JP4889112B2 - 自動薄切装置 - Google Patents
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Description
一般的には、水とお湯を利用して伸展させている。始めに、本削りによって得られた薄切片を水に浮かべる。これにより、生体試料を包埋しているパラフィン同士のくっつきを防止しながら、薄切片の大きな皺や丸みを取ることができる。その後、薄切片をお湯に浮かべる。これにより、薄切片が伸び易くなるので、水による伸展では取りきれなかった残りの皺や丸みを取ることができる。
最後に、薄切片を乗せた基板を乾燥器内に入れて乾燥させる。この乾燥により、伸展で付着した水分が蒸発すると共に、薄切片が基板上に固定される。その結果、薄切片標本を作製することができる。
この薄切片試料作製装置は、セットされた包埋ブロックを切断して薄切片を作製する工程と、作製した薄切片をキャリアテープによって搬送してスライドガラス上に転写させる工程と、スライドガラスごと薄切片を伸展装置まで搬送して伸展を行う工程とを、自動的に行っている装置である。この薄切片試料作製装置を利用することで、作業者の負担を若干減らすことができる。
始めに、高品質な薄切片標本を作製するためには、包埋ブロックを薄切して薄切片を作製する際に、所定の厚さで薄切すると共に、切断面が極力綺麗で平坦な面となるように薄切する必要がある。そのため、作業者は、切断速度等に注意を払うことに加え、切断刃の切れ味に特に注意を払っている。仮に切断刃の切れ味が悪いまま薄切を行った場合には、包埋ブロックを希望する厚さ(例えば、3〜5μm)に薄切することが難しかった。また、場合によっては、薄切片が破損する恐れがあった。更には、薄切片に負荷がかかりすぎてしまい、後に行う伸展工程で復元(伸展)できないほど圧縮(変形)してしまう恐れがあった。このように、いくつかの不都合が生じるので、作業者は切断刃を定期的に交換する必要がある。
加えて切断刃は、通常所定のすくい角が付くようにセットされている。そのため、切断刃を交換する際に、該切断刃を常に保持していないと重力によりずれ落ちて正規の位置にセットすることができない。従って、作業者は、切断刃がずれないように慎重に保持しながら交換作業を行う必要があり、余計に負担がかかるものであった。
本発明に係る自動薄切装置は、生体試料が包埋された包埋ブロックを、所定のすくい角が付いた状態で薄切して薄切片を作製する自動薄切装置であって、一端側が刃先とされた長尺な切断刃と、前記包埋ブロックの表面に対して前記すくい角が付いた状態で配置されたホルダと、該ホルダの先端に設けられ、前記刃先が外側に露出しながら複数枚の前記切断刃が一列に並んだ状態で載置される載置面と、該載置面に沿って設けられ、載置面に載置された前記切断刃の基端側を吸着して切断刃の姿勢を保持する吸着部材と、前記ホルダに設けられ、前記載置面に一列に並んで載置された複数の前記切断刃のうち、所定位置に位置した切断刃を載置面に押さえ付けて前記薄切用の切断刃とする第1の押さえ部材と、前記載置面に対して複数の前記切断刃を1枚ずつ順次送り出すように搬送して、載置面に一列に並んだ切断刃をスライド移動させる搬送手段と、前記包埋ブロックと前記ホルダとを相対的に移動させ、前記第1の押さえ部材で押さえ付けられた前記切断刃により前記包埋ブロックを薄切して前記薄切片を切り出させる移動手段と、前記ホルダに設けられ、前記第1の押さえ部材に隣接して、前記薄切時に使用した前記切断刃を前記載置面に再度押さえ付けて粗削り用の切断刃とする第2の押さえ部材と、前記薄切が所定回数終了した後、前記搬送手段を作動させて薄切に使用した前記切断刃を前記スライド移動により前記第2の押さえ部材に搬送して交換させると共に、該切断刃を前記粗削り用の切断刃として再び使用させる制御部と、を備え、前記粗削り用の切断刃で前記包埋ブロックを粗削りした後、前記第1の押さえ部材で押さえ付けられた前記切断刃で前記前記薄切片を作製することを特徴とするものである。
