JP4883726B2 - モジュラープラグ - Google Patents

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Description

本発明は、モジュラージャックに嵌合されるモジュラープラグに関する。
かかるモジュラープラグとしては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1のモジュラープラグは、複数の電線の先端側部分を配列保持するガイドプレートと、該複数の電線にそれぞれ対応し該電線の先端側部分に接続される複数の端子と、上記電線を配列保持したガイドプレートを保持するとともに、該電線と接続された上記端子を端子取付孔にて配列保持するハウジングと、該ハウジングを覆う金属シェル(グランド板)とを有している。
上記金属シェルにおけるハウジングの外周を覆う部分は、該ハウジングの外面に沿って屈曲されていて、該ハウジングの端子取付孔以外の部分を全周にわたって覆っており、端縁同士が突き合わされている。該金属シェルは、電線の外被(絶縁外装)から露出した網線(シールド線)を覆う電線用金属シェル(電線用グランド板)と一体に一部材として形成されており、該電線用金属シェルは該網線に圧着されている。
特開2001−267023
特許文献1のモジュラープラグでは、ハウジングの外周を覆う金属シェルは、モジュラープラグの抜出方向で該ハウジングと係止する部分を有していない。したがって、該電線を把持してモジュラープラグの抜出しを行うと、電線に対して好ましくない力が作用する。該電線には電線用金属シェルが圧着されているので、上記金属シェルは上記電線に作用する力によりハウジングから外れるおそれがあった。
このような事情に鑑みて、本発明は、モジュラープラグの抜出方向に不用意な外力が金属シェルに作用しても、ハウジングからの金属シェルの外れを良好に防止できるモジュラープラグを提供することを目的とする。
<第一発明>
第一発明に係るモジュラープラグは、モジュラージャックに嵌合されるモジュラープラグであって、嵌合時に上記モジュラージャックの端子である相手端子と接触する端子と、該端子を直接的もしくは間接的に保持するハウジングと、該ハウジングの少なくとも一部を覆うように該ハウジングに取り付けられるとともに上記モジュラープラグに接続され該モジュラープラグの抜出方向に延出する電線に取り付けられる金属シェルとを備えている。
かかるモジュラープラグにおいて、本発明は、ハウジングは、モジュラープラグの嵌合方向での前端側に形成された基部から抜出方向に延び該抜出方向でモジュラージャックと係止するロック片を有しており、該ロック片の基部に、上記嵌合方向に延びるスリットが形成されており、上記金属シェルは、上記嵌合方向に延び上記ハウジングのスリットに挿通される腕状片を有し、該腕状片は、モジュラープラグの抜出方向でハウジングと係止する係止部を有していることを特徴としている。
本発明では、モジュラープラグの抜出方向でハウジングと係止する係止部が金属シェルに設けられている。したがって、電線に対して作用した上記抜出方向での不用意な外力が金属シェルに伝達されても、該金属シェルの係止部が該抜出方向でハウジングに係止しているので、該金属シェルはハウジングから外れにくい。
本発明において、ハウジング、互いに結合する第一ハウジング部材および第二ハウジング部材を有し、ロック片は、該第一ハウジング部材および第二ハウジング部材のうちの一方のハウジング部材に設けられており、金属シェルの係止部は、上記第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の少なくともいずれか一方と係止することが好ましい。
これによって、金属シェルのハウジングからの外れを良好に防止できる。このとき、上記第一ハウジングと第二ハウジングとは互いに結合して一体化されているので、係止部とハウジングとの係止は、金属シェルの係止部は上記第一ハウジングおよび第二ハウジングの少なくとも一方と係止させれば済む。
本発明において、第一ハウジング部材および第二ハウジング部材のうちの他方のハウジング部材が、嵌合方向での前端側部分が一方のハウジング部材のロック片の基部と嵌合方向で隣接して位置しているときには、金属シェルの係止部は、一方のハウジング部材の上記ロック片の基部および他方のハウジング部材の上記前端側部分の少なくともいずれか一方と係止することが好ましい。
本発明において、端子が取り付けられており、電線と該端子とを電気的に導通させるための回路部を有する基板をさらに有しているときには、第一ハウジング部材および第二ハウジング部材は、上記基板を挟持することにより間接的に上記端子を保持していることが好ましい。
本発明において、ハウジングのスリットは、前後方向に貫通しており、金属シェルの係止部の一形態として、該金属シェルは、腕状片が上記スリットに後方から挿通されており、該腕状片の係止部が、上記スリットから前方へ突出した腕状片の前端域を該腕状片の板面に対して直角な方向に屈曲して形成されていてもよい。この形態では、該係止部は、ハウジングと板面で当接して係止する。したがって、係止面積を大きく確保できるので、金属シェルに大きい外力が作用しても該金属シェルが外れにくくすることができる。
また、本発明において、金属シェルの係止部の一形態として、該係止部は、腕状片の側端縁から突出する突起として形成されており、ハウジングに喰い込むことにより該ハウジングと係止してもよい。この形態では、係止部がハウジングに喰い込んで係止するので係止力が大きくなる。したがって、係止力が大きい分、金属シェルに大きい外力が作用しても該金属シェルが外れにくくすることができる。
かかるモジュラープラグにおいて、本発明では、金属シェルは、モジュラープラグの抜出方向にて縁部で上記ハウジングと係止する係止片を有していることが好ましい。
本発明では、モジュラープラグの抜出方向でハウジングと係止する係止部が金属シェルに設けられている。したがって、電線に対して作用した上記抜出方向での不用意な外力が金属シェルに伝達されても、第一発明と同様に、該金属シェルの係止部が該抜出方向でハウジングに係止しているので、該金属シェルはハウジングから外れにくい。
また、本発明では、係止片は、ハウジングと縁部の端面で係止する。したがって、該係止片の端面の面積は小さいが、該係止片は板面に平行な方向で力を受けるので該係止片は変形しにくい。
本発明において、金属シェルの係止片は、基板を挟持した第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の両方を抱え込むように屈曲されて該第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の少なくともいずれか一方に取り付けられていることが好ましい。
