JP4877033B2 - 給湯システム - Google Patents

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本発明は、複数の貯湯タンクを有する給湯システムに関する。
従来の、貯湯タンクを有する給湯システムにおいては、貯湯量が一定量以下になると、熱源機が運転を開始するのが一般的である。従来の、貯湯タンクが一つの給湯システムの例を図4に示す。給湯システム101は、給水を沸かし上げる熱源機102と、沸かし上げられた湯を貯湯する貯湯タンク103と、貯湯タンク103に貯湯された湯の温度を検出する複数の温度センサ106と、温度センサ106が検出した温度に基づいて熱源機102を制御する制御部107と、を備えている。貯湯タンク103内の湯を出湯するときには、カラン108が開かれ、給水が給水圧により貯湯タンク103の下部に入り、貯湯タンク103内の湯が押し上げられて、貯湯タンク103の上部から出湯配管153を通って出湯される。そして、制御部107は、温度センサ106により検出された湯温信号に基づいて貯湯タンク103内の貯湯量を算出し、貯湯量が一定量以下になると、熱源機102を運転させる。熱源機102は、内蔵する送湯ポンプ121によって、貯湯タンク103の下部の水を吸い込んで沸かし上げ、沸かし上げた湯を貯湯タンク103に上部から貯湯するか、又はカラン108より出湯する。
また、従来の貯湯タンクが2台直列に接続された給湯システムの例を図5に示す。給湯システム201は、2台の貯湯タンク203aと203bとを備えており、貯湯タンク203aの下部と貯湯タンク203bの上部とが配管によって繋がれている。この給湯システム201は、貯湯タンクを2台備えているが、制御部207は出湯や貯湯の制御を、上述した貯湯タンクが1台の給湯システムにおける制御と同様の方法によって行なう。このように、貯湯タンクが1台の場合や、貯湯タンクが2台でも直列に繋がれている場合には、出湯や貯湯の制御は簡単に行なうことができる。
また、複数の貯湯タンクを並列に接続した給湯システムにおいて、一つの貯湯タンクが損傷したときにも出湯できるようにしたものや、貯湯タンク内の中温湯を有効に活用できるように、所定の貯湯タンクの中段部に配管を設けたものがある。このような給湯システムにおいては、複数の貯湯タンクの上部が切替弁によって接続されており、出湯時や貯湯時に切替弁の切り替え動作が必要となる。
この切替弁の切り替え動作について、図6及び図7を参照して説明する。図6(a)乃至(d)は、出湯時に湯切れが生じないように、制御部が切替弁を常に貯湯量の多い方の貯湯タンクに切り替える制御方法を行う給湯システムの状態を示す。給湯システム301は、メインタンク303a及びサブタンク303bの2台の貯湯タンクと、熱源機302と、切替弁304と、複数の温度センサ306と、制御部307と、を備えている。最初、メインタンク303a及びサブタンク303bの貯湯量は満杯であり、切替弁304はサブタンク303bの側に切り替わっているとする。出湯するためにカラン308が開かれると、サブタンク303bの湯が給水圧により出湯される(経路L11、L12、L13、L14)(図6(a)参照)。
そして、制御部307は、温度センサ306により検出された湯温信号に基づいて、サブタンク303bの貯湯量がメインタンク303aの貯湯量よりも少なくなったことを検知すると、切替弁304を貯湯量の多いメインタンク303aの方に切り替え、メインタンク303aから出湯する(経路L21、L22)。メインタンク303aの貯湯量が一定量より少なくなると、制御部307は熱源機302を運転させ湯を沸かし上げるが(経路L23、L24)、出湯量が沸上量より多いのでメインタンク303aの貯湯量は減少を続ける(図6(b)参照)。
メインタンク303aからの出湯が続き、メインタンク303aの貯湯量がサブタンク303bより少なくなると、制御部307は切替弁304をサブタンク303b側へ切り替え、サブタンク303bから出湯する(経路L31、L32、L33、L34)。熱源機302で沸かし上げられた湯もカラン308から出湯される(経路L35、L36)(図6(c)参照)。
