JP6013143B2 - 替刃供給機構 - Google Patents

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Description

本発明は、替刃供給機構に関するものである。
人体や実験動物等から取り出した生体試料を検査、観察する方法の1つとして、包埋剤によって生体試料を包埋した包埋ブロックから薄切片を作製し、この薄切片に対して染色処理を行って、生体試料を観察する方法が知られている。
従来、薄切片を作製する作業は、鋭利な薄い切断刃を使用して熟練の作業者による手作業で行っていたが、近年、薄切片を作製する作業を自動で行うことができる自動薄切装置が提供されはじめている。この自動薄切装置によれば、作業者に負担をかけることなく薄切片を作製し続けることが可能とされている。
ところで、包埋ブロックを薄切して薄切片を作製する際に、高品質な薄切片を作製するためには、所定の厚さ(例えば、3μm〜5μm)で薄切する必要がある。そのため、作業者は、切断刃の切れ味に特に注意を払っている。仮に切断刃の切れ味が悪いまま薄切を行った場合には、包埋ブロックを所望の厚さに薄切することが難しい。また、場合によっては、薄切片が破損する恐れがあった。このように、いくつかの不都合が生じるので、作業者は切断刃を定期的に交換する必要がある。
ここで、例えば特許文献1,2には、替刃カートリッジに収納された複数の切断刃を一枚ずつ送り出してホルダに搬送する切断刃搬送機構を備え、切断刃を自動的に交換しながら包埋ブロックを薄切して薄切片を作製する構成が開示されている。
図16に示すように、替刃カートリッジ100は、複数の切断刃101を多段に積層した状態で収納するケース本体102と、ケース本体102内に収納された複数の切断刃101のうち、最上層に位置する上層切断刃101aを延在方向に沿って押し出すレバー部103と、ケース本体102のうち、レバー部103により押し出される上層切断刃101aの前方に位置する側面に形成され、上層切断刃101aが通過する開口部104と、を備えている。
また、ケース本体102の底面と、複数の切断刃101のうち最下層の下層切断刃101bと、の間には、切断刃101を積層方向の上層に向けて付勢する付勢手段105が設けられている。付勢手段105は、例えばV字状の板バネであって、中央部分がケース本体102の底面に固定される一方、両端部が下層切断刃101bの刃先方向に沿う両端部を下方から支持している。
この場合、図示しない切断刃搬送機構によりレバー部103を移動させることで、ケース本体102に収納されている上層切断刃101aのみが押し出され、ケース本体102の開口部104からケース本体102の外部に搬送されるようになっている。
特開2010−261794号公報
しかしながら、上述した従来の替刃カートリッジ100にあっては、ケース本体102に収納された切断刃101のうち、下層切断刃101bの供給不良が発生する場合がある。すなわち、図17に示すように、ケース本体102内に収納された切断刃101が残り1枚になった状態(下層切断刃101bのみになった状態)で、下層切断刃101bをレバー部103により押し出すと、その搬送途中で下層切断刃101bの一端部(搬送方向の後端部)と付勢手段105との接触が解除される。
すると、図18に示すように、下層切断刃101bは、他端部(搬送方向の前端部)のみで付勢手段105に支持されることになるので、下層切断刃101bが搬送方向に対して傾く。その結果、下層切断刃101bとレバー部103との押圧が解除され、下層切断刃101bの搬送が途中でできなくなったり、仮にレバー部103との押圧が維持された場合であっても下層切断刃101bが所望の搬送方向とは異なる方向に搬送されたりする。このような状態で下層切断刃101bが供給不良になった場合、下層切断刃101bがどの段階で停止しているのかが特定し難いため、装置の異常個所や異常原因が特定できない。そのため、自動薄切装置全体を異常停止させる必要があるとともに、替刃カートリッジ100の交換作業に時間を要する。
これに対して、付勢手段105と下層切断刃101bとの間にダミーとなるプレートを設けることも考えられる。
この場合には、下層切断刃101bがプレートを介して付勢手段105に支持されるため、切断刃101を最後の一枚まで使い切ることができると考えられる。
ところが、この場合には専用の替刃カートリッジが必要なため、作業者の切断刃101の選択の自由度が制限されるという問題がある。
そこで、本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、切断刃の供給不良を未然に防止できるとともに、切断刃の選択の自由度を向上させることができる替刃供給機構を提供することである。
本発明の替刃供給機構は以下の構成を採用した。
(1)一端に刃先を有する複数の切断刃が厚さ方向に沿って収納される替刃カートリッジが、着脱可能にセットされるとともに、前記替刃カートリッジ内に収納される前記切断刃のうち、最上層に位置する上層切断刃をその刃先方向に沿って一枚ずつ搬送する搬送機構を備え、前記搬送機構は、前記上層切断刃が搬送される際に、前記上層切断刃が通過した部分を通して、前記上層切断刃よりも下層に位置する前記切断刃の有無を検出する検出手段を備え、前記検出手段が前記上層切断刃よりも下層に前記切断刃が存在しないことを検出した場合に、前記切断刃の搬送を停止する構成とした。
この構成により、検出手段が上層切断刃よりも下層に切断刃が存在しないことを検出した場合に、切断刃の搬送を停止することで、替刃カートリッジ内に収納された切断刃のうち、最後の一枚を残した状態で、替刃カートリッジの交換を作業者に促すことができる。そのため、替刃カートリッジ内に収納される切断刃が、最下層に位置する下層切断刃を介して付勢手段により上層に向けて付勢されている場合であっても、付勢手段による下層切断刃への付勢が解除される前に切断刃(下層切断刃)の搬送を停止することができる。これにより、切断刃が途中で搬送できなくなったり、所望の搬送方向とは異なる方向に搬送されたりする等の切断刃の供給不良が発生するのを未然に防止することできる。また、仮に切断刃の搬送が停止した場合であっても、装置の異常個所や異常原因を容易に確認でき、替刃カートリッジの交換作業をスムーズに行うことができる。
