JP4880493B2 - インターホン装置 - Google Patents

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本発明は、インターホン装置に関し、特に、住宅の玄関、即ち屋外に設置されるインターホン子機にコーティング層を形成して防汚性を強化するとともに、塗付性を向上させたインターホン装置に係わる。
従来から、この種のインターホン装置として、住宅の玄関、即ち屋外に設置され水滴防止、防水構造に優れたインターホン子機が提案されている(例えば、特許文献1−特許文献2参照)。
第3037349号登録実用新案公報 特開2001−177616公報
しかしながら、これらのインターホン装置において、そのインターホン子機の外装は水滴防止、防水構造が優れているものの、汚れが落ちにくく、経年劣化により外装部の見栄えが悪くなるとともに、特にカメラ付インターホン子機ではカメラカバー部の汚れにより映像品質が低下していた。この対策として、インターホン子機の外面に光触媒樹脂を使用することが検討されたが、光触媒樹脂として使用する二酸化チタンとインターホン子機の外装樹脂の親和性は悪く、期待できる効果は得られなかった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、住宅の玄関、即ち屋外に設置されるインターホン子機にコーティング層を形成して防汚性を強化するとともに、塗付性を向上させるインターホン装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明のインターホン装置は、住宅の玄関に設置されるインターホン子機と、住宅の室内に設置されインターホン子機からの呼出に応答して通話を成立させるためのインターホン親機とを備え、インターホン子機は、樹脂または金属で構成される外装部を有し、外装部の表面には、塗膜形成剤として重量比0.01〜1.00%の界面活性剤及び重量比1〜30%のアルコールから選ばれた1種以上と二酸化チタンとを混合したコーティング液体が塗付されたコーティング層が形成され、コーティング層は、下層と上層の2層で形成し、塗膜形成剤は、コーティング層を形成する下層に添加されるものである。
本発明のインターホン装置によれば、インターホン子機の樹脂または金属で構成された外装部の表面に、二酸化チタンを含むコーティング液体が塗付されたコーティング層が形成され、コーティング液体は、塗膜形成剤として重量比0.01〜1.00%の界面活性剤及び重量比1〜30%のアルコールから選ばれた1種以上と二酸化チタンとを混合することにより、コーティング層が樹脂上に載り易くすることができる。また、コーティング層を2層とし、下層に塗膜形成剤を添加することにより、コーティング層の外装部への塗付が載り易くなる。
以下、本発明のインターホン装置をその好ましい実施の形態例について図面を参照して説明する。
図1に示すように、インターホン装置は、住宅の玄関に設置されるインターホン子機1と、住宅の室内に設置されインターホン子機1からの呼出に応答して通話を成立させるためのインターホン親機2とを備えている。インターホン子機1とインターホン親機2は伝送ラインLを介して接続されている。
インターホン子機1には、来訪者を撮像するカメラ11、通話を行なう子機マイク12、子機スピーカ13、呼出を行なう呼出ボタン14が設けられている。
インターホン親機2には、カメラ11で撮像された来客の映像を出画するモニタ21、通話を行なう親機マイク22、親機スピーカ23、通話を開始させる通話スイッチ24が設けられている。
このようなインターホン装置によれば、玄関でインターホン子機1の前に立つ来客が呼出ボタン1を押下操作すれば、呼出音がインターホン親機2でスピーカ23から鳴動するとともに、カメラ11で撮像された来客の映像がモニタ21に出画される。
出画されている来客の映像を視認し、呼出に応答してインターホン親機2で通話スイッチ24を操作すれば、インターホン子機1の子機マイク12、子機スピーカ13とインターホン親機2の親機マイク22、親機スピーカ23とで通話を行なうことができる。
次に、図2、図3を参照して、インターホン子機1の外観及び筐体構成について説明すると、インターホン子機1の筐体は、上ケース15、下ケース16から構成されている。また、インターホン子機1を住宅の玄関の壁等に取付けるための取付台17が設けられている。
上ケース15には、カメラカバー10が設けられ、その内部にカメラ11がマイク12、スピーカ13、呼出ボタン14の部品、電子回路等とともに基板上に装着され、上ケース15、下ケース16内に収納されている。
インターホン子機1は、樹脂または金属で構成される外装部3、即ち上ケース15、カメラカバー10を有している。
外装部3の表面には、二酸化チタンを含むコーティング液体が塗付されたコーティング層4が形成される。
コーティング液体には、塗膜形成剤として重量比0.01〜1.00%の界面活性剤及び重量比1〜30%のアルコールから選ばれた1種以上を混合する。即ち、コーティング液体には、塗膜形成剤として、重量比0.01〜1.00%の界面活性剤若しくは重量比1〜30%のアルコール又は両者の混合物が配合される。
これによって、コーティング層がその濡れ性によって樹脂上に載り易くすることができる。この場合、添加剤としてアルコールを混合することによって、作業性を向上させることができる。
コーティング液体に混合される塗膜形成剤として、界面活性剤及びアルコールについてそれぞれ実験したので、その結果を以下に表1、表2で表す。
Figure 0004880493
Figure 0004880493
本発明の好ましい形態として、コーティング層4は、下層4aと上層4bの2層で形成し、下層に塗膜形成剤が添加されている。例えば、下層4aと上層4bはそれぞれ0.4μmの厚みで構成されている。
下層4aは、二酸化チタンと、界面活性剤若しくはアルコール又は両者の混合物とを含むコーティング液体で構成されており、外装部3、即ち上ケース15、カメラカバー10の樹脂または金属と親和性があり、下層4aを外装部3、即ち上ケース15、カメラカバー10に固着し易くしている。
上層4bは、二酸化チタンを含むコーティング液体で構成されており、光触媒による強力な防汚性、親水性を備えている。コーティング層4の下層4a、上層4bは、外装部3、即ち上ケース15、カメラカバー10にそれぞれ順次塗布後、乾燥した。
他の実施例として、外装部3、即ち上ケース15、カメラカバー10にコーティング層を構築するために、下層4aとして、ペルオキソチタン水溶液に0.1重量比%の界面活性剤を混合した液を使用し、0.2μm程度の厚みになるよう塗付した。上層4bとして、ペルオキソチタン、二酸化チタン及びシリカが混合された液を0.2μm程度の厚みになるよう塗付し、乾燥した。
界面活性剤は、低泡性を有し親水性を向上させたものである。これによって塗膜形成が容易になり作業性、生産性が高くなる。界面活性剤の低泡性はアルコールを添加することによっても得られる。
以上の実施例において、本発明ではインターホン子機としてカメラ付きを用いたものを示したが、カメラ無し、つまりカメラカバーとカメラを備えていないインターホン子機でも外装部全体にコーティング層を適用することによって同様の効果を奏する。
また、以上の実施例において、本発明ではインターホン親機、インターホン子機はそれぞれ1台となっているが、複数の親機や、複数の子機であっても同様に適用できる。
本発明の実施例によるインターホン装置を示すブロック図である。 (a)は本発明の実施例によるインターホン装置を示す概観構成図、(b )はインターホン子機の外装部の構成説明図である。 本発明の実施例によるインターホン子機のマイクに沿う縦断面図である。
1・・・インターホン子機
3・・・外装部
4・・・コーティング層
4a・・・下層
4b・・・上層
2・・・インターホン親機

Claims (1)

  1. 住宅の玄関に設置されるインターホン子機(1)と、前記住宅の室内に設置され前記インターホン子機からの呼出に応答して通話を成立させるためのインターホン親機(2)とを備え、
    前記インターホン子機は、樹脂または金属で構成される外装部(3)を有し、前記外装部の表面には、塗膜形成剤として重量比0.01〜1.00%の界面活性剤及び重量比1〜30%のアルコールから選ばれた1種以上と二酸化チタンとを混合したコーティング液体が塗付されたコーティング層(4)が形成され、
    前記コーティング層は、下層(4a)と上層(4b)の2層で形成し、前記塗膜形成剤は、前記コーティング層を形成する前記下層に添加されることを特徴とするインターホン装置。
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