JP4878714B2 - 情報のユニットを見つけ出し、収集し、かつそれに基づいて行動するための方法およびデバイス - Google Patents

情報のユニットを見つけ出し、収集し、かつそれに基づいて行動するための方法およびデバイス Download PDF

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Description

【0001】
(説明)
本件出願は、発明の名称を「Method and Device for Finding, Collecting and Acting Upon Units of Information」とする米国特許出願第09/353,546号に基づく優先日1999年7月14日を主張する。
【0002】
(発明の背景)
(発明の分野)
本発明は、概括的には情報アプライアンスに関し、より詳細を述べれば、階層的に構築された情報を見出し、収集し、それに基づいて行動するためのユーザ・インタフェースに関する。
【0003】
(背景の説明)
パーソナル・コンピュータの出現以来、人間にとって効率的な方法で必要な情報を見出し、それを用いて所望の行為を行うために、ユーザ・インタフェースの改良に努力が続けられてきた。
【0004】
グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)は、1970年代にXerox(ゼロックス社)のパロアルト研究所(PARC)においてXerox8010「Star」情報システムによって実物提示され、その後、1980年代に、Apple(アップル社)のMacintosh(マッキントッシュ)によって、またMicrosoft Widows(マイクロソフト・ウインドウズ)オペレーティング・システムによって、さらに1990年代には、インターネット用のMosaic(モザイク)ウェブ・ブラウザによって具体化されているとおり、初期コマンド行アプローチに取って代わった。これらの成果には、ツールバー、プルダウン・メニュー、ポインタ、アイコン、ウインドウ、およびデスクトップ等のグラフィカル・ツールが含まれる。このような成果のほとんどは、デスクトップ環境のためのタスク志向インタフェースである。
【0005】
これとは別に、大量の階層的に整理されたデータを取り扱うための、情報可視化技法を対象とする努力がなされてきた。たとえば、PARCの研究者等は、1991年4月27日〜5月2日ルイジアナ州ニューオリンズ開催のCHI ’91の学会論文集「Reaching Through Technology」の189〜194ページ所載の論文「Cone Trees:Animated 3D Visualizations of Hierarchical Information(円錐ツリー:アニメーションによる階層型情報の3D可視化)」において3次元テクニックについて考察している(Association of Computing Machinery Special Interest Group in Computer−Human Interaction, 1991 ACM 0−89791−383−3/91/0004/0189)。このアプローチは、複雑な構造のより小さな部分に絞り込む方法を含んでいる。
【0006】
上述の従来技術の手法は、人間の、大量の情報を「見る」能力、およびその情報を丹念に調べて情報のパターンおよび特定の断片を探し出す能力を拡張する方法を例証している。しかしながら、それらの方法論では、情報の可視化および検索以上の実際的な結果を達成するための手法の統合はなされていない。
【0007】
多くの進歩が果たされた一方では、ほとんどのユーザにとってインタフェースは複雑なままであり、その結果、コンピュータのパワーに対する大量アクセスの潜在能力は実現されていない。つまり、コンピュータに慣れていないユーザにとって直感的であり、しかもそれらユーザが莫大な量の情報を見出し、収集し、それに基づいて行動することを可能にする単純なインタフェースへの需要はいまだに満たされていない。
【0008】
(発明の要約)
したがって本発明は、情報とインタラクションするためのより効率的な手段を提供することを一つの目的とする。
【0009】
また本発明は、情報のユーザが情報を迅速に見出し、表示し、その情報に基づいて行動できるようにすることを別の目的とする。
【0010】
さらに本発明は、コンピュータ機能とユーザ・インタフェースをシームレスに統合することもその目的とする。
【0011】
本発明の別の目的は、暗黙的でトランスペアレントであり、ユーザが実際のデータに絞り込むことを可能にする情報のインタフェースを提供することである。
【0012】
また本発明は、インタフェースの機械的な操作部分の煩雑さを克服し、人間の思考とコンピュータの機能との間の分裂を緩和することもその目的とする。
【0013】
さらに本発明は、情報の中をナビゲートし、情報に関する方向付けを行い、新しい情報を作成し、さらに情報に基づいて行動するための黙示的な手段を作り出すことを目的とする。
【0014】
さらに本発明は、ユーザによる情報のユニット、情報のユニットのグループ、および情報のユニットに基づいた行動の相互間の関連付けを容易にすることをその目的とする。
【0015】
また本発明は、ツールバー、メニュー、およびアイコン等の従来のグラフィカル・ユーザ・インタフェース・デバイスの必要性を低減することもその目的とする。
【0016】
さらに本発明は、情報に関するユーザの自然な思考プロセスを補う形でユーザに情報を提供することを目的とする。
【0017】
本発明の別の目的は、膨大な量の情報を検索し、蓄積し、処理するコンピュータのパワーを人間に及ぼすことである。
【0018】
本発明のさらに別の目的は、情報の系統化および蓄積のための既存データベース手段と互換性のある情報処理方法を提供することである。
【0019】
また、本発明は情報のナビゲーション技法および情報検索技法と、情報の検索および可視化以上の実際的な結果の達成とを統合することもその目的としている。
【0020】
本発明は、情報のコンポーネント・ユニットの階層、すなわち一つの層のユニットを下位の層に関連づけることができ、もう一つの層の中の上位ユニットに関連づけることができるマルチ階層の形に構築されている情報のボディをパッケージングし分配するための直感的かつ単純な方法を提供する。また、この明細書には、情報ユニットのコンテンツを見て直接にインタラクションするための領域であって、最良のモードにおいてはさらに3×3の配列のコンテント・サブ領域に分割されるコンテントCONTENT領域、並びに上記コンテント領域に表示される情報の直接の文脈すなわちコンテキストを識別するための文脈CONTEXT領域、先行する情報文脈の履歴を識別するとともに蓄積する識別IDENTITY領域、およびユーザの希望に従って選択ずみの情報のユニットを収集し作用を及ぼすデザイアDESIRE領域からなるベース領域またはモニタ領域に分割された情報アプライアンスを開示している。
【0021】
上記の情報アプライアンスのエレメントを、本発明の構造の単純性および使い勝手の良さを特徴づける二つのプロセスの実装のために用いる。一つのプロセスは明確化(クラリフィケーション)、すなわち、情報のボディをナビゲートして、階層的に構築されている所望の情報ユニットを探し出す明確化である。階層内の一つのノードの一つ下のレベルにおける情報のユニットの表現、好ましくはグラフィカル・イメージやテキストを、上記コンテント領域内に表示する。ユーザは、それを選択することによって情報ユニットを明確化でき、その場合、選択ずみの情報ユニットの表示を上記文脈CONTEXT領域内に配置し、その選択ずみのユニットに関する詳細をそのすぐ下の階層レベルで示す情報のユニットをコンテント領域内に表示する。上記文脈CONTEXT領域の先行コンテントを上記識別IDENTITY領域に追加し、それによってユーザのナビゲートの履歴を保存する。この識別IDENTITY領域を選択することにより、ユーザは(明確化の機能に関して)階層を下位層から別の層の上位ユニットにさかのぼることができる。
【0022】
コンテント・サブ領域の各々について、第2のプロセス、すなわち記憶(メモライゼーション)動作を可能にする関連づけを備えている。通常の具体化においては、コンテント・サブ領域の各々の小部分(たとえば左上隅部分など)をグラフィックに割り当てることによってこの関連づけを提供する。コンテント領域内に表示した情報ユニットの表示の上記小部分を選択することによって、選択ずみのユニットを複数情報ユニットの収集および加工の可能な所望の領域にコピーする。この加工動作には、収集済みの情報ユニットを情報階層内の情報のユニットの新たな下位層として構成すること、情報階層内に新たな情報ユニットを構成すること、または収集済みの情報を、たとえば選択ずみのアイテムを地域市場で発注することや近くのデリカテッセンに特注のサンドイッチを注文することなどにより外部の情報ベースに経路づけすることなどがある。たとえば、多くの通常の消費者の目的は、本発明によるオーバーレイまたは重ね、すなわち基礎となる明確化(クラリフィケーション)および記憶(メモライゼーション)のプロセスに適合したオーバーレイまたは重ねの利用により達成できる。
【0023】
ここに説明した方法は、情報のボディを見直す通常モードで動作し、情報ユニットの文脈すなわちコンテキストに関して、またその情報に基づくユーザの所望の行動に関して、より詳細な点を提供する追加の情報を加えるオーバーレイ(重ね)・モードにシームレスに移行できる。
【0024】
(本発明の好ましい実施例の詳細な説明)
人間の思考プロセスの概念化は多数あり多様である。本発明は、図10Aに示すとおり、経験者と経験の内容との間のインタフェースで「シード・アトム」を位置特定する思考とインテリジェンスの概念化から導き出したものである。シード・アトムのコンセプトでは、インテリジェンスの機能を二つの単純な動き、すなわち図10Aに文字「C」および「M」で示した二つの動きの相互作用から達成する。「C」は、矢印121で示すとおり、経験者111が経験112のコンテンツの中で希望のもっとも近いミラー・コンテンツを探す外向きの動きを表す。この動きは、一つから多数へ、全体から部分へ、コンテキストからコンテンツへの動きになる。「M」は、矢印122で示すとおり、経験者が経験112のコンテンツの中で希望のもっとも近いミラー・コンテンツを探す内向きの動きを表す。この動きは、多数から一つへ、部分から全体へ、コンテンツからコンテキストへの動きになる。「インテリジェンス」の機能は、これら二つの単純な動きのクリエイティブな組み合わせ113として表すことができる。同じシード・アトム・モデルは、インテリジェンス(113)の形を創出するように実在(たとえば111)と潜在(たとえば112)との間のクリエイティブ・テンションの記述に用いることもできる。
【0025】
これまでの説明は本質的に哲学的であるが、その単純性は本発明の中に反映されており、以下に示すとおり、本発明は極めて実際的である。「経験のコンテンツ」は、情報科学の分野で普通に理解されているとおり、一以上の情報ユニットのボディによって表す。本発明の目的からは、これらの情報ユニットを伝統的な階層的関係で構築することを前提とすれば充分であろう。以下の説明から理解されるとおり、これらの情報ユニットの相互間の階層関係の多様性に備えることは重要である。これら「経験のコンテンツ」をトラバースするには、構築された階層のブランチを上下にナビゲートすることが必要であり、またそれで充分である。このナビゲーション機能は、「シード・アトム」コンセプトに表されている外向きの動き「C」の力にほぼ対応し、明確化CLARIFICATIONという。
【0026】
この明確化CLARIFICATIONプロセスは、これから述べるとおり第1の機能グループであり、階層的に構築された情報のボディを上下にトラバースすること、および情報のユニットに関連付けられたプロパティのオーバーレイ(重ね)の適用を通じてその情報のボディをフィルタ処理することによって、探し手の目的に応じた個々の情報ユニットを見つけ出す能力を提供する機能のグループである。これらの特性はそれ自体も階層構造に整理することができ、それをトラバースすることによって、ユーザ所望のものの探索の過程において、迅速かつ容易に、よりインテリジェントな(すなわち、より適切に情報が与えられた形の)詳細の選択にユーザを導くことができる。この明確化CLARIFICATIONのプロセスは、希望のもっとも近いミラー・コンテンツを見出す「シード・アトム」の考え方にほぼ対応する。
【0027】
第2の機能グループ、すなわち記憶MEMORIZATIONと呼ばれるプロセスは、「シード・アトム」コンセプトの内向きの動き「M」の力にほぼ対応しており、探し出した情報に作用を及ぼす能力、すなわち情報のユニットで示される行動を直ちにまたは行動引出しの明示的意味を有する個々の情報ユニットの収集のあと引き出し、その後直ちに行動し、あるいは情報ユニットが系統化されている構造で提供される場合は、情報の階層的な構造および本発明のメカニズムを使用するオーバーレイ(重ね)、すなわちそれらを使用してユーザを迅速かつ容易に、情報へのよりインテリジェントな作用に導くオーバーレイ(重ね)を活性化することによって、行動を引き出す能力を提供する。この記憶MEMORIZATIONのプロセスは、希望のもっとも近いミラー・コンテンツを探し出す「シード・アトム」の考え方にほぼ対応する。
【0028】
本発明の実際的な目的のために、とることができる行動または情報ユニットが「明示した行動」は、情報のユニットを記述し表現するように機能する階層的な情報構造に組み立てなければならない。通常、この構築は、潜在的なカスタマが情報に基づいて商業的に行動するように仕向けるという特定の目的のために、特定の情報のボディをコンパイルする者によってなされることになる。後述するとおり、本発明は、この情報構築の開発のためのツールとして、再帰的に適用することができる。この種の構築によって著しい付加価値が得られるが、本発明の単純なメカニズムが、速度および利便性の強化されたレベルにおいて、経験の世界を表す情報のユニットに人々を結びつけるファシリティを主として提供する。本発明は、ユーザに対し既存の構造内の情報にわたる専門知識を提供し、従来技術と比較するとそれは著しく改善されている。事実、本発明は、商業的なマーケット・プレース、すなわち食物、エンターテインメント、ショッピング、通信、輸送、アイディアなどのマーケット・プレースに対する一般市民のインテリジェントなアクセスを劇的に拡張する形で、既存の情報の構造を互いに結びつけることを可能にする。このように、「シード・アトム」のビルディング・ブロックは、共通の基礎をなすスレッドであり、本発明を通じて、物品、サービス、人々、および情報のマネジメントの形を変えて、すべての人々により高度の支配を実現するように作用する。
【0029】
本発明は、ユーザと機械読取可能な情報との間のインタフェースを提供する。この情報またはコンテンツは、ディレクトリ・エンジン、サーチ・エンジンおよびデータベース等のファシリティ内に常駐する。本発明は、建設的に情報の経験を積むことができる人間の能力を促進する機能を用いて、これらのファシリティ内に常駐する膨大な量の情報コンテンツに対する実際的なアクセスを拡張し強化するためのメカニズムを提供する。本発明は、本発明の明確化CLARIFICATIONおよび記憶MEMORIZATIONプロセスを、(特に、図8A〜8Lを参照して後述するとおり)多様なプレゼンテーション・スキームで対応するエレメントにマッピングするとともに(特に、図11A〜11Eを参照して後述するとおり)、人間による各マッピング済みの機能の選択に応じてプレゼンテーションを修正するためのプロトコルを提供する。本発明は、人手によるコンテンツの概念的な分類を促進し、このインテリジェンスをコンテンツ全体に投影する。
【0030】
コンテンツの分類、特にワールド・ワイド・ウェブ(WEB)またはインターネット上のコンテンツの分類には、多くの手法が利用できる。WEBは引続きコンテンツの主要なレポジトリである。本発明は、ウェブ・コンテンツを記述しマネージするファシリティ、ファウンデーションまたは方法との間で互換性を有する。一つの方法、特にXML(eXtensible Mark−up Language)(拡張可能マークアップ言語)は、階層構成のコンテンツに関する可能性のあるエンコーディング・シンタクスとして用いることができる。もう一つの方法、すなわちXMLに相補的な方法はRDFである。RDFは、ウェブ・コンテンツの記述およびマネジメントのサポートのために必要なファウンデーションおよびインフラストラクチャを提供する。RDFの定義は適切であり、次にそれについて述べる。