さらに、切断刃の供給不良を防止するために、付勢手段と下層切断刃との間にダミーとなるプレートを配置する必要もないので、切断刃の選択の自由度を向上させることもできる。
(2)前記(1)の替刃供給機構では、前記搬送機構は、前記替刃カートリッジのうち、前記切断刃が収納されるケース本体を収容するカートリッジ収容部と、前記替刃カートリッジのうち、前記上層切断刃を刃先方向に沿って押し出すレバー部を収容するとともに、前記ケース本体に対して前記レバー部を前記切断刃の刃先方向に沿って相対移動させるレバーガイドと、を備え、前記レバーガイドの開口縁には、前記レバーガイドの移動方向に沿って延びる規制部が形成されていてもよい。
この構成によれば、レバーガイドの移動方向に沿って延びる規制部が形成されているため、レバーガイドの移動方向において、レバー部がレバーガイド以外の場所に位置した状態で替刃カートリッジがセットされるのを防止できる。また、作業者は、レバー部のセット箇所を容易に判断することができる。これにより、替刃カートリッジの誤セットを防止するとともに、替刃カートリッジの交換作業をよりスムーズに行うことができる。
本発明に係る替刃供給機構によれば、切断刃の供給不良を未然に防止できるとともに、切断刃の選択の自由度を向上させることができる。
本発明に係る自動薄切装置で搬送される包埋ブロックの斜視図である。 本発明に係る自動薄切装置で作製される薄切片標本の斜視図である。 自動薄切装置の概略構成図である。 切断刃の平面図である。 替刃カートリッジの側面図である。 替刃カートリッジの平面図である。 替刃供給機構の斜視図である。 (a)は替刃カートリッジと検出手段との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段(検出位置)との位置関係を示す概略図である。 替刃カートリッジの交換時期の判断方法を説明するための説明図であって、(a)は替刃カートリッジと検出手段との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段との位置関係(検出位置)を示す概略図である。 替刃カートリッジの交換時期の判断方法を説明するための説明図であって、(a)は替刃カートリッジと検出手段(検出位置)との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段との位置関係を示す概略図である。 替刃カートリッジの交換方法を説明するための説明図であって、替刃カートリッジ及びレバーガイドの概略平面図である。 替刃カートリッジの交換方法を説明するための説明図であって、替刃カートリッジ及びレバーガイドの概略平面図である。 本発明の他の実施形態において、(a)は替刃カートリッジと検出手段との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段(検出位置)との位置関係を示す概略図である。 本発明の他の実施形態において、(a)は替刃カートリッジと検出手段との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段(検出位置)との位置関係を示す概略図である。 本発明の他の実施形態において、(a)は替刃カートリッジと検出手段との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃と検出手段(検出位置)との位置関係を示す概略図である。 従来の替刃カートリッジを説明するための概略図である。 従来の替刃カートリッジを説明するための概略図である。 従来の替刃カートリッジを説明するための概略図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<自動薄切装置の構成>
図1は自動薄切装置1で搬送される包埋ブロックBの斜視図であり、図2は自動薄切装置1で作製される薄切片標本Hの斜視図である。
本実施形態の自動薄切装置1(図3参照)は、図1に示すように、生体試料Sが包埋材であるパラフィンPによって包埋された包埋ブロックBを例えば3μm〜5μmの厚みに薄切する装置である。したがって、この自動薄切装置1によって、図2に示す薄切片Mを作製することが可能とされている。
また、本実施形態の自動薄切装置1は、薄切片Mを作製するだけでなく、薄切片MをスライドガラスG等の基板上に転写させて薄切片標本Hを作製した後、薄切片標本Hをバスケットに収納する作業を自動的に行うことが可能とされている。
なお、包埋ブロックBは、ホルマリン固定された生体試料S内の水分をパラフィン置換した後、さらに周囲をパラフィンPによってブロック状に固められた平面視で矩形状のものである。これにより、生体試料SがパラフィンP内に包埋されている。また、生体試料Sとしては、例えば、人体や実験動物等から取り出した臓器等の組織であり、医療分野、製薬分野、食品分野、生物分野等で適時選択されるものである。
また、包埋ブロックBは、図1に示すようにカセットK上に固定されている。
このカセットKは、耐薬品性を有する樹脂等により箱状に形成されたものであり、包埋ブロックBを固定する固定台としての役割を果している。カセットKの一側面は、下方に面が向いた傾斜面K1とされている。この傾斜面K1には、カセットKの製造番号や、包埋ブロックBの作製日、生体試料Sの各種データ等を含む図示しないIDデータが記録されている。そのため、このIDデータを読み取ることで、包埋ブロックBの品質管理を行うことが可能とされている。
続いて、自動薄切装置1の各構成品について説明する。
本実施形態では、はじめに自動薄切装置1を構成する各構成品を順次簡単に説明し、その後、必要な構成品について詳細に説明する。
図3に示すように、自動薄切装置1は、複数の包埋ブロックBが出し入れ可能に収納される複数のマガジン2と、このマガジン2を離脱自在に各別に装着可能なカルーセル3と、このカルーセル3に装着されたマガジン2に収納されている複数の包埋ブロックBの中から選択された1つの包埋ブロックBを出し入れするとともに、ステージ4上に載置するブロック搬送機構5と、ステージ4上に載置された包埋ブロックBを所定の厚みで切削し、薄切片Mを切り出す薄切機構6と、薄切機構6によって切り出された薄切片Mを貯留槽7まで搬送するとともに、液面に浮かべて伸展させる薄切片搬送機構8と、伸展された薄切片Mを液面からスライドガラスG上に掬い取って薄切片標本Hを作製するスライドガラスハンドリング機構9と、作製された薄切片標本HをバスケットJ内に収納するスライドガラス収納機構10と、これら各構成品を内部に収容する装置ケース11と、各構成品を総合的に制御する制御部12と、を主に備えている。
