JP2008052446A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 孤立点度合いの高い画素の存在による画像のざらつき感を抑制したアンシャープマスク処理を行なう。
【解決手段】 アンシャープマスク処理を行なうとき、先ず、注目画素が、それを囲む複数の画素の最大値又は最小値であるか否か、すなわち、注目画素が孤立しているか否かを判定する(S901)。非孤立画素であると判定した場合には、設定されたシャープネス強調係数に従ってアンシャープマスク処理を行なう。また、注目画素が孤立していると判定した場合、その孤立度に従って、設定されたシャープネス強調係数を補正する(S905)。
【選択図】 図9

Description

本発明は画像のシャープネスを高める技術に関するものである。
デジタルスチルカメラなどの撮像装置は、被写体光学像を光電変換するCMOS、CCD等の撮像素子と、この撮像素子からの電気信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータを備える。そして、デジタルカメラは、A/Dコンバータで得られたデジタルデータを画像データとして生成し、各種処理を行なってメモリに保存している。
また、デジタルカメラ内部、或いは、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で実行するソフトウェアにより、ガンマ補正処理、輝度値補正、シャープネス処理、ノイズ除去処理などを行うことも行われている。
ここで、上記のシャープネス処理は、画像の輪郭部分を強調し、その画像のエッジの先鋭化を図る為に行われる。シャープネス処理の代表的なものとして、アンシャープマスキング(以下、USM)が知られている。これは、シャープネス処理に際し、注目画素の信号(以下、オリジナル信号So)、及び、当該注目画素の近傍領域(注目画素を含んでも良い)の平均化された信号(以下、平滑化信号Su)を取り出す。そして、両者の差信号(So−Su)をもって輪郭強調の基礎信号とする。そして、通常は輪郭強調の強さを適度なものにすべく、オリジナル信号Soの値に応じて輪郭信号に適当な適用量kを乗ずる形で増幅した輪郭強調信号を算出する。すなわち、輪郭強調信号をk×(So−Su)として算出する。さらに、当該輪郭強調信号のレベルに応じて、輪郭強調信号を修正したエッジ補正信号を算出する。そして、このエッジ補正信号をオリジナル信号Soに加算する。これにより、当該注目画素の輪郭強調済み信号とすることにより、先鋭度を増している。
一般に、デジタルスチルカメラなどにより撮影された画像中には、ノイズも含まれている。このノイズに上記USM処理を施すとそのノイズの部分がさらに強調されることになる。そこで、USM処理では、一般にノイズの多いハイライト部(信号レベルの高い部分)やシャドウ部(信号レベルの低い部分)での適用量kを小さくして、ノイズの強調を抑制するようにしている。このように、オリジナル信号Soのレベルに応じて、適用量kを変更し、輪郭強調の強度を簡易なハードウェアで実現する方法が特許文献1に開示されている。
また、デジタルスチルカメラで撮影した画像では、CCDによるノイズが画像上にざらつきのように現れることがある。このような画像にUSM処理を施すと、このざらつきをも強調してしまうことになる。このざらつきは、一般に変動レベルの小さい、すなわち周辺画素の信号レベルから大きく乖離していないノイズである。このようなざらつきを抑制すべく、USMにおいては、輪郭強調信号のレベルが小さいときは、エッジ補正済み信号も小さくする手法がとられている。例えば、特許文献2には、差信号(So−Su)に応じて適用量kを変更する方法が開示されている。この特許文献2には、様々な種類の補正方法が例示されているが、図1は、その一部を示したものである。ただし、特許文献2では、差信号(So−Su)と輪郭強調信号k×(So−Su)のグラフが開示されているが、図1は、差信号(So−Su)と輪郭強調信号k×(So−Su)の関係および、差信号(So−Su)と適用量kの関係を図示している。
図1(b)のように適用量kを変化させると、結果的に輪郭強調信号は図1(a)のようになる。また、図1(d)のように適用量kを変化させると、結果的に、輪郭強調信号は図1(c)のようになる。
図1(b)のような適用量kを用いると、図1(a)のように輪郭強調信号が不連続に変化する為、自然画像に適用すると擬似輪郭が生じるなどの問題が生じる。