かかる形態の係止片は、第一ハウジングおよび第二ハウジングの少なくとも一方と係止するとともに、該第一ハウジングおよび第二ハウジングの少なくとも一方に取り付けられるので、第一ハウジングおよび第二ハウジングの少なくとも一方への取付けのための部分を、上記係止片に加えて金属シェルに別途形成する必要がなくなる。この結果、金属シェル、ひいてはモジュラープラグの小型化が可能となる。
以上のように、本発明では、モジュラープラグの抜出方向でハウジングと係止する係止部を金属シェルに設けたので、該抜出方向での不用意な外力が電線に作用してもハウジングからの金属シェルの外れを良好に防止できる。また、ハウジングと縁部で係止する係止片を金属シェルに設けた場合、該係止部は変形しにくいので、その分、金属シェルが大きな外力を受けてもハウジングから該金属シェルが外れにくくすることができる。
実施形態に係るモジュラープラグの斜視図であり、(A)は斜上方から見た図、(B)は(A)に示されるモジュラープラグを上下反転させた図である。 モジュラープラグの組立工程を示す図である。 図1(A)のモジュラープラグの断面図であり、(A)はIIIA−IIIA断面図、(B)はIIIB−IIIB断面図、(C)はIIIC−IIIC断面図である。 図1(A)のモジュラープラグのIVA−IVA断面図である。 図1(A)のモジュラープラグとモジュラージャックとの嵌合状態を示す断面図である。 第二実施形態に係る金属シェルの斜視図である。 第三実施形態に係る金属シェルの斜視図である。 第四実施形態に係る金属シェルの斜視図である。 第五実施形態に係る金属シェルの斜視図である。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態に係るモジュラープラグの斜視図であり、(A)は上方から見た図、(B)は(A)に示されるモジュラープラグを上下反転させた図である。本実施形態に係るモジュラープラグ1は、複数の電線(図示せず)が接続された状態でモジュラージャック(図示せず)へ前端から、すなわち図1(A)における左端から挿入されて該モジュラージャックと嵌合する。上記電線は、金属製の心線が合成樹脂製の外被で覆われて形成されている。上記複数の電線は、上下二段で配列されるとともに、各段において上記モジュラープラグ1の幅方向で配列されて該モジュラープラグ1と接続される。該電線は、複数本が束ねられた状態で網線状のシールド線(図示せず)で覆われ、さらに該シールド線が外被(図示せず)で覆われて一本のケーブル(図示せず)をなしている。
該モジュラープラグ1は、互いに組み立てられて結合されハウジング本体を形成する第一ハウジング10および第二ハウジング20と、図1(A)の下方から該第二ハウジング20に取り付けられる電線保持部材30と、図1(A)の上方から該第二ハウジング20に取り付けられ上記ハウジング本体を覆う金属シェル40と、第一ハウジング10と第二ハウジング20との間で挟持される後述の基板と、該基板に取り付けられる後述の金属製の複数の端子とを有している。
図2は、モジュラープラグ1の組立工程を示す図である。同図では、第一ハウジング10と、端子が取り付けられた基板を支持する第二ハウジング20と、金属シェル40とに分解された状態が示されており、電線保持部材30の図示は省略されている。同図においては、左方へ向かう方向がモジュラージャックに対するモジュラープラグ1の嵌合方向の前方である。図3(A)は、図1(A)のモジュラープラグ1のIIIA−IIIA断面図であり、前後方向における後述の係止片の位置での断面を示す。図3(B)は、モジュラープラグ1のIIIB−IIIB断面図であり、前後方向における後述の没入被係止部の位置での断面を示す。図3(C)は、モジュラープラグ1のIIIC−IIIC断面図であり、前後方向における後述の被把持部の位置での断面を示している。また、図4(A)は、図1(A)のモジュラープラグ1のIVA−IVA断面図であり、該モジュラージャックの幅方向中間部での後述する板状端子の板面位置での断面を示している。図4(B)は、図1(A)のモジュラープラグ1がモジュラージャックと嵌合した状態の断面図であり、図4(A)と同位置での断面が示されている。
第一ハウジング10は、電気絶縁体で作られていて、図2に示されるように、前後方向(図2における左右方向)に延び略長方形の水平な板面をもつ板状部11を有している。該板状部11は、後端側部分がその前方の他の部分の幅(板状部11の短手方向の寸法)よりも幅が狭い幅狭部11Aとして形成されている。前後方向に延びる該板状部11の両側縁からは、前後方向中央部よりやや前方寄りの位置にて下方へ向けて脚状の軸規制部12が延びている。該軸規制部12は第一ハウジング10の幅方向に直角な板面をもつ板片状をなしている。該軸規制部12は、後述するように、電線保持部材30の軸部の後方への移動を規制するための部分である。
板状部11の両側縁の前後方向中間位置、すなわち上記軸規制部12よりも後方位置には、該側縁から下方へ向けて板状の係止片13が延びている。該係止片13は該軸規制部12よりも上下方向の長さが短くなっている。該係止片13は、上記軸規制部12と同様に板状部11の幅方向に直角な板面を有して該幅方向での弾性撓みが可能となっており、該幅方向外方側の板面の下端には、前後方向に延びるとともに上記幅方向外方へ突出する係止爪部13Aを有している。
板状部11の幅狭部11Aの両側縁からは下方ヘ向けて板状の後方係止片14が延びている。該後方係止片14は上記係止片13よりも上下方向の長さが短くなっている。該後方係止片14は、軸規制部12および係止片13と同様に板状部11の幅方向に直角な板面を有して上記幅方向での弾性撓みが可能となっており、該幅方向外方側の板面の下端には、前後方向に延びるとともに上記幅方向外方へ突出する後方係止爪部14Aを有している。
板状部11の上面における前端位置からは後方へ向けて斜め上方に延びる可撓なロック片15が設けられている。該ロック片15の基部15A、すなわち該ロック片15と板状部11とが連結している部分には、前後方向に貫通する第一スリット15A−1が形成されている。該第一スリット15A−1は幅方向で細長い形状をなしており、後述の金属シェル40の前方延出片が挿通可能となっている。上記ロック片の長手方向、すなわち前後方向における後方側部分は前方側部分よりも細くなっており、モジュラージャック1の抜出の際に下方への押圧操作を受ける操作部15Bとして形成されている。上記前方側部分から操作部15Bへの移行部分には幅方向両端に段部15Cが形成されており、モジュラープラグ1とモジュラージャックとの嵌合時において該段部15Cの後面がモジュラージャックの対応面と嵌合方向で係止し合うようになっている。また、該ロック片15の前後方向中間位置における幅方向両端側部分の上面は、被押圧部15Dとして形成されている。モジュラープラグ1をモジュラージャックへ嵌合させる途中において、該モジュラージャックに設けられた押圧部によって、上記被押圧部15Dが下方へ押圧されてロック片15は下方へ弾性変位するようになっている。
