JP4888268B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の電気光学装置としての有機EL装置の一部の構造を示す模式断面図である。図2は、有機EL装置におけるバンクが形成された段階でのバンクの構造を示す模式図である。(a)は、有機EL装置を上方から見た模式平面図である。(b)は、(a)に示す有機EL装置のA−A断面に沿う模式断面図である。(c)は、(a)に示す有機EL装置のB−B断面に沿う模式断面図である。なお、図1は、各構成要素の断面的な位置関係を示すものであり、相対関係は度外視されている。以下、有機EL装置の構造を、図1、図2を参照しながら説明する。
図5は、第2実施形態のバンクの構造を示す模式図である。(a)は、バンクを上方から見た模式平面図である。(b)は、(a)に示すバンクのA−A断面に沿う模式断面図である。(c)は、(a)に示すバンクのB−B断面に沿う模式断面図である。以下、バンクの構造を、図5を参照しながら説明する。なお、第2実施形態のバンクの構造は、円弧側の領域において上層バンクの下側に第1下層バンクが形成され、直線部分の領域において下層バンクが形成されていない部分が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
図6は、第3実施形態のバンクの構造を示す模式図である。(a)は、バンクを上方から見た模式平面図である。(b)は、(a)に示すバンクのA−A断面に沿う模式断面図である。(c)は、(a)に示すバンクのB−B断面に沿う模式断面図である。以下、バンクの構造を、図6を参照しながら説明する。なお、第3実施形態のバンクの構造は、直線部分の領域において上層バンクの下側に第2下層バンクのみが形成されている部分が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
図7は、第4実施形態のバンクの構造を示す模式図である。(a)は、バンクを上方から見た模式平面図である。(b)は、(a)に示すバンクのA−A断面に沿う模式断面図である。(c)は、(a)に示すバンクのB−B断面に沿う模式断面図である。以下、バンクの構造を、図7を参照しながら説明する。なお、第4実施形態のバンクの構造は、直線部分の領域において上層バンクの下側に下層バンクが形成されていない部分が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
上記した第1実施形態〜第4実施形態のバンク34の構造に限定されず、例えば、図8及び図9に示すバンクの構造であってもよい。図8(a)は、バンクを上方から見た模式平面図である。図8(b)は、図8(a)に示すバンクのA−A断面に沿う模式断面図である。図8(c)は、図8(a)に示すバンクのB−B断面に沿う模式断面図である。図8に示すバンク34の構造は、円弧44の領域において、第1下層バンク41を覆うように第2下層バンク42が形成されている部分が、第1実施形態と異なっている。開口部35における円弧44の領域は、ガラス基板13側から第1下層バンク41、第2下層バンク42、上層バンク43が、階段状に積層されて構成されている。ただし、第2下層バンク42が第1下層バンク41を覆うように形成されているので、露出する下層バンク46は、第2下層バンク42のみとなる。第1下層バンク41は、画素電極32の周縁部に乗り上げるように形成されている。開口部35における直線45の領域は、ガラス基板13側から第1下層バンク41と上層バンク43とが形成されている。
上記したバンク34の開口部35の形状(ガラス基板13の法線方向から見た形状)は、平面に見てトラック状に限定されず、例えば、図10〜図13に示すような形状でもよい。図10に示すバンク71は、複数の発光素子を含む画素領域を区画する共通バンク(以下、「共通バンク71」と称する。)を示す図である。開口部35における円弧44の領域は、ガラス基板13側から第1下層バンク41、第2下層バンク42、上層バンク43が、階段状に積層されて構成されている。また、開口部35における画素電極32と画素電極32との間は、第1下層バンク41及び第2下層バンク42が形成されている。開口部35における直線45の領域は、ガラス基板13側から第1下層バンク41と上層バンク43とが、階段状に積層されて構成されている。つまり、開口部35の形状が異なるのみで、下層バンク46の構成は、第1実施形態と同じである。なお、このバンク71の構成に限定されず、第2実施形態〜第4実施形態、変形例1に示す下層バンク46の構造を、この共通バンク71に適用するようにしてもよい。これによれば、機能液が充填しにくい円弧44の領域に機能液を充填させることができると共に、X方向の開口率を向上させることができる。
