JP4881239B2 - 目標検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受信した信号から目標を検出する目標検出装置に関し、特に積分系列最大化法により時間周−波数軸上で目標を検出する技術に関する。
従来、例えばレーダ装置に備えられ、送信したパルス信号が目標で反射されて戻ってきた反射波を受信し、受信した反射波に基づき目標を検出する目標検出装置が知られている。この目標検出装置においては、複数の反射波(ヒット)を受信して積分し、SN比を向上させることが行われている。
しかしながら、高速で動く目標(以下、「高速目標」という)に対しては、目標のレンジ方向のずれによって積分できるヒット数に上限があるので、積分によるSN比向上にも限界があり、目標の検出性能に劣るという問題があった。
この問題に対処するために、短時間しか出現しない高速目標を検出できる目標検出装置が開発されている。図9は、従来の目標検出装置の構成を示すブロック図である。この目標検出装置は、短時間フーリエ変換(以下、「STFT:Short Time Fourier Transform」という)回路11、一定誤警報率(以下、「CFAR:Constant False Alarm Rate」という)回路5および検出回路6を備える。
この目標検出装置は、以下のように動作する。即ち、図示しないアンテナで反射波を受信することによって得られた受信信号は、STFT回路11に送られる。STFT回路11は、受信信号を短時間フーリエ変換により時間−周波数軸上の信号に変換し、CFAR回路5に送る。なお、短時間フーリエ変換については、例えば非特許文献1に説明されている。
CFAR回路5は、STFT回路11から送られてくる時間−周波数軸上の信号に対し、誤警報確率を一定の低さに抑えた信号を生成し、検出回路6に送る。なお、CFARについては、例えば非特許文献2に説明されている。図10は、CFAR回路5の一例として、相加平均で規格化を行うリニアCFAR回路の構成を示すブロック図である。CFAR回路5は、遅延回路31、加算回路32、平均化処理回路33および除算回路34から構成されている。
遅延回路31は、入力された信号xiを遅延させた後、加算回路32および除算回路34に送る。加算回路32は、一定期間に遅延回路31から送られてくるN個のデータを加算し、平均化処理回路33に送る。平均化処理回路33は、加算回路32から送られてくるN個のデータの平均値を算出し、除算回路34に送る。除算回路34は、遅延回路31から送られてくるデータを平均化処理回路33から送られてくる平均値で除算し、この除算結果をCFAR出力として検出回路6に送る。なお、CFAR回路5は、相乗平均で規格化を行う対数CFAR回路によって実現される場合もある。
検出回路6は、CFAR回路11から送られてくる誤警報確率が一定の低さに抑えられた信号を所定のスレショルドレベルと比較し、その比較結果に基づいて目標を検出し、この検出した結果を検出情報として出力する。
榊原、"ウェーヴレットビギナーズガイド"、東京電機大学出版局、pp.23-24(1995) 関根、"レーダ信号処理技術"、電子情報通信学会、pp.96-106(1991)
しかしながら、上述した従来の短時間フーリエ変換を行った後にCFAR処理を行うように構成された目標検出装置では、もともと積分数が少ない場合には短時間フーリエ変換を適用することができず、高速目標が小目標である場合は、SN比が小さくて、目標を検出できない場合が発生するという問題がある。
本発明の課題は、高速目標が小目標で積分数が少ない場合であっても、その小目標を確実に検出し、目標検出性能を向上させることができる目標検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、レーダ装置により受信した受信信号のレンジセル−PRI(Pulse Repetition Interval;パルス繰り返し周期)軸上で且つレンジセルが一定でPRIが異なるデータ系列からなる複数の積分系列を抽出する積分系列抽出回路と、積分系列抽出回路で抽出された複数の積分系列の各々を積分する積分回路と、積分回路で積分することにより得られた複数の積分系列の積分値の最大値を抽出する最大値抽出回路と、最大値抽出回路で抽出された最大値に基づき目標を検出する検出回路と、受信信号を、レンジセル−PRI軸上で、PRI毎に、隣接する複数レンジセルの範囲で高速フーリエ変換して周波数軸上の信号に変換し、該変換により得られた周波数軸上の信号の所定範囲をゼロ埋めした後に逆フーリエ変換してレンジ分解能を上げるレンジ高分解能化回路とを備え、積分系列抽出回路は、レンジ高分解能化回路の出力から複数の積分系列を抽出することを特徴とする。
また、第の発明は、第1の発明において、検出回路で検出された目標のレンジセルの周りの複数のレンジセルの重心を算出することにより目標のレンジセルを特定する重心距離計算回路を備えたことを特徴とする。
