、安全に確保しておくために、パッド(pad)又はベルトを用いることができる。
小さな覆い(エンベロープ:envelope)を備えたシャーシを提供することも、本発明の更に他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、窮屈な空間内に入って通るに十分なほど小さい。本発明の装置を用いる施設の多くは、狭い出入り口、狭い通路および狭いエレベータを有している。更に、特に、改装して アメリカンズ・ウイズ・ディスアビリティーズ条例(Americans with Disabilities Act)に適合するようにした古い建物では、エレベータは、その容量および昇降能力が最小である。小さいエレベータ内に入り込むために、シャーシは、最小の実用的なエンベロープを有し、先行技術に対して明確な利点を有するように、設計されている。また、本発明の1つの実施形態の装置は、装置の輪郭を小さくするために、容易に取り外しができ又は調整できる部品を有している。このように、本発明の実施形態は、様々の構造において用いることができる。
ステアリング機構
本発明の他の一面は、操作および操縦が簡単な清掃装置を提供することである。特に、本発明の1つの実施形態は、オペレータからの入力が、効率良く清掃装置の操舵輪に伝えられるようにできる操舵(ステアリング)機構を装備している。その代わりに、処理装置の操縦性を高めるために、例えば、ジョイスティック(joy stick),タッチスクリーン(touch screen),ボタン,遠隔制御要素などを用いることができる。
窮屈なコーナ部がある領域を効率的に清掃するのに適合した清掃装置を提供することは、本発明の更に他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、はっきりと感知できる横方向の動きを伴うことなく、全体として360度の旋回を行うのに適合している。本発明のこの実施形態は、全体としてシャーシの中央部の下側にある旋回機構を備えており、前記シャーシは旋回機構に隣接し、中央に置かれた車輪の廻りにシャーシを回転させる動力を付与する、2個の動力付きの外側車輪を備えている。動力付きの外側車輪は、ジョイスティックによって独立して制御することができ、そこでは、その動作は各車輪に指向的な入力を伝える。本発明の1つの実施形態は、少なくとも1つのジョイスティックを備えており、そこでは、前方への傾倒が前方への動作を与え、後方への傾倒が後方への動作を与え、そして、左右の傾倒は装置を旋回せしめる。その代わりに、2つのジョイスティックを同様のやり方で用いることができ、そこでは、左側ジョイスティックの後方への傾倒及び右側ジョイスティックの前方への傾倒が左旋回をもたらし、動力付きの車輪の配置に応じて、ことによると360度の左旋回がもたらされる。
本発明の今一つの実施形態は、操舵輪,ハンドルバー(handle bars),ヨーク(yoke)、つまり操舵用の類似した装置を利用している。実施形態は、動力補助付きの操舵機構を有していても良い。
一般的に使用されている動力装置(パワープラント:power plant)によって動力が付与される処理装置を提供することは、本発明の他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、装置に動力を供給するのに電動モータを用いている。前記電動モータは、電池,太陽エネルギ、或いは固定電源に結合された電気コードによって動力を与えることができる。本発明では、その代わりに、内燃機関によって動力を与えるようにしても良い。当業者によって認識されるように、本発明の範囲を逸脱することなく、本発明により他の推進手段も用いることもできる。
床処理デバイス
本発明の1つの実施形態は、流体ポンプ組立体(アッセンブリ:assembly)及び真空アッセンブリを収容したシャーシを用いている。装置は、更に、少なくとも2つのタンク(tank)を有しており、1つは、例えば水のようなベースとなる清掃流体を保有するためのものであり、第2のものは、使用済みの清掃液剤や乾燥した屑などを保有するためのものである。装置は、また、濃縮された化学薬品を保有するように設計された、1つ又はそれ以上の濃縮した清掃化学薬品用の容器を備えている。前記容器は、好ましくは、ロック可能な(lockable)構造内に保管され、装置全体の安全性を高めている。これらの薬剤は、表面への適用の直前に、また、様々の表面の清浄化を促進することが望まれるときに、ベースとなる清掃流体に添加されることができる。
タンク
手短に述べたように、好ましくは、処理を促進するために清掃されるべき床張り表面に振り向けられる液剤を供給するために、少なくとも1つのタンクが設けられている。該タンクは、表面からの使用済みの水が処分前に収容される複式の区画室(コンパートメント:compartment)で構成することができる。特に、本発明の1つの実施形態は、可動である膜(メンブレイン:membrane)を備えたタンクを用いている。この構成では、清浄な水および/または清掃液剤が、表面上に沈積され掻き回される。次に、汚れた水が吸い上げられ、タンクのある部分内に戻され、それにより、メンブレインを動かし、よって汚れた水を受容する。かかる構成は、引用することによりここに完全に組み込まれるものであるが、米国特許第4,759,094号に開示されている。折り畳み可能な構造を利用することにより、類似した選択的に膨張可能な流体貯留領域を創り出すことができ、一次流体タンクの内部に配置される。このタイプの配置構造は、引用することによりここに完全に組み込まれるものであるが、米国特許第4,196,492号に開示されている。
清浄な水は、装置に積み込まれて貯えられるのではなく、例えばホース(hose)のような外部の源から持ち込むことができるのは勿論である。しかしながら、本発明の操縦性および有用性を高めるために、シャーシが、少なくとも1つ、おそらくは複数の流体タンクを収容または保持することが想定される。
清掃液剤
或るタイプの処理操作においては、化学薬品用容器からの流体は、管(チューブ:tube)を通って、計量弁(バルブ:valve)を有する化学薬品選択装置(セレクター:selector)に流れ込む。前記セレクターには、好ましくは、明確な遮断位置があり、その遮断位置では、流体ラインの流体圧力に拘わらずセレクターを通って流体が流れることが阻止される。セレクターは、幾つかの清掃化学薬品のうちの一つについてのオペレータの選択の入力に応答するものである。化学薬品が選択されると、それは化学薬品セレクターを通って自由に流れ、その適量が、様々の入口部のうち混合用T字管へ続く1つの入口部へ供給され得る。流れを許容された化学薬品の量は、セレクターに組み込まれた、或いはセレクターとは別体の計量バルブにより、既知のやり方で調整され得る。例えば水のようなベースとなる清掃流体は、流体タンクから分離チューブを通って、混合用T字管の第2の脚部に流れ込むことができる。そして、清掃流体と濃縮された清掃化学薬品とが混合用T字管内で混ざり合って清掃液剤を創り出す。この液剤は、その後、セレクターの出口部を通って圧力ポンプに入り、そこで、清掃液剤は、加圧され、適切な配管を介して分配装置に流れ込むことができる。セレクターに対してまたセレクターを介して、流体を吸い込む前記ポンプは、また、好ましくは、ポンプ圧力の調整を容易にするために、迂回(バイパス:bypass)システムを有している。流体を吸い込むのに前記ポンプを用いることは、流体ライン及びシステム内に好ましくない圧力を生じさせることがなく、また、一般に流体の重力送りを受けることがないので、好ましい。
