JP4886756B2 - ファクシミリ装置及びその通信方法、プログラム、並びにファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリ装置及びその通信方法、プログラム、並びにファクシミリシステム Download PDF

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Description

本発明は、ファクシミリ装置及びその通信方法、プログラム、並びにファクシミリシステムに関し、特に、通信回線を経由して画像情報を送受信するファクシミリ装置及びその通信方法、プログラム、並びにファクシミリシステムに関する。
近年、個人情報の保護や情報漏洩の防止という観点で、ファクシミリの誤送信を防止する必要性が高まっている。ファクシミリ装置の誤送信を防止する方法としては、例えば、ファクシミリ送信時に、FAX原稿に先立って送信されたファクシミリ送信状からファクシミリ番号及び宛先名を文字(光学)認識し、認識されたファクシミリ番号及び宛先名と、当該ファクシミリ装置に予め登録された送信先に関するアドレス情報とを比較することによって、該ファクシミリ番号及び宛先名に誤りがないかを判定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−184007号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のファクシミリ装置では、ファクシミリ送信状を作成することが前提となる。また、ファクシミリ送信状を受信したファクシミリ装置では、返信時に、FAX原稿或いはファクシミリ送信状の判断が必要になると共に、ファクシミリ送信状に対してOCR認識を行う箇所またはファクシミリ番号及び宛先名の記載箇所を予め設定する必要がある。
また、業務によっては、ファクシミリ送信状を使用せず、ファクシミリ装置を用いて取引を行うケースがある。例えば、ファクシミリ装置を用いて、相手先へ納期を問い合わせ、回答のみを簡潔に記載して返信するようなケースがある。
更に、一般的なファクシミリ装置においては、ユーザインターフェースを用いて、ファクシミリ装置そのものに自己のファクシミリ番号を登録することによって、FAX原稿の送信時に、登録されたファクシミリ番号を該原稿のヘッダー部分に印字することで、送信元を明確化している。
そのため、アドレス情報をファクシミリ送信状へ記載するための作業やファクシミリ番号をファクシミリ装置へ登録する作業、送信先が正しいか否かを判定するためのアドレス情報をファクシミリ装置へ登録する作業等が重複して発生してしまうと共に、これらの情報の整合性を保つ管理作業をユーザが行わなければならず、過大な労力を要してしまう。
また、引越し等でファクシミリ装置を移動するなどして、ファクシミリ番号が変更になったにも拘わらず、ファクシミリ装置に新規のファクシミリ番号を登録するのを忘れた場合、FAX原稿のヘッダー部分には、引越し前のファクシミリ番号が印字される。これによって、FAX原稿のヘッダー部分に印字されるファクシミリ番号とファクシミリ送信状に記載したアドレス情報とが異なり、発呼端末側へFAX原稿を返信する際に、ユーザが戸惑う可能性も高くなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ファクシミリ送信時の誤送信を防止すると共に、ユーザの作業負荷を軽減することが可能なファクシミリ装置及びその通信方法、プログラム、並びにファクシミリシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のファクシミリ装置は、原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置において、送信元側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信手段により受信した発信者番号を記憶する記憶手段と、前記記録紙から画像情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、前記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出手段によって抽出した送信元番号と前記取得手段によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示するする第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択手段と、前記第1の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定手段と、前記判定手段により判定された送信元に、前記読取手段により読み取った画像情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項12記載のファクシミリ装置の通信方法は、 原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置の通信方法において、送信元側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信工程と、前記記録紙から画像情報を読み取る読取工程と、前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信工程により受信した発信者番号を記憶する記憶工程と、前記読取工程により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶工程より取得する取得工程と、前記取得工程が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、前記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得工程によって前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出工程によって抽出した送信元番号と前記取得工程によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示する第1の表示工程と、前記第1の表示工程に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択工程と、前記