JP4882817B2 - 錠コントローラ - Google Patents
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Description
その他、例えば、錠コントローラを出荷する前に、工場において各コントローラ毎に調整用カードを設定しておくことも考えられるが、設定やカードの管理が複雑となり、現実的とはいえない。
更に、調整用カード設定手段は、上記の計時動作中に読取られたカードが新規に読取られたカードであれば新たな調整用カードに設定し、認証手段は、タイマ手段が計時動作を終了すると、以降に読取ったカードの認証情報を記憶手段により記憶された情報と照合し、前記カードが調整用カードであると判断すると、認証情報の内容に応じて予め設定されている扉の施錠,解錠の可否を判定し、制御部はその判定結果に応じて施錠,解錠を制御する。
解錠,施錠動作を実行させることができると好ましい場合には、錠コントローラに対して最初に電源が投入された時点で、調整用カードの設定を行った後に続いて特定動作カードの設定を行ない、その特定動作カードを使用して、錠コントローラに通常のカードとは異なる制御を実行させることができる。そして、この場合も、特定動作カードとして使用するためのカードに予め特定の情報を記憶させておく必要は無いので、設定を柔軟に行うことができる。
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図6を参照して説明する。図6は、入室管理システムの全体構成を示すものである。ドア(扉)1の内部には電気錠2が配置されており、電気錠2は、アクチュエータを電磁的に駆動することによってドア1の施錠,解錠を行うようになっている。カードリーダ(情報読取り部)3は、例えば非接触型のICカードに記録されている個人データを電波信号を介して読み取り、読取ったデータを錠コントローラ4にシリアルインターフェイスを介して送信する。また、カードリーダ3は、その他、LCDパネルに文字を表示させたり、データの読取り応答としてサウンドを出力したり、図示しないLED表示を行う機能などを備えている。
また、ドア1及び電気錠2,カードリーダ3,錠コントローラ4の組みは複数存在しており、各錠コントローラ4と管理サーバ5とが上記LANを介して接続されている。
メイン制御部7はCPUなどで構成され、カードリーダ3により送信され、通信制御部9が復調したコマンドに応じてメモリ8に記憶されているID情報を読み出すと、通信制御部9及びアンテナ10を介してカードリーダ3側に送信する。なお、上記のID情報は、例えば、企業の従業員番号などの認証情報である。通信制御部9は、カードリーダ3側にデータを送信する場合、例えば、カードリーダ3より送信される搬送波を負荷変調することで発生する反射波を利用して送信する。
また、施解錠制御部17は、運転モード中に調整用カードを所定枚数読取った場合は調整モードに移行するので、ユーザの意思に応じて再度調整モードに移行させることができる。
図7乃至図11は本発明の第2実施例を示ものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。図7に示すように、第2実施例の錠コントローラ31は、第1実施例のタイマ部23を第1タイマ部23として、もう1つ、第2タイマ部(サブタイマ手段)32を備えて構成されている。第2タイマ部32は、第1タイマ部23が計時動作を終了してタイムアップ信号を出力すると計時動作を開始し、計時動作を終了すると、施解錠制御部17に替わる施解錠制御部(調整用カード設定手段,記憶手段,モード切換え手段)33にタイムアップ信号を出力するようになっている。
そして、第2実施例では、錠コントローラ31は、第2タイマ部32が計時動作を行なっている期間内にカードリーダ3が読取ったICカード6を、運転モードにおいて、他のICカード6とは異なる特定の動作をさせるための特定動作カードとして記憶する。
(1)電気錠2の解錠/施錠のトグル動作
ドア1が施錠されている状態から、カードリーダ3が特定動作カードを読取ると解錠を行なうが、その次に、特定動作カードを読取るまではその解錠状態を維持する(通常は、解錠した一定時間後に施錠する)。即ち、特定動作カードの読取り毎に、解錠,施錠を交互に行う。
通常は、上記のように、解錠した一定時間後(例えば、10秒後)に施錠するが、大きな荷物を出し入れする場合などを想定し、解錠状態の維持時間を、例えば30分程度に延長する。即ち、(1)と同様に、一度開けたドア1が直ちに施錠されると再度の解錠動作が煩わしい場合には、特定動作カードを読取らせて解錠状態を比較的長時間維持させている間に入退室を繰り返すことができる。
特定動作カードは、外部からの来客に使用させるように定めておき、カードリーダ3が特定動作カードを読取ると、来客者が入室したことを管理サーバ5に送信する。即ち、外部からの来客のように、特定の日時にだけ入退室を行う者に対しては、特定動作カードを貸与して入室を行なわせるようにしておき、錠コントローラ31が読取った上記カードの情報を外部に送信させることで、例えば、特定の客が来訪したことを認識して報知させる、といった制御を行わせることができる。
これらのように、運転モード中に、通常のICカード6とは異なる制御を行うようにする。尚、図11には、上記の処理に対応したタイミングチャートの一例を示す。
解錠,施錠動作を実行させることができると好ましい場合には、錠コントローラ31に最初に電源が投入された時点で、調整用カードの設定を行った後に続いて特定動作カードの設定を行ない、その特定動作カードを使用して錠コントローラ31に通常のカードとは異なる制御を実行させることができる。そして、この場合も、特定動作カードとして使用するためのICカード6に予め特定の情報を記憶させておく必要は無いので、設定を柔軟に行うことができる。
