JP4888485B2 - 階調補正特性評価装置、画像処理装置、階調補正特性評価方法、画像処理方法、階調補正特性評価プログラム、および画像処理プログラム - Google Patents

階調補正特性評価装置、画像処理装置、階調補正特性評価方法、画像処理方法、階調補正特性評価プログラム、および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像に対する階調補正方法を評価するための階調補正特性評価装置、画像を処理するための画像処理装置、および階調補正特性評価方法、画像処理方法、階調補正特性評価プログラム、画像処理プログラムに関する。
画像の明るさやコントラストを改善する方法として、ヒストグラム均等化といった手法がある。例えば、特許文献1では、画像のグレイレベルのヒストグラムを計算し、そのヒストグラムの頻度値を所定範囲内に抑えて均等化し、均等化した後のヒストグラムを用いて画像の階調補正特性を算出している。
米国特許第5,923,383号明細書
しかしながら、従来のヒストグラム均等化の手法を用いて算出した階調補正特性は、必ずしも画像の明るさやコントラストを最適なものに改善できるものであるとは限らないにも関わらず、事前にその階調補正特性が最適なものであるかを判定することができなかった。
(1)請求項1に記載の階調補正特性評価装置は、入力された画像の各画素の明度に基づいてヒストグラムを作成し、該ヒストグラムの明度の低い部分に重み付けをした正規化ヒストグラムを作成するヒストグラム作成部と、前記ヒストグラム作成部で作成した前記正規化ヒストグラムにより、画像の階調を補正する複数の異なる階調補正特性を評価する評価部と、を備え、前記評価部は、前記階調補正特性における各階調の変化に対する出力特性の変化の割合と、前記正規化ヒストグラムの各階調における度数の大きさとから前記階調補正特性を評価することを特徴とする。
(2)請求項2に記載の階調補正特性評価装置は、請求項1に記載の階調補正特性評価装置において、画像を複数の領域に分割する分割部をさらに備え、前記ヒストグラム作成部は、前記領域ごとに画像の各画素値に基づいてヒストグラムを作成し、前記評価部は、前記領域ごとの正規化ヒストグラムと、前記領域ごとに画像の階調を補正する階調補正特性とに基づいて、前記領域ごとの階調補正特性を評価することを特徴とする。
(3)請求項3に記載の階調補正特性評価装置は、請求項1に記載の階調補正特性評価装置において、画像内から人物の顔が占める領域を検出する顔領域検出部をさらに備え、前記ヒストグラム作成部は、前記顔領域検出部で検出した人物の顔が占める領域の重みを増加させて、前記画像のヒストグラムを作成することを特徴とする。
(4)請求項4に記載の画像処理装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の階調補正特性評価装置と、前記評価部による評価結果に基づいて選択された前記階調補正特性を用いて階調補正を施す処理部と、を備えることを特徴とする。
(5)請求項5に記載の階調補正特性評価方法は、入力された画像の各画素の明度に基づいてヒストグラムを作成し、該ヒストグラムの明度の低い部分に重み付けをした正規化ヒストグラムを作成するヒストグラム作成工程と、前記ヒストグラム作成工程で作成した前記正規化ヒストグラムにより、画像の階調を補正する複数の異なる階調補正特性を評価する評価工程と、を有し、前記評価工程は、前記階調補正特性における各階調の変化に対する出力特性の変化の割合と、前記正規化ヒストグラムの各階調における度数の大きさから前記階調補正特性を評価することを特徴とする。
(6)請求項6に記載の階調補正特性評価方法は、請求項5に記載の階調補正特性評価方法において、画像を複数の領域に分割する分割工程をさらに有し、前記ヒストグラム作成工程は、前記領域ごとに画像の各画素値に基づいてヒストグラムを作成し、前記評価工程は、前記領域ごとの正規化ヒストグラムと、前記領域ごとに画像の階調を補正する階調補正特性とに基づいて、前記領域ごとの階調補正特性を評価することを特徴とする。
(7)請求項7に記載の階調補正特性評価方法は、請求項5に記載の階調補正特性評価方法において、画像内から人物の顔が占める領域を検出する顔領域検出工程をさらに有し、前記ヒストグラム作成工程は、前記顔領域検出工程で検出した人物の顔が占める領域の重みを増加させて、前記画像のヒストグラムを作成することを特徴とする。
(8)請求項8に記載の画像処理方法は、請求項5〜7のいずれか一項に記載の階調補正特性評価方法の各工程と、前記評価工程による評価結果に基づいて選択された前記階調補正特性を用いて階調補正を施す処理工程を有することを特徴とする。