本発明の目標検出装置によれば、積分数が少ない場合であっても、所謂レンジウォーク信号を効率よく積分し、目標を検出する能力を高めることができる。
具体的には、第1の発明によれば、受信信号のレンジセル−PRI軸上で抽出したレンジセルが一定でPRIが異なるデータ系列からなる複数の積分系列の各々を積分し、積分により得られた複数の積分系列の積分値の最大値を抽出し、抽出した最大値に基づき目標を検出するので、高速目標が小目標で積分数が少ない場合であっても、その小目標を確実に検出し、目標検出性能を向上させることができる。
また、レンジ分解能を上げた後に、複数の積分系列で積分し、その最大値を抽出するので、積分効果を高めることができ、その結果、検出性能を向上させることができる。
また、第の発明によれば、積分を実施した後に、複数レンジセルの重心演算により目標のレンジセルを特定するので、目標のレンジ精度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術の欄で説明した従来の目標検出装置と同一または相当する構成部分には、背景技術の欄で使用した符号と同一の符号を付して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る目標検出装置の構成を示すブロック図である。この目標検出装置は、レンジ高分解能化回路1、積分系列抽出回路2、積分回路3、最大値抽出回路4、CFAR回路5および検出回路6を備える。
レンジ高分解能化回路1は、送信パルスの反射波をアンテナ(図示しない)で受信することによって得られた受信信号のレンジセルデータを高分解能化する。このレンジ高分解能化回路1に入力される受信信号は、図2(a)に示すような送受信信号のレンジセルデータである。高速目標の場合には、各レンジセルデータを積分しようとすると、目標が、図2(a)に示すように、レンジセルから少しずつずれるため、PRI(Pulse Repetition Interval;パルス繰返し周期)データは、図2(b)に示すように、短時間しか出現しないことになる。
このような受信信号をPRI−レンジ軸で表現すると、図3(a)に示すように、目標は斜めのデータによって表される。この傾きは、目標の速度やPRIにより決まる。レンジ高分解能化回路1においては、このような受信信号に対してPRI毎にレンジ分解能を上げる処理が行われる。
すなわち、レンジ高分解能化回路1は、受信信号から、図3(b)に示すような低レンジ分解能のレンジセルデータを切り出し、PRI毎に、高速フーリエ変換(FFT)して、図3(c)に示すような周波数軸上のデータを得る。その後、図3(c)に示すように、所定範囲をゼロで埋めるゼロ埋めを行って周波数帯域を増加させ、さらに、逆フーリエ変換(逆FFT)する。以上の処理により、図3(d)に示すように、周波数帯域を増加させた分だけレンジ分解能が増加した高レンジ分解能のレンジセルデータが得られる。このレンジ高分解能化回路1で得られた高レンジ分解能のレンジセルデータは、積分系列抽出回路2に送られる。
積分系列抽出回路2は、レンジ高分解能化回路1から送られてくる高レンジ分解能のレンジセルデータの積分系列を抽出する。すなわち、積分系列抽出回路2は、図4に示すように、目標が隣接レンジにまたがっていることを考慮し、積分のためのM個(Mは正の整数)の積分系列を抽出する。この積分系列の抽出は、例えば、検出すべき目標の速度をV、加速度をAとすると、次式のRとTの関係で行うことができる。
Figure 0004881239
ここで、
V(m) ; 目標速度(m=1〜M)
A(m) ; 目標加速度(m=1〜M)
R(m) ; レンジの積分系列(m=1〜M)
T ; 積分時間
この積分系列抽出回路2において、上記(1)式にしたがって抽出された積分系列は、積分回路3に送られる。
積分回路3は、積分系列抽出回路2から送られてくるレンジRの積分系列に対して、最も近いレンジセルのデータを抽出して積分する。積分方法としては、コヒーレント積分(FFT、DFT(離散フーリエ変換))またはノンコヒーレント積分(検波後積分)を用いることができる。コヒーレント積分の場合は、次式で表すことができる。
Figure 0004881239
ここで、
Xn,m ;入力信号(n=1〜N、m=1〜M)
Fn,m ;FFT後の信号(n=1〜N、m=1〜M)
n ;レンジ(n=1〜N)
m ;積分信号系列(m=1〜M)
p ;Xに対する時間(p=0〜P−1)
q ;Xに対する周波数(q=1〜Q−1)
j ;虚数単位
* ;複素共役
積分回路3は、(2)式に示した積分を積分系列毎(m=1〜M)に実施し、図4(b)に示すように、積分系列毎の積分値を最大値抽出回路4に送る。
最大値抽出回路4は、周波数と積分系列に対して、図4(c)に示すように、積分回路3から送られてくる複数の積分値から最大値を算出する。最大値抽出回路4は、この算出した最大値をレンジ毎に並べたものを信号Fmaxとし、CFAR回路5に送る。
Figure 0004881239
max ; 最大値