第二ハウジング20は、前後方向に延びた形状をなしており、図2には、該第二ハウジング20が基板50を支持している状態が示されている。ここでは、第二ハウジング20の構成の説明に先立って、基板50および該基板50に取り付けられる板状端子60および圧接端子70の構成を説明する。
図4(A),(B)によく見られるように、基板50は、モジュラープラグ1の嵌合方向に延びており、モジュラージャックの端子である相手端子と接触する複数の板状端子60が該前方寄り位置で下面に取り付けられているとともに、電線(図示せず)に圧接されて接続される複数の圧接端子70が後方寄り位置で下方に延びるようにして上記基板50の下面に取り付けられる。図2に示されるように、該基板50の前端域には、板状端子60を取り付けるための複数の板状端子取付孔51が該基板50の幅方向で千鳥状に形成されている。また、図2に示されるように、該基板50の後端域には、圧接端子70を取り付けるための複数の圧接端子取付孔52が基板50の幅方向で二列に形成されており、各列は該幅方向で千鳥状に配されている。
また、基板50は、前後方向における板状端子取付孔51と圧接端子取付孔52との間で該前後方向に延びる回路部(図示せず)が該基板50の内部に内層をなして設けられている。該回路部によって、板状端子60と該板状端子60にそれぞれ対応する圧接端子70とが電気的に導通されている。
図2に示されているように、基板50の両側縁部には前後方向中間位置で切り欠かれた切欠部53が形成されている。該切欠部53は、第二ハウジング20の凹部21に基板50を収容したとき、該第二ハウジング20の孔部22の直上に位置する。この第二ハウジング20についての詳細は後述する。該切欠部53は、後述するように、モジュラープラグ1の組立ての際に第一ハウジング10の軸規制部12および係止片13の上方からの進入を許容する。
板状端子60は、金属板を打ち抜いて成形されており、図4(A)によく見られるように、板面が略長方形状の接触部61の上縁から上方へ向けて接続部62が延びた形状をなしている。複数の該板状端子60は、板面が基板50の幅方向に対して直角となる姿勢で千鳥状に前後にずれて配列されており、該基板50の板状端子取付孔51に接続部62が下方から挿入され、該接続部62が該基板50の上面側で該基板50と半田接続されている。
図4(A),(B)に示されているように、後方に配された上記圧接端子70は、基板の幅方向で二列に配列され、前列(同図にて左方側の列)に配される圧接端子71および後列(同図にて右方側の列)に配される圧接端子72の二種の圧接端子から成っている。該圧接端子71および圧接端子72は基本的な形状は同じであるが上下方向での長さが異なっており、前列の圧接端子71は後列の圧接端子72よりも長い寸法で形成されている。該圧接端子71,72は、金属板を打ち抜いて形成されており、図4(A)に示されているように、上下方向に延びる二つの接触部71A,72Aが上端にて互いに連結されている。この連結部分には、上方へ延びて接続部71B,72Bが形成されている。該圧接端子71,72は、板面が前後方向に対して直角をなし、千鳥状に前後にずれて配されており、基板50の圧接端子保持孔52に上記接続部71B,72Bが下方から挿入され、該接続部71B,72Bが該基板50の上面側で該基板50と半田接続されている。
第二ハウジング20の説明に戻る。該第二ハウジング20は、図2そして図4(A),(B)に示されているように、前後方向に延びた形状をなしており、図4(A),(B)に見られるように、基板50および第一ハウジング10を収容するための凹部21が上面に形成されている。該凹部21は、底部側で基板50を収容するとともに、該基板50の上に第一ハウジング10の板状部11を収容するのに適した形状となっている。
第二ハウジング20の前後方向での中間位置には、図3(A)に示されているように、凹部21内の両側縁寄り位置にて上下方向に貫通する孔部22を有している。該孔部22は、前後方向(図3(A)の紙面に直角な方向)に延びる幅狭な形状をなしており、凹部21に収容された基板50の切欠部53と前後方向そして幅方向で対応して位置している。また、後述するように、該孔部22は、モジュラープラグ1の組立ての際に、第一ハウジング10の軸規制部12および係止片13の上方からの進入を許容する。また、該孔部22を形成する内壁面には、係止片13の係止爪部13Aと上下方向で係止するための被係止部22Aが第二ハウジング20の幅方向(図3(A)における左右方向)内方へ突出して形成されている。
図2に見られるように、第二ハウジング20の凹部21の後方側部分は第一ハウジング10の板状部11の幅狭部11Aと適合した形状をなしており、該後方側部分の両側縁寄り位置には図3(C)に示されるように、上下方向に貫通する後方孔部23が形成されている。後述するように、該後方孔部23は、モジュラープラグ1の組立ての際に、第一ハウジング10の後方係止片14の進入を許容する。また、該後方孔部23を形成する内壁面には、後方係止片14の後方係止爪部14Aと上下方向で係止するための後方被係止部23Aが第二ハウジング20の幅方向(図3(C)における左右方向)内方へ突出して形成されている。
また、第二ハウジング20の上記後方側部分は、前後方向にて上記後方被係止部23Aとほぼ同位置で、図3(C)に示されているように端子配列方向外方へ突出する被取付部24が形成されている(図2をも参照)。該被取付部24は、後述するように、コネクタ組立時において、電線保持部材30の取付片と係止する。
図2に見られるように、第二ハウジング20の前端部の上縁には該第二ハウジング20の幅方向中央位置に略直方体形状の頭部25が形成されており、該頭部25には、図4(A)によく見られるように、前後方向に貫通する第二スリット25Aが形成されている。該第二スリット25Aは上記幅方向において、第一ハウジング10の第一スリット15A−1と同寸法で細長い形状をなしており、後述の金属シェル40の前方延出片が挿通可能となっている。該第二スリット25Aは、第二ハウジング20に第一ハウジング10が取り付けられた状態において、該第一ハウジング10の第一スリット15A−1と開口部の位置が一致し、該第一スリット15A−1と相俟って前後に連通する一つのスリットを形成し、後述の金属シェル40の上記前方延出片の挿通を許容する。
図4(A),(B)に見られるように、上記第二ハウジング20は、前端側部分にて板状端子60を収容するための板状端子収容溝26を該板状端子60に対応する位置に有している。図1(B)に示されているように、複数の板状端子収容溝26は第二ハウジング20の前方および下方(図1(B)における上方)に開放された櫛歯状部分の溝部として形成されている。
