JP4877516B2 - 移動ラック装置 - Google Patents

移動ラック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4877516B2
JP4877516B2 JP2007146484A JP2007146484A JP4877516B2 JP 4877516 B2 JP4877516 B2 JP 4877516B2 JP 2007146484 A JP2007146484 A JP 2007146484A JP 2007146484 A JP2007146484 A JP 2007146484A JP 4877516 B2 JP4877516 B2 JP 4877516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
rod
passage
inter
shaped member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007146484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008297087A (ja
Inventor
昌治 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2007146484A priority Critical patent/JP4877516B2/ja
Publication of JP2008297087A publication Critical patent/JP2008297087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4877516B2 publication Critical patent/JP4877516B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、ラック並列方向に横動自在に構成した移動ラックの横動によりラック間通路が開閉されるように構成した移動ラック装置に関するものである。
この種の移動ラック装置では、安全性を高めるために、開かれたラック間通路内に作業者が入り込んでいるときに他の閉じているラック間通路を開く操作を行っても作動しない(作業者が入り込んでいるラック間通路が閉じない)ように、開かれたラック間通路に対して電気的にインターロックがかかり、開かれたラック間通路の出入り口脇の操作盤のロック解除ボタンを押さない限り開かれたラック間通路を閉じることができないように構成されている。しかしながら、地震発生時に振動や揺れで移動ラックが不測に横動し、この結果、開かれたラック間通路が意に反して閉じられる可能性があり、開かれたラック間通路内で作業を行っている作業者がラック間で挟まれる事故につながる。このような地震発生時における不測の事故を防止する目的で、突っ張り棒のような接近阻止部材をラック間通路の片側のラックに取り付け、地震発生時に、開かれたラック間通路の接近阻止部材を退避姿勢から当該通路を横断する作用姿勢に切り換え、この作用姿勢の接近阻止部材により、開かれたラック間通路が狭まるのを阻止させることができるように構成したものが、特許文献1などにより知られている。
特開平10−29705号公報
上記特許文献1に記載のような接近阻止部材を組み込んだ移動ラック装置は、各種のものが知られているが、何れの文献に記載されたものにおいても、普段は接近阻止部材をラックに沿った退避姿勢に切り換えて保持させておき、地震発生時に当該接近阻止部材を退避姿勢から通路を横断する作用姿勢に切り換えるものであるから、実際には機能する機会の殆どない地震発生時に果たして所期通りに閉動阻止部材が退避姿勢から作用姿勢に切り換わるかどうか不明であり、仮に機会あるごとにテスト運転を行っていたとしても、信頼性の点で問題があった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る移動ラック装置を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の移動ラック装置は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ラック並列方向に横動自在に構成した移動ラック2A,2Bの横動によりラック間通路6A〜6Cが開閉されるように構成した移動ラック装置において、開閉されるラック間通路6A〜6Cの出入り口の片側に位置するラックにラック間通路6A〜6Cの閉動を制限する棒状部材7が取り付けられ、この棒状部材7は、ラック間通路6A〜6Cを横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに対してラック間通路6A〜6Cの内外両方向に揺動自在であって且つ付勢手段14により前記