JP4884154B2 - 人物検知システム - Google Patents
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人が監視する場合、長時間緊張が続きまた見落としが発生するおそれがあった。
また、テレビカメラで撮像した画像データから人物を認識し、これについて処置することが考えられる。この場合、例えば人物の床面上の影をも人物として認識されることが考えられる。
また、他の解決しようとする課題は、人の流れを上方より撮像した画像データから人物を精度よく認識する点である。
X=B(xl+xr)/2d
Y=B(yl+yr)/2d
Z=BF/d
ただし、d=xl−xr
複数台のカメラを用いるときは、それらから2台ずつを選び出した適当数の組による各計算結果の平均値を位置として求めるなどの方法が用いられる。
第1、第2及び第3の人物検出手段105,106及び107のそれぞれは、画像データの中から上記のように距離を測定し、その中から所定の範囲にある距離情報を有する所定範囲の閉領域を検知しその領域を人の画像であると判定する。
第1又は第2の撮像手段102又は103はエスカレータ101を利用する人を撮影して、画像データを第1,第2の人物検出手段105,106に出力する。第1,第2の人物検出手段105,106のそれぞれは入力した画像データを解析し、所定の閉領域を人物として検出する。第1,第2の人物検出手段105,106のそれぞれからのその1つの閉領域が移動し、それぞれの画面上の所定個所例えば画面の中央を縦に引いて横断するように仮定した中央線を通過したことにより、人物計数手段108は、第1,第2の人物検出手段105,106からのそれぞれの人数を計数し、それぞれに計数値に+1して加える。
そして、第1,第2又は第3の人物検出手段105,106又は107のそれぞれが別々に計数値を取り、あるいはこれらの適当な選択の組み合わせによる計数値の平均値をとった場合でも、計数値が所定の値に達すると通知手段114は図示しない通信手段を介して例えば、保守室に連絡し、保守を促しあるいは定期保守の参照にするようにすることができる。
また、今エスカレータ101は上昇するから降り口近傍に設置される第1の撮像手段102の画像データから第1の人物検出105が人物を検出したときに、メッセージ手段として動作する警報手段113により例えば“もうすぐ降り口です”のメッセージを発し、利用者に注意喚起を促す。これにより、利用者が居るときだけにメッセージのアナウンスをできる。
第1又は第2の撮像手段402又は403は動く歩道401を利用する人を撮影して、画像データを第1,第2の人物検出手段405,406に出力する。第1,第2の人物検出手段405,406のそれぞれは入力した画像データを解析し、所定の閉領域を人物として検出する。第1,第2の人物検出手段405,406のそれぞれからのその1つの閉領域が移動しそれぞれの画面上の所定個所例えば画面の中央を縦に引いて横断するように仮定した中央線を通過したことにより人物計数手段408はそれぞれの人数を計数し、それぞれに計数値に+1して加える。
そして、第1,第2又は第3の人物検出手段405,406又は407のそれぞれが別々に計数値を取り、あるいはこれらの適当な選択の組み合わせによる計数値の平均値をとった場合でも、計数値が所定の値に達すると通知手段414は図示しない通信手段を介して例えば、保守室に連絡し、保守を促しあるいは定期保守の参照にするようにすることができる。
また、今動く歩道401は右方向に移動するから降り口近傍に設置される第1の撮像手段402の画像データから第1の人物検出405が人物を検出したときに、メッセージ手段として動作する警報手段413により例えば“もうすぐ降り口です”のメッセージを発し、利用者に注意喚起を促す。これにより、利用者が居るときだけにメッセージのアナウンスをできる。
Claims (7)
- マンコンベアーにおける上下両方の乗降部に設けられ複数台のカメラからなる撮像手段と、前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、前記人物検出手段が検出した人物を計数する人物計数手段とを備えた人物検知システムにおいて、
人物計数手段は、前記上下両方の乗降部に設けられた両方の撮像手段の画像データに対する計数の平均を求めて当該平均値について所定の数を超えたかを判定することを特徴とする人物検知システム。 - 請求項1において、撮像手段が上下両方の乗降部に設けられ複数台のカメラ又は上下両方の乗降部に設けられ複数台のカメラからなり、
人物計数手段による計数が所定の数に達したときあるいは所定数を超えると通知する通知手段を備えたことを特徴とする人物検知システム。 - マンコンベアーにおける上下両方の乗降部に設けられ複数台のカメラからなる撮像手段と、前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、前記人物検出手段が検出した人物を計数する人物計数手段とを備えた人物検知システムにおいて、
人物計数手段は、前記上下両方の乗降部に設けられた両方の撮像手段の画像データに対する計数の差を求めて当該計数の差が所定値になったことあるいは所定値を超えたことを判定することを特徴とする請求項1に記載の人物検知システム。 - 上下両方の乗降部に設けられ複数台のカメラからなる撮像手段と、前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、前記人物検出手段が検出した人物を計数する人物計数手段とを備えた人物検知システムにおいて、
人物計数手段による計数の差が所定値になったことあるいは所定値を超えると通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の人物検知システム。 - 請求項1において、撮像手段がさらにマンコンベアーにおける上下いずれかの乗降部の上方に設けられ複数台のカメラからなり、
前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、
所定時間における人物の高さ及び人物の画像上での形状が一定以上変化したときに転倒が発生したと判定する転倒判定手段とを備えたことを特徴とする人物検知システム。 - 請求項1において、撮像手段がマンコンベアーの所定上方に設けられ複数台のカメラからなり、
前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、
前記人物検出手段で検出した人物が前記撮像手段の撮影範囲内の予め設定された危険範囲にあることを検知する危険範囲検知手段と、
前記危険範囲検知手段が検知したことにより警報を発する警報手段とからなることを特徴とする人物検知システム。 - マンコンベアーの降り口近傍に設けられ複数台のカメラからなる撮像手段と、前記撮像手段の画像データからの距離情報をもとに人物を検出する人物検出手段と、前記人物検出手段が人物を検出したときに、利用者にメッセージを発するメッセージ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の人物検知システム。
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