JP2003224844A - ホーム監視システム - Google Patents

ホーム監視システム

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JP2003224844A
JP2003224844A JP2002023281A JP2002023281A JP2003224844A JP 2003224844 A JP2003224844 A JP 2003224844A JP 2002023281 A JP2002023281 A JP 2002023281A JP 2002023281 A JP2002023281 A JP 2002023281A JP 2003224844 A JP2003224844 A JP 2003224844A
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JP2002023281A
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Hiroshi Yamashita
博 山下
Shigeyuki Watanabe
茂幸 渡辺
Masahiro Yamada
昌弘 山田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーム監視システムに関し、危険を的確に検
知して信頼性の高い警報を発することを可能にする。 【解決手段】 駅の改札口4に設けられた識別手段1
4、15により改札口4内への進入者の中から所定の監
視対象条件を満たす監視対象者1を識別し、識別された
監視対象者1のホーム2内での動きを追跡手段16、1
7、18によって追跡し、その追跡情報から監視対象者
1の危険を検知して警報手段19により警報信号を出力
する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅ホーム内での危
険をいち早く察知してホーム内の安全を確保するための
ホーム監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】駅ホーム内での安全を確保する手段とし
ては主に二つの方式がある。一つはホーム下への転落者
をいち早く見つけて身柄を確保する方式である。この方
式では、ホーム下に重量物を検知するマットを敷設して
おき、誤って人がマット上に転落した場合には、マット
から出力される信号を受けて駅員が救出のために駆けつ
けるようになっている。もう一つの方式は、ホーム内の
人の動きを監視して人が転落しそうになった場合やその
虞がある場合には音声等によって警報を発する方式であ
る。転落の危険の予防と転落後の迅速な対応とを可能に
するためには、これら二つの方式を併用することが望ま
しい。
【0003】ホーム内を監視するシステムとしては、ホ
ーム内にカメラを設置してその画像を駅員室内のモニタ
に表示するシステムが一般的である。しかしながら、こ
のシステムでは駅員が絶えずモニタを監視していなけれ
ばならず駅員の負担は大きい。そこで、近年では、カメ
ラで撮影した画像を画像処理装置で処理し、基準画像と
検査画像との差分画像から危険領域と設定した場所での
異物や人の存在を検知して警報を発するシステムが提案
されている(特開昭61−146085号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホーム内で
の危険度は常に一定ではなく状況によって異なってく
る。例えば、注意力がある人とそうでない人とではホー
ム内の同じ場所を歩いている場合でも危険度は異なる
し、ホーム内の込み具合や列車の運行状況によっても危
険度は異なる。このため、上記従来技術のように、予め
設定された危険領域内への進入があるたびに警報を発す
ると、人々に対する警報の信頼性が低下し、本当に危険
な状態に近づいた場合に警報が有効に機能しない虞があ
る。
【0005】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、危険を的確に検知して信頼性の高い警報を発
することを可能にした、ホーム監視システムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のホーム監視システムは、駅の改札口に設け
られた識別手段により改札口内への進入者の中から所定
の監視対象条件を満たす監視対象者を識別し、識別され
た監視対象者のホーム内での動きを追跡手段によって追
跡し、その追跡情報から監視対象者の危険を検知して警
報手段により警報信号を出力することを特徴としてい
る。このように駅ホームへの進入者の全てを監視するの
ではなく、監視対象を危険度の高い特定の者に絞りこ
み、その特定の監視対象者を重点的に監視することで、
