JP4887443B2 - 分離型煙感知器 - Google Patents
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Description
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態は、分離型煙感知器に関するものである。この分離型煙感知器は、監視領域における火災を感知する分離型煙感知器に関するものである。
次に、各実施の形態の具体的内容について詳細に説明する。
オーバーラップ時間Tov=受光時間Ton−(A/D変換間隔TAD×8)
受光間隔Tn=送光間隔+オーバーラップ時間Tov−(2×受光時間Ton)
受光間隔Tn=送光間隔−受光時間Ton
このことで、検出光が受光された先の受光動作と同一のタイミングにてA/D変換を行なうことができる。
受光間隔Tn’=送光間隔−(Tov+Tx)−TAD×(一致カウント数−1)
受光時間Ton’=Tov+Tx+TAD+Tx
ピークホールド時間Tpc’=Ton’−増幅部安定時間
ここで、Txは、後述する周期補正処理を行うまでの間に送光部10と受光部20との相互間に生じ得る同期のずれ(以下、同期ずれ)の見込み時間(以下、同期ずれ見込み時間)である。この同期ずれ見込み時間は、送光部10や受光部20において所定の送光間隔を計時するタイマの精度が低い程、あるいは、周期補正処理を行うまで時間が長い程、大きく設定されることになる。
Tn’’=送光間隔−受光時間Ton’
そして、同期確立部28cは、増幅部23の増幅率を最大増幅率より小さい通常監視時の所定の増幅率に設定して(ステップSG−5)、受光時間調整処理を終了する。これ以降、受光間隔Tn’’が到来する毎に、受光時間Ton’の間だけ増幅部23をONすることで、送光部10との同期が取れた受光動作を行なうことができる。
受光時間Tn’’’=(送光間隔受光間隔Ton’)−(同期ずれ見込み時間Tx×(カウント数−正常時にカウントされる所定値以上のA/D変換値の数))
次に、実施の形態2の具体的内容について詳細に説明する。この実施の形態2は、同期確立処理を、送光間隔より長い所定の受光間隔で間欠的に行なう形態に関する。ただし、特に説明なき構成は実施の形態1と同様であるものとし、実施の形態1と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態1で使用したものと同一の符号を付する。
付記1に記載の分離型感知器は、監視領域に対して検出光を送光する送光手段と、この送光手段にて送光された検出光を受光し、この受光した検出光の受光量に基づいて前記監視領域における所定の監視対象の有無を判定する受光手段とを、相互に分離して配置して構成された分離型感知器であって、前記送光手段と前記受光手段のいずれか一方には、これら送光手段と受光手段との相互の同期を取るための同期光を無線にて送光する同期光送光手段を設け、前記送光手段と前記受光手段のいずれか他方には、前記同期光送光手段から送光された前記同期光を受光する同期光受光手段と、この同期光受光手段にて受光された前記同期光に基づいて前記同期を確立するための所定処理を行なう同期確立処理手段を設けたこと、を特徴とする。
付記2に記載の分離型感知器は、付記1に記載の分離型感知器において、前記同期光送光手段を前記送光手段に設けると共に、前記同期光受光手段及び前記同期確立処理手段を前記受光手段に設け、前記同期光送光手段は、前記検出光を前記同期光として送光し、前記同期光受光手段は、前記検出光を前記同期光として受光し、前記同期確立処理手段は、前記同期光受光手段にて受光された前記検出光に基づいて同期を確立する所定処理を行なうこと、を特徴とする。
付記3に記載の分離型感知器は、付記2に記載の分離型感知器において、前記同期光送光手段は、前記検出光を所定の送光間隔毎に所定の送光時間だけ間欠的に送光し、前記同期確立処理手段は、前記検出光を前記送光間隔とは異なる所定の受光間隔毎に所定の受光時間だけ間欠的に受光動作を行なうと共にこの受光動作中における前記検出光の受光の有無を判定し、前記検出光を受光したと判定した場合には、当該検出光を受光したタイミングを基準として前記所定の送光間隔で到来するタイミングを、同期タイミングとして特定すること、を特徴とする。