前記液剤は、如何なるタイプのものであれ分配装置を用いて、表面に適用される。ある好ましい実施形態では、分配装置または連繋した液剤ライン若しくは配管は調節可能なバルブを備えており、該バルブは、分配装置を出て行くことが許容される液剤の圧力および流れを調節するのに用いられる。その調節能力の故に、装置は、しみ取り或いはその他の処理を含む種々のカーペット処理に対して、事前清掃機として利用することができる。
前記化学薬品セレクターを用いることにより、2つ若しくはそれ以上の床処理化学薬品の容器を、混合用T字管に対して流通可能に連結することができる。操作時には、ユーザは、容器を追加する必要無しに、つまり、化学薬品送りラインを1つの容器から他の容器に切り換える必要無しに、又は、置き違い易く、間違って結合し易く、或いは損傷し易い計量先端部(チップ:tip)を交換する必要無しに、様々の清掃薬剤を創り出すことができる。このように、化学薬品の取り扱いがより少ないので、処理プロセスはより安全である。同様に、計量バルブの使用は、オペレータが非常に精確な床処理薬剤を創り出せるようにする。
装置全体を通じて、一方向の逆止弁を用いることが好ましい。例えば、逆止弁は、計量用T字管に清掃化学薬品を供給する送給ライン;計量用T字管に水を供給するライン;ポンプに清掃液剤を供給するライン;スプレーガン(spray gun)に清掃液剤を供給するライン;或いは計量用T字管自体に、備えられても良い。逆止弁は、流体の逆流を防止し、1つの流体が他の流体で汚染されることを防止する。
ブロワー
処理装置は、また、モジュール式のブロワーアッセンブリ(modular blower assembly)を備えている。このブロワーアッセンブリは、清掃装置全体から完全に離れて、手で持って操作することができる。ブロワーアッセンブリは、装置が保管された場所から物理的に離れた領域を乾かすのに用いることができる。ブロワーアッセンブリは、おそらくは装置とは別体であるので、例えば、木の葉,ガラス,埃あるいは屑を吹き飛ばすなどの、他の送風機能のために用いることもできる。前記ブロワーアッセンブリは、取り外し可能な手動ノズル,フレキシブルノズル,伸長棒などと共に用いることができ、それにより、ブロワーアッセンブリの全体的なフレキシビリティが高められる。ブロワーアッセンブリは、統合されたオン/オフスイッチ(on/off switch)を利用し、装置の電源を含めて、典型得的なあらゆる延長コードで供給される電力により、電力供給されることができる。ブロワーは、様々の便利な方法の一つで、装置上に格納されるように形成することができる。このタイプのモジュール式ブロワーアッセンブリを備えることが多機能床処理装置の全体的な機能性にとって非常に有益であることは、当業者によって理解されるであろう。
貯留
本発明の1つの実施形態の他の側面は、シャーシが、好ましくはオペレータの手が容易に届く範囲内に、ビン(bin),トレイ(tray),隔室(ベイ:bay)及びその他の貯留デバイスを備えていることである。該貯留デバイスは、処理を要する数多くのタイプの表面を有する大きな建物や領域を清掃するときに、オペレータに対して実質的なフレキシビリティを与える。また、装置は、当該装置が様々の床処理作業の1つに合わせて構成されるように、迅速かつ容易に装置に対し追加または装置から除去できる、モジュール式の屑入れ/供給用のビンを備えている。
主ポンプ
始動に先立って主たる流体ポンプに流体を供給する2次的な流体ポンプを備えた装置を提供することは、本発明の更に他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、主流体ポンプの起動に先立って起動される、2次的な又は呼び水のポンプを備えている。主流体ポンプの起動に先立って当該ポンプに流体を導入し、それにより、例えば蒸気閉塞(ベーパーロック:vapor lock)やキャビテーションによる主流体ポンプモータへの損傷を引き起こすかも知れない閉じ込められた空気を放出することが、望ましいことが多い。この呼び水プロセスは、時間が掛かるが手動で行うこともでき、そこでは、ユーザが手動でポンプに流体を加えるか又はポンプから空気を抜く。その代わりに、そして好ましくは、本発明の1つの実施形態は、流体排出装置が初期に起動される際に、短時間だけ駆動される2次ポンプを備えており、主流体ポンプの作動時には閉じ込められた空気が実質的に無いことを確かなものにしている。
スキージ
床処理デバイスに隣接するスキージを備え、両者が一般的には装置の中央にある、デバイスを提供することは、本発明の他の一面である。スキージは効果的に揺動し、或いは床の経路に追従し、主たる真空引きされたスキージに対して水を導くのに、真空引きされないサイドスキージをあてにすることはない。このように、そのことは、汚れるサイドスキージに頼るものではないので、装置が向きを変える際には、ウォークビハインド式のスクラバーを用いてできるよりも良好な或いは改善された、また、典型的な小型のライダーよりも遙かに優れた、流体の収集を提供するものである。本発明の1つの実施形態は、ローラ及び軌道(トラック:track)機構によって支持されたリンクを用いて、ステアリング軸の廻りに回転するスキージを採用している。サイドスキージが無いことは、引き摺りがより少なく、有効なエネルギをより良好に利用することを意味する。更に、本発明の幾つかの実施形態は、床との接触が極小で、従って、引き摺りを低減してバッテリ負荷を節約する、調整可能なスキージ,スカート(skirt)若しくはシュラウド(shroud)を有している。その代わりに、本発明の幾つかの実施形態は、床を傷つけることなく当該床と接触する止め具(ストップ部:stop)を備えている。
デバイスの使用
上記で手短に議論された本発明の様々な一面は、組み合わさって、商業的な建物、工業的な建物、施設の建物、及び公共の建物の内部および廻りの非常に多くの領域の処理において有用な、有効で効率的な道具を提供する。しかも、本発明の様々な一面のおかげで、衛生設備メインテナンスの作業者は、特定の部屋または設備を、従来可能であったよりも、より効率的に清掃できる。本発明は、例えば、磨き,真空引き,擦り洗い,サンド掛け(サンディング:sanding),ワックス掛け,掃除,封止(シーリング:sealing),塗装,つや出し(ポリッシング:polishing)など、様々の清掃作業において利用することができる。これらの任務を達成するために、本発明は、床処理デバイスの様々の組み合わせを備えることができる。特に、本発明の1つの実施形態は、屑を掻き落として床表面から収集するために、複数のブラシとスキージとを備えている。更に、流体および/または乾燥した粒状物が容器内に移送されるように、吸引機構が用いられるかも知れない。本発明の1つの実施形態が、擦り落とし用ブラシに隣り合って位置する少なくとも1つの液剤の塗布具(アプリケータ:applicator)を有し、ブラシによる掻き落としの後または前に表面上に液剤を適用することも、構想されている。屑とそれを浮遊させて運ぶ液剤とはスキージによって収集され、続いて、貯留タンク内に真空引きされるか、又は、外部の貯留器に向かってシャーシの外部に排出される。この実施形態で用いられるブラシ及び/又は液剤は、床面を、清掃し,掃除し,塗装し,磨き,サンド掛けし,剥離清掃し,ニス塗りし、又はワックス掛け等をするのに、適合することができる。どんな床表面であれそれを処理するのに適合した液剤であれば如何なるタイプの液剤でも、本発明の範囲を逸脱することなく、用いることができることは、当業者によって理解されよう。