(9)請求項9に記載の階調補正特性評価プログラムは、請求項5〜7のいずれか一項に記載の階調補正特性評価方法における各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(10)請求項10に記載の画像処理プログラムは、請求項8に記載の画像処理方法における各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、画像に対して階調補正を施す前に、使用する階調補正特性を評価することができる。
画像処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 階調補正特性Aの具体例を示す図である。 重み付け係数w(v)の特性を示す図である。 重み付け特性を使用してヒストグラムh(v)を正規化した場合の具体例を示す図である。 正規化ヒストグラムh´(v)の具体例を示す図である。 評価値mを最大にするような階調補正特性の具体例を示す図である。 画像処理装置の処理を示すフローチャート図である。 プログラムを、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットなどのデータ信号を通じて提供する様子を示す図である。
図1は、本実施の形態における画像処理装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像処理装置100は、入力装置101と、メモリ102と、CPU103と、モニタ104とを備えている。画像処理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータシステムで構成される。
入力装置101は、使用者によって操作され、例えばマウス、キーボード、または入力スイッチが用いられる。メモリ102は、画像処理の対象となる画像データ、および画像処理プログラムを格納する。メモリ102に記録される画像データは、例えばデジタルカメラで撮像され、読み込まれたものである。
CPU103は、種々の周辺回路で構成され、画像を構成する各画素の明るさ毎に度数表示するヒストグラム作成部103aと、使用する階調補正特性で階調補正された画像のヒストグラムに基づいて使用する階調補正特性の評価を行う評価部103bと、画像の階調補正処理を行う画像処理部103cを有している。このCPU103は、使用者によって選択された画像処理対象の画像がモニタ104に表示された状態で、使用者によって入力装置101が操作されて画像処理の開始が指示されると、メモリ102に記憶された画像処理対象の画像を読み込む。さらにメモリ102に記憶された画像処理プログラムを読み込んで実行することによって、画像処理対象の画像に対して、後述する階調補正処理を施す。
CPU103は、まず、画像処理対象の画像を階調補正するために用いる階調補正特性を複数設定し、ヒストグラム作成部103aで階調補正前後のそれぞれでヒストグラムを作成し、評価部103bでこれらの階調補正特性を評価するための評価値を算出する。そして、設定した複数の階調補正特性を評価値を用いて評価して、複数の階調補正特性の中から画像に対して適用する1つの階調補正特性を決定する。ここで複数の階調補正特性は、画像に基づいてCPU103が異なる複数の手法により算出して設定してもよく、あるいは、あらかじめメモリ102に記録されている複数の階調補正特性を読み込んで設定してもよい。
本実施の形態では、公知のヒストグラム平坦化の手法を用いて階調補正を行う階調補正方法に基づき画像から算出した階調補正特性Aと、あらかじめメモリ102に記録されている階調補正特性Bの2つの階調補正特性が選択可能な階調補正方法である。これらを後述する評価値を用いて評価する場合について説明する。例えば、1つ目の階調補正方法としては、次式(1)に示す画像の累積ヒストグラムH(v)を使用する。すなわち、ヒストグラム作成部103aで作成された画像のヒストグラムh(v)より、CPU103は次式(1)によって累積ヒストグラムH(v)を算出して、画像のヒストグラムh(v)から累積ヒストグラムH(v)になるような階調補正特性を階調補正特性Aとする。
Figure 0004888485
階調補正特性Aは、図2に示すような曲線で表され、この階調補正特性Aを画像に適用して階調補正処理を施すことによって、階調補正後のヒストグラムは平坦になる。その結果として、ヒストグラム頻度の高い明度値の階調の変化の割合が大きくされてコントラストが高くなり、画質が改善する。