一方、図1(d)のような適用量kを用いると、輪郭強調信号が図1(c)のように変化する為、実際の自然画像に適用した場合、図1(a)の輪郭強調信号よりも擬似輪郭が生じにくい。しかし、D1およびD2の前後で輪郭強調信号の変化の度合いが変わる為、やはり、ノイズが目立つなど、不自然な輪郭強調がなされる。つまり、適用量kの変化が不連続であれば、その不連続点の前後で、擬似輪郭の発生やノイズの強調により、不自然な輪郭強調となってしまう。
したがって、図2(b)に示すように、適用量kを連続的に変化させることで、図2(a)に示すように、輪郭強調信号の変化を滑らかにすると、自然画像に適用したときに、より自然な輪郭強調が実現できる。
しかし、図2のような適用量の補正をかけても、差信号がD2〜D3の間におけるノイズが、強調されてしまうという場合が残る。特に、輝度(又は濃度)変化がなだらかな部分において、注目画素が周囲画素よりも信号値が大きい、あるいは、小さい場合に、顕著である。これは、差信号(So−Su)がD2〜D3の間においてわずかにずれると、画像全体から見れば、小さい強調信号値であっても、適用量kの値が大きく変化する為、輪郭強調済み信号が周囲画素と大きく異なってしまうためである。すなわち、結果的に、周辺画素の信号レベルからの孤立点の突出具合が強調されてしまい、ざらつき感が増してしまうのである。
このような輝度(又は濃度)変化が平坦な部分におけるざらつき、つまり、変動レベルの小さい、すなわち周辺画素の信号レベルから大きく乖離していないノイズを抑制する手法が特許文献3に開示されている。この方法は、ノイズ強度とノイズ量を定義し、ノイズ強度およびノイズ量が大きい場合は、適用量kを小さくして輪郭強調の程度を弱める。また、逆に、ノイズ強度およびノイズ量が小さい場合は、適用量kを大きくし、輪郭強調の程度を強めている。しかし、この方法は、ノイズ情報を検出すべき輝度(又は濃度)値を予め決める必要がある。また、平滑化画像と原画像を混合した判定画像を作成し、その判定画像と原画像のヒストグラムの差分からノイズ強度およびノイズ量を定義している。
特開昭63−241668号公報 特開2003−281533号公報 特開平10−210297号公報
特許文献3の方法を、上述の差信号(So−Su)の値に応じて、適用量kを決定するアルゴリズムに適用すると、決定したノイズ情報を検出すべき濃度値が平坦部の輝度値(又は濃度値)と一致すれば、ざらつき感を抑制することができる。しかし、自然画像における輝度変化がなだらかな平坦部は画像毎に異なる。したがって、ノイズ情報を検出すべき濃度値を予め決定するのは、困難である。
また、何らかの手段で、各画像における平坦部の輝度値(濃度値)を検出し、ノイズ情報を検出すべき輝度値(又は濃度値)を予め決められるとする。しかしながら、その後、平滑画像と原画像を混合した判定画像の作成や、その判定画像と原画像のヒストグラムを取るなど、ノイズ強度とノイズ量を測定する為には、煩雑な計算が必要になり、処理時間が大きくなるという問題もある。
本発明は、上記のような問題を鑑み、簡易に輝度や濃度の平坦部を検出でき、かつ、その平坦部における孤立点を簡易な方法で見分けることで、ざらつき感を抑制しつつ、良好なシャープネス処理を短時間で実行する技術を提案するものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
画像データで表わされる画像を、アンシャープマスク処理することでシャープネスを高める画像処理装置であって、
画像データを入力する入力手段と、
シャープネス強調度を示すシャープネス強調係数を設定する設定手段と、
前記画像データの注目画素の、当該注目画素の周囲の画素群に対する孤立度を算出する孤立度算出手段と、
算出された孤立度に従い前記設定手段で設定したシャープネス強調係数を補正する補正手段と、
該補正手段による補正後のシャープネス強調係数に従って、注目画素の輪郭強調処理を行なう輪郭強調手段とを備える。
本発明によれば、孤立点度合いの高い画素の存在による画像のざらつき感を抑制したアンシャープマスク処理を行なうことが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
本第1の実施形態では、表示デバイスに表示された画像(R、G、B各8ビットとする)に対して、ユーザがシャープネス強度を設定し、設定された強度で表示されている画像にシャープネス処理を施す例について説明する。