(装置ケース)
上述した装置ケース11は、内部が密閉可能とされているうえ、例えば湿度や温度等の環境条件を所望する条件に設定可能とされている。装置ケース11の壁面には、作業者が開閉操作するアクセス扉11aが設けられている。このアクセス扉11aは、マガジン2を装着或いは取り出す際に用いる扉であり、このアクセス扉11aを開けることでマガジン2が装着されるカルーセル3にアクセスすることが可能とされる。
(マガジン)
上述したマガジン2は、全体として縦長の直方体状に形成された収納ケースであり、カセットKに固定された複数の包埋ブロックBを高さ方向に並べた状態で収納することが可能とされている。このマガジン2は、正面が開口した箱型のマガジン本体2Aと、マガジン本体2Aに固定された開閉扉2Bと、で主に構成されている。
開閉扉2Bは、閉状態になったときに、マガジン本体2Aに収納されている複数の包埋ブロックBの一部を覆って脱落を防止している。これにより、作業者は、包埋ブロックBの落下に注意を払うことなくマガジン2を安心して持ち運びすることが可能とされる。
(カルーセル)
上述したように構成されたマガジン2は、カルーセル3に対して離脱自在に装着可能とされている。図示の例では、カルーセル3に対して同時に6個のマガジン2が装着された状態を例に挙げている。
このカルーセル3は、装置ケース11のアクセス扉11aを開けることで外部からアクセス可能な位置に配設されている。これにより、作業者は、手動でマガジン2をカルーセル3に装着したり、カルーセル3から取り外したりすることが可能とされている。
また、カルーセル3は、垂直軸回りに回転可能とされており、この回転によって装着されたマガジン2を周方向に移動させ、選択した1つのマガジン2をブロック搬送機構5に対して向かい合うブロック取出し位置にセットすることが可能とされる。なお、カルーセル3の作動は制御部12によって制御されている。
(読取部)
また、カルーセル3に隣接する位置には、上述したブロック取出し位置に位置しているマガジン2に収納されている、各包埋ブロックBのカセットKに印字されたIDデータを読み取る読取部20が配設されている。
この読取部20と、ブロック取出し位置に位置しているマガジン2とは、互いに例えば上下方向に相対移動可能とされており、その相対移動により、マガジン2に収納されている全ての包埋ブロックBのカセットKに印字されたIDデータを読み取ることが可能とされる。なお、読取部20は、IDデータを光学的に読み取り、読み取ったIDデータを制御部12に出力する。
(ブロック搬送機構)
ブロック搬送機構5は、包埋ブロックBを固定しているカセットKを挟持可能なハンド部5Aを備えるハンドリングロボットであり、カルーセル3に隣接する位置に配置されている。そして、このブロック搬送機構5は、制御部12からの指示に基づいて、カルーセル3に装着されたマガジン2のうち上述したブロック取出し位置に位置しているマガジン2に収納された包埋ブロックBの1つをハンド部5Aで把持し、把持した包埋ブロックBをマガジン2に対して出し入れしたり、ステージ4上に載置したりすることが可能とされている。
(ステージ)
ステージ4は、内部にアクチュエータが組み込まれており、制御部12からの指示に基づいて適宜上下移動するように構成されている。これにより、ステージ4上に載置された包埋ブロックBを高さ調整することができ、所望する厚み(例えば、5μm)で薄切することが可能とされている。
なお、このステージ4は、垂直軸回りの回転と、水平軸(2軸)回りの揺動とが可能とされた多軸のステージとされている。そのため、包埋ブロックBの姿勢を自在にコントロールして、包埋ブロックBの向きや傾き等を所望する状態に設定することが可能とされている。
(薄切機構)
薄切機構6は、ステージ4の近傍に配設された切断刃21と、切断刃21を交換可能に保持するホルダ22と、切断刃21に対してステージ4を移動させて、切断刃21によって包埋ブロックBの薄切を行わせる移動機構23と、を備えている。
図4は切断刃21の平面図である。
切断刃21は、図4に示すように、一端側が刃先21aとされた長尺な磁性体からなり、所定のすくい角θがついた状態で上述したホルダ22に斜めに保持(クランプ固定)されている。また、切断刃21には、刃先方向に間隔を空けて楕円状の貫通孔21bが2つ形成されている。なお、図示の例では、刃先21aが片刃となっている場合を例にしているが、両刃でも構わない。
図3に示すように、ホルダ22は、刃先21aを外側に露出させた状態で切断刃21が載置される載置プレート22Aと、載置された切断刃21を載置プレート22Aに押さえ付けてクランプ固定する押さえプレート22Bと、で主に構成されている。
移動機構23は、図示しないガイドレールと、ガイドレールに沿ってステージ4を所定の速度で往復移動させる図示しない駆動部と、を備え、制御部12からの指示に基づいてステージ4を往復移動させることで、ホルダ22にクランプ固定された切断刃21により包埋ブロックBの薄切を行わせて薄切片Mの切り出しを行う。
なお、ステージ4は、移動機構23による往復移動に応じて、包埋ブロックBを所定量上昇させている。これにより、包埋ブロックBを所定の厚みで切削して薄切片Mを作製することが可能とされる。
なお、本実施形態では、切断刃21に対してステージ4側を移動させるように移動機構23を構成したが、ステージ4に対して切断刃21側を移動させるように構成しても構わないし、ホルダ22側及びステージ4側をともに移動させるように構成しても構わない。
いずれにしても、包埋ブロックBと切断刃21とを相対的に移動させて、切断刃21によって薄切を行うことができれば移動機構23は、どのように設計しても構わない。
(替刃カートリッジ、切断刃搬送機構)
ところで、上述した切断刃21は、替刃カートリッジ25内に多段に積層された状態で複数枚収納されており、切断刃搬送機構26によって必要に応じて1枚ずつ取り出された後、ホルダ22に搬送されてクランプ固定される。つまり、切断刃21は所定のタイミングで交換可能とされている。