また、あらかじめメモリ102に記録されている階調補正特性Bとしては、次式(2)で表される階調補正特性H(v)を設定する。これは、ヒストグラム平坦化とは異なる手法で、あらかじめ算出されてメモリ102に記録されている階調補正特性である。
Figure 0004888485
従来、複数の階調補正特性のいずれか1つを選択して階調補正処理を実行する場合には、実際に画像に対して複数の階調補正特性のそれぞれを適用して複数通りの階調補正後の画像を得た後、その中から最適な出力結果を人が選択することで、画像に最も適した階調補正処理を行った後の画像を得ていた。しかし、この場合には、どちらを選択するかは熟練度などにより個人差が生じ、また選択するために必要な時間にも個人差が生じるため、処理の無駄が生じていた。そこで、本実施の形態では、評価値mを用いて最も画質向上率が高い階調補正特性をあらかじめ選択し、選択した階調補正特性を用いて画像に階調補正処理を施すことによって、画像処理対象の画像に最も適した階調補正処理を効率よく行うことができる。
次に評価方法について説明する。本実施の形態では、人間の視覚にとって一般的に良く見える画像の条件を踏まえて、画質向上率が高い階調補正特性(良い階調補正特性)の条件として次の仮定1および仮定2をおき、これらの仮定をより満たしている階調補正特性の評価値が高くなるような評価値mを算出する方法について説明する。
(仮定1)補正後の画像のコントラストが高くなるほど良い階調補正特性である。
(仮定2)画像内の暗い部分が明るくなるほど良い階調補正特性である。
まず、仮定1のみを満たす評価値mについて考える。この場合、階調補正特性をf(v)とすると、この傾きはdf/dvで与えられるので、画像処理対象の画像の明度v(0≦v≦1)のヒストグラムをh(v)とした場合には、評価値mは次式(3)で表すことができる。
Figure 0004888485
式(3)によれば、階調補正特性f(v)を、画像のヒストグラムh(v)の頻度の高いところを重点的にコントラストを高めるようなものに設定すれば評価値mが大きくなる。よって、この式(3)によって表される評価値mの算出式は、仮定1をよく表している式であるといえる。
さらに、仮定2を考慮して、画像のヒストグラムh(v)の明度の低い部分に重み付けをして正規化した正規化ヒストグラムh´(v)を算出する。ここで、重み付けは、図3に示すような曲線で表される特性の重み付け係数w(v)を用いて、次式(4)より行われる。
Figure 0004888485
なお、この重み付け係数は、図3に示すように、明度が0の場合の重みは0となり、重みのピーク3aに向けて重みが増加するように設定される。このとき、重みのピーク3aは明度の低い部分、例えば明度が0以上0.5以下のいずれかの点となるように設定される。そして、重みのピーク3aから明度が高くなるにつれて重みを減少させ、明度が高い部分でも重みが0にならないように明度が所定値以上となったところで重みを略一定に保つように設定される。
このように明度のコントラストを重視した重み付け特性を使用してヒストグラムh(v)を正規化することによって、図4に示すように画像の暗い部分が重み付けされ、仮定2を満たす正規化ヒストグラムh´(v)を得ることができる。そして、このようにして算出した正規化ヒストグラムh´(v)と階調補正特性f(v)とに基づいて、仮定1および仮定2を満たした評価値mを次式(5)によって算出することができる。
Figure 0004888485
式(5)によって算出される評価値mは、上述したようにその値が大きいほど、階調補正特性が良いということができる。以下、この根拠について、式(5)を変形した次式(6)を用いて説明する。
Figure 0004888485
なお、ここでは、説明の簡略化のため、正規化ヒストグラムh´(v)がh´(0)=h´(1)=0で、図5に示すようなSingle Peakな形状であるものとする。
この図5に示す正規化ヒストグラムh´(v)において、ピークの明度をvとし、mとmを次式(7)および(8)により定義すると、式(6)は、次式(9)のように表される。
Figure 0004888485
Figure 0004888485
Figure 0004888485
この式(9)より、mを最大にするには、mを小さくし、mを大きくする必要があることがわかる。これを実現するためには、図6に示すように、明度がvよりも小さいところでf(v)が小さくなり(mを小さくし)、明度がvよりも大きいところでf(v)が大きくなる(mを大きくする)ような階調補正特性を使用する必要がある。すなわち、v付近で曲線の傾きを大きくしてコントラストを高くするような階調補正特性について評価値mを算出した場合に、評価値mが大きくなる。このことから、評価値mは、階調補正による画像のコントラスト変化を図るための値とみることもできる。