また、カードリーダ3は、第1タイマ部23,第2タイマ部32が計時動作中であること、又はその計時動作が終了したことを作業者に報知するので、作業者は、現在の錠コントローラ31の動作状態を報知に基づいて把握することができ、調整用カード等の設定作業が行い易くなる。
図12は、本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。図1相当図である図12において、ステップS7を実行した後は、ステップS8に移行することなく、ステップS4に戻り、タイマ部23の計時動作をリセットスタートさせるようにする。斯様に構成した第3実施例によれば、調整用カードの読取り期間を、カードの読取り状況に応じて適宜延長することができるので、調整用カードの設定作業が行い易くなる。
カードはICカードに限ることなく、磁気カードであっても良い。
タイマ手段が計時する所定時間は、適宜変更して実施すれば良い。
第1実施例において、タイマ部23の計時動作中やその計時動作が終了した時点で、第2実施例と同様に報知を行うようにしても良い。
施解錠制御部17は、最初に電源が投入されると、予め調整モードで起動するようにしても良い。
第2実施例において、特定動作カードによる解錠を行なった後、その解錠状態を維持する時間は、適宜変更して実施すれば良い。
また、第2実施例において、第2タイマ部32の起動は、施解錠制御部33を介して行うものに限らず、第1タイマ部23のタイムアップ信号を与えて直接起動しても良い。
Claims (8)
- 所定の認証情報が記録されたカードの前記認証情報を読取る情報読取り部と、通常動作モードと、前記通常動作モード時に行う制御機能の一部を無効化した状態で動作する調整モードとの切換えを行なうモード切換え手段と、前記認証情報に基づいて、入退室の際に開閉される扉の施錠,解錠の可否を判定する認証手段を有する制御部とを備えてなる錠コントローラにおいて、
前記制御部は、
電源が投入されると、前記モード切換え手段が調整モードで起動し、最初に読取られたカードの認証情報が所定の条件に適合する場合は前記カードを調整用カードとして設定する調整用カード設定手段と、
前記認証情報の少なくとも一部を記憶させる記憶手段と、
この記憶手段が、前記調整用カードとして最初に設定されたカードの認証情報の少なくとも一部を記憶させると所定時間の計時動作を開始するタイマ手段とを備え、
前記調整用カード設定手段は、前記タイマ手段による計時動作中に読取られたカードの認証情報と、前記記憶手段によって記憶された認証情報とを照合して、前記カードが新規に読取られたカードであると判断すると前記カードを新たな調整用カードとして設定し、当該カードの認証情報の少なくとも一部を前記記憶手段に追加して記憶させ、
前記認証手段は、前記タイマ手段が前記計時動作を終了すると、読取ったカードの認証情報を前記記憶手段によって記憶された情報と照合し、前記カードが調整用カードであると判断すると、前記認証情報の内容に応じて、予め設定されている扉の施錠,解錠の可否を判定し、前記制御部が扉の施錠,解錠を制御することを特徴とする錠コントローラ。 - 前記タイマ手段が計時動作を終了すると所定時間の計時動作を開始するサブタイマ手段を備え、
前記調整用カード設定手段は、
前記サブタイマ手段による計時動作中に読取られたカードの認証情報と、前記記憶手段によって記憶された認証情報とを照合して、前記カードが新規に読取られたカードであると判断すると前記カードを特定動作カードとして設定し、当該カードの認証情報の少なくとも一部を前記記憶手段に記憶させ、
前記モード切換え手段は、前記通常動作モード中に読取ったカードが前記調整用カードであると判断すると、再び前記調整モードに移行し、
前記通常動作モード中に読取ったカードが前記特定動作カードであると判断すると、通常のカードとは異なる制御を実行することを特徴とする請求項1記載の錠コントローラ。 - 前記制御部は、前記通常動作モード中に読取ったカードが前記特定動作カードであると判断して解錠動作を行なうと、前記特定動作カードを再度読取るまで解錠状態を維持することを特徴とする請求項2記載の錠コントローラ。
- 前記制御部は、前記通常動作モード中に読取ったカードが前記特定動作カードであると判断して解錠動作を行なうと、前記扉の開閉状態にかかわらず、解錠状態を所定時間だけ維持することを特徴とする請求項2記載の錠コントローラ。
- 前記制御部は、前記通常動作モード中に読取ったカードが前記特定動作カードであると判断すると、前記特定動作カードの読取り情報を外部に送信することを特徴とする請求項2記載の錠コントローラ。
- 前記制御部は、前記通常動作モード中に前記調整用カードを「2」以上の所定枚数読取った場合に、前記調整モードに移行することを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の錠コントローラ。
- 前記タイマ手段が計時動作中であること、又はその計時動作が終了したことを作業者に報知するための報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の錠コントローラ。
- 前記タイマ手段は、前記所定時間の計時動作が完了するまでの間に新たな調整用カードが読取られると、前記カードの認証が行なわれる毎に、前記計時動作をリセットスタートすることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の錠コントローラ。
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