図3は、第1の実施形態における画像処理システムのブロック構成図である。入力装置301は、ユーザからの指示や、データを入力する装置で、キーボードやマウスなどのポインティングシステムを含む。表示装置302は、GUIなどを表示する装置で、通常はCRTや、液晶ディスプレイなどが用いられる。蓄積装置303は、OS(オペレーティングシステム)、画像データ、プログラムをファイルとして蓄積する装置で、通常は、ハードディスクが用いられる。
304は、装置全体の制御を司るCPUである。ROM305はブートプログラムやBIOSを記憶している。RAM306はCPU304が実行するOS、並びにその処理に必要なプログラムをロードしたり、各種作業エリアとして使用される。また、以降のフローチャートの処理に必要な制御プログラムは、蓄積装置303に格納されているものであり、OSが起動した後、RAM306にロードされ、CPU304が実行するものである。ただし、このプログラムはROM305に格納されていても構わない。
なお、システム構成については、上記以外にも、様々な構成要素が存在するが、本発明の主眼ではないので、その説明は省略する。
図4は、本実施形態のシャープネス処理を行う為のUIを示す。このUIは、CPU304が実施形態のプログラム(アプリケーションプログラム)を実行することで、表示装置302に表示されるものである。メニューバー401には、様々なメニューアイテムが配置されており、その中には、所望とする編集対象の画像ファイル(蓄積装置303に格納されている)を選択するためのアイテム、及び、シャープネスアイテムが含まれる。編集対象画像ファイルが選択されると、その画像ファイルが蓄積装置303からRAM306に読込まれ、画像表示領域402にその画像として表示される。また、ユーザが、入力装置301を操作して、そのメニューからシャープネス処理のメニューを選ぶと、シャープネス強度を設定するスライダー403が表示される。ユーザは、画像表示領域402に表示された画像に対して、どの程度の強さのシャープネス処理を行うのか、スライダー403を操作して指定する。この結果、指定された強さでシャープネス処理を施した画像が、画像表示領域402に反映される。なお、本実施形態では、スライダーを利用してシャープネスの強さを指定しているが、直接、数値を入力する構成、あるいは、予め決められた数段階の中から選択するような構成であっても構わない。
図5は、本実施形態におけるCPU304が実行するシャープネス処理の処理手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS501では、ユーザが設定したシャープネス強度Ks(シャープネス強調係数)を取得する。これは、図4のスライダー403で指定された強度を取得すればよい。次いで、ステップS502では原画像を取得する。つまり、図4の画像表示領域402に表示されている画像の原画像データIoを取得する。ステップS503では、ステップS502で取得した画像Ioを輝度値の画像データIyに変換する。RGB値から輝度データYは、次式で簡単に得られる。
Y=0.29891×R+0.58661×G+0.11448×B
この演算を、原画像データIoの全画素について行なった結果が画像データIyとなる。 ステップS504では、ステップS503で得られた画像データIy上での注目画素Pyoを取得する。USMのフィルタリング処理は、図6の矢印で示すようなラスタースキャン順に行なう。すなわち、画像に対してX方向(水平方向)を主走査方向とし、Y方向(垂直方向)を副走査方向として、1画素毎にUSMの処理を行う。したがって、USM処理開始時のステップS504では、画像左上の画素を注目画素Pyoとして取得することになる。
ステップS505では、注目画素Pyoの平滑化データ値Pyuを算出する。図7に平滑化フィルタの例を示す。図7(a)に示すフィルタは、フィルタ中央を注目画素とし、その周囲8画素の単純平滑化信号を出力するフィルタである。図7(b)に示すフィルタは、ガウシアンフィルタであり、中央の注目画素に近いほど重みをつけたフィルタである。いずれも高周波成分を除去する性質を持っている。なお、図7(a)、(b)のフィルタのサイズは3×3としているが、5×5、7×7など、より大きなフィルタサイズであっても本質的には変わらない。本実施形態では、説明を簡単にするため、図7(a)に示す3×3の8近傍単純平滑化フィルタを用いるものとして説明を続ける。
ステップS506では、ステップS505で得られた平滑化データ値Pyuを、注目画素データ値Pyoから引き、差信号(Pyo−Pyu)を算出する。算出された結果は、RAM306に記憶する。