付記4に記載の分離型感知器は、付記3に記載の分離型感知器において、前記受光間隔を前記送光間隔より短くしたこと、を特徴とする。
付記5に記載の分離型感知器は、付記3に記載の分離型感知器において、前記受光間隔を前記送光間隔より長くしたこと、を特徴とする。
付記6に記載の分離型感知器は、付記3から5のいずれか一項に記載の分離型感知器において、前記同期確立処理手段は、前記同期タイミングを特定した後、前記検出光の受光時間を、前記受光時間より短い所定の第2の受光時間に変更すること、を特徴とする。
付記7に記載の分離型感知器は、付記1から6のいずれか一項に記載の分離型感知器において、前記送光手段と前記受光手段のいずれか他方には、前記同期光の受光量に応じた前記同期光受光手段からの出力を増幅する増幅手段を設け、前記同期確立処理手段は、前記増幅手段を起動した後、当該増幅手段からの出力が安定する所定の安定時間の経過後に、前記増幅手段からの出力に基づいて前記同期光の受光の有無を判定すること、を特徴とする。
付記8に記載の分離型感知器は、付記1から7のいずれか一項に記載の分離型感知器において、前記送光手段と前記受光手段のいずれか他方には、前記同期光の受光量に応じた前記同期光受光手段からの出力を増幅する増幅手段を設け、前記同期確立処理手段は、前記増幅手段を最大増幅率に設定して前記同期光の受光の有無を判定し、前記同期を確立した後、前記増幅手段を前記最大増幅率より小さい所定の増幅率に再設定すること、を特徴とする。
付記9に記載の分離型感知器は、付記1から8のいずれか一項に記載の分離型感知器において、前記同期確立処理手段による同期確立後、前記同期光受光手段にて受光された前記同期光に基づいて、前記同期タイミングを補正するための所定処理を行なう同期補正処理手段を設けたこと、を特徴とする。
付記10に記載の分離型感知器は、付記9に記載の分離型感知器において、前記同期補正処理手段は、前記同期光受光手段にて受光された前記同期光の受光量を所定値と比較することにより、所定値以上の受光量の同期光が受光されているか否かを判定し、所定値以上の受光量の同期光が受光されていない回数が所定回数以上になった場合には、前記同期確立処理手段による同期確立処理を起動し、あるいは、補正障害が生じた旨を報知するための所定の処理を行なうこと、を特徴とする。
付記11に記載の分離型感知器は、付記9又は10に記載の分離型感知器において、前記同期補正処理手段は、前記同期光受光手段にて受光された前記同期光の受光量を所定値と比較し、所定値以上の受光量の同期光が受光された場合には、この同期光を受光したタイミングを基準として前記所定の送光間隔で到来するタイミングを、同期タイミングとして設定すること、を特徴とする。
2 電源線
3 ローカル電源
4、103、105 制御線
5、104 受信機
10、10A〜10C、101A〜101C 送光部
11 筐体
12 光源
13 記憶部
14 送光制御部
20、20A〜20C、30、102A〜102C 受光部
21 筐体
22 受光素子
23 増幅部
24 A/D変換部
25 ピークホールド部
26 記憶部
27 同期指示スイッチ
28 受光制御部
28a、31a 減光量算定部
28b、31b 煙判定部
28c、31c 同期確立部
28d、31d 同期補正部
Claims (9)
- 監視領域に無線にて検出光を送光する送光手段と、
前記送光手段にて前記監視領域に送光された検出光を無線にて受光し、当該受光した検出光の受光量に基づいて前記監視領域における煙を検出し、煙を検出した場合には当該受光手段に有線にて接続された受信機に発報信号を出力する受光手段とを備えた、
分離型煙感知器であって、
前記送光手段と前記受光手段とは、前記監視領域を挟んで相互に対向するように配置され、
前記送光手段は、ローカル電源に接続されて当該ローカル電源から電源供給を受け、若しくは、電池を内蔵し当該電池から電源供給を受け、
前記受光手段は、前記受信機から電力供給を受け、
前記送光手段は、光源と送光制御部とを備え、