第1の選択工程により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取工程により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定工程と、前記判定工程により判定された送信元に、前記読取工程により読み取った画像情報を送信する送信工程と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項15記載のファクシミリシステムは、原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置が互いに通信回線を介して接続されたファクシミリシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、送信元の他のファクシミリ装置側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信手段により受信した発信者番号を記憶する記憶手段と、前記記録紙から画像情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、前記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出手段によって抽出した送信元番号と前記取得手段によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択手段と、前記第1の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定手段と、前記判定手段により判定された送信元の他のファクシミリ装置に、前記読取手段により読み取った画像情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ファクシミリ送信時の誤送信を防止すると共に、ユーザの作業負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置の機能構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置100は、ファクシミリ装置全体を制御する制御部1、電話番号登録やファクシミリの送信等の指示操作を受け付けたり、操作中の装置の状態や通信結果/通信記録等の表示を行ったりするUI(ユーザインターフェース)部2、送信するFAX原稿(以下、単に「原稿」とする)を読み取る読取部3、通信回線(公衆回線)4に接続され、該通信回線4の接続制御等の通信制御を行う回線制御部5、LAN(ローカルエリアネットワーク)6に接続され、LAN6へのデータの送受信を制御するネットワーク制御部7、及びLAN6を介して受信した画像情報等を印刷する印刷部8を備える。
制御部1は、制御部1の主要な動作を実行するための機能ブロックとして、プログラム格納部11、発信者番号認識部12、TSI信号認識部13、ヘッダー情報DB14、ヘッダー情報DB制御部15、OCR認識部16、及び条件判定部17を備えている。これらの各機能ブロックは、後述するCPU20が、プログラム格納部11に格納された該当するプログラムを実行することにより実現される。この構成により、制御部1は、後述する、ファクシミリ受信した原稿のヘッダー部分に印字された発呼端末側のファクシミリ番号(FAX番号)やファクシミリ送信時の日時等を表すヘッダー情報(送信元情報)のヘッダー情報DB14への自動登録や、ファクシミリ送信時の誤送信防止のための条件判定等を実行する。
発信者番号認識部12は、着信時に発呼側回線から通知される発信者番号を認識する機能を持つ。なお、発信者番号の通知は、発呼端末が発信を開始し、着呼側の電話装置やファクシミリ装置に着信するまでの間に行われる。一方、後述するTSI信号に含まれる電話番号情報の通知は、着信した後、ファクシミリデータ(画像情報)の送受信が開始されるまでの間に行われる。なお、電話番号情報には、ユーザによってファクシミリ装置に自己のファクシミリ番号として登録された番号を含むものとする。
TSI信号認識部13は、着信後に行われる端末同士の通信において、発呼端末から電話番号情報(TSI)が送られてきたかどうかを判定する機能を持つ。なお、TSI信号(送信元情報)に含まれる電話番号情報(以下、「FAX番号(H)」とする)は発呼端末側で設定される情報で、受信した原稿の上端部にヘッダー情報として印字される。
ヘッダー情報DB14には、原稿のヘッダー情報として、発呼端末のFAX番号(H)と発信者番号(送信元番号)が格納される。ヘッダー情報DB制御部15では、ヘッダー情報DB14に格納された情報の追加、更新、検索、削除等を行うことができる。なお、ヘッダー情報DB14とヘッダー情報DB制御部15については、ネットワーク上のサーバにそれらを設けて、複数のファクシミリ装置に関するヘッダー情報を一括して管理するように構成されていてもよい。
OCR認識部16は、ファクシミリ送信時に送信原稿をOCR認識し、送信先のファクシミリ番号を認識する機能を持つ。条件判定部17は、ファクシミリ送信時に宛先に誤りがないか判定する機能を持つ。
図2は、図1のファクシミリ装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、CPU20は、システムバス34に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。ROM21には、各デバイスやコントローラを統括的に制御するための制御プログラムが格納されている。RAM22は、ROM21に格納されたプログラムに従ってCPU20が処理を実行する際に利用するデータを一時的に保持するワークエリアとして使用される。
ネットワークインターフェース23は、ネットワークに接続可能なネットワークアダプタ(不図示)を有し、LAN6を介して種々のデータ(画像データ、ファクシミリデータ、及び制御データを含む)を外部制御装置32に送受信するためのインターフェースである。モデム24は、通信回線を介してファクシミリデータを通信相手端末33と送受信するためのインターフェースである。なお、通信相手端末33には発呼端末が含まれる。