ステップS507では、ステップS506で取得した差信号(Pyo−Pyu)から、適用量kを取得する。本実施形態では、図8に示す関係を用いて、適用量kを取得する。つまり、差信号(Pyo−Pyu)の絶対値|Pyo−Pyu|が閾値T以上であれば、ステップS501で取得したシャープネス強度Ks、すなわち、ユーザが指定したシャープネス強度Ksを適用量kとして取得する。また、絶対値|Pyo−Pyu|が閾値Tより小さい値であれば、図8のグラフにしたがって、Ksより小さい値を適用量kとして取得する。
次にステップS508では、注目画素が孤立点かどうか判定し、適用量kの補正を行う。この処理の詳細は図9を用いて後述する。
ステップS509では、強調信号Poeを次式に従って求める。
Poe=k×(Pyo−Pyu)
次に、ステップS510では、ステップS509で得られた強調信号Poeを使って、注目画素のRGB値に反映させる。これは、強調信号Poeを各R、G、Bの値に加算することで実現できる。なお、反映後の画素データはRAM306に格納する。
USM処理後のR値=元画像のR値+強調信号Poe
USM処理後のG値=元画像のG値+強調信号Poe
USM処理後のB値=元画像のB値+強調信号Poe
ステップS511では、現在の注目画素Pyoが、原画像の最終画素位置(画像の右下隅)であるかどうかを判定する。最後の画素であれば、画像の全ての画素に対してUSM処理を施したことになるので、本処理を終了する。
また、注目画素位置が最後の画素位置でなければ、まだ、USM処理を施すべき画素が残っているので、ステップS512に進む。このステップS512では、輝度値の画像データIy上において、注目画素位置をラスタースキャン順に従った次の画素位置に更新する。すなわち、図6に示す順序で次の画素をセットする。その後、処理をステップS505へ戻る。
次に、上記のステップS508の孤立点判定と適用量kの補正について、図9のフローチャートに従って説明する。
ステップS901では、注目画素の輝度値Pyoと、その周囲8画素Q0乃至Q7とを比較し、注目画素の輝度値Pyoが最大または最小の値であるか判定する。つまり、図10の注目画素Pと周囲画素Q0〜Q7の輝度値を比較し、Pの輝度値がQ0〜Q7のすべての輝度値よりも1以上大きい、または1以上小さい場合に、Pが最大値または最小値と判断する。注目画素の輝度値Pyoが周囲の8画素より、1以上大きい値または、1以上小さい値を持っていれば、注目画素が周囲から飛び出していることを意味する。つまり、注目画素が孤立画素である可能性が高いと判断できる。その場合は、処理はステップS902へ進む。また、注目画素の輝度値Pyoが最大値または最小値でなければ、注目画素が孤立点である可能性が低い為、適用量kの補正は行わない。したがってこのフローを終了することになる。
さて、ステップS902に処理が進むと、孤立点の可能性が高い注目画素と、周囲8画素との輝度差の絶対値Diff(i)(i = 0, 1, … 7)を算出する。図10のPとQ0〜Q7を用いて表すと、
Diff(i)=|P−Qi (i=0, 1, …, 7)|
を求める。
次いで、ステップS903では、ステップS902で算出したDiff(i)の最大値MaxDiffと最小値MinDiffを算出する。つまり、一番大きい輝度の勾配と、一番小さい輝度の勾配を求める。
ステップS904では、ステップS903で算出したMaxDiffとMinDiffの差(MaxDiff−MinDiff)を、孤立点の度合を示す値として算出する。そして、図11に示すテーブル(線形単調増加関数)に従って、適用量kの補正比率rを求める。図11のテーブルは、輝度値が8ビット精度の場合であり、(MaxDiff−MinDiff)の取りうる最大値256で補正比率rが1.0、(MaxDiff−MinDiff)の取りうる最小値0で補正比率rがR0(0≦R0<1.0)である。
(MaxDiff−MinDiff)が小さい場合、注目画素を中心とする8方向に対する輝度値の勾配がほぼ同じであることを示しているので、注目画素が孤立点の度合いが高いと言える。それ故、(MaxDiff−MinDiff)が小さいほど、補正比率rを小さくする。逆に、(MaxDiff−MinDiff)が大きい場合、8方向に対する輝度値の勾配に差があるので、孤立点の度合いが低いと判断し補正比率rを1.0に近づける。本実施形態では、補正比率rと、孤立点の度合いを示す(MaxDiff−MinDiff)は線形正比例関係にあるが、この関係が2次曲線や3次曲線などで書き表せる関係でも良い。
次に、ステップS905において、ステップS904で取得した補正比率rを、先のステップS507で適用量kに乗じて、新たに適用量kを求めて、このフローを終了する。
