JP2013121114A - Fax送信装置、システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

Fax送信装置、システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多様な帳票を用いたファクシミリ送信を行うにあたっても、ユーザの宛先設定にかかる手間を軽減することが可能なFAX送信装置、システム、制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】宛先設定画面300の表示領域301に表示された書類等に対して、領域として送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」を指定し、「鈴木●●」に対してOCRを施すことによって得られたOCR結果情報をOCR結果表示領域302へ表示し、そして、OCR結果情報である「鈴木●●」に関係するFAX番号の候補を宛先候補表示領域303に表示し、ユーザは、宛先候補表示領域303に表示された宛先候補となるFAX番号「000−000−0105」を指定した状態で選択ボタン305を押下すると、宛先指定表示領域304に選択したFAX番号「000−000−0105」が表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ送信対象とする文書等に対して、送信先の宛先設定を行う方法に関するものである。
従来、ファクシミリ送信を行う際には、ファクシミリ機能を備えた機器を用いて、送信対象となる文書等をスキャンしてから、送信先のFAX番号をダイヤルして送信を行っている。
しかしながら、ファクシミリ送信対象となる文書等の数が多くなるにつれて管理が複雑になると共に、文書等の紛失等の問題が発生する機会が増えてきている。
このような問題を鑑みて、スキャナ機能を備えた機器を用いて、ファクシミリ送信対象となる文書等を電子化し、パーソナルコンピュータへ電子化された文書等を保管しておく態様がとられるようになった。
上記のような態様を取る場合、電子化された文書等をファクシミリ送信する際に、送信先の宛先を何らかの方法で設定する必要である。
設定方法として良く取られる方法としては、パーソナルコンピュータのディスプレイにスキャナ機能を備えた機器で文書等をスキャンして得られた文書イメージを表示しておき、ファクシミリ送信を行うユーザが文書イメージを見ながら、パーソナルコンピュータのキーボードを用いて、送信先の宛先を入力する方法がある。
しかしながら、ユーザは、文書イメージを見て、送信先の宛先を特定し、その後、キーボードを用いて特定した宛先を入力するため、非常に手間がかかると共に、多数の文書等をファクシミリ送信する際には、この手間が非常に顕著となる。
また、ユーザは、入力作業を行うに当たり、誤った宛先を入力することも懸念され、誤送信に繋がり、機密情報等が外部へ漏れるという事故が発生し得る。
そこで、これらの問題を解決するために、電子化された文書等に対して、FAX番号が記載されていると思われる領域にOCRを施すことで宛先を特定し、特定した宛先に対して電子化された文書等をファクシミリ送信するシステムが提案されている。
このようなシステムにおいては、OCRの認識に誤りが生じ、誤送信が行われることも想定されるため、OCRの認識の誤りを抑止する方法が検討されている。
例えば、文書に記載された宛名を抽出するために宛名が記載された宛名領域を選定する方法が上げられ、この方法の1例としては、文書の原画像から枠やアンダーラインを検出し、検出した枠の中で最も下に位置する文字列の領域やアンダーライン上の文字列の領域を抽出し、最右端の文字列が、「殿」や「様」であるか否かを、文字認識、文字間隔、文字の大きさ等を考慮することで、宛名領域を選定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−17936号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、電子化された文書等に対して、宛名が記載された箇所を自動で特定することが可能であるが、電子化された文書等をファクシミリ送信することについては、記載や示唆はされていない。
また、宛名を特定したとしても、宛名自体はFAX番号とは異なるため、宛名をそのまま用いてファクシミリ送信を行うことは、不可能である。確かに、宛名からFAX番号を対応づけてテーブル等へ記憶しておき、送信時に、宛名から送信先のFAX番号を特定することも想定し得るが、この場合、送信対象とする書類等は、枠やアンダーラインを有するフォーマットでなければ、宛名やFAX番号を特定し難いという問題が生じる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明では、多様な帳票を用いたファクシミリ送信を行うにあたっても、ユーザの宛先設定にかかる手間を軽減することが可能なFAX送信装置、システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための第1の発明は、書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムであって、送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定手段と、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段と、宛先候補指定手段によって指定された領域内のOCR結果を有する前記記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示手段と、前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定手段と、を備えたことを特徴とするFAX送信システムである。
