JP4876678B2 - 自動変速機 - Google Patents

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本発明は、車両などに搭載される自動変速機に関する。
一般に、車両用の自動変速機は、変速機構等を内部に収容した本体ケースと、作動油及び潤滑油として機能するATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)を貯留するオイルタンクとを備えている。本体ケース内には、トルクコンバータ、オイルポンプ、及び変速機構が収納され、トルクコンバータと変速機構との間にオイルポンプが配置されている。
トルクコンバータは、エンジンの出力軸に連結されたコンバータハウジングと、該コンバータハウジングに連結されたポンプインペラとを備え、該コンバータハウジングとポンプインペラとにより内部空間が形成されている。そして、この内部空間内には、変速機構の入力軸に連結されたタービンランナ、及びポンプインペラとタービンランナの間に介在されてトルク増大機能を有するステータが設けられている。
また、トルクコンバータとオイルポンプとの間はオイルポンプハウジングで隔てられ、このオイルポンプハウジングの側壁略中心に形成された貫通孔に対してオイルポンプからトルクコンバータまで延びる略円筒形状のポンプ駆動軸が貫装されている。オイルポンプハウジングにおける貫通孔の内周面とポンプ駆動軸の外周面との間には軸受部材(例えば、ブッシュベアリング)が介装され、ポンプ駆動軸は、オイルポンプハウジングに対して軸受部材を介して回転自在に支持されている。
また、軸受部材よりもトルクコンバータ側においてオイルポンプハウジングの貫通孔の内周面とポンプ駆動軸の外周面との間には、封止部材としてのシールリングが介装され、このシールリングによってオイルポンプ側に連なる油溜り室が形成されている。そして、この油溜り室内には、オイルポンプ側から軸受部材内を流動してきたATFが流入して貯留されるようになっている。すなわち、オイルポンプ側から軸受部材内をATFが流動することにより、ATFが軸受部材の潤滑油として機能する結果、該軸受部材に支持されたポンプ駆動軸が円滑に回転するようになっている(例えば、特許文献1)。
特開平5−209665号公報(図1)
ところで、特許文献1に記載の自動変速機では、本体ケースの開口縁がエンジンの合せ面に連結され、本体ケースとコンバータハウジングとの間の隙間がエンジンの合せ面によってほぼ被覆された状態になっている。そのため、車両走行中に泥水などの異物が本体ケースとコンバータハウジングとの間の隙間を介して本体ケース内に流入することが規制されていた。
ところが、近時では、自動変速機の軽量化や組み付け性の向上を図るため、本体ケースの開口縁とエンジンの合せ面との接触面積を低下させる傾向がある。このようにした場合には、本体ケースとコンバータハウジングとの間の隙間をエンジンの合せ面にて被覆しきれなくなってしまい、車両走行中などに泥水などの異物が本体ケース内に流入してしまうことがあった。
そして、本体ケース内に流入した異物のうちポンプインペラの外面に付着した異物が、トルクコンバータの回転駆動による遠心力によってポンプインペラの外面から本体ケースの内面に向けて吹き飛ばされ、該内面及びオイルポンプハウジングの側面に沿って流下することが考えられる。そして、オイルポンプハウジングの側面を流下した異物の一部が、油溜り室を形成するシールリング近傍まで至り、シールリングとポンプ駆動軸との摺接部位(当接部位)に入り込んでしまうことが考えられる。その結果、シールリングとポンプ駆動軸との摺接部位(当接部位)に封止機能を阻害する僅かな隙間が形成され、この隙間を介して油溜り室内に貯留されるATFが油溜り室外に流出してしまうことが考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、封止部材とポンプ駆動軸との当接部位に異物が入り込んでしまうことを抑制できると共に、ポンプ駆動軸を円滑に回転させることができる自動変速機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、駆動源から延設された出力軸に連結され、該出力軸の回転に基づき回転する発進装置ハウジングを有する発進装置と、該発進装置を介して伝達される前記駆動源の回転を変速する変速機構部を内包するケースと、前記発進装置と前記変速機構部との間に配設される隔壁と、該隔壁に貫装されるとともに、前記発進装置ハウジングに連結されて該発進装置ハウジングの回動に基づいてオイルポンプを駆動させるように回転するポンプ駆動軸と、前記隔壁から前記ポンプ駆動軸を包囲するように前記発進装置側に延設された延出部と、前記変速機構部内を液密にするために前記ポンプ駆動軸と前記延出部との間に配設される封止部材と、前記隔壁及び前記封止部材の少なくとも一方から