【0031】
リソース記述フレームワーク(RDF)は、1999年2月22日のW3C勧告「Resource Description Framework(RDF)Model and Syntax Specification」に定義されている(http://www.w3.org/TR/REC−rdf−systax)。RDFは、メタデータまたは「データに関するデータ」を処理するための基礎であり、ウェブ上の機械読取可能な情報の交換のためのアプリケーション相互間のインターオペラビリティを提供する。RDFは、ウェブ・リソースの自動化された処理を可能にするファシリティを強調する。RDFは多様な応用分野で使うことができる。たとえば:より優れたサーチ・エンジン機能を提供するためのリソース・ディスカバリの分野、知識の共有および交換を促進するインテリジェント・ソフトウエア・エージェントにより特定のウェブ・サイト、ページ、またはディジタル・ライブラリにおいて利用できるコンテンツおよびコンテンツの関係の記述のためのカタログ作成の分野、コンテンツの評価の分野、単一の論理的「ドキュメント」を表すページの集合の記述におけるウェブ・ページの知的所有権の記述およびウェブ・サイトのプライバシー・ポリシーの表明の分野などの応用分野である。ディジタル署名を伴うRDFは、電子商取引、コラボレーション、その他の応用のための「信頼のウェブ」の構築への鍵となる。
【0032】
次に図面、特に図1を参照すると、本発明の具体化の最良モードによるユーザ・インタフェースの概括的グリッド・レイアウトが示してある。このグリッドのコンテントCONTENT部分110は、方形104の3×3の配列で構成されている。これ以外の寸法の配列を本発明の具体化に使用することもできる。正方形アレー(すなわち、nを正の整数としたときのn×nの配列)は、空間的な関係が対称になるのでユーザ情報インタフェースとして好都合である。コンテントCONTENT領域には、長方形アレー(すなわち、「m」および「n」を正の整数とし、両者不等としたときのm×nの配列)を使用することもできる。3×3の配列が最適とみられる。すなわち、対称であるために単純であり、また電話機のキーパッドや数字キーパッド(1〜9の数字)など多様な形で大多数のユーザが使い慣れているからである。なお、表示中のコンテンツ・レベルに存在するアイテムが一つだけの場合には、領域全体をその単一のアイテムで満たすことになる。また、円形のコンテンツ表示を取り囲む形で本発明を具体化できることはもちろんである。円形の表示モチーフは、図10Aに関連して説明したシード・アトムで示唆してある。円形実施例からの典型的な表示は図10Bに示してある。
【0033】
図1に戻ると、グリッド領域のデザイアDESIRE部分103、識別IDENTITY部分102、および文脈CONTEXT部分101をグリッドの上側のベースまたはコントロール領域内に配置してある。なお、このベース領域は、本発明の実施に適合した多様な方法で構成できる。それらの方法のいくつかの例を図8A〜8Fに示した。図8Aおよび8Bは、デザイアDESIRE103の領域、識別IDENTITY102の領域、および文脈CONTEXT101の領域をコンテントCONTENT領域の右またはその左に配置している。これは、表示を慣用のコンピュータ・モニタのユーザ・インタフェースのアスペクト比、4:3で行うことを可能にする。図8Cおよび8Dは、識別IDENTITY102の領域を、情報の階層を上にナビゲートするための矢印によって表示してあるが、好ましい実施態様では、そのナビゲーション履歴は示さない。図8Dでは、デザイアDESIRE領域も除去してあり、それによって、行動の基礎となる複数の情報ユニットの中間収集領域を必要としない一部情報階層に適した記憶機能が保持されている。同様に、図8Eでは文脈CONTEXT領域も除去してあり、情報の階層を逆方向にナビゲートするための矢印102だけが残してある。
【0034】
図8Fには、さらに別の変形すなわちコンテント・サブ領域850の3×3のアレーを示すとともに、明確化(クラリフィケーション)および記憶(メモライゼーション)の二つのプロセスをボタン810および820でそれぞれ表し、識別IDENTITY領域をアイコン・ボタン830(たとえば図8Cに示したものと同様の矢印)によって表した変形を示す。この変形においては、選択シーケンスによって本発明の動作を説明できる。コンテント・サブ領域850内には、記憶(メモライゼーション)のために別に指定された領域はない。したがって、コンテント・サブ領域の選択は、使用可能な機能に関してあいまいである。このあいまい性は、プレゼンテーション・プロトコルの都合のよいエレメントに対して、これらの機能を明確にマッピングすることによって解決される。この例では、ユーザ選択の系列をプレゼンテーション・プロトコルのエレメント、また特にすぐ次の選択の解釈と考えることによって上記解決が得られる。次の選択が明確化ボタン810である場合には、直前に選択されたコンテント・サブ領域によって表される情報アイテムが文脈になり、その文脈CONTEXT領域を満たすようにその情報アイテムのすぐ下の階層レベルが用いられる。一方、次の選択が記憶ボタン820であれば、直前に選択されたコンテント・サブ領域によって表される情報アイテムを、その選択された情報アイテムをその一部に含む一つの階層または複数の階層の系統化および構造に従って求められるとおり記憶する。
【0035】
上述の選択順序による本発明の機能の具体化の有用性は、慣用の電話機の押ボタン配列860を示す図8Gを参照することにより理解されよう。図8A〜8Fにも示した3×3グリッドのコンテント領域に数字1〜9をどのようにマッピングするか容易に理解されよう。電話機押ボタン配列は至るところに存在すること、しかも本発明の潜在的なユーザが電話機押ボタンに慣れていることが、本発明の好ましい実施態様に3×3グリッドによるコンテントCONTENT領域を用いた一つの理由である。
【0036】
また、本発明の機能をイネーブルするために上記以外のボタン(「*」862、「0」863、および「#」861)をどのようにマッピングできるかも明らかであろう。「#」ボタン861は明確化CLARIFYボタンとして機能することができ、「*」ボタン862は記憶MEMORIZEボタンとして機能でき、「0」ボタン863は識別IDENTITY領域を表示するように機能することができる。なお、本発明の具体化のために必要なマッピングは、図8Hを図8Gと対照させれば明らかになるとおり、多様なやり方で達成できる。図8Hは図8Gと同一の押ボタン配列を示しているが、キーパッド上の使用可能な12個のボタン、すなわちボタンのマッピングは図8Cの構成に従っており、第1の行のボタンはそれぞれ明確化CLARIFYボタン864、記憶MEMORIZEボタン865、および識別IDENTITY領域866としてマッピングされている。したがってこのキーパッドの下側の残り4分の3に含まれる9個のボタンは、コンテント・サブ領域にマップされる。このマッピングの柔軟性は、グリッドの基本機能をごく普通のキーパッドイネーブルデバイス、すなわち世界中で通用するレイアウトに拡張する。この点は、可視ディスプレイが使用できないとき特に有用である。通常は、キーパッドは、可視ディスプレイ付きまたは可視ディスプレイなしのオーディオ・ユーザ・インタフェース(AUI)で機能強化される。図8Gおよび8Hに示したレイアウトは、単なる例示であり、そのほかに数多くの構成を本発明の真意から逸脱することなく採用できる。また英数字データを既存の電話機キーパッド上の英数字名称によりオーディオ・ユーザ・インタフェースと矛盾しない時間順序付与を用いて入力することができる。なお、設定済みの期間にわたって、適切なボタンの押下げによってオーバーレイを活性化することができる(たとえば、明確化CLARIFYボタン862による文脈オーバーレイの呼び出し、記憶MEMORIZEボタン861によるデザイア・オーバーレイの呼び出し)。
【0037】
コンピュータキーボードの数字キーパッド部分を用いて、図8Jに示すとおり追加の三つのキーに対する同様のマッピングを行い、本発明の具体化を達成することができる。この例においては、ボタン1〜9をコンテント領域として機能させ、挿入キー868を明確化CLARIFYボタンとして、エンター・キー867を記憶MEMORIZEボタンとして、削除キー869を識別IDENTITY領域ボタンとしてそれぞれ機能させるようにそれぞれマッピングする。代わりに(すなわちマッピングに使えるボタンは数字キーパッドのほかに四つ以上あるので)上記以外のキー・マッピングが好都合となることもある。上述のとおり、図8Fを参照して説明した方法に従って、電話機キーパッドまたはコンピュータ数字キーパッドを本発明の具体化のために選択順序モードで用いることができる。
【0038】
電話機キーパッドをテレビジョンジョンなどのディスプレイ装置に接続することによって(あるいはコンピュータ数字キーパッドとコンピュータディスプレイとの間の接続を用いることによって)一般大衆にアクセスでき利用できる方法で本発明が具体化できることは明らかであろう。コンテントCONTENT領域内における情報アイテムの3×3の配列は、テレビジョン上に表示することが可能であり、接続された電話機のキーパッドを、前述と同じ方法に従って使用し、本発明の機能を達成することができる。
【0039】
図8Kは、可視ディスプレイ領域870を伴う携帯電話機を本発明の動作に適合させるための前述のマッピング手法の用い方を示す。なお、当業者には明らかなとおり、可視ディスプレイ領域870の直下に備わる追加のボタン871〜873が、本発明の機能のマッピングに追加の柔軟性を与える。個々のマッピング構成は設計上の選択肢であり、適切なユーザ調査および市場調査によって決める。
【0040】
また、本発明の追加の機能の具体化のために選択順序モード動作を電話機キーパッドで達成できることは理解されよう。たとえば、コンテント・サブ領域(図8Fの850または図8Gのキー1〜9)の選択およびそれに続く「#」ボタン861の選択による明確化(または図8Fの明確化ボタン810)のあと、「#」ボタン861をさらに選択すると文脈CONTEXT領域の選択と解釈され、その明確化ずみの情報アイテムについてオーバーレイ(重ね)を具体化するようにすることができる。もちろんその場合は、オーバーレイ(重ね)が情報ベースに設計で含められていることを条件にする。同様に、コンテント・サブ領域(図8Fの850または図8Gのキー1〜9)の選択に引き続く「*」ボタン862(または図8Fの記憶ボタン820)の選択により記憶を行ったあと「*」ボタン862をさらに選択するとデザイアDESIRE領域の選択と解釈され、その記憶ずみの情報アイテム(またはデザイア領域に蓄積ずみの情報アイテム)についてアクション・オーバーレイ(重ね)を具体化するようにすることができる。もちろん、その場合はオーバーレイ(重ね)が情報ベースに設計で含められていることを条件とする。なお、選択順序モードでオプションが使えない場合(たとえば、被選択コンテント・サブ領域が記憶に使えない場合は記憶MEMORIZE(メモライズ)選択シーケンスを適用したが、オーバーレイなしの場合は文脈オーバーレイ(重ね)・オプションのシーケンスを適用する)には、音声(たとえば「ビー」という信号音)その他のフィードバック信号によりユーザにオプション利用不可能を確認させるほうがよい。
【0041】
しかしこの発明の好ましい実施態様では、上記グリッドのコンテンツ部分の各方形の左上隅部に記憶メモライゼーション領域106を備えており、その使い方について、図2および5を参照して次に述べる。図1に示したグリッドのデザイア部分にも同様の隅部105を示す。
【0042】
図示した配列および隅部は、本発明の具体化の最良モードであるが、それら以外の実行可能な構成も当業者には自明であろう。本発明の実施にとって重要なことは、各コンテント・サブ領域に関連づけられた二つの互いに異なるプロセス(後述のとおり、明確化CLARIFICATIONおよび記憶MEMORIZATION)をイネーブルするためのユーザに明確な区別があることである。この区別は、図に隅部で示すとおり空間に基づくものでもよく、時間、またはこれらの組み合わせに基づくものでもよい。たとえば、互いに異なる電飾のパターンに基づいて上記所要の2値区別を行い、一方のパターンの選択で明確化CLARIFICATIONをトリガし、他方のパターンの選択で記憶MEMORIZATIONをトリガするようにすることができる。もう一つの例は、図8Fに示したとおり、所要の2値区別をタイミング・シーケンス、すなわちコンテント・サブ領域をまず選択し次に明確化ボタンまたは記憶ボタンのいずれか一方を選択する時間的順序づけに基づいて行う。なお、記憶オプションに関して上述の好ましい実施例が備える利点は、記憶オプションが利用不可能な場合に選択関連の視覚的マークがなくなるのに対して、上記タイミング・シーケンス利用の動作では、視覚的に区別されるキューが与えられ(たとえば特定の電飾パターンを対象のディスプレイ上のコンテント・サブ領域に適用する)、そのオプションが利用できない旨の表示の場合でもキー・シーケンスは常に利用可能であることである。したがって、このような場合に適用する「ビー」という信号音などの明瞭に区別される誤動作表示がこの具体化には好都合な追加機能となる。
【0043】
本発明の機能を具体化できるユーザ区別可能なユーザ・インタフェース構造の互いに異なるマッピングを、図8Lを参照して次に略述する。図8Lに示したトポロジは、本発明のプレゼンテーション・ユーザ・コントロール・エレメント、すなわちコンテントCONTENT領域881、コンテント・サブ領域882、文脈CONTEXT領域883、識別IDENTITY領域884、デザイアDESIRE領域885、個別の情報ユニットの明確化CLARIFICATIONおよび記憶MEMORIZATIONにそれぞれ関連付けられた領域886および887、並びにデザイアの複製REPLICATIONのための領域888を互いに明確に識別する。
【0044】
ビジュアル・プレゼンテーション・レベルでこれらの構造がトポロジ的に図1に示した最良モードと同等であること、および図8Lが、本発明の特徴を成す上記構成要素を優先表示して本発明の実施に不可欠でない構成部分との相違を強調するように図1のマトリクス構造を抽象化していることが認識されよう。さらに、紙媒体の限界に起因する説明への制約の認識の下に図8Lをユーザに明確に区別できる視覚、聴覚、触覚、嗅覚の、時間的および空間的な刺激ならびにそれらの組み合わせの全範囲を表すように用いることができる。この明細書の紙媒体には視覚的な例が特に適しているが、本発明の実施に重要でない具体化上の相違をも示すように聴覚および時間の組み合わせの例もいくつか示している。本発明によれば、情報のボディがユーザに提示され、それをユーザが経験する。その提示は視覚的に、すなわち階層内の情報のレイヤを図1のグリッドのコンテント・サブ領域内に示す形で行われる。しかし、視覚機能に障害のあるユーザに対しては、同一の情報をユーザに理解可能で区別可能な聴覚的刺激および時間的刺激の組み合わせを用いて聴覚的に提示することができる。たとえば、コンテント・サブ領域882を数字またはそれ以外の識別子で聴覚的にラベル付けすることが可能であり、ユーザ・インタフェースを、視覚健常者のディスプレイ全情報コンテンツ見直し能力をシミュレートできるように、ラベル付けしたコンテント・サブ領域882の聴覚的な提示の反復を行うように補足的な聴覚または触覚経由のユーザ・コントロールに備えることができる。同様に、視覚および聴覚に障害のあるユーザの場合は、同じ情報を触覚経由刺激を用いて提供することが可能であり、たとえば、コンテント・サブ領域882対応の独立の点字領域をそのユーザに明瞭に区別可能な形で構成した点字デバイスを用いて、あるいは単一の点字領域上に互いに異なるコンテント・サブ領域882をユーザに時間的に明瞭に区別可能な形で構成した時間および触覚の組み合わせを用いて提供することができる。本発明は、その機能をユーザに明瞭に区別可能な何らかの刺激を用いて提供することを重要な目的とする。
【0045】