危険を的確に検知することができ、信頼性の高い警報を
発することが可能となる。監視対象者とすべき人は、転
落する可能性の高い人や、万が一ホーム下に転落した場
合に自力で脱出することが困難な人のことであり、例え
ば、泥酔者や視覚障害者や高齢者等が含まれる。
【0007】追跡情報から危険を検知する方法として
は、例えば、ホーム内の危険領域を予め設定しておき、
監視対象者への危険領域への進入を追跡情報から検知し
て監視対象者が危険領域に進入した場合に警報信号を出
力すればよい。より好ましくは、監視対象者のホーム内
での動きが注意すべき所定の動きであるか追跡情報から
判定し、監視対象者が注意すべき所定の動きをしている
場合には、その監視対象者がホーム内の危険領域に進入
したときに警報信号を出力する。このように監視対象者
の動きも危険度の判断要素に加えることで、より的確な
危険の検知が可能になる。
【0008】なお、上記の危険領域は固定でもよいが、
好ましくは危険領域設定手段によって監視対象者の危険
レベルに応じて設定する。危険レベルは例えば監視対象
条件に対応させてもよく、例えば泥酔者、視覚障害者、
高齢者等が監視対象である場合には、各監視対象に応じ
た危険レベルを設定してもよい。さらに泥酔者であれば
酔いの程度によって、高齢者であれば年齢によってさら
に細かく危険レベルを設定してそれに応じた危険領域を
設定してもよい。また、監視対象者自身ではなく監視対
象者の周囲の状況に応じて危険領域を設定するのも好ま
しい。すなわち、危険度はホーム内の状況、例えば混み
具合によっても異なるし、列車の運行状況、例えば列車
の到着までの時間や通過列車の有無等によっても異なっ
てくるからである。
【0009】追跡手段の具体的な構成としては、ホーム
内の人が少ない場合には熱感知センサや超音波センサ等
を用いることができるが、好ましくは視覚的に追跡する
ことができるカメラを用いる。すなわち、改札口に入口
カメラを設け、入口カメラで撮影された画像から特徴量
検出手段によって監視対象者の視覚的特長量(服や帽子
の色、形、大きさ等)を検出し、ホーム内に設置された
複数の追跡カメラで撮影された画像を視覚的特長量に基
づくパターンマッチング処理により画像解析手段で解析
することによって監視対象者のホーム内での動きを追跡
する。なお、複数の追跡カメラのうち少なくとも一つは
改札口からホームへ続く階段部の上方に設けられている
のが好ましい。監視は改札口からではなくホーム入口か
ら行えばよく、また、階段では人の進む方向が略一方向
であり、且つ、混雑時の密度もホーム上よりは少ないた
め監視対象者を特定しやすいからである。
【0010】監視対象条件に進入者が泥酔状態であるこ
とを含む場合には、識別手段として泥酔者から発散され
るアルコールを検知するアルコール検知センサを備えれ
ばよい。この場合、アルコール濃度も検知して酔いの程
度に応じて危険レベルを設定するのも好ましい。監視対
象条件に進入者が視覚障害を有することを含む場合に
は、予め各視覚障害に磁気センサを配布しておき、識別
手段として視覚障害者の杖に貼られた磁気テープを検知
する磁気センサを備えればよい。或いは、予め各視覚障
害にICタグを配布しておき、識別手段として視覚障害
者が携帯しているICタグを検知するセンサを備えれば
よい。特にこの場合は、視覚障害者の危険を検知したと
きには、ICタグに記憶された個人名情報を用いて視覚
障害者の個人名による音声で警報を発するようにするこ
ともできる。
【0011】また、改札口にICカードによって開閉す
る改札機が設けられている場合には改札機により読み取
られたICカードの記憶情報を用いて監視対象者を識別
するように識別手段を構成してもよい。ICカードには
様々な情報を記憶することができるが、少なくとも年齢
情報が記憶されていれば、記憶された年齢情報に基づき
高齢の進入者を監視対象者として識別することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
るホーム監視システムの全体構成を示す模式図である。
このホーム監視システムは、泥酔者と視覚障害者とを監
視対象者とするべく構成されている。
【0013】図1に示すように、本実施形態のホーム監
視システムは複数のカメラ(CCDカメラ)11,1
2,13,16,17,18,センサ14,15、スピ
ーカ19、モニタ20、及び監視制御装置(コンピュー
タ)10を備えている。このうち改札口4には、改札機
21にアルコール検知センサ14が取り付けられ、改札
機21の通路には磁気センサ15が埋め込まれている。
アルコール検知センサ14は、空気中のアルコールを検
知するセンサである。ここでは、改札機21を通る客
(進入者)1の息に含まれるアルコールを検知し、所定