前記発進装置側に延ばされ、前記封止部材と前記ポンプ駆動軸との当接部位に異物が混入することを抑制するためのカバー手段とを備え、前記発進装置ハウジングには、前記ポンプ駆動軸の回転軸線に直交する平面上に平面視円環状の流下促進面が形成され、当該流下促進面により前記隔壁に相対する相対面に付着した異物を前記カバー手段に向けて流下させるようにし、前記カバー手段には、前記回転軸線に対する径方向外側に延びる先端部が形成されており、前記回転軸線方向において、前記カバー手段の前記先端部は、前記封止部材よりも前記発進装置側に配置されているとともに、前記流下促進面と同一位置又は前記流下促進面よりも前記発進装置側に配置されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動変速機において、前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動変速機において、前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように環状に形成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動変速機において、前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように半環状に形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動変速機において、前記カバー手段は、車両搭載時において前記当接部位を上方から覆うように形成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の自動変速機において、前記カバー手段は、その基端部が前記隔壁及び封止部材の少なくとも一方から連続形成されていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の自動変速機において、前記隔壁における前記発進装置ハウジングと相対する相対面側には、前記径方向外側から前記延出部に向けて延びるリブが設けられており、前記カバー手段の前記先端部は、前記リブよりも前記発進装置に配置されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の自動変速機において、前記隔壁は、内部にオイルポンプが収容されるオイルポンプハウジングから構成されていることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の自動変速機において、前記隔壁は、前記ケースに一体形成されていることを要旨とする
本発明によれば、封止部材とポンプ駆動軸との当接部位に異物が入り込んでしまうことを抑制できると共に、ポンプ駆動軸を円滑に回転させることができる。
(第1の実施形態)
本発明を車両に搭載される自動変速機に具体化した第1の実施形態を図1〜図4に従って説明する。なお、以下における本明細書中の説明において、「前後方向」、「上下方向」をいう場合は図1に矢印で示す前後方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。また、図1に示す「上下方向」は、車両に自動変速機が搭載された場合の上下方向に対応するものである。
図1に示すように、本実施形態の自動変速機11は、本体ケース12と、該本体ケース12の下側に配置されるドレーンタンク13とを備えると共に、該ドレーンタンク13内には、作動油及び潤滑油として機能するATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)が貯留されている。また、本体ケース12は、略円筒形状をなすコンバータケース14と、図示しない後端側が閉塞すると共に前端側が開口した有底略筒状をなすミッションケース15とから構成されている。そして、本体ケース12は、コンバータケース14の後端とミッションケース15の前端とが複数本(図1では1本のみ図示)のボルトB1により締付け固定されることにより構成されている。
また、本体ケース12内において、ミッションケース15の前端には、オイルポンプハウジング(隔壁)16がミッションケース15の開口を閉塞するように複数本(図1では1本のみ図示)のボルトB2により締付け固定されている。すなわち、コンバータケース14内の空間とミッションケース15内の空間とは、オイルポンプハウジング16によって隔絶されている。そして、コンバータケース14内には、トルクコンバータ(発進装置)17が収容されると共に、ミッションケース15内には、変速機構(変速機構部)18が収容されている。さらに、オイルポンプハウジング16内には、オイルポンプ19が収容されている。