入力インターフェース25は、タッチパネル、テンキーなどのユーザインターフェース装置26からの入出力を制御する。ユーザは、ユーザインターフェース装置26上のテンキーを操作して送信元のファクシミリ番号(電話番号)を入力することにより、いわゆるダイヤル操作を行うことができる。プリンタ制御部27は、画像出力部28の動作(プリント動作)を制御する。スキャナ制御部29は、画像読取部30の動作(スキャン動作)を制御するものである。画像処理部31は、画像読取部30で読み取られた画像データに対して、所定の画像処理(階調補正処理や斜行補正処理など)を施す。
外部制御装置32は、ファクシミリ装置100で送受信したファクシミリデータ(画像情報)の画像データを保存し、必要に応じて検索・表示する機能を有する。なお、本実施形態では、ファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存しているが、これに限定されず、ファクシミリ装置内のRAM22等に保存してもよい。
図3は、送信したFAX原稿が利用されて送信先から返信されたFAX原稿の一例を示す図である。
同じ原稿に追記して送受信を繰り返すと、図示例のように、原稿に複数のヘッダー情報が印字される。また、上端だけではなく、下端にもヘッダー情報が印字される場合もあるが、これは送信する側が原稿を上下反転してセットしたときに起こりうる。例えば、図3は、ABC株式会社からXYZ事務機株式会社に納期問い合わせをして回答があった場合の例である。まず、ABC株式会社から納期確認のファクシミリを送信した際に、原稿の上端に「2008年9月13日 13:04 ABCカブシキカイシャ 03−1234−5677」としてヘッダー情報が印字される。
次に、XYZ事務機株式会社より「在庫あります」とコメントを書き加えて返信するが、原稿を上下反転してセットしたため、ヘッダー情報は原稿の下端に「2008年9月14日 09:21 XYZジムキ 03−1234−5555」と印字される。なお、図示してはいないが、原稿の上下端ばかりでなく、原稿が装置に読み込まれる方向に応じて、原稿の左右端に印字される場合もあり得る。
図1のファクシミリ装置100では、制御部1が、ファクシミリ受信時に受信した原稿のヘッダー情報をヘッダー情報DB14に自動的に登録する。ヘッダー情報DB14に登録されるヘッダー情報を図8(a)と図8(b)に示す。
ヘッダー情報DB14は、発呼端末(例えば、通信相手端末33)の発信者番号とFAX番号(H)とが対応して格納されたデータベース(以下、「DB」とする)である。通常、FAX番号(H)と発信者番号は1対1で対応するので、例えば、図8(a)のR1のようになる。
ところが、ファクシミリ装置の移転などでFAX番号(H)が変わったが、ファクシミリ装置に登録されているFAX番号(H)が変更されていなかった場合は、図8(a)のR2、R3のように、同じFAX番号(H)に複数の発信者番号を対応付けてヘッダー情報DB14に登録されることがある。このような場合、本実施形態では、ファクシミリ送信時に図13または図17のような宛先確認画面が表示されるが、詳細については後述する。
一方、発呼端末側で正しくFAX番号(H)を設定していても、FAX番号(H)と発信者番号が1対1で対応しない場合がある。例えば、ビルに備え付けられた交換機を経由して通信を行っている場合、交換機で設定された発信者番号が、その交換機すべての回線に適用されることから、図8(a)に示すR4とR5のように、FAX番号(H)と発信者番号とが1対1で対応しない。
R4とR5は、発呼端末側がそれぞれ正しくFAX番号(H)を設定しているにもかかわらず、発呼側回線の交換機で設定された発信者番号「0399991111」が一律に通知され、ヘッダー情報DB14に登録された例である。この状態で「0399992222」を正しくダイヤルしても、図12または図16のような確認画面が表示される(詳細については後述する)。そこで、後述するメンテナンス処理を行うことにより、例えば、図8(a)のR5を図8(b)のR6のように変更する。
しかし、再び「0399992222」からファクシミリを受信した場合、発呼側回線の交換機で設定された発信者番号「0399991111」がヘッダー情報DB14に追加登録されてしまう。本実施形態では、ヘッダー情報DB14に登録されたFAX番号(H)に対して誤った発信者番号が登録されるのを防ぐために、後述するメンテナンス処理により、図8(b)に示すように、ヘッダー情報DB14に登録されたFAX番号(H)と発信者番号の追加登録や変更を禁止するための変更禁止フラグを設定することができる。
次に、図1のファクシミリ装置100におけるファクシミリ受信処理について図9を参照して説明する。
図9は、図1のファクシミリ装置100におけるファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、ファクシミリ装置の一般的な通信処理のうち、本発明と関連のない処理についてはその説明を省略する。
まず、ファクシミリ装置100は、通信相手端末33からの着信(ステップS100)を受けた際、発信者番号認識部12にて、発信者番号の通知があるかどうかを判定する(ステップS101)。発信者番号の通知がなかったと判定した場合(非通知、表示圏外、公衆電話など)は、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS111)した後、通常のファクシミリ受信処理(ステップS112)を行う。
一方、発信者番号の通知があったと判定した場合は、通知された発信者番号をRAM22に記憶する(ステップS102)。
次に、ファクシミリ受信処理の過程でTSI信号を受信(ステップS103)すると、TSI信号認識部13によりTSI信号にFAX番号(H)が含まれているかどうかを判定する(ステップS104)。FAX番号(H)が含まれていないと判定した場合は、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS111)した後、通常のファクシミリ受信処理(ステップS112)を行う。一方、FAX番号(H)が含まれていると判定した場合は、FAX番号(H)をRAM22に記憶する(ステップS105)。
ステップS106では、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14を検索し、ヘッダー情報DB14にFAX番号(H)が登録済みであるかどうかを判定する。ヘッダー情報DB14にFAX番号(H)が登録されていないと判定した場合は、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14にFAX番号(H)と発信者番号が追加登録される(ステップS107)。その後、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS113)して、ステップS114へ移行する。
