JP4891158B2 - 燃料電池のための膜加湿機 - Google Patents

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Description

本発明は燃料電池に関し、より詳細には燃料電池のための膜加湿機に関する。
燃料電池システムは、広範囲にわたる様々なアプリケーションにおける電源として、その使用がますます増加している。たとえば、車両などの動力消費体に内燃機関の代替として使用するための燃料電池システムが提案されている。参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出願第10/418,536号に、このようなシステムが開示されている。燃料電池は、据置発電所として建物および住宅に使用することも可能であり、また、簡易移動電力としてビデオカメラ、コンピュータなどに使用することも可能である。燃料電池は、通常、バッテリを充電し、あるいは電動機に電力を提供するために使用される電気を生成している。
燃料電池は、水素などの燃料と酸素などの酸化剤が直接化合して電気を生成する電気化学デバイスである。酸素は、通常、空気流によって供給される。水素と酸素が化合して水が形成される。たとえば天然ガス、メタノール、ガソリンおよび石炭誘導合成燃料などの他の燃料を使用することも可能である。
燃料電池に使用される基本プロセスは、有効で、実質的に非汚染性であり、静かで、かつ、可動部品がなく(空気圧縮機、冷却ファン、ポンプおよびアクチュエータを除く)、また、副産物として熱および水のみを残すように構築することができる。「燃料電池」という用語は、通常、燃料電池が使用されるコンテキストに応じて、単一の電池または複数の電池のいずれかを表すために使用されている。複数の電池の場合、通常、これらの複数の電池が一般的には電気的に直列に配置されたスタックが形成されるよう、まとめて束ねられ、かつ、配置される。単一の燃料電池の場合、様々なサイズのスタックにアセンブルすることができるため、所望のエネルギー出力レベルが生成されるようにシステムを設計することができ、したがって異なるアプリケーションに対する設計の柔軟性が提供される。
たとえば、リン酸、アルカリ、溶融炭酸塩、固体酸化物および陽子交換膜(PEM)などの異なるタイプの燃料電池を提供することができる。PEMタイプの燃料電池の基本コンポーネントは、重合体膜電解液によって分離された2つの電極である。電極の各々は、その一方の面が薄い触媒層でコーティングされている。これらの電極、触媒および膜が相俟って膜電極アセンブリ(MEA)を形成している。
典型的なPEMタイプの燃料電池の場合、MEAは、「アノード」と「カソード」の拡散媒体(以下、「DM」と呼ぶ)の間、つまり炭素織物または紙などの、弾力性があり、かつ、導電性のガス浸透性材料から形成された拡散層の間にはさまれている。DMは、アノードおよびカソードのための一次電流コレクタと機能しており、また、MEAに機械的なサポートを提供している。別法としては、DMは、触媒層を含有し、かつ、膜と接触していてもよい。DMおよびMEAは、一次電流コレクタからの電流を集電するための二次電流コレクタとして機能している一対の電子導電性プレートの間に押し付けられている。プレートがバイポーラプレートの場合、これらのプレートによって、隣接する電池と電池の間でスタックの内部で電流が流れる。また、(スタックの端部のプレートがモノポーラの場合)これらのプレートによってスタックの外部に電流が流れる。
二次電流コレクタプレートの各々には、アノードおよびカソードの主面全体にガス状反応物を分配する少なくとも1つの活性領域が含まれている。流れ場としても知られているこれらの活性領域には、通常、一次電流コレクタと係合し、それらの間に複数の溝すなわち流路を画定する複数のランドが含まれている。これらの流路によって、PEMの両面の電極に水素および酸素が供給される。詳細には、水素が流路を通ってアノードへ流れ、そこで触媒によって陽子と電子への分離が促進される。PEMの反対側の面では、酸素が流路を通ってカソードへ流れ、そこで水素陽子がPEMを介して酸素に引き付けられる。有用なエネルギーとして電子が外部回路を介して捕獲され、陽子および酸素と結合して、カソード側に水蒸気が生成される。
重合体電解液膜とも呼ばれている陽子交換膜を備えたPEMタイプの燃料電池などの多くの燃料電池には内部膜が使用されている。所望する効率範囲内で実行するためには、膜を湿った状態に維持することが望ましい。したがって、燃料電池の膜を湿った状態に維持するための手段を提供する必要がある。膜を湿った状態に維持することにより、膜の損傷または膜の寿命の短縮が積極的に回避され、かつ、所望の動作効率が維持される。たとえば、膜は、その水分が少ないほど陽子伝導抵抗が大きくなり、したがってオーム電圧損失が大きくなる。膜、とりわけ入口領域の膜の十分な水分を維持するためには、詳細にはカソード入口の供給ガスを加湿することが望ましい。それぞれ参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、本発明の譲受人に譲渡された、Goebelらに対する米国特許出願第10/797,671号、本発明の譲受人に譲渡された、Sennounらに対する米国特許出願第10/912,298号、および本発明の譲受人に譲渡された、Forteに対する米国特許出願第11/087,911号に、燃料電池の加湿が考察されている。