オイルポンプハウジング16は、円形平板状をなすオイルポンプカバー20と前端側が円錐状に膨出形成された錐状円盤型のオイルポンプボディ21とから構成されている。このオイルポンプボディ21の前面21c側(トルクコンバータ17に相対する相対面側)には、その前端部(延出部)21bから径方向外側に向けて放射状に延びるリブAが複数形成されている。また、オイルポンプボディ21の後端側には、ポンプ用凹部22が凹み形成されている。そして、オイルポンプカバー20の前端側とオイルポンプボディ21のポンプ用凹部22が凹み形成された後端側とを接合させた状態で、両部材を複数本(図1では1本のみ図示)のボルトB3によって締付け固定することにより、ポンプ用凹部22が閉塞され、該閉塞された空間内にオイルポンプ19が収容されている。
また、オイルポンプカバー20とオイルポンプボディ21とには、コンバータケース14内、ポンプ用凹部22内及びミッションケース15内を連通させるための連通孔20a,21aがそれぞれ形成されている。そして、変速機構18の入力軸24は、各連通孔20a,21a内を貫通してトルクコンバータ17側まで延設されている。
トルクコンバータ17は、図2に示すように、エンジン(駆動源)Eから延設された出力軸としてのエンジン出力軸25に連結されるコンバータハウジング26を備え、該コンバータハウジング26にはポンプインペラ27が連結されている。このポンプインペラ27は、円環状をなすポンプシェル28と、該ポンプシェル28の前面側に周方向へ所定間隔をおいて配列止着される複数のブレード29と、該各ブレード29の内側縁に固定される環状コア30とを備えた構成とされている。そして、ポンプシェル28の内周縁には、後述するスリーブ35が固定されている。
また、トルクコンバータ17には、入力軸24に連結されるタービンランナ31が設けられている。そして、エンジン出力軸25からの回転トルクは、トルクコンバータ17内の油流を介して、又はコンバータハウジング26に連結されるロックアップクラッチ32による機械的接続を介して入力軸24に伝達され、該入力軸24は、その回転軸線S(図2では一点鎖線で示す。)を中心に回転するようになっている。
オイルポンプ19は、入力軸24を包囲する略円筒形状のスリーブ(ポンプ駆動軸)35を備えている。このスリーブ35は、入力軸24と共にオイルポンプボディ21の連通孔21aを貫通してトルクコンバータ17側まで延設されると共に、ポンプインペラ27のポンプシェル28に連結されている。また、スリーブ35は、連通孔21a内において、オイルポンプボディ21に軸受部材としてのベアリング36(例えばブッシュベアリング)を介して回動自在に支持されている。そして、スリーブ35は、コンバータハウジング26が回転する場合、入力軸24の回転軸線Sを中心に回転するようになっている。この点で、本実施形態における入力軸24の回転軸線Sは、「スリーブ35の回転軸線」ともいえる。また、本実施形態では、コンバータハウジング26及びポンプシェル28により、エンジン(駆動源)Eの回転駆動に基づき回転する発進装置ハウジングが構成されている。
また、ポンプ用凹部22内には、スリーブ35の後端部35aにスプライン嵌合されたドライブギヤ37と、該ドライブギヤ37の外周側に配置されたドリブンギヤ38とが設けられている。そして、ドライブギヤ37の外周側に設けられた複数の歯車(図示略)と、ドリブンギヤ38の内周側に設けられた複数の歯車(図示略)とが噛合するようになっている。すなわち、本実施形態のオイルポンプ19は、一対のドライブギヤ37及びドリブンギヤ38を有するいわゆる「内歯噛み合い式歯車ポンプ」であって、そのドライブギヤ37は、その回転中心が入力軸24の回転軸線Sから偏心した状態で回転するようになっている。
オイルポンプボディ21の連通孔21aは、その前端側が最も大きな径を有する大径部とされる一方、その後端側が大径部よりも小さな径を有する小径部とされている。そして、連通孔21aのうち大径部内には、スリーブ35と共に連通孔21aの前端側を閉塞するためのシールリング(封止部材)39が設けられると共に、該シールリング39が、ベアリング36を潤滑する潤滑油(ATF)がオイルポンプボディ21外に流出することを規制している。すなわち、オイルポンプボディ21とスリーブ35との間には、円環状をなす空間が形成されている。なお、この空間内には、後述するように、ATFが一旦貯留されることから、この空間のことを以降の記載においては「油溜り室40」と示すものとする。また、本実施形態では、シールリング39を封止部材として使用しているが、封止部材は、自動変速機11の変速機構18内を液密にするようにできる部材であれば任意の部材(例えば、オイルシール)などであってもよい。
