前方握把部材

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JP4882602B2
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JP
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JP2006227319A
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JP2008051387A (ja )
Inventor
英之 後藤
Original Assignee
豊和工業株式会社
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本発明は、銃の銃身を覆う被筒に形成された取付部に装着する前方握把部材に関する。

従来、銃の銃身を覆う被筒に形成された取付部に装着する前方握把部材は、射撃時に銃の操作性を向上させるために用いられることが知られている。前方握把部材は、特許文献1に記載のように、取付部の係合部に係合する一対の係合爪を一端側に備えた本体部と、本体部の内側に保持され、前記係合爪間の溝内側に突出させる当接面を一端側に備えた軸部材とから成り、本体部の係合爪と軸部材の当接面により係合部を挟み込むことで取付部に装着されるようになっている。
米国特許出願公開第2006/64913号明細書

上記の前方握把部材を装着した銃を射撃訓練中や搬送中に落とした場合、前方握把部材から着地して前方握把部材に衝撃力が加わると、衝撃力により係合部を介して取付部や被筒が折れ曲がり銃身や他部品に悪影響を与えることで射撃の継続が困難になるおそれがあった。そこで本発明の課題は、上記問題点を解決するもので、係合部に与える衝撃力を吸収するようにした前方握把部材を提供することを目的とする。

本発明の前方握把部材は、銃の銃身を覆う被筒に形成された取付部の係合部に係合する一対の係合爪を一端側に備えた本体部と、本体部の内側に保持され、前記係合爪間の溝内側に突出させる当接面を一端側に備えた軸部材とから成り、本体部の係合爪と軸部材の当接面により係合部を挟み込むことで取付部に装着される前方握把部材において、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、前方握把部材から係合部に与える衝撃力を吸収する衝撃力吸収機構を備えたことを特徴とする。具体的に前記衝撃力吸収機構は、軸部材の他端側に設けた緩衝材から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、緩衝材により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする。また、前記衝撃力吸収機構は、軸部材の小径部外周に設けた環状溝から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、環状溝により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする。更に、衝撃力吸収機構は、本体部の一対の係合爪に設けた切り欠き部から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、切り欠き部により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする。

本発明では、前方握把部材は、銃の銃身を覆う被筒に形成された取付部の係合部に係合する一対の係合爪を一端側に備えた本体部と、本体部の内側に保持され、前記係合爪間の溝内側に突出させる当接面を一端側に備えた軸部材とから成り、本体部の一対の係合爪には、所定以上の衝撃力が加わったときに係合爪を折れ易くする切り欠き部を設け、段付き形状である軸部材の大径部には緩衝材を取付け、軸部材の小径部外周には、所定以上の衝撃力が加わったときに小径部を折れ易くする環状溝を設け、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、衝撃力吸収機構を構成する切り欠き部、緩衝材、環状溝の何れかによって前方握把部材から係合部に与える衝撃力が吸収される。

図1に示す銃1には、銃身2を覆う被筒3に形成された複数の取付部4の1つに前方握把部材10が装着されている。前方握把部材10は射撃時に銃1の操作性を向上させるために用いられるものである。前方握把部材10について説明する。前方握把部材10は、取付部4の係合部5に係合する一対の係合爪11を一端側に備えた本体部12と、本体部12の内側に保持され、前記係合爪11間の溝13内側に突出させる当接面14を一端側に備えた軸部材15とから成る。本体部12の内側には軸線方向に貫通する段付き孔16が設けられ、小径孔16aと大径孔16bとの間にはネジ部17が形成されている。本体部12の一端側には、係合部5の突部5aに係合するように形成した係合爪11が一対設けられている。各係合爪11には、所定以上の衝撃力が加わったときに係合爪11を折れ易くする切り欠き部18が設けられている。また、各係合爪11には前記段付き孔16に対して水平方向に貫通孔19が設けてある。