切断刃搬送機構26には、上述した替刃カートリッジ25が着脱可能にセットされる。そして、切断刃搬送機構26は、制御部12からの指示に基づいて、替刃カートリッジ25から取り出した新しい切断刃21を、ホルダ22における載置プレート22Aと押さえプレート22Bとの間に挿入し、且つ使用済みの切断刃21をホルダ22から押し出すように搬送する。これにより、切断刃21の交換がなされ、ホルダ22の押さえプレート22Bは新しい切断刃21がセットされたことを受けて、制御部12の指示によりクランプ固定を行うように作動する。
なお、ホルダ22から押し出された使用済みの切断刃21は、図示しない廃棄シュータ等を経由した後、図示しない廃棄ボトル等に廃棄される。
(第1撮像カメラ)
また、ステージ4の上方には、ステージ4上に載置された包埋ブロックBを撮像する第1撮像カメラ27が配設されている。この第1撮像カメラ27は、図示しない光源からの照明光によって照明された包埋ブロックBを撮像する。この際、照明光の種類(例えば、落射照明光や拡散照明光)によって、包埋ブロックBの表面状態や内部状態を撮像することが可能とされている。
なお、撮像された撮像画像は、制御部12に送られて記録されるとともに、例えば制御部12に接続されたモニタ12aに表示される。
(薄切片搬送機構)
薄切片搬送機構8は、制御部12からの指示に基づいて、薄切機構6によって切り出された薄切片Mを貯留槽7まで搬送して液面に浮かべる機構であり、例えば搬送ベルトやテープ等を利用することが可能である。
(貯留槽)
貯留槽7内には、所定温度に調整された水等の液体Wが貯留されており、表面張力を利用して液面に浮かべられた薄切片Mを伸展させている。なお、貯留される液体Wは、図示しない循環管路によって必要に応じて貯留槽7から排出されると同時に、貯留槽7内に供給される。これにより、貯留槽7内には常時清浄な液体Wが貯留されている。
(スライドガラスハンドリング機構)
スライドガラスハンドリング機構9は、スライドガラスGを把持可能なハンド部9Aを備えるハンドリングロボットであり、貯留槽7に隣接する位置に配置されている。そして、このスライドガラスハンドリング機構9は、制御部12からの指示に基づいて作動し、液面に浮かんで伸展がなされた薄切片Mを、ハンド部9Aで把持したスライドガラスG上に掬い取ることで転写して、薄切片標本Hを作製することが可能とされている。
また、このスライドガラスハンドリング機構9は、薄切片MをスライドガラスG上に掬い取って薄切片標本Hを作製した後、この薄切片標本Hを標本搬送ベルト30上に受け渡し、その後、スライドガラス収納部31に収納されているスライドガラスGの中から新たなスライドガラスGを把持して、次の薄切片Mの掬い取りへの待機に移行する。
スライドガラス収納部31は、貯留槽7の近傍に配設されており、内部に未使用のスライドガラスGが例えば数十〜数百枚収納されている。
(標本搬送ベルト、ホットプレート)
上述した標本搬送ベルト30は、例えば制御部12からの指示に基づいて駆動する駆動プーリ32Aと従動プーリ32Bとの間に巻回された搬送ベルトであり、駆動プーリ32Aの駆動によって薄切片標本Hを下流側に搬送することが可能とされている。
標本搬送ベルト30の下流側には、所定温度に加熱されたホットプレート33が配設されており、標本搬送ベルト30上に載置されている薄切片標本Hを、標本搬送ベルト30を間に挟んで加熱している。これにより、薄切片標本Hに残っている余分な液体Wを蒸発により除去でき、スライドガラスGと薄切片Mとの間に液体Wが存在してしまうことを防止しつつ、薄切片Mのさらなる伸展を行うことが可能とされる。
(第2撮像カメラ、記録部)
また、本実施形態では、標本搬送ベルト30によって薄切片標本Hをホットプレート33が配設された下流側まで搬送するまで間に、第2撮像カメラ34を利用した薄切片Mにおける薄切状態の撮像と、記録部35を利用したスライドガラスGへの個別データの印字と、を行う。
第2撮像カメラ34は、標本搬送ベルト30の上方に配設され、標本搬送ベルト30上に載置された薄切片標本Hが下流側に搬送されるまでの間に薄切片Mを撮像し、その撮像画像を制御部12に送っている。この制御部12に送られた第2撮像カメラ34の撮像画像は、制御部12に記録されるとともに、例えばモニタ12aに表示される。
記録部35は、例えばレーザーマーカーであり、第2撮像カメラ34に隣接して配設され、制御部12からの指示に基づいてスライドガラスGにレーザ光を照射して、個別データの印字を行う。この際、第2撮像カメラ34と同様に、記録部35は薄切片標本Hが下流側に搬送されるまでの間に印字を行う。
(スライドガラス収納機構)
スライドガラス収納機構10は、標本搬送ベルト30の上方に配設されており、制御部12からの指示に基づいて、ホットプレート33によって加熱がなされた標本搬送ベルト30上の薄切片標本Hを、バスケットJ内に収納する機構とされている。このような機構としては、例えばシリンダによって駆動される押出しロッド等を利用して薄切片標本Hを標本搬送ベルト30上から押し出すことでバスケットJ内に収納しても構わないし、ロボットハンド等を利用して薄切片標本HをバスケットJ内に収納しても構わない。
(バスケット)
バスケットJは、例えば染色籠であり、薄切片標本Hを数枚〜数十枚毎、一度に収納可能とされており、バスケット収納部36内に予め複数収納されている。そして、バスケット収納部36内に収納されているバスケットJは、制御部12からの指示に基づいて作動するバスケット供給機構37によって順次取り出された後、標本収納位置P1にセットされる。そして、この標本収納位置P1において、バスケットJ内に薄切片標本Hが収納される。
なお、バスケットJ内に薄切片標本Hが予め決まった枚数収納されると、バスケットJは図示しない保管庫内に送られて保管される。この際、保管庫内には、所定温度に調整された温風が循環しており、薄切片標本Hを最適な状態に乾燥させている。
(替刃供給機構)
次に、上述した各構成品のうち、切断刃搬送機構26を含む替刃供給機構51の構成をさらに詳細に説明する。図5は替刃カートリッジ25の側面図であり、図6は替刃カートリッジ25の平面図である。
まず、切断刃搬送機構26にセットされる替刃カートリッジ25について説明する。