通路閉動制限姿勢Nに付勢保持され、この棒状部材7が通路閉動制限姿勢Nにある状態で当該ラック間通路6A〜6Cが閉じられると、当該棒状部材7の先端が相手側ラックに当接してそれ以上の当該ラック間通路6A〜6Cの閉動が阻止されるように構成され、前記通路閉動制限姿勢Nの棒状部材7を当該ラック間通路6A〜6Cの閉動を許す退避姿勢に強制的に切り換える姿勢切換え手段13が設けられ、当該姿勢切換え手段13の姿勢切換え動作が終了したとき、退避姿勢の棒状部材7が前記付勢手段14の付勢力により前記通路閉動制限姿勢Nに復帰する構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記棒状部材7は、垂直軸心の周りの自転と軸心方向の昇降とが可能な垂直回転軸9に支持し、前記付勢手段14には、前記垂直軸心と同心円弧形の棒状部材支持用カム15を設け、このカム15の前記棒状部材7を支持する円弧形カム面15aを、通路閉動制限姿勢Nの棒状部材7を支持する位置が最も低く、これより両側へ離れるに従って高くなるように形成することができる。この場合、請求項3に記載のように、前記垂直回転軸9を支承する軸受け用固定筒状体11の上端面を前記カム15の円弧形カム面15aに形成することができる。又、請求項4に記載のように、前記棒状部材7には、前記カム15の円弧形カム面15a上を転動するカム従動ローラー18を軸支することもできる。
又、請求項5に記載のように、前記付勢手段14は、前記棒状部材7側とラック側部材(周壁部材21)との間に介装されたバネ(渦巻き板バネ22)により構成することも可能である。
前記姿勢切換え手段13は、開いているラック間通路6A〜6Cが閉じられるとき、前以て人為的操作により作動させることもできるが、請求項6に記載のように、前記姿勢切換え手段13は、開いているラック間通路6A〜6Cのロック解除操作(インターロック解除操作ボタン26に対する操作)又は他の閉じているラック間通路6A〜6Cを開く操作(開路操作ボタン27に対する操作)に連動して作動するように構成することができる。
又、請求項7に記載のように、前記棒状部材7は垂直回転軸9に支持させ、前記姿勢切換え手段13は、前記垂直回転軸9(受動回転軸部9a)が自転可能に内嵌するソレノイド12により構成し、当該ソレノイド12により前記垂直回転軸9を強制回転させて、前記棒状部材7をラック間通路6A〜6C内でラックに沿う水平退避姿勢に切り換えるように構成することができる。
更に、請求項8に記載のように、前記棒状部材7が通路閉動制限姿勢Nにある状態でラック間通路6A〜6Cが閉じられたときに当該棒状部材7の先端が当接することになる相手側ラックには、前記棒状部材7の先端が嵌合し得る、平面視において先端がラッパ状に開いた凹部23を設けておくことができる。
上記構成の本発明に係る移動ラック装置によれば、移動ラックの横動によりラック間通路が狭まるのを阻止する棒状部材は、普段から当該ラック間通路の閉動を阻止する通路閉動制限姿勢に付勢保持されており、いつでもラック間通路が狭まるのを阻止する態勢にある。従って、仮に地震が発生して振動や揺れにより移動ラックが不測に横動し、開いているラック間通路が閉じるような異常事態が生じても、当該開いているラック間通路の出入り口にあってラック間通路を横断する向きの通路閉動制限姿勢にある棒状部材が相対的に接近してくる相手側のラックに当接し、この棒状部材の長さ以下にラック間通路が狭まるのを未然に防止できる。依って、当該開いているラック間通路内に作業者が入り込んでいる状況であっても、その作業者がラック間で挟まれるという危険な事態を確実に回避できる。しかも、前記棒状部材は普段からラック間通路の閉動を阻止する通路閉動制限姿勢に付勢保持されているので、作業者らは常に棒状部材が通路閉動制限姿勢に保持されているか否かを確認することができ、若し、棒状部材が通路閉動制限姿勢に保持されていないときには直ちに点検修理を行うことができるので、実際の地震発生時に棒状部材が機能しないというような恐れは皆無であり、信頼性が大巾に向上する。
勿論、上記のようなラック間通路を横断する向きの通路閉動制限姿勢にある棒状部材は、ラック間通路に対する作業者の出入りを邪魔することになるが、本発明の構成では、前記通路閉動制限姿勢にある棒状部材は付勢力に抗してラック間通路の内外両方向に揺動自在であるから、ラック間通路に対して出入りする作業者は、ドアを押し開くように前記通路閉動制限姿勢にある棒状部材を押し退けて問題なく出入りすることができる。又、前記通路閉動制限姿勢にある棒状部材は、そのままでは開いているラック間通路を閉じて他の閉じているラック間通路を開くときの邪魔にもなるが、このときには姿勢切換え手段を作動させて当該通路閉動制限姿勢にある棒状部材をラック間通路の閉動を許す退避姿勢に強制的に切り換えておけば何ら問題はない。