オイルポンプカバー20及びオイルポンプボディ21には、ドレーンタンク13とポンプ用凹部22(オイルポンプ19)内を連通する略クランク状をなすオイル吸入流路41が形成されている。すなわち、オイルポンプ19が駆動した場合には、ドレーンタンク13内に貯留されたATFがオイル吸入流路41を介してオイルポンプ19内に吸入されるようになっている。そして、オイルポンプ19の更なる駆動に基づき、該オイルポンプ19内にて加圧されたATFの大部分は、変速機構18側又はトルクコンバータ17内に圧送されるようになっている。一方、オイルポンプ19内のATFの一部は、スリーブ35とオイルポンプボディ21との間の隙間及びベアリング36の隙間からなるオイル流路を介して油溜り室40内に流入するようになっている。
また、本実施形態において、オイルポンプボディ21の前端部(延出部)21bには、油溜り室40を構成するシールリング39とスリーブ35との摺接部位(当接部位)42のうちトルクコンバータ17側に臨む部位を上方(すなわち、車両搭載時における上方)から覆うカバー部材(カバー手段)43が取り付けられている。このカバー部材43は、図3に示すように、円環状をなす部材を、その部材の図示しない中心軸線を含む平面に沿って切断することにより、半環状をなすように形成されている。そのため、カバー部材43は、平面視円弧状をなしており、その内面とオイルポンプボディ21の前端部21bの外周面とが密接した状態で配置されている。
カバー部材43は、その後端部(基端部)43aが複数本(図2では1本のみ図示)のねじ44によってオイルポンプボディ21の前端部21bに締め付け固定されている。また、カバー部材43の前端部(先端部)43bは、回転軸線Sから径方向外側に離間する方向に指向するように形成されると共に、オイルポンプボディ21の前端部21bよりも前側に配置されている。すなわち、カバー部材43の前端部43bは、ポンプインペラ27(詳しくはポンプシェル28)を指向している。また、カバー部材43は、その前端部43bが各リブAよりもトルクコンバータ17に接近した位置に配置されるように形成されている。
ここで、ポンプシェル28の後面28a(すなわち、オイルポンプハウジング19に相対する相対面)には、流下促進面(流下手段)45が回転軸線Sを中心に平面視円環状をなすように形成されている。この流下促進面45は、カバー部材43の前端部43bと前後方向において同一位置であると共に、ポンプシェル28の前面と各ブレード29の径方向内側の端部との当接部位と前後方向において略同一位置に形成されている。したがって、ポンプシェル28の後面28aに沿ってスリーブ35に向けて流下してきた流動性を有する異物(泥水など)は、流下促進面45まで流下してくると、該流下促進面45の回転軸線Sにおける径方向内側の端部からカバー部材43の上面43cに向けて滴下するようになっている。
次に、コンバータケース14の前端側の開口から泥水がコンバータケース14内に流入してきた場合の作用について、図3及び図4に基づき以下説明する。
さて、エンジンの駆動に基づいてトルクコンバータ17が回転駆動する状態で、コンバータケース14内に泥水が流入し、その流入した泥水の一部がトルクコンバータ17のポンプシェル28の後面28aに付着したとする。すると、このポンプシェル28の後面28aに付着した泥水の大部分は、図2の矢印が示すように、トルクコンバータ17の回転駆動による遠心力によってポンプシェル28の後面28aからコンバータケース14の内面に向けて吹き飛ばされる。そして、コンバータケース14の内面に付着した泥水は、該内面に沿ってオイルポンプ19側に流動し、その後、図3に示すように、オイルポンプボディ21の前面21c及び各リブAの前面に沿って流下する。
この際、オイルポンプボディ21の前面21c及び各リブAの前面をスリーブ35から離間した位置(図3では左右両側)を流下する泥水は、そのまま、オイルポンプボディ21の下端側まで流下することになる。しかし、オイルポンプボディ21の前面21c及び各リブAの前面をスリーブ35に向けて流下してきた泥水は、カバー部材43の上面43cにまで到達する。
ここで、もし仮に従来のようにカバー部材43を設けなかった場合には、図4に示すように、オイルポンプボディ21の前面21c及び各リブAの前面をスリーブ35に向けて流下してきた泥水が、オイルポンプボディ21の径方向内側の端部に到達し、シールリング39とスリーブ35の外周面35bとの摺接部位42に入り込んでしまうおそれがあった。しかし、本実施形態では、カバー部材43がオイルポンプボディ21に取り付けられているため、泥水は、カバー部材43の上面43c上を周方向に沿って流動し、カバー部材43の周方向における両端部から滴下する。しかも、カバー部材43の前端部43bは、回転軸線Sから径方向外側に離間する方向に指向しているため、カバー部材43の上面43c上の泥水が、カバー部材43の前端部43bからスリーブ35に向けて落下することがない。そのため、カバー部材43を設けない従来の場合とは異なり、オイルポンプボディ21の前面21c及び各リブAの前面をスリーブ35に向けて流下してきた泥水がシールリング39とスリーブ35の外周面35bとの摺接部位42に入り込んでしまうことはない。