出湯を止めるためにカラン308が閉じられると、熱源機302からの湯がサブタンク303bへ貯湯される(経路L41、L42、L43、L44)。しかし、制御部307は、切替弁304を常に貯湯量の多い方へ切り替えるので、切替弁304はサブタンク303bの側に切り替わったままであり、メインタンク303aの貯湯量が少ないにも拘わらず、メインタンク303aへの貯湯ができない(図6(d)参照)。
このように、出湯することを優先し、制御部307が切替弁304を常に貯湯量が多い側の貯湯タンクに切り替える制御を行なうと、熱源機302の運転が制限され、貯湯量の少ない貯湯タンクがあるにも拘わらずに、熱源機302の沸かし上げを行なうことができず、貯湯量の少ない貯湯タンクに貯湯することができない。
図7(a)乃至(d)は、貯湯することを優先し、沸上量が出湯量よりも多いときに貯湯量の少ない側の貯湯タンクに貯湯されるように、制御部が切替弁を常に貯湯量の少ない側の貯湯タンクに切り替える制御方法を行う給湯システムの状態を示す。最初、メインタンク303a及びサブタンク303bの貯湯量は満杯であり、切替弁304はサブタンク3bの方に切り替わっているとする。出湯するためにカラン308が開かれると、サブタンク303bの湯が給水圧により出湯される(経路M11、M12、M13、M14)(図7(a)参照)。
出湯されてサブタンク303bの貯湯量が一定量より少なくなると、制御部307は、熱源機302を運転させ、湯を沸かし上げるが(経路M21、M22、M23、M24)、出湯量が沸上量より多いので、サブタンク303bの貯湯量は減少を続ける(経路M21、M22、M25、M26)。このとき、制御部307は、常に切替弁304を貯湯量の少ない側へ切り替えるので、切替弁304はサブタンク303b側に切り替わったままとなる(図7(b)参照)。
さらに出湯が続くと、サブタンク303bの貯湯量は減少するが、制御部307は切替弁304をサブタンク303b側に切り替えた状態を保持する(経路M31、M32、M33、M34)(図7(c)参照)。
サブタンク303bの湯が無くなっても、制御部307は、切替弁304を常に貯湯量の少ない方の貯湯タンクに切り替えるようにしているので、メインタンク303a側に切り替えることができず、湯切れになる(図7(d)参照)。
このように、貯湯することを優先し、制御部307が切替弁304を常に貯湯量の少ない側の貯湯タンクに切り替える制御を行なうと、貯湯量の少ない貯湯タンクへの熱源機302による沸かし上げを行なうことができるが、貯湯量の多い貯湯タンクから出湯することができない。
また、上述した給湯システムとは別に、複数の貯湯タンクを並列に接続し、湯のある貯湯タンクから出湯しながら、他の貯湯タンクに貯湯し、湯切れを発生させない給湯システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示されるような給湯システムにおいては、配管や切替弁を多く用いているため、コスト高となる。
特開平6−221673号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、熱源機の運転が制限されることや、貯湯が有るにも拘わらず出湯できないといったことがなくなり、出湯と貯湯とを両立させ、貯湯タンクの貯湯量が少なくなるまで出湯することができると共に、貯湯タンクが満杯になるまで湯を沸かし上げることができる給湯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、給水を沸かし上げる熱源機と、前記熱源機が沸かし上げた湯を貯湯する複数の貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上部を配管を介して接続する切替弁と、前記切替弁を介して前記貯湯タンクに接続されると共に、前記熱源機により沸かし上げられた湯が送られる配管が繋がれた出湯配管と、前記貯湯タンクの貯湯量を検出する湯量検出手段と、前記湯量検出手段による検出貯湯量に基づいて前記切替弁の切り替え動作を制御する制御部と、を備えた給湯システムにおいて、前記制御部は、前記湯量検出手段が検出した各貯湯タンクの貯湯量及びその増減を判定条件として前記切替弁の切り替え動作を行ない、前記複数の貯湯タンクの内の一の貯湯タンクの貯湯量が増加しているときは、前記切替弁を貯湯量の少ない前記貯湯タンク側に切り替え、前記複数の貯湯タンクの内の一の貯湯タンクの貯湯量が減少しているときは、前記切替弁を貯湯量の多い前記貯湯タンク側に切り替えるものである。