尚、請求項2に記載の構成によれば、ラック間通路の棒状部材は内外水平方向に揺動自在な棒状部材は、当該棒状部材がラック間通路の内外何れかの方向に作業者により押されて揺動した状態にあっても、この棒状部材がフリーな状態になったとき、当該棒状部材とこれを支持する垂直回転軸に作用する重力により、当該棒状部材を支持する円弧形カム面の下り方向に回転し、当該カム面の最も低い箇所、即ち、当該棒状部材がラック間通路を横断する向きの通路閉動制限姿勢に自動的に戻される。勿論、作業者がラック間通路に対して出入りするために通路閉動制限姿勢の棒状部材をラック間通路の内外何れかの方向に押し開くときは、当該棒状部材は前記カム面の上り方向に回転するので、棒状部材は上昇しながら回転することになる。
従って、請求項2に記載の構成によれば、付勢手段として一般的に考えられるバネを使用しないで本発明を実施することができるので、バネを使用する場合のように経時的な材質劣化により所期の機能が失われる危険がなく、常に確実に所期の機能を発揮させることができる。この場合、請求項3に記載の構成によれば、棒状部材を支持する垂直回転軸を支承するために当然必要な軸受け用固定筒状体の上端部を円弧形カムに兼用することができ、別部材として構成した円弧形カムを利用する場合と比較して全体をシンプル且つ安価に構成することができる。更に、請求項に記載の構成によれば、棒状部材の回転を円滑に行わせることができるので、円弧形カムの直径に対し高低差を大きくして、重力による棒状部材の通路閉動制限姿勢への復帰回転力を増大させることが容易になる。
又、請求項5に記載の構成によれば、棒状部材側とラック側部材との間に介装されたバネにより、棒状部材を通路閉動制限姿勢に強力に付勢保持させることができる。又、請求項2に記載の重力利用の付勢手段を採用する場合のように、棒状部材を回転に伴わせて重力に抗し上昇運動させる必要がないので、作業者が通過のために棒状部材を押し開く操作が比較的楽に行える。
閉じているラック間通路を開くために、開いているラック間通路にある通路閉動制限姿勢の棒状部材を強制的に退避姿勢に切り換える姿勢切換え手段は、開いているラック間通路のロック解除操作又は閉じているラック間通路を開く操作を行うのに先立って人為的に操作しても良いが、請求項6に記載の構成によれば、このような姿勢切換え手段に対する特別な操作を必要とせず、当然必要な操作、即ち、開いているラック間通路のロック解除操作又は他の閉じているラック間通路を開く操作に連動して自動的に姿勢切換え手段を作動させ、開いているラック間通路にある通路閉動制限姿勢の棒状部材を強制的に退避姿勢に切り換えて、他の閉じているラック間通路を開く動作を支障なく行わせることができる。
更に、請求項7に記載の構成によれば、棒状部材をラック間通路内でラックに沿う水平退避姿勢に切り換えるための姿勢切換え手段として、当該棒状部材を支持する垂直回転軸が自転可能に内嵌するソレノイドを利用するものであるから、簡単な構成でありながら、作業者が棒状部材をラック間通路の内外水平方向に押し開くとき、姿勢切換え手段と棒状部材との間の回転力伝達系を切り離す構成や操作が不要であり、しかも姿勢切換え手段が機械的な抵抗になることはなく、軽く円滑に棒状部材を押し開くことができる。
開いているラック間通路が地震発生時に閉じるのを通路閉動制限姿勢の棒状部材により阻止するとき、相手側のラックに先端が当接するときの棒状部材がラックの振動や揺れで少しでも通路閉動制限姿勢からラック間通路の内外方向の何れかに傾くと、ラック間通路の両側のラックの相対的な接近移動により棒状部材が傾いている方向に押し退けられ、結局、ラック間通路の閉動を阻止できなくなることが考えられる。然るに、請求項8に記載の構成によれば、ラック間通路の両側のラックの相対的な接近移動により棒状部材の先端が相手側ラックの凹部のラッパ状に開いた開口内に嵌合しさえすれば、後は、ラック間通路の両側のラックの相対的な接近移動により、棒状部材の先端が前記凹部の奥端内に誘導され、確実に通路閉動制限姿勢でラック間通路の両側のラック間で突っ張ることができ、所期の機能を確実に発揮させることができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1A,1Bは移動ラック装置の両端に配設された固定ラックであり、この両固定ラック1A,1B間に2台の移動ラック2A,2Bが配設されている。これら各ラック1A〜2Bは、平面視において互いに平行に並列し、移動ラック2A,2Bは、床面側に敷設されたガイドレール3上に複数の車輪4を介して支持されることにより、ラック並列方向に横動可能であって、車輪4の1つ又は複数個をモーターにより正逆回転駆動することにより、各移動ラック2A,2Bを固定ラック1A,1B間で横動させることができる。而して、移動ラック2A,2Bには、その横動方向に並列する2つのラック単体5a,5bが設けられ、両固定ラック1A,1B間の距離と移動ラック2A,2Bそれぞれの幅は、移動ラック2A,2Bを何れか片側の固定ラック1A(又は1B)に寄せるか又は互いに離間移動させたとき、固定ラック1Aと移動ラック2Aとの間、移動ラック2A,2B間、及び移動ラック2Bと固定ラック1Bとの間の内の任意の1箇所に、作業者が自由に通行し且つ両側のラックに対して荷の出し入れ作業が行える幅のラック間通路6A〜6Cを形成することができる。尚、固定ラックや移動ラックの台数は特に限定されるものではなく、1台の固定ラックと1台又は複数台の移動ラックで移動ラック装置を構成することができる。