前記光源は、前記検出光を無線にて送光し、
前記送光制御部は、所定の送光間隔毎に所定の送光時間だけ前記検出光を送光するように前記光源を制御し、
前記受光手段は、受光素子、同期確立処理手段、減光量算定部、及び煙判定部とを備え、
前記受光素子は、前記光源にて送光された前記検出光を無線にて受光し、当該検出光の受光量に応じた電圧又は電流を出力し、
前記同期確立処理手段は、前記受光素子にて受光された前記検出光に基づいて、前記送光手段と前記受光手段との相互の同期を確立するための所定処理を行なうものであり、
前記同期確立処理手段は、前記検出光を前記送光間隔とは異なる所定の受光間隔毎に所定の受光時間だけ間欠的に受光する受光動作を行なうと共にこの受光動作中における前記検出光の受光の有無を判定し、前記検出光を受光したと判定した場合には、当該検出光を受光したタイミングを基準として前記所定の送光間隔と同じ間隔で到来するタイミングを、同期タイミングとして特定し、
前記減光量算定部は、前記同期確立処理手段にて特定された前記同期タイミングにおいて前記受光素子から出力された電圧又は電流に基づいて、前記受光素子にて受光された前記検出光の減光量を算定し、
前記煙判定部は、前記減光量算定部にて算定された減光量と所定の閾値とに基づいて、前記監視領域における煙の有無を判定する、
分離型煙感知器。 - 前記受光間隔を前記送光間隔より短くした、
請求項1に記載の分離型煙感知器。 - 前記受光間隔を前記送光間隔より長くした、
請求項1に記載の分離型煙感知器。 - 前記同期確立処理手段は、前記同期タイミングを特定した後、前記検出光の受光時間を、前記受光時間より短い所定の第2の受光時間に変更する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の分離型煙感知器。 - 前記受光手段は、前記受光素子から出力された電圧又は電流を増幅する増幅手段を備え、
前記同期確立処理手段は、前記増幅手段を起動した後、当該増幅手段からの出力が安定する所定の安定時間の経過後に、前記増幅手段からの出力に基づいて前記検出光の受光の有無を判定する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の分離型煙感知器。 - 前記受光手段は、前記受光素子から出力された電圧又は電流を増幅する増幅手段を備え、
前記同期確立処理手段は、前記増幅手段を最大増幅率に設定して前記検出光の受光の有無を判定し、前記同期を確立した後、前記増幅手段を前記最大増幅率より小さい所定の増幅率に再設定する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の分離型煙感知器。 - 前記同期確立処理手段による同期確立後、前記受光素子にて受光された前記検出光に基づいて、前記同期タイミングを補正するための所定処理を行なう同期補正処理手段を設けた、
請求項1から6のいずれか一項に記載の分離型煙感知器。 - 前記同期補正処理手段は、前記受光素子にて受光された前記検出光の受光量を所定値と比較することにより、所定値以上の受光量の検出光が受光されているか否かを判定し、所定値以上の受光量の検出光が受光されていない回数が所定回数以上になった場合には、前記同期確立処理手段による同期確立処理を起動し、あるいは、補正障害が生じた旨を報知するための所定の処理を行なう、
請求項7に記載の分離型煙感知器。 - 前記受光手段は、指示手段と記憶手段とを備え、
前記指示手段は、前記受光手段の筐体に設けた筐体カバーを閉じた際に自動的に押圧されることで前記同期の確立動作の開始指示を受け付け、
前記記憶手段は、前記同期が確立されているか否かを特定するための同期確立フラグを記憶し、
前記同期確立処理手段は、前記筐体カバーが閉じられているために前記指示手段により前記同期の確立動作の開始指示が受け付けられており、且つ、前記記憶手段に前記同期確立フラグが記憶されていない場合に、前記同期を確立するための処理を行う、
請求項1から8のいずれか一項に記載の分離型煙感知器。
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