以上より、評価値mを用いることによって、階調補正特性f(v)と画像の正規化ヒストグラムh´(v)を使用するだけで、簡便に階調補正特性の評価を行うことができる。換言すれば、簡便に階調補正によるコントラスト補正と明るさ補正の評価を行うことができる。そこで、本発明の実施の形態では、ヒストグラム作成部103aで階調補正を行おうとする画像について、明度に対するヒストグラムを作成し、評価部103bでは、作成されたヒストグラムと階調補正特性データに基づき、式(5)または式(9)の計算を行い、評価値mを算出する。
次に、このようにして算出した評価値mを用いて、CPU103では、上述した階調補正特性Aおよび階調補正特性Bの評価し、どちらの階調補正特性を用いて画像に対して階調補正処理を施すかを決定する。まず、CPU103は、式(1)で示した階調補正特性Aの評価値mを次式(10)により算出する。
Figure 0004888485
ここで、例えば画像処理対象の画像のヒストグラムh(v)が、h(v)=(π/2)sin(πv)とすると、階調補正特性Aの評価値mは、次式(11)に示すように算出される。
Figure 0004888485
また、同様に、階調補正特性Bの評価値m´は、次式(12)に示すように算出される。
Figure 0004888485
本実施の形態では、それぞれ得られたm、m´を表示した評価結果を示すことができる。そして、CPU103は、このようにして算出されたmとm´とを比較して、値が大きい方の階調補正特性を階調補正処理に使用する階調補正特性として決定する。すなわち、上述した例では、m<m´であることから、階調補正特性Bを階調補正処理に使用する階調補正特性として決定する。
CPU103は、さらに、決定した階調補正特性Bの評価値が1より大きいか否かを判定する。評価値が1より大きいと判定した場合には、画像に対して階調補正特性Bを用いて階調補正処理を施すことによって画質を向上することができると判定し、画像に対して階調補正特性Bを用いて階調補正処理を施した後、メモリ102に画像を出力して記憶する。これに対して、評価値が1以下であると判定した場合には、画像に対して階調補正特性Bを用いて階調補正処理を施すと、逆に画質を悪化させてしまうと判定して、画像をそのままメモリ102に画像を出力して記憶する。
以上の処理によって、異なる手法で得られた複数の階調補正特性が設定されている場合に、人間の感覚に合った最適な画像を得るための階調補正特性を評価値mを用いて決定(選択)することができ、最も画質向上率が高い階調補正特性を使用して階調補正処理を行うことができる。
図7は、本実施の形態における画像処理装置の処理を示すフローチャートである。図7に示す処理は、使用者によって入力装置101が操作され、画像処理の開始が指示されると起動するプログラムとして、CPU103によって実行される。
ステップS10において、メモリ102に記憶された画像処理対象の画像を読み込んで、ステップS20へ進む。ステップS20では、上述したように複数の階調補正特性、例えば階調補正特性AおよびBの2つの階調補正特性を設定する。その後、ステップS30へ進み、CPU103内のヒストグラム作成部103aは、画像処理対象の画像の明度vのヒストグラムをh(v)を作成して、ステップS40へ進む。
ステップS40では、ヒストグラム作成部103aで作成した明度のヒストグラムh(v)を、上述したように重み付け係数w(v)を用いて明度の低い部分に重み付けをして正規化し、正規化ヒストグラムh´(v)を算出する。その後、ステップS50へ進み、式(11)および式(12)に示したように、評価部103bで正規化ヒストグラムh´(v)と各階調補正特性とに基づいて、複数の階調補正特性のそれぞれについて評価値mを算出して、ステップS60へ進む。
ステップS60では、算出した複数の評価値を比較して、最も大きな評価値が算出された階調補正特性を、画像に対して階調補正処理を実行する際に使用する階調補正特性として決定する。その後、ステップS70へ進み、決定した階調補正特性に基づいて算出された評価値が1より大きいか否かを判断する。
評価値が1より大きいと判断した場合にはステップS80へ進み、決定した階調補正特性を用いて画像に対して階調補正処理を施した後、ステップS90へ進む。これに対して、評価値が1以下であると判断した場合には、画像に対して階調補正処理を施さずに、ステップS90へ進む。ステップS90では、画像をメモリ102に画像を出力して記憶し、処理を終了する。