以上のようにして、適用量kを決定すると、画像全体に乗っているノイズは、図8のように差分信号値から決定される適用量kで抑制できる。さらに、輝度変化が少ない平坦部のノイズについては、予めノイズを検出すべき信号レベルを設定する必要がなく、図9のフローを使って、自動的に平坦部における孤立点の適用量を小さくすることができる。したがって、平坦部のざらつき感を抑制しながら、USM処理を行うことができる。
また、平坦部の孤立点の検出および、その孤立点の度合いも、注目画素と周囲画素の差分という、簡易な方法のみで検出できるため、高速な処理が可能である。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、孤立点の度合いから補正比率rを求めていたが、さらに、注目画素のある位置がどの程度滑らかな信号レベルの変化をしているのか、つまり平坦部の度合いを見て、さらに補正比率rを補正しても良い。
平坦部の度合いも考慮する補正比率rの決め方を、図12を用いて説明する。なお、本第2の実施形態の構成と同じであるものとする。また、図12では、第1の実施形態における図9と同じ処理については同符号を付した。
ステップS901乃至S904は、第1の実施形態と同じである。従って、その説明は割愛する。
ステップS1201では、ステップS903で算出したMaxDiffから、補正比率r’を求める。注目画素と周囲画素との輝度差の最大値MaxDiffが小さな値の場合、注目画素と周囲画素の信号レベルの差が小さいことを意味し、平坦部分に近い(平坦度合いが大きい)ことを意味する。逆に、MaxDiffが大きな値となれば、注目画素と周囲画素の信号レベルの差が大きく、平坦度合いが小さいことを意味する。したがって、MaxDiffが小さければ(平坦度合いが大きければ)、補正比率r’を小さくし、MaxDiffが大きければ(平坦度合いが小さければ)、補正比率r’を1.0に近づける。本第2の実施形態の場合、図13(a)のテーブル(又は関数)を用いてr’を決定する。つまり、輝度値が8ビット精度であるとすると、閾値Ta≦MaxDiff≦最大値256の範囲では、補正比率r’=1.0とし、MaxDiff<閾値Taの範囲では、補正比率を徐々にR1(0<R1<1.0)に近づけていく(非線形単調増加)。
閾値Taは、実験的に最適な値を決めても良いし、また、ISO感度などノイズ量に影響を与えるパラメータを参考に画像毎に変えても良い。例えば、ISO感度400以下ならTaを64に固定とし、ISO感度400を超える場合は、ISO感度に比例してTaを256に近づけていくように設定すればよい。
次にステップS1202では、ステップS507で取得した適用量kに、ステップS904とステップS1201でそれぞれ取得した補正比率r,r’を乗じて、新たに適用量kを求め、このフローを終了する。
本第2の実施形態に従えば、孤立点が存在する平坦部の度合いを考慮し、平坦部であると判断されれば、適用量kを、さらに、小さく補正することができ、USM後の孤立点を目立たなくすることができる。これは、例えば、人物撮影画像について特に有効である。なぜなら、全体的にはUSMによりエッジを強調しつつ、肌のような平坦な部分の孤立点を目立たなくすることができるからである。
<第3の実施形態>
上記第2の実施形態では、図13(a)のテーブルに従って、平坦度合いが大きければ、適用量をより小さく補正した。しかし、平坦度合いが大きければ、注目画素の信号レベルと平滑化データの信号レベルはほとんど同じのため、差分信号(Pyo−Pyu)自体も小さく、図8により適用量kが小さくなっているはずである。したがって、平坦度合いが大きければ、適用量kを調整する必要がなく、逆に、平坦度合いが小さければ、アンシャープマスキングにより、周囲画素より大きい/小さい注目画素がより一層周囲画素との差が大きくなる。すなわち、必要以上にざらつき感が増してしまう可能性がある。
このような場合には、図12のステップS1201において、図13(b)のテーブルを用いる。すなわち、平坦度合いが小さければ補正比率r’を小さくすることが効果的である。補正比率r’を算出するグラフが異なるだけで、第2の実施形態と同様の動作をすればよいので、詳しい説明は割愛する。