上記の目的を達成するための第2の発明は、クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置であって、送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付手段と、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段と、宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する前記記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示手段と、前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付手段と、を備えたことを特徴とするFAX送信装置である。
上記の目的を達成するための第3の発明は、書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムの制御方法であって、送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示ステップと、前記第1の表示ステップによって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定ステップと、宛先候補指定ステップによって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得ステップと、前記取得ステップによって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示ステップと、前記第2の表示ステップによって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定ステップと、を実行することを特徴とするFAX送信システムの制御方法である。
上記の目的を達成するための第4の発明は、書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムにおいて実行されるプログラムであって、送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定手段と、宛先候補指定手段によって指定された領域内のOCR結果を有するファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示手段と、前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定手段と、を機能させることを特徴とするプログラム。
上記の目的を達成するための第5の発明は、クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置の制御方法であって、送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示ステップと、前記第1の表示ステップによって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付ステップと、宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得ステップと、前記取得ステップによって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示ステップと、前記第2の表示ステップによって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付ステップと、を実行することを特徴とするFAX送信装置の制御方法である。
上記の目的を達成するための第6の発明は、クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置で実行されるプログラムあって、送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付手段と、宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示手段と、前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付手段と、を機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、ユーザが、ファクシミリ対象となる書類等に対して、ユーザインタフェースを用いて指定した領域において、当該領域に記載された情報に関係するFAX番号を表示選択することができるので、ユーザの宛先設定にかかる手間を軽減することが可能となる、という効果を奏する。
本発明の実施形態に係るFAXシステムの概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末、DBサーバ、FAXサーバのハードウェア構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて宛先候補から宛先指定したことを示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて宛先候補の絞り込みを行っていることを示す構成図である。 本発明の実施形態に係るFAXシステムにおいて実行される宛先設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るFAXシステムにおいて実行される宛先設定処理で用いられるテーブルの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて宛先候補の絞り込みを行っていることを示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて宛先候補の絞り込みを行う際に、過去に指定した領域を選択することが可能であることを示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて宛先候補の絞り込みを行う際に、過去に指定した領域を表示することが可能であることを示す構成図である。 本発明の実施形態に於いて宛先設定画面を用いて、既に指定した宛先から指定した領域及び宛先候補を特定することが可能であることを示す構成図である。 本発明の変形例に係るFAXシステムにおいて実行される宛先設定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るFAX送信システムの構成の一例を示す図である。尚、図1に示す各種端末の構成は一例であり、目的や用途に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