第二ハウジング20は、図4(A)によく見られるように、後端寄り位置において、後列の圧接端子72が配される領域の下面が前列の圧接端子71が配される領域の下面よりも上方に位置している。圧接端子71が配される領域には該圧接端子71の挿通を許容する圧接端子圧入孔27Aを有しており、その後方位置で圧接端子72が配される領域には該圧接端子72の挿通を許容する圧接端子圧入孔27Bを有している。図4(A)に示されているように、複数の圧接端子圧入孔27A,27Bは、第二ハウジング20を上下方向に貫通している。圧接端子71,72が圧接端子圧入孔27A,27Bで圧入保持されている状態において、該圧接端子71,72の下端側部分は該圧接端子圧入孔27A,27Bから突出する。
第二ハウジング20は、前後方向中間位置において、図2および図3(B)によく見られるように、該第二ハウジング20の幅方向両側部の下部が該幅方向内方かつ上方へ没入しており、この没入した空間は、後述する金属シェル40の屈曲係止部を受け入れる没入被係止部28として形成されている。該没入被係止部28を形成する内壁面のうち上側の面は金属シェル40の屈曲係止部が取り付けられる被取付面28Aとして形成されており、前後方向に対して直角をなす後方側の面は上記屈曲係止部の後端縁と前後方向で係止する被係止面28Bとして形成されている。また、該第二ハウジング20は、後端部分における両側部が、後述する金属シェル40の把持部によって把持される被把持部29として形成されている。
電線保持部材30は、図1(A),(B)に示されているように第二ハウジング20の被取付部24と後述する電線保持部材30の取付片33とが係止し合っている状態において、前後方向に延びる略直方体形状のブロック部31と該ブロック部31から前方に向けて延びる板状の延出部32とを有している。
延出部32の両側縁部の前端側には該延出部32の幅方向外方へ突出する軸部(図示せず)が設けられている。該軸部は、軸線に直角な断面形状が円形をなしており、第二ハウジング20の両側壁内面に形成された後方に開口した溝状の軸支持部(図示せず)によって支持されることにより、電線保持部材30は第二ハウジング20に回動自在な状態で取り付けられる。
図1(A)に示されているように、ブロック部31の後端部には、該ブロック部31の幅方向両端部の上縁から上方へ向けて延びる取付片33が形成されている。該取付片33は、上記幅方向に直角な板面を有して該幅方向での弾性撓みが可能となっており、該幅方向に貫通した窓状の取付窓部33Aを有している。
図3(C)および図4(A)に示されているように、該ブロック部31は、上段に配列された電線を保持するための電線保持溝34が上部に形成されている。該電線保持溝34は、図3(C)によく見られるように、前後方向に直角な断面がU字状をなしている。該電線保持溝34は、該電線保持溝34の内側壁面から突出する一対の板状の保持突部34Aを前後方向に複数有している。電線は両側の保持突部34A同士間に圧入されることにより該電線保持溝34内で保持される。
また、図3(C)および図4(A)に示されるように、ブロック部31は、下段に配列された電線を保持するための電線保持孔35が上記電線保持溝32の下方にて上記幅方向に複数並んで形成されている。該電線保持孔35は、前後方向に対して直角な断面が円形をなしており、該電線保持孔35の前端は、上記電線保持溝34の前端よりも前方に位置している。
図4(A)に示されているように、電線保持部材30は、圧接端子71,72と対応する位置で上下方向に貫通する圧接端子挿通孔36A,36Bを有している。該圧接端子挿通孔36Aは電線保持孔35と連通し、圧接端子連通孔36Bは電線保持溝34および電線保持孔35と連通している。図4(A)によく見られるように、第二ハウジング20の圧接端子圧入孔27Aから突出した前列の圧接端子71の接触部71Aの下端側部分は圧接端子挿通孔36A内に収容され、第二ハウジング20の圧接端子圧入孔27Bから突出した後列の圧接端子72の接触部72Aの下端側部分は圧接端子挿通孔36B内に挿通される。
金属シェル40は、金属板を打ち抜いた後、屈曲されることにより成形される。図2には、金属シェル40が、モジュラープラグ1の組立時において、ハウジング本体、すなわち互いに結合した第一ハウジング10および第二ハウジング20に取り付けられる直前の形態で示されている。図2に示される金属シェル40は、両側端部分が下方へ向けて直角に屈曲されることにより、上下方向に対して直角な板面を有する上板部41と上記両側端部分からなる二つの側板部42とが形成されている。そして、該金属シェル40は、前後方向に見たときに上記上板部41および二つの側板部42によって略逆U字状をなしている。
上板部41の前端縁中央部からは前方へ向けて前方延出片43が延びている。また、該上板部41の後端縁には電線を保持するための電線保持部44が幅狭の連結部45によって連結されている。該電線保持部44は前後方向に見て逆U字状に湾曲形成されている。上板部41の後方寄り位置には、該上板部41を切り起こした切起部46が形成されており、該切起部46は前方へ向けて斜め上に延びている。該切起部46は、モジュラープラグ1の組立後に、例えば、合成樹脂製のカバーを該モジュラープラグ1の後方側部分に取り付ける際、モジュラープラグ1と上記カバーとの位置決めに用いられる。
側板部42の前端縁の下部からは前方へ向けて張出部47が張り出している。該張出部47の前端は上記前方延出片43の前端よりも後方に位置している。側板部42には、前方寄り位置において、上下方向に延びる溝が切り込まれていて、後述するようにモジュラープラグ1の抜出方向、すなわち後方で第二ハウジング20と係止する屈曲係止部48が形成されている。該屈曲係止部48は、後述するように、第二ハウジング20への金属シェル40の取付部としても機能する。また、図2に示されているように、側板部42は、後方寄り位置でも、切り欠かれていて、この切り欠かれた部分の後方に、金属シェル40を第二ハウジング20に取り付けるための把持部49が形成されている。
モジュラープラグ1は、以下の順序で組み立てられる。まず、基板50の板状端子取付孔51に板状端子60の被保持部62を下方から挿入してから該被保持部62と基板50の回路部とを半田接続する。また、第二ハウジング20の圧接端子圧入孔27A,27Bに圧接端子71,72を下方から圧入する。該圧接端子71,72が上記圧接端子圧入孔27A,27Bに圧入された状態において、該圧接端子71,72の上端側の接続部71B,72Bは該圧接端子圧入孔27A,27Bから上方へ突出している。