様々の床のメインテナンス作業に用いることができる床処理装置を提供することは、本発明の更に他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、様々の床処理作業を実行するために、複数のデバイスへの相互連結に適合している。本発明の1つの実施形態が、或る処理デバイスの迅速な取り外しが可能であり、その結果、その後に、装置の目的範囲を迅速に変えるために異なるデバイスが付け加えることができ、それにより、擦り落とし,カーペットの清掃,床のワックス掛け,床の磨き,床からのワックス又はニスの剥離,真空引き等に適合したデバイスを提供することが、構想されている。このように、このシステムが複数の清掃または床処理作業に用いることができることが企図されている。
遠隔制御
洗車機アッセンブリを有し得る床処理装置で、高度に移動性をもったものを提供することは、本発明の更に他の一面である。当業者により理解され得るように、もしそのように構成されるならば、デバイスは、適切なポンプに連結された洗車機の杖(ワンド:wand)を有することができ、そして、デバイスを用いた仕上げ清掃に先立って、ひどく汚れた領域を予備清掃するのに使用されることができる。
その任務を実行するのにオペレータとの直接の接触を必要としない床処理装置を提供することは、本発明の更に他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、遠隔制御されるのに適合している。本発明のこの実施形態は、その全てがここに組み込まれるものであるが、キム等(Kim et al.,)に対し付与された米国特許第6,625,843号によって教示されるような、当該技術分野において現在既知の遠隔制御機構およびソフトウェアを備えている。更に、本発明のこの実施形態は、離れての監視(モニタリング:monitoring)及び制御を実行し得るように、複数のカメラを備えることができる。本発明の関連した実施形態では、ソフトウェアが清掃装置にインストール(install)されており、その結果、人間の接触またはモニタは必要としない。特に、本発明の1つの実施形態は、遠隔制御は必要とされないように、ある領域で装置が動作するときには、その環境を知るのに適合している。その代わりに、事前に床張りされた表面の寸法のプログラムをコンピュータ化した処理装置内に作り、仕事が開始される前に、デバイスが表面寸法でパラメータ表示されることは、十分に本発明の範囲内である。このタイプの装置は、共にその全てがここに組み込まれるものであるが、米国特許第6,594,844号および第6,535,793にその一面が記載されている、アイロボット社(iRobot Corporation)によるルームバ(Roomba 登録商標)デバイスのように、当該技術分野において既知である。
安全性
安全で快適に使用できる清掃装置を提供することは、本発明の他の一面である。特に、本発明の1つの実施形態は、オペレータ用プラットフォームを有している。このプラットフォームは、処理作業中オペレータがデバイス上に立つことができるようにし、従って、生産性を高め、オペレータに対する怪我の機会および疲れを低減する。オペレータがその任務を完了する間、当該オペレータが快適に座ることができる座席が設けられることは、本発明の他の実施形態である。オペレータの必要性に応じて、例えば、手すり(レール:rail),パッド(pad)及びベルトのような、他の安全で快適な特徴事項を付与することができる。
このように、以下を備えた床処理装置を提供することが本発明の一つの側面である:
底面部と正面部と上面部と後面部と左側面部と右側面部とを備え、オペレータの体重を支えるのに適合したプラットフォームが設けられたシャーシと;
前記シャーシの底面部に近接して操作可能に結合され、床処理装置の移動および旋回の少なくとも何れか一方が可能な、動力が付与される車輪と;
オペレータによるアクセスが可能な、前記上面部に近接した操舵機構と;
前記シャーシの底面部に近接して結合された操作可能な床処理デバイスと;
前記シャーシの底面部に近接して結合された操作可能な屑収集デバイスと、を備え、
オペレータが前記プラットフォームから床処理装置を制御する。
この発明の開示は、本発明の限度および範囲の全体を示すものとして解釈されるべきではなく、また、それを意図したものでもない。本発明の幾つかの側面が、添付図面および発明を実施するための最良の形態におけると同様に、発明の開示において、様々の詳しさのレベルで述べられている。この発明の開示においては、構成要素,部品等を含むか含まないかによって、発明の範囲について如何なる限定も意図するものではない。
本明細書に組み込まれてその一部を構成するものであるが、付属の図面は、本発明の実施形態およびそれと共に前記で述べられた発明の概略的な記載を説明し、また、以下に述べる図面についての詳細な説明は、これら実施形態の原理を説明する役割を果たすものである。
本発明の理解を助けるために、部品と部品に結び付いて図面に現れる符号の表が与えられている。
図面は必ずしも縮尺で描かれたものではないことが理解されるべきである。或る例では、発明の理解にとって必要ではない詳細部分、又は他の詳細部分を判り難くする詳細部分については、省略されている。勿論、本発明はここで説明された特定の実施形態に限定されるものではないことが、理解されるべきである。
(発明を実施するための最良の形態)
図1−20を参照すれば、床面を清掃またはそうでなければ処理するための装置2が示されている。特に、本発明の1つの実施形態は、オペレータ6の体重を支えるのに適合したプラットフォーム4を備えたシャーシ8を有しており、従って床処理作業全体の効率が高められている。更に、シャーシの底面10には、例えば、ブラシ12,スクラバ14,スキージ16,バキュームシューズ(vacuum shoes)等の、様々の清掃または床処理部品を連結することができる。
前記シャーシ8は、また、操舵可能にし安定性を付与するために、底面10に対して操縦可能に相互連結された複数の車輪18を有している。オペレータ6がプラットフォーム4上に立って、ステアリングホイール20か、或いは、例えばジョイスティック22のような他のタイプの操舵機構で、装置2を操舵することが企図されている。このような本発明の実施形態は、往々にして重量がある装置をオペレータ6が押したり引いたりする必要がないので、床面がより効率よく清掃またはそうでなければ処理されることができるようにする。更に、装置2に動力を与えるか又はそうでなければ移動させる人的要素が省かれているので、より徹底した床処理が達成でき、それにより、材料を節約し、全作業のコストを低減する。