FAX送信システム100は、ユーザがファクシミリ送信対象となる書類等を参照しながら送信先の宛先を設定するためのクライアント端末101、ファクシミリ送信対象となる書類等やFAX送信システム100で実行されるプログラムで利用するデータを記憶したデータベースを備えたDBサーバ102、送信先の宛先を設定するためのプログラムやファクシミリ送信指示を出力するためのプログラム等を実行するFAXサーバ103、ファクシミリ機能を備えたFAX機104、及びプリント出力やファクシミリ機能を備えた複合機105の各々が、ネットワーク106を介して接続された構成をとっている。
図2には、クライアント端末101のハードウェアの概略構成を示す構成図が示されている。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各クライアント装置の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、入力部209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。また、CPU201は、表示部210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための書類等の送付先に関する宛先設定認処理を実行するためのプログラム等は、外部メモリ211に記憶されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行される。
本発明に係わる書類等の送付先に関する宛先設定処理が用いる定義情報及び各種情報テーブルについても、外部メモリ211に記憶されている。これらについての詳細な説明は、後述する。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
また、212はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ部213とシステムバスを介して他機能と接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ部213は、原稿となる紙上の書類等を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。書類等は原稿台にセットし、ユーザが入力部209から読み取り起動指示することにより、CPU201がスキャナ部213に指示を与え、書類等の読み取り動作を行う。
尚、DBサーバ、及びFAXサーバについても、同様なハードウェア構成を備えているので、説明は省略する。
図3は、本発明の実施形態に於いて、電子化された書類等を表示し、ファクシミリ送信の送信先のFAX番号を設定するための宛先設定画面の構成を示す図である。
宛先設定画面300は、電子化された書類等を表示するための表示領域301、マウス等の入力部209を用いて、表示領域301に表示された書類等に対して領域を指定し、当該指定した領域のOCRの結果を示すOCR結果情報を表示するOCR結果表示領域302を備えている。
尚、領域の指定の方法としては、マウスの左ボタンを押下した状態で、領域をマウスカーソルで指定する方法が上げられる。
また、宛先設定画面300は、OCR結果表示領域302に表示されたOCR結果情報に関係するFAX番号の候補を表示するための宛先候補表示領域303、宛先候補のFAX番号から送信すべく送信先を指定し、当該確定したFAX番号を表示する宛先指定表示領域304を備えている。
ユーザは、宛先候補表示領域303に表示された宛先候補となるFAX番号を選択した状態で選択ボタン305を押下することで、宛先候補のFAX番号を指定したFAX番号と見做し、選択したFAX番号が宛先指定表示領域304に表示される。
また、一度、指定したFAX番号を解除する場合は、宛先指定表示領域304に表示された宛先となるFAX番号を選択した状態で解除ボタン306を押下することで、指定したFAX番号を宛先候補のFAX番号と見做し、選択したFAX番号が宛先候補表示領域303に表示される。
更に、宛先設定画面300は、宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号を確定したものとして見做す場合に押下するための宛先確定ボタン307、及び表示領域301に表示された書類等を残しつつ、宛先設定画面300に表示及び設定した情報をクリアするためのキャンセルボタン308を備えている。
宛先設定画面300を用いた宛先の設定方法の流れを示すと、例えば、図3に示すように、表示領域301に表示された書類等に対して、領域として送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」がマウス操作等によって指定されたことを示しており、「鈴木●●」に対してOCRを施すことによって得られたOCR結果情報をOCR結果表示領域302へ表示する。
表示が完了、あるいは表示と同じタイミングで、OCR結果情報である「鈴木●●」に関係するFAX番号の候補を宛先候補表示領域303に表示する。
そして、ユーザは、図4に示す通り、宛先候補表示領域303に表示された宛先候補となるFAX番号「000−000−0105」を選択した状態で選択ボタン305を押下すると、宛先指定表示領域304に選択したFAX番号「000−000−0105」が表示される。
これとは逆に、ユーザが、宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号「000−000−0105」が選択された状態で解除ボタン306を押下すると、選択したFAX番号「000−000−0105」が宛先指定表示領域304から削除される。
ユーザは、このような作業を行った後、宛先指定表示領域304に表示された指定したFAX番号を確定する場合、宛先確定ボタン307を押下する。