請求項1の発明によれば、複数の貯湯タンクの貯湯量と共に、その増減を判定し、その判定結果に基づいて切替弁を制御するので、出湯と貯湯とを両立させることができ、貯湯タンクの貯湯量が少なくなるまで出湯することができると共に、貯湯タンクが満杯になるまで湯を沸かし上げることができる。
本発明の実施形態に係る給湯システムについて図1を参照して説明する。図1は、給湯システムの構成を示す。給湯システム1は、給水を沸かし上げる熱源機2と、熱源機2が沸かし上げた湯を貯湯するメインタンク3a及びサブタンク3bから成る貯湯タンク3と、メインタンク3a及びサブタンク3bの上部を配管51及び52を介して接続する切替弁4と、この切替弁4とカラン8とを繋ぐ出湯配管53と、システム全体の動作を制御する制御部7と、を備える。
メインタンク3aは、下部において給水を供給する配管54と繋がれ、また、配管55及び配管57によって熱源機2と繋がれている。これにより熱源機2は、メインタンク3aを介して給水されるようになっている。サブタンク3bは、下部において、配管56及び配管55によってメインタンク3aの下部と繋がれていて、メインタンク3aを介して給水される。熱源機2は、送湯ポンプ21を有しており、配管57からメインタンク3a及びサブタンク3bの水を吸引し、沸かし上げて配管58、出湯配管53を介してカラン8から出湯し、又は、配管58、出湯配管53、切替弁4を介して貯湯タンク3に貯湯する。
また、メインタンク3a及びサブタンク3bは、その上部から下部にかけて複数の温度センサ6を有している。温度センサ6は湯温を検出し、検出信号を制御部7へ出力する。制御部7は、温度センサ6により検出された湯温信号に基づいてメインタンク3a、及びサブタンク3b内の貯湯量及びその増減の変化を算出し、切替弁4の切り替え及び熱源機2の運転を制御する。切替弁4は、メインタンク3a、及びサブタンク3bの上部同士を繋ぐ配管51と配管52との間に設けられ、また、出湯配管53と繋がれており、出湯及び貯湯を行なう貯湯タンク3を切り替える。
次に、上述した構成の給湯システム1が出湯するときの湯の経路について説明する。出湯するときには、出湯配管53に設けられたカラン8が開けられる。このとき、切替弁4がメインタンク3a側に切り替えられていると、給水圧により配管54からの給水がメインタンク3aの下部に入り、メインタンク3a内の湯が押し上げられ、配管51、切替弁4、及び配管53を経由してカラン8から出湯される。また、切替弁4がサブタンク3b側に切り替えられているときは、給水圧により配管54からの給水がメインタンク3aの下部を通り、配管55及び配管56を経由してサブタンク3bの下部に入り、サブタンク3b内の湯が押し上げられ、配管52、切替弁4、及び配管53を経由してカラン8から出湯される。
次に、給湯システム1の熱源機2が湯を沸かし上げるときの湯の経路に関して、まず、切替弁4がメインタンク3a側に切り替えられている場合について説明する。沸上時には、熱源機2に内蔵されている送湯ポンプ21により、メインタンク3aの下部の水が配管55、57を通って熱源機2に入って沸かし上げられ、沸かし上げられた湯が配管58、出湯配管53、切替弁4、及び配管51を通って貯湯タンク3aの上部に入れられる。また、切替弁4がサブタンク3b側に切り替えられているときは、熱源機2に内蔵されている送湯ポンプ21により、サブタンク3bの下部の水が配管56、57を通って熱源機2に入って沸かし上げられ、沸かし上げられた湯が配管58、出湯配管53、切替弁4、及び配管52を通って貯湯タンク3bの上部に入れられる。