図1を参照すれば、本発明の1つの実施形態が示されている。特に、床処理作業中オペレータ6を支持するのに適合したプラットフォーム4を有するシャーシ8が示されている。オペレータ6は、好ましくは、床張り表面に対し全体として平行なプラットフォーム4上に立っている。好ましくは、前記プラットフォーム4は、エルゴノミックス(ergonomics)を高めるために、後縁が前縁よりも高く、3度から8度の間で傾斜している。しかしながら、当業者により理解されるように、例えば、操作可能にシャーシ8に対して折り畳むことができる座席(シート:seat)など、他の支持デバイスが、オペレータ6の快適性のレベルを高めるために、設けられてもよい。更に、図1に示された本発明の実施形態は、オペレータ6が装置2を床張り表面のまわりに容易に操縦できるようにする、例えば車輪18のような、操舵機構を備えている。
シャーシ8は、どんな材料でも製作されるが、好ましくは、装置2の重量を低減するために硬質プラスチックが用いられるであろう。ここに示されるように、安定性を付与し、おそらくは運動のための動力を与えるために、複数の車輪18が、装置2の後部に対し操縦可能に相互連結されている。加えて、水や屑を引き出し1箇所に集めるのに適合したスキージ16が備えられており、このスキージは、水や屑が真空引きによって一般に容器内に引き込まれる場所であって、常にというわけでないが、少なくとも部分的にシャーシ8の内部に位置する場所に、水や屑を集める。更に、本発明のこの実施形態は、汚れたものを掻き落として床張り表面から落ち易くするブラシ12を有しており、そこでは、床を処理し汚れたものを収集するために、ブラシ12の背後に位置するスプレイノズルが使用され、その結果、汚れたものはスキージ16及び装置2の吸引システムによって集められることができる。
図2を参照すれば、主として流体の抜き出しに用いられる、本発明の代替的な実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、上述の装置に類似しているが、床張り表面上に溜まった流体や屑を効率よく捕捉するのに装置が適合するように、代替的な部品がシャーシ8の底面部10に対し相互に結合されている。特に、本発明のこの実施形態は、水および/または屑を掻き落とすのに適した少なくとも1つのブラシ12と、装置2が前方へ移動するときに流体および屑を収容するシャーシ8の後面部に隣接して配置されたスキージ16と、を備えている。本発明の1つの実施形態においては、例えば真空シュー(shoe)のような吸引デバイスが前記スキージ16の近辺に配置されており、その結果、汚れた水は、表面から真空引きされ、シャーシ8の内部に又はシャーシに隣接して配置されたタンク内へ戻るように移送される。この代わりに、本発明の今一つの実施形態には、廃水を貯留タンクへ移送する溝の端末である複数の吸引穴部を備えたスキージ16が設けられている。
図に示された実施形態では、オペレータ6は、複数のジョイスティック22を用いて装置2を制御することができる。加えて、オペレータ6の側方には、安全性を高めるために、把手部(ハンドグリップ:hand grip)が設けられている。更に、本発明のこの実施形態は、システム全体が、実質的に他の方向に移動することなく、単一の垂直軸廻りに回転することができるようにする、動力を備えた車輪26を採用している。特に、本発明のこの実施形態は360度の回転を行うことができ、そのことは、窮屈なスペースの清掃をし易くしている。
図3には、磨き作業(バニッシング:burnishing)に用いられる本発明の代替的な実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、シャーシ8の底面部に対し操作可能に相互結合された磨きパッド(バニッシングパッド:burnishing pad)を有している。前述のように、オペレータ6は、シャーシ8に組み込まれたプラットフォーム4上に立っている。当業者であれば、本発明のこの実施形態が、例えば、埃やワックス粒状物のような、磨き工程から取り残された屑を吸引するデバイスを有することができることを、理解するであろう。
図4を参照すれば、揺動ブラシを採用した本発明の代替的な実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、上述のものに非常に良く似ているが、掻き落とし、擦り落とし、或いは磨きに用いられるブラシ30が、シャーシ8の底面部10に対し回転可能に相互結合されている。特に、本実施形態のブラシ30は、独立して内方へ折り畳み可能であり、それにより、装置が壁のような垂直面の近辺で作業している場合に、床の内側部分を効率よく清掃する。ここに示されるように、ブラシ30は、独立して可動であり、また、好ましくは、垂直面との接触がブラシ30をシャーシ8の下方に折り畳ませるように、外方へバネ付勢されている。この代わりに、当業者であれば、ブラシの方位がオペレータによって制御され得ることを、理解するであろう。加えて、本発明のこの実施形態では、清掃用液剤または吸引の選択的な適用を許容するために、ホース34に相互連結された杖(ワンド:wand)32が採用されている。
図5を参照すれば、中央に位置する動力を備えた車輪26を利用した本発明の今一つの実施形態が示されている。特に、本発明のこの実施形態は、上述のものに類似しているが、360度の旋回能力を許容する複数の車輪26を備えている。本発明のこの実施形態は、また、同様に、汚れを掻き落とし、そこでスキージが屑を容器内に収容し吸引する、1つのブラシ12又は複数のブラシを用いて床の表面を清掃するのに適合している。
図6−8を参照すれば、全方向における清掃のために、その廻りにブラシ12を備えた車輪18が備えられた、本発明の代替的な実施形態が示されている。本発明のこの実施形態は、装置2が移動しているどんな方向においても、床張り表面の清掃または掻き落としをできるようにするブラシを備えており、従って、表面上に多重経路をもたらす必要無しに、効率よく床を清掃する。
図9を参照すれば、シャーシ8の底面部10に対し相互に結合された清掃部品の一形態が示されている。特に、本発明の1つの実施形態は、床を掃くか清掃するのに適合している。図示された実施形態では、事前掃除用のブラシ12が、絨毯や硬い木質の床を掻き落として屑が落ち易くする。次に、回転する擦り落とし用のブラシが表面を更に掻き落とし、また、ことによると、屑の遊離を助け、遊離した屑を収容するために、流体および清掃用の液剤を表面に加える。最後に、装置が前方へ移動する際に、汚れた水を捕捉するスキージ16及び好ましくは吸引システムが設けられている。ここに示されるように、駆動ユニットは中央の車輪26であり、それは、オペレータ6からの操舵命令に応じて選択的に旋回するのにも適合している。
図9Bは、図9Aに示されたものと類似した、シャーシ8の底面部10に対し相互に結合された清掃部品の一形態を示している。しかしながら、事前掃除用のブラシ12が、床表面を掃くか、磨くか又はその組み合わせを行うために用いられる、3つの擦り落とし用ブラシ又は3つの回転ブラシ13A,13B及び13Cで置き換えられている点で相違している。ブラシは、オペレータが所望する速度または予め選択された速度で、また、オペレータが選択した方向または予め選択された方向に、回転することができる。