また、このような流れで宛先を設定するにあたり、宛先候補表示領域303に表示された宛先候補が多数存在する場合は、ユーザは、この宛先候補から選定するために、多大な手間がかかる、という問題が生じる。
このため、再度、宛先候補から絞り込みを行うため、図5に示すように、マウス等の入力部209を用いて、既に指定した領域を残したまま、新たな領域を指定する。
つまり、既に指定した領域として送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」が指定された状態で、別の指定領域として送付先記入欄の会社名に該当する「AAAAA社」をマウス操作によって指定する。
すると、「AAAAA社」に対してOCRを施すことによって得られたOCR結果情報をOCR結果表示領域302へ「鈴木●●」と共に表示する。
表示が完了、あるいは表示と同じタイミングで、OCR結果情報である「鈴木●●」及び「AAAAA社」に関係するFAX番号の候補を宛先候補表示領域303に表示する。
これによって、多数表示された宛先候補を絞り込むことが可能となり、ユーザは、絞り込まれた宛先候補から宛先を指定するため、宛先設定にかかる手間を抑止することが可能となる。
尚、既に指定した領域を、指定解除するためには、キャンセルボタン308を押下するか、あるいは、既に指定した領域に対してマウスカーソルをあてて、マウスの右クリックの操作を行うことで解除することが可能である。
マウスの右クリックによって解除を行うと、OCR結果表示領域302から解除された領域に対応するOCR結果情報を削除して、削除後のOCR結果情報に関係するFAX番号を表示する。
次に、本発明の実施形態に係るFAX送信システムにおける宛先設定処理に関して、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS100では、クライアント端末101において、宛先設定画面300を起動し、表示部210に表示する。起動後、ユーザは、宛先設定画面300から宛先の設定対象とする、つまりファクシミリ送信対象とする電子化された書類等(書類データ)を不図示の書類指定機能を用いてDBサーバ102から取得する。書類指定機能については、書類データの一覧をリスト表示するための画面から選択する態様や書類データを一意に識別するためのIDを指定して検索表示する態様等が上げられる。
DBサーバ102から取得した書類データは、宛先設定画面300の表示領域301に表示され、ユーザは、表示された書類データに対して、宛先の設定を行うこととなる。
ステップS101では、クライアント端末101において、書類データに対してのマウス操作を検知したか否かを判定、つまり、書類データに対して、マウスの左ボタンを押下した状態でマウスカーソルによって領域が指定され、左ボタンの押下が解除されたことを検知したか否かを判定し、検知したと判定した場合は、ステップS102へ処理を進め、検知したと判定しなかった場合は、ステップS108へ処理を進める。
ステップS102では、クライアント端末101において、ステップS101で検知したマウス操作から特定される領域を特定し、ステップS103では、クライアント端末101において、ステップS102において特定した領域に対してOCRを施す。
ステップS104では、クライアント端末101において、ステップS103におけるOCRを施した結果を示すOCR結果情報を取得して、ステップS105では、クライアント端末101において、ステップS104にて取得したOCR結果情報を宛先設定画面300のOCR結果表示領域302に表示する。
ステップS106では、クライアント端末101においてOCR結果表示領域302に表示されたOCR結果情報を取得して、FAXサーバ103へOCR結果情報を送信し、FAXサーバ103では、受信したOCR結果情報を用いて、DBサーバ102に記憶した宛先候補となり得るFAX番号を取得する。
本ステップでは、DBサーバ102に備えた図7に示す宛先情報テーブルから、OCR結果情報に関係する宛先候補を取得する。
宛先情報テーブルは、取引先等の会社を一意に識別するための会社コード、会社名、当該会社の窓口等を担当される社員名称を示すご担当者名、当該会社の電話番号、当該会社のFAX番号、及びファクシミリ送信元となる会社の担当者を示す弊社担当等の宛先情報を含んで構成されている。
DBサーバ102は、この宛先情報テーブルを用いて、OCR結果情報に含まれる各情報と一致する全ての宛先情報を取得し、当該宛先情報のレコードからFAX番号を抽出し、FAXサーバ103を介して、クライアント端末101に抽出したFAX番号を送信する。
ステップS107では、クライアント端末101において、ステップS106にて送信されたFAX番号を受信し、受信したFAX番号を宛先設定画面300の宛先候補表示領域303へ宛先候補として表示する。
ステップS108では、クライアント端末101において、宛先設定画面300のOCR結果表示領域302に表示されたOCR結果情報が修正されたか否かを判定し、修正されたと判定した場合は、ステップS106へ処理を進め、修正されたと判定しない場合は、ステップS109へ処理を進める。
ステップS109では、クライアント端末101において、宛先設定画面300の宛先候補表示領域303に表示された宛先候補のFAX番号が選択された状態で選択ボタン305が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS110へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS113へ処理を進める。
ステップS110では、クライアント端末101において、ステップS109にて選択された宛先候補としてのFAX番号を取得し、ステップS111では、クライアント端末101において、ステップS110にて取得したFAX番号を宛先指定表示領域304へ表示する。