一方、ヘッダー情報DB14にFAX番号(H)が登録されていると判定した場合は、FAX番号(H)に変更禁止が設定されているかを判定する(ステップS108)。ここでは、図8(b)に示すヘッダー情報DB14を参照し、登録されているFAX番号(H)に対応する変更禁止フラグが「1」か「0」かを判定する。変更禁止フラグが「1」であれば変更禁止であり、「0」であれば変更が許可されている。変更禁止が設定されていると判定した場合は、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS113)した後、ステップS114へ移行する。
一方、変更禁止が設定されていないと判定した場合は、ヘッダー情報DB14に発信者番号が登録済みであるかどうかを判定する(ステップS109)。すでに登録済みであると判定した場合は、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS113)した後、ステップS114へ移行する。
一方、ヘッダー情報DB14に発信者番号の登録がなされていないと判定した場合は、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14に発信者番号を追加登録(ステップS110)し、受信したファクシミリデータの画像データを外部制御装置32に保存(ステップS111)した後、ステップS114へ移行する。
ステップS113の後、印刷部8は、記録紙の端部にヘッダー情報を印字して(ステップS114)、処理を終了する。
次に、ヘッダー情報DB14に登録された情報を手動でメンテナンスするための処理について図4〜図7及び図10a〜図10cを参照して説明する。
図4〜図7は、ヘッダー情報DB14に登録された情報をメンテナンスする際にUI部2に表示されるメンテナンス画面の一例を示す図である。図10a〜図10cは、ヘッダー情報DB14のメンテナンス時の処理の一例を示すフローチャートである。
図10aにおいて、まず、UI部2がユーザからの操作に応じて図4に示すメンテナンス画面400を表示する(ステップS400)。次に、メンテナンス画面400上のFAX番号(H)入力欄41にメンテナンス対象のFAX番号(H)が入力され、検索ボタン42が押下されると、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14を検索する(ステップS401)。なお、メンテナンス対象のFAX番号の入力方法については、登録済みのFAX番号(H)をリスト表示し、その中から選択させるようにしてもよい。
次に、UI部2にて、ステップS401で検索された結果(変更禁止区分、発信者番号)が表示される(ステップS402)。ヘッダー情報DB14から検索された情報の変更禁止フラグが「1」(編集禁止)に設定されている場合は、変更禁止のチェックボックス43にチェックが入っており、発信者番号一覧44に表示されているすべての発信者番号が編集できないようになる。この場合、変更禁止のチェックボックス43のチェックをはずすことにより(ステップS404)、発信者番号一覧44に表示された発信者番号を編集可能となり、変更ボタン45、削除ボタン46、追加ボタン47の各ボタンが押下可能となる(ステップS405)。
一方、ヘッダー情報DB14から検索された情報の変更禁止フラグが「0」(編集可能)に設定されている場合には、変更禁止のチェックボックス43が空欄となり、発信者番号一覧44に表示された発信者番号を編集可能となる。
図10bにおいて、メンテナンス画面400上の変更ボタン45が押下された場合(ステップS407で変更)、UI部2に図5に示す発信者番号変更画面500が表示される(ステップS408)。この発信者番号変更画面500上の番号入力欄501に、変更する番号が入力され(ステップS411)、OKボタン502が押下されると(ステップS413でOK)、入力された内容に基づいてヘッダー情報DB制御部15がヘッダー情報DB14の登録情報を変更(更新)する(ステップS416)。
一方、メンテナンス画面400上で追加ボタン47が押下された場合(ステップS407で追加)、UI部2に図6に示す発信者番号追加画面600が表示される(ステップS409)。この発信者番号追加画面600上の番号入力欄601に、追加する番号が入力され(ステップS412)、OKボタン602が押下されると(ステップS414でOK)、入力された内容がヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14に追加登録される(ステップS417)。
さらに、メンテナンス画面400上で削除ボタン46が押下された場合(ステップS407で削除)、UI部2に図7に示す発信者番号削除画面700が表示される(ステップS410)。発信者番号削除画面700上でOKボタン701が押下されると(ステップS415でOK)、メンテナンス画面400上で削除ボタン46が押下された発信者番号がヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14から削除される(ステップS418)。
図10cにおいて、UI部2に表示されるメンテナンス画面400にてOKボタン48が押下されると、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14に対するこれまでの入力内容が確定(ステップS422)され、メンテナンス画面400が閉じる。なお、変更禁止のチェックボックス43にチェックが入力された場合は、発信者番号一覧44に表示されているすべての発信者番号のレコードに対し、変更禁止フラグを「1」で更新する。
一方、UI部2に表示されるメンテナンス画面400にてキャンセルボタン49が押下されると、ヘッダー情報DB制御部15によりヘッダー情報DB14に対するこれまでの入力内容が破棄(ステップS421)され、メンテナンス画面が閉じる。
次に、図1のファクシミリ装置100におけるファクシミリ送信処理について図11a、図11b、及び図19を参照して説明する。
図11a及び図11bは、図1のファクシミリ装置100におけるファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。