所望の湿気レベルを維持するために、空気加湿機がしばしば使用され、燃料電池に使用される空気流が加湿されている。空気加湿機は、通常、空気加湿機のハウジング内に設置される丸形または箱形の空気加湿モジュールからなっている。参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、Taniharaらに対する米国特許出願第10/516,483号、および参照によりその全体が本明細書に組み込まれている米国特許第6,471,195号に、このタイプの空気加湿機の例が示され、かつ、記載されている。
また、燃料電池加湿要求事項を満足するために、膜加湿機が利用されている。車両用燃料電池加湿アプリケーションの場合、このような膜加湿機は、コンパクトで、圧力降下が小さく、かつ、高い性能特性を有していなければならない。
膜加湿機を設計するためには、質量輸送抵抗と圧力降下のバランスを取る必要がある。ウェット側からドライ側へ膜を介して輸送するためには、水の分子は、ウェット流路内およびドライ流路内の対流質量輸送抵抗、膜を介した拡散輸送抵抗および膜サポート材料を介した拡散輸送抵抗のうちのいくつかの組合せを克服しなければならない。コンパクトで、かつ、高性能の膜加湿機には、通常、水輸送レートが高い(つまりGPUで10000〜12000の範囲の)膜材料が必要である。GPUすなわちガス浸透単位は、分圧正規化流束であり、1GPU=10−6cm(STP)/(cm sec cm Hg)である。したがって、ウェット流路、ドライ流路および膜サポート材料の輸送抵抗の最小化が設計の焦点になっている。
米国特許出願第10/418,536号 米国特許出願第10/797,671号 米国特許出願第10/912,298号 米国特許出願第11/087,911号 米国特許出願第10/516,483号 米国特許第6,471,195号
燃料電池のための、質量輸送抵抗および圧力降下が最小化された膜加湿機が製造されることが望ましい。
驚くべきことには、本発明と一致する矛盾しない、質量輸送抵抗および圧力降下が最小化された、燃料電池のための膜加湿機が見出された。
一実施形態では、燃料電池のための膜加湿機は、第1のガスの流れの通過を容易にするようになされた少なくとも1つの実質的に真直ぐな流路が中に形成された実質的に平らな第1のプレートと、第2のガスの流れの通過を容易にするようになされた少なくとも1つの実質的に真直ぐな流路が中に形成された実質的に平らな第2のプレートであって、第1のプレートの流路と第2のプレートの流路が実質的に直角をなしている第2のプレートと、第1のプレートと第2のプレートの間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた拡散媒体と、第1のプレートと第2のプレートの間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、第1のガス中の水蒸気が拡散媒体および膜を介して第2のガスへ移動する膜とを備えている。
他の実施形態では、燃料電池のための膜加湿機は、ウェットガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が中に形成されたウェット側プレートと、ドライガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が中に形成されたドライ側プレートであって、ウェット側プレートの流路が、ドライ側プレートの流路と共に直交流パターンを生成しているドライ側プレートと、ウェット側プレートとドライ側プレートの間にウェット側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第1の拡散媒体と、ウェット側プレートとドライ側プレートの間にドライ側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第2の拡散媒体と、第1の拡散媒体と第2の拡散媒体の間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、ウェットガス中の水蒸気が、第1の拡散媒体、膜および第2の拡散媒体を介してドライガスへ移動する膜とを備えている。