上記構成の移動ラック装置は、基本的に従来周知のものであるから、詳細な構造及び使用方法などの説明は省略するが、本発明の実施形態では、上記の移動ラック装置において、各ラック間通路6A〜6Cの出入り口の片側、即ち、各ラック間通路6A〜6Cの両側に位置するラック1A〜2Bの何れか一方のラックの出入り口側端部、図示例では移動ラック2Aの出入り口側端部の左右両側と移動ラック2Bの出入り口側端部の固定ラック1Bに面する側とに、それぞれラック間通路6A〜6Cの閉動を制限する棒状部材7が取り付けられている。
以下、図2〜図4に基づいて具体的に説明すると、棒状部材7は、これが取り付けられる前記移動ラック2A,2Bの出入り口側端部の支柱8のラック間通路6A〜6Cに面する側面に、垂直回転軸9を介して水平揺動自在に軸支されている。垂直回転軸9は、前記支柱8の側面に取り付けられる取付け板10に固着された軸受け用固定筒状体11に垂直軸心の周りの自転と昇降とが可能に挿入され、この垂直回転軸9の軸受け用固定筒状体11から突出する上端部に直角水平向きに棒状部材7の内端が固着されている。又、前記取付け板10には、軸受け用固定筒状体11の下方位置で当該軸受け用固定筒状体11と同心状にソレノイド12が取り付けられ、このソレノイド12に相対回転及び昇降自在に貫挿され且つ当該ソレノイド12の通電励磁により所定方向に回転駆動される受動回転軸部9aが垂直回転軸9の下端部に形成され、ソレノイド12と垂直回転軸9の下端の受動回転軸部9aとで、棒状部材7を移動ラック2A,2Bのラック間通路6A〜6Cに面する側部に沿う退避姿勢に強制的に切り換える姿勢切換え手段13が構成されている。尚、受動回転軸部9aは、垂直回転軸9とは別部材を垂直回転軸9の下端に固着して構成しても良いし、垂直回転軸9の下端部そのもので受動回転軸部9aを構成しても良い。
軸受け用固定筒状体11の上端部は、ラック間通路6A〜6Cを横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに棒状部材7を付勢保持する付勢手段14となる円弧形カム15を構成している。即ち、軸受け用固定筒状体11の上端の円周端面は、前記通路閉動制限姿勢Nにある棒状部材7の内端下側を支持する位置が最も低く、これより両側へ離れるに従って高くなって前記最低部の正反対位置が最高部となる円弧形カム面15aに構成され、この円弧形カム面15aを備えた軸受け用固定筒状体11の上端部が円弧形カム15を構成している。棒状部材7は断面円形の丸棒材から成り、垂直回転軸9と一体に略180度の範囲内で水平に回転するが、このとき前記円弧形カム面15a上を滑動することにより昇降運動を伴うことになる。而して棒状部材7には、それ自体と垂直回転軸9とに作用する重力で常に下向きの付勢力が働いているので、この棒状部材7が前記通路閉動制限姿勢Nからラック間通路6A〜6Cの内外何れかの方向に回転した状態、即ち、円弧形カム面15aの最低部から離れて当該円弧形カム面15aで押し上げられた状態の棒状部材7には、円弧形カム面15aの最低部に戻ろうとする回転復帰力が作用することになる。尚、実際には、棒状部材7は略180度の範囲内で水平に回転するものであるから、円弧形カム面15aは、この棒状部材7が支持される略180度の範囲内にのみ形成しても良い。
上記構成の移動ラック装置において、図1に示すように、開かれているラック間通路6Cの出入り口脇の棒状部材7は、付勢手段14の円弧形カム15により、当該ラック間通路6Cを横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに付勢保持されている。即ち、棒状部材7が、図2〜図4に実線で示すように、円弧形カム面15aの最低部に嵌まり込んだ状態で安定している。一方、閉じている2つのラック間通路6A,6Bの出入り口脇の棒状部材7は、後述する作用によって、各ラック間通路6A,6Bの両側の互いに隣接状態にあるラック1A,2A間及びラック2A,2B間に挟まった状態にある。