図11aにおいて、ファクシミリ装置100では、ユーザがUI部2のテンキー(不図示)を押下してダイヤルするかもしくは短縮ダイヤルキーを押下することにより、送信元番号をダイヤルすると(ステップS200)、ダイヤルした電話番号をRAM22に記憶する(ステップS201)。続いて、読取部3により原稿を読み取り(ステップS202)、読み取った原稿の画像データに対してOCR認識部16がOCR認識処理(ステップS203)を行う。このOCR認識処理の詳細については後述する。
次に、OCR認識部16は、OCR認識処理の結果から、送信原稿の上下端(または左右端)のヘッダー部分にFAX番号(H)があるかどうかを判定する(ステップS204)。FAX番号(H)がないと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(図11bのステップS214)に移行する。一方、FAX番号(H)があると判定した場合、ヘッダー情報DB制御部15により、そのFAX番号(H)をキーにしてヘッダー情報DB14から発信者番号を取得する(ステップS205)。
図11bにおいて、ステップS206では、該FAX番号(H)に対応する発信者番号がいくつあるかを判定する。1つもない、すなわちFAX番号(H)に対応する発信者番号がない場合はステップS207へ、1件のみある場合はステップS208へ、2件以上ある場合はステップS210へ移行する。
ステップS207では、FAX番号(H)がダイヤルした電話番号と一致しているかどうかを判定する。一致していると判定した場合、正しい送信元番号をダイヤルしたと判断して、そのまま通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、一致しないと判定した場合は、誤送信の恐れがあるため、図12に示す第1の宛先確認画面を表示(ステップS209)してユーザに警告を行い、ステップS211へ移行する。
ステップ208では、発信者番号がダイヤルした電話番号と一致しているかどうかを判定する。一致していると判定した場合、正しい送信元番号をダイヤルしたと判断して、そのままファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一致しないと判定した場合は、誤送信の恐れがあるため、図12に示す第1の宛先確認画面を表示(ステップS209)してユーザに警告を行い、ステップS211へ移行する。
ステップS211では、図12に示す第1の宛先確認画面上でどのボタンが押下されたかを判定する。送信ボタン1201が押下されたと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、送信先変更ボタン1202が押下されたと判定した場合は、例えば、図示のように、送信先をダイヤルした電話番号から、OCR認識処理により得られたFAX番号(H)に変更する(ステップS213)。また、第1の宛先確認画面上の「←この番号に送信されます」の表示が移動し、送信先としてどの番号が選択されているかを明示する。一方、中止ボタン1203が押下されたと判定した場合は、処理を中断して原稿を送信しない。
ステップS210では、図13に示す第2の宛先確認画面にてFAX番号(H)に対応するすべての発信者番号(送信元番号)を一覧表示し、ユーザに確認を促す。ここでは、ダイヤルした電話番号と一致している発信者番号が反転表示(図示の斜線部)される。また、一覧表示された複数の発信者番号の中から任意の番号を選択することで反転表示を変更することができる。
ステップS212では、第2の宛先確認画面上のどのボタンが押下されたかを判定する。送信ボタン1301が押下されたと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、送信先変更ボタン1302が押下されたと判定した場合は、送信先をダイヤルした電話番号から、反転表示されている番号に変更する(ステップS216)。また、第2の宛先確認画面上の「←この番号に送信されます」の表示が移動し、送信先としてどの番号が選択されているかを明示する。一方、中止ボタン1303が押下されたと判定した場合は、処理を中断して原稿を送信しない。
ステップS214のファクシミリ送信処理が終了した後、送信原稿のイメージが外部制御装置32に保存される(ステップS215)。
図19は、図11aのステップS203におけるOCR認識処理の詳細を示すフローチャートである。
原稿のヘッダー部分にファクシミリ番号が含まれているかどうかを認識するための処理フローである。
まず、ステップS302では、OCR認識部16は、読取部3で読み取った原稿の画像データの上下端部(または左右端部)に対して文字認識(OCR)を行う。原稿の上下端部のOCRを行う理由は、同一原稿を利用したファクシミリ送受信を繰り返すうちに、ヘッダー情報が上下端両方に印字される場合があり、これに対応するためである。また、左右端部の文字認識については、原稿の送信方向が90°変更された場合を想定したものである。
次に、ステップS303では、ステップS302でOCRを行った結果、ヘッダー領域、すなわちヘッダー情報が印字されている領域を認識したかを判定する。ヘッダー領域を認識できなかった場合は、そのままリターンする。一方、ヘッダー領域を1件認識した場合は、当該ヘッダー領域からFAX番号(H)を抽出してRAM22に記憶する(ステップS305)。さらに、ヘッダー領域を2件認識した場合は、各ヘッダー領域からFAX番号(H)と日時を抽出し(ステップS304)、抽出した日時を比較して日時の新しい方のFAX番号(H)をRAM22に記憶する(ステップS306)。
以上説明したように、ファクシミリ送信時に送信原稿上のFAX番号(H)をOCR認識して、ヘッダー情報DBから取得した発信者番号と実際にダイヤルした電話番号とを比較することにより、誤送信を防止することができる。
上記第1の実施形態によれば、ファクシミリ受信した際に、通知された発信者番号とTSI信号に含まれるFAX番号(H)とを対応付けてヘッダー情報DB14に記憶する。そして、受信した原稿に印字されたヘッダー情報に基づいて当該原稿の返信を行う際に、ダイヤルした電話番号、該ヘッダー情報から抽出されたFAX番号(H)及びヘッダー情報DB14から取得した発信者番号を比較して、送信元の電話番号の正否判定を行う。これにより、受信した原稿を返送する際の誤送信を防止すると共に、ユーザの作業負荷を軽減し、信頼性の高いファクシミリ送信を行うことが可能になる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施の形態に係るファクシミリ装置100は、その構成(図1及び図2)が上記第1の実施の形態に係るファクシミリ装置100と同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