次に、カラン8から湯が出湯されているときであって、熱源機2が湯を沸かし上げるときの湯の経路について説明する。出湯量が沸上量よりも多いときは、切替弁4が切り替えられている側のメインタンク3a又はサブタンク3bの上部の湯が給水圧により、切替弁4及び出湯配管53を通って出湯される。そして、同時に送湯ポンプ21によって、給水が配管54からメインタンク3aの下部に入り、配管55、57を通って熱源機2で加熱され、配管55、出湯配管53を通って出湯される。出湯量が沸上量よりも少ないときには、送湯ポンプ21によって、メインタンク3aの下部の水が配管55、57を通って熱源機2で加熱され、配管55、出湯配管53を通ってカラン8から出湯される。そして、同時に熱源機2で加熱された湯が配管58、出湯配管53、及び切替弁4を通って、切替弁4が切り替えられている側のメインタンク3a、又はサブタンク3bの上部に入れられ、貯湯量が増加する。
次に、制御部7による切替弁4の制御について説明する。制御部7は、温度センサ6により検出された湯温信号に基づいてメインタンク3a及びサブタンク3bの貯湯量と、貯湯量の増減とを算出する。制御部7は、メインタンク3a又はサブタンク3bの貯湯量が減少しているときは、一定時間毎に切替弁4を貯湯量の多い側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替える。貯湯量が減少しているときは、出湯量の方が沸上量よりも多いときであるので、切替弁4を貯湯量の多い方のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替えていくことにより、湯切れをせずに出湯することができる。また、メインタンク3a又はサブタンク3bの貯湯量が増加しているときは、一定時間毎に切替弁4を貯湯量の少ない側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替える。貯湯量が増加しているときは、沸上量が出湯量よりも多いときであるので、切替弁4を貯湯量の少ない側の貯湯タンク3に切り替えていくことにより、両方の貯湯タンク3に貯湯することができる。
本実施形態の給湯システム1において、制御部7が切替弁4を制御する実施例を図2及び図3を参照して説明する。本実施例では、メインタンク3a、及びサブタンク3bのタンク容量はそれぞれ300リットルであり、制御部7は10分毎に切替弁4の切り替え動作を行なっている。図2は貯湯量等の推移を示し、実線Hは、メインタンク3aの貯湯量を、点線Iはサブタンク3bの貯湯量を、1点鎖線Jはカラン8からの出湯量を、2点鎖線Kは熱源機2の沸上量を示す。制御した期間を期間P1乃至P5に分けて、各期間における給湯システム1の動作を説明する。図3は、切替弁4の切り替えの判定条件を示す。
期間P1において、最初はメインタンク3a、及びサブタンク3bともに貯湯量が満杯であるので、制御部7は番号4の判定条件に従い切替弁4を貯湯タンク3bに切り替える。そして、出湯のためにカラン8が開かれると、サブタンク3bの湯が出湯され、サブタンク3bの貯湯量が減少する。サブタンク3bの貯湯量が減少し、メインタンク3aの貯湯量よりも少なくなると、制御部7は番号3の判定条件に従い、切替弁4をメインタンク3a側に切り替える。メインタンク3aから出湯されて、メインタンク3aの貯湯量が減少してサブタンク3bの貯湯量よりも少なくなると、制御部7は切替弁4をサブタンク3b側に切り替える。メインタンク3aとサブタンク3bの貯湯量は、同様の割合で減少する。
期間P2において、メインタンク3a又はサブタンク3bの貯湯量が一定量よりも少なくなると、制御部7は熱源機2により湯を沸かし上げる。しかし、沸上量よりも出湯量の方が多いので、メインタンク3a又はサブタンク3bの貯湯量は減少を続ける。制御部7は番号3の判定条件に従い、切替弁4を貯湯量の多い側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替える。メインタンク3aとサブタンク3bの貯湯量は、同様の割合で減少する。