また、ノンコヒーレント積分の場合は、次式で表すことができる。
Figure 0004881239
ここで、
Fn,m;ノンコヒーレント積分出力
abs ;絶対値
積分回路3は、(4)式を用いて、積分系列に対して積分を実施し、図4(b)に示すように、積分系列毎の積分値を最大値抽出回路4に送る。
最大値抽出回路4は、積分系列に対して、図4(c)に示すように、積分回路3から送られてくる複数の積分値から最大値を算出する。最大値抽出回路4は、この算出した最大値をレンジ毎に並べたものを信号Fmaxとし、CFAR回路5に送る。
Figure 0004881239
CFAR回路5は、最大値抽出回路4から送られてくる信号Fmaxに対し、誤警報確率を一定の低さに抑えた信号を生成し、検出回路6に送る。
検出回路6は、図4(d)に示すように、CFAR回路5から送られてくる信号Fmaxを所定のスレショルドレベルと比較し、その比較結果を表す信号に基づいて目標を検出し、この検出結果を検出情報として出力する。
次に、上記のように構成される本発明の実施例1に係る目標検出装置の動作を、目標検出処理を中心に、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
目標検出処理では、まず、FFT(高速フーリエ変換)が行われる(ステップS11)。すなわち、レンジ高分解能化回路1は、受信信号から、低レンジ分解能のレンジセルデータを切り出し、高速フーリエ変換(FFT)して周波数軸上のデータに変換する。
次いで、ゼロ埋めが行われる(ステップS12)。すなわち、レンジ高分解能化回路1は、ステップS11における高速フーリエ変換により得られた周波数軸上のデータの所定の範囲にゼロを埋める。これにより、周波数帯域が増加される。
次いで、IFFT(逆フーリエ変換)が行われる(ステップS13)。すなわち、レンジ高分解能化回路1は、ステップS12においてゼロ埋めされた周波数軸上のデータを逆フーリエ変換する。この逆フーリエ変換により得られた高レンジ分解能のレンジセルデータは、積分系列抽出回路2に送られる。
次いで、全てのPRIについて処理が終了したかどうかが調べられる(ステップS14)。このステップS14において、全てのPRIについて処理が終了していないことが判断されると、PRIが変更される(ステップS15)。すなわち、次のPRIデータに対する処理が行われるように状態が変更される。その後、ステップS11に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップS14において、全てのPRIについて処理が終了したことが判断されると、レンジ高分解能化が終了したものと認識され、次いで、積分処理が行われる。この積分処理では、まず、積分系列が抽出される(ステップS16)。すなわち、積分系列抽出回路2は、レンジ高分解能化回路1から送られてくる高レンジ分解能のレンジセルデータの積分系列を設定し、積分回路3に送る。
次いで、積分が行われる(ステップS17)。すなわち、積分回路3は、積分系列抽出回路2から送られてくるレンジRの積分系列に対して、最も近いレンジセルのデータを抽出して積分、例えば高速フーリエ変換し、その結果を最大値抽出回路4に送る。
次いで、最大値抽出が行われる(ステップS18)。すなわち、最大値抽出回路4は、積分系列に対して、最大値を算出し、それをレンジ毎に並べたものを信号Fmaxとし、CFAR回路5に送る。
次いで、全ての積分系列に対する処理が終了したかどうかが調べられる(ステップS19)。このステップS19において、全ての積分系列に対する処理が終了していないことが判断されると、積分系列が変更される(ステップS20)。すなわち、次の積分系列に対する処理が行われるように状態が変更される。その後、ステップS16に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS19において、全ての積分系列に対する処理が終了したことが判断されると、次いで、全てのレンジに対する処理が終了したかどうかが調べられる(ステップS21)。このステップS21において、全てのレンジに対する処理が終了していないことが判断されると、レンジが変更される(ステップS22)。すなわち、次のレンジに対する処理が行われるように状態が変更される。その後、ステップS16に戻り、上述した処理が繰り返される。
上記ステップS21において、全てのレンジに対する処理が終了したことが判断されると、次いでCFAR処理が行われる(ステップS23)。すなわち、CFAR回路5は、最大値抽出回路4から送られてくる信号Fmaxに対し、誤警報確率を一定の低さに抑えた信号を生成し、検出回路6に送る。検出回路6は、CFAR回路5から送られてくる信号Fmaxを所定のスレショルドレベルと比較し、その比較結果を表す信号に基づいて目標を検出し、この検出結果を検出情報として出力する。
実施例1に係る目標検出装置では、積分の効率を上げるために、レンジセルデータを高分解能化するように構成したが、もともとレンジサンプリング周波数が高い場合や、積分による性能向上のために十分なレンジサンプリング周波数であれば、レンジセルデータの高分解能化の処理を省略するように構成することもできる。
図6は、本発明の実施例2に係る目標検出装置の構成を示すブロック図である。この目標検出装置は、図1に示した実施例1に係る目標検出装置に、重心距離演算回路7が追加されて構成されている。
重心距離演算回路7は、検出回路6から出力される目標のレンジを高精度に特定するために、複数レンジで出現した信号、つまり時間−周波数軸上の最大値の周りの時間軸方向の所定範囲のセルの信号について、各ポイントの振幅強度AとレンジRを用いて、図7に示すように、次式のレンジ重心Rgの演算を実施する。
Figure 0004881239
ここで、
A ; 振幅強度
R ; レンジ
次に、本発明の実施例2に係る目標検出装置の動作を、目標検出処理を中心に、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施例1に係る目標検出装置と同一の処理を行うステップには、図5のフローチャートで用いた符号と同一の符号を付して説明を省略する。
目標検出処理では、上述した実施例1に係る目標検出装置と同一の処理(ステップS11〜S23)が行われた後に、レンジ重心演算が行われる(ステップS24)。すなわち、重心距離演算回路7は、上記(5)式を用いてレンジ重心Rgを算出して出力する。この演算により、レンジセル単位に求められる距離以上に、距離精度を高めることができる。
なお、上述した実施例1および実施例2に係る目標検出装置で行われる信号処理に、さらに、MTI(移動目標検出;Moving Target Indicator)処理やパルス圧縮処理等と組み合わることもできる。MTI処理については、例えば『吉田他、“改訂レーダ技術”,電子情報通信学会、pp.67-70(1996)』に説明されている。パルス圧縮処理については、例えば『吉田他、“改訂レーダ技術”,電子情報通信学会、pp.275-278(1996)』に説明されている。
本発明は、高速で移動する小目標を検出するレーダ装置または受信装置などに利用可能である。
本発明の実施例1に係る目標検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る目標検出装置に入力される受信信号を示す図である。 本発明の実施例1に係る目標検出装置で行われるレンジ高分解能化処理を説明するための図である。 本発明の実施例1に係る目標検出装置で行われる目標検出処理を説明するための図である。 本発明の実施例1に係る目標検出装置の動作を、目標検出処理を中心に示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る目標検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る目標検出装置で行われるレンジ重心の算出を説明するための図である。 本発明の実施例2に係る目標検出装置の動作を、目標検出処理を中心に示すフローチャートである。 従来の目標検出装置の構成を示すブロック図である。 従来の目標検出装置で使用されるCFAR回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 レンジ高分解能化回路
2 積分系列抽出回路
3 FFT回路
4 最大値抽出回路
5 CFAR回路
6 検出回路
7 重心距離演算回路

Claims (2)

  1. レーダ装置により受信した受信信号のレンジセル−PRI(Pulse Repetition Interval;パルス繰り返し周期)軸上で且つレンジセルが一定でPRIが異なるデータ系列からなる複数の積分系列を抽出する積分系列抽出回路と、
    前記積分系列抽出回路で抽出された複数の積分系列の各々を積分する積分回路と、
    前記積分回路で積分することにより得られた複数の積分系列の積分値の最大値を抽出する最大値抽出回路と、
    前記最大値抽出回路で抽出された最大値に基づき目標を検出する検出回路と、
    受信信号を、レンジセル−PRI軸上で、PRI毎に、隣接する複数レンジセルの範囲で高速フーリエ変換して周波数軸上の信号に変換し、該変換により得られた周波数軸上の信号の所定範囲をゼロ埋めした後に逆フーリエ変換してレンジ分解能を上げるレンジ高分解能化回路とを備え、
    前記積分系列抽出回路は、前記レンジ高分解能化回路の出力から複数の積分系列を抽出することを特徴とする目標検出装置。
  2. 前記検出回路で検出された目標のレンジセルの周りの複数のレンジセルの重心を算出することにより目標のレンジセルを特定する重心距離計算回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の目標検出装置。
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