軸部材15は段付き形状であり、一端側の小径部15aと他端側の大径部15bとの間にはネジ部20、Oリング取付け溝21が夫々形成されている。軸部材15の内側には軸線方向に伸びた穴22が設けられ、その穴22を塞ぐように大径部15bには緩衝材23が取付けられている。小径部15a先端には当接面14が形成されている。当接面14には突起部24が設けられている。その突起部24は取付部4に複数設けた横溝6深さより短くしてある。軸部材15の小径部15a外周には、所定以上の衝撃力が加わったときに小径部15aを折れ易くする環状溝25が形成されている。以上のことから前方握把部材10は、本体部12の内側に保持された軸部材15を回転させることで当接面14を一対の係合爪11間の溝13内側に突出させ、係合部5を一対の係合爪11と当接面14により挟み込むようにして取付部4に装着されるようになっている。また、一対の係合爪11と当接面14との挟み込み状態を、本体部12に設けた貫通孔19から見える突起部24の位置によって確認できるようになっている。更に軸部材15はOリング26により振動等で回転しないようになっている。尚、本実施形態では、緩衝材23で吸収できない衝撃力を所定以上の衝撃力としてある。

上記前方握把部材10を装着した銃1を射撃訓練中や搬送中に落とした場合、前方握把部材10から着地して前方握把部材10に衝撃力が加わっても、切り欠き部18、緩衝材23、環状溝25から成る衝撃力吸収機構Aによって前方握把部材10から係合部5に与える衝撃力が吸収されるようになっている。具体的には、前方握把部材10の軸線方向に対して水平方向から所定以上の衝撃力F1が加わったときには、係合爪11に設けた切り欠き部18が折れることで係合爪11が破損し、係合爪11と当接面14により係合部5を挟み込む状態が解除され、衝撃力F1が係合部5に与える力が吸収されることになる。次に、前方握把部材10に軸線方向から衝撃力F2が加わったときには、衝撃力F2は緩衝材23の撓みにより吸収されるが、前記緩衝材23で吸収できない衝撃力F2の場合には、小径部15aに設けた環状溝25が折れることで小径部15aが破損し、係合爪11と当接面14により係合部5を挟み込む状態が解除され、衝撃力F2が係合部5に与える力が吸収されることになる。

従って、前方握把部材10を装着した銃1を射撃訓練中や搬送中に落とした場合、前方握把部材10から着地して前方握把部材10に衝撃力が加わっても、衝撃力吸収機構Aの何れかにより衝撃力が吸収されることで係合部5を介して取付部4や被筒3に与える影響を少なくできるから、従来のように、衝撃力により取付部4や被筒3が折れ曲がり銃身2や他部品に悪影響を与えることで射撃の継続が困難になることがない。また、簡単な構成であり、既存の前方握把部材10に容易に採用することができる。更に、安価な前方握把部材10のみを交換すれば再び操作性の向上した銃1によって射撃を行なうことが可能となる。本実施形態では、衝撃力吸収機構Aの切り欠き部18、緩衝材23、環状溝25を同時に設けたが、前方握把部材10に何れか1つ備えたものであってもよい。

本発明の前方握把部材を装着した銃を示す図である。 (a)は図1のIII−III線断面図であって、(b)は係合爪と当接面との挟み込み状態を解除した状態を示す図である。

符号の説明

1 銃
2 銃身
3 被筒
4 取付部
5 係合部
10 前方握把部材
11 係合爪
12 本体部
13 溝
14 当接面
15 軸部材
15a 小径部
18 切り欠き部
23 緩衝材
25 環状溝
A 衝撃力吸収機構

Claims (4)

  1. 銃の銃身を覆う被筒に形成された取付部の係合部に係合する一対の係合爪を一端側に備えた本体部と、本体部の内側に保持され、前記係合爪間の溝内側に突出させる当接面を一端側に備えた軸部材とから成り、本体部の係合爪と軸部材の当接面により係合部を挟み込むことで取付部に装着される前方握把部材において、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、前方握把部材から係合部に与える衝撃力を吸収する衝撃力吸収機構を備えたことを特徴とする前方握把部材。
  2. 衝撃力吸収機構は、軸部材の他端側に設けた緩衝材から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、緩衝材により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする請求項1記載の前方握把部材。
  3. 衝撃力吸収機構は、軸部材の小径部外周に設けた環状溝から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、環状溝により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする請求項1記載の前方握把部材。
  4. 衝撃力吸収機構は、本体部の一対の係合爪に設けた切り欠き部から成り、前方握把部材に衝撃力が加わったときに、切り欠き部により衝撃力を吸収するようにしたことを特徴とする請求項1記載の前方握把部材。

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JP2008051387A (ja) 2008-03-06 application

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