図5、図6に示すように、替刃カートリッジ25は、複数の切断刃21が厚さ方向に沿って積層された状態で収納されるケース本体52と、ケース本体52の底面52a及び複数の切断刃21のうち、最下層に位置する下層切断刃21cの間に位置され、切断刃21を上層に向けて付勢する付勢手段53と、ケース本体52に収納された切断刃21のうち、最上層に位置する上層切断刃21dを1枚だけ取り出すためのレバー部54と、を備えている。
ケース本体52は、切断刃21の刃先方向を長手方向とした直方体状に形成されており、その頂面52bには長手方向に沿って長溝55が形成されている。また、ケース本体52の側面のうち、短手方向で対向する一対の側面52cには、長手方向に沿って延在するガイド溝56(図5参照)が形成されている。
さらに、ケース本体52の側面のうち、長手方向の一方側に位置する側面52dには、切断刃21が通過可能な開口部57(図5参照)が形成され、ケース本体52に収納されている切断刃21のうち、上層切断刃21dが開口部57を通って外部に搬送されるようになっている。
付勢手段53は、例えばV字状の板バネであって、その延在方向の中央部がケース本体52の底面52aに固定される一方、両端部が下層切断刃21cのうち、刃先方向に沿う両端部に下方から当接している。
レバー部54は、例えば断面視コ字状のものであり、その両端部がケース本体52のガイド溝56に嵌った状態で、ケース本体52に頂面52b側から被さっている。そして、レバー部54は、ガイド溝56にガイドされた状態で、ケース本体52の長手方向に沿う他方側に位置する初期位置D1と、長手方向の一方側に位置するスライド位置D2と、の間でスライド移動可能とされている。
また、レバー部54のうち、スライド位置D2寄りの端部には、ケース本体52の頂面52bに形成された長溝55内に入り込む突起部58(図8参照)が形成されている。この突起部58は、ケース本体52に収納された複数の切断刃21のうち、上層切断刃21dのみに接触するように長さが調整されている。そして、レバー部54は、初期位置D1からスライド位置D2に向けてスライド移動する際に、上層切断刃21dのうちレバー部54の移動方向(搬送方向)に沿う後側に位置する端縁(以下、後端縁という)に当接して、上層切断刃21dを開口部57に向けて押し出す。これにより、上層切断刃21dがケース本体52の開口部57から搬送される。
図7は切断刃搬送機構26の斜視図である。なお、以下の説明では、上述した替刃カートリッジ25がセットされた状態で、替刃カートリッジ25の長手方向を装置長手方向、替刃カートリッジ25の短手方向を装置幅方向、切断刃21の積層方向を装置高さ方向として説明する。
図7に示すように、切断刃搬送機構26は、フレーム部材61と、フレーム部材61に固定されて上述した替刃カートリッジ25がセットされるカートリッジ収容部62と、替刃カートリッジ25のレバー部54を収容して、レバー部54を装置長手方向に沿ってスライド移動させるレバーガイド63と、を備えている。
カートリッジ収容部62は、ケース本体52の底面52a側を保持する枠状に形成されるとともに、そのうち装置幅方向の一方側が開放されたカートリッジ投入口62aを有している。そして、替刃カートリッジ25は、その短手方向を装置幅方向に一致させた状態で、カートリッジ投入口62aを通してカートリッジ収容部62内に装着できるようになっている。
なお、カートリッジ収容部62は、上述したすくい角θが付いた状態でフレーム部材61に固定されている。そのため、カートリッジ収容部62内に装着された替刃カートリッジ25は、ケース本体52の頂面52bと包埋ブロックBの表面に平行な水平面とのなす角度がすくい角θとなるように傾いた状態で、カートリッジ収容部62内に収容される。
また、カートリッジ収容部62には、上述したカートリッジ投入口62aを開閉可能とする開閉部材64が設けられている。開閉部材64は、カートリッジ収容部62のうち、装置長手方向の両側に位置する側壁部62bに設けられた一対の回動プレート65と、回動プレート65に連結されてカートリッジ投入口62aを開閉する開閉バー66と、を備えている。
各回動プレート65は、装置長手方向に延びる回動軸67を介して、上述した側壁部62bにそれぞれ回動可能に支持されている。
開閉バー66は、各回動プレート65のうち、装置幅方向に沿う一方側の端部同士を架け渡している。そして、開閉部材64は、図示しない駆動手段によって、開閉バー66がカートリッジ収容部62に対して装置幅方向で重なる閉位置と、開閉バー66がカートリッジ収容部62に対して装置幅方向で退避した開位置と、の間で回動するようになっている。
レバーガイド63は、カートリッジ収容部62に対して装置高さ方向の一方側に配置された板状の部材であって、替刃カートリッジ25のレバー部54を収容するレバー収容部71を有している。レバー収容部71は、装置幅方向の一方側に向けて開放され、レバー部54を装置長さ方向の両側、及び装置幅方向の他方側から囲っている。なお、レバー収容部71は、後述する初期位置において、装置高さ方向から見てカートリッジ収容部62の装置長さ方向に沿う他方側に位置している。
また、レバーガイド63には、レバー収容部71に対して装置長さ方向の両側に向けて延在する規制部72が形成されている。規制部72における装置幅方向の一方側の端部は、装置高さ方向から見てカートリッジ投入口62aよりも装置幅方向の一方側に位置するとともに、装置高さ方向の他方側に向けて屈曲されている。また、規制部72のうち、レバー収容部71に対して装置長さ方向の一方側に位置する部分は、装置高さ方向から見てカートリッジ収容部62と重なる位置に配置されている。
このように構成されたレバーガイド63は、駆動手段74の作動により、フレーム部材61に形成されたリニアガイド73上を装置長さ方向に沿ってスライド移動可能に構成されている。そして、レバーガイド63は、レバー収容部71内にレバー部54を収容した状態でスライド移動することで、レバー部54が上述した初期位置D1とスライド位置D2(図5参照)との間を移動し、上層切断刃21dがケース本体52から押し出されるようになっている。
図8(a)は替刃カートリッジ25と検出手段75との位置関係を示す概略図であり、図8(b)は切断刃21と検出手段75(検出位置C)との位置関係を示す概略図である。