値を超えるアルコール濃度を検知した場合に監視制御装
置10に信号を出力する。磁気センサ15は、磁気を検
知するセンサであるが、ここでは磁気シール23の磁気
に対して反応するように調整されており、磁気を検知し
た場合に監視制御装置10に信号を出力する。なお、本
システムでは、磁気シール23は予め視覚障害者の杖2
2の先端部に貼り付けられていることを前提としてい
る。
【0014】また、改札口4には、改札機21の通路を
臨むように3つのカメラ11、12、13が配置されて
いる。一つのカメラ11は改札機21を通る客1を上方
から撮影するように配置されている。別のカメラ12は
改札機21を通る客1を側方から撮影するように配置さ
れている。また別のカメラ13は改札機21を通る客1
を前方から撮影するように配置されている。これらカメ
ラ11、12、13は、監視制御装置10からのトリガ
信号によって同期して作動し、撮影した画像はそれぞれ
監視制御装置10へ送信するようになっている。
【0015】改札口4からホーム2にいたる階段3の天
井には、ホーム入口カメラ16が取り付けられている。
このカメラ16は、ホーム2内に進入する客1を頭上か
ら撮影して、撮影した画像を監視制御装置10へ送信す
るようになっている。ホーム2内には、その天井に複数
のホーム内カメラ17、18が取り付けられている。こ
れらのカメラ17、18は、ホーム2内の客1を頭上か
ら撮影して、撮影した画像を監視制御装置10へ送信す
るようになっている。また、ホーム2の天井には、ホー
ム2内の客1にアナウンスするためのスピーカ19も取
り付けられている。なお、ホーム2上の網点で示した領
域5A、5Bが危険領域であり、ホーム2の端を基準に
して所定範囲が危険領域5A、5Bに設定されている。
【0016】駅員室6内には、監視制御装置10と監視
モニタ20とが配置されている。監視制御装置10は、
各センサ14、15からの信号や各カメラ11、12、
13、16、17、18からの画像を処理してホーム2
内での危険を検知し、スピーカ19や監視モニタ20等
の手段を介して警報を行う機能を有している。監視制御
装置10の機能の詳細については後述する。監視モニタ
20には各カメラ11、12、13、16、17、18
で撮影される画像が表示されるとともに、後述する監視
制御装置10によってホーム2内での危険が検知された
場合には、危険を知らせる内容が表示される。
【0017】図2は監視制御装置10の機能を詳細に示
すブロック図である。図2に示すように、監視制御装置
10は、監視対象者識別部101、改札口カメラ制御部
102、特徴量抽出部103、追跡用カメラ制御部10
4、画像解析部105、危険判定部106、及び警報出
力部107を備えている。なお、これら各部101、1
02、103、104、105、106、107は、ハ
ードであるコンピュータと該コンピュータを動かすプロ
グラムとの協働によって、該コンピュータの一機能とし
て実現されるものである。
【0018】監視対象者識別部101は、改札機21を
通過する客1の中から所定の監視対象条件を満たす監視
対象者を識別する機能を有している。ここでの監視対象
条件とは、泥酔状態であること或いは視覚障害を有する
ことであり、前者についてはアルコール検知センサ14
からの信号により、後者については磁気センサ15から
の信号により判定している。何れかのセンサ14、15
からオン信号が入力されると、監視対象者識別部101
は改札口カメラ制御部102にトリガ信号を出力すると
ともに、識別した監視対象者の種別(ここでは泥酔者或
いは視覚障害者)を危険判定部106に出力する。
【0019】改札口カメラ制御部102は、監視対象者
識別部101からトリガ信号が入力されると、各カメラ
11、12、13にトリガ信号を出力して改札機21を
通る客(監視対象者)1を撮影させる。そして、各カメ
ラ11、12、13が撮影した画像を受信して、特徴量
抽出部103に出力する。ここで、図3(a)、図3
(b)、図3(c)は、それぞれ各カメラ11、13、
12の撮影画像30、32、34を模式的にあらわして
いる。
【0020】特徴量抽出部103は、改札口カメラ制御
部102から入力された撮影画像30、32、34か
ら、監視対象者1の特徴(身体的特長や服装の特徴)を
あらわす特徴量を抽出する機能を有している。具体的に
は、予め画像30、32、34中の監視対象者1が存在
する範囲にウインドウ31、33、35を設定してお
き、ウインドウ31、33、35で囲まれた範囲の画像
を元画像30、32、34から切り出す。そして、切り
出した画像と基準画像(人が写っていない背景画像)と
の差から、色、形状、大きさ等の特徴量を抽出する。特
徴量の抽出は公知の画像解析技術であり、また、特徴量
の抽出方法自体は本発明の要旨ではないので、ここでは