上記第1の実施形態では、ユーザがダイヤル操作を通常のファクシミリ送信と同じく手動で行っているが、本第2の実施形態では、OCR認識を利用することによりユーザのダイヤル操作によらずに自動的にファクシミリ送信を行う。
図14a及び図14bは、本発明の第2の実施形態に係るファクシミリ装置100のファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。なお、図11a及び図11bに示したフローチャートと処理内容が同じステップについては、同じステップ番号を記載して、その説明を省略する。
図14aにおいて、ファクシミリ装置100では、まず、読取部3にて原稿の読み取りを開始する(ステップS500)。次に、読み取った原稿の画像データに対してOCR認識部16がOCR認識処理(ステップS203、図19参照)を行う。
次に、OCR認識部16が送信原稿の上下端(または左右端)のヘッダー部分にFAX番号(H)があるかどうかを判定する(ステップS501)。FAX番号(H)がないと判定した場合は、図18に示す第6の宛先確認画面を表示(ステップS508)し、FAX番号(H)がないことをユーザに警告して、ファクシミリ送信処理を中止する。
一方、FAX番号(H)があると判定した場合は、ヘッダー情報DB制御部15により、そのFAX番号(H)をキーにしてヘッダー情報DB14から発信者番号を取得する(ステップS502)。
図14bにおいて、ステップS503では、該FAX番号(H)に対応する発信者番号がいくつあるかを判定する。1つもない、すなわちFAX番号(H)に対応する発信者番号がない場合はステップS505へ、1件のみある場合はステップS504へ、2件以上ある場合はステップS507へ移行する。
ステップS504では、FAX番号(H)と発信者番号とが一致しているかどうかを判定する。一致していると判定した場合、正しい送信元番号をダイヤルしたと判断して、そのまま通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、一致しないと判定した場合は、誤送信の恐れがあるため、図16に示す第4の宛先確認画面を表示(ステップS506)してユーザに警告を行い、ステップS509へ移行する。
ステップS505では、図15に示す第3の宛先確認画面を表示し、OCR認識処理をして得られたFAX番号(H)が正しいかどうかの確認を促す。つづいて、第3の宛先確認画面上でどのボタンが押下されたかを判定する(ステップS511)。送信ボタン1501が押下されたと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、中止ボタン1502が押下されたと判定した場合は、処理を中断して原稿を送信しない。
ステップS509では、図16に示す第4の宛先確認画面上でどのボタンが押下されたかを判定する。送信ボタン1601が押下されたと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、送信先変更ボタン1602が押下されたと判定した場合は、例えば、図示のように、送信先を、ヘッダー情報DB14から取得した発信者電話から、OCR認識処理で得られたFAX番号(H)に変更する(ステップS513)。また、第4の宛先確認画面上の「←この番号に送信されます」の表示が移動し、送信先としてどの番号が選択されているかを明示する。一方、中止ボタン1603が押下されたと判定した場合は、処理を中断して原稿を送信しない。
ステップS507では、図17に示す第5の宛先確認画面にてFAX番号(H)に対応するすべての発信者番号(送信元番号)を一覧表示し、ユーザに確認を促す。ここでは、OCR認識処理で得られたFAX番号(H)と一致している発信者番号が反転表示(図示の斜線部)される。また、一覧表示された複数の発信者番号の中から任意の番号を選択することで反転表示を変更することができる。
ステップS510では、第5の宛先確認画面上のどのボタンが押下されたかを判定する。送信ボタン1701が押下されたと判定した場合は、通常のファクシミリ送信処理(ステップS214)を行う。一方、送信先変更ボタン1702が押下されたと判定した場合は、送信先をヘッダー情報DB14から取得した発信電話番号から、OCR認識処理で得られたFAX番号(H)に変更する(ステップS514)。また、第5の宛先確認画面上の「←この番号に送信されます」の表示が移動し、送信先としてどの番号が選択されているか明示する。一方、中止ボタン1703が押下されたと判定した場合は、処理を中断して原稿を送信しない。
ステップS214のファクシミリ送信処理が終了した後、送信原稿のイメージを外部制御装置32に保存される(ステップS215)。
上記第2の実施形態によれば、ファクシミリ受信した際に、通知された発信者番号とTSI信号に含まれるFAX番号(H)とを対応付けてヘッダー情報DB14に記憶する。そして、受信した原稿に印字されたヘッダー情報に基づいて当該原稿の返信を行う際に、該ヘッダー情報から抽出されたFAX番号(H)及びヘッダー情報DB14から取得した発信者番号を比較して、送信元の電話番号の正否判定を行う。これにより、受信した原稿を返送する際の誤送信を防止すると共に、ユーザの作業負荷を軽減し、信頼性の高いファクシミリ送信を行うことが可能になる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置の機能構成を示すブロック図である。 図1のファクシミリ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 送信したFAX原稿が利用されて送信先から返信されたFAX原稿の一例を示す図である。 ヘッダー情報DBに登録された情報のメンテナンス時にUI部に表示されるメンテナンス画面の一例を示す図である。 メンテナンス時にUI部に表示される発信者番号変更画面の一例を示す図である。 メンテナンス時にUI部に表示される発信者番号追加画面の一例を示す図である。 メンテナンス時にUI部に表示される発信者番号削除画面の一例を示す図である。 