また、切断刃の姿勢が安定に保持されているので、第1の押さえ部材で切断刃を押さえ付けた際に、ホルダから外側に露出する刃先の突出量を常に同じ値に維持することができる。これにより、刃先のばらつきをなくすことができる。そのため、切断刃を交換した際に常に同じ条件で包埋ブロックを薄切することができ、同じ品質の薄切片を連続的に作製することができる。
更に、搬送手段の作動により先ほど薄切に使用された切断刃が所定位置からスライド移動してくると、第2の押さえ部材がこの切断刃を再度載置面に押さえ付けて強固に固定する。これにより、一度薄切に使用された切断刃を粗削り用の切断刃として用いることができる。そして、包埋ブロックの薄切を開始する際に、まず第2の押さえ部材で押さえ付けられた粗削り用の切断刃で包埋ブロックの粗削りを行う。そして、粗削りが終了した後、第1の押さえ部材で押さえ付けられた薄切用の切断刃で本削りを行って、薄切片を作製する。
このように、本削りで使用した切断刃を粗削り用の切断刃として再利用できるので、切断刃を無駄に交換するのではなく、有効に利用しながら交換を行うことができる。従って、ランニングコストを抑えることができる。
特に、この搬送面に沿って吸着手段が設けられているので、切断刃は搬送中に重力の影響を受けてずれ落ちることがなく、姿勢が保持されて安定した状態となっている。そのため、すくい角が付いた状態で切断刃を確実に載置面に送り出すことができる。また、搬送路を介して切断刃をホルダの載置面に対して確実に搬送することができるので、収納ケースの位置に関係なく、ホルダを自由な位置に配置することができる。従って、設計の自由度を向上することができる。
また、作製された薄切片Mは、その後、水やお湯等の液体状に浮かべて、薄切時に生じた皺やカール等の歪みを除去する伸展工程を経た後、スライドガラス等の基板Gに掬い取られる。そして、伸展時に付着した水分を乾燥させることで、図2に示す薄切片標本Pとなる。
なお、本実施形態では、切断刃2に対して包埋ブロックB側を移動させる構成としたが、この場合に限られるものではない。例えば、包埋ブロックB側を固定し、該包埋ブロックBに対してホルダ3側を移動させても構わないし、包埋ブロックB側とホルダ3側とを共に移動させるように移動手段5を構成しても構わない。いずれにしても、包埋ブロックBとホルダ3とを、相対的に移動させるように構成すれば構わない。
また、本実施形態では、内部にピエゾ素子を組み込んだZステージ10を例にしているが、この場合に限られず、移動ステージ12と同様にモータ等の駆動源で移動するように構成しても構わない。
下側プレート20は、先端側が幅広となった平面視略T型に形成されている。そして、下側プレート20の先端には、刃先2aが外側に露出しながら複数枚の切断刃2が一列に並んだ状態で載置される載置面20aが形成されている。本実施形態では、同時に4枚の切断刃2が載置されるようになっている。
なお、本実施形態では、1つの切断刃2を常に3つ或いは4つの磁石25によって吸着できるように、磁石25の数及びその間隔が調整されている。
第1の押さえプレート22を具体的に説明すると、図6及び図7に示すように、下側プレート20に固定されたシャフト26に回転自在に連結されている。また、第1の押さえプレート22の一端側は、下側プレート20との間に介在されたコイルバネ27によって付勢されている。第1の押さえプレート22は、このコイルバネ27によるバネ力を受けて、シャフト26を中心に回転して先端側が載置面20aに向けて押されるようになっている。その結果、上述したように、切断刃2を載置面20aに押し付けて固定している。
なお、第2の押さえプレート23は、第1の押さえプレート22と同様の構成であるので、説明を省略する。また、第2の押さえプレート23で押さえ付けられた切断刃2は、包埋ブロックBを薄切する際に用いられるもので、粗削り用の切断刃2として使用される。