詳しい説明は省略する。特徴量抽出部103で抽出され
た特徴量は、画像解析部105に出力される。
【0021】画像解析部105は、ホーム入口階段3及
びホーム2内に配置されたカメラ16、17、18で撮
影された画像を解析して、ホーム2内での監視対象者1
の動きを追跡する機能を有している。カメラ16、1
7、18の撮影画像は、追跡用カメラ制御部104を介
して画像解析部105に入力される。追跡用カメラ制御
部104は一定の周期でカメラ16、17、18を作動
させ、ホーム2内の様子をコマ送りで撮影して画像解析
部105に出力している。ここで、図4(a)、図4
(b)は、それぞれホーム入口カメラ16、ホーム内カ
メラ17の撮影画像40、42を模式的にあらわしてい
る。
【0022】画像解析部105は、まず、ホーム入口カ
メラ16の撮像画像40から特徴量抽出部103で抽出
された特徴量を有する領域の検出を行う。そして、特徴
量を有する領域41が存在した場合には、その領域41
内に監視対象者1が存在するものと認定する。画像解析
部105は、ホーム入口カメラ16の撮像画像40内に
監視対象者1が検知された場合に、ホーム入口カメラ1
6及びホーム内カメラ17、18による監視対象者1の
追跡を開始する。監視対象者1の追跡はパターンマッチ
ング処理により行う。パターンマッチング処理は公知の
画像解析技術であり、また、パターンマッチング処理自
体は本発明の要旨ではない。したがって、ここでは詳し
い説明は省略するが、基本的には図4(c)中に示すよ
うに撮影コマ毎に上記特徴量を有する領域43'、43
を特定することで、監視対象者1の画像42内での位置
と移動方向(符号1'から符号1で示す位置への移動)
を検出する。なお、監視対象者1の移動により画像42
内から特徴量領域43が消失した場合には、監視対象者
1が移動した方向の別のカメラ18による画像を用いて
監視対象者1の追跡を行う。
【0023】画像解析部105で得られる監視対象者1
の追跡情報は、随時、危険判定部106に送られる。危
険判定部106は、画像解析部105で得られた追跡情
報から、より具体的には、監視対象者1の画像内での位
置と動きとにより監視対象者1の危険を判定する。ここ
で、図5(a)、図5(b)はホーム内カメラ17によ
り撮影された画像42内での監視対象者1の現在位置
(実線で示す位置)と過去の動き(二点鎖線で示す過去
の位置を結んだ線)とを示した模式図である。
【0024】まず、監視対象者1が泥酔者である場合の
危険判定について説明する。監視対象者1が泥酔者であ
るか否かは、一次的にはアルコール検知センサ14によ
るアルコール濃度の検知によって判定することができ
る。ところが、監視対象者1が吐く息に含まれるアルコ
ールの濃度と、監視対象者1の意識レベルとは必ずしも
対応していない。このため、それほど酔ってもおらず意
識もしっかりしているにもかかわらず高いアルコール濃
度が検出される可能性もある。このような場合、フェー
ルセーフを優先し、泥酔の可能性があるものとして、監
視対象者1が危険領域5A、5B内に進入したら危険と
判定しても勿論よいが、その分、危険検知の的確さは低
下してしまう。
【0025】そこで、本実施形態では、危険のより的確
な検知を可能にするために、監視対象者1が泥酔の可能
性の高い動きをしている状態において、危険領域5A、
5B内に進入した場合に危険と判定するようにしてい
る。泥酔の可能性の高い動きとは、例えば、図5(a)
に示すように左右にふらついた動きや、前後に行ったり
来たりする動きや、同じ場所をぐるぐると回る動きや、
移動速度が急激に変化するような動きや、これらを組み
合わせたような動き等である。これら動きのパターンは
図示しないデータベースに記憶されており、検知された
監視対象者1の動きがデータベースに記憶されたパター
ンに当てはまる場合に、監視対象者1を泥酔者として確
定するようにしている。なお、列車がホーム2に到着し
ている場合には、列車が壁になるためにホーム2下への
転落の可能性は低い。したがって、列車が到着している
側の危険領域への進入は危険判定から除くものとする。
【0026】監視対象者1が視覚障害者である場合には
次のようにして危険判定を行う。視覚障害者がホーム下
に誤って転落するケースとして最も多いのが、列車の到
着番線の誤認によるものである。列車7の到着時には放
送により到着番線が知らされるが、その際、視覚障害者
が到着番線を誤認して、図5(b)に示すように列車7
の到着していない側のホーム端へ急いで移動しようとす
る場合がある。この場合、上述のように列車7が到着し
ているホーム端への移動であれば列車7が壁になるため
に転落の可能性は低いが、列車7の到着していない側で
は壁になるものがないために転落の可能性は高い。
【0027】そこで、本実施形態では、監視対象者1が