図10を参照すれば、シャーシ8の底面部10に対し相互に結合された清掃部品の代替的な形態が示されている。特に、この形態は、図9に示されたものに実質的に類似しているが、装置の駆動機構は、後輪に対して動力を付与するトランスアクスル(transaxle)タイプの動力装置であり、操舵は前輪によって遂行される。
図11を参照すれば、人との物理的な接触の必要無しに床処理作業を実行する本発明の更に他の実施形態が示されている。特に、本発明のこの実施形態は、オペレータの直接的な接触を伴うことなく、床張りされた表面を清掃するように、遠隔制御されるか、そうでなければ情報処理機能を有している。本発明のこの実施形態は、例えば、擦り落とし、掃き出し、真空引き、磨き、絨毯の清掃、ワックス掛け、表面仕上げなど、任意の仕事に対して構成することができる。オペレータは、実際の清掃作業から離れた位置、ことによると離れた敷地におり、遠隔視認デバイスにより助けられることが、想定されている。その代わりに、本発明の1つの実施形態は、床表面を自動的に処理する能力を備えてプログラムが作成され、そこでは、表面の寸法がプログラムに組み込まれるか、又は装置が使用されるに連れて学習され、それにより、装置との人の接触の必要性を緩和している。本発明のこの実施形態は、流体源または廃液容器に対する接続の迅速な切り離しが遠隔で繋がれる貯留箇所から自動的に配備することができ、その結果、シャーシ8内部のタンク又は廃液容器を満たすこと又は空にすることは、同様に、人間のオペレータを必要とすることなく行われる。本発明のこの実施形態は、例えば、原子力発電所やアスベスト(asbestos)が露出しそうな領域など、人が操作するのに危険な領域において用いることができる。
図12を参照すれば、本発明の1つの実施形態で使用するためのスキージ16が示されている。特に、本発明の幾つかの実施形態は、床処理装置2が向きを変えたときでも、スキージ16がその場に止まれるようにする旋回(ピボット:pivot)機構を有している。従って、装置2が窮屈な旋回を行うときには、引き出される流体の量が増加する。図示された実施形態では、スキージ16は、装置の前輪18に隣接したポイントの廻りに回動する揺動アーム36に結合されている。この揺動アーム36は、ローラ又は軸受38を介して軌道40上に支持され、この軌道はスキージ16の床に対する垂直姿勢を維持している。右回り又は左廻りの旋回を行うと、摩擦は、スキージ16を、車両の元の経路に従って、真っ直ぐな線に保とうとするであろう。一旦、移動の新しいラインが確立されると、スキージ16は実質的に装置2の下方の場所に戻ることになる。図12Aは最も左位置にあるスキージ16を示し、一方、図12Cは最も右位置にあるスキージを示している。また、図12Bは中立(ニュートラル:neutral)位置にあるスキージを示し、一方、図12Dは中立位置であるが側方から見た図を示している。
本発明の1つの実施形態のスキージ16は、スキージアッセンブリの垂直方向の間隙を維持するために、床とのを調整する複数の車輪を備えている。更に、スキージ16が例えば壁部のような垂直面と接触することを防止するサイドローラが備えられている。スキージアッセンブリのこれらの車輪および様々の部分は、スキージ16の幅や車輪の位置(スキージ高さ)が随意に変えられ得るように、選択的に調整可能であるかも知れない。
ここに示されるように、揺動アーム36は、装置2からそれを揺動させるのにスキージ16の勢いを利用するピボット42に結合されている。しかしながら、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、床処理装置2に対してスキージ16を移動させるのに他の方法も利用できることが理解できるであろう。特に、操舵輪の回転が所定のやり方でスキージ16を装置2から離れるように揺動させるように、車両の操舵システムと連繋した電動化システムを採用することができる。
図12Eに示されるように、選択的にスキージ16を床から上昇させる駆動システムが含まれるかも知れない。本発明の幾つかの実施形態によれば、ハンドル駆動てこ(レバーレッジ:leverage)システム44が用いられ、そして、それはカム46と機械的に繋がっている。このカムは、スキージ16を昇降させるのに、使用者が、制御パネルに隣接したハンドル44に最小限の力を加えるだけで済むようにする。当業者であれば、この機能は代替的にモータで実行され得ることを理解するであろう。
図13を参照すれば、本発明の1つの実施形態の回収タンクの濾過バスケット48が示されている。本発明の幾つかの実施形態の回収タンクは、例えばプラスチックの袋体(バッグ:bag)のような、弾性的に撓み得る材料で構成されている。このバッグは、装置の清掃流体タンク51内に挿入される。清掃流体が装置の床処理ツール(用具)に移送されると、廃水が、廃液タンク内に吸引され、従ってバッグを膨張させ、今は分配されている清掃流体によってかつて占有されていたスペースを占有する。小さな金属の削り屑,木の切れ端,ガラス等が、廃液と共に廃液タンク内に吸引され沈殿することがよくあり、そのことが、バッグに裂け目や破れ目を生じさせ、結局は清掃流体の漏れ及び汚染を招来する。従って、危険性のある屑が廃液タンクとの接触に至ることがないように、危険性のあるどんな屑をも捕捉するシステムを備えることが望ましい。そこで、本発明の1つの実施形態は、廃液タンクのカバー49に結合された濾過バスケット48を有している。図示された実施形態では、複数の通過開口を備えた剛性のある材料で製作された、全体として矩形状の濾過装置が設けられている。廃液がカバーを通ってタンク内に沈殿するとき、どんなものであれ大きな屑は濾過バスケット48によって捕捉される。当業者であれば、捕捉される屑の大きさを指定するために、任意の大きさの開口を採用し得ることを理解できるであろう。また、本発明の範囲を逸脱することなく、任意の形状の濾過バスケット48が使用され得ることが特に理解されるべきである。
特に図13Dを参照すれば、本発明の1つの実施形態の廃水タンク58に結合された流体排出システムが示されている。特に、装置の主(メイン)貯留タンク51に結合されるフランジ56を備えた継ぎ手54が用いられることができる。好ましくは、継ぎ手54は高速で回転させられてタンク51の開口に係合させられ、2つの表面間に摩擦誘導熱を生じせしめ、両者を一緒に溶接する。それから、廃水バッグ58の開口部が継ぎ手54を通って送られ、そして、芯棒(マンドレル)60が付け加えられて両者間に廃水バッグ58を挟み込む。マンドレルは、開いた流路を確かなものとするために、例えばアルミニウムなど、剛性を有する材料で作られている。排液ホース62が、継ぎ手54の外表面をぴったりと覆っており、クランプ64によって固定されている。当業者であれば、排液ホース64が一般的には使用中キャップ(cap)を被せられ、バッグ58から排水を排出するために、使用者がキャップを外すことを理解できるであろう。バッグ58が完全に空であることを確かなものとするために、新しい溶液がタンク内に加えられ、そうしてバッグ58を圧搾し、そこに入っている全ての廃水を放出させる。