また、図7、図8に示すように、本実施形態の切断刃搬送機構26には、上層切断刃21d(図5参照)がケース本体52の開口部57に向けて搬送させられる際に、上層切断刃21dが通過した部分(本実施形態では上層切断刃21dの貫通孔21b)を通して、上層切断刃21dよりも下層に位置する切断刃21の有無を検出する検出手段75を備えている。
検出手段75は、レバー部54が初期位置D1にある状態で、切断刃21のうち、レバー部54の移動方向に沿う貫通孔21b(例えば、レバー部54の移動方向に沿う後側の貫通孔21b)よりも前方を検出位置Cとしている。したがって、レバー部54がスライド位置D2に向けて移動する際に、上層切断刃21dの貫通孔21bが検出位置Cを通過することになる。なお、検出手段75は、例えば切断刃21に向けて検出光を照射するとともに、その反射光を受光する光センサとされている。そして、制御部12は、上層切断刃21dの貫通孔21bが検出位置Cを通過する際の、検出手段75による反射光の受光の有無によって、上層切断刃21dよりも下層に位置する切断刃21の有無を判断するようになっている。
<自動薄切装置の作用>
次に、図3に基づいて、上述のように構成された自動薄切装置1の作用について説明する。なお、本実施形態では、はじめに薄切片標本Hが作製されるまでの全体の流れを簡単に説明し、その後、部分的な工程の流れを詳細に説明する。
まず、事前準備として、作業者は、包埋ブロックBが固定されたカセットKを複数のマガジン2内にそれぞれ収納した後、装置ケース11のアクセス扉11aを開けて各マガジン2をカルーセル3に装着しておく。装着後、アクセス扉11aを閉めておく。また、作業者は、切断刃搬送機構26にセットされた替刃カートリッジ25内に切断刃21が充分に収納されていること、スライドガラス収納部31にスライドガラスGが適切にセットされていること、バスケット収納部36にバスケットJが適切にセットされていること等を確認して、事前準備が終了する。
事前準備終了後、作業者は制御部12を介して装置ケース11内の各構成品の作動を開始させる。
すると、制御部12は、カルーセル3を順次回転させ、読取部20でIDデータを読み取った後、ブロック搬送機構5によるハンド部5Aを利用して包埋ブロックBを挟持する。次いで、ブロック搬送機構5により、挟持した包埋ブロックBをマガジン2から取り出した後、ステージ4上にカセットKを介して載置させる。
ステージ4上への包埋ブロックBのセット作業が終了すると、制御部12は包埋ブロックBの薄切作業を開始させる。
まず、ステージ4を高さ調整して、包埋ブロックBの上面を所望する高さ位置に調整する。そして、薄切機構6における移動機構23がステージ4を往復移動させることで、ホルダ22によってクランプ固定した切断刃21により包埋ブロックBを薄切する。これにより、包埋ブロックBを粗削りして面だしを行うことができる。
ところで、薄切を行っている際、第1撮像カメラ27が包埋ブロックBを撮像する。この撮像画像は、制御部12に記録されるとともにモニタ12aに表示される。よって、作業者は、包埋ブロックBの表面状態や内部状態をモニタ12aに表示された撮像画像で確認することができる。また、この撮像画像を参考にして、薄切の合間に、適宜ステージ4を傾斜させたり、回転させたりすることができる。その結果、包埋ブロックBの粗削りによって、最適な面を表面に露出させることができる。
なお、上述した粗削りによる面出し作業時においては、薄切片Mを薄切片搬送機構8によって貯留槽7まで搬送する作業は行わない。したがって、ここで生じる薄切片Mは、切削屑となって図示しない回収部に回収される。
次いで、面出しが終了した後、制御部12は粗削りから本削り作業に移行させる。この際、制御部12は、切断刃搬送機構26を作動させて、粗削りで使用した切断刃21を新しい切断刃21に交換させる。なお、切断刃21の交換は、この場合に限定されるものではなく、必要に応じて適宜行って構わない。
本削り作業に移行すると、制御部12は、薄切機構6によって薄切片Mを作製させると同時に、薄切片搬送機構8によって、作製された薄切片Mを貯留槽7まで搬送させて液面に浮かべる。これにより、薄切片Mは伸展され、薄切時に生じたカール等が解消される。
次いで、制御部12はスライドガラスハンドリング機構9を作動させて、液面に浮かんだ薄切片MをスライドガラスG上に掬い取らせ、薄切片標本Hを作製させる。スライドガラスハンドリング機構9は、作製した薄切片標本Hを標本搬送ベルト30上に載置して受け渡す。
また、制御部12は駆動プーリ32Aを駆動させ、標本搬送ベルト30上に載置された薄切片標本Hを下流に向けて搬送させる。すると、薄切片標本Hがホットプレート33まで搬送されるまでの間に、第2撮像カメラ34が薄切片Mを撮像し、その撮像画像を制御部12に送る。
制御部12は、第2撮像カメラ34から送られてきた撮像画像に基づいて、本削りされた薄切片Mが適切に薄切された否かの良否判断を行う。ここで、制御部12が良品と判断した場合には、記録部35を作動させて、カセットKから読み取ったIDデータと対応付けた個別データを薄切片標本HのスライドガラスGに記録させる。
そして、個別データが記録された薄切片標本Hは、標本搬送ベルト30のさらに下流側に搬送されて、ホットプレート33によって加熱がなされる。また、制御部12は、スライドガラス収納機構10を作動させて、加熱がなされた薄切片標本HをバスケットJに収納させる。
ところで、上述した良否判断を行った結果、制御部12が不良品と判断した場合には、スライドガラス収納機構10を作動させずに、薄切片標本Hを標本搬送ベルト30から図示しない不良排出シュータへの受け渡しを行う。これにより、不良品とされた薄切片標本HはバスケットJに収納されることなく、回収される。
バスケットJに良品と判断された薄切片標本Hが予め決められた枚数収納されると、そのバスケットJは保管庫に送られて保管がなされるとともに、バスケット供給機構37が新たなバスケットJをバスケット収納部36から取り出して標本収納位置P1にセットし、これ以降の収納に備える。
上述したように、本実施形態の自動薄切装置1によれば、薄切片Mの自動的な作製だけでなく、薄切片標本Hの作製を自動的に行って、バスケットJ内に予め決められた枚数毎に収納することができる。
これにより、作業者は保管庫から適宜バスケットJを取り出すことで、そのまま生体試料Sの染色工程に移行することができ、非常に使い易い。特に、同じ染色作業を行う薄切片標本H同士を同一のバスケットJに集約することも可能であるので、使い易く利便性に優れている。