ヘッダー情報DBに登録される情報の一例を示す図であり、(a)はFAX番号(H)と発信者番号とを対応させたもの、(b)は(a)に対して変更禁止フラグを対応させたものを示す。 図1のファクシミリ装置におけるファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。 ヘッダー情報DBのメンテナンス時の処理の一例を示すフローチャートである。 ヘッダー情報DBのメンテナンス時の処理の一例を示すフローチャートである。 ヘッダー情報DBのメンテナンス時の処理の一例を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置におけるファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 図1のファクシミリ装置におけるファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第1の宛先確認画面の一例を示す図である。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第2の宛先確認画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るファクシミリ装置のファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第3の宛先確認画面の一例を示す図である。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第4の宛先確認画面の一例を示す図である。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第5の宛先確認画面の一例を示す図である。 ファクシミリ送信処理時にUI部に表示される第6の宛先確認画面の一例を示す図である。 図11aのステップS203におけるOCR認識処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
2 UI部
3 読取部
10 CPU
12 発信者番号認識部
13 TSI信号認識部
14 ヘッダー部情報DB
15 ヘッダー情報DB制御部
16 OCR認識部
33 通信相手端末
100 ファクシミリ装置

Claims (15)

  1. 原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置において、
    送信元側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、
    前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信手段により受信した発信者番号を記憶する記憶手段と、
    前記記録紙から画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、前記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出手段によって抽出した送信元番号と前記取得手段によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示するする第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された送信元に、前記読取手段により読み取った画像情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記画像情報の送信元の電話番号を入力するための入力手段を更に備え、
    前記第1の選択手段は、前記第1の表示手段に表示された電話番号または複数の発信者番号のいずれか1つを選択し、
    前記判定手段は、前記第1の選択手段により選択された電話番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記判定手段は、前記入力された電話番号と前記取得された発信者番号とが同一か否かを判定し、同一であったときに、当該入力された電話番号が正しい送信元の電話番号と判断することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記判定手段は、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号を取得できたときに、前記同一か否かを判定することを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 前記判定手段は、前記入力された電話番号と前記抽出された送信元番号とが同一か否かを判定し、同一であったときに、当該入力された電話番号が正しい送信元の電話番号と判断することを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  6. 前記判定手段は、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号を取得できなかったときに、前記同一か否かを判定することを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 前記入力された電話番号と前記抽出された送信元番号または前記入力された電話番号と前記取得された発信者番号の少なくとも一方が同一でない場合は、当該入力された電話番号を送信元の電話番号とするかまたは送信先を変更するかを選択させるための第2の表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の記載のファクシミリ装置。
  8. 前記判定手段は、前記抽出された送信元番号と前記取得された発信者番号とが同一か否かを判定し、同一であったときに、当該抽出された電話番号が正しい送信元の電話番号と判断することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  9. 前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、前記抽出された送信元番号と前記複数の発信者番号を表示する第3の表示手段と、
    前記第3の表示手段に表示された送信元番号または複数の発信者番号のいずれか1つを選択するための第2の選択手段とを更に備え、