次に、板状端子60が半田接続された基板50を第二ハウジング20の凹部21に収容する。この結果、板状端子60が第二ハウジング20の板状端子収容溝26内に収容されるとともに、第二ハウジング20の圧接端子圧入孔27A,27Bから突出している圧接端子71,72の接続部71B,72Bが基板50の圧接端子取付孔52に下方から挿通される。そして、該圧接端子71,72の接続部71B,72Bと基板50の回路部とを半田接続する。この半田接続により、板状端子60と圧接端子71,72とが基板50の回路部を介して電気的に導通する。
次に、第二ハウジング20の溝状の軸支持部(図示せず)内に電線保持部材30の軸部(図示せず)を後方から該軸支持部へ進入させるとともに、第一ハウジング10を上方から第二ハウジング20に取り付ける。第一ハウジング10の軸規制部12は、基板50の切欠部53および第二ハウジング20の孔部22を上方から貫通し、該軸規制部12の下端側部分が上記電線保持部材30の軸部の後方側で該軸部に隣接して位置する。これによって、該軸部の後方への移動が上記軸規制部12によって規制され、該軸部が上記軸支持部によって回動自在に支持された状態が維持される。この結果、電線保持部材30がその軸部まわりに回動自在に第二ハウジング20へ取り付けられる。
また、第二ハウジング20への第一ハウジング10の取付時において、第一ハウジング10の係止片13が基板50の切欠部53を経て第二ハウジング20の孔部22内に進入する。図3(A)に示されているように、第一ハウジング10の係止片13の係止爪部13Aが第二ハウジング20の被係止部22Aと上下方向で係止する。
また、第一ハウジング14の後方係止片14が、第二ハウジング20の後方孔部23に進入し、図3(C)に示されているように、該後方係止片14Aの後方係止爪部14Aが後方被係止部23Aと上下方向で係止する。このように、第一ハウジング10の係止爪部13Aおよび後方係止爪部14Aと第二ハウジング20の被係止部22Aおよび後方被係止部23Aとがそれぞれ係止し合うことにより、第二ハウジング20への第一ハウジング10の取付けが完了する。その結果、第一ハウジング10および第二ハウジング20は、基板50を挟持することにより、該基板50に取り付けられた板状端子60および圧接端子71,72を間接的に保持する。
第一ハウジング10の取付けが完了した状態において、第一ハウジング10のロック片15の基部15Aの前面と第二ハウジング20のブロック部25の後面とが接面するとともに、該第一ハウジング10の第一スリット15A−1の位置と第二ハウジング20の第二スリット25Aの位置とが端子配列方向および上下方向で一致する。したがって、上記第一スリット15A−1および第二スリット25Aが前後方向に貫通する一つのスリットを形成する。
次に、金属シェル40を第一ハウジング10および第二ハウジング20に取り付ける。具体的には、まず、第一ハウジング10、第二ハウジング20の後方から金属シェル40を前方へ向けて移動させる。該金属シェル40は、上板部41が第一ハウジング10の板状部11の上面の上を前方へスライドするように移動し、金属シェルの前方延出片43が第一ハウジング10の第一スリット15A−1そして第二ハウジング20の第二スリット25Aに挿通される。金属シェル40のスライド移動は、第一ハウジング10の板状部11の前方側部分の上面に形成された段部11Bの後端面に上板部41の幅方向両端側位置の前端縁が当接するとともに第二ハウジングの前方側部分の側面に形成された段部25Bの後端面に側板部42の前端縁が当接するまでなされる。該金属シェル40のスライド移動完了時において、該前方延出片43の前端域が上記第二スリット25Aから前方へ突出するとともに、該金属シェル40の屈曲係止部48および把持部49が第二ハウジング20の没入被係止部28および被把持部29との前後方向での位置がそれぞれ一致する。
次に、金属シェル40の前方延出片43の前端域、すなわち第二ハウジング20の第二スリット25Aから前方へ突出した部分を、図2にて二点鎖線で示すように、下方へ向けて直角に屈曲させる。該前方延出片43の前端域を屈曲した部分は第二ハウジング20の頭部25の前面と前後方向で係止する前方係止部43A(図2にて二点鎖線で図示)として形成される。
また、屈曲係止部48および把持部49を、第一ハウジング10および第二ハウジング20の両方を抱え込むように、すなわち、該第一ハウジング10および第二ハウジング20の幅方向内方へ向けて屈曲する。この結果、屈曲係止部48の下端側部分がその板面で第二ハウジング20の被取付面28Aに当接することにより該屈曲係止部48が該被取付面28Aを下面とする部分を把持し(図3(B)参照)、また、把持部49は第二ハウジング20の被把持部29を把持する。これによって、第一ハウジング10および第二ハウジング20が基板50を挟持した状態が安定的に維持される。屈曲係止部48の後端縁はその板厚面で第二ハウジング20の被係止面28Bと前後方向で係止する。以上の工程により、モジュラープラグ1の組立てが完了する。
続いて、モジュラープラグ1に電線を接続する工程について説明する。まず、電線を電線保持部材30に保持させる。具体的には、第二ハウジング20に対して回動自在に取り付けられた電線保持部材30を該第二ハウジング20から離れたような開位置の状態とし、かかる状態で、該電線保持部材30の上段側の電線保持溝34内に電線を圧入するとともに下段側の電線保持孔35に電線を挿通させる。
次に、電線保持部材30が電線を保持した状態で、該電線保持部材30の軸部を回動中心として該電線保持部材30を第二ハウジング20に向けて閉位置へ回動させる。この結果、図3(C)に示されているように、電線保持部材30の取付片33の取付窓部33A内に第二ハウジング20の被取付部24が進入して、該取付窓部31Aと被取付部24とが上下方向で係止し合うことにより、電線保持部材30が第二ハウジング20に対して固定される。
また、第二ハウジング20への電線保持部材30の取付時に、電線保持溝34および電線保持孔35内に圧接端子71,72の下端側部分、すなわち接触部71A,72Aが進入し、該圧接端子71,72が電線に圧接される。この結果、圧接端子71,72の一対の接触部71A,72Aの間に電線が進入するとともに該接触部71A,72Aが電線の被覆に喰い込み、電線の心線が該接触部71A,72Aと接触して電気的に導通する。したがって、上記電線保持部材30の取付けによって、脚状端子71,72および基板の回路部を介して、電線と板状端子60とが電気的に導通可能な状態となる。
また、電線保持部44には、ケーブルの外被を剥いて露出させたシールド線(図示せず)が逆U字状部分の開口部から進入する。そして、電線保持部44をシールド線に対してかしめることにより金属シェル40がケーブルを保持するとともに該シールド線と電気的に接続される。以上の工程によって、モジュラープラグ1への電線の接続が完了する。