図5(b)に示すように列車7の到着した側と反対のホ
ーム端へ急いで移動し、その結果、危険領域5B内に進
入した場合に危険と判定するようにしている。なお、視
覚障害者の場合も、フェールセーフを優先して、監視対
象者1の動きにかかわらず単に危険領域5A、5B内に
進入しただけで危険と判定しても勿論よい(ただし、列
車がホームに到着している場合には、その側の危険領域
への進入は危険判定から除く)。
【0028】危険判定部106で危険が判定された場合
には、警報出力部107からホーム内スピーカ19や駅
員室内モニタ20に警報信号が出力される。ホーム内ス
ピーカ19からは、監視対象者1に注意を促すメッセー
ジが音声でアナウンスされ、駅員室内モニタ20には危
険を知らせる内容が表示される。また、図示しないスピ
ーカにより駅員室6内にも危険を知らせるメッセージが
音声でアナウンスされるようになっている。
【0029】以上のような機能を有する監視制御装置1
0における処理の流れをフローチャートで示したのが図
6である。以下、このフローチャートに沿って処理の流
れを説明する。まず、ステップS10では、アルコール
検出センサ14や磁気センサ15からの信号に基づき監
視対象者1を改札機21への進入者の中から識別する。
そして、監視対象者1が識別された場合には、ステップ
S20で改札口カメラ11、12、13により監視対象
者1を撮影する。ステップS30では、撮影した画像か
ら監視対象者1の視覚的特長を示す特徴量を抽出する。
【0030】ステップS40では、ホーム入口カメラ1
6によって監視対象者1のホーム2への進入をステップ
S30で抽出された特徴量を用いて検知する。この場
合、監視対象者1がホーム入口カメラ16で検知される
までには、改札口4からホーム2までの距離に応じた時
間がかかるが、この時間があまりにも短い場合には誤検
知の可能性が高い。一方、あまりにも時間がかかりすぎ
る場合には、検知ミスの可能性が高い。したがって、監
視対象者1が改札口4を通過してからの時間に下限時間
と上限時間とを設定しておき、下限時間を超えてからホ
ーム入口カメラ16での検知を開始し、上限時間を超え
た場合にはその監視対象者1に対する監視処理をリセッ
トするようにしてもよい。
【0031】ステップS50では、ホーム内カメラ1
7、18によって監視対象者1の追跡を行う。この追跡
は、監視対象者1が列車に乗り込んだ場合のように監視
対象者1がホーム2から退出した時点で終了する。ステ
ップS60では、監視対象者1のホーム2からの退出を
判定し、監視対象者1がホーム2から退出するまでの
間、注意すべき所定の動きがないかステップS70で判
定する。監視対象者1の動きが注意すべき所定の動きの
パターンに該当する場合には、さらに監視対象者1が危
険領域5A、5Bに進入していないかステップS80で
判定する。そして、監視対象者1が何れかの危険領域5
A、5Bに進入した場合には、ステップS90で警報信
号を出力し、スピーカ19やモニタ20を通じて監視対
象者1や駅員や他の乗客に危険を知らせる。
【0032】このように、本実施形態にかかるホーム監
視システムでは、ホーム2への進入者の全てを監視する
のではなく、監視対象を危険度の高い特定の者に絞りこ
み、その特定の監視対象者1を重点的に監視しているの
で、全ての進入者を対象にする場合に比較して危険を的
確に検知することができる。特にここでは、危険領域5
A、5Bへの進入の有無のみならず、監視対象者1の動
きも危険度の判断要素に加えているので、より的確に危
険を検知することができる。したがって、本実施形態に
かかるホーム監視システムによれば、信頼性の高い警報
を発することができ、当人である監視対象者1のみなら
ず他の乗客にも注意を促すことができるので、事故を未
然に防ぐことができるとともに、万が一、ホーム2下へ
転落した場合でも迅速な対応が可能になる。
【0033】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではな
く本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施す
ることができる。例えば、上述の実施形態では危険領域
5A、5Bの範囲は固定であるが、図7に二点鎖線で示
すように危険領域5A、5Bの範囲を段階的に或いは連
続的に調整できるようにしてもよい。具体的には、監視
制御装置10に危険領域設定部を新たに設けて、監視対
象者1の危険レベルや、監視対象者1の周囲の状況(込
み具合や列車の運行状況等)に応じて危険領域5A、5
Bの範囲を設定する。監視対象者1の危険レベルとして
は、例えば泥酔者の場合には、アルコール濃度で判断し
てもよい。すなわち、アルコール検知センサ14として
アルコール濃度をリニアに検知できるセンサを用いて、
