JP4884697B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記拡散部材は上記現像剤担持体の軸方向へトナーを拡散させることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の現像装置において、上記トナー収容部の流出口から流出するトナーは、重力により落下して上記拡散部材に接触することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1又は2の現像装置において、上記トナー収容部の流出口から流出するトナーに初速度を加える加速手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1、2、3、又は4の現像装置において、上記拡散部材は水平方向に対して傾斜した状態であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4又5の現像装置において、上記拡散部材に振動を加える加振手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5、又は6の現像装置において、上記拡散部材はその表面が低表面エネルギー材料で形成されていることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7の現像装置において、トナーの凝集度が20以下であることを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の現像装置において、トナーの平均円形度が90%以上であることを特徴とするものである。
請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の現像装置において、上記現像剤収容部内の上記現像剤担持体に近接する位置に、上記現像剤担持体の回転方向と同方向に移動可能な移動部材を備えた攪拌部材を設けたことを特徴とするものである。
請求項11の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを備える画像形成装置において、上記現像装置として、請求項1乃至10のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
この現像装置及び画像形成装置においては、トナー収容部内のトナーが塊状態のまま流出されても、拡散部材との衝突によって塊状態がほぐされてから現像剤収容部に供給される。また、トナー収容部から流出したトナーは、拡散部材との衝突によって拡散されてから現像剤収容部内の現像剤と接触するので、拡散部材を設置しない場合に比べ、現像剤収容部内の現像剤への到達領域が広範囲なものとなる。よって、現像剤収容部内での現像剤の攪拌効率が向上し、トナー濃度を高速で均一にすることができる。
上記現像ローラ420は、複数の磁極を有する磁石部材422を内蔵した非磁性の回転可能なスリーブ421で構成されている。磁石部材422は固定配置され、現像剤12がスリーブ421上の所定箇所を通過するときに磁力が作用するようになっている。現像ローラ420の直径は10〜30mmが好適である。現像ローラ420の表面は、サンドブラスト若しくは1〜数mmの深さを有する複数の溝を形成する処理を行い、表面粗さRz(十点平均粗さ)が10〜20μmの範囲内に入るようにするのが好ましい。現像ローラ420のスリーブ421は、図示しない回転駆動装置により矢印d方向に回転駆動され、現像領域A1で現像電界を形成するための現像バイアス電圧を印加する電源430が接続されている。
添加剤の添加量が0.5質量部未満であると、トナーの流動性が低下するため、十分な帯電性が得られず、また、転写性や耐熱保存性も不十分となり、また、地汚れやトナー飛散の原因にもなりやすい。一方、添加剤の添加量が3質量部よりも多いと、流動性は向上するものの、ビビリ、ブレードめくれ等の感光体クリーニング不良や、トナーから遊離した添加剤による感光体ドラム1等へのフィルミングが生じやすくなり、クリーニングブレードや感光体ドラム等の耐久性が低下し、定着性も悪化する。また、細線部におけるトナーのチリが発生しやすくなり、特に、フルカラー画像における細線の出力の場合には、少なくとも2色以上のトナーを重ねる必要があり、付着量が増えるため、特にその傾向が顕著である。さらに、カラートナーとして用いる場合には、添加剤が多く含有されていると、透明シートに形成されたトナー画像をオーバーヘッドプロジェクターで投影した場合に投影像にかげりが生じ、鮮明な投影像が得られにくくなる。
ここで、表面処理に用いる処理剤としては、有機系シラン化合物等が好ましく、例えば、メチルトリクロロシラン、オクチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン等のアルキルクロロシラン類、ジメチルジメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン等のアルキルメトキシシラン類、ヘキサメチルジシラザン、シリコーンオイル等が挙げられる。また、処理方法としては、有機シラン化合物を含有する溶液中に添加剤を漬積し乾燥させる方法、添加剤に有機シラン化合物を含有する溶液を噴霧し乾燥させる方法等があるが、本実施形態においては、いずれの方法も好適に用いることができる。
(1)|(上段に残ったトナー重量)/2|×100
(2)|(中段に残ったトナー重量)/2|×100×(3/5)
(3)|(下段に残ったトナー重量)/2|×100×(1/5)