他の実施形態では、燃料電池のための膜加湿機は、ウェットガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が中に形成された複数のウェット側プレートと、ドライガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が中に形成された複数のドライ側プレートであって、ウェット側プレートの流路が、ドライ側プレートの流路と共に直交流パターンを生成しているドライ側プレートと、複数の第1の拡散媒体であって、そのうちの1つがウェット側プレートとドライ側プレートの各々の間にウェット側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第1の拡散媒体と、複数の第2の拡散媒体であって、そのうちの1つがウェット側プレートとドライ側プレートの各々の間にドライ側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第2の拡散媒体と、第1の拡散媒体と第2の拡散媒体の各々の間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、ウェットガス中の水蒸気が、第1の拡散媒体、膜および第2の拡散媒体を介してドライガスへ移動する膜とを備えている。
本発明の上記ならびに他の利点については、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明を添付の図面に照らして考察することにより、当業者には容易に明らかになるであろう。
以下の詳細な説明および添付の図面は、本発明の様々な例示的実施形態を記述し、かつ、図に示したものである。以下の説明および図面は、当業者による本発明の構築および使用を可能にするためのものであり、本発明の範囲を何ら制限するものではない。
図1は、本発明の一実施形態による、燃料電池(図示せず)のための膜加湿機アセンブリ10を示したものである。膜加湿機アセンブリ10は、ウェットプレート12およびドライプレート14を備えている。本明細書において示し、かつ、説明する実施形態では、燃料電池のカソード側の膜加湿機アセンブリ10が説明されている。しかしながら、膜加湿機アセンブリ10は、必要に応じて燃料電池のアノード側に使用することも可能であることを理解されたい。
ウェットプレート12には、複数の流路16がその中に形成されている。流路16は、燃料電池のカソードから排気(図示せず)へウェットガスを運ぶようになされている。図に示す実施形態では、流路16は、幅WCWおよび深さHCWを備えている。ランド18は、ウェットプレート12中の隣接する流路16と流路16の間に形成されている。ランド18は、幅WLWを備えている。ウェットプレート12は、たとえば鋼、重合体および複合材料などの従来の任意の材料を使用して形成することができる。
ドライプレート14には、複数の流路20がその中に形成されている。流路20は、ガス源(図示せず)から燃料電池のカソードへドライガスを運ぶようになされている。本明細書において使用されているように、ウェットガスは、たとえば、水蒸気および/または水蒸気中の液体水(ドライガスの液体水レベルを超えるレベルの液体水)を含有した、空気およびO、N、HO、Hのガス混合物などのガスを意味している。ドライガスは、たとえば、水蒸気を含有していない、あるいは水蒸気および/または水蒸気中の液体水(ウェットガスの液体水レベル未満のレベルの液体水)を含有した、空気およびO、N、HOおよびHのガス混合物などのガスを意味している。必要に応じて他のガスまたはガスの混合物を使用することも可能であることを理解されたい。図に示す実施形態では、流路20は、幅WCDおよび深さHCDを備えている。ランド22は、ドライプレート14中の隣接する流路20と流路20の間に形成されている。ランド22は、幅WLDを備えている。ドライプレート14は、たとえば鋼、重合体および複合材料などの従来の任意の材料を使用して形成することができる。
拡散媒体すなわち拡散層24は、ウェット側プレート12に隣接して配置されており、ウェット側プレート12のランド18と接触している。同様に、拡散媒体すなわち拡散層26は、ドライ側プレート14に隣接して配置されており、ドライ側プレート14のランド22と接触している。拡散媒体24、26は、たとえば炭素織物、紙およびガラス繊維などの、弾力性があり、かつ、ガス浸透性の材料から形成されている。
膜28は、拡散媒体24と拡散媒体26の間に配置されている。膜28は、たとえば、Nafion(登録商標)の商標で販売されている過フルオロスルホン酸(PFSA)、親水性重合体膜および重合体複合膜などの従来の任意の膜であってもよい。コンパクトな燃料電池加湿機アプリケーションの場合、通常、膜28は、8000GPUを超えるパーミアンスを有していることが望ましく、通常、10000〜12000GPUの範囲である。