次に、上述した替刃供給機構51の作用(替刃供給方法)について、詳細に説明する。
例えば、上述した粗削りから本削り作業への移行時に切断刃21を交換する場合、まずホルダ22の押さえプレート22Bによる切断刃21のクランプ固定を解除する。これにより、切断刃21が載置プレート22A上に載置された状態となる。この状態で、切断刃搬送機構26のレバーガイド63を装置長さ方向に沿う一方側に向けてスライド移動させる。すると、レバーガイド63のスライド移動に伴って、レバーガイド63に収容されたレバー部54が初期位置D1からスライド位置D2に向けて移動する。この際に、ケース本体52内に収納された切断刃21のうち、上層切断刃21dがレバー部54の突起部58によりレバー部54の移動方向に沿う前方に向けて押されることで、ケース本体52の開口部57を通してケース本体52の外部に押し出される。
すると、ケース本体52の外部に押し出された切断刃21(上層切断刃21d)は、ホルダ22の載置プレート22A上に案内される。この際、替刃カートリッジ25は、予めすくい角θが付いた状態でカートリッジ収容部62内に収容されているため、開口部57から押し出された上層切断刃21dはすくい角θが付いた状態で、載置プレート22A上に案内される。そのため、切断刃21は、既に載置プレート22A上に載置されている切断刃21(使用済みの切断刃21)を刃先方向に沿って押し出しながら、載置プレート22A上に案内されることになる。したがって、使用済みの切断刃21の廃棄と、未使用の切断刃21(上層切断刃21d)の供給と、を同時に行うことができる。その後、ホルダ22の押さえプレート22Bにより、載置プレート22A上に載置された切断刃21(上層切断刃21d)をクランプ固定する。これにより、切断刃21を交換することができる。
なお、使用済みの切断刃21は、未使用の切断刃21によりホルダ22から押し出された後、図示しない廃棄用ボトルに廃棄される。
図9、図10は替刃カートリッジ25の交換時期の判断方法を説明するための説明図であって、(a)は替刃カートリッジ25と検出手段75(検出位置C)との位置関係を示す概略図であり、(b)は切断刃21と検出手段75との位置関係を示す概略図である。
ここで、制御部12は、上述した切断刃21を交換する場合に、検出手段75の検出結果に基づいて替刃カートリッジ25の交換する必要があるか否かを判定する。本実施形態において、制御部12は、交換後にケース本体52内に収納された切断刃21が残り1枚になった場合に、替刃カートリッジ25を交換する必要があると判断する。
まず、ケース本体52内に切断刃21が2枚以上残っている場合について説明する。
上層切断刃21dの搬送時において、レバー部54が初期位置D1からスライド位置D2に移動すると、上層切断刃21dの貫通孔21bが検出位置Cを通過する。すると、図9に示すように、検出位置Cには貫通孔21bを通して上層切断刃21dよりも下層の切断刃21が露出する。これにより、検出手段75は、上層切断刃21dの貫通孔21bを通して、上層切断刃21dよりも下層の切断刃21の存在を検出する。そして、制御部12は、検出手段75の検出結果に基づき、ケース本体52内に未だ切断刃21が充分(2枚以上)に残っていると判断して、上述した切断刃21の交換作業を続行する。
次に、ケース本体52内に切断刃21が1枚しか残っていない場合について説明する。
一方、図10に示すように、上述した場合と同様に、検出手段75は上層切断刃21dの貫通孔21bを通して、上層切断刃21dよりも下層に切断刃21が存在するか否かを検出する。ケース本体52内に切断刃21が1枚しか残っていない場合(すなわち、下層切断刃21cが1枚のみ残っている場合)、上層切断刃21dよりも下層には、切断刃21が存在しないため、検出手段75は上層切断刃21dの貫通孔21bを通して切断刃21を検出できないことになる。この場合には、制御部12は、検出手段75の検出結果に基づき、切断刃21が1枚しか残っていないと判断して、切断刃21の交換作業を停止するとともに、作業者に向けて警告を促す。これにより、作業者は、替刃カートリッジ25の交換時期を判断することができる。
図11、図12は替刃カートリッジ25の交換方法を説明するための説明図であって、替刃カートリッジ25及びレバーガイド63の概略平面図である。
図7に示すように、替刃カートリッジ25を交換する場合には、まず切断刃搬送機構26の開閉部材64を開位置とし、使用済みの替刃カートリッジ25をカートリッジ収容部62から抜き出す。
その後、図11に示すように、切断刃21が充分に収納された替刃カートリッジ25を用意し、カートリッジ投入口62aを通してカートリッジ収容部62内にセットする。具体的には、レバー部54を初期位置D1に位置させるとともに、替刃カートリッジ25の短手方向を装置幅方向に一致させた状態で、ケース本体52をカートリッジ収容部62内に挿入するとともに、レバー部54をレバー収容部71内に挿入する。最後に、開閉部材64を閉位置に戻すことで、替刃カートリッジ25の交換作業が完了する。
ところで、本実施形態では、図12に示すように、レバー部54が初期位置D1以外に位置している状態で、替刃カートリッジ25をカートリッジ収容部62内にセットしようとすると、レバー部54とレバーガイド63の規制部72に接触することで、レバー部54がカートリッジ収容部62内に収容されないようになっている。
このように、本実施形態では、上層切断刃21dが搬送させられる際に、上層切断刃21dの貫通孔21bを通して、上層切断刃21dよりも下層に位置する切断刃21の有無を検出する検出手段75を備える構成とした。
この構成によれば、検出手段75が上層切断刃21dよりも下層に切断刃21が存在しないことを検出した場合に、レバーガイド63による切断刃21の搬送を停止することで、替刃カートリッジ25内に収納された切断刃21のうち、最後の一枚を残した状態で、替刃カートリッジ25の交換を作業者に促すことができる。この場合には、付勢手段53による切断刃21の付勢が解除される前に切断刃21の搬送を停止することができるので、切断刃21が途中で搬送できなくなったり、所望の搬送方向とは異なる方向に搬送されたりするのを防止することできる。