ステップS112では、クライアント端末101において、宛先設定画面300の宛先候補表示領域303に表示された宛先候補から、次の宛先候補のFAX番号が選択された状態で選択ボタン305が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS110へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS113へ処理を進める。
ステップS113では、クライアント端末101において、宛先確定ボタン307が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS114へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS101へ処理を進める。
ステップS114では、クライアント端末101において、宛先設定画面300の宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号を確定したFAX番号として取得する。
以降、本ステップで取得した確定したFAX番号を用いて、宛先設定画面300の表示領域301に表示された書類データを送信するために、FAXサーバ103を介して、複合機105へ送信指示を出力する。
尚、ユーザは、ステップS101において、図5に示すように宛先設定画面300の表示領域301に表示された書類データに対して、マウス操作によって領域(送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」)を指定した後、各ステップの処理を実行後、ステップS101では、クライアント端末101において、更に、この領域が指定された状態で、宛先設定画面300の表示領域301において新たな領域が指定された(送付先記入欄の会社名に該当する「AAAAA社」)場合、ステップS102に処理を進め、既に指定された領域のOCR結果情報と新たに指定された領域のOCR結果情報とを用いて、宛先候補を検索表示する態様を取ることも可能である。
この態様の場合、ステップS106では、OCR結果情報には複数のデータが含まれることになるが、この複数のデータを含む宛先情報を宛先情報テーブルから取得することとなる。
また、ユーザ自身が送付先の会社担当窓口となっている場合等は、ユーザ自身が利用しても問題が生じないようなFAX番号を取得するために、ステップS101において新たな領域を指定する際に、図8に示すように、送付元記入欄の弊社担当の領域(送付元記入欄の弊社担当に該当する「田中●●」)を指定することで、ユーザ自身が利用しても問題ないようなFAX番号を取得することが可能である。
尚、ステップS101において、指定された領域が存在しない状態で、送付元記入欄の弊社担当の領域(送付元記入欄の弊社担当に該当する「田中●●」)を指定することで、ユーザ自身が利用しても問題ないようなFAX番号を取得することも可能である。
[変形例]
次に、本発明の変形例を説明するが、基本的にシステムの構成に関しては、本実施形態とほぼ同一な構成及び処理であるため、説明を省略し、同一な構成及び処理に関しては、同一の符号を用いて、以降、説明する。
宛先設定画面300の表示領域301に表示された書類データに対して、マウス操作によって領域を指定し、多数のOCR結果情報がOCR結果表示領域302に表示された場合、既に指定した領域を残したまま、更に、新たな領域を指定して宛先候補を絞り込む態様を述べたが、より効率性を求めるため、過去に指定した領域を利用することも可能である。
この場合、図12の宛先設定処理を示すフローチャートにおいて、ステップS311では、クライアント端末101において、宛先確定ボタン307が押下された後に、指定されている領域と宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号とを対応づけて、DBサーバ102に備えられた図7に示す検索履歴テーブルへ記憶する。本ステップでは、表示領域301に表示された書類データの書類の種類を一意に識別する書類IDを特定するため、書類データと予め定義した書類ID毎の書類フォームとマッチングを行い、当該書類IDを特定しても良いし、書類データに対して当該書類IDを付与しておき、付与された書類IDを読み取っても良いが、何れにせよ、書類データの書類の種類を一意に識別する方法であればどのような態様でも良い。
検索履歴テーブルは、書類等の種類を一意に識別するための書類ID、表示領域301において指定された領域を示す指定領域1、指定領域1に表示されている実データを示す指定領域1実データ、複数の領域が表示領域301に対して指定された場合、指定された数だけ、指定領域2及び指定領域2実データ、指定領域3及び指定領域3実データ、指定領域4及び指定領域4実データ、・・・・として、指定された領域と、当該領域に表示された実データを記憶する。
また、検索履歴テーブルは、指定領域及び指定領域に表示された実データに対応させて、宛先設定画面300の宛先候補表示領域303、宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号、及び検索履歴テーブルに記憶された情報が確定されたものであるか否かを示す確定フラグ等を含む検索履歴情報を備えている。
確定フラグに関しては、宛先確定ボタン307が押下された時に、検索履歴情報を検索履歴テーブルに記憶した時に、確定フラグが立ち(○が記憶される)、宛先確定ボタン307が押下される前であれば、ステップS309において、OCR結果情報に関係するFAX番号を取得したタイミングで、確定フラグを立てずに、検索履歴テーブルに検索履歴情報を記憶する、または、ステップS310において、宛先候補から宛先として選択したタイミングで、確定フラグを立てずに、検索履歴テーブルに検索履歴情報を記憶する。
つまり、確定フラグは、検索履歴情報が確定したものか、あるいは、更新中のものであるのかを識別するための識別情報である。
ユーザは、ステップS101において、図9に示すように宛先設定画面300の表示領域301に表示された書類データに対して、マウス操作によって領域(送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」)を指定した後、ステップS301では、クライアント端末101において、領域を指定した状態(例えば、マウスカーソルを当該領域にあてた状態)で、マウスが右クリックされたか否かを判定し、右クリックがなされたと判定した場合は、ステップS302へ処理を進め、右クリックがなされたと判定しない場合は、ステップS306へ処理を進める。