最良の実施態様においては、本発明の表示要素およびユーザ制御要素は一体化し、情報の表示とユーザ制御に同一の構成要素を用いる。たとえば、コンテント・サブ領域を、情報の階層の層の表示に用い、これらの表示領域、たとえば明確化CLARIFICATION領域886および記憶MEMORIZATION領域887を本発明の特定の機能の活性化のために、ユーザが選択できるようにする(図11A〜図11Eに関連して後述)。同様に、文脈CONTEXT領域883は、最良の実施の態様ではコンテントCONTENT領域に表示中の情報の層の直接の親である情報のユニットの表示に用い、たとえば文脈オーバーレイの活性化のための本発明の特定の機能のためにユーザに選択可能である。また、上記最良の実施の態様では識別IDENTITY領域884を明確化処理のナビゲーション履歴の表示に用い、また本発明のナビゲーション機能(すなわち明確化)の活性化のためにユーザに選択可能である。さらに、上記最良の実施態様におけるデザイアDESIRE領域885は、記憶機能によって収集した情報の項目の表示に用い、同デザイアDESIRE領域に収集された情報に作用するユーザ選択可能な複製REPLICATION領域888を含む。この複製機能をどのように対応づけるかは設計上の選択である(上記デザイアDESIRE領域全体をその機能のために用いることもできる)が、好適な3×3グリッドの実施例では、複製機能を記憶機能のためのコンテント・サブ領域の左上隅部の四角の使用と並行するデザイアDESIRE領域中の左上隅部の四角に対応づける。
【0046】
しかしながら、上記最良の実施の態様について説明した表示構造とユーザ制御構造との重ね合わせは、本発明の実施に必須ではない。たとえば、電話機キーパッドの使用に関連して上述したとおり、表示構造(たとえばテレビジョンジョン画面への表示)をユーザ制御構造から全く分離することもできる(たとえば電話機キーパッド側に設ける)。また、少なくとも一つの実施態様では(図8Fに図示するとおり)、情報のユニットのコンテント・サブ領域への表示を最低限にして、ユーザ制御構造を触知可能な選択およびタイミング・シーケンスの組合せ利用プロトコルで実現することもできる。本発明の実施のためには、(少なくとも情報階層の層について、また最適には、情報の親ユニットについて、情報の親ユニットのナビゲーション履歴について、および記憶ずみの情報のユニットの収集について)表示構造を備える必要があり、本発明の機能、すなわち明確化CLARIFICATION処理(少なくとも情報階層を上下にナビゲーションすること、および最適にはその階層の中の情報をフィルタ処理するための文脈オーバーレイを適用すること)および記憶MEMORIZATION処理(少なくとも、ユーザの所望のコンテンツをミラーリングする選択ずみ情報ユニットを記憶し、それに処理を施し、最適には、代替の行為の選択のための所望のオーバーレイを適用すること)に対応づけたユーザ制御を備える必要がある。
【0047】
上述のグリッドは、明確化CLARIFICATIONおよび記憶MEMORIZATIONの二つの処理の実施に最適な態様である。図4に概略的に示した情報の階層構成のボディについて動作する好適な実施の態様を図2および図3に示す。図4の概略図は、五つのレベル(401〜405)を有する階層構造を示し、レベルの各々の中の各ユニットがその階層の次の下位レベルの3×3アレーに展開される(たとえば3番目のレベルのユニット403はレベル4の3×3アレー430に展開され、4番目のレベルのユニット404はレベル5の3×3アレー440に展開される)。最良の実施態様では、各ユニットはそのユニットと関連づけられた情報コンテンツを適切に反映する縮小画像で表される。
【0048】
明確化CLARIFICATION処理は、グリッドのコンテンツ部、文脈部、および識別部(図3の領域302で組み合わされる)を用いて行う。記憶MEMORIZATION処理は、コンテンツ部の中の方形202の各々の中の記憶領域(図2の201および図1Bの106)を用い、オプションとしてグリッドのデザイア部(図3の領域301および図1Bの領域103)を用いて行う。機能領域のこれらの分割を図2および図3で概略的に示す。
【0049】
当業者には明らかなとおり、上述の四つの領域(コンテント、文脈、識別、デザイア)と二つの処理(明確化および記憶)とは、本発明の真意を逸脱することなく多様な他の構成でユーザ・インタフェースに表わすことができる。同様に、当業界で周知の原理にしたがって、情報のボディを多様な方法で階層的に多層で構築することができる。たとえば、階層の互いに異なる分岐は同数のレベルを有する必要はなく、特定のレベルにおけるユニット数は多様であり、情報の特定のユニットを階層内の複数の文脈で表すこともできる。
形態および構造におけるそれらの変形はすべて本発明の実施に適合し得る。
【0050】
しかし、例示目的のために図1〜図3に示すグリッド構成と、図4に示す情報階層の概略図とを引き続き参照する。
【0051】
図5には、本発明によるグリッドの動作を図示してある。この例において、情報コンテンツは慣用の数字表記によって抽象的に表示してある。すなわち、階層の互いに連続したレベルをピリオドで互いに分離し、特定レベルでのそれぞれのユニットを互いに異なる数字で表してある。たとえば、数字表記「1.5.3.8」は、第四レベルの「8」の情報ユニットであって、第三レベルノード「3」、第二レベルノード「5」から得られ、以下同様となる。この表記は本発明を説明するのに役立つであろう。もっとも、実際には、図9に関連づけして後述するとおり、縮小画像やテキスト画像の方が情報ボディのナビゲーションおよびユーザの目的に応じたその情報の加工の際にユーザに便利であろう。なお、図5A〜図5Jのレイアウトは、図1Bに図示した例示パターンに従うもので、文脈CONTEXT領域101、識別IDENTITY領域102およびデザイアDESIRE領域103は、コンテントCONTENT領域104の3×3アレーの上部の行に右から左に配列してある。したがって、図5の説明において(およびその後の図6、図7、図9の説明において)図1Bの参照番号を便宜的に参照し、図5(同様に図6,図7および図9)の対応領域を参照する。ただし、図1Bで用いた参照番号は、その後の図には記載していない。
【0052】
図5Aにおいて、グリッド501のコンテンツ部を情報ユニット「1.1」が占める。
この情報ユニットを明確化するように、ユーザは当業界で周知の方法、たとえばグリッドがタッチ・スクリーン上で実現されている場合はそれに触れることにより、また選択領域中にポインティング・デバイス・アイコンを位置づけることにより、またはマウスなどのポインティング・デバイス上のボタンを押すなどの方法により、それを選択する。この選択は音声コマンド、または「ダム」ディスプレイとともに構成した電話キーパッドなど他の手段でも実現できる。その選択の結果を図5Bに示す。この時点で選択ずみの情報ユニットの表示がグリッドの文脈部502に現れ、階層(「1.1.1」〜「1.1.9」で表す)の次のレベルにおけるそのユニットの情報ユニットがそのグリッドのコンテンツ部の中の3×3アレーの方形に表示される。
【0053】
つぎに、ユーザは、そのユニットを選択することにより、図5Bに「1.1.3」で示された情報ユニット503のコンテンツを明確化しようとする。その選択の結果を、図5Cに示す。この時点で、選択ずみのユニットの表示が文脈CONTEXT領域504に現れ、その文脈CONTEXT領域(情報のユニット「1.1」)の前のコンテンツはグリッドの識別部505中に現れる。なお、図5A,図5B,図5Cおよび図5Dにおいては、そこに示した情報ユニットのいずれも記憶とマークした隅部を含まない。この省略の意味は、図5Eに関する以下の説明で明らかになろう。
【0054】
この明確化処理は、情報のボディがユーザを満足させるように構築されている限り、ユーザのデザイアが満足されるまで反復される。ユーザは図5Cのユニット「1.1.3.7」 506を選択し、その選択の結果は図5Dに示されるとおりである。上述の場合と同様に、この時点において、選択ずみのユニットの表示がグリッドの文脈部に表れ、文脈部の先行のコンテンツ(図5Cの「1.1.3」504によって表されるユニット)は、そのグリッドの識別部に動かされる。なお、ここで、(図5Bに項目502として文脈CONTEXT領域に示されるような)ユニット「1.1」と(図5Dに項目504として文脈CONTEXT領域で示されるような)ユニット「1.1.3」との二つの情報ユニットがグリッドの識別部に表示される。これによって、ユーザは、情報階層を下る経路を戻るようにナビゲーションする手段を得る。たとえば、図5Dの識別IDENTITY領域の中のいずれかの場所を選択することによって、ユーザは図5Cに示した先行表示に戻る。なお、識別IDENTITY領域は、後入り先出し(LIFO)方式のバッファとして作用し、ユニット「1.1.3」は、(図5C〜図5Dへの連続で示すとおり)識別IDENTITY領域の中に配置される最後のユニットであり、識別IDENTITY領域の活性化した(それによってナビゲーションが逆になり、図5Dから図5Cに戻る)際に削除される最初のユニットとなる。識別IDENTITY領域が再度選択されるとユニット「1.1」505(図5Cに図示)は削除され、表示は図5Bに示したものへと戻る。
【0055】
図5Cから続けてさらに明確化するために、ユーザは、図5Dのユニット「1.1.3.7.4」508を選択する。上述の方法と同じやり方で、選択ユニット「1.1.3.7.4」が文脈CONTEXT領域に項目509として現れ、その文脈CONTEXT領域の先行のコンテンツ(図5Dに示したユニット「1.1.3.7」507)が、図5Eのグリッドの識別部に動かされる。なお、ユニット「1.1」512、ユニット「1.1.3」511、およびユニット「1.1.3.7」510の三つの情報ユニットが、グリッドの識別部中に表示される上述の場合と同様に、グリッドの識別部のコンテンツは、情報階層の上位に戻るようにナビゲーションする手段をユーザに提供する。また、グリッドの識別部中に示される情報ユニットの表示のサイズは、表示ユニット数に収容するように縮小してある(図5Cのグリッドの識別部の「1.1」を図5Dのグリッドの識別部の「1.1」と比較されたい)。さらに、表示ユニットの数は、情報のボディをナビゲーションする際にユーザがトラバースした階層のレベルの数に対応する。ナビゲーションの階層履歴を保持し表示する概括的なコンセプトは、当業者には周知のものである。しかし、ここに述べた具体化例、すなわち履歴表示中の項目を輪郭形状の線形配列でなく二次元配列で構成し、さらに履歴表示を本明細書記載の明確化処理および記憶処理と一体化した具体化例は、新規であり有益であると信ずる。
【0056】
図5Eには、グリッドのコンテンツ部の中の3×3アレー中のそれぞれの方形に、記憶機能のためにマーク付けずみの方形(たとえば514)を示す。このマークづけは、情報のボディの設計にしたがって、表示ずみの情報ユニットを本発明の記憶機能にしたがってユーザが選択できることを示している。情報のボディの各々は、そのさまざまな情報ユニットを、記憶機能によって作用を及ぼすことができるか否か、またいかにして作用を及ぼすか、についての独自の規則を有し得る。すなわちa)全く記憶オプションがなく、その情報ユニットがコンテントCONTENT領域に示される場合の記憶インジケータ106が全くない、b)情報のボディの構造にしたがって、自動的またはデザイアDESIRE領域のユーザ選択によって、収集ずみのユニットへのアクションの実行まで他の情報ユニットとともにデザイアDESIRE領域で収集、または(c)記憶インジケータの選択によって、対応のコンテントCONTENT領域で情報ユニット表示のアクションを直接実行する、などの規則である。
【0057】
その例をさらに続けて述べると、ユーザは、図5Fの項目「1.1.3.7.4.5」515の記憶と、それに引き続く図5Gの項目「1.1.3.7.4.8」516の記憶とを、それらの情報項目を表示した方形の中のそれぞれの記憶隅部の選択によって行う。図5Fにおいて、情報ユニット「1.1.3.7.4.5」の表示はグリッドの二つの場所に現れる。すなわち、グリッドのコンテンツ部の中の515に残るとともにグリッドのデザイア部に縮小された形517で表れる。同様に、図5Gにおいて、情報ユニット「1.1.3.7.4.8」はグリッドのコンテンツ部の516に残るとともにグリッドのデザイア部に縮小された形518で現れる。なお、「1.1.3.7.4.5」については記憶隅部は消失し、項目515が記憶され得ないことを示すが、「1.1.3.7.4.8」についての記憶隅部は残り、項目516が2度以上記憶され得ることを示す。これらの違いは、情報階層の構造の機能である。本発明はこれらの違いのいずれにも適応可能である。
【0058】
図5Gを引き続き参照すると、ユーザは項目「1.1.3.7.4.2」519のさらなる明確化を求めてそれを選択する。この選択の結果を図5Hに示す。上述した方法と同じように、選択ずみの情報ユニット「1.1.3.7.4.2」が文脈CONTEXT領域520に現れ、その文脈CONTEXT領域の先行コンテンツ(ユニット「1.1.3.7.4」)はグリッドの識別部に動かされる。ここで、ユーザはさらなる明確化のために項目「1.1.3.7.4.2.6」521を選択し、この選択の結果は図5Jに示すとおりである。なお、コンテンツ表示のサブ領域はブランクであり、現在の表示レベルでの選択の数は、3×3アレーで表示可能な9より少ない数であることを示す。情報ユニット「1.1.3.7.4.2.6」は文脈CONTEXT領域522の中に現れ、その文脈CONTEXT領域の先行のコンテンツ(ユニット「1.1.3.7.4.2」はグリッドの識別部に動かされる。なお、グリッドの識別部に表される情報ユニットは五つ、すなわち、ユニット「1.1」、ユニット「1.1.3」、ユニット「1.1.3.7」、ユニット「1.1.3.7.4」、および新規に追加されたユニット「1.1.3.7.4.2」523の五つある。上述の例の場合と同様に、グリッドの識別部のコンテンツは、情報階層の上位レベルへ戻るようにナビゲーションする手段をユーザに提供する。たとえば、好ましい実施例では、ユーザが識別IDENTITY領域の任意の場所を選択した場合、表示に2箇所の変更、すなわち新規に追加されたユニット「1.1.3.7.4.2」523を識別IDENTITY領域から削除して文脈CONTEXT領域のコンテンツとなり、ユニット「1.1.3.7.4.2.6」に置き換わる変更と、ユニット「1.1.3.7.4.2」の下の情報ユニット(すなわち、xが1〜9の整数として「1.1.3.7.4.2.x」)をコンテントCONTENT領域の中に表示する変更との二つの変更が加わる。これらの変更は、表示を図5Hに示したものに戻す。同様に、識別IDENTITY領域でのさらなる選択は、表示を図5Gに示したものに戻す。
【0059】
グリッドの識別部中に示した情報ユニットの表示のサイズは、被表示ユニットの数を収容するために、再度縮小する(図5C、図5Dおよび図5Jの識別IDENTITY領域中のユニット「1.1」のサイズの変更を比較すること)。なお、限定された数の情報ユニットを識別IDENTITY領域に表示し、それによってユーザが識別IDENTITY領域中の個々のユニットを選択できるようにすることは実行可能である。そのような実施例では、たとえばユーザは、LIFO(後入れ先だし)待ち行列方法論により識別IDENTITY領域で2度選択するかわりに、識別IDENTITY領域でユニット「1.1.3.7.4」525を選択することによって、図5Jの表示から図5H中の表示に直接に戻ることが可能である。しかしながら、そのような実施例においてさえ、閾値レベルによっては識別IDENTITY領域に表示される情報ユニットが多すぎてユーザが容易に認識したり選択したりすることができなくなり、したがってそのレベルを超えた場合、LIFO待ち行列方法論に戻ることが適切である。
【0060】