したがって、切断刃21の供給不良を未然に防止できるとともに、仮に切断刃21が残り一枚になって搬送が停止した場合であっても、装置の異常個所や異常原因を容易に特定できるため、替刃カートリッジ25の交換作業をスムーズに行うことができる。また、自動薄切装置1全体の駆動を停止することなく、例えば替刃供給機構51の駆動を停止するだけで替刃カートリッジ25の交換作業を行うこともできる。
さらに、切断刃21の供給不良を防止するために、従来のように付勢手段105と下層切断刃101bとの間にダミーとなるプレートを配置する必要もないので、切断刃21の選択の自由度を向上させることもできる。
また、本実施形態のレバーガイド63には、レバー収容部71から装置長さ方向に延びる規制部72が形成されているため、レバー部54がレバー収容部71以外の場所にセットされた状態で替刃カートリッジ25がセットされるのを防止できる。また、作業者は、レバー部54のセット箇所を容易に判断することができる。これにより、替刃カートリッジ25の誤セットを防止するとともに、替刃カートリッジ25の交換作業をよりスムーズに行うことができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、検出手段75をフレーム部材61側に設けた構成について説明したが、これに限らず、レバーガイド63に検出手段75を設け、レバーガイド63の移動とともに検出手段75が移動する構成であっても構わない。この場合には、上層切断刃21dのうち、レバー部54の移動方向に沿う貫通孔21b上を検出位置Cに設定し、上層切断刃21dがスライド移動させられた際、上層切断刃21dが通過した部分に切断刃21が存在するか否かを、上層切断刃21dの貫通孔21bを通して検出することが好ましい。
また、上述した実施形態では、上層切断刃21dの貫通孔21bを利用して、上層切断刃21dよりも下層に位置する切断刃21の有無を検出する構成について説明したが、これに限られない。すなわち、貫通孔21bを有さない切断刃21に対しても本発明を適用することができる。
具体的には、図13に示すように、切断刃21のうち、レバー部54の移動方向に沿う後端部を検出位置Cに設定する。この場合、上層切断刃21dの搬送時において、レバー部54が初期位置D1からスライド位置D2に移動すると、上層切断刃21dの後端部が検出位置Cを通過する。この時点で、レバー部54を初期位置D1に向けて移動させることで、レバー部54のみを検出位置Cから一旦退避させる。
ケース本体52内に切断刃21が充分に残っている場合、図14に示すように、上層切断刃21dが通過した部分(検出位置C)には、上層切断刃21dよりも下層の切断刃21が露出する。これにより、検出手段75は、上層切断刃21dよりも下層の切断刃21の存在を検出することができる。この場合には、再びレバー部54をスライド位置D2に向けて移動させ、上層切断刃21dの搬送を継続させる。
一方、図15に示すように、ケース本体52内に切断刃21が1枚しか残っていない場合、上層切断刃21dよりも下層には切断刃21が存在しないため、レバー部54を検出位置Cから退避させても、検出位置Cでは切断刃21を検出できないことになる。この場合には、制御部12は、検出手段75の検出結果に基づき、切断刃21が1枚しか残っていないと判断して、切断刃21の交換作業を停止するとともに、作業者に向けて警告を促す。これにより、作業者は、替刃カートリッジ25の交換時期を判断することができる。
また、上述した実施形態では、レバー収容部71に対して装置長さ方向の両側に規制部72が延在する構成について説明したが、これに限らず、少なくとも装置高さ方向から見てカートリッジ収容部62と重なるように規制部72が延在していれば構わない。
さらに、上述した実施形態では、検出手段75として光センサを採用した場合について説明したが、これに限らず、画像認識や電気、磁気等により検出してもよく、力学的に検出しても構わない。何れにしても、上層切断刃21dが通過した部分(例えば、貫通孔21b等)を通して、上層切断刃21dよりも下層に位置する切断刃21の有無を検出する構成であれば構わない。
また、上述した実施形態では、レバーガイド63がカートリッジ収容部62(ケース本体52)に対してスライド移動する構成について説明したが、これに限らず、レバーガイド63に対してカートリッジ収容部62に対してスライド移動する構成にしても構わない。
さらに、上述した実施形態では、本発明の替刃供給機構51を自動薄切装置1に組み込んだ場合について説明したが、これに限らず、替刃供給機構51のみを単体で用いても構わない。
また、上述した実施形態では、カルーセル3に対して同時に6個のマガジン2が装着された状態を例にして説明したが、これに限られない。
21…切断刃 21b…貫通孔 21c…下層切断刃 21d…上層切断刃 25…替刃カートリッジ 26…切断刃搬送機構(搬送機構) 51…替刃供給機構 54…レバー部 63…レバーガイド

Claims (2)

  1. 一端に刃先を有する複数の切断刃が厚さ方向に沿って収納される替刃カートリッジが、着脱可能にセットされるとともに、前記替刃カートリッジ内に収納される前記切断刃のうち、最上層に位置する上層切断刃をその刃先方向に沿って一枚ずつ搬送する搬送機構を備え、
    前記搬送機構は、前記上層切断刃が搬送される際に、前記上層切断刃が通過した部分を通して、前記上層切断刃よりも下層に位置する前記切断刃の有無を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段が前記上層切断刃よりも下層に前記切断刃が存在しないことを検出した場合に、前記切断刃の搬送を停止することを特徴とする替刃供給機構。
  2. 前記搬送機構は、
    前記替刃カートリッジのうち、前記切断刃が収納されるケース本体を収容するカートリッジ収容部と、
    前記替刃カートリッジのうち、前記上層切断刃を刃先方向に沿って押し出すレバー部を収容するとともに、前記ケース本体に対して前記レバー部を前記切断刃の刃先方向に沿って相対移動させるレバーガイドと、を備え、
    前記レバーガイドの開口縁には、前記レバーガイドの移動方向に沿って延びる規制部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の替刃供給機構。
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