また、第1の押さえプレート22、第2の押さえプレート23、上側プレート21及び下側プレート20は、図7及び図8に示すように、共に先端側が斜めにカットされており、切断刃2の刃先2aに向かって徐々に先鋭化した形になっている。
このように構成されたケース本体31は、すくい角θが付いた状態で、即ち、上面と包埋ブロックBの表面に平行な水平面とのなす角度がすくい角θとなるように傾いた状態で、図示しない架台によって固定されている。
また、基礎プレート53には、一対のプーリ57、58が固定されており、これら一対のプーリ57、58には搬送ベルト59が巻回されている。この際、ガイドレール54に平行な方向に搬送ベルト59が移動するように、一対のプーリ57、58の位置が調整されている。また、一対のプーリ57、58のうち一方のプーリ57は、駆動モータ60に連結されており、駆動モータ60の作動に伴って回転するようになっている。これにより、搬送ベルト59は、ガイドレール54に対して平行な方向に往復移動されるようになっている。
また、両Lアングル65、66には、移動プレート56の他端面側に固定されたガイドレール70に沿って移動するリニアガイド71が取り付けられている。そのため、両Lアングル65、66は、カムプレート63、64の回転に伴って、ガイドレール70にガイドされながら滑らかに直線移動するようになっている。
しかも、2つのLアングル65、66は、2つの駆動モータ61、62の作動によりそれぞれ別々に直線移動するようになっている。但し、ガイドレール54に平行な方向の移動に関しては、2つのLアングル65、66は移動プレート56の移動に伴って同時に移動するようになっている。
この際、制御部6は、移動手段5による薄切が所定回数終了すると、搬送手段4の各駆動モータ60、61、62を作動させて新たな切断刃2を搬送することで、薄切に使用した切断刃2をスライド移動による交換を行うようにプログラミングされている。これについては、後に詳細に説明する。
始めに初期状態として、包埋ブロックBは、カセットKを介して移動ステージ12上に固定されていると共に、Zステージ10によって最適な高さ調整がなされているものとする。また、収納ケース30には、複数枚の切断刃2が多段に積層された状態で収納されているものとする。また、搬送機構50の2つのLアングル65、66は、共に最上点(搬送路40から最も離間した位置)に位置しているものとする。更に、移動プレート56は、初期状態に位置しているものとする。
まず、制御部6は、駆動モータ61を作動させてカムプレート63を半回転回転させる。これにより、図18に示すように、第1のLアングル65は、回転ローラ67を介して直線的に移動して最上点から最下点に移行する。そのため、第1のLアングル65に固定されている第1の搬送レバー51が、収納ケース30のレバー部32に引っかかる位置まで下降した状態となる。この際、ガイドレール70に沿って第1のLアングル65が滑らかに移動するので、第1の搬送レバー51も同様にガタ等がなく滑らかに移動する。
このように、搬送機構50は、収納ケース30から切断刃2を1枚搬出すると共に、搬出した切断刃2を搬送路40の搬送面41aに一旦載置する。
続いて制御部6は、駆動モータ60を作動させて搬送ベルト59及び移動プレート56を逆方向に移動させ、図16に示すように、搬送面41aに載置された切断刃2の貫通孔2bの上方に第2の搬送レバー52を位置させる。
また、切断刃2は単に載置面20aに載置されているだけでなく、上側プレート21と下側プレート20とで作り出される空間内に収納された状態で載置されている。そのため、2枚目の切断刃2が最初の切断刃2を押すときに、最初の切断刃2の上に乗り上がってしまうことがない。従って、確実に最初の切断刃2を押して、スライド移動させることができる。
また、交換した切断刃2に関しても、刃先2aの突出量が先程と同様に決められた値となっている。従って、刃先2aのばらつきをなくしながら切断刃2を交換することができる。そのため、切断刃2を交換しても、常に同じ条件で包埋ブロックBを薄切することができ、同じ品質の薄切片Mを連続的に作製することができる。