次に、図6に移って、デザイア・オーバーレイ(重ね)機能の動作を説明する。図5Jの場合と同様に、二つの情報ユニット「1.1.3.7.4.5」および「1.1.3.7.4.8」をデザイアDESIRE領域中に収集した。ユーザがこれらの収集されたユニットに処理を施すことを所望した場合は、ユーザはデザイアDESIRE領域の中の複製を選択し、その処理のための代替選択肢の表示、すなわち、図6AのコンテントCONTENT領域に示した表示を受ける。これらの選択肢は、上述のとおり情報の階層を反映することができ、その結果、図6Bの文脈CONTEXT領域に動かされる「9.1.5」610と、図6Cの文脈CONTEXT領域に動かされる「9.1.5.2」620の互いに相続く選択となる。次に、図6Dにおいて、項目「9.1.5.2.8」を記憶インジケータ630の選択により記憶し、その記憶ずみの項目をデザイアDESIRE領域の先行のコンテンツに置換する。デザイアDESIRE領域の黒塗りの隅部の複製640を次に選択した場合は、処理が完了し、表示は図5Jに表示したコンテントCONTENT領域に戻る。なお、図6A〜図6Dにおいてデザイア・オーバーレイ(重ね)に用いられているものなどの領域はグレーの外線となっている。そのような強調付与は、オーバーレイ(重ね)が作動中である旨をユーザに知らせる便利な合図を提供する。
【0061】
図7は文脈CONTEXT領域についての同様のオーバーレイ(重ね)・パターンを示す。しかし、文脈CONTEXTについての文脈依存オーバーレイ(重ね)は、通常は(常にとは限らないが)プロパティである。これらの選択は、図7A乃至図7Fに示すとおりナビゲートされ、選択され、複製ボタンの選択により前の表示(図5Jと同様)に戻る。図5Jに示した表示から始めて、文脈CONTEXT領域を選択すると、結果的にコンテントCONTENT領域をユニット「8.1」乃至「8.9」で置換した図7Aの表示になる。なお、ユニット「8.1」乃至「8.7」は記憶インジケータを有し記憶され得る。記憶インジケータ701を選択すると、ユニット「8.4」が図7Bに示すとおりデザイアDESIRE領域のコンテンツに置換される。次に、ユニット「8.2」702が選択され、図7Cに示すとおり、文脈CONTEXT領域に動かされる。同様に、ユニット「8.2.7」703が選択され、図7Dに示すとおり、文脈CONTEXT領域に動かされる。上述のとおり、文脈CONTEXT領域から識別IDENTITY領域への情報ユニットの移動と、コンテントCONTENT領域中の情報ユニットの選択の度ごとの情報階層のレベルの展開とが生ずることに注意されたい。なお、階層にそれ以上のレベルがない場合、好適な実施例では、文脈CONTEXT領域に動かされたあと被選択項目はその領域内に拡大された形で表示される。しかし、他の実施例では、図7Dの説明と関連して示したとおり、ユニットの選択後も何も起こらず、情報階層の構造によりその項目の明確化が不可能であることをユーザに知らせる。このことは、図7Dの項目「8.2.7.8」704の選択の結果、表示には何も変更が生じないことに示される。この項目「8.2.7.9」は記憶インジケータ705を選択することによって記憶され、その結果を項目「8.2.7.9」の図7EのデザイアDESIRE領域への追加によって示す。なお、図7A乃至図7Eにおいて、上記文脈オーバーレイ(重ね)に使用中などの領域はグレーの輪郭を施してある。そのような輪郭線によってユーザはオーバーレイ(重ね)が作動中であることを認識する。この時点で複製ボタン720をデザイアDESIRE領域で選択し、図7Aに初めに示した文脈オーバーレイを完結させ、その結果、記憶項目「8.4」および「8.2.7.9」で表したプロパティで修正した図5Jの表示のバージョンに戻る(図7Fに示す)。図7Fでは上記オーバーレイ処理を通じて選択したプロパティを満足する図5Jの表示の選択のみが残る。より詳細にいうと、図5Jからの項目「1.1.3.7.4.2.6.6」と、「1.1.3.7.4.2.6.7」と、「1.1.3.7.4.2.6.8」とは被選択プロパティを満足せず、図7Fに示すとおり表示に現れない。
【0062】
本発明の上述の特性を、図9、すなわち情報コンテンツを電話のイエロー・ページのように整理しインターネット経由でレストランに注文を出すのに本発明を用いた場合の本発明にしたがった表示画面の全シーケンスを示す図9を参照して説明する。このシーケンスの中の図9A乃至図9Yの各々において、図1Bと一致するグリッド配置を示し、文脈CONTEXT領域101、識別IDENTITY領域102、デザイアDESIRE領域103、およびコンテントCONTENT領域110に情報があることを想定している(その領域110は各々が記憶機能を示す領域106を有するコンテンツ104領域の3×3アレーに分割し得る)。そのシーケンス中での進行のしかたも示してある。すなわち、各図には、黒点があり、そこから直線がのびており、(黒点の場所によって)どの領域がタッチされたかを示し、それによって上述のとおり本発明にしたがうシステムを活性化させ、図1Bのグリッド配置に一致しシーケンス中の次の図のコンテンツの新しい表示を生成する様子を示す。
【0063】
図9Aは、その選択901で北ヴァージニアのイエロー・ページへのアクセスを図9Bのとおり提供するインターネット・サービスである「Interactive Computer Net, Inc.」の表示でシーケンスを開始する。イエロー・ページ項目902を選択すると、図9Cに示すアルファベット順選択範囲表示が画面に現れる。ユーザが「restaurant(レストラン)」を探している場合、それは選択903「Photographers
to Zoos」の範囲内で見つかる。図9Dで「Recording to Restaurants」の選択904を行い図9Eで「Restaurant
Equipment to Restaurants」の選択905を行って明確化を続ける。なお、図9Fでは、「Restaurant Equipment to
Restaurants」の範囲内に示される選択肢は四つだけであることを示す。「Restaurants」の選択906を行うと、アルファベット順リスト(今度は、レストラン名)が図9Gのとおり画面に表示される。
【0064】
この段階で、ユーザは所望のレストランを見出すのにもう一つのアプローチを実行することを決定する。アルファベット順リストは、イエロー・ページ情報ベースの構築の際に「Interactive Computer Net, Inc.」が用い得る唯一の順序づけ原則ではない。図9Hに示すプロパティのオーバーレイを得るように文脈CONTEXT領域907を選択することによって、「Restaurants」に適合する代替の選択肢を見出し得る。プロパティの五つのカテゴリが示してある。なお、記憶インジケータの表示がないので、それらのいずれも「Restaurants」カテゴリには適用しない。さらに明確化CLARIFICATIONが必要であり、「All
Cuisine Types(料理全種類)」908を選択し、その結果が図9Jのとおり示される。
明確化は別のアルファベット順範囲の表示を通じて「Greek to
Italian(ギリシャ料理〜イタリア料理)」の選択909と、図9Kに示す「Italian」の記憶901と、図9Lに示す「Irish(アイルランド)」の記憶911によって続けられる。なお、これらの選択は、図9Mに示したとおりデザイアDESIRE領域中に表示される。ユーザは、所望の種類の料理を選択したあと識別IDENTITY領域の選択912を2度行うことによって、代替の分類に戻るようにナビゲートし、最初に「All
Cuisine Types」のアルファベット範囲の表示に戻り(図9Jを参照)、その後、図9Nに示した代替のカテゴリに戻る。なお、図9Nにおいて、「All
Cuisine Types」はこの時点では実行可能な処理の記憶インジケータを有する。たとえば、ユーザは「Irish」および「Italian」に選択を限定した方がよいと考え、「All
Cuisine types」のための記憶インジケータを選択することによってこれらの限定の一方または両方を削除するかもしれない。イエロー・ページ情報階層がどのように構築されているかによって、実行されるアクションはデザイアDESIRE領域中に示される料理の全選択肢を「クリア」し、またはLIFOシーケンス中の個々の選択をクリアする。二つ以上のアクションを選択し得る場合、図6A乃至図6D関連で上述したとおり、デザイア・オーバーレイを用い得る。
【0065】
上述の進展の代わりに、ユーザは料理の選択肢に満足し、「北ヴァージニア」の選択913を行うことによってレストランの所在地プロパティを明確化することを選択する。その場合は図9Pに示すとおりの表示となる。明確化CLARIFICATIONをさらに続けて、ユーザは範囲「Alexandria to Annandale」の選択914を行う。結果の表示は図9Q中に示すとおりであり、ユーザは、記憶インジケータにタッチすることによって「Alexandria」の選択915を行い、その選択が図9Rに示すとおりデザイアDESIRE領域に追加される。
【0066】
この段階で、ユーザはデザイアDESIRE領域の複製ボタンの選択916によりAlexandria地区のアイリッシュ・レストランまたはイタリアン・レストランに自分のレストラン検索を限定することを選択する。この選択で文脈オーバーレイは完結し、表示は図9Jのものに戻るが、図9Sの表示を被選択属性を備えるレストランのみに限るように、直前に実行されたアクションで修正する。なお、選択基準はデザイアDESIRE領域にはそれ以上は表示されない(所望のアクションが完結したため)が、文脈CONTEXT領域中の「Restaurant」項目は選択基準を表示するように修正される。この修正は、一時的でレストラン・データベースの永続性ある部分ではない新規の情報であるが、図9Gに示す開始以来の文脈オーバーレイの期間中になされた選択の可視記録をユーザに提供するように構築されている。なお、文脈CONTEXT領域に表示されるこの一時的な情報ユニットは、図9Rと図9Sとの間の複製の段階での遷移において情報表示の連続性をもたらす。すなわち、デザイアDESIRE領域からのユニット「Italian」「Irish」および「Alexandria」と図9Rの識別IDENTITY領域からのユニット「North
Virginia」とは複製時に削除されるが、デザイアDESIRE領域からの三つのユニット、すなわち図9Sに示すコンテントCONTENT領域に至るデータベースへの選択基準を構成する三つのユニットは、図9Sの文脈CONTEXT領域中に示した一時的情報ユニットの中に保持される。
【0067】
また、図9Gの後の識別IDENTITY領域に表示される情報ユニット(すなわち図9Kの「All Cuisine Types」および図9Qの「North Virginia」)は、文脈オーバーレイ・シーケンス中のそれらの起点を示すように、強調表示してある(周囲を太い点線で囲んで示してある)。同様に、コンテントCONTENT領域が文脈オーバーレイからの情報ユニットを含む場合は、強調表示(図9H〜図9R中ではそれらの周囲が太い点線で囲んで示してある)は、コンテントCONTENT領域、デザイアDESIRE領域、および文脈CONTEXT領域の中に表示したそれらの全ての情報ユニットに適用してある。
【0068】
ここで、ユーザは選択917によって選択肢の一つである「Gino's」の詳細を見ることを選択する。しかし、図9Tに示すとおり、階層のこのレベルは、一つの情報ユニットの中で枠付きの広告を提供するだけである。Gino'sについてのより詳しい情報をもたらすもう一つの選択肢は、ユーザが選択918を取る文脈オーバーレイである。この選択の結果は図9Uに表すとおりであり、営業時間、価格範囲、評価、住所、および電話番号などそのレストランについてのいくつかの追加情報を提供する。次に、ユーザは、図9VのとおりAlexandriaのアイリッシュ・レストランおよびイタリアン・レストランを示す表示へと階層を戻るようにナビゲーションするために、識別IDENTITY領域の選択919を行う。代替的には(図示してない)、ユーザは識別IDENTITY領域を再び選択し、前の図9Tに戻ることもできる。
【0069】
図9V以降ではユーザはアクションを実行できる状態にあり、Gino'sレストランの記憶インジケータの選択920を行う。図9Wに示すとおり、いくつかの選択肢が提示され、ユーザは電話によるアクションの選択921を行う。図9Xに示すとおり、電話選択はデザイアDESIRE領域に動かされる。次に、ユーザは、「Order
On Line(電話で注文)」の記憶922を行うことに決める。この選択の効果を図9Yに示す。「Order On Line」はデザイアDESIRE領域の中の「Telephone(電話)」に代わるものであり、a)相互に排他的なものとしてこれらの選択肢を構築する旨の決定および、b)ユーザがデザイアDESIRE領域の使用により最初の選択を確認または変更できるようにする旨の決定を反映する。次にユーザはデザイアDESIRE領域の複製ボックスの選択923を行うことによって、「Order
On Line」を実行させる。前述のとおり、情報ベースが上記(b)の特性なしで構築されている場合、デザイアDESIRE領域なしで本発明を用い、その構造を具体化することが可能であろう。たとえば図9Wに示した「Telephone」代替選択の記憶で電話による注文を起動できよう。
【0070】
好ましい3×3グリッドの実施例を参照し、また本発明による改良型情報アクセスの提供対象であるユーザの視点からこの発明を上に詳述してきた。また、図5A乃至図5J、図6A乃至図6Dおよび図7A乃至図7Gを参照した説明に関連して、上述のようなユーザの視点から、包括的な情報項目を用いて説明を進めてきた。また、図9A〜図9Yを参照した説明に関連してユーザの視点から情報項目の特定の実用的階層を用いて詳細な例示を行ってきた。これらの包括的で具体的な例は、本発明のこれ以上の統合および要約を可能にする記述明細の広範囲のリストを提供する。
【0071】
ここで、最後の一組の図、すなわち図12A乃至図12Tを参照して、消費者に広く利用可能な多様な装置や情報プログラミングの提供のための本発明の利用、すなわちテレビジョンジョン、ビデオカセットレコーダ(テレビジョンジョンとの一体化型)、およびキーパッド(テレビジョン用のリモコンに備えられたもの、または広帯域ネットワーク経由のテレビジョンジョンに接続された電話に備えられたもの)への本発明の利用を述べる。本発明は、情報をブラウズすることおよび情報に基づいて行動することの両方をユーザができるようにする一体化インタフェースを提供する。図12Aはプレゼンテーション用のテレビジョン画面を示す。ユーザがテレビジョンを視聴していて(この段階ではビデオコンテンツが画面全体を占めている)、リモートコントロール装置上の適切なボタンの押下げ、または、AUI装置への音声命令により、本発明のプログラムを起動した場合を仮定する。この時点で、グリッド・レイアウト(最適の態様を表わすが、本発明の唯一の実施例ではない)が図12Aに示すとおり画面上に表示されて、プレゼンテーションに使えるこの情報階層に対する現在視聴中の画面の関係を示す(識別IDENTITY領域2230および文脈CONTEXT領域2240の中の項目を参照して)。テレビジョン画面がプレゼンテーションに用いられているだけでなく、そのテレビジョンがプログラムソース経由でアクセスできる情報用のコンテンツ・エントリポイントとしても作用する。テレビジョンサービスプロバイダが開発し本発明がこの実施例用に採用したプリセット分類体系についてこのエントリポイントに「TVポータル」のレーベルを付けたのは適切である。
【0072】
識別IDENTITY領域2230は情報階層の中でのユーザの位置を表わし、「TVポータル」のレーベルが画面最上部にあって、数百チャンネル相当の上記階層の最上位にあることを示し、この階層内の次の下位レベルが識別IDENTITY領域2230内に示したとおりチャンネルグループ「200〜340」などのチャンネルグループであることを示している。ユーザは「TVポータル」から始めてチャンネルグループ「200〜340」に移り(順次に明確化CLARIFY DOWN機能を呼び出すことにより)、さらに(コンテントCONTENT領域2240に示すとおり)「Travel Channel233」に移り得る。デザイアDESIRE領域2220には何ら含まれてなく、アクション信号待ちの記憶ずみ情報ユニットがないことを示している。なお、テレビジョン画面のアスペクト比のために、また、デザイアDESIRE領域、識別IDENTITY領域、文脈CONTEXT領域が画面上端の全幅にわたって表示されているために、これら三つの領域は幅が高さの約2倍の長方形である。同様に、コンテントCONTENT領域2210も長方形である。このような長方形のレイアウトはユーザには好ましいかもしれないが、本発明の要旨には関係のない設計上の選択事項を反映している。