検知したアルコール濃度から監視対象者1の危険レベル
を判定すればよい。このように危険領域5A、5Bを可
変設定することで、より的確な危険の検知が可能にな
る。
【0034】また、視覚障害者を識別する手段として
は、実施形態のような磁気テープ23の他にICタグを
用いてもよい。すなわち、駅を利用する視覚障害者に予
めICタグを配布して杖22に貼っておいてもらうとと
もに、改札機21にICタグを検知するセンサを取り付
けておく。ICタグであれば、情報として視覚障害者の
個人名を記憶させることができるので、センサ(データ
読取装置)によって個人名情報をICタグから読み取っ
ておくことで、スピーカ19から注意を促す際には視覚
障害者の個人名で呼ぶこともでき、より確実に危険を知
らせることができる。
【0035】さらに、図8に示すように、近年、定期券
等に用いられているICカード45を監視対象者1を識
別するための手段として用いることもできる。ICカー
ド45には、個人名の他に様々な情報を記憶させること
ができるが、少なくとも年齢情報が記憶されていれば、
記憶された年齢情報に基づき高齢の進入者を監視対象者
1として識別することができる。この場合は、改札機2
1のデータ読取装置21aで改札に必要な情報をICカ
ード45から読み取る際に、個人名情報や年齢情報も一
緒に読み取って監視制御装置10に送信すればよい。危
険領域5A、5Bの範囲を設定する危険領域設定部が監
視制御装置10に設けられている場合には、年齢によっ
て細かく危険レベルを設定してそれに応じた危険領域5
A、5Bを設定することもできる。また、ICカード4
5の記憶容量に余裕がある場合には、視覚障害者である
ことを示す情報も記憶させておき、ICカード45を用
いて視覚障害者であることを識別するようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のホーム監視
システムによれば、駅ホームへの進入者の全てを監視す
るのではなく、監視対象を危険度の高い特定の者に絞り
こみ、その特定の監視対象者を重点的に監視しているの
で、全ての進入者を対象にする場合に比較して危険を的
確に検知することができ、信頼性の高い警報を発するこ
とができる。そして、その結果、当人である監視対象者
のみならず他の乗客にも注意を促すことができ、事故を
未然に防ぐことができるとともに、万が一、ホーム下へ
転落した場合でも迅速な対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるホーム監視システ
ムの全体構成を示す模式図である。
【図2】図1のホーム監視システムを構成する監視制御
装置の機能を説明するためのブロック図である。
【図3】図1の改札口カメラの撮影画像を模式的に示す
図であり、(a)は上方カメラによる撮影画像、(b)
は前方カメラによる撮影画像、(c)は側方カメラによ
る撮影画像をそれぞれ示している。
【図4】図1の追跡用カメラの撮影画像を模式的に示す
図であり、(a)はホーム入口カメラによる撮影画像、
(b)、(c)はホーム内カメラによる撮影画像をそれ
ぞれ示している。
【図5】図1の監視制御装置による危険判定方法を説明
するための模式図であり、(a)は泥酔者が監視対象者
である場合の危険判定方法を説明するための図、(b)
は視覚障害者が監視対象者である場合の危険判定方法を
説明するための図である。
【図6】図1の監視制御装置による監視処理の流れを示
すフローチャートである。
【図7】図1の監視制御装置が実現可能な他の機能を説
明するための模式図である。
【図8】監視対象者を識別する他の手段について説明す
るための模式図である。
【符号の説明】 1 客(監視対象者) 2 ホーム 3 階段 4 改札口 5A、5B 危険領域 6 駅員室 10 監視制御装置 11、12、13 改札口カメラ 14 アルコール検知センサ 15 磁気センサ 16 ホーム入口カメラ(追跡用カメラ) 17、18 ホーム内カメラ(追跡用カメラ) 19 ホーム内スピーカ 20 駅員室内モニタ 21 改札機 21a データ読取器 22 杖 23 磁気シール 30、32、34、40、42 画像 45 ICカード 101 監視対象者識別部 102 改札口カメラ制御部 103 特徴量抽出部 104 追跡用カメラ制御部 105 画像解析部 106 危険判定部 107 警報出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 昌弘 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 Fターム(参考) 5C054 AA01 CA04 CD03 CF06 CG02 CG07 CH04 EA01 EA05 ED07 FC12 FE26 FF02 FF06 GB11 HA18 5C086 AA22 BA21 BA30 CA08 CA28 CA30 CB19 CB36 CB40 DA08 DA14 DA33 EA41 EA45 FA06 FA18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駅の改札口に設けられ上記改札口内への