例えば、包埋ブロックBを新たなものに交換した場合には、本削りの前に粗削りを行う。この場合には、まず制御部6は、包埋ブロックBが移動してくる軌跡上に粗削り用の切断刃2が位置するようにホルダ3を移動させて位置を調整する。そして、移動ステージ12をガイドレール11に沿って移動させて、粗削り用の切断刃2で包埋ブロックBの粗削りを複数回行う。そして、粗削りが終了した後、制御部6は、包埋ブロックBが移動してくる軌跡上に本削り用の切断刃2が位置するようにホルダ3を再度移動させて位置を調整する。これにより、粗削りが終了した包埋ブロックBを本削りして、薄切片Mを作製することができる。
なお、交換された切断刃2は、図示しない回収機構によってホルダ3の載置面20aから搬出された後、廃棄される。この際、ホルダ3の上側プレート21には溝部21bが形成されているので、回収機構はこの溝部21bを介して切断刃2の貫通孔2b内に入り込んで、切断刃2を回収することも可能である。
M 薄切片
S 生体試料
θ すくい角
1 自動薄切装置
2 切断刃
2a 切断刃の刃先
3 ホルダ
4 搬送手段
5 移動手段
6 制御部
20a ホルダの載置面
22 第1の押さえプレート(第1の押さえ部材)
23 第2の押さえプレート(第2の押さえ部材)
25 磁石(吸着手段)
30 収納ケース
40 搬送路
41a 搬送路の搬送面
50 搬送機構
Claims (3)
- 生体試料が包埋された包埋ブロックを、所定のすくい角が付いた状態で薄切して薄切片を作製する自動薄切装置であって、
一端側が刃先とされた長尺な切断刃と、
前記包埋ブロックの表面に対して前記すくい角が付いた状態で配置されたホルダと、
該ホルダの先端に設けられ、前記刃先が外側に露出しながら複数枚の前記切断刃が一列に並んだ状態で載置される載置面と、
該載置面に沿って設けられ、載置面に載置された前記切断刃の基端側を吸着して切断刃の姿勢を保持する吸着部材と、
前記ホルダに設けられ、前記載置面に一列に並んで載置された複数の前記切断刃のうち、所定位置に位置した切断刃を載置面に押さえ付けて前記薄切用の切断刃とする第1の押さえ部材と、
前記載置面に対して複数の前記切断刃を1枚ずつ順次送り出すように搬送して、載置面に一列に並んだ切断刃をスライド移動させる搬送手段と、
前記包埋ブロックと前記ホルダとを相対的に移動させ、前記第1の押さえ部材で押さえ付けられた前記切断刃により前記包埋ブロックを薄切して前記薄切片を切り出させる移動手段と、
前記ホルダに設けられ、前記第1の押さえ部材に隣接して、前記薄切時に使用した前記切断刃を前記載置面に再度押さえ付けて粗削り用の切断刃とする第2の押さえ部材と、
前記薄切が所定回数終了した後、前記搬送手段を作動させて薄切に使用した前記切断刃を前記スライド移動により前記第2の押さえ部材に搬送して交換させると共に、該切断刃を前記粗削り用の切断刃として再び使用させる制御部と、を備え、
前記粗削り用の切断刃で前記包埋ブロックを粗削りした後、前記第1の押さえ部材で押さえ付けられた前記切断刃で前記前記薄切片を作製することを特徴とする自動薄切装置。 - 請求項1に記載の自動薄切装置において、
前記吸着手段は、複数の磁石であり、磁力により前記切断刃の基端側を吸着することを特徴とする自動薄切装置。 - 請求項1又は2に記載の自動薄切装置において、
前記搬送手段は、前記切断刃を複数収納する収納ケースと、
収納ケースと前記ホルダとの間に前記すくい角が付いた状態で配置され、前記載置面に面一とされて前記切断刃が搬送される搬送面を有する搬送路と、
前記収納ケースから切断刃を1枚ずつ搬出して前記搬送面に一旦載置すると共に、該搬送面に沿って切断刃を搬送して前記載置面に送り出す搬送機構と、を備え、
前記吸着手段が、前記搬送面に沿って設けられ、搬送される前記切断刃の基端側を吸着して切断刃の姿勢を保持することを特徴とする自動薄切装置。
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