本実施形態に示されるモジュラープラグ1と嵌合するモジュラージャック2は、図4(B)に示されるように、モジュラープラグ1の板状端子60と接触する複数の相手端子80と、電気絶縁材で作られ該複数の相手端子80を配列保持するハウジング90と、該ハウジング90を覆うように該ハウジング90に取り付けられる金属シェル100とを有している。
相手端子80は、形状が若干異なる二種の端子から成るが、基本的な構成は同じであるので、本実施形態では、一種の端子のみについて説明し、他種の端子の説明は省略する。相手端子80は金属板を打抜いて得られた細条片がその板厚方向に屈曲されて形成されている。図4(B)に示されているように、該相手端子80は、水平方向に延びハウジング90によって保持される被保持部81と、該被保持部81の右端からモジュラープラグ1の嵌合方向前方(左方)へ向けて斜め上方に延びる可撓な接触部82と、被保持部81の左端から下方へ延びる接続部83とを有している。このような構成の複数の相手端子80は、モジュラープラグ1の板状端子60に対応して紙面に直角な方向に配列されており、接触部82が上下方向で弾性変位可能となっている。
ハウジング90は、モジュラープラグ1の前方側(左端側)部分を受け入れる受入凹部91が嵌合方向後方(右方)に向けて開口して形成されている。該受入凹部91はモジュラープラグ1の前方側部分に適合した形状をなしており、モジュラープラグ1の嵌合動作中において、該モジュラープラグ1のロック片15の被押圧部15Dを下方へ押圧するための押圧部(図示せず)が上側の内壁面に設けられている。また、該上側の内壁面には、モジュラープラグ1とモジュラージャック2とが嵌合した状態において、該モジュラープラグ1のロック片15の段部15Cと前後方向で係止する対応段部(図示せず)が設けられている。
ハウジング90は、相手端子80を圧入保持するための相手端子保持孔92が上記受入凹部91の下方で前後方向に貫通して形成されている。図4(B)に示されているように、受入凹部91と相手端子保持孔92とは隔壁部93によって隔てられている。該隔壁部93の上面は受入凹部91の下側の内壁面となっていて、その下側の内壁面はモジュラープラグ1の嵌合方向での後方(右方)へ向けて下方に傾斜する傾斜面93Aとして形成されている。また、該隔壁部93の下面は相手端子保持孔92を形成する上側の内壁面となっている。
図4(B)に見られるように、上記相手端子80がハウジング90の相手端子保持孔92で保持された状態において、該相手端子80の接触部82は、受入凹部91内にて上記隔壁部93の傾斜面93Aとの間に隙間を形成しながら左方へ延びており、自由状態において下方へ弾性変位可能となっている。また、相手端子80の接続部83は、モジュラージャック2の左端寄り位置にてハウジング90の下壁部94に形成された溝部(図示せず)内に進入しており、該下壁部94の下方へ延出している。
金属シェル100は、金属板を屈曲して成形されており、ハウジング90の上面、側面およびモジュラープラグ1の嵌合方向前方側(図4(B)の左方側)の面を覆うようにして該ハウジング90に取り付けられている。
モジュラージャック2は、以下のように組立てられる。まず、端子素材としての直状の細条片の一端側を直角に屈曲して接続部83を形成することにより端子素材全体をL字形状とし、ハウジング90の相手端子保持孔92へ該端子素材を該端子素材の他端側から圧入する。このとき、該端子素材は、図4(B)における左方から圧入され、該端子素材の圧入は、該端子素材の他端側、すなわち右端部が相手端子保持孔92から突出して延出するとともに、接続部83がハウジング90の下壁部94の溝部内に進入するまで行われる。
次に、相手端子保持孔92から突出する上記端子素材の右端側部分をハウジング90の傾斜面93Aに沿って左方へ折り返すようにして屈曲して接触部82を形成する。このとき、接触部82と傾斜面93Aとの間に図4(B)に示されるような隙間が形成される程度に上記右方側部分を屈曲させる。また、ハウジング90の上面、側面およびモジュラープラグ1の嵌合方向前方側(図4(B)の左方側)の面を覆うようにして金属シェル100を該ハウジング90に取り付ける。以上の工程を経てモジュラージャック2の組立てが完了する。
以下、図4(B)に基づいて、本実施形態に係るモジュラープラグ1とモジュラージャック2との嵌合動作について説明する。モジュラープラグ1をモジュラージャック2の受入凹部91内へ図4(B)における右方から嵌入すると、モジュラージャック1のロック片15の被押圧部15Dがモジュラージャック2の押圧部(図示せず)によって下方へ押圧されて、該ロック片15が下方に弾性変位する。該ロック片15が弾性変位した状態でさらにモジュラープラグ1を受入凹部91内へ向けて移動させ、モジュラープラグ1のロック片15の段部がモジュラージャック2の前後方向における対応段部(図示せず)の位置を越えると、被押圧部が上記押圧部による押圧から解除され、ロック片15が弾性変位状態から自由状態に戻る。自由状態において、モジュラープラグ1の上記段部はモジュラージャック2の上記対応段部と該モジュラープラグ1の抜出方向(右方)で係止する。この結果、モジュラープラグ1とモジュラージャック2との嵌合動作が完了する。
また、嵌合動作が完了した状態において、モジュラージャック2の相手端子80の接触部82は、モジュラープラグ1にてそれぞれ対応する板状端子61が収容されている板状端子収容溝26内に下方から進入し、該板状端子61と弾性接触する。この結果、モジュラープラグ1とモジュラージャック2とが電気的に導通する。
本実施形態に係るモジュラープラグ1では、該モジュラープラグ1の抜出方向で第二ハウジング20の前面と係止する前方係止部43Aおよび上記抜出方向で第二ハウジング20の被係止面28Bと係止する屈曲係止部48が金属シェル40に設けられている。したがって、電線に対して作用した上記抜出方向での不用意な外力が金属シェル40に伝達されても、上記金属シェル40の前方係止部43Aおよび屈曲係止部48が、第二ハウジング20の上記前面および被係止面28Bとそれぞれ上記抜出方向で係止することにより、該金属シェル40が第二ハウジング20から外れることが良好に防止される。
また、本実施形態では、金属シェル40の前方係止部43Aは、前方延出片43の前端域を下方へ向け板面に対して直角な方向に屈曲されて形成されている。このように前方延出片43を屈曲して前方係止部43Aを形成することにより、該前方係止部43Aはその板面で第二ハウジング20の前面と当接して係止する。したがって、係止面積を大きく確保できるので、金属シェル40に大きい外力が作用しても該金属シェル40が第二ハウジング20から外れることを良好に防止できる。
また、本実施形態では、上記屈曲係止部48は、第二ハウジング20の被係止面28Aと該屈曲係止部48の後縁の端面で係止する。したがって、該屈曲係止部48の端面の面積は小さいが、該屈曲係止部48はその板厚面にて板面に平行な方向で力を受けるので該屈曲係止部48は変形しにくい。