図2に示す略図は、流路16、拡散媒体24、膜28、拡散媒体26および流路20を備えた膜加湿機アセンブリ10全体の水の分圧をグラフで示したものである。ウェット側流路16からドライ側流路20への水の分子輸送には、いくつかの輸送モードが含まれている。流路16、20内では、水蒸気の対流質量輸送が生じる。拡散媒体24、26を介して拡散輸送が生じる。また、水蒸気は、膜28を介した拡散によっても輸送される。さらに、ウェット側プレート12の流路16とドライ側プレート14の流路20の間に圧力差が存在している場合、流体力学上の力によって膜28を介して水が移動する。また、ウェット側プレート12の流路16とドライ側プレート14の流路20の間の温度差も、それらの間の水の輸送に影響することがある。また、ウェット側プレート12の流路16とドライ側プレート14の流路20の間には、エンタルピー交換が存在している。図2の線Pは、膜加湿機アセンブリ10全体の水の分圧分布を示している。
ウェット側流路16からドライ側流路20への水の輸送ステップ毎に水流束を計算することができる。流路16、20の水輸送の場合は、
Figure 0004891158
である。
拡散媒体24、26を介した水輸送の場合は、
Figure 0004891158
である。
膜28(説明用として過フルオロスルホン酸膜が使用されている)を介した水輸送の場合は、
Figure 0004891158
である。
図3は、図1に示す膜加湿機アセンブリ10の分解図を示したものであり、また、図4は、組み立てられた膜加湿機アセンブリ10を示したものである。図5により明確に示すように、ウェット側プレート12には、その頂面および底面の両方に流路16が形成されている。同様に、ドライ側プレート14には、その頂面および底面に流路20が形成されている。プレート12、14の頂面および底面に流路16、20を形成することにより、図6に示すように、プレート12、14を水蒸気移動(WVT)ユニット30に積み重ねることができる。図に示す実施形態では、WVTユニット30への積み重ねを容易にするために、ウェット側プレート12の上に追加拡散媒体32が配置されており、また、ドライ側プレート14に隣接して拡散媒体34が配置されている。また、拡散媒体材料を使用して、必要に応じて、ウェット側プレート12のみ、またはドライ側プレート14のみを取り囲むことも可能である。本発明の範囲および精神を逸脱することなく、他の構成の拡散媒体を使用することができることを理解されたい。図に示す実施形態では、膜28は、拡散媒体32、ウェット側プレート12および拡散媒体24の周りに包まれているが、膜28は、拡散媒体32、ウェット側プレート12および拡散媒体24の上または周りに配置することも可能であることを理解されたい。
図7および8は、ウェット側プレート12およびドライ側プレート14の断面図、およびプレート12、14の各々の流路16、20の直交流構成を示したものである。図に示す実施形態では、膜28は、接着剤36によってプレート12、14に、プレート12、14の外部周囲縁で接着されており、それらの間の密閉特性を最大化している。ガスケットまたは他のシールなどの従来の他の材料を使用することも可能であり、あるいは必要に応じてシールまたは接着剤を使用しなくてもよいことを理解されたい。
拡散媒体24、32は、ウェット側プレート12に形成された空洞38、40にそれぞれ配置されている。ドライ側プレート14にも空洞39、41が形成されており、拡散媒体26、34を受け取っている。拡散媒体24、26、32、34は、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、プレート12、14の外部周囲縁まで展開させることができることを理解されたい。それぞれプレート12、14の外部周囲縁に隣接している実質的に平らなシール表面42、44、46、48が、プレート12と14の間の密閉をさらに促進している。
図7および8に示す実施形態では、プレート12、14は、押出しプロセスによって形成されているが、必要に応じて他のプロセスを使用してプレート12、14を形成することも可能である。流路16、20の深さHCW、HCDが0.5mm以下の場合、有利な結果が得られているが、必要に応じて他の深さHCW、HCDを使用することも可能である。流路16、20の深さHCW、HCDが約0.3mmの場合、より有利な結果が得られている。この範囲の深さの流路を使用する場合、流路16、20内の輸送抵抗と流路圧力降下のバランスを取る必要がある。流路の深さが浅くなると、流路内の質量輸送抵抗が小さくなる。しかしながら流路圧力降下が大きくなり、そのために燃料電池の効率が低下する。100kWe燃料電池システムの場合、上記の範囲内の深さHCW、HCDによって、ウェット側流路16およびドライ側流路20の全圧力降下が30kPa未満になる。
流路面積比ARは、次の式
Figure 0004891158
で定義される。