    前記判定手段は、前記第2の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を正しい送信元の電話番号と判断することを特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 前記記憶手段は、前記記憶手段に記憶された送信元番号と発信者番号の追加登録及び変更を禁止する変更禁止フラグを設定することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
  11. 前記原稿には前記原稿の画像情報が送信された日時情報が記録されており、前記抽出手段は、前記画像情報から複数の送信元番号を抽出した場合、該送信元番号に対応する日時情報をそれぞれ抽出して比較を行い、日時の新しい方を送信元番号とすることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
  12. 原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置の通信方法において、
    送信元側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信工程と、
    前記記録紙から画像情報を読み取る読取工程と、
    前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信工程により受信した発信者番号を記憶する記憶工程と、
    前記読取工程により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶工程より取得する取得工程と、
    前記取得工程が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得工程によって前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出工程によって抽出した送信元番号と前記取得工程によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示する第1の表示工程と、
    前記第1の表示工程に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択工程と、
    前記第1の選択工程により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取工程により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定工程と、
    前記判定工程により判定された送信元に、前記読取工程により読み取った画像情報を送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  13. 原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置において実行されるプログラムであって、
    送信元側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、
    前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信手段により受信した発信者番号を記憶する記憶手段と、
    前記記録紙から画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出手段によって抽出した送信元番号と前記取得手段によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された送信元に、前記読取手段により読み取った画像情報を送信する送信手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  15. 原稿の画像情報を読み取って送信すると共に、予め登録された自己のファクシミリ番号を送信し、送信された原稿の画像情報及び送信元のファクシミリ番号を表す送信元番号を受信して記録紙に記録するファクシミリ装置が互いに通信回線を介して接続されたファクシミリシステムにおいて、
    前記ファクシミリ装置は、
    送信元の他のファクシミリ装置側の回線から送信される発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、
    前記送信元番号を受信した場合、前記受信した送信元番号に対応させて前記発信者番号受信手段により受信した発信者番号を記憶する記憶手段と、
    前記記録紙から画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った画像情報から送信元番号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された送信元番号に対応する発信者番号を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記送信元番号に対応する複数の発信者番号を取得した場合、記複数の発信者番号を表示し、一方、前記取得手段が前記送信元番号に対応する発信者番号が1つ取得され、かつ前記抽出手段によって抽出した送信元番号と前記取得手段によって取得した発信者番号とが異なる場合、前記送信元番号及び前記発信者番号を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段に表示された複数の発信者番号のいずれか1つ、または、前記送信元番号及び前記発信者番号のいずれか1つを選択するための第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段により選択された送信元番号または発信者番号を前記読取手段により読み取った画像情報を送信する正しい送信元の電話番号と判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された送信元の他のファクシミリ装置に、前記読取手段により読み取った画像情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリシステム。
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