図14を参照すれば、床処理装置2の後部が示されている。特に、装置2の後部には取り外し可能なカウリング(cowling)がある。本発明のカウリング66は、装置2の後輪車軸に平行な軸の廻りに選択的な回転を行うことができる。その代わりに、後部カウリング66が完全に取り外し可能であってもよい。本発明のこの一面は、装置2に動力を与えるバッテリ68へアクセスできるようにする。バッテリ68は、装置2に摺動可能に係合する取り外し可能な皿状体70(トレイ:tray)上にあり、メインテナンスのために容易なアクセスをもたらしている。トレイ70は、複数の車輪,軸受などと円滑に相互作用する軌道上にある。トレイはまた、バッテリ68を車両内部に安定して維持するロック形状を有している。後部カウリング66は、また、例えば様々の物品を保持する空洞部や飲物ホルダ72など、他の形態も備えている。使用者により大きな保護および快適性をもたらすパッド(pad)74も備えられている。
図15を参照すれば、本発明の1つの実施形態の制御パネル76及び関連した構造が示されている。本発明の実施形態は、床処理装置2と相互結合するために最小限のファスナ72(fastener)を有する制御パネル76を備えている。すなわち、蝶ネジ若しくは同様のタイプのファスナが備えられており、その結果、補修を容易にするために、制御パネル76の迅速かつ容易な取り外しが達成され得る。
また、本発明の実施形態は、オペレータに対して支持を与えるために、制御パネル76に隣接したハンドグリップ(hand grip)24を有している。特に、窮屈な旋回をしている間は、個体に作用する慣性力がオペレータを落下せしめるかも知れない。装置のシャーシに一体化されたハンドグリップ24は、快適性を増し、追加的な安全機能をもたらすために、オペレータに対して装置につかまる箇所を与える。更に、操作制御スイッチがハンドグリップに近接して配置されている場合には、ハンドグリップが支持を与える。
図16を参照すれば、本発明の1つの実施形態のプラットフォーム4が示されている。特に、本発明の1つの実施形態には、オペレータ存在スイッチ80,プラットフォームスイッチ及びスロットル(throttle)82を備えたプラットフォーム4がある。プラットフォーム4は、懸下システムを備え、オペレータの快適性を高めるためにクッションで支えられている。更に、プラットフォーム4は、装置の外包を選択的に小さくできるように、折り畳み可能にすることができる。
本発明の1つの実施形態のオペレータ存在スイッチ80は、押し下げられていないときに、スロットルペダルを遮る安全装置として機能するように設計されている。このことは、オペレータが、機械の使用時に、プラットフォーム4上に両脚を位置させることを確かなものとする。例えば、オペレータがスイッチから足を離した場合などに、スイッチが解除されると、装置の動力化または前方移動も後方移動もできないように、中立モード(ニュートラルモード:neutral mode)になることができる。更に、オペレータ存在スイッチ80は、安全装置として常にプラットフォーム4上に十分な重量が維持されることを保証し得る。
典型的な使用においては、前記プラットフォームスイッチは、オペレータがプラットフォーム上に立っているときに作動するように、動作可能にプラットフォームと接続されている。オペレータは、起動するためには、好ましくは制御パネル上のリセット装置を掛けなければならない。プラットフォームスイッチとリセットスイッチの目的は、オペレータがペドル(peddle)プラットフォーム上に上ったときに機械が直ちに動作することがないように、安全装置として働くことである。スイッチが解除されると、装置の動力化または前方移動も後方移動もできないように、中立モードになることができる。
本発明の幾つかの実施形態のスロットル82は、オペレータの所望に応じて装置の速度を選択的に上昇または低下させる。特に、ニュートラル,第1速,第2速,第3速,リバースなど(或いは、低速,中速,高速など)、様々の速度範囲を備えることができる。幾つかの実施形態では、清掃作業は低速で行われ、場所から場所への移動はより高い速度で行われる。例えば、オペレータが速度範囲を第1速に設定した場合、スロットル82の作動が装置をその速度範囲で進ませ、速度範囲の手動でのシフトが無ければ、装置は第1速範囲(レンジ:range)から第2速レンジへ移行することはできない。このように、本発明の実施形態は、手動の速度レンジの選択装置(セレクター:selector)を有しており、スロットル82が簡単に所望の速度レンジを作動モードにする。オペレータによって中立モードを設定することができ、そこでは、如何なる量のスロットル82の連動状態でも、装置の速度を上げることはない。更に、簡潔に上述したように、オペレータがその足をオペレータ存在スイッチ80から離すと、装置は自動的にスロットルを解放する。しかしながら、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、自動車において採用されているように、選択的な速度増加をもたらすスロットル82が備えられ得ることを理解するであろう。
本発明の実施形態は、また、制動(ブレーキ)機構を有している。例えば、オペレータが、オペレータ存在スイッチ80,スロットルからその足を外した場合、或いは、プラットフォームスイッチを解除した場合、装置の如何なる動作も、自動的に或いは次第に止まるように、ブレーキ機構が採用されている。ブレーキ機構は、電子機械式,機械式または液圧式のものである。その代わりに、同様の停止機能をもたらす足踏み式のブレーキが、スロットル82又はオペレータ存在スイッチ80に近接して設けられてもよい。更に、手動または緊急のブレーキが、装置の制御パネルに近接して備えられてもよい。
図17を参照すれば、本発明の1つの実施形態のシート84が示されている。特に、本発明の1つの実施形態は、オペレータの安楽さを高めるために、シャーシとの係合部に対して選択的に接続可能なシート装置84を有している。本発明の幾つかの実施形態のシート84は、選択的に調整可能85であり、従って、任意の大きさの個体に簡単に合わせることができる。操作に際しては、受け合い連結装置(レシーバヒッチ:receiver hitch)或いは類似した結合機構が、プラットフォーム4の後部に結合され、そして、シート84には、レシーバヒッチ又は他のデバイスと相互に結合する相手方のデバイスが設けられている。シート84は、また、コード(cord),バッグ、或いは任意の他の種類の清掃もしくは快適性に関連した物品を確保しておくために、複数のフック,棚,カップホルダなどを備えている。更に、レシーバヒッチは、シート84が係合しているとき又は係合していないとき、例えば、臨時の電源,清掃用品,タンク等を収容できる車輪で動く補足的な装置のような、他の物品を移送するために使用することができる。
図18を参照すれば、本発明の1つの実施形態のタンク50が示されている。本発明の幾つかの実施形態は、清掃を容易にし及び/又は追加的な安全装置として働く複数の灯り及び/又は警笛(ホーン:horn)を備えたタンク50を有している。その代わりに、灯りは、タンク50に近接して位置するバンパあるいは装置の側面に一体的であってもよい。