而して、開いているラック間通路6Cでは、作業者が入り込んでその両側の移動ラック2Bのラック単体5bと固定ラック1Bとに対する荷の出し入れ作業などが行われるが、作業者がラック間通路6Cの出入り口を出入りするとき、図1Aに示すように、当該ラック間通路6Cを横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに付勢保持されている棒状部材7が邪魔になるが、ラック間通路6C内に入るときには、図1Bに示すように棒状部材7をラック間通路6C内の方向に、そしてラック間通路6C内から出るときは、図1Cに示すように棒状部材7をラック間通路6Cから外向きに、恰もドアに対して行うように押し開いて通過することができる。即ち、ラック間通路6Cの内外何れかの方向に押された棒状部材7は、垂直回転軸9と共に回転しながら円弧形カム面15aの最低部から続く傾斜面で重力に抗して押し上げられ、少し上昇しながら作業者の通過を許す角度まで回動することになる。作業者が通過し終わって棒状部材7から離れると、先に説明したように、当該棒状部材7及び垂直回転軸9に作用する重力と円弧形カム面15aの働きで、棒状部材7は元のラック間通路6Cを横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに自動的に復帰し、保持される。このときの棒状部材7の開閉運動は、垂直回転軸9の自転と昇降運動とを伴うが、当該垂直回転軸9の下端部である受動回転軸部9aはソレノイド12内に貫挿されているだけで、当該ソレノイド12が通電励磁されない限りソレノイド12内での受動回転軸部9a(垂直回転軸9)の自転と昇降運動は自由に抵抗なく行わせることができる状態であるから、作業者の出入りに伴う棒状部材7の開閉運動は、姿勢切換え手段13に影響されずに行われることになる。
図1Aの状態において、地震が発生するなどして移動ラック2Bが固定ラック1Bのある方向、即ち、開いているラック間通路6Cを閉じる方向に横動した場合、図1Dに示すように移動ラック2Bに取り付けられていて開いているラック間通路6Cの出入り口で通路閉動制限姿勢Nに付勢保持されている棒状部材7の先端が、固定ラック1Bのラック間通路6Cに面する側面、具体的には棒状部材7が取り付けられている移動ラック2Bの出入り口側端部の支柱8に対面する固定ラック1Bの支柱16の側面に当接し、それ以上、移動ラック2Bが固定ラック1Bに接近移動するのを阻止することになる。このときの少し狭まったラック間通路6Cに、当該ラック間通路6C内の作業者を両側のラック1B,2Bで挟みつけない程度の幅を確保できるように棒状部材7の長さを設定しておけば、地震発生などにより移動ラック2A,2Bが横動しても、そしてそのとき開いていたラック間通路6C内に作業者がいたとしても、その作業者がラック間通路6Cの両側のラック1B,2Bで挟みつけられる事故を回避できる。
他の閉じているラック間通路6A又は6Bを開いて使用するときは、移動ラック2A,2Bの両方を固定ラック1B側に寄せるように横動させるか又は、移動ラック2Bのみを固定ラック1B側に寄せるように横動させるのであるが、この結果、開いていたラック間通路6Cが閉じられるので、移動ラック2A,2Bを固定ラック1B側へ横動させる前に、ラック間通路6Cの閉路動作を棒状部材7が阻害しないように、姿勢切換え手段13のソレノイド12に通電励磁させて垂直回転軸9を所定の方向に回転駆動させることにより、開いていたラック間通路6Cの出入り口にある通路閉動制限姿勢Nの棒状部材7をラック間通路6C内の方向に回転させ、当該棒状部材7をして移動ラック2Bのラック間通路6Cに面する側面に当接する退避姿勢に切り換える。このときも棒状部材7は付勢手段14の円弧形カム面15aによって押し上げられながら前記退避姿勢まで回転するので、この後、ソレノイド12に対する通電を断って消磁させると、重力と円弧形カム面15aの働きで棒状部材7が再び元の通路閉動制限姿勢Nに戻ってしまうので、少なくとも移動ラック2A,2B又は移動ラック2Bの横動によりラック間通路6A又は6Bの開路動作が完了するまではソレノイド12に対する通電励磁は継続させておく。
目的のラック間通路6A又は6Bが完全に開き、開いていたラック間通路6Cが閉じ終わると、退避姿勢に切り換えられていたラック間通路6Cの棒状部材7は、その両側のラック1B,2Bによって挟まれて退避姿勢に保持されるので、当該棒状部材7を退避姿勢に切り換えるために動作させたソレノイド12に対する通電を断って消磁させる。開かれたラック間通路6A又は6Bの棒状部材7、即ち、それまで両側のラック1A,2A又は2A,2Bで挟まれて退避姿勢に保持されていた棒状部材7は、当該棒状部材7を挟んでいた両側のラック1A,2A又は2A,2Bが互いに離間してラック間通路6A又は6Bを形成するので、重力と円弧形カム面15aの働きで自動的に回転して、ラック間通路6A又は6Bの出入り口を横断する向きの通路閉動制限姿勢Nに復帰し、保持される。従って、地震発生時に移動ラック2A,2Bが横動して開かれたラック間通路6A又は6Bが閉じてしまうのを、通路閉動制限姿勢Nの棒状部材7により防止できる。