上述したプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットなどのデータ信号を通じて提供することができる。図8はその様子を示す図である。パーソナルコンピュータで構成される画像処理装置100は、CD−ROM204を介してプログラムの提供を受ける。また、画像処理装置100は通信回線201との接続機能を有する。コンピュータ202は上記プログラムを提供するサーバーコンピュータであり、ハードディスク203などの記録媒体にプログラムを格納する。通信回線201は、インターネットなどの通信回線、あるいは専用通信回線などである。コンピュータ202はハードディスク203を使用してプログラムを読み出し、通信回線201を介してプログラムを画像処理装置100に送信する。すなわち、プログラムをデータ信号として搬送波にのせて、通信回線201を介して送信する。このように、プログラムは、記録媒体や搬送波などの種々の形態のコンピュータ読み込み可能なコンピュータプログラム製品として供給できる。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)画像のヒストグラムと階調補正特性とに基づいて階調補正特性を評価し、評価結果に基づいて当該階調補正特性を用いて階調補正を施すか否かを決定するようにした。これによって、画像に対して階調補正処理を施す前に、あらかじめ画像に応じた最適な階調補正特性を選択することができる。
(2)画像に基づいて算出した階調補正特性や、あらかじめ設定されて記録されている階調補正特性を評価対象とするようにした。これによって、様々な階調補正特性を評価して最適なものを選択することができる。
(3)複数の異なる手法を用いて複数の階調補正特性を算出し、複数の階調補正特性のそれぞれを評価するようにした。これによって、階調補正特性の算出方法に関わらず、様々な手法で算出された階調補正特性を評価することができる。
(4)階調補正特性の評価値は、各階調補正特性における各階調の変化に対する出力特性の変化の割合(階調補正特性の傾き)と、ヒストグラムの各階調における度数の大きさを掛けた値を積分することによって求めた。これによって、簡単な計算により各階調補正特性の評価値を求めることができる。
(5)画像のヒストグラムの明度の低い部分に重み付けをして正規化した正規化ヒストグラムを算出し、当該正規化ヒストグラムと階調補正特性とに基づいて階調補正特性を評価するようにした。これによって、「画像内の暗い部分が明るくなるほど良い階調補正特性である」という仮定を満たす階調補正特性がより選択されやすくなるような評価を行うことができ、人間の感覚に合った評価を自動的に行うことができる。また、その評価値に基づいて、使用者に判断を求める必要がなく、最適な階調補正方法を画像処理装置が自動的に選択することができ、使用者のスキルによらず使用者の困惑を生ずることがない。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の画像処理装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、画像の明度のヒストグラムh(v)を作成し、このヒストグラムh(v)に基づいて階調補正特性の評価値を算出する例について説明した。しかしながら、一般的には、画像内の被写体に重点をおいて階調補正を行った方が好ましい結果が得られることが多いことから、画像内の被写体に重点を置いてヒストグラムを作成するようにしてもよい。例えば、画像内に人物が写っている場合には、画像内の肌色が写っている画素で構成される領域を人物の顔領域と判定し、ヒストグラム作成時にその画素の重みを増すように計算を行うようにしてもよい。あるいは、画像に対して公知の顔検出処理を実行して画像内に含まれる人物の顔が占める領域(顔領域)を特定し、顔領域内の画素についてはヒストグラム作成時にその画素の重みを増すように計算を行うようにしてもよい。これによって、画像内の被写体に重点をおいて、さらに的確に階調補正特性の評価を行うことができる。
(2)上述した実施の形態では、画像処理対象の画像の全体に対して1つの階調補正特性を適用して階調補正処理を行う場合に、階調補正特性の評価値に基づいて使用する階調補正特性を決定する例について説明した。しかしながら、再表02/062055に記載されているように、画像を複数の領域に分割して各領域ごとに異なる階調補正特性を設定して階調補正処理を実行する場合には、階調補正特性がほぼ一定とみなせる部分領域ごとに評価値を算出し、画像全体における評価値の平均値を算出するようにしてもよい。これによって、領域適応型の階調補正においても本発明を適用することができる。