本第3の実施形態の方法を使えば、周囲画素より大きい/小さい信号レベルを持つ画素の強調信号を抑えることができる。従って、アンシャープマスキングを行いながら、平坦部の孤立点を目立たせなくするだけでなく、信号レベルの変動が大きい部分におけるノイズを、アンシャープマスキング処理により目立ってしまうことを、容易に抑えることができる。これは、例えば、海や山などの風景写真で有効である。つまり、全体的にはUSMによりエッジを強調しつつ、海や山など平坦度合いがそれほど小さくない部分の孤立点を目立たせないようにしながらも質感を残すことができる。
<第4の実施形態>
第2、第3の実施形態では、注目画素と周囲画素の差分の最大値MaxDiffを、平坦部の度合いと見て、その平坦部の度合いに応じて適用量kを補正した。しかし、注目画素の突出度合いをみて、補正比率rを補正しても良い。
本第4の実施形態について図14のフローチャートに従って説明する。また、第1の実施形態の孤立点判定と適用量kの補正フローを示した図9と同じ処理には同符号とした。
ステップS901〜S904は、第1の実施形態と同様の動作であるので、説明は割愛する。
ステップS1401では、ステップS903で取得したDiff(i)の最小値MinDiffから、補正比率r”を求める。本第4の実施形態では、図15(a)の関係を用いる。ステップS1402では、ステップS507で取得した適用量kに、ステップS904とステップS1201でそれぞれ取得した補正比率r, r”を乗じて、新たに適用量kを求め、このフローを終了する。
注目画素と周囲画素との輝度差の最小値MinDiffが大きければ、注目画素はより突出していると言える。したがって、MinDiffを突出度合いとし、MinDiffが小さいと突出度合いが小さく、MinDiffが大きいと突出度合いが大きいと言える。したがって、図15(a)のテーブル(非線形単調減少関数)のように、MinDiffが大きければ(突出度合いが大きければ)、補正比率r”を小さくし適用量を小さくする。逆に、MinDiffが小さければ(突出度合いが小さければ)、補正比率r”を1.0に近づけることで、適用量kをステップS904で取得した適用量kに近づける。このような補正比率r”を用いることで、周囲画素より大きく突出している画素値に対しては、アンシャープマスキングを弱くかけることができ、シャープネス処理後のざらつき感を抑える効果を得られる。また、補正比率r”の算出方法も、周囲画素と注目画素の差分値から求めることができ、非常に簡易であるため、高速に動作することができる。
これは、例えば、室内など暗い場所で撮影した人物画像の場合に有効である。特に、肌など平坦な部分において、突出した孤立点のシャープネス強調を抑えることで、ざらつきを抑えることができる。
<第5の実施形態>
上記第4の実施形態では、突出度合いが大きければ、適用量kを小さくするように補正したが、逆に、突出している注目画素は、エッジの一部であるとも考えられる。また、突出度合いが小さい注目画素は、アンシャープマスキング処理を弱くすることで、より自然な画像になると考えられる。
したがって、MinDiffと補正比率r”を図15(b)のテーブル(非線形単調増加関数)に示す関係とした方が良い場合もある。
本第4の実施形態は、図14のステップS1401において、補正比率r”を算出するテーブルが図15(b)になるだけで、それ以外が第4の実施形態と同様の動作であるので、詳しい説明を割愛する。
本第5の実施形態は、例えば、海や山などの風景写真で有効である。つまり、海や山などテクスチャの細かい画像において、突出度合いが小さい部分は強調処理を弱くし、突出度合いが大きい部分は強調することで、ノイズによる孤立点を目立たせなくしながら、質感を残すことができる。
<その他の実施形態>
上記第1乃至第5の実施形態を、ユーザが適宜選択するようにしても構わない。例えば、メニューのUSM処理の選択項目として、第1の実施形態によるUSM処理は「通常USM処理」、第2の実施形態(又は第4の実施形態)によるUSM処理は「人物画像用USM処理」、第3の実施形態(又は第5の実施形態)によるUSM処理は「風景画像用USM処理」とし、ユーザが適宜選択させる。USMの種類の選択は、例えば、図4の強調調整スライダー403の空エリアに、ラジオボタン形式に表示し、ユーザに選択させるようにすればよい。
また、上記の処理を、デジタルカメラに搭載しても構わない。すなわち、撮像した際に、USM処理を施すか否か、USM処理を行なう場合にどの種類を利用するかを選択する。特に、デジタルカメラの場合、被写体として人物、風景等の複数の撮影モードを選択できるものがあるので、その設営モードに従って利用するUSM処理を決定しても良い。
また、上記第1乃至第5の実施形態では、輝度値を用いて強調信号Poeを作成していたが、RGBそれぞれに対して強調信号Poe処理を求め、USM処理を施しても良い。その際、RGBそれぞれに対して異なる補正比率r、r'、r”を定義しても良い。