流路の幅Wが0.5mmと5mmの間である場合、75〜85%の範囲の流路面積比ARによって有利な結果が見出されているが、必要に応じて他の比率ARおよび流路幅Wを使用することも可能である。このような流路面積比ARおよび流路幅Wを選択することにより、ランド18、22の下方の膜領域の利用が最大化され、かつ、流路16、20への膜28または他の構造の侵入が最小化される。流路16、20を通るガスの流れが層流である場合、さらに有利な結果が得られており、流路16、20を介した圧力降下が最小化され、かつ、拡散媒体24、26、32、34および膜28を介した水蒸気輸送が最大化される。しかしながら、必要に応じて乱流を提供することも可能である。図7および8に開示されているような直交流構成を使用する場合、それぞれプレート12、14を通る実質的に真直ぐな流れの経路を維持することによって流路16、20を介した圧力降下が最小化され、スタック30の実装サイズが最小化され、かつ、ガスの供給要求事項が単純化される。これについては、本明細書においてさらに説明する。拡散媒体24、26、32、34の厚さが0.2mm未満、典型的には0.05mmと0.15mmの間であり、また、有孔率の範囲が50〜95%、典型的には79%と90%の間である場合、さらに有利な結果が見出されているが、必要に応じて他の厚さおよび有孔率を使用することも可能である。上に挙げた範囲の拡散媒体24、26、32、34を使用することにより、ランド18、22に隣接している膜28の領域の有効利用が促進され、かつ、拡散媒体24、26、32、34の質量輸送抵抗が最小化される。拡散媒体24、26、32、34を介した水蒸気の輸送が最適化された場合、中のポアサイズの範囲が約0.01〜100マイクロメートル、典型的には1マイクロメートルと50マイクロメートルの間の拡散媒体24、26、32、34を使用して有利な結果が見出されているが、必要に応じて他のポアサイズを使用することも可能である。流路16、20内におけるより大きな圧力降下の原因になる流路16、20への拡散媒体24、26、32、34の侵入を防止するためには、40,000kPaより大きい弾性率、より望ましくは100,000kPaより大きい弾性率を拡散媒体24、26、32、34に持たせることが望ましい。
動作中、ウェット側プレート12に形成された流路16を通ってウェットガスが流れる。ウェットガスは、ウェットガスサプライから供給される。たとえば流路16と連絡しているサプライヘッダなどの従来の任意の手段を使用して流路16にウェットガスを引き渡すことができる。図に示す実施形態では、ウェットガスは、燃料電池の排気流から供給されている。ウェットガスは、流路16から排気へ流出する。ドライガスは、ドライ側プレート14に形成された流路20を通って流れる。ドライガスは、ドライガスサプライから供給される。たとえば流路20と連絡しているサプライヘッダなどの従来の任意の手段を使用して流路20にドライガスを引き渡すことができる。ドライガスは、次に、流路20から流出する。図に示す実施形態では、ドライガスは、圧縮機(図示せず)から供給されている。
図に示す実施形態の場合、ウェットガスの温度は、通常、ドライガスの温度より低い。圧縮機からの乾いた空気の温度は、場合によっては摂氏約180度であり、また、燃料電池排気からの湿った空気の温度は、場合によっては摂氏約80〜95度である。圧縮機から供給される乾いた空気を空気冷却器(図示せず)を使用して冷却する場合、温度は、場合によっては摂氏95〜105度の範囲である。本発明の範囲および精神を逸脱することなく、他の温度範囲を使用することができることを理解されたい。ウェットガスとドライガスの間に温度差があるため、ドライガスを加湿している間、同じくドライガスが冷却される。また、冷却効果によって、新たに加湿されたガス(ドライガス)の相対湿度が高くなり、したがって燃料電池のコンポーネントに対するガスの乾燥効果が最小化される。
ウェットガスが流路16を通って流れ、かつ、ドライガスが流路20を通って流れている間、ウェットガスとドライガスは、直交流をなしている。ガス流の向流を使用して、ウェットガス流からドライガス流への水蒸気の輸送を容易にすることも可能であることを理解されたい。燃料電池加湿アプリケーションの場合、通常、水移動有効性要求事項は厳格ではない。したがって、向流設計と直交流設計の間には、期待される性能の差はほとんどない。ウェットガスからドライガスへの水分子輸送には、場合によっては、A)流路16、20内の水蒸気の対流質量輸送モード、B)拡散媒体24、26、32、34を介した拡散輸送モード、およびC)拡散による膜28を介した水蒸気輸送モードが必要である。また、ウェット側プレート12の流路16とドライ側プレート14の流路20の間に圧力差が存在している場合、流体力学上の力によって膜28を介して水が移動する。さらに、ウェットガス流の温度とドライガス流の温度が異なっている場合、熱い流体から膜28へ、さらに膜28から冷たい流体へ伝達される熱も、場合によっては水の移動に影響する。また、水は、バルクフェーズで凝縮または蒸発させることも可能である(つまり、どちらの流体もRH>100%で同伴液体水を含有することができる)。また、水流束と結合したウェットガスとドライガスの間にエンタルピー交換を存在させることも可能である。