【0073】
コンテントCONTENT領域2210のコンテンツは、旅行チャンネル233(文脈CONTEXT領域2240に示すとおり)に示してあるビデオ「Visiting Washington」である。すなわち、本発明の手法に従って、コンテント・サブ領域は、時間的に連なった一連のビデオフレームと解される。ユーザが、ビデオ「Visiting Washington」を用いて何かをしようとする場合には、例えば、図12BのコンテントCONTEXT領域の左上部のマーク付き長方形で示したとおり、この情報の構造に従って記憶memorizeオプションが利用できれば、本発明のmemorize操作を呼び出す。この操作は、リモートコントロール装置上のMEMORIZEボタン(図8Fに示すとおり)により、または音声命令(例えば、「記憶せよ!」)をAUI装置に伝えることにより行う。これらの具体化例の一方または他方は設計上の軽微な選択であるが、機能自体だけは本発明の要旨に関係している。呼出の手法はともかくとして、memorize操作の呼出の選択を図12Bでは選択パドル2101で表している。
【0074】
memorize(記憶する)操作の結果を図12Cに示す。ビデオ「Visiting Washington」は、ここでは、デザイアDESIRE領域2220の中で再生中であり、またコンテントCONTENT領域にはVCRコントロールパネルの形式で一連のアクション選択が表示されている(オーバーレイされている)。なお、コンテントCONTENT領域とデザイアDESIRE領域とは点線で強調されており、オーバーレイが活性化されていることをユーザに示している。さらに、選択可能な上記コントロールパネル機能は黒で示してあり、使えない機能はグレーで示してある。これらの表示は業界の慣習に従ったものである。
【0075】
ユーザは上記利用可能なオプションの一つを明確化のために選択する。例えば、「Quick Skip(高速スキップ)」1251を選択することもでき、本発明に従って「Quick Skip(高速スキップ)」情報項目を文脈CONTEXT領域に移し、その領域でスキッピングへの設定時間長さなどのプロパティの文脈CONTEXTオーバーレイを表示するように「Quick Skip」を再び選び選択することもできる。このような設定変更のための動作オプションである場合は、ユーザによる設定変更に備えて記憶インジケータが選択のために表れることになり、デザイアDESIREオーバーレイを呼び出して、「Quick Skip」ボタンの起動によりビデオ画像を30秒、15秒または45秒スキップするか否かを決められるようにする。代替的に、本発明に従ってこの情報階層とこの情報のデザイアDESIREオーバーレイと文脈CONTEXTオーバーレイとを構築するひとは、別のルートから同じユーザ選択に備えることもできる。例えば、図12Cの記憶インジケータ部1252をユーザが選択したことに応答して、記憶ずみの「Quick Skip」でビデオ30秒分、15秒分または45秒分をスキップするか否かをユーザが選択できるようにする追加のオプションのデザイアDESIREオーバーレイをユーザに提供することもできる。この手法では、「Quick Skip」アクション・オプションの選択の度ごとに、ユーザがスキップ時間を選択する必要があり、従ってこの手法は不利であるとの見方もある。しかし、この情報階層並びにデザイアDESIREオーバーレイおよび文脈CONTEXTオーバーレイの構築についての多様な代替手法は、設計上の選択事項であり本発明の要旨には関係ない。
【0076】
一方、図12Cは、ユーザが選択パドル2102で示したとおりビデオクリップを自分のVCRに録画(複製)することを選んだことを示す。この選択に伴い、記憶処理は完結し、表示は図12Dに示した前の位置(図12B)に戻る。この段階で、ユーザは図12Dの選択パドル2103で示したとおり識別IDENTITY領域内の「TV Portal」アイコンを選択することにより、この情報階層を上位に戻ることに決める。本発明のこの具体例では、識別IDENTITY領域のLIFOキュー内の視覚区別可能な情報ユニットは個々に選択でき、ユーザはこの階層をさらに速く上位に戻ることができるようになっている。
【0077】
識別IDENTITY領域内の「TV Portal」アイコンを選択すると、図12Eに示すとおりこのアイコンが文脈CONTEXT領域に移って、その領域にチャンネル範囲が表示される。ユーザは、チャンネルグループ「595〜599Adult」を見て、家庭内の子供たちがアダルト映画を見ることができないように、そのサービスプロバイダのプリセット提供作品からアダルト映画を全部削除したいと考える。このアクションを達成するために、ユーザは図12Eに選択パドル2104で示したとおりmemorize機能を実行する。その結果、図12Fに示すとおり、「595〜599Adult」のアイコンがデザイアDESIRE領域に移る。なお、「595〜599Adult」情報項目用の記憶インジケータ(コンテント・サブ領域内の左上隅部の長方形)はこの時点ではもはや表示されていない。次に、ユーザは図12FのデザイアDESIRE領域内の複写REPLICATEエリアの中にある選択パドル2105で示すとおり、replicate機能を呼び出す。これによって図12Gに示したアクション・オプションのオーバーレイを呼び出す。ユーザは、図12Gの選択パドル2106で示すとおり「Set Locks」オプションを記憶することに決める。これによって、図12Hに示すとおり、「Set Locks」情報項目が「595〜599Adult」情報項目とともにデザイアDESIRE領域内に移る。次に、ユーザは「All」2107を記憶することを選択し、それによってすべてのアダルトチャンネルを見られないようにロックする。
【0078】
本発明のこの具体例では、「Set Locks」情報項目と「595〜599Adult」情報項目とが別々の情報項目としてではなく、組み合わされた項目としてデザイアDESIRE領域に示されている。これは、本発明の要旨には関係しない設計上の選択である。なお、図12Gおよび図12Hでは、文脈CONTEXT領域およびデザイアDESIRE領域を点線で囲んでオーバーレイの活性化状態を示している。この強調表示はユーザへの都合のよい警告であるが、本発明の具体化に必須ではない設計上の選択項目である。
【0079】
次に、図12Jおよび図12Kに移ると、個人向け情報のより広いカテゴリの中で個人向けインターネット・ポータルに本発明がどのように応用されるかを示してある。図12Jは、識別IDENTITY領域1261内に「My Stuff」を、文脈CONTEXT領域1262内に「My Portal」をそれぞれ示し、一連の明確化CLARIFY DOWN操作を「My Stuff」および「My Portal」に反映する。
ユーザは、選択パドル2120で示すとおり、「My Travel」にもう一つの明確化CLARIFY DOWN操作を実行する。なお、通常のインターネット環境では、本発明のプレゼンテーション要素と制御構造に適宜にマップされる標準グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)特徴をユーザは利用できる。特定の具体例の事情により、上記マッピングにタッチ利用の表示画面またはオーディオ・ユーザ・インタフェース(AUI)も使用できる。
【0080】
図12Kは(識別IDENTITY領域への項目追加により)、「Washington DC」、「Tourist Attractions」、「Landmarks」、「Lincoln Memorial」などの情報ユニットをユーザがさらに明確化した一連の明確化CLARIFY DOWN操作の結果を示す。図12KのコンテントCONTENT領域は、インターネットWEBページ上に表示され得るように、本文と小さい写真を示している。この情報項目の中の本文が1ページに収まらない場合は、スクロールバーが備えられることになる。WEB技術で利用可能なスクローリングの特徴は、情報項目のコンテンツを階層的に表示する魅力的な設計上の選択を提供し、また代替的表示技法として、propertyオーバーレイから選択できる。しかし、これらの代替的手法は、本発明の応用を制限しない単なる設計上の選択である。
【0081】
ユーザは文脈CONTEXT領域1263の選択によりリンカーン・メモリアルへの方角、所在地、駐車設備、開館時間、交通機関、その他のリンカーン・メモリアルの「プロパティ」を示す文脈CONTEXTオーバーレイを呼び出すことができる。同様に、その観光地の管理を担当する省庁関係の情報入手のための電話問い合わせに備えて、デザイアDESIREオーバーレイを提供し、展覧会またはツアーパッケージ用のチケットの購入、または、レストランの予約のためのリンクが構成されるようにする。これらの側面はこの情報のコンテンツや構造に特有である。すなわち、サービスプロバイダその他の者(適切なツールを備えている場合は、ユーザも含む)がそれらコンテンツおよび構造を開発するからである。
【0082】
次に図12L〜図12Pに移ると、小型の手持ち式のオーガナイザ上での本発明の実施のしかたを示してある。図12Lは、文脈CONTEXT領域2240内の情報ユニット「My Stuff」よりも下位の情報カテゴリ第1層を、コンテントCONTENT領域2210内に示す。ユーザは、選択パドル2130で示すとおり、「Contacts」情報項目について明確化CLARIFY DOWN操作を実行する。これにより、「Contacts」項目はコンテントCONTENT領域内に移って、「My Stuff」項目に置き換わり、その項目は識別IDENTITY領域のLIFOキューに移って、識別IDENTITY領域2230内に示すとおりとなる。図12MのコンテントCONTENT領域内に表示されるとおり、「Contacts」親に対して子である情報ユニット層は、名前と電話番号である。これらの項目は、アレーではなくリスト形式で表示される。さらに、このリストは、選択パドル2132で示されるとおり、スクロールバーを活性化してスクロールできる。この特徴は設計上の選択であるが、オーバーレイから、ユーザが選択できるようにすることもあり得る。
【0083】
本発明と矛盾しないキーワード検索の呼び出し方を次に述べる。ユーザは、文脈CONTEXT領域内の「Contacts」項目2131を選択することにより文脈CONTEXTオーバーレイを呼び出す。文脈CONTEXTオーバーレイは、図12Nに示してあり、ユーザは選択パドル2133の指示する「Keywords」を記憶させる。キーワード探索が、「Keywords」情報ユニットについて使える唯一のアクションであった場合は、「Contacts」リストについての探索基準が図12Pに示すとおり、コンテントCONTENT領域内に直ちに表示される。「Keywords(キーワード)」について複数のアクションが使える場合は、これらのアクションがユーザによる選択のために表示され、図12Pの表示がそのあと「search(探索)」オプションのユーザ選択に従う。
【0084】
図12Pでは、ユーザは友人の名前「Emily(エミリ)」2135を入力する。これは、スタイラス・ペンと手書き変換ソフトウェアを用いて行うことができ、またコンテントCONTENT領域内にオーバーレイされた画面上の英数字キーボード(図示してない)を用いて行うこともできる。次に、ユーザは選択パドル2134で示したとおり、この形式でmemorize操作を実行する。「Emily(エミリ)」がこのリストにあれば、デザイアDESIREオーバーレイはそれで終結し、表示は図12Mに示した状態に戻る。ただし、示される名前のリストは、「Emily(エミリ)」という名前の人だけになる。図12PのコンテントCONTENT領域内に示される形式と同様な形式を「enter new contact」アクション・オプションからアクセスできるデータエントリ形式として使用できることは容易に理解されよう。例えば、そのようなアクション・オプションは、上に示唆したとおり、「keywords」デザイアDESIREオーバーレイ内の「search」オプションの代替手段とすることもできる。
【0085】
次に、図12Q〜図12Tに移ると、ディジタルボイスレコーダでの本発明の実施のしかたが示してある。この例は、本発明に従った後続の検索のためにどのように情報を生成し、その情報にどのようにプロパティを割り当てるかを示している。このディジタルボイスレコーダは、一組のハードウェア・コントロール2150と小型表示画面2160とを備える。しかし、このディジタルボイスレコーダには、キーボードも、タッチ・スクリーンも、スタイラス・ペンも、音声コマンド機能も備わっていない。ユーザは、ハードウェア・コントロール2150を通じて、このディジタルボイスレコーダを操作する。これらのハードウェア・コントロールの一つ(Mode Select 2151)により、ユーザは、表示画面2160上で、コンテントCONTENT領域、文脈CONTEXT領域、識別IDENTITY領域、デザイアDESIRE領域を選択することができる。「Mode Select」ボタン2151は、短い押下げと長い押下げを区別することができる。短い押下げごとに、インジケータ(例えば、この表示の強調表示またはフラッシング)が表示画面2160上の様々なプレゼンテーション領域を逐次的に(例えば、上から下に、または左から右に)通る。長い押下げは、このインジケータを含む範囲を選択する。音声は三つのメッセージを同時に保持する。それらメッセージの各々が情報ユニットである。その結果、この情報に対して非常に単純な単一層構造となる。
【0086】
ユーザは新しいメッセージを記録することを望み、図12Qの選択パドル2140で示すとおり、ディジタルボイスレコーダの制御パネルの“記録”ボタンを押す。なお、文脈CONTEXT領域2240が、レコーダに記憶されたあらゆるメッセージに対して親である「ボイスポータル」ユニットを含む。ユーザが生成することを望むメッセージは、デザイアDESIRE領域に現われる「メッセージ4」が割り当てられる。
【0087】
文脈CONTEXT領域2240の中の“ボイスポータル”という表示も、三つのメッセージが現在レコーダに記憶中であることを示す。また、レコーダ制御バー2150に用いた「レコード」シンボル(赤い点線)は記憶インジケータと指定された領域2205にも現われる。文脈CONTEXT領域は、情報量インジケータおよび期間インジケータなど記録進行中の情報の進み具合を実時間で示す。これらの特徴はユーザに便利なフィードバックであるが、本発明の要旨には関係しない設計上の選択である。
【0088】
メッセージの記録を終了すると、ユーザは図12Rに選択パドルで示したとおり、ディジタルボイスレコーダの制御パネルの「ストップ」ボタンを押す。瞬間的に(「ストップ」ボタンの押下げをユーザに確認させるフィードバックに十分な長さの時間にわたり)「ストップ」ボタンのシンボルが文脈CONTEXT領域に現われる。新しいメッセージの生成は完了しているので、デザイアDESIREオーバーレイが除去され、新しい情報ユニット(メッセージ4)が自動的に選択される(すなわち明確化動作が呼び出される)。
これによって図12Sに示すとおり、「メッセージ4」を文脈CONTEXT領域2240に動かすとともに、「ボイスポータル」を文脈CONTEXT領域から識別IDENTITY領域2230に動かし、「メッセージ4」の詳細をコンテントCONTENT領域2210に表示させる。
【0089】
なお、図12Sに示したコンテントCONTENT領域2210の詳細表示には「メッセージ4」のプロジェクト名はない。そこでユーザはプロジェクト名を割り当てることを望む。そのためにユーザは「メッセージ4」を含むコンテントCONTENT領域のための記憶インジケータが強調表示されるまで「モードセレクト」ボタン2151を短押下げで押す(選択パドル2142によって表示するとおり)。次に、ユーザは、「モードセレクト」ボタン2151を長押下げで押す。これによって、図12Tに示すとおり、利用可能な動作オプションについてのデザイアDESIREオーバーレイがコンテントCONTENT領域にもたらされる。この段階でユーザは再び「モードセレクト」ボタン2151を用い(選択パドル2143によって示すとおり)、「プロジェクト割当て」動作オプション2152を記憶させる。これによってコンテントCONTENT領域に別のオーバーレイを表示させ、ディジタルボイスレコーダにプログラムずみのプロジェクト1乃至9を示す。ユーザは前述のやり方で「モードセレクト」ボタンによりこれらのうち一つを選択し、それによって、デザイアDESIREオーバーレイシーケンスを完結させ、「プロジェクト」フィールドがユーザ選択のプロジェクト番号を含む点を除き、図12Sの状態にディスプレイを戻す。