また、上記実施形態では、編集対象の画像データは蓄積装置303より入力するものとして説明したが、イメージスキャナ等の画像入力装置であっても構わない。また、先に説明したように、本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に適用しても構わない。この場合、画像の入力源は、CCD等の撮像素子から得られた画像データとなる。
また、第2、第3の実施形態では孤立度合いと平坦度合いから、適用量kの補正比率を決めていたが、シャープネス処理の前に、画像のシーン解析を行い、それぞれに応じた方法を選択してもよい。例えば、シーン解析の結果、ポートレートなど人物撮影画像であれば第2の実施形態の方法を、山や海など風景画像であれば第3の実施形態の方法を選択する。
また、第4の、第5の実施形態では、孤立度合いと突出度合いから、適用量kの補正比率を決めていたが、シャープネス処理の前に、画像のシーン解析を行い、それぞれに応じた方法を選択してもよい。例えば、シーン解析の結果、高いISO感度による人物撮影画像であれば、第4の実施形態の方法を、風景画像であれば、第5の実施形態による方法を用いる。このためには、編集対象の画像ファイル内に、その画像を撮像する際のISO感度を示す情報を含むことが望ましい。デジタルカメラに搭載するのであれば、撮像した際に、設定されたISO感度を参照して処理すればよい。
また、第2、第3の実施形態では孤立度合いと平坦度合いから、第4、第5の実施形態では孤立度合いと突出度合いから、適用量kの補正比率を決めていた。孤立度合いと平坦度合いと突出度合いの3つを組み合わせて適用量kの補正比率を決めても良い。
以上本発明に係る実施形態を説明したが、上記の通り、本発明はコンピュータが読込み実行するプログラムによっても実現できるものであるから、当然、本発明はコンピュータプログラムをもその範疇とするのは明らかである。また、通常、コンピュータプログラムはCD−ROM等の、コンピュータ可読記憶媒体に格納されていて、それをコンピュータに接続された読取り装置(CD−ROMドライブ等)にセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能となる。従って、このようなコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇に入ることも明らかである。
不連続に変化する適用量kと輪郭強調信号の関係を示す図である。 連続的に変化する適用量kと輪郭強調信号の関係を示す図である。 実施形態におけるシステム構成図である。 実施形態におけるシャープネス設定のUIを示す図である。 実施形態におけるシャープネス処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態におけるシャープネス処理のスキャン順を示す図である。 アンシャープ信号を作成するフィルタの例を示す図である。 第1の実施形態における適用量kのテーブルを示す図である。 第1の実施形態における孤立点判定と適用量kの補正処理の手順を示すフローチャートである。 孤立点判定の為の注目画素と周囲画素との関係を示す図である。 第1の実施形態における補正比率rと孤立度の関係のテーブルを示す図である。 第2の実施形態における孤立点判定と適用量kの補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2、第3の実施形態における補正比率r’と平坦度の関係のテーブルを示す図である。 第4の実施形態における孤立点判定と適用量kの補正処理の手順を示すフローチャートである。 第4、第5の実施形態における補正比率r”と突出度の関係のテーブルを示す図である。

Claims (12)

  1. 画像データで表わされる画像を、アンシャープマスク処理することでシャープネスを高める画像処理装置であって、
    画像データを入力する入力手段と、
    シャープネス強調度を示すシャープネス強調係数を設定する設定手段と、
    前記画像データの注目画素の、当該注目画素の周囲の画素群に対する孤立度を算出する孤立度算出手段と、
    算出された孤立度に従い前記設定手段で設定したシャープネス強調係数を補正する補正手段と、