ステップS302では、クライアント端末101において、履歴表示を行うか否かを選択表示させる選択領域309が表示され、ステップS303では、クライアント端末101において、選択領域309が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合は、ステップS304へ処理を進め、選択されたと判定しない場合は、ステップS108へ処理を進める。
ステップS304では、クライアント端末101において、ユーザによって、選択領域309がマウスで選択されたことを検知すると、ステップS301にて指定された領域に関する情報、及び当該領域に表示された実データをOCRすることによって取得して、FAXサーバ103を介して、DBサーバ102へ送信する。
DBサーバ102は、送信された領域に関する情報と実データとの組合せに該当する検索履歴テーブルの指定領域及び指定領域に表示された実データを含み、確定フラグが立っている検索履歴情報を取得して、FAXサーバ103を介してクライアント端末101へ取得した検索履歴情報を送信する。尚、本ステップでは、前述の方法で書類データの書類IDを特定し、当該書類IDを含む情報を用いて、DBサーバ102から検索履歴情報を取得しても良い。
そして、ステップS305では、クライアント端末101において、図10に示すように、ステップS304にて送信された検索履歴情報に含む指定領域に該当する、宛先設定画面300の表示領域301の領域に対して、領域が過去に指定されたことを示す点線の矩形等(送付先記入欄の会社名に該当する「AAAAA社」)を表示すると共に、表示領域301に対して指定された領域に対応するOCR結果情報(検索履歴情報の指定領域実データを含めて)をOCR結果表示領域302へ表示し、検索履歴情報の宛先候補を宛先候補表示領域303に表示し、更に、検索履歴情報のFAX番号を宛先指定表示領域304へ表示する。
尚、検索履歴情報に関しては、複数のレコードが取得されることが想定されるが、その場合、表示領域301に対して異なる指定領域の組みあわせが存在する場合は、其々、矩形等の組合せを識別表示(あるいは、色別表示)し、ユーザは、当該矩形等の組合せに対して選択を行うと、選択された矩形等に表示された情報に応じたOCR結果表示領域302、宛先候補表示領域303、宛先指定表示領域304の表示を行う。本ステップが終了すると、ステップS108へ処理を進める。
更に、変形例において、宛先候補から宛先を指定したものの、指定した宛先に誤りが存在し、表示領域301に対してすでに他の領域をしてしまった場合、つまり表示領域301に対して指定した領域がどのような状態であったかを失念した場合、更に、表示領域301に対して、宛先を指定した時と同様な領域を表示領域301に対してしなければならない、といった手間が生じる。
従って、この場合、ステップS306では、クライアント端末101において、図11に示すように、宛先設定画面300の宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号に対してマウスカーソルをあてた状態(宛先指定表示領域304に表示されたFAX番号「000−000−0105」)で、マウスが左クリックされたか否かを判定する。
マウスが左クリックされたと判定した場合、ステップS307へ処理を進め、マウスが左クリックされたと判定しない場合、ステップS102へ処理を進める。
ステップS307では、クライアント端末101において、マウスカーソルがあてられたFAX番号を取得し、取得したFAX番号を、FAXサーバ103を介して、DBサーバ102へ送信する。
DBサーバ102は、受信したFAX番号を有し、かつ確定フラグが立っていない検索履歴テーブルの検索履歴情報を取得して、FAXサーバ103を介して、クライアント端末101へ送信する。尚、本ステップでは、前述の方法で書類データの書類IDを特定し、当該書類IDを含む情報を用いて、DBサーバ102から検索履歴情報を取得しても良い。
ステップS308では、クライアント端末101において、ステップS307にて送信された検索履歴情報に含まれる指定領域及び指定領域に表示された実データ、当該実データ、宛先候補の順に、宛先設定画面300の表示領域301(送付先記入欄のご担当様に該当する「鈴木●●」)、OCR結果情報、宛先候補表示領域303へ表示する。本ステップが終了すると、ステップS108へ処理を進める。
尚、検索履歴情報に関して、確定していない検索履歴情報、つまり確定フラグが立っていない検索履歴情報については、ユーザが宛先設定画面と閉じたタイミングで、削除することも可能であり、更に、つまり確定フラグが立っていない検索履歴情報は、DBサーバ102の検索履歴テーブルに記憶せず、クライアント端末101のRAM203等のメモリにおいて展開し、ユーザが宛先設定画面と閉じたタイミングで、メモリに展開された検索履歴情報を削除する態様も取ることが可能である。
以上、本発明に依れば、ユーザが、ファクシミリ対象となる書類等に対して、ユーザインタフェースを用いて指定した領域において、当該領域に記載された情報に関係するFAX番号を表示選択することができるので、ユーザの宛先設定にかかる手間を軽減することが可能となる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 FAX送信システム
101 クライアント端末
102 DBサーバ
103 FAXサーバ
104 FAX機
105 複合機
106 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力部
210 表示部
211 外部メモリ
212 スキャナI/Fコントローラ
213 スキャナ部

Claims (9)

  1. 書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムであって、