【0090】
本発明の上述の詳細な説明の種々の段階でコンテントCONTENT表示用に好適な3×3グリッドに依らない代替実施例に言及してきた。次に図10Bに戻ると、円形ディスプレイモチーフを用いた本発明の具体化例を示してある。この具体化例において、コンテントCONTENT領域は外側リング150であり、デザイアDESIRE領域は中間リング160であり、文脈CONTEXT領域および識別IDENTITY領域は内側のリング170に含まれる。コンテントリング150の内側には、円151の形のコンテント・サブ領域がある。円151の各々の内側には明確化CLARIFICATIONのための選択領域152および記憶MEMORIZATIONのためのそれより小さい選択領域153がある。コンテントCONTENT領域を、本発明の具体化を実質的に変更することなく、円の代わりの複数のリングセグメントに分割できることは当業者には明らかであろう。
【0091】
デザイアDESIRE中間リング160の内側には、記憶ずみであってアクション待ちの情報を表わす複数の小さい円161を示す。記憶ずみの情報ユニットを円よりはむしろリングセグメントで表し得ることも当業者には明らかであろう。デザイアDESIREリング160の中のどこを選んでも、デザイアDESIRE領域の選択のための3×3グリッドについて前に説明したと同じ効果を有する。
【0092】
内側円170の中心に文脈CONTEXT領域の円171がある。ここに示した辞書の例では、文脈CONTEXT円171の中に情報項目“A−Z”のための範囲が、コンテントCONTENT外側リング150内のコンテント・サブ領域に含まれるサブ範囲(“A−C”、“D−F”、“G−I”、“J−K”、“L−N”、“O−Q”、“R−T”、“U−W”、および“X−Z”)を包含している。これは、文脈CONTEXT領域171に示した情報項目とコンテントCONTENT領域150の中に表示した階層構造の次のレベルに含まれる情報ユニットとの間の前述の関係を反映している。
【0093】
本発明の残りの機能は、階層構造ツリーを逆に上向きにナビゲーションできること、および文脈CONTEXT領域171の中の情報項目に伴うプロパティを考慮するためのオーバーレイを利用できることにある。これらの機能は、図10に示す例では、内側円170の内側であって文脈CONTEXT領域171の外側にある文脈CONTEXT領域171、すなわち領域172を選択することによって得られる。これは、前述の例、すなわち階層構造ツリーを逆に上向きにナビゲーションすることを識別IDENTITY領域の選択によって行い、文脈CONTEXT領域の選択によりコンテントCONTENT表示領域の中に文脈CONTEXTオーバーレイ表示をトリガする前述の例の逆であることに注意されたい。当業者には明らかなとおり、本発明は、本発明の特定の具体例について定義された選択ルールにしたがってそれぞれが呼び出される相互関連機能によって特徴づけられるが、これらの選択ルールは、本発明の動作を実質的に変更しない機能的に均等の代替物を提供する設計上の選択を含んでいる。
【0094】
代替具体例のこの機能的な均等物は、図11A−11Eを参照することによって、一層良く理解されよう。図11Aは、図8Lに関連して前述しチャートの形に配列した本発明の表示要素およびユーザ制御要素を示す。チャートの右側にコンテントCONTENT領域1110を示し、そのコンテントCONTENT領域の中に、情報の階層構造の一つのレベルで情報ユニットを表示するための一つまたは複数のコンテント・サブ領域1120を含む。これら表示されたレベルの中の情報ユニットの各々は、情報階層構造のもう一つのレベル1123の親であり得る。具体例の最良のモードでは、コンテント・サブ領域の各々を本発明の特定の機能の活性化のためにユーザが選択できるように、すなわちコンテント・サブ領域に明確化CLARIFICATIONプロセス(明確化機能)で選択可能な領域1121を備え、記憶MEMORIZATIONプロセス(記憶機能)で選択可能な領域1122を備えるようにする。具体例によっては(例えば図8Fに示すとおり)、これらの機能のためのユーザ制御構造を、図11Aの明確化CLARIFICATION領域および記憶MEMORIZATION領域1112に示すとおり、また図8Fに明確化CLARIFYボタン810およびMEMORIZEボタン820でそれぞれ示すとおり、特定のコンテント・サブ領域に関連のない領域を通じて具体化することができる。
【0095】
図11Aの左側には、文脈CONTEXT領域1130、識別IDENTITY領域1140およびデザイアDESIRE領域1150を示している。本発明の具体化の最良のモードでは、これらの領域は、i)文脈CONTEXTサブ範囲1120に表示した情報のレベルに対する親である情報ユニットの表示のための視覚スペース(文脈CONTEXT領域1130内)、ii)明確化CLARIFICATIONプロセスのナビゲーション履歴(識別IDENTITY領域1140内)、およびiii)記憶MEMORIZATION機能により集めた情報ユニット(デザイアDESIREサブ範囲1152内)を表わしている。階層構造に配列できる(点線の形式1137によって表したとおり)一つまたは複数の文脈プロパティの文脈オーバーレイ1135も示してある。同様に、階層構造に配列できる(点線の形式1157で表示したとおり)デザイア動作1156相互間の選択のためのデザイア・オーバーレイ1155も示してある。なお、図5、6、7および9で表示オーバーレイに用いた形式に従って、文脈オーバーレイのボックス1135および1136を破線で囲みデザイア・オーバーレイのボックス1155および1156を点線で囲んで示してある。オーバーレイ相互間の区別のための同等の方法をオーバーレイ用のコンテント・サブ領域が非視覚的プロトコルを利用している場合(例えば図8Lに関連して前述したとおりの聴覚および時間軸上の組合せの場合)適用できる。最後に、ユーザに選択可能な複写REPLICATION領域1151が示してある。
【0096】
本発明の動作は、図11Bを参照すればさらによく理解されよう。ユーザ1160は、図11Aに概要を示した本発明の表示構造にしたがって表示された情報1162を経験する(1161)。これに応答して、ある目的を考慮している場合、本発明の制御構造(すなわち本発明の機能をユーザが呼び出す所定の具体化における特定のプロトコル)に従って、ユーザはユーザの考慮する目的の鏡像を見出すように、本発明の明確化CLARIFYプロセス1200および記憶MEMORIZEプロセス1300を使おうとする。
【0097】
本発明のこれらの機能は図11Cで識別され、図11Dおよび11Eにさらに詳細に示してある。明確化CLARIFYプロセス1200は、少なくとも情報階層構造を介した下向きナビゲーション1210および上向きナビゲーション1220の機能を備え、最適の場合は階層構造の中の情報をフィルタ処理するための文脈CONTEXTオーバーレイ1330を適用するための機能を備える。記憶MEMORIZEプロセス1300は最も小規模の場合はユーザの要求の内容を反映する情報の選ばれたユニットを記憶する機能1310から成り、ユーザ1160が十分な反映内容が見出されたと考えた場合は複製1320により記憶ずみのユニットに作用する機能からなり、最適構成の場合は記憶MEMORIZEプロセス1300に、択一的な動作の間から選択するためのデザイア・オーバーレイ1330を適用するための機能も含む。上記機能の各々を呼び出したあと表示1162は変更され、ユーザ1160は訂正ずみの情報を経験し(1161)、それからユーザ1160は、別の機能を呼び出すことによってプロセスを継続することができる。
【0098】
上記機能の各々について、ユーザは機能を呼び出す手段を備え(本発明に従って確立された特定の実行プロトコルを通じて)、図11Dおよび11Eを参照して以下に述べるとおり、表示1162がそれによって変更される。図11Dは、明確化CLARIFYプロセス1200の詳細な流れ図である。明確化1210は、具体化の最良のモードでは、内容項目を表示したコンテント・サブ領域のユーザ選択1211によって呼び出される。本発明の上記以外の具体化においては、明確化機能1210のためのユーザ制御プロトコルは何らかの別の方法で、例えば時間的順序づけおよび図8Fに示す明確化CLARIFYボタンの利用により、または図8Lに関連して示した聴覚的および時間的な組合せの利用によって、情報の特定のユニットとCLARIFY機能とを組み合わせることができる。しかし呼び出され方の如何に関わりなく、明確化機能1210が選択されると表示は変更され:第1に文脈CONTEXT領域内に項目がある場合(すなわちコンテントCONTENT領域に表示されるレベルに対する親の項目)、その項目は、識別LIFO識別IDENTITY LIFO列に動かされ(1215)、第2に、選ばれたコンテント項目は、文脈CONTEXT領域に動かされ(1216)、第3に、コンテントCONTENT領域は、文脈CONTEXT領域に示した親項目である被選択内容項目の下のレベルの情報項目で満たされる(1217)。
【0099】
明確化CLARIFY UP1220は、最良のモードでは識別IDENTITY領域でのユーザ選択1221によって呼び出す。本発明の別の具体例では、明確化CLARIFY UP機能1220のためのユーザ制御プロトコルが別のなんらかの方法で、例えば図8Fに示した矢印ボタンまたは図8Lに関連して示唆した聴覚的な制御により、ユーザが識別IDENTITY LIFOのサービスを選択できるようにする。呼出に至る方法には関わりなく、明確化CLARIFY UP1220は、識別IDENTITY LIFO列の最後の項目を逆に文脈CONTEXT領域に動かし(1225)、またコンテントCONTENT領域は文脈CONTEXT領域に逆に戻された上記項目の下のレベルの情報項目で満たされる(1226)。
【0100】
オーバーレイ1230は、最良のモードでは、文脈CONTEXT領域のユーザ選択1231によって呼び出され、この呼出によって、コンテントCONTENT領域を文脈CONTEXT領域の項目に関連するオーバーレイ項目で満たす(1235)。これらのオーバーレイ項目は階層構造に配列することができ、階層構造配列の情報の上記以外の任意のボディについて上述したものと同様に、明確化CLARIFYプロセス1200および記憶MEMORIZEプロセス1300によって動作させることができる。ただし、特定の状況(階層構造のすべてのユニットにわたって適用可能なプロパティを取り扱うために文脈オーバーレイを用いるなどの状況)では文脈オーバーレイがすでに活性化されていて、オーバーレイ機能1230が効果を及ぼさないので、文脈オーバーレイの活性化時に文脈オーバーレイ機能を動作可能にするかどうかは設計上の選択である。
【0101】
図11Eは、記憶MEMORIZEプロセス1300の詳細な流れ図である。記憶MEMORIZE1310は、コンテント・サブ領域に表示した項目に適用できる記憶インジケータのユーザ選択1211で呼び出す。コンテント・サブ領域のすべての項目が適用可能な記憶インジケータを有するわけではない。具体化の最良のモードでは、記憶インジケータは3×3グリッドの中のコンテント・サブ領域の左上隅部にマークした領域である。複製1320は、具体化の最良のモードではデザイアDESIRE領域の左上隅部にマークした領域である複製インジケータをユーザが選択することによって呼び出すことができる。複製1320は、記憶インジケータの活性化のあと自動的に引き続いて起こるようにすることもできる。本発明を別の方法で具体化することはできるが、多数の代替的手法相互間にユーザの選択ができない場合は、好ましい実施例では自動的に継続とする。
【0102】
オーバーレイ1330は、記憶機能または複製機能の活性化のすぐあとの動作の代替選択がユーザにできる場合は、通常自動的に呼び出される。オーバーレイ1330の活性化によって、コンテントCONTENT領域は、デザイアDESIRE領域に記憶された(一つまたは複数の)項目に関連するオーバーレイ項目で満たされる(1335)。これらのオーバーレイ項目は階層構造に配列することができ、また階層構造配列情報の上記以外のボディについて上述したものと同じやり方で明確化CLARIFYプロセス1200および記憶MEMORIZEプロセス1300によって継続的に動作させることができる。
本発明の具体化には、デザイア・オーバーレイに文脈オーバーレイの反復適用を行うことができる。
【0103】
本発明を好ましい実施例について上に説明してきたが、本発明が、添付の特許請求の範囲の真意および範囲内を逸脱することなく変形を伴って実施できることは当業者には認識されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を具体化する情報アプライアンスのレイアウトの概要図。
【図2】本発明の明確化(CLARIFICATION)プロセスおよび記憶(MEMORIZATION)プロセスの具体化に用いる(図1に示した)情報アプライアンスのレイアウトの概要図。
【図3】本発明の明確化(CLARIFICATION)プロセスおよび記憶(MEMORIZATION)プロセスの具体化に用いる(図1に示した)情報アプライアンスのレイアウトの概要図。
【図4】階層状に構築した情報のボディの概略的図解。
【図5A】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5B】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5C】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5D】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5E】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5F】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5G】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5H】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図5J】本発明の動作の明確化機能および記憶機能を表す(図1に示した)情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図6A】デザイア(DESIRE)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図6B】デザイア(DESIRE)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図6C】デザイア(DESIRE)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図6D】デザイア(DESIRE)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7A】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7B】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7C】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7D】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7E】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図7F】文脈(CONTEXT)領域についてのオーバーレイを示す上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図8A】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8B】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8C】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8D】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8E】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8F】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8G】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8H】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8J】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8K】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図8L】上記情報アプライアンスの諸領域についての代替の構成の概略図。