    該補正手段による補正後のシャープネス強調係数に従って、注目画素の輪郭強調処理を行なう輪郭強調手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 注目画素の画素値と、当該注目画素の周囲画素群を含むサイズの平滑化フィルタを用いて平滑化処理した後の注目画素の画素値との差分の絶対値を横軸、シャープネス度を縦軸としたとき、前記シャープネス強調係数は、予め設定された閾値未満では単調増加し、前記閾値以上では、前記設定手段で設定されたシャープネス強調係数となる特性を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正手段は、注目画素の値が、当該注目画素の周囲の複数の画素の中の最大値、又は最小値のいずれかと等しい場合に前記シャープネス強調係数を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記孤立度算出手段は、注目画素と、当該注目画素の周囲の複数の画素それぞれとの差分を算出する差分算出手段を含み、
    前記補正手段は、前記差分演算手段で得られた複数の差分値に基づき、前記シャープネス強調係数を補正することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記差分算出手段で算出された複数の差分値の最大値と最小値との差を横軸、前記シャープネス強調係数を補正するための補正比率rを縦軸としたとき、当該補正比率rは最大値が“1.0”となる単調増加する特性を有し、
    前記補正手段は、補正前のシャープネス強調係数kに、前記補正比率rを乗算することで補正することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記差分算出手段で算出された差分の最大値を横軸、第2の補正比率r’を縦軸としたとき、当該第2の補正比率r’は、前記差分の最大値が予め設定された閾値未満までは単調増加し、前記閾値以上では“1.0”となる特性を有し、
    前記補正手段は、補正前のシャープネス強調係数kに、前記補正比率r、第2の補正比率r’を乗算することで補正することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記差分算出手段で算出された差分の最大値を横軸、第2の補正比率r’を縦軸としたとき、当該第2の補正比率r’は、前記差分の最大値が予め設定された閾値未満までは“1.0”であり、前記閾値以上では単調減少する特性を有し、
    前記補正手段は、補正前のシャープネス強調係数kに、前記補正比率r、第2の補正比率r’を乗算することで補正することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記差分算出手段で算出された差分の最小値を横軸、第2の補正比率r”を縦軸としたとき、当該第2の補正比率r”は、最小値の値が0のときに“1.0”の値を持ち、単調減少する特性を有し、
    前記補正手段は、補正前のシャープネス強調係数kに、前記補正比率r、第2の補正比率r”を乗算することで補正することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. 前記差分算出手段で算出された差分の最小値を横軸、第2の補正比率r”を縦軸としたとき、当該第2の補正比率r”は、最大“1.0”となる単調増加する特性を有し、
    前記補正手段は、補正前のシャープネス強調係数kに、前記補正比率r、第2の補正比率r”を乗算することで補正することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  10. 画像データで表わされる画像を、アンシャープマスク処理することでシャープネスを高める画像処理装置の制御方法であって、
    画像データを入力する入力工程と、
    シャープネス強調度を示すシャープネス強調係数を設定する設定工程と、
    前記画像データの注目画素の、当該注目画素の周囲の画素群に対する孤立度を算出する孤立度算出工程と、
    算出された孤立度に従い前記設定手段で設定したシャープネス強調係数を補正する補正工程と、
    該補正工程による補正後のシャープネス強調係数に従って、注目画素の輪郭強調処理を行なう輪郭強調工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. コンピュータに読込ませ、実行させることで、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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