尚、付勢手段14の円弧形カム15を軸受け用固定筒状体11の上端部で構成するのではなく、図5に示すように、軸受け用固定筒状体11の上端部の外側に、当該軸受け用固定筒状体11の外径よりも大径の別部材17から成る円弧形カム15を同心状に取り付けて構成することもできる。更に、同図5に示すように、円弧形カム15の円弧形カム面15a上を転動するカム従動ローラー18を棒状部材7の下側に取り付けた軸受け板19に軸支し、棒状部材7の回転と昇降運動とが円滑に行われるように構成することもできる。
又、付勢手段14として重力と円弧形カム15を利用する構成を例示したが、バネを使用して構成することもできる。例えば図6に示すように、軸受け用固定筒状体11の上端に垂直回転軸9の上端大径部9bを支持する支持板20を取り付け、この支持板20より上側の垂直回転軸9の上端大径部9bを同心状に囲む周壁部材21を前記支持板20に取り付け、この周壁部材21とその内側の垂直回転軸9の上端大径部9bとの間に渦巻き板バネ(ゼンマイバネ)22を介装し、この渦巻き板バネ22により、棒状部材7を通路閉動制限姿勢Nに保持させると同時に、当該通路閉動制限姿勢Nから何れ側へも渦巻き板バネ22の付勢力に抗して回転させることができるように構成することができる。勿論、渦巻き板バネ22に代えてバネ鋼線から成る渦巻きコイルバネを利用することもできるし、棒状部材7を一方向に付勢するバネと反対方向に付勢するバネとを併用し、両バネの互いに逆向きの付勢力で棒状部材7を通路閉動制限姿勢Nに保持させ、何れか一方のバネの付勢力に抗して棒状部材7を回転させることができるように構成することも可能である。何れにしてもバネを使用する付勢手段では、棒状部材7を昇降運動させることなく回転させることができるので、このバネの付勢力に抗して棒状部材7を退避姿勢に切り換える姿勢切換え手段の構成が容易になる。
更に、図4に追加的に示したが、地震発生時の移動ラック2A,2Bの横動により、通路閉動制限姿勢Nにある棒状部材7の先端と当接することになる相手側ラック(図1の例では固定ラック1A,1B及び移動ラック2B)には、当該棒状部材7の先端が嵌合する凹部23を備えた位置決め部材24を付設しておきことができる。前記凹部23は、平面視において先端がラッパ状に開いており、ラック間通路の両側のラックが互いに接近移動するときに通路閉動制限姿勢Nの棒状部材7が多少水平方向に揺れても、当該棒状部材7の先端が確実に凹部23内に導入されるように構成している。尚、凹部23は円形穴で構成した例を示しているが、水平方向に並列する左右一対の部材間で構成することもできる。
この種の移動ラック装置には、図1Aに示すように、各ラック間通路6A〜6Cの出入り口脇に操作盤25A〜25Cがそれぞれ配設され、この各操作盤25A〜25Cには、対応する各ラック間通路6A〜6Cのインターロック解除操作ボタン26や開路操作ボタン27が設けられている、而して、閉じているラック間通路、例えばラック間通路6Aを開く場合には、そのときに開いているラック間通路脇6Cまで出向き、当該開いているラック間通路6C内の安全を確認した上で当該開いているラック間通路6C脇の操作盤25Cのインターロック解除操作ボタン26を操作し、その後、開きたいラック間通路6Aの操作盤25Aまで戻ってその開路操作ボタン27を操作することにより、移動ラック2A,2Bが横動してラック間通路6Aが開かれると共に開いていたラック間通路脇6Cが閉じることになる。従って、上記実施形態では、姿勢切換え手段13の作動を人為的操作(ソレノイド12の電源スイッチのオンオフ操作)で行うように説明したが、何れかの操作盤25A〜25Cのインターロック解除操作ボタン26が操作されたとき、又は何れかの操作盤25A〜25Cの開路操作ボタン27が操作されたときに、自動的にソレノイド12の電源回路が閉成されて姿勢切換え手段13が作動するように構成しておけば、棒状部材7を退避姿勢に切り換える人為的操作を省くことができる。
本発明における棒状部材7は、ラック間通路6A〜6Cに出入りする作業者が押し開くことができる高さに配設されるものであるが、図1Aに仮想線で示すように、作業者の頭上十分に高い位置、例えばラック間通路6A〜6Cの片側のラック1A〜2Bの上端付近(ラック間通路の長さ方向の位置は限定されない)にも棒状部材7を配設することができる。即ち、ラック間通路6A〜6Cに出入りする作業者が押し開くことができる高さと、上記の作業者の頭上十分に高い位置との2箇所に棒状部材7を配設し、地震発生時に少なくとも上下何れか一方の棒状部材7がラック間通路の閉動を阻止できるように構成して、安全性を高めることもできる。
A図は移動ラック装置の正面図、B図は開いているラック間通路に作業者が入るときの様子を示す要部の平面図、C図は開いているラック間通路から作業者が出るときの様子を示す要部の平面図、D図は開いているラック間通路に作業者が入っている状態で移動ラックが横動して開いているラック間通路が閉じられるときの様子を示す要部の平面図である。 ラック間通路の閉動制限手段を説明する一部縦断側面図である。 図2の要部の拡大正面図である。 図2に示す手段の平面図と、追加された棒状部材先端位置決め部材を示す横断平面図である。 A図はラック間通路の閉動制限手段の別の実施形態を示す一部縦断側面図、B図は同横断平面図である。 ラック間通路の閉動制限手段の更に別の実施形態を示す要部の一部縦断正面図である。