(3)上述した実施の形態では明度でヒストグラムを作成しているが、画像データの各画素の明るさを示すその他の値でヒストグラムを作成してもよく、例えば画素値に基づいてヒストグラムを作成してもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
次の優先権基礎出願の開示内容は引用文としてここに組み込まれる。
日本国特許出願2006年第186730号(2006年7月6日出願)

Claims (10)

  1. 入力された画像の各画素の明度に基づいてヒストグラムを作成し、該ヒストグラムの明度の低い部分に重み付けをした正規化ヒストグラムを作成するヒストグラム作成部と、
    前記ヒストグラム作成部で作成した前記正規化ヒストグラムにより、画像の階調を補正する複数の異なる階調補正特性とを評価する評価部と、を備え、
    前記評価部は、前記階調補正特性における各階調の変化に対する出力特性の変化の割合と、前記正規化ヒストグラムの各階調における度数の大きさとから前記階調補正特性を評価することを特徴とする階調補正特性評価装置。
  2. 請求項1に記載の階調補正特性評価装置において、
    画像を複数の領域に分割する分割部をさらに備え、
    前記ヒストグラム作成部は、前記領域ごとに画像の各画素値に基づいてヒストグラムを作成し、
    前記評価部は、前記領域ごとの正規化ヒストグラムと、前記領域ごとに画像の階調を補正する階調補正特性とに基づいて、前記領域ごとの階調補正特性を評価することを特徴とする階調補正特性評価装置。
  3. 請求項1に記載の階調補正特性評価装置において、
    画像内から人物の顔が占める領域を検出する顔領域検出部をさらに備え、
    前記ヒストグラム作成部は、前記顔領域検出部で検出した人物の顔が占める領域の重みを増加させて、前記画像のヒストグラムを作成することを特徴とする階調補正特性評価装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の階調補正特性評価装置と、
    前記評価部による評価結果に基づいて選択された前記階調補正特性を用いて階調補正を施す処理部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 入力された画像の各画素の明度に基づいてヒストグラムを作成し、該ヒストグラムの明度の低い部分に重み付けをした正規化ヒストグラムを作成するヒストグラム作成工程と、
    前記ヒストグラム作成工程で作成した前記正規化ヒストグラムにより、画像の階調を補正する複数の異なる階調補正特性を評価する評価工程と、を有し、
    前記評価工程は、前記階調補正特性における各階調の変化に対する出力特性の変化の割合と、前記正規化ヒストグラムの各階調における度数の大きさから前記階調補正特性を評価することを特徴とする階調補正特性評価方法。
  6. 請求項5に記載の階調補正特性評価方法において、
    画像を複数の領域に分割する分割工程をさらに有し、
    前記ヒストグラム作成工程は、前記領域ごとに画像の各画素値に基づいてヒストグラムを作成し、
    前記評価工程は、前記領域ごとの正規化ヒストグラムと、前記領域ごとに画像の階調を補正する階調補正特性とに基づいて、前記領域ごとの階調補正特性を評価することを特徴とする階調補正特性評価方法。
  7. 請求項5に記載の階調補正特性評価方法において、
    画像内から人物の顔が占める領域を検出する顔領域検出工程をさらに有し、
    前記ヒストグラム作成工程は、前記顔領域検出工程で検出した人物の顔が占める領域の重みを増加させて、前記画像のヒストグラムを作成することを特徴とする階調補正特性評価方法。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の階調補正特性評価方法の各工程と、
    前記評価工程による評価結果に基づいて選択された前記階調補正特性を用いて階調補正を施す処理工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の階調補正特性評価方法における各工程をコンピュータに実行させるための階調補正特性評価プログラム。
  10. 請求項8に記載の画像処理方法における各工程をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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