また、ポンプシェル28に付着した泥水の一部は、トルクコンバータ17の回転駆動による遠心力によってポンプシェル28の後面から吹き飛ばされることなく、ポンプシェル28の後面に沿って流下する。そして、ポンプシェル28の後面に沿って流下する泥水の一部が、ポンプシェル28の後面に形成された流下促進面45に到達すると、該流下促進面45の回転軸線Sにおける径方向内側の端部から滴下する。すると、この泥水は、図2に記載の矢印が示すように、カバー部材43の上面43cに到達し、該上面43c上を周方向に沿って流動してカバー部材43の周方向における両端部から下方に滴下する。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)シールリング(封止部材)39とスリーブ(ポンプ駆動軸)35との摺接部位(当接部位)42が、カバー部材(カバー手段)43によって上方から覆われる。そのため、トルクコンバータ17の回転駆動に基づく遠心力によって、トルクコンバータ17のポンプシェル28の後面に付着した泥水(異物)がコンバータケース14の内面に付着して該コンバータケース14及びオイルポンプボディ21に沿って流下してきても、泥水が摺接部位42に入り込んでしまうことがカバー部材43によって規制される。その結果、摺接部位42内に泥水が入り込んでしまうことに起因して油溜り室40内のATFが油溜り室40外に流出してしまうことが抑制されるため、ATF(潤滑油)不足によりスリーブ35の円滑な回転に支障をきたすことが抑制される。したがって、シールリング39とスリーブ35との摺接部位42に泥水が入り込んでしまうことを抑制できると共に、スリーブ35を円滑に回転させることができる。
(2)カバー部材(カバー手段)43は、その前端部(先端部)43bが回転軸線Sから径方向外側に離間する方向に指向するように形成されている。そのため、カバー部材43の上面43cに到達した泥水(異物)が、該上面43c上を前端からスリーブ(ポンプ駆動軸)35に向けて落下することが規制される。したがって、泥水がシールリング39とスリーブ35との摺接部位42に入り込んでしまうことを良好に規制できる。
(3)ポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の後面(相対面)28aに沿ってスリーブ(ポンプ駆動軸)35に向けて流下する泥水(異物)は、流下促進面(流下手段)45によってカバー部材(カバー手段)43の上面43cに向けて滴下されることになる。そのため、ポンプシェル28の後面28aに沿って流下した泥水がポンプシェル28の流下促進面45の径方向における内縁部から滴下し、該滴下した泥水がシールリング39とスリーブ35との摺接部位42に入り込んでしまうことを抑制できる。
(4)カバー部材(カバー手段)43は、その前端部(先端部)43bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の後面28aの流下促進面(流下手段)45の直下位置に形成されている。そのため、流下促進面45の径方向における内縁部からスリーブ(ポンプ駆動軸)35に向けて滴下した泥水(異物)を、カバー部材43の上面43cに確実に滴下させることができる。
(5)カバー部材(カバー手段)43は、その前端部(先端部)43bがオイルポンプボディ21に形成された各リブAよりも前側に位置するように形成されている。そのため、各リブAの前面に沿って流下する泥水(異物)は、カバー部材43の上面43c上に到達し、該上面43cを流動することになる。したがって、泥水がシールリング39とスリーブ35との摺接部位42に入り込んでしまうことを良好に規制できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図5に従って説明する。なお、第2の実施形態は、カバー部材の構成が第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図5に示すように、本実施形態のカバー部材(カバー手段)50は、円筒形状をなすように構成されると共に、その中心軸線が入力軸24の回転軸線Sと同一となるように配置されている。すなわち、カバー部材50は、スリーブ35の外周面35bを包囲するように配置されている。このカバー部材50は、その後端部(基端部)50aの内周側に内向きフランジ状をなす凸部51が形成されると共に、その前端部(前端部)50bが回転軸線Sから径方向外側に離間する方向に指向するように形成されている。すなわち、カバー部材50の前端部50bは、フランジ状をなしている。そして、カバー部材50は、その凸部51がオイルポンプボディ21の前端部21bに形成された環状溝52に係合されることにより、オイルポンプボディ21に固定されている。