また、本実施形態では、上記屈曲係止部48は、第一ハウジング10および第二ハウジング20の両方を抱え込むように屈曲されることにより、該屈曲係止部48は第二ハウジング20の被係止面28Bと係止するとともに、第二ハウジング20に取り付けられている。したがって、第二ハウジング20への金属シェル40の取付けのための部分を、上記屈曲係止部48に加えて金属シェル40に別途形成する必要がない。この結果、金属シェル40ひいてはモジュラープラグ1の小型化が可能となる。
本実施形態では、金属シェル40の前方係止部43Aおよび屈曲係止部48は第二ハウジング20のみと係止しており、第一ハウジング10とはモジュラープラグ1の抜出方向で係止していない。しかし、上記第一ハウジング10および第二ハウジング20は、第一ハウジング10の係止片13および後方係止片14が、第二ハウジング20の被係止部22Aおよび後方被係止部23Aとそれぞれ係止して結合して一体化されている。さらに、該第一ハウジング10および第二ハウジング20の結合状態は、金属シェル40が屈曲係止部48および把持部49によって第二ハウジング20にしっかりと取り付けられることにより確実に維持される。したがって、金属シェル40を第一ハウジング10と上記抜出方向で係止させなくても、第二ハウジング20と係止させれば済む。
また、上記金属シェル40を第一ハウジング10のみ、あるいは第一ハウジング10および第二ハウジング20の両方と係止させるようにしても、金属シェル40の十分強固な固定が実現されることは言うまでもない。
本実施形態では、第二ハウジングの頭部が第一ハウジングのロック片の基部の前方で該基部に隣接して位置することとしたが、これに代えて、第一ハウジングに頭部を設けるとともに、第二ハウジングにロック片を設けて、該第一ハウジングの頭部が該第二ハウジングのロック片の基部の前方で該基部と隣接して位置するような形態にしてもよい。この場合、金属シェルの前方係止部は第一ハウジングの頭部の前面と係止する。
本実施形態では、前方に設けられた板状端子と後方に設けられた圧接端子とを結合する回路部が形成された基板を第一ハウジングおよび第二ハウジングによって挟持することにより、該第一ハウジングおよび第二ハウジングが上記板状端子および上記圧接端子を間接的に保持する形態を説明した。これに代えて、基板を設けることなく、相手端子と接触する接触部を前端側に有するとともに電線と接続される接続部を後端側に有する、前後方向に延びる複数の端子を一つのハウジングと一体成形して、ハウジングにより直接的に該端子を配列保持する形態にしてもよい。
以下、図5ないし図8に基づいて第二実施形態ないし第五実施形態を説明する。これらの実施形態は、金属シェルの前方延出片あるいは該前方延出片に形成された前方係止部の形態が第一実施形態と異なっている。本実施形態のモジュラープラグは第一実施形態のモジュラープラグと基本的な構成が同一であるので、ここでは、上記前方係止部の形態を中心に説明し、同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
<第二実施形態>
図5は、本実施形態に係るモジュラープラグの金属シェルを示す斜視図である。同図には、ハウジング本体への取付けが完了したときの形態の金属シェルが示されている。本実施形態における金属シェルは、前方延出片を上方へ屈曲させることにより前方係止部が形成されている点で、前方延出片が下方へ屈曲されて前方係止部が形成されている第一実施形態と異なる。
図5に示されているように、本実施形態における金属シェル40の前方係止部43A’は、前方延出片43の前端域を該前方延出片の板面に対して直角に上方へ屈曲して形成されている。本実施形態に係るモジュラープラグでは、上記前方係止部43A’は第二ハウジングの頭部の前面における上側領域と係止する。
<第三実施形態>
図6は、本実施形態に係るモジュラープラグの金属シェルを示す斜視図である。同図には、ハウジング本体への取付けが完了したときの形態の金属シェルが示されている。本実施形態における金属シェルは、前方延出片が屈曲されることなく、該前方延出片の両側端縁から該前方延出片の幅方向外方へ突出する突起として前方係止部が形成されている点で、前方延出片が下方へ屈曲されて前方係止部が形成されている第一実施形態と異なる。
図6に示されているように、本実施形態における金属シェル40の前方係止部43A”は、前方延出片43の両側端縁の前端寄り位置にて、該両側端縁から外方に突出する突起として形成されている。本実施形態に係るモジュラープラグでは、モジュラープラグの組立工程において、金属シェル40を第一ハウジングおよび第二ハウジングに取り付ける際、該第一ハウジングの第一スリット内そして第二ハウジングの第二スリット内に前方延出片43が圧入される。該金属シェル40の取付完了時において、上記前方係止部43A”は上記第二スリットの内壁面に喰い込んで、モジュラープラグの抜出方向(図6における右方)で該第二スリットの内壁面と係止する。
本実施形態では、突起状の前方係止部43A”が第二スリットの内壁面に喰い込むので係止力が大きくなる。したがって、係止力が大きい分、金属シェル40に大きい外力が作用しても該金属シェル40が第二ハウジングから外れにくくすることができる。また、本実施形態では、前方延出片43を上記第一そして第二スリットへ圧入するだけでよく、第一実施形態のごとく、スリットへの挿入後の屈曲加工が不要である。
本実施形態では、前方係止部43A”を前方延出片の前端寄り位置に設けて第二ハウジングの第二スリットの内壁面に喰い込ませることとしたが、これに代えて、該前方係止部43A”を上記前端寄り位置から若干後方寄りの位置に設けて第一ハウジングの第一スリットの内壁面に喰い込ませることとしてもよい。また、上記前端寄り位置および上記後方寄りの位置の両方に前方係止部43A”を設けて、該前方係止部43A”を上記第二スリットおよび上記第一スリットのそれぞれの内壁面に喰い込ませることにより、係止力をさらに大きくしてもよい。
また、第一実施形態に係る前方係止部43Aあるいは第二実施形態に係る前方係止部43A’とともに本実施形態に係る前方係止部43A”を前方延出片43に設けることも可能である。
<第四実施形態>
図7は、本実施形態に係るモジュラープラグの金属シェルを示す斜視図である。同図には、ハウジング本体への取付けが完了したときの形態の金属シェルが示されている。本実施形態における金属シェルは、上板部の幅方向外方寄り位置にて該上板部の前端縁から二つの前方延出片が延出している点で、一つの前方延出片が上板部の前端中央位置にて該上板部の前端縁から延出している第一実施形態と異なる。
