JP4879705B2 - 吸引式投薬器 - Google Patents

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本発明は、患者の吸引により薬剤を投与するのに適した吸引式投薬器に関するものであり、薬剤を安全に、しかも簡便かつ確実に投薬器に装填しようとするものである。
薬剤を充填したカプセルを収納室に配置し該カプセルに孔を開けたのち、マウスピースを通してカプセル内の薬剤を吸引する吸引器は、喘息患者等において多用されるものであって、吸引に係る薬剤が口腔内面に付着するのを防止する構造等、これまでに種々の提案が見られる(例えば特許文献1参照)。
特開2005-21669号公報
ところで、従来の投薬器は、各構成部材がねじによる組立て構造になっているのが一般的であり、薬剤を充填したカプセルの投薬器への装填に手間がかかるうえ、薬剤(粉体)の一部分が蓋体等のねじ部に付着した場合等においては投薬器の確実な密閉が困難となることから薬剤の吸引時に投薬器から漏れ出てしまうことも懸念され、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、カプセルの装填を安全に、しかも簡便かつ確実に行ない得る新規な吸引式投薬器を提案するところにある。
本発明は、薬剤を充填したカプセルを収納する収納室を有するボディと、このボディの収納室に配置されたカプセルに孔を開ける穿孔手段と、穿孔されたカプセルの薬剤を該収納室につながる排出経路を通して吸引するマウスピースとを備えた吸引式投薬器であって、
前記穿孔手段は、連結部を介してボディにつながり収納室の入口の開閉を可能とする筒体と、この筒体の内側にて弾性支持されその上端開口より露出する押しボタンと、この押しボタンに嵌合保持され該押しボタンの押圧にて先端部分を収納室に導入してカプセルの穿孔を行なうピンからなると共に、
当該筒体は、収納室の入口の開状態で押しボタンの下端面に当接して該押しボタンの押圧を阻止するストッパーを有することを特徴とする吸引式投薬器である。
カプセルを穿孔するための穿孔手段そのものを枢軸やヒンジ等の連結部を介してボディに連結し、該穿孔手段を連結部を基点に傾動させることで収納室の入口を開放するように構成したので、カプセルを簡便かつ確実に装填することができる。また、収納室の入口を開放した状態では、押しボタンがロックされるためカプセルに孔を開けるピンが不用意に飛び出すことがない。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う吸引式投薬器の実施の形態をその外観で示したものであり、図2〜図4はその各断面を示した図である。
図において1は内壁にて区画され、カプセルをその内側に収納する収納室Mを備えたボディである。このボディ1は2箇所に開口部(両端開放として表示)を有する筒体からなり、一方の開口部1aの側には収納室Mの吸気口mを通してエアーを導入する逆止弁2(マウスピースにより吸引するときにのみ開放され、吹き込み等では開放されない)が配置され(図2参照)、もう一方の開口部1bの側には複数枚の隔壁fにより区画され収納室Mの排出口m1につながる排出経路3が設けられている(図2参照)。また、ボディ1の周壁には収納室Mにつながる入口1cが形成されている(図2、3参照)。
4はボディ1の開口部1bに連結され、排出経路3を通してカプセルの薬剤を吸引するマウスピース、5はボディ1の収納室Mに配置されたカプセルに孔を開ける穿孔手段である。
穿孔手段5は、底壁5′に中空ガイドgを有する筒体5aと、この筒体5aの内側にてスプリングSの如き弾性部材にてスライド可能に支持され、その上端開口より抜け出し不能に露出する押しボタン5bと、この押しボタン5bの内筒5b′に嵌合保持され、該押しボタン5bの押圧にて中空ガイドgの誘導下に収納室Mに先端部分を導入してカプセルの穿孔を行なうピン5cからなる(図2、3参照)。上記筒体5aは連結部としての枢軸Pを介してボディ1につながっており該枢軸Pを基点に傾動させることにより収納室Mの入口1cを開放する。ここに、連結部は枢軸Pを適用した場合について説明したが、ヒンジを適用することもできる。
6は筒体5aの周壁の対向位置に設けられた片持ち支持の係止片である(図1、3参照)。この係止片6はその自由端(最下端)に爪部6aを有しており、この爪部6aをボディ1の差込口にて連係させることで穿孔手段5をボディ1の側壁に固定する(図3参照)。
さらに、7は筒体5の内側に配置されたストッパーである(図2、4参照)。このストッパー7はその要部を拡大して図5に示すように、中空ガイドgを両側に挟んで配置されるベース7a(図3参照)と、このベース7aをその一端においてつなぎ、軸受け部e(図4参照)を介して回動可能に支持された連結部材7bと、この連結部材7bの上面に一体連結するプレート7cと、連結部材7bの、ベース7aとは反対側において一体連結する押圧チップ7dからなり、このストッパー7のベース7aの端部(図中左側端部)は底壁5′の突起tに乗り上げていて、該押圧チップ7dが設けられた側に位置する端部よりも高くなっている。
筒体5aがボディ1に連係している図5に示すような状態では、ボディ1の外表面に設けられた突起tにより押圧チップ7dが上方へ押し上げられ(押圧チップ7dの押し上げでベース7aは弾性変位しプレート7cが直立姿勢を保つ)、押しボタン5bのロックが解除される一方、筒体5aのボディ1への連係を解除した図6に示すような状態では、プレート7cが倒れ込み、その先端が押しボタン5bの下端面に当接して該押しボタン5bをロックしてその押圧を不能とする。
さらに、8は押しボタン5bを通す開口を有し、筒体5aの上端開口でねじ止めされた抜け止めキャップである(図1〜3参照)。
上記の構成になる投薬器において、収納室M内に配置したカプセル内の薬剤を吸引するには、まず、押しボタン5bを押し込む。そうすると押しボタン5bにつながるピン5cがスプリングSの反発力に抗して収納室Mへと導入されその先端部分でカプセルに孔を開けることになる。
カプセルに孔を開けたのち、マウスピース4を口で咥え込み吸気すると、図2中の矢印の如く逆止弁2、吸気口mを通って外気が収納室M内へと流入し、カプセル内の薬剤と混合され排出口m、排出経路3を経てマウスピース4の吸引口4aを通って排出される。
カプセルを収納室Mに配置するには、筒体5aの係止片6を両側から内側に向けて押し込み爪部6aによるボディ1との連係を解除して図7に示すように、該筒体5aを枢軸Pを基点にして傾動させればよく、この時、プレート7cが倒れ込みその先端が押しボタン5bの下端面に当接しロック状態に保たれることとなり、ピン5cの不用意な飛び出しが回避され、安全でしかも簡便かつ確実にカプセルの装填を行うことができる。
本発明では、穿孔手段5をボディ1の軸心に対して直交する向きに設けたものを例として示したが、該穿孔手段5は、ボディ1の軸心に沿う向きに設けてもよく、この場合、ボディ1の開口部1a、1bの位置は適宜変更される。
排出経路3には該外気との均一な混合を促進するため隔壁f等を適宜に配設して良好な旋回流を生じさせることが可能であり、この点についてはとくに限定はされない。
安全でしかも簡便かつ確実にカプセルを配置することができる吸引式投薬器が提供できる。
本発明に従う吸引式投薬器の実施の形態を外観で示した図である。 図3のA-A断面を示した図である。 図2のB-B断面を示した図である。 図2のC-C断面を示した図である。 図1に示した投薬器の要部を拡大して示した図である。 図1に示した投薬器の要部を拡大して示した図である。 図1に示した投薬器につき、収納室を開放した状態を示した図である。
符号の説明
1 ボディ
1a 開口部
1b 開口部
1c 入口
2 逆止弁
3 排出経路
4 マウスピース
5 穿孔手段
5′底壁
5a 筒体
5b 押しボタン
5b′内筒
6 係止片
6a 爪部
7 ストッパー
7a ベース
7b 連結部材
7c プレート
7d 押圧チップ
8 抜け止めキャップ
M 収納室
m 吸気口
m 排出口
S スプリング

Claims (1)

  1. 薬剤を充填したカプセルを収納する収納室を有するボディと、このボディの収納室に配置されたカプセルに孔を開ける穿孔手段と、穿孔されたカプセルの薬剤を該収納室につながる排出経路を通して吸引するマウスピースとを備えた吸引式投薬器であって、
    前記穿孔手段は、連結部を介してボディにつながり収納室の入口の開閉を可能とする筒体と、この筒体の内側にて弾性支持されその上端開口より露出する押しボタンと、この押しボタンに嵌合保持され該押しボタンの押圧にて先端部分を収納室に導入してカプセルの穿孔を行なうピンからなると共に、
    当該筒体は、収納室の入口の開状態で押しボタンの下端面に当接して該押しボタンの押圧を阻止するストッパーを有することを特徴とする吸引式投薬器。
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