    進入者の中から所定の監視対象条件を満たす監視対象者
    を識別する識別手段と、 上記監視対象者のホーム内での動きを追跡する追跡手段
    と、 上記追跡手段による追跡情報から上記監視対象者の危険
    を検知して警報信号を出力する警報手段とを備えたこと
    を特徴とする、ホーム監視システム。
  2. 【請求項2】 上記警報手段は上記監視対象者が上記ホ
    ーム内の危険領域に進入した場合に上記警報信号を出力
    するように構成されていることを特徴とする、請求項1
    記載のホーム監視システム。
  3. 【請求項3】 上記警報手段は上記監視対象者の上記ホ
    ーム内での動きが注意すべき所定の動きであり、且つ上
    記監視対象者が上記ホーム内の危険領域に進入した場合
    に上記警報信号を出力するように構成されていることを
    特徴とする、請求項1記載のホーム監視システム。
  4. 【請求項4】 上記監視対象者の危険レベルに応じて上
    記危険領域を設定する危険領域設定手段を備えたことを
    特徴とする、請求項2又は3記載のホーム監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記ホーム内の状況又は列車の運行状況
    に応じて上記危険領域を設定する危険領域設定手段を備
    えたことを特徴とする、請求項2又は3記載のホーム監
    視システム。
  6. 【請求項6】 上記追跡手段は、 上記改札口に設けられた入口カメラと、 上記入口カメラで撮影された画像から上記監視対象者の
    視覚的特長量を検出する特徴量検出手段と、 上記ホーム内に設置された複数の追跡カメラと、 上記追跡カメラで撮影された画像を上記視覚的特長量に
    基づくパターンマッチング処理により解析することによ
    って上記監視対象者の上記ホーム内での動きを追跡する
    画像解析手段とから構成されていることを特徴とする、
    請求項1〜5の何れかの項に記載のホーム監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記追跡カメラの一つが上記改札口から
    上記ホームへ続く階段部の上方に設けられていることを
    特徴とする、請求項6記載のホーム監視システム。
  8. 【請求項8】 上記監視対象条件に上記進入者が泥酔状
    態であることを含み、 上記識別手段として泥酔者から発散されるアルコールを
    検知するアルコール検知センサを備えたことを特徴とす
    る、請求項1〜7の何れかの項に記載のホーム監視シス
    テム。
  9. 【請求項9】 上記監視対象条件に上記進入者が視覚障
    害を有することを含み、 上記識別手段として視覚障害者の杖に貼られた磁気テー
    プを検知する磁気センサを備えたことを特徴とする、請
    求項1〜7の何れかの項に記載のホーム監視システム。
  10. 【請求項10】 上記監視対象条件に上記進入者が視覚
    障害を有することを含み、 上記識別手段として視覚障害者に配布されたICタグを
    検知するICセンサを備えたことを特徴とする、請求項
    1〜7の何れかの項に記載のホーム監視システム。
  11. 【請求項11】 上記警報手段は、上記ICタグに記憶
    された個人名情報を用いて上記視覚障害者の個人名によ
    る音声で上記視覚障害者に警報を発するように構成され
    ていることを特徴とする、請求項10記載のホーム監視
    システム。
  12. 【請求項12】 上記改札口にICカードによって開閉
    する改札機が設けられ、 上記識別手段は上記改札機により読み取られた上記IC
    カードの記憶情報を用いて上記監視対象者を識別するよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項1〜7の
    何れかの項に記載のホーム監視システム。
  13. 【請求項13】 上記識別手段は上記ICカードに記憶
    された年齢情報に基づき高齢の進入者を上記監視対象者
    として識別するように構成されていることを特徴とす
    る、請求項12記載のホーム監視システム。
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