    送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定手段と、
    ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    宛先候補指定手段によって指定された領域内のOCR結果を有する前記記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定手段と、
    を備えたことを特徴とするFAX送信システム。
  2. 前記取得手段は、前記領域が前記宛先候補指定手段によって指定された状態で、更に、前記宛先候補指定手段によって新たな領域が指定された場合、既に指定された領域及び前記新たな領域内のOCR結果を有する前記記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得することを特徴とする請求項1に記載のFAXシステム。
  3. 前記宛先候補指定手段によって指定された領域と共に過去に指定された領域を表示する第3の表示手段を備えたことを特徴とする1または2に記載のFAXシステム。
  4. 前記宛先指定手段によって指定したファクシミリ番号を指定するための前記宛先候補となるFAX番号及び前記指定領域を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のFAXシステム。
  5. クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置であって、
    送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付手段と、
    ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する前記記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付手段と、
    を備えたことを特徴とするFAX送信装置。
  6. 書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムの制御方法であって、
    送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示ステップと、
    前記第1の表示ステップによって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定ステップと、
    宛先候補指定ステップによって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示ステップと、
    前記第2の表示ステップによって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定ステップと、
    を実行することを特徴とするFAX送信システムの制御方法。
  7. 書類等のファクシミリ送信時に用いる送信先のFAX番号を指定するためのクライアント端末とネットワークを介して接続されたファクシミリ機へ送信指示を行うFAXサーバとからなるFAXシステムにおいて実行されるプログラムであって、
    送信対象となる電子化された前記書類等を示す送信対象データを表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域を指定する宛先候補指定手段と、
    宛先候補指定手段によって指定された領域内のOCR結果を有するファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を表示する第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号を指定する宛先指定手段と、
    を機能させることを特徴とするプログラム。
  8. クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置の制御方法であって、
    送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示ステップと、
    前記第1の表示ステップによって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付ステップと、
    宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示ステップと、
    前記第2の表示ステップによって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付ステップと、
    を実行することを特徴とするFAX送信装置の制御方法。
  9. クライアント端末とネットワークを介して接続されたFAX送信装置で実行されるプログラムあって、
    送信対象となる電子化された書類等を示す送信対象データを前記クライアント端末の表示部へ表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段によって表示された送信対象データに対して宛先の候補を特定するための領域の指定を受付ける宛先候補指定受付手段と、
    宛先候補指定受付手段によって指定された領域内のOCR結果を有する、ファクシミリ送信先のFAX番号と前記ファクシミリ送信先に関係する情報と対応付けて記憶する記憶手段のファクシミリ送信先に関係する情報からFAX番号を抽出することで宛先候補となる前記FAX番号を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した宛先候補となるFAX番号を前記クライアント端末の表示部へ表示する第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段によって表示された宛先候補からファクシミリ送信する際に用いるファクシミリ番号の指定を受付ける宛先指定受付手段と、
    を機能させることを特徴とするプログラム。
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