図には示されていないが、流体ポンプとの連通部にフィルタが備えられてもよい。このフィルタは、ポンプの作動に有害な影響を及ぼす如何なる屑をも捕捉するように設計されている。残念なことに、多くの清掃機械では、アクセスすることが難しい場所に配置されており、その手入れや監視が非常に困難である。そこで、本発明の1つの実施形態は、カウリングの外表面、おそらくは制御パネル上に位置するフィルタを備えている。従って、オペレータには、フィルタの清浄さを監視するのに十分な機会があり、必要なときには迅速な手入れを行える。
図19を参照すれば、本発明の1つの実施形態の前部カウリングに結合される真空ファン(fan)92が示されている。特に、真空ファン92は、床からの屑が一杯の流体を除去するために吸引を与える。ファン92は、好ましくは、車両の制御パネル76の下方に位置しており、真空ファン92により引き込まれる吸気冷却エアは、制御パネル76に近接して導かれ、それに関連した構成要素を冷却する。
更に、前記タンク50は造形可能な材料で製作することができ、排気チャンネル94は、機械加工されるか又はタンク50内に成形されることができる。チャンネル94は、真空ファン92からの排気エアを装置の出口消音器(マフラー:muffler)に指向させる。チャンネル94は、また、排気ガスから騒音エネルギを除去するバッフル(baffle)としての役割を果たし、システム全体をより静かなのもとする。
図20を参照すれば、廃液戻りホース96が示されている。特に、本発明の1つの実施形態は、装置2の外表面に一体化されたホースチャンネル98内に廃水ホース96を挿入することにより、装置の輪郭を小さくしている。ホース96が外側に位置していることは、非常にアクセスし易くなるという利点を付け加え、その結果、詰まりや破損に対して取り外し及び検査をすることができる。
更に、本発明の幾つかの実施形態は、装置の前側角部に近接して転覆止め100(チップオーバストップ:tip over stop)を備えている。このストップ100は、取り換え可能であり、装置が窮屈なコーナ部を旋回する間に転倒しないことを保証する。チップオーバストップ100は、概して言えば、例えばテフロン,シリコン,ラバー,プラスチックなど、床を傷つけない材料で構成されている。更に、当業者であれば、同様の機能を果たすために床から所定距離の箇所に位置するローラを採用し得ることを理解するであろう。
図1−20を参照すれば、本発明を実施するやり方が示され、ここに記載されている。説明したように、本発明は、概して言えば、当該分野で使用されている床処理装置に類似している。しかしながら、多くの従来技術の装置とは違って、本発明は、オペレータが立つ又は座ることができる箇所を与え、彼または彼女がより効率よくその任務を遂行できるようにしている。更に、清掃デバイスを操舵する任務を遂行するのに粗暴な力を用いる代わりに、1つの方向から他の方向へのスムースな移行を企図して、操舵機構および関連したハードウェアが備えられている。また、本発明のデバイスは、コンパクトな外形および機構を備えており、窮屈なスペースの360度にわたる清掃を可能にしている。更に、遠隔制御バージョン(version)を構成するために、当該分野で既知のソフトウェアがシャーシ8にインストールされ、システムが遠隔で制御され、或いは作動しながら清掃表面を学習することができるようにする。更に、離れたオペレータに遠隔視認を提供するために、一連のカメラをシャーシ8に対して相互結合することができる。
本発明の様々な実施形態が詳細に説明されたが、それら実施形態の修正や変更が生じる得ることは、当業者にとって明らかである。しかしながら、そのような修正や変更が、以下のクレームに述べられている本発明の範囲および精神の範囲内のものであることが、はっきりと理解されるべきである。
プラットフォーム上に立っているオペレータを示す本発明の1つの実施形態の斜視図である。 流体抜き出し用に構成され、また、少なくとも1つのジョイスティックにより制御される、本発明の代替的な実施形態の斜視図である。 磨き作業用に構成された本発明の代替的な実施形態の斜視図である。 床表面をより効率良く処理するために外側へ揺動するのに適合した可動ブラシを備えるとともに、届き難い領域を選択的に清掃ためのワンドを有する、本発明の1つの代替的な実施形態の斜視図である。 他の方向に著しく横移動することなく、軸廻りに略360度旋回するように設計された、本発明の1つの代替的な実施形態の斜視図である。 床表面の窮屈な領域に届くように設計された本発明の1つの代替的な実施形態の斜視図である。 図6に示された実施形態の詳細な斜視図であって、そこで用いられる操舵輪,ブラシ及びスキージアッセンブリを示す図である。 床表面の平面図である。 操舵機構,清掃機構およびパワー機構の形態を示す底面図である。 操舵機構,清掃機構およびパワー機構の形態を示す底面図である。 操舵機構,清掃機構およびパワー機構の形態を示す、本発明の1つの代替的な実施形態の底面図である。 遠隔で制御されるのに適合した本発明の1つの代替的な実施形態の斜視図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 本発明の1つの代替的な実施形態で用いられる回転可能なスキージの説明図である。 濾過バスケット及び排液ポートを示す本発明の1つの実施形態の廃液システムの説明図である。 濾過バスケット及び排液ポートを示す本発明の1つの実施形態の廃液システムの説明図である。 濾過バスケット及び排液ポートを示す本発明の1つの実施形態の廃液システムの説明図である。 濾過バスケット及び排液ポートを示す本発明の1つの実施形態の廃液システムの説明図である。 本発明の1つの実施形態の後部カウリング及びバッテリトレイの説明図である。 本発明の1つの実施形態の後部カウリング及びバッテリトレイの説明図である。 本発明の1つの実施形態の後部カウリング及びバッテリトレイの説明図である。 本発明の1つの実施形態の後部カウリング及びバッテリトレイの説明図である。 本発明の1つの実施形態の制御パネル及びハンドルの斜視図である。 本発明の1つの実施形態の複数のスイッチを備えたオペレータプラットフォームの斜視図である。 本発明の1つの実施形態のシートの説明図である。 本発明の1つの実施形態のシートの説明図である。 本発明の1つの実施形態のタンク及び前部カウリングの説明図である。 本発明の1つの実施形態のタンク及び前部カウリングの説明図である。 本発明の1つの実施形態のタンク及び前部カウリングの説明図である。 本発明の1つの実施形態のタンク及び前部カウリングの説明図である。 本発明の1つの実施形態の前部カウリングに連結された真空ファンの説明図である。 本発明の1つの実施形態の前部カウリングに連結された真空ファンの説明図である。 廃水戻りホースを示す本発明の1つの実施形態の右側面図である。
符号の説明
2 床処理装置
4 プラットフォーム
6 オペレータ
8 シャーシ
10 シャーシの底面
12 ブラシ
13 回転ブラシ
14 スクラバー
16 スキージ
18 車輪
20 操舵輪
22 ジョイスティック
24 ハンドルグリップ
26 動力付きの車輪
28 バニッシングパッド
30 揺動ブラシ
32 ワンド
34 ホース
36 揺動アーム
38 軸受
40 トラック
42 回転ポイント
44 ハンドル
46 カム
48 濾過バスケット
49 廃液タンクカバー
50 廃液取り入れ口
51 メイン貯留タンク
52 清浄流体取り入れ口
54 継ぎ手
56 フランジ
58 廃液バッグ
60 マンドリル
62 排液ホース
64 バンドクランプ
66 後部カウリング
68 バッテリ
70 トレイ
72 飲物ホルダ
74 カウリングパッド
76 制御パネル
77 ファスナ
80 オペレータ存在スイッチ
82 スロットル
84 シート
85 調整機構
86 フック
88 前部カウリング
89 灯り
92 真空ファン
94 真空排気チャンネル
96 廃水戻りホース
98 ホースチャンネル
100 チップオーバストップ

Claims (24)

  1. 前部と後部とを有すると共に、底面部と、前記前部に近接した正面部と、上面部と、前記後部に近接した後面部と、左側面部と、右側面部と、を備えたシャーシと;
    前記左側面部に近接して前記底面部に操作可能に結合され、前記正面部よりも前記後面部により近い位置に配置された第1の車輪と;
    前記右側面部に近接して前記底面部に操作可能に結合され、前記正面部よりも前記後面部により近い位置に配置された第2の車輪と;
    前記右側面部の少なくとも一部と前記左側面部の少なくとも一部との間に配置されて、前記後面部の一部から後方へ張り出すプラットフォームであって、シャーシ内に配置されると共に、前記第1の車輪の中心と前記第2の車輪の中心の間で伸長する軸の直上方に位置し、オペレータの足を受け合う上面部と、スロットルと、押し下げられていないときに前記スロットルの作動を遮るオペレータ存在スイッチとを備える、プラットフォームと;
    前記シャーシの前記底面部に操作可能に結合された、動力が付与される車輪と;
    前記シャーシ内に収容され、オペレータによるアクセスが可能な部分を有する操舵機構と;
    前記シャーシの底面部に近接して結合された操作可能な床処理デバイスと;
    を備えた、ことを特徴とする床処理装置。
  2. 前記プラットフォームは、座席を受け合い固定するのに適合している、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  3. 前記床処理デバイスは、ブラシ、磨きパッド、スキージ、及び真空装置の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  4. 前記シャーシは、最大で、約51インチの高さ、約27インチの幅、及び約52インチの長さのエンベロープを有している、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  5. 前記プラットフォームがサスペンションシステムを有している、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  6. 前記操舵機構は、環状の部材、非環状の部材、ジョイスティック、ヨーク、ハンドルバー、及び制御パネル上の制御部、の少なくとも1つを備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  7. 前記シャーシに取り付けられたホース及び杖部を更に備え、該ホース及び杖部は、加圧された流体またはエアの流れを選択的に方向付けるのに適合している、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  8. 前記床処理デバイスは、動力が付与される車輪を取り囲むブラシである、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  9. 前記シャーシは、排出チャンネルを有する前部部材を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  10. 前記左側面部と前記右側面部との間で計測したプラットフォームの長さは、当該プラットフォームの幅よりも大きい、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  11. 前記床処理デバイスはスキージを有し、該スキージは、清掃されるべき表面から所定距離に位置する第1位置での使用と、清掃されるべき表面上に位置する第2位置での使用とが可能である、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  12. 前記スキージは、手動操作のレバーを用いて、前記第1位置から前記第2位置へ移行する、ことを特徴とする請求項11記載の床処理装置。
  13. 前記スキージは自動的に前記第1位置から前記第2位置へ移行させられる、ことを特徴とする請求項11記載の床処理装置。
  14. 前記スキージは回転可能である、ことを特徴とする請求項11記載の床処理装置。
  15. 前記プラットフォームは、前記スロットルを有効にするためには連繋していなければならないプラットフォームスイッチを備えている、ことを特徴とする請求項11記載の床処理装置。
  16. 前記スロットルの絞り状態の程度に拘わらず装置がその速度レンジを越えることがない、速度レンジを設定する手段を更に有している、ことを特徴とする請求項15記載の床処理装置。
  17. 制動機構を更に備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  18. 前記制動機構は、操舵機構の近辺に位置するコンソール、操舵機構、及びプラットフォームの少なくとも1つに連結されている、ことを特徴とする請求項17記載の床処理装置。
  19. 前記制動機構は、手動で制御される電子機械式デバイスである、ことを特徴とする請求項17記載の床処理装置。
  20. 前記シャーシの底面部に近接して結合された屑収集デバイスを更に備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  21. 流体分配メンバと操作可能に連通している、清浄な流体の貯留コンパートメントを更に備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  22. 流体収集システムと操作可能に連通している、予備の流体の貯留コンパートメントを更に備えている、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  23. 流体貯留コンパートメントと化学薬品貯留コンパートメントと制御機構とを備え、該制御機構は、前記流体貯留コンパートメントからの流体を選択的に前記化学薬品貯留コンパートメントからの流体と混合させて清掃液剤を形成する、ことを特徴とする請求項1記載の床処理装置。
  24. 前記清掃液剤は流体分配メンバと連通している、ことを特徴とする請求項23記載の床処理装置
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