既に説明したように、プレート12、14は、押出しプロセスによって形成されている。プレート12、14をこの方法で形成することにより、製造の複雑性が最小化される。製造の複雑性が最小化されるため、同じく製造コストが最小化される。
図9および10は、本発明の他の実施形態を示したものである。図1〜8から繰り返された類似構造が、同じ参照数表示およびプライム(’)符号を使用して示されている。図に示す実施形態では、プレート12’、14’は、スタンピングプロセスによって形成されており、それにより図に示すような流路の形になっているが、必要に応じて他のプロセスを使用してプレート12’、14’を形成することも可能である。
ウェット側プレート12’は、折返し縁50を備えている。折返し縁50は、実質的に平らなシール表面52、54を備えている。図に示す実施形態では、折返し縁50には、通過するガス流のバイパスを阻止するようになされた充填材56が中に配置されている。折返し縁50は、必要に応じて、充填材56を完全に充填することも、充填材56を部分的に充填することも、あるいは充填材56を備えないことも可能であることを理解されたい。
ドライ側プレート14’は、折返し縁58を備えている。折返し縁58は、実質的に平らなシール表面60、62を備えている。折返し縁58は、折返し縁58を完全に充填し、あるいは折返し縁58を部分的に充填する充填材64を備えることができ、あるいは折返し縁58は、図に示すように充填材を備えなくてもよいことを理解されたい。
スタンピングプロセスによって形成されたウェット側プレート12’およびドライ側プレート14’を使用することにより、プレート12’、14’の厚さがさらに最小化される。プレート12’、14’をこの方法で形成することにより、製造の複雑性が最小化される。製造の複雑性が最小化されるため、同じく製造コストが最小化される。この構造の残りの部分および動作は、図1〜8に関連して上で説明した内容と実質的に同じである。
以上の説明から、当業者は、本発明の本質的な特徴を容易に確認することができ、また、本発明を様々な使用法および条件に適合させるために、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、本発明に様々な変更および修正を加えることができる。
ウェットプレート流路およびドライプレート流路の断面を示す、本発明の一実施形態による膜加湿機アセンブリの一部の略図である。 図1に示す膜加湿機アセンブリ全体の水の分圧分布を示すグラフである。 図1に示す膜加湿機アセンブリの分解斜視図である。 図1および3に示す膜加湿機アセンブリの斜視図である。 図4の円Aに示す膜加湿機アセンブリの角の部分の拡大部分斜視図である。 複数のスタック膜加湿機アセンブリの斜視図である。 ウェットプレートに形成された流路を示す、図4の線7−7に沿って取った膜加湿機アセンブリの断面図である。 ドライプレートに形成された流路を示す、図4の線8−8に沿って取った膜加湿機アセンブリの断面図である。 ウェットプレートに形成された流路を示す、本発明の他の実施形態による膜加湿機アセンブリの断面図である。 ドライプレートに形成された流路を示す、本発明の他の実施形態による膜加湿機アセンブリの断面図である。
符号の説明
10 膜加湿機アセンブリ
12、12’ ウェット(側)プレート
14、14’ ドライ(側)プレート
16、20 流路
18、22 ランド
24、26 拡散層(拡散媒体)
28 膜
30 水蒸気移動(WVT)ユニット
32 追加拡散媒体
34 拡散媒体
36 接着剤
38、39、40、41 空洞
42、44、46、48、52、54、60、62 シール表面
50、58 折返し縁
56、64 充填材
CD ドライプレートの流路の深さ
CW ウェットプレートの流路の深さ
P 膜加湿機アセンブリ全体の水の分圧分布
CD ドライプレートの流路の幅
CW ウェットプレートの流路の幅
LD、WLW ランドの幅

Claims (35)

  1. 燃料電池のための膜加湿機であって、
    第1のガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の実質的に真直ぐな流路が中に形成された実質的に平らな第1のプレートであって、第1プレートの頂面および底面の両方に前記流路が形成されている第1のプレートと、
    第2のガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の実質的に真直ぐな流路が中に形成された実質的に平らな第2のプレートであって、第2プレートの頂面および底面の両方に前記流路が形成されており、前記第1のプレートの前記流路と前記第2のプレートの前記流路が実質的に直角をなしている第2のプレートと、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートの間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた拡散媒体と、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートの間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、前記拡散媒体が、該膜および、前記第1プレートと第2プレートとの一方に接触し、前記第1のガス中の水蒸気が前記拡散媒体および前記膜を介して前記第2のガスへ移動する膜と
    を備えた膜加湿機。
  2. 前記第1のガスおよび前記第2のガスのうちの少なくとも一方が、空気およびO、N、HO、Hの少なくとも1つを含有したガス混合物から選択される、請求項1に記載の加湿機。
  3. 前記膜が、8000GPUを超えるパーミアンスを有する、請求項1に記載の加湿機。
  4. 前記第1のプレートおよび前記第2のプレートが、それらの周囲縁に隣接する実質的に平らなシール表面を備えた、請求項1に記載の加湿機。
  5. 前記第1のプレートおよび前記第2のプレートが折返し外縁を有する、請求項1に記載の加湿機。
  6. 前記第1のプレートの前記折返し外縁および前記第2のプレートの前記折返し外縁のうちの少なくとも一方に充填材が配置された、請求項5に記載の加湿機。
  7. 前記第1のプレートおよび前記第2のプレートがスタンピングプロセスによって形成された、請求項1に記載の加湿機。
  8. 前記第1のプレートおよび前記第2のプレートが押出しプロセスによって形成された、請求項1に記載の加湿機。
  9. 前記第1のプレートの前記流路および前記第2のプレートの前記流路のうちの少なくとも一方の深さが最大0.5ミリメートルである、請求項1に記載の加湿機。
  10. 前記第1のプレートの前記流路および前記第2のプレートの前記流路のうちの少なくとも一方の深さが約0.3ミリメートルである、請求項1に記載の加湿機。
  11. 100kWe燃料電池システムの場合、前記第1のプレートの前記流路および前記第2のプレートの前記流路の全圧力降下が30キロパスカル未満である、請求項1に記載の加湿機。

  12. Figure 0004891158
    で定義される、前記第1のプレートの前記流路および前記第2のプレートの前記流路のうちの少なくとも一方の流路面積比の範囲が75〜85%である、請求項1に記載の加湿機。
  13. 前記第1のガスおよび前記第2のガスのうちの少なくとも一方の流れが層流である、請求項1に記載の加湿機。
  14. 前記第1のガスの温度が前記第2のガスの温度より低く、そのために、加湿中、前記第2のガスが冷却される、請求項1に記載の加湿機。
  15. 前記拡散媒体の厚さが0.2mm未満であり、有孔率の範囲が50〜95%であり、平均ポアサイズの範囲が0.01ないし100マイクロメートルであり、また、弾性率が40,000kPaより大きい、請求項1に記載の加湿機。
  16. 燃料電池のための膜加湿機であって、
    ウェットガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が、頂面および底面の両方においてその中に形成されたウェット側プレートと、
    ドライガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が、頂面および底面の両方においてその中に形成されたドライ側プレートであって、前記ウェット側プレートの前記流路が、前記ドライ側プレートの前記流路と共に直交流パターンを生成しているドライ側プレートと、
    前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートの間に前記ウェット側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第1の拡散媒体と、
    前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートの間に前記ドライ側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた第2の拡散媒体と、
    前記第1の拡散媒体と前記第2の拡散媒体の間に配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、前記第1の拡散媒体が前記膜と前記ウェット側プレートとに接触し、前記第2の拡散媒体が前記膜と前記ドライ側プレートとに接触し、前記ウェットガス中の水蒸気が、前記第1の拡散媒体、前記膜および前記第2の拡散媒体を介して前記ドライガスへ移動する、前記膜と
    を備えた膜加湿機。
  17. 前記ウェットガスおよび前記ドライガスのうちの少なくとも一方が、空気およびO 、N 、H O、H の少なくとも1つを含有したガス混合物から選択される、請求項16に記載の加湿機。
  18. 前記膜が、8000GPUを超えるパーミアンスを有する、請求項16に記載の加湿機。
  19. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、それらの周囲縁に隣接する実質的に平らなシール表面を備えた、請求項16に記載の加湿機。
  20. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、折返し外縁を有する、請求項16に記載の加湿機。
  21. 前記ウェット側プレートの前記折返し外縁および前記ドライ側プレートの前記折返し外縁のうちの少なくとも一方に充填材が配置された、請求項20に記載の加湿機。
  22. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、スタンピングプロセスによって形成された、請求項16に記載の加湿機。
  23. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、押出しプロセスによって形成された、請求項16に記載の加湿機。
  24. 前記ウェット側プレートの前記流路および前記ドライ側プレートの前記流路のうちの少なくとも一方の深さが最大0.5ミリメートルである、請求項16に記載の加湿機。
  25. 前記ウェット側プレートの前記流路および前記ドライ側プレートの前記流路のうちの少なくとも一方の深さが約0.3ミリメートルである、請求項16に記載の加湿機。

  26. Figure 0004891158
    で定義される、前記ウェット側プレートの前記流路および前記ドライ側プレートの前記流路のうちの少なくとも一方の流路面積比の範囲が75〜85%であり、流路の幅が0.5mmないし5mmである、請求項16に記載の加湿機。
  27. 100kWe燃料電池システムの場合、前記ウェット側プレートの前記流路および前記ドライ側プレートの前記流路の全圧力降下が30キロパスカル未満である、請求項26に記載の加湿機。
  28. 前記ウェットガスおよび前記ドライガスのうちの少なくとも一方の流れが層流である、請求項16に記載の加湿機。
  29. 前記ウェットガスの温度が前記ドライガスの温度より低く、そのために、加湿中、前記ドライガスが冷却される、請求項16に記載の加湿機。
  30. 前記第1の拡散媒体と第2の拡散媒体の厚さが0.2mm未満であり、有孔率の範囲が50〜95%であり、平均ポアサイズの範囲が0.01ないし100マイクロメートルであり、また、弾性率が40,000kPaより大きい、請求項16に記載の加湿機。
  31. 燃料電池のための膜加湿機であって、
    ウェットガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が、頂面および底面の両方においてプレートの中に形成された複数のウェット側プレートと、
    ドライガスの流れの通過を容易にするようになされた複数の流路が、頂面および底面の両方においてプレートの中に形成された複数のドライ側プレートであって、前記ウェット側プレートの前記流路が、前記ドライ側プレートの前記流路と共に直交流パターンを生成している、複数のドライ側プレートと、
    複数の第1の拡散媒体であって、第1の拡散媒体の1つが、前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートの各々の間に前記ウェット側プレートに隣接して配置され、水蒸気の移動を可能にするようになされた、複数の第1の拡散媒体と、
    複数の第2の拡散媒体であって、第2の拡散媒体の1つが、前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートの各々の間に前記ドライ側プレートに隣接して配置された、水蒸気の移動を可能にするようになされた、複数の第2の拡散媒体と、
    前記第1の拡散媒体と前記第2の拡散媒体の各々の間に配置され、水蒸気の移動を可能にするようになされた膜であって、前記ウェットガス中の水蒸気が、前記第1の拡散媒体、前記膜および前記第2の拡散媒体を介して前記ドライガスへ移動する、前記膜と
    を備えた膜加湿機。
  32. 前記ウェットガスおよび前記ドライガスのうちの少なくとも一方が、空気およびO 、N 、H O、H の少なくとも1つを含有したガス混合物から選択される、請求項31に記載の加湿機。
  33. 前記膜が、8000GPUを超えるパーミアンスを有する、請求項31に記載の加湿機。
  34. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、それらの周囲縁に隣接する実質的に平らなシール表面を備えた、請求項31に記載の加湿機。
  35. 前記ウェット側プレートと前記ドライ側プレートとが、折返し外縁を有し、前記折返し外縁がそこに配置されるフィルタを有する、請求項31に記載の加湿機。
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