上記した第2実施形態及び第4実施形態において、直線45の領域の上層バンク43の下側に第1下層バンク41及び第2下層バンク42が形成されないとしたが、開口部35に露出しない状態で画素電極32の周縁部に第1下層バンク41及び第2下層バンク42の少なくとも一方が乗り上げるように形成されていてもよい。これによれば、画素電極32の絶縁性を確保することができる。
上記したように、下層バンク46が第1下層バンク41及び第2下層バンク42で構成されることに限定されず、例えば、更に多い複数層で構成するようにしてもよい。また、第1下層バンク41及び第2下層バンク42の少なくともどちらかを露出させる選択方法として、絶縁性、インクの充填性、表面処理の好適性などを考慮して決定することが好ましい。
上記したように、第1下層バンク41と第2下層バンク42とを別々にパターニングすることに限定されず、例えば、シリコン酸化膜からなる第1下層バンク41と、シリコン窒化膜からなる第2下層バンク42とのエッチングレートの差を利用して階段状にエッチングするようにしてもよい。
上記したように、第2下層バンク42がシリコン窒化膜で構成されることに限定されず、例えば、誘電率の高い材料であるタンタルオキサイド、酸化マグネシウムなどを用いるようにしてもよい。
上記したように、発光領域12に機能液を充填させる方法として液滴吐出法に限定されず、例えば、ディスペンサ塗布法を用いるようにしてもよい。
上記したように、電気光学装置として有機EL装置11を例に挙げたことに限定されず、製造する際、バンクにインクを充填させる工程を有するものであればよく、例えば、カラーフィルタを有する液晶装置、プラズマディスプレイ、電子ペーパーなどに適用することができる。
Claims (9)
- 複数の発光領域を有する電気光学装置であって、
基板と、
前記基板上のうち前記発光領域を除いた領域に形成されると共に、前記発光領域を取り囲むように形成されたバンクと、
前記バンクに囲まれた開口部に配置された機能層と、を備え、
前記開口部は、法線方向から見て短辺と長辺とを有し、
前記開口部のうち前記短辺側には第1領域が配置され、前記長辺側の領域には第2領域が配置され、
前記バンクは、上層バンクと、前記上層バンクより濡れ性の高い複数層の下層バンクとを有し、
前記下層バンクは、前記開口部における前記第1領域に露出する前記下層バンクの層数と比較して、前記第2領域に露出する前記下層バンクの層数が少ないことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置であって、
前記開口部は、法線方向から見てコーナーを有し、
前記第1領域は、前記開口部のうち前記コーナーの一部を含む領域であることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置であって、
前記開口部は、法線方向から見て円弧を有し、
前記第1領域は、前記開口部のうち前記円弧の一部を含む領域であることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
前記下層バンクは、前記基板側から第1下層バンクと第2下層バンクとを有し、
前記第2下層バンクの液体に対する接触角が、前記第1下層バンクの液体に対する接触角に比べて小さいことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項4に記載の電気光学装置であって、
前記第1下層バンクは、シリコン酸化膜であり、
前記第2下層バンクは、シリコン窒化膜であることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項4又は請求項5に記載の電気光学装置であって、
前記第1領域は、前記第2下層バンクが露出して形成されていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項4又は請求項5に記載の電気光学装置であって、
前記第1領域は、前記第1下層バンク及び前記第2下層バンクが露出して形成され、
前記第2領域は、前記第1下層バンク又は前記第2下層バンクのどちらかが露出して形成されていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
前記複数の発光領域の各々に対応して、前記基板の一方の面に形成された画素電極と、前記機能層を挟んで前記画素電極の反対側に設けられた共通電極とをさらに備え、前記機能層は少なくとも発光層を有することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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