期間P3において、カラン8からの出湯が止まり、熱源機2の沸かし上げが続いているので、メインタンク3a又はサブタンク3bの貯湯量は増加する。制御部7は、番号2の判定条件に従って切替弁4を貯湯量の少ない側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替え、沸かし上げられた湯を貯湯する。メインタンク3aとサブタンク3bの貯湯量は、同様の割合で増加する。
期間P4において、熱源機2の沸かし上げが続いている状態で、カラン8から出湯されている。期間P2と同様に、沸上量よりも出湯量が多いので、メインタンク3a及びサブタンク3bの貯湯量は減少を続ける。制御部7は、番号3の判定条件に従い、切替弁4を貯湯量の多い側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替える。メインタンク3aとサブタンク3bの貯湯量は、同様の割合で減少する。
期間P5において、カラン8からの出湯が止まって熱源機2の加熱が続いており、期間P3と同じ条件であるので、制御部7は期間P3と同様に制御する。メインタンク3aとサブタンク3bの貯湯量は、同様の割合で増加する。
上述したように本実施形態の給湯システム1によれば、熱源機の運転が制限されることや、貯湯が有るにも拘わらず出湯できないようなことが無くなる。すなわち、複数の貯湯タンクの貯湯量と共に貯湯量の増減を判定して、切替弁を制御することにより、出湯と貯湯とを両立させることができる。出湯量が沸上量よりも多いときには、制御部7が切替弁4を常に貯湯量の多い側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替えることにより、両方の貯湯タンク3の貯湯量が少なくなるまで出湯することができる。また、沸上量が出湯量よりも多いときには、制御部7が切替弁4を常に貯湯量の少ない側のメインタンク3a又はサブタンク3bに切り替えることにより、両方の貯湯タンク3の貯湯量が満杯になるまで湯を沸かし上げることができる。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、制御部は切替弁の切り替え動作を一定時間毎に行なわずに、貯湯量が一定量変化したときに行なってもよい。また、サブタンクは複数のタンクを直列に接続してもよい。
本発明の実施形態に係る給湯システムの構成図。 同給湯システムの実施例における貯湯量等の推移図。 同給湯システムの実施例における切替弁の切り替えの判定条件図。 従来の貯湯タンクが一つの給湯システムの構成図。 従来の貯湯タンクが直列に接続された給湯システムの構成図。 従来の給湯システムの制御状態を示す図。 従来の給湯システムの別の制御状態を示す図。
符号の説明
1 給湯システム
2 熱源機
3 貯湯タンク
3a メインタンク(貯湯タンク)
3b サブタンク(貯湯タンク)
4 切替弁
53 出湯配管
6 温度センサ(湯量検出手段)
7 制御部

Claims (1)

  1. 給水を沸かし上げる熱源機と、前記熱源機が沸かし上げた湯を貯湯する複数の貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上部を配管を介して接続する切替弁と、前記切替弁を介して前記貯湯タンクに接続されると共に、前記熱源機により沸かし上げられた湯が送られる配管が繋がれた出湯配管と、前記貯湯タンクの貯湯量を検出する湯量検出手段と、前記湯量検出手段による検出貯湯量に基づいて前記切替弁の切り替え動作を制御する制御部と、を備えた給湯システムにおいて、
    前記制御部は、前記湯量検出手段が検出した各貯湯タンクの貯湯量及びその増減を判定条件として前記切替弁の切り替え動作を行ない、前記複数の貯湯タンクの内の一の貯湯タンクの貯湯量が増加しているときは、前記切替弁を貯湯量の少ない前記貯湯タンク側に切り替え、前記複数の貯湯タンクの内の一の貯湯タンクの貯湯量が減少しているときは、前記切替弁を貯湯量の多い前記貯湯タンク側に切り替えることを特徴とする給湯システム。
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