上記3つの計算値の合計をトナーの凝集度と定義している。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、トナー収容部から流出したトナーは、拡散部材426、427によって現像ローラ420の軸方向へ拡散される。よって、拡散部材を設置しない場合に比べ、トナーが現像剤収容部401aへ供給される領域が広範囲となり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率が向上し、トナー濃度を高速で均一にすることができる。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、トナー収容部から流出するトナーは、拡散部材426、427と接触する際に重力によって衝撃力が与えられて凝集がほぐされ拡散される。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、トナー収容部から流出するトナーは、加速手段によって初速度が与えられた状態で拡散部材426、427に接触してもよい。拡散部材426、427に接触したトナーは、重力のみで落下して接触する場合に比べより拡散範囲が広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、拡散部材426、427を水平方向に対して傾斜した状態に設置してもよい。トナー収容部から流出して拡散部材426、427に接触したトナーは、拡散部材が水平状態にある場合に比べより拡散範囲が広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、加振手段によって拡散部材426、427に振動を与えてもよい。トナー収容部から流出して拡散部材426、427に接触したトナーは、拡散部材が静止している場合に比べより拡散範囲が広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、拡散部材426、427の表面を低表面エネルギー材料で形成してもよい。トナー収容部から流出して拡散部材426、427に接触したトナーは、拡散部材に付着しにくいので拡散範囲がより広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、トナーの凝集度は20以下が好ましい。凝集度20以下のトナーは、流動性が高く、拡散部材426、427による拡散範囲がより広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、トナーの平均円形度は90%以上が好ましい。平均円形度90%以上のトナーは、転がりやすく、拡散部材426、427による拡散範囲がより広くなり、現像剤収容部401a内での現像剤の攪拌効率がより向上する。
また、本実施形態に係る現像装置によれば、現像ローラ420に近接する位置に、現像ローラの回転方向と同方向に移動可能な移動部材を備えたパドルを設置してもよい。拡散部材426、427によって拡散されたトナーは、現像ローラ420表面のトナー濃度の低い現像剤と接触しやすく、摩擦帯電効率が向上する。
また、本実施形態に係る画像形成装置によれば、上述した現像装置を用いているので、現像剤収容部401内での現像剤の攪拌効率が高くトナー濃度を高速で均一にすることができる。よって、常に均一な画像を得ることができる。
401 ケーシング
401a 現像剤収容部
420 現像ローラ
424、425 攪拌搬送部材
426、427 拡散部材
428 パドル
Claims (11)
- トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に供給する現像剤が収容された現像剤収容部と、該現像剤収容部に補給するトナーを収容するトナー収容部とを備える現像装置において、
上記トナー収容部の流出口を上記現像剤担持体の長手方向の一端部に設け、
上記現像剤収容部内に上記トナー収容部の流出口から流出したトナーを衝撃力によって上記長手方向の他端側に案内しつつ拡散させてから該現像剤収容部内の現像剤と接触させる拡散部材を設け、
該拡散部材の形状は、上記流出口の下方に位置する上記長手方向一端側から他端側にかけ上記長手方向と直交する幅方向の幅が段階的に狭まるように該幅方向の一端側の縁が複数の段を有する階段状にされた上平面と、それぞれこの階段状の複数の縁の部分から上方に立ち上がる複数の立ち上がり部を有し、複数の立ち上がり部は、互いに上記長手方向に並ぶと共に、当該立ち上がり部に衝突したトナーが上記長手方向で隣合う立ち上がり部同士の幅方向の間隔から現像剤収容部内に落下可能な形状であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
上記拡散部材は上記現像剤担持体の軸方向へトナーを拡散させることを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2の現像装置において、
上記トナー収容部の流出口から流出するトナーは、重力により落下して上記拡散部材に接触することを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2の現像装置において、
上記トナー収容部の流出口から流出するトナーに初速度を加える加速手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、又は4の現像装置において、
上記拡散部材は水平方向に対して傾斜した状態であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4又5の現像装置において、
上記拡散部材に振動を加える加振手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4、5、又は6の現像装置において、
上記拡散部材はその表面が低表面エネルギー材料で形成されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6又は7の現像装置において、
トナーの凝集度が20以下であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の現像装置において、
トナーの平均円形度が90%以上であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の現像装置において、
上記現像剤収容部内の上記現像剤担持体に近接する位置に、上記現像剤担持体の回転方向と同方向に移動可能な移動部材を備えた攪拌部材を設けたことを特徴とする現像装置。 - 潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置とを備える画像形成装置において、
上記現像装置として、請求項1乃至10のいずれかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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