そのため、コンバータケース14の内面及びオイルポンプボディ21の前面に沿ってスリーブ35に向けて流下してきた泥水は、カバー部材50によってスリーブ35に向けての流動が規制されると共に、該カバー部材50の外周面50c上を周方向に流動する。したがって、シールリング39とスリーブ35との摺接部位42に泥水が入り込むことが規制される。
本実施形態では、さらに以下に示す効果をも得ることができる。
(6)カバー部材(カバー手段)50は、円環状をなしているため、オイルポンプボディ21の前端部21bへの組み付け時において、取り付け角度などの微調整を行う手間を省くことができる。
(7)カバー部材50は、その後端部50aの内周側の凸部51をオイルポンプボディ21の前端部21bの環状溝52に係合させることにより、オイルポンプボディ21に固定される。そのため、第1の実施形態の場合のように、ねじ44を使用する必要がないため、自動変速機11の製造時における組み付け工数及び部品点数の増加を抑制できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図6に従って説明する。なお、第3の実施形態は、カバー手段がシールリング39に一体化されている点が第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図6に示すように、本実施形態のシールリング39には、その前面側から筒状をなすカバー部(カバー手段)60が形成されている。すなわち、カバー部60は、その後端(基端部)60aがシールリング39から連続形成されている。また、カバー部60は、スリーブ35とシールリング39との摺接部位42よりも回転軸線Sの径方向外側に形成され、摺接部位42を回転軸線Sの径方向外側から包囲するようになっている。さらに、カバー部60は、その前端(先端部)60bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45と前後方向において略同一位置となるように形成されている。そのため、オイルポンプボディ21の前面に沿ってスリーブ35に向けて流下してきた泥水は、その流動がシールリング39のカバー部60によって規制され、該カバー部60の外周面60cに沿って周方向に流動する。その結果、摺接部位42に泥水が入り込んでしまうことが抑制される。
本実施形態では、さらに以下に示す効果をも得ることができる。
(8)本実施形態では、カバー手段(カバー部60)がシールリング39に一体形成されている。そのため、第1及び第2の実施形態の場合とは異なり、カバー部材43,50をオイルポンプボディ21に固定する作業を行う必要がなくなる。したがって、自動変速機11の製造時における組み付け工数及び部品点数の増加を抑制できる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・上記各実施形態において、オイルポンプボディ21は、リブAを備えない構成であってもよい。
・第2の実施形態において、カバー部材50は、図7に示すように、その前端部50bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において後側に位置するような構成であってもよい。逆に、カバー部材50は、その前端部50bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において前側に位置するような構成であってもよい。この場合、カバー部材50がポンプシェル28及びスリーブ35に当接しないことが望ましい。また、カバー部材50は、その前端部50bがオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成することが望ましい。
・同様に、第1の実施形態において、カバー部材43は、その前端部43bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において後側に位置するような構成であってもよい。逆に、カバー部材43は、その前端部43bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において前側に位置するような構成であってもよい。この場合、カバー部材43がポンプシェル28及びスリーブ35に当接しないことが望ましい。また、カバー部材43は、その前端部43bがオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成されることが望ましい。
・同様に、第3の実施形態において、カバー部60は、その前端60bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において後側に位置するような構成であってもよい。逆に、カバー部60は、その前端60bがポンプインペラ27を構成するポンプシェル28の流下促進面45よりも前後方向において前側に位置するような構成であってもよい。