符号の説明
1A,1B 固定ラック
2A,2B 移動ラック
6A〜6C ラック間通路
7 ラック間通路の閉動制限用棒状部材
8,16 ラック支柱
9 垂直回転軸
9a 受動回転軸部
10 取付け板
11 軸受け用固定筒状体
12 ソレノイド
13 姿勢切換え手段
14 付勢手段
15 円弧形カム
15a 円弧形カム面
18 カム従動ローラー
22 渦巻き板バネ
23 凹部
24 棒状部材の先端位置決め部材
25A〜25C 操作盤
26 インターロック解除操作ボタン
27 開路操作ボタン
N 通路閉動制限姿勢

Claims (8)

  1. ラック並列方向に横動自在に構成した移動ラックの横動によりラック間通路が開閉されるように構成した移動ラック装置において、開閉されるラック間通路の出入り口の片側に位置するラックに、当該ラック間通路の作業者通行エリア内の高さでラック間通路の閉動を制限する棒状部材が取り付けられ、この棒状部材は、ラック間通路を横断する向きの通路閉動制限姿勢に対してラック間通路の内外両方向に揺動自在であって且つ付勢手段により前記通路閉動制限姿勢に付勢保持され、この棒状部材が通路閉動制限姿勢にある状態で当該ラック間通路が閉じられると、当該棒状部材の先端が相手側ラックに当接してそれ以上の当該ラック間通路の閉動が阻止されるように構成され、前記通路閉動制限姿勢の棒状部材を当該ラック間通路の閉動を許す退避姿勢に強制的に切り換える姿勢切換え手段が設けられ、当該姿勢切換え手段の姿勢切換え動作が終了したとき、退避姿勢の棒状部材が前記付勢手段の付勢力により前記通路閉動制限姿勢に復帰するように構成されている、移動ラック装置。
  2. 前記棒状部材は、垂直軸心の周りの自転と軸心方向の昇降とが可能な垂直回転軸に支持され、前記付勢手段は、前記垂直軸心と同心円弧形の棒状部材支持用カムを備え、このカムの前記棒状部材を支持する円弧形カム面が、通路閉動制限姿勢の棒状部材を支持する位置が最も低く、これより両側へ離れるに従って高くなるように形成されている、請求項1に記載の移動ラック装置。
  3. 前記垂直回転軸を支承する軸受け用固定筒状体の上端面が前記カムの円弧形カム面に形成されている、請求項2に記載の移動ラック装置。
  4. 前記棒状部材には、前記カムの円弧形カム面上を転動するカム従動ローラーが軸支されている、請求項2又は3に記載の移動ラック装置。
  5. 前記付勢手段は、前記棒状部材側とラック側部材との間に介装されたバネにより構成されている、請求項1に記載の移動ラック装置。
  6. 前記姿勢切換え手段は、開いているラック間通路のロック解除操作又は他の閉じているラック間通路を開く操作に連動して作動するように構成された、請求項1〜5の何れか1項に記載の移動ラック装置。
  7. 前記棒状部材は垂直回転軸に支持され、前記姿勢切換え手段は、前記垂直回転軸が自転可能に内嵌するソレノイドにより構成され、当該ソレノイドにより前記垂直回転軸を強制回転させて、前記棒状部材をラック間通路内でラックに沿う水平退避姿勢に切り換えるように構成した、請求項1〜6の何れか1項に記載の移動ラック装置。
  8. 前記棒状部材が通路閉動制限姿勢にある状態でラック間通路が閉じられたときに当該棒状部材の先端が当接することになる相手側ラックには、前記棒状部材の先端が嵌合し得る、平面視において先端がラッパ状に開いた凹部が設けられている、請求項1〜7の何れか1項に記載の移動ラック装置。
JP2007146484A 2007-06-01 2007-06-01 移動ラック装置 Expired - Fee Related JP4877516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007146484A JP4877516B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 移動ラック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007146484A JP4877516B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 移動ラック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008297087A JP2008297087A (ja) 2008-12-11