図7に示されているように、本実施形態における金属シェル40の前方延出部43’は上板部41の幅方向外方寄り位置にて該上板部41の前端縁から二つの前方延出片43’が延出している。図7は各前方延出片43’の前端域は該前方延出片43’の板面に対して直角な方向に屈曲した状態を示しており、該直角に屈曲された部分が、第二ハウジングの前端面と係止する前方係止部43’Aとして形成されている。また、各前方延出片43’は上板部41の幅方向内方寄りの側端縁の前後方向中間位置において、該側端縁から上記幅方向内方へ向けて突出する突起として係止突起43’Bが形成されている。
本実施形態では、上記二つの前方延出片43’は、第一ハウジングのロック片の基部の上記幅方向両側位置で前方に延びており、上述の通り、屈曲された上記前方係止部43’Aは該幅方向両側位置にて第二ハウジングの前面と係止する。また、上記係止突起43’Bは、上記基部の外面に喰い込んで該基部と係止する。本実施形態によれば、第一ハウジングの第一スリットおよび第二ハウジングの第二スリットが設けられないような場合であっても、上記前方係止部43’Aおよび係止突起43’Bでの係止によって、金属シェル40の外れを防止することができる。
第一実施形態に係る前方係止部43Aあるいは第二実施形態に係る前方係止部43A’とともに本実施形態に係る前方係止部43’Aおよび係止突起43’Bを前方延出片43’に設けることも可能である。また、必ずしも上記前方係止部43’Aおよび係止突起43’Bの両方を設ける必要はなく、該前方係止部43’Aおよび係止突起43’Bのいずれか一方のみを設けることとしてもよい。
<第五実施形態>
図8は、本実施形態に係るモジュラープラグの金属シェルを示す斜視図である。同図には、ハウジング本体への取付けが完了したときの形態の金属シェルが示されている。本実施形態における金属シェルは、二つの張出部の前端域が金属シェルの幅方向内方へ向けて屈曲されており、該前端域が前方係止部として形成されている点で、該張出部の前端域が屈曲されておらず、そのような前方係止部を有していない第一実施形態と異なる。
図8に示されているように、本実施形態における金属シェル40は、第一実施形態における金属シェル40の二つの張出部47を前方へ延ばすとともに該張出部47の前端域を金属シェル40の幅方向内方へ向けて屈曲した形状をなしている。該張出部47の屈曲された前端域は前方係止部47Aとして形成されている。
本実施形態では、前方延出部43の前方係止部43Aは第一実施形態と同様に第二ハウジングの前面における幅方向中央位置の上側領域に係止する。また、上記前方係止部47Aは、第二ハウジングの前面における幅方向両側位置の下方領域に係止する。本実施形態では、二つの前方係止部47Aの面積分、第一実施形態よりも係止面積が広くなるので、金属シェル40の外れがより確実に防止される。
第二実施形態に係る前方係止部43A’、第三実施形態に係る前方係止部43A”あるいは第四実施形態に係る前方係止部43’A,43’Bとともに本実施形態に係る前方係止部47Aを張出部47に設けることも可能である。
1 モジュラープラグ 40 金属シェル
2 モジュラージャック 43 前方延出片(腕状片)
10 第一ハウジング(第一ハウジング部材) 43A 前方係止部(係止部)
15 ロック片 48 屈曲係止部(係止部)
15A 基部 50 基板
20 第二ハウジング(第二ハウジング部材) 60 板状端子

Claims (8)

  1. モジュラージャックに嵌合されるモジュラープラグであって、嵌合時に上記モジュラージャックの端子である相手端子と接触する端子と、該端子を直接的もしくは間接的に保持するハウジングと、該ハウジングの少なくとも一部を覆うように該ハウジングに取り付けられるとともに上記モジュラープラグに接続され該モジュラープラグの抜出方向に延出する電線に取り付けられる金属シェルとを備えるモジュラープラグにおいて、
    ハウジングは、モジュラープラグの嵌合方向での前端側に形成された基部から抜出方向に延び該抜出方向でモジュラージャックと係止するロック片を有しており、該ロック片の基部に、上記嵌合方向に延びるスリットが形成されており、上記金属シェルは、上記嵌合方向に延び上記ハウジングのスリットに挿入される腕状片を有し、該腕状片は、モジュラープラグの抜出方向でハウジングと係止する係止部を有していることを特徴とするモジュラープラグ。
  2. ハウジングは、互いに結合する第一ハウジング部材および第二ハウジング部材を有し、ロック片は、該第一ハウジング部材および第二ハウジング部材のうちの一方のハウジング部材に設けられており、金属シェルの係止部は、上記第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の少なくともいずれか一方と係止することとする請求項1に記載のモジュラープラグ。
  3. 第一ハウジング部材および第二ハウジング部材のうちの他方のハウジング部材は、嵌合方向での前端側部分が一方のハウジング部材のロック片の基部と嵌合方向で隣接して位置しており、金属シェルの係止部は、一方のハウジング部材の上記ロック片の基部および他方のハウジング部材の上記前端側部分の少なくともいずれか一方と係止することとする請求項2に記載のモジュラープラグ。
  4. 端子が取り付けられており、電線と該端子とを電気的に導通させるための回路部を有する基板をさらに有し、第一ハウジング部材および第二ハウジング部材は、上記基板を挟持することにより間接的に上記端子を保持していることとする請求項2または請求項3に記載のモジュラープラグ。
  5. ハウジングのスリットは、前後方向に貫通しており、金属シェルは、腕状片が上記スリットに後方から挿通されており、該腕状片の係止部が、上記スリットから前方へ突出した腕状片の前端域を該腕状片の板面に対して直角な方向に屈曲して形成されていることとする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のモジュラープラグ。
  6. 金属シェルの係止部は、腕状片の側端縁から突出する突起として形成されており、ハウジングに喰い込むことにより該ハウジングと係止することとする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載のモジュラープラグ。
  7. 金属シェルは、モジュラープラグの抜出方向にて縁部で上記ハウジングと係止する係止片を有していることとする請求項2ないし請求項6のいずれか一つに記載のモジュラープラグ。
  8. 金属シェルの係止片は、基板を挟持した第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の両方を抱え込むように屈曲されて該第一ハウジング部材および第二ハウジング部材の少なくともいずれか一方に取り付けられていることとする請求項に記載のモジュラープラグ。
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