【図9A】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9B】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9C】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9D】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9E】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9F】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9G】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9H】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9J】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9K】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9L】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9M】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9N】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9P】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9Q】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9R】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9S】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9T】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9U】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9V】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9W】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9X】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図9Y】イエロー・ページ電話帳を模するように具体化した本発明の動作を説明する上記情報アプライアンスの表示装置の一連の表示画面。
【図10A】思考およびインテリジェンスに関する「シード・アトム」コンセプトの図解。
【図10B】円形モチーフを用いた情報アプライアンスの概略図。
【図11A】本発明の機能を示す一連のチャート。
【図11B】本発明の機能を示す一連のチャート。
【図11C】本発明の機能を示す一連のチャート。
【図11D】本発明の機能を示す一連のチャート。
【図11E】本発明の機能を示す一連のチャート。
【図12A】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12B】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12C】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12D】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12E】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12F】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12G】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12H】テレビジョンジョン・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12J】インターネット・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12K】インターネット・ポータルにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12L】手持式オーガナイザにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12M】手持式オーガナイザにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12N】手持式オーガナイザにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12P】手持式オーガナイザにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12Q】ディジタルボイスレコーダにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12R】ディジタルボイスレコーダにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12S】ディジタルボイスレコーダにおける本発明の動作を示す表示画面。
【図12T】ディジタルボイスレコーダにおける本発明の動作を示す表示画面。
【符号の説明】
101 コンテキスト(文脈)CONTEXT領域
102 識別IDENTITY領域
103 デザイアDESIRE領域
105 隅部領域
301 記憶MEMORIZATION領域
202、302 明確化CLARIFICATION領域
405 レベルユニット
430、440 3×3アレー
501 グリッド
502 コンテキストCONTEXT部
506−525 情報ユニット
504 コンテントCONTENT「1.1.3」
850 コンテント・サブ領域
810、820 押ボタン
860 ボタン電話機の押ボタン
867−869 キーボードテンキー部分
870 ディスプレイ部
871−873 追加の押ボタン
881 コンテントCONTENT領域
882 コンテント・サブ領域
883 コンテキストCONTEXTサブ領域
884 識別IDENTITY領域
885 デザイアDESIRE領域
886、887 明確化CLARIFICATIONおよび記憶MEMORIZATIONにそれぞれ関連づけられた領域
888 複製のための領域
901−915 選択
916 複製ボックス
917−922 選択ボタン
923 複製ボックス
1110 コンテントCONTENT領域
1111、1121 明確化CLARIFICATION領域
1112、1122 記憶MEMORIZATION領域
1120 コンテント・サブ領域
1123 階層構造の別のレベル
1130 文脈CONTEXT領域
1140 識別IDENTITY領域
1150 デザイアDESIRE領域
1151 複製領域
1152 デザイアDESIREサブ領域
1135 文脈CONTEXTオーバーレイ
1136 文脈CONTEXTプロパティ
1155 デザイア・オーバーレイ
1156 デザイアDESIREアクション

Claims (63)

  1. 階層的に整理された情報のためのユーザインタフェース実動化装置であって、
    ユーザ向けに情報のボディを表示するディスプレイと、
    前記情報のボディの中の情報のユニットを前記ユーザにより明確化するクラリフィケーション表示手段、すなわち前記情報のボディを通じたナビゲーションダウンおよびナビゲーションアップのための一群のクラリフィケーション機能であって、前記ディスプレイにより前記ユーザに前記情報のユニットを提示する前記クラリフィケーション表示手段のユーザ指定により呼び出される一群のクラリフィケーション機能であるクラリフィケーションのプロセスを一つ以上の前記情報のユニットを見出すように用いることから成る明確化を行うクラリフィケーション表示手段と、
    前記情報のユニットを前記ユーザにより記憶するメモライゼーション表示手段、すなわち前記一つ以上の情報のユニットが見出された場合にメモライゼーションのプロセス、すなわち前記ディスプレイにより前記ユーザに提示されるメモライゼーション表示手段のユーザ指定により始動し、前記見出された情報のユニットを収集しそれら情報のユニットに作用する一群のメモライゼーション機能から成り、前記見出された一つ以上の情報のユニットの表す動作により完了するメモライゼーションのプロセスを呼び出すことから成る記憶を行うメモライゼーション表示手段
    を含むユーザインタフェース実動化装置において、
    前記情報のボディが複数の層の形に構成され、それら層の各々がもう一つの層の中の情報のユニットの下位にあり、それら情報のユニットの各々が一つ以上の前記層の一部を構成するとともに複数のハイアラーキの一部を構成することができ、
    前記ディスプレイが一つ以上の前記情報のユニットを含む前記層の一つを表示するコンテント領域を含み、
    前記コンテント領域が一つ以上の前記情報のユニットの前記層を表示する一つ以上のコンテントサブ領域に分割されており、
    前記クラリフィケーションのプロセスが、
    前記表示された情報のユニットの一つを選択することと、
    前記コンテント領域の中に、前記情報の被選択ユニットの下位にある情報のボディの層を表示し、前記下位にある層の表示により前記層の前記表示に代えることと
    により実行され、
    前記ナビゲーションダウン機能により直近に置換された層の前記コンテント領域の後続の再表示のためのナビゲーション制御手段
    をさらに含むユーザインタフェース実動化装置
  2. 前記情報のユニットの固有性を前記ユーザにより明確化するとともに記憶する文脈重ね機能をさらに含む請求項1記載のインタフェース実動化装置
  3. 前記記憶ずみの情報のユニットの代わりの選択を前記ユーザにより明確化するとともに記憶する要望重ね機能をさらに含む請求項1記載のインタフェース実動化装置
  4. 前記情報のユニットの固有性を前記ユーザにより明確化するとともに記憶する文脈重ね機能と、
    前記記憶ずみの情報のユニットの代わりの選択を前記ユーザにより明確化するとともに記憶する要望重ね機能と
    をさらに含む請求項1記載のインタフェース実動化装置
  5. 階層的に整理された情報のためのユーザインタフェース実動化装置であって、
    ユーザ向けに情報のボディを表示するディスプレイと、
    前記情報のボディの中の情報のユニットを前記ユーザにより明確化するクラリフィケーション表示手段、すなわち前記情報のボディを通じたナビゲーションダウンおよびナビゲーションアップのための一群のクラリフィケーション機能であって、前記ディスプレイにより前記ユーザに前記情報のユニットを提示する前記クラリフィケーション表示手段のユーザ指定により呼び出される一群のクラリフィケーション機能であるクラリフィケーションのプロセスを一つ以上の前記情報のユニットを見出すように用いることから成る明確化を行うクラリフィケーション表示手段と、
    前記情報のユニットを前記ユーザにより記憶するメモライゼーション表示手段、すなわち前記一つ以上の情報のユニットが見出された場合にメモライゼーションのプロセス、すなわち前記ディスプレイにより前記ユーザに提示されるメモライゼーション表示手段のユーザ指定により始動し、前記見出された情報のユニットを収集しそれら情報のユニットに作用する一群のメモライゼーション機能から成り、前記見出された一つ以上の情報のユニットの表す動作により完了するメモライゼーションのプロセスを呼び出すことから成る記憶を行うメモライゼーション表示手段
    を含むユーザインタフェース実動化装置において、
    前記情報のボディが前記情報のユニットのハイアラーキ、すなわち多階層で各々が層状の階層構成であるハイアラーキであり、
    前記ディスプレイが一つ以上の前記情報のユニットを含む前記ハイアラーキの一つの前記層の一つを表示するコンテント領域を含み、
    前記コンテント領域が前記情報の一つ以上のユニットの前記層を表示する一つ以上のコンテントサブ領域に分割されており、
    前記明確化するクラリフィケーションプロセスが、
    前記表示された情報のユニットの一つを選択することと、
    前記コンテント領域の中に、前記情報の被選択ユニットの下位にある情報のボディの層を表示し、前記下位にある層の表示により前記層の前記表示に代えることと
    により実行され、
    前記ナビゲーションダウン機能により直近に置換された層の前記コンテント領域の後続の再表示のためのナビゲーション制御手段
    をさらに含むユーザインタフェース実動化装置
  6. 前記メモライゼーション表示手段が、表示ずみの前記情報のユニットと関連づけられた記憶表示器を含む請求項5記載のインタフェース実動化装置
  7. 前記記憶表示器を選ぶことが、前記情報の関連する被表示ユニットをメモライゼーションのために選択する請求項6記載のインタフェース実動化装置
  8. 前記メモライゼーション表示手段が、前記情報の被選択ユニットの活性化の前に一つ以上の選択ずみの前記情報ユニットを集める要望領域を含む請求項7記載のインタフェース実動化装置
  9. 前記活性化が自動的に進行する請求項8記載のインタフェース実動化装置
  10. 前記活性化が前記情報のボディに作用する請求項8記載のインタフェース実動化装置
  11. 前記活性化が前記インタフェース実動化装置を外部システムに接続するように動作する請求項8記載のインタフェース実動化装置
  12. 前記メモライゼーション表示手段がユーザに選択可能な複製表示器を含む請求項8記載のインタフェース実動化装置
  13. 前記ナビゲーション制御手段が後入れ先出し独自性領域、すなわち前記メモライゼーション表示手段の一つである独自性領域に実動化されている請求項12記載のインタフェース実動化装置
  14. 前記独自性領域が、継続して選択し明確化した情報のユニット、すなわち明確化し終えたのち前記文脈領域に継続的に動かされさらに前記独自性領域に動かされた情報のユニットであって、前記継続的に独自性領域から選択したのち継続して前記文脈領域に動かされた情報のユニットの表示を含む請求項13記載のインタフェース実動化装置
  15. 前記独自性領域に含まれる情報のユニットの前記表示を対称的なアレー状に配列した請求項14記載のインタフェース実動化装置
  16. 前記記憶表示器が前記下位領域の中の小領域である請求項14記載のインタフェース実動化装置
  17. 前記記憶表示器の選択を前記小領域への接触によって行う請求項16記載のインタフェース実動化装置
  18. 前記記憶表示器の選択を前記小領域内で指示デバイスをクリックすることによって行う請求項16記載のインタフェース実動化装置
  19. 前記コンテント領域が、二つの寸法の各々に沿って互いに同数のコンテント下位領域を有する前記コンテント下位領域の二次元アレーである請求項16記載のインタフェース実動化装置
  20. 前記アレーが、それぞれ正方形の前記コンテント下位領域の3行3列アレーである請求項19記載のインタフェース実動化装置
  21. 前記文脈領域が前記コンテント下位領域の寸法を有し前記3行3列アレーの右端の列の上に配置され、前記要望領域が前記コンテント下位領域の寸法を有し前記3行3列アレーの左端の列の上に配置され、前記独自性領域が前記コンテント下位領域の寸法を有して前記文脈領域と前記要望領域との間に配置される請求項19記載のインタフェース実動化装置
  22. 前記コンテント領域が前記コンテント下位領域の対称的アレーである請求項16記載のインタフェース実動化装置
  23. 前記アレーが中心点について対称である請求項22記載のインタフェース実動化装置
  24. 前記記憶表示器小領域の前記下位領域における配置を、前記下位領域に対する前記小領域の関係が前記コンテント領域に対する前記要望領域の関係と同じになるように行う請求項19記載のインタフェース実動化装置
  25. 前記記憶表示器小領域が前記下位領域の左上部である請求項21記載のインタフェース実動化装置
  26. 前記文脈重ね機能が、ナビゲーションダウンおよびナビゲーションアップのためのクラリフィケーション機能、並びに情報のユニットの収集およびそれらユニットへの作用のためのメモライゼーション機能を前記情報の前記明確化ずみのユニットに伴う独自性のハイアラーキに基づいて呼び出す請求項2記載のインタフェース実動化装置
  27. 前記文脈重ね機能が、
    前記明確化ずみの情報のユニットの下位の層を前記コンテント領域で表示する一方、直近の過去に明確化ずみの情報のユニットを表示する文脈領域
    をさらに含み、
    前記文脈領域の選択の完結並びに前記独自性の収集およびそれら独自性のハイアラーキの作用のためのメモライゼーション機能の完結に伴い、前記明確化ずみの情報のユニットの下位の前記層を前記収集され作用を受けた前記独自性に従ってフィルタ処理して前記コンテント領域に再表示する請求項26記載のインタフェース実動化装置
  28. 前記情報のユニットの独自性をユーザが明確化させ記憶させる文脈重ね機能と、
    記憶ずみの前記情報のユニットの代替的選択をユーザが明確にさせ記憶させる要望重ね機能と
    をさらに含む請求項8記載のインタフェース実動化装置
  29. 前記文脈重ね機能が、
    前記明確化ずみの情報のユニットの下位の層を前記コンテント領域で表示する一方、直近の過去に明確化ずみの情報のユニットを表示する文脈領域
    をさらに含み、
    前記文脈領域の選択の完結並びに前記独自性の収集およびそれら独自性のハイアラーキの作用のためのメモライゼーション機能の完結に伴い、前記明確化ずみの情報のユニットの下位の前記層を前記収集され作用を受けた前記独自性に従ってフィルタ処理して前記コンテント領域に再表示する請求項28記載のインタフェース実動化装置
  30. 前記メモライゼーション表示手段がユーザに選択可能な複製表示器を含む請求項29記載のインタフェース実動化装置
  31. 前記ナビゲーション制御手段が後入れ先出し独自性領域、すなわち前記表示手段の一つである独自性領域に実動化されている請求項30記載のインタフェース実動化装置
  32. 前記独自性領域が、継続して選択し明確化した情報のユニット、すなわち明確化し終えたのち前記文脈領域に継続的に動かされさらに前記独自性領域に動かされた情報のユニットであって、前記継続的に前記独自性領域から選択したのち継続して前記文脈領域に動かされた情報のユニットの表示を含む請求項31記載のインタフェース実動化装置
  33. 前記独自性領域に含まれる情報のユニットの前記表示を対称的に配列した請求項32記載のインタフェース実動化装置
  34. 前記記憶表示器が前記下位領域の中の小領域である請求項32記載のインタフェース実動化装置
  35. 前記コンテント領域が、二つの寸法の各々に沿って互いに同数のコンテント下位領域を有する前記コンテント下位領域の二次元アレーである請求項34記載のインタフェース実動化装置
  36. 前記要望重ね機能が前記記憶ずみで未処理の情報のユニットと関連した代替的選択の階層に従って前記ナビゲーションダウンおよびナビゲーションアップのための前記クラリフィケーション機能並びに前記情報のユニットを収集するとともにそれらユニットに作用するメモライゼーション機能を呼び出す請求項28記載のインタフェース実動化装置
  37. 記憶ずみではあるもののまだ処理を施していない前記情報のユニットを対称アレーの形に表示する請求項36記載のインタフェース実動化装置
  38. 前記メモライゼーション表示手段がユーザに選択可能な複製表示器を含む請求項36記載のインタフェース実動化装置
  39. 前記ナビゲーション制御手段が後入れ先出し独自性領域、すなわち前記メモライゼーション表示手段の一つである独自性領域の中に実動化されている請求項38記載のインタフェース実動化装置
  40. 前記独自性領域が、継続して選択し明確化した情報のユニット、すなわち明確化し終えたのち前記文脈領域に継続的に動かされさらに前記独自性領域に動かされた情報のユニットであって、前記継続的に独自性領域から選択したのち継続して前記文脈領域に動かされた情報のユニットの表示を含む請求項39記載のインタフェース実動化装置
  41. 前記独自性領域に含まれる情報のユニットの前記表示を対称的アレー状に配列した請求項40記載のインタフェース実動化装置
  42. 前記記憶表示器が前記下位領域の中の小領域である請求項40記載のインタフェース実動化装置
  43. 前記コンテント領域が、二つの寸法の各々に沿って互いに同数のコンテント下位領域を有する前記コンテント下位領域の二次元アレーである請求項42記載のインタフェース実動化装置
  44. 階層的に整理された情報のためのユーザインタフェース実動化装置であって、
    情報のユニットからなる情報のボディをユーザに提示する表示手段であって、前記ユーザにより互いに区別できる構成要素、すなわち少なくとも一つで前記情報のユニットの少なくとも一つを提示する構成要素を用いた表示手段と、
    複数のユーザ操作可能な機能、すなわち、その機能と特有の関連を有する前記構成要素の一つ以上のユーザによる指定により各々が呼び出される複数のユーザ操作可能な機能であって、その操作が前記情報のボディの前記構成要素経由の提示の変化とさらに関連づけられた機能を有し前記情報のボディを明確化する明確化ステップ処理手段と、
    前記情報のボディの被選択ユニットを記憶する記憶ステップ処理手段であって、複数のユーザ操作可能な機能、すなわちその機能と特有の関連を有する前記構成要素の一つ以上のユーザによる指定により各々が呼び出される複数のユーザ操作可能な機能であってその操作が前記情報のボディの前記構成要素経由の提示の変化とさらに関連づけられた機能を有し前記情報のボディの被選択ユニットを記憶ステップ処理手段
    を含み、
    前記明確化ステップ処理手段が、前記情報のボディを通じたナビゲーションにより前記一つ以上の情報のユニットを見出すのに用いられるクラリフィケーションのプロセスを実行し
    前記記憶ステップ処理手段が、一つ以上の前記見出しずみの情報ユニットにより指定された動作により完結するメモライゼーションのプロセスを実行し
    前記情報のボディが複数の層の形に構成され、それら層の各々がもう一つの層の中の情報のユニットの下位にあり、それら情報のユニットの各々が一つ以上の前記層の一部を構成するとともに複数のハイアラーキの一部を構成することができ、
    前記表示手段が一つ以上の前記情報のユニットを含む前記層の一つを表示するコンテント領域を提供し、
    前記コンテント領域が一つ以上の前記情報のユニットの層を表示する一つ以上のコンテントサブ領域に分割されており、
    前記クラリフィケーションプロセスが、
    前記表示された情報のユニットの一つを選択することと、
    前記コンテント領域の中に、前記情報の被選択ユニットの下位にある情報のボディの層を後続表示し、その後続表示により前記層の前記表示に代えることと、
    前記クラリフィケーションプロセスにより直近の過去に代替された層の前記コンテント領域の中で前記後続表示を制御するナビゲーション制御すること
    とを含むユーザインタフェース実動化装置
  45. 前記情報のボディをフィルタ処理する文脈重ねであって、独自性情報のボディに前記明確化ステップ処理手段を適用し、前記フィルタ処理のための前記独自性情報のボディのユニットを選択するために前記記憶ステップ処理手段を適用する文脈重ねをさらに含む請求項44記載のインタフェース実動化装置
  46. 前記情報のボディの被選択ユニットに関連して代替動作オプションを選ぶ要望重ねであって、前記明確化ステップ処理手段を動作オプション情報のボディに適用し前記動作オプション情報のボディのユニットの選択のために前記記憶ステップ処理手段を適用する要望重ねをさらに含む請求項44記載のインタフェース実動化装置
  47. 前記情報のボディをフィルタ処理する文脈重ねであって、独自性情報のボディに前記明確化ステップ処理手段を適用し、前記フィルタ処理のための前記独自性情報のボディのユニットを選択するために前記記憶ステップ処理手段を適用する文脈重ねと、
    前記情報のボディの被選択ユニットに関連して代替動作オプションを選ぶ要望重ねであって、前記明確化ステップ処理手段を動作オプション情報のボディに適用し、前記動作オプション情報のボディのユニットの選択のために前記記憶ステップ処理手段を適用する要望重ねと
    をさらに含む請求項44記載のインタフェース実動化装置
  48. 前記情報のボディが前記情報のユニットの階層構成、すなわち多階層でありそれら階層の各々が複数の層を有する請求項44記載のインタフェース実動化装置
  49. 前記構成要素が、
    一つ以上の前記情報のユニットを含む前記多層構成の一つの層を表示するコンテント領域と、
    前記コンテント領域に表示した前記層の親である情報のユニットを表示する文脈領域と、
    前記表示ずみの層の親の履歴を表示する独自性領域と
    を含む請求項48記載のインタフェース実動化装置
  50. 前記情報のユニットを表示するために前記コンテント領域を一つ以上のコンテント下位領域に分割した請求項49記載のインタフェース実動化装置
  51. 前記明確化機能が、
    前記文脈領域に表示される一つの被選択情報ユニットのユーザ選択により動作可能であり、前記被選択情報ユニットの子の前記多層構成の一つの層を前記コンテント領域に表示するようにするナビゲーションダウン機能と、
    前記独自性領域のユーザ選択により動作可能であり、前記ナビゲーションダウン機能により直近の過去に置換された前記多層構成の前記層が前記コンテント領域に再表示されるようにするナビゲーションアップ機能と、
    前記文脈領域のユーザ選択により動作可能であり、前記文脈領域に表示された前記親ユニットに関連づけられたコンテント特性を前記コンテント領域に表示するオプションの文脈重ね機能と
    を含む請求項50記載のインタフェース実動化装置
  52. 前記構成要素が前記ユーザの選択した情報のユニットを集める要望領域を含む請求項51記載のインタフェース実動化装置
  53. 前記記憶機能が、
    前記情報の選んだユニットを前記要望領域に動かす記憶機能と、
    前記要望領域に集められた情報のユニットに作用する複製機能と、
    前記集められた情報のユニットに適用可能な代替の動作を前記コンテント領域に表示するオプションの要望重ね機能と
    を含む請求項52記載のインタフェース実動化装置
  54. 前記記憶機能が前記選ばれた情報のユニットに対応するコンテント下位領域の中の指定された領域をユーザが選ぶことによって動作可能な請求項53記載のインタフェース実動化装置
  55. 前記記憶機能が、前記選ばれた情報のユニットに対応するコンテント下位領域をユーザがまず選び、記憶用に指定された前記構成要素の一つを次に選ぶことによる逐次的ユーザ選択により動作可能な請求項53記載のインタフェース実動化装置
  56. 前記選ばれた情報のユニットの表示を第1の構成要素により行い、前記ユーザによる選択を第2の構成要素により行う請求項55記載のインタフェース実動化装置
  57. 前記第1の構成要素がテレビジョン式スクリーンの指定された部分であり、前記第2の構成要素が電話機プッシュボタンの指定された一つのボタンであり、前記第1および第2の構成要素のうちにユーザに自明の特有の対応関係がある請求項55記載のインタフェース実動化装置
  58. 前記複製機能が前記要望領域の中の指定された領域のユーザによる選択により作動可能である請求項53記載のインタフェース実動化装置
  59. 前記複製機能が前記記憶機能に引き続いて自動的に活性化される請求項53記載のインタフェース実動化装置
  60. 階層的に整理された情報を見出し、集めるとともにその情報を加工するコンピュータの実動化方法であって、
    情報のユニットを含む情報のボディをディスプレイ構成、すなわち複数の表示エレメントから成りそれらエレメントの少なくとも一つに前記情報ユニットの少なくとも一つを提示するディスプレイ構成を用いて提示する過程と、
    一つ以上の前記情報のユニットを見出すようにクラリフィケーションのプロセス、すなわち前記情報ボディを通じたナビゲーションダウンおよびアップのためにコンピュータの実行する一群のクラリフィケーション機能であって、前記提示する過程において前記ユーザに提示される表示エレメントのユーザ指定により呼び出され、ユーザが所望の情報を見出すことを可能にするクラリフィケーションのプロセスを用いて前記情報のボディを明確化する過程と、
    一つ以上の見出しずみの前記情報のユニットに対してメモライゼーションのプロセス、すなわち前記提示する過程において前記ユーザに提示されるメモライゼーション表示エレメントのユーザ指定により始動し前記一つ以上の見出しずみの前記情報のユニットの表す前記コンピュータの実行する動作により完結し、ユーザが所望の情報を集めて加工することを可能にするメモライゼーションのプロセスを呼び出すことにより情報のボディの被選択ユニットを記憶する過程と
    を含み、
    前記情報のボディが複数の層の形に構成され、それら層の各々がもう一つの層の中の情報のユニットの下位にあり、それら情報のユニットの各々が一つ以上の前記層の一部を構成するとともに複数のハイアラーキの一部を構成することができ、
    前記提示する過程が一つ以上の前記情報のユニットを含む前記層の一つを表示するコンテント領域を含み、
    前記コンテント領域が前記情報のユニットを表示するための一つ以上のコンテントサブ領域に分割されており、
    前記明確化する過程が、
    前記表示された情報のユニットの一つを選択する過程と、
    前記コンテント領域の中に、前記選択された情報のユニットの下位にある情報のボディの層を後続表示し、その後続表示により前記層の前記表示に代える過程と
    をさらに含む方法。
  61. 前記構成要素が、
    一つ以上の前記情報のユニットを含む前記多層構成の一つの層を表示するコンテント領域と、
    前記コンテント領域に表示した前記層の親である情報のユニットを表示する文脈領域と
    を含む請求項48記載のインタフェース実動化装置
  62. 前記情報のユニットを表示するための前記コンテント領域を一つ以上のコンテント下位領域に分割した請求項61記載のインタフェース実動化装置
  63. 前記ナビゲーションダウン機能が、
    前記文脈領域に表示される一つの被選択情報ユニットのユーザ選択により動作可能であり、前記被選択情報ユニットの子の前記多層構成の一つの層を前記コンテント領域に表示するようにする明確化ダウン機能と、
    前記構成要素の一つのユーザ選択により動作可能であり、前記ナビゲーションダウン機能により直近の過去に置換された前記多層構成の前記層が前記コンテント領域に再表示されるようにするナビゲーションアップ機能と
    を含む請求項62記載のインタフェース実動化装置
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