JP4877516B2 true JP4877516B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=40170965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007146484A Expired - Fee Related JP4877516B2 (ja) 2007-06-01 2007-06-01 移動ラック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4877516B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5477811B2 (ja) * 2010-06-01 2014-04-23 コクヨ株式会社 移動ラック装置
JP5893983B2 (ja) * 2012-03-23 2016-03-23 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 多段ラックシステム
KR101657509B1 (ko) * 2014-11-28 2016-09-20 (주)동성 Naiki 접이식 포스트를 갖는 모빌랙

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361314A (en) * 1976-11-12 1978-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary head type magneic video recorder-reproducer
JPH11113651A (ja) * 1997-08-12 1999-04-27 Kongo Co Ltd 移動物置棚
JP2003246419A (ja) * 2002-02-25 2003-09-02 Daifuku Co Ltd 棚設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008297087A (ja) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100373242B1 (ko) 슬라이딩 도어의 록킹콘트롤러
EP2412900A2 (en) Electric door-locking apparatus, and electric door comprising same
JP4877516B2 (ja) 移動ラック装置
US9284764B2 (en) Sliding pin lock mechanism for overhead door with microswitch
JP2019510148A (ja) 両開きのスライディングプラグドアシステム
JP2019502848A (ja) ねじ駆動制御システム
US20080307709A1 (en) Dual swing powered gate actuator
JP4354175B2 (ja) プラットホーム用ステップ装置
CN102782236B (zh) 解锁装置
US6437261B1 (en) Interlock for use in an electric motor handle and contactor combination
JP5130390B1 (ja) リリース状態からの自動復帰機構を備えた発進制御機
US20080006116A1 (en) Safety switch
US20150376926A1 (en) Overhead door backup spring system
JP7184592B2 (ja) 安全スイッチ
CN107724854B (zh) 双开移门系统
CN101433410B (zh) 折叠式侧横栏的保持机构
US20230052115A1 (en) Door apparatus and parking apparatus equipped therewith
ES2699915T3 (es) Mecanismo de giro de seguridad
JP5033779B2 (ja) 防火扉の係支装置
EP2506280A1 (en) Anti-tamper safety switch system with guard locking
JP3210809U (ja) ヒンジ装置
JP4323340B2 (ja) 防火扉の係支装置
JP4862328B2 (ja) エレベータの戸閉安全装置
KR102666015B1 (ko) 장애물 감지 센서모듈을 갖는 자동 접이식 도어장치
JP4437725B2 (ja) エレベーター乗場の仮設障壁体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4877516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees