JP4889710B2 - ドアガード - Google Patents

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Description

本発明は、開扉を所定角度に制限して無用の人の不法侵入を阻止することができるドアガードに関するものである。
この種のドアガードは、略水平方向に回動するようにその基端部が扉内面に取り付けられるアームと、該アームを係止すべく扉枠に取り付けられるアーム係止具とを備えている。アームは全体として略U字状に形成されることによりその上下方向略中央には長手方向に沿ってスリットが延設され、その折曲側が先端側になり開口側が基端側となるように扉内面に軸支される。また、アーム係止具は頭部が膨大した係止突起を有しており、該頭部が挿入できるように、アームの上下両腕部はその基端部において部分的に上下に更に離間して、アームの基端部にスリットと連通しスリットよりも幅広の導入口が形成されている。
そして、扉内面に沿った通常位置からアームを扉枠側に向けて所定角度起立させてガード位置とすると、扉枠から扉側に向けて、すなわち、扉が設置される扉枠の開口部内方に向けて略水平に突出した状態にあるアーム係止具の係止突起が、アームの導入口に挿入される。即ち、アームの上下両腕部間に係止突起が位置して、アームと係止突起とは上下に重合した状態となる。
かかるガード位置にアームをセットした後に開扉すると、係止突起は導入口からスリットへと進入してスリット内をアーム先端側へと相対移動する。係止突起がスリット内に進入すると、その頭部がアームの上下両腕部を係止してその通常位置への復帰を阻止する。そして、扉が所定角度まで開くと、係止突起の軸部がアームの先端の上下両腕部を連結するストッパ部に当接し、それにより、その角度以上の開扉が阻止される。
ところで、このようなドアガードにおいて、操作性を向上させるために、略U字状のアームの先端からさらに握り部を延出させる構成が知られている。(特許文献1参照)
この構成によれば、アームがガード位置にある場合には握り部を摘むことができる。しかし、このようにアームの先端からさらに握り部を延出させると、アームの重量が大きくなり、人が室外へ出る際扉を強く閉めた場合、扉と扉枠との衝突による衝撃によりアームが慣性により通常位置より起き上がり、意図せずドアガードが作動してしまい、再び室内に入ることが出来ない、所謂ロックアウト状態となるという問題を引き起こしやすくなってしまう。
特開昭54−112000号公報
本発明は上記従来の問題に鑑みてなされ、アームの先端からさらに握り部を延出させる必要がないドアガードを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、扉2又は扉枠1のいずれか一方に回動可能に連結されたアーム4と、扉枠1又は扉2のいずれか他方に取り付けられたアーム係止具3とを備え、該アーム4は平行に延びる二本のレール4a、4bと該二本のレール4a、4bの間に形成される案内溝8と該二本のレール4a、4bの先端を連結する連結部4cを有し、該アーム係止具3は頭部3aと軸部3bを備えるドアガードにおいて、該二本のレール4a、4bにおける該案内溝8の先端よりも手前の位置に該アーム係止具3の頭部3aが当接する突部4dが該二本のレール4a、4bの各々に形成され、該アーム係止具3の頭部3aと該突部4dが当接することによりそれ以上の開扉が阻止されることを特徴とするドアガードを提供する。
ここで、該アーム4は底壁12と側壁13を有し、該突部4dが該底壁12と該側壁13と共に該アーム4の先端側に空間11を画成することが好ましい。
本発明によれば、略U字状のアームの先端からさらに握り部を延出させる必要がないので、ロックアウト状態になる問題を引き起こしにくい等の効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1乃至図4は、本発明によるドアガードの実施形態を示す図である。尚、図1乃至図4においては図の断面を示すハッチングは省略されている。
図1、図2に示すように、このドアガードは、外開き用の扉2に二本の軸5、5を介し起倒可能すなわち略水平方向に回動可能に連結されたアーム4と、扉枠1に取り付けられたアーム係止具3とを備える。軸5、5は夫々図示しない抜け止め手段を備えており、アーム4をベース6に回動可能に取り付けている。
アーム4は金属材料により形成された略U字状部材であり、図1に示すように、平行に延びる二本のレール4a、4bと二本のレール4a、4bの一端を閉じる連結部4cを具備する。アーム4は、二本のレール4a、4bが上下になって平行に延びるように扉の内表面2a上に配置される。
図1、図2に示すように、ベース6は3つのネジ9により扉2の内表面2a上に固定され、このベース6の上下の腕片6a、6bにアーム4の二本のレール4a、4bの他端が二本の軸5、5で回動可能に支持されることにより、アーム4がベース6に対して回動可能となり、扉2の内表面2a上において起倒可能となっている。
アーム4には、閉扉状態からのアーム4の略水平方向への回動によりアーム係止具3の頭部3aが挿入される貫通孔7と、開扉時にアーム係止具3の頭部3aをストップ位置までスライドさせる貫通孔7に連なる案内溝8とが設けられる。貫通孔7はアーム4のアーム係止具3側に形成される。具体的にはアーム4における二本のレール4a、4b間であって、ベース6側に寄った箇所に形成される。
案内溝8は、アーム4の二本のレール4a、4b間に貫通孔7から連結部4cに向かって延びるように形成され、貫通孔7よりも小さい幅で形成される。
図1、図2に示すように、アーム係止具3は扉枠1から扉2の内表面2aに沿うように突出している。アーム係止具3は、ネジ10、10により扉枠1上に固定される基台部3cと、この基台部3cから延出する軸部3bと、軸部3bの先端に膨出形成された頭部3aとを有している。頭部3aは貫通孔7の開口よりも小さく、閉扉状態からアーム4を扉2の内表面2a上でアーム係止具3側に所定角度回動させると、頭部3aはアーム4の貫通孔7内に挿入される。
図4に示すように、アーム4の二本のレール4a、4bと連結部4cは、底壁12と、案内溝8の反対側の底壁12の端縁から水平方向に延びる側壁13とにより構成されている。アーム係止具3の頭部3aは案内溝8の幅より大きくなっており、扉2が開閉されてアーム係止具3の軸部3bが案内溝8内に入った後は、アーム4の扉2上での倒動作は不能になる。
図4に示すように、アーム4の二本のレール4a、4bは、連結部4cの近傍箇所に突部4d、4dを有している。突部4d、4dは、底壁12と側壁13の双方から突出するように形成され、底壁12からは水平方向に側壁13の先端まで突出すると共に、側壁13からは鉛直方向に案内溝8まで突出している。案内溝8は2つの突部4d、4dの位置を越えて連結部4cの底壁12に至る位置まで形成されている。扉2が開扉されることにより案内溝8をスライドしたアーム係止具3の頭部3aが2つの突部4d、4dに当接すると、図3に示すように、扉2のそれ以上の開扉が阻止されるようになっている。このように、アーム4の二本のレール4a、4bにアーム係止具3の頭部3aと当接する突部4d、4dを設けることにより、アーム係止具3の頭部3aのストップ位置を連結部4cよりも手前の突部4d、4dが形成された位置にすることが可能である。
図4に示すように、アーム係止具3の頭部3aと2つの突部4d、4dが当接して扉2の開扉が阻止された状態において、アーム4の先端側(図4において突部4d、4dよりも右側)には、底壁12と、側壁13と、2つの突部4d、4dとによって空間11が画成される。この空間11は、アーム4の連結部4cを大人が摘んだ場合に指の先端を掛けることができる程度の大きさになっている。空間11をアーム4の先端側に画成することにより、アームの先端からさらに握り部を延出させなくとも、ドアガードを操作性のよいものとすることができる。
本発明のドアガードは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲で記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上述の実施形態においては、案内溝8が2つの突部4d、4dの位置を越えて連結部4cの底壁12に至る位置まで形成されたが、図5に示すように、突部4dを1つとして、案内溝8を突出部4dの位置まで形成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、アーム4の二本のレール4a、4bの両方に突部4dを設けたが、少なくとも一方のレールに突部4dが設けるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、突部4dは、底壁12と側壁13の双方から突出するように形成され、底壁12からは水平方向に側壁13の先端まで突出すると共に、側壁13からは鉛直方向に案内溝8まで突出していたが、これに限定されない。突部4dはアーム係止具3の頭部3aをストップさせることができるようにアーム4に突出形成されていればよい。
また、上述の実施形態においては、アーム4は扉2に連結され、アーム係止具3は扉枠1に取り付けられたが、アーム4が扉枠1に連結され、アーム係止具3が扉2に取り付けられていてもよい。
本発明の実施形態のドアガードの正面図である。 本発明の実施形態のドアガードの平面図である。 本発明の実施形態のドアガードにおいて、扉の開扉が阻止された状態におけるドアガードの平面図である。 図3の矢印A方向から見た本実施形態のドアガードの要部を示す図である。 図3の矢印A方向から見た本実施形態のドアガードの変形例の要部を示す図である。
符号の説明
1 扉枠
2 扉
3 アーム係止具
3a 頭部
3b 軸部
3c 基台部
4 アーム
4a レール
4b レール
4c 連結部
4d 突部
11 空間
12 底壁
13 側壁

Claims (2)

  1. 扉又は扉枠のいずれか一方に回動可能に連結されたアームと、扉枠又は扉のいずれか他方に取り付けられたアーム係止具とを備え、該アームは平行に延びる二本のレールと該二本のレールの間に形成される案内溝と該二本のレールの先端を連結する連結部を有し、該アーム係止具は頭部と軸部を備えるドアガードにおいて、該二本のレールにおける該案内溝の先端よりも手前の位置に該アーム係止具の頭部が当接する突部が該二本のレールの各々に形成され、該アーム係止具の頭部と該突部が当接することによりそれ以上の開扉が阻止されることを特徴とするドアガード。
  2. 該アームは底壁と側壁を有し、該突部は該底壁と該側壁と共に該アームの先端側に空間を画成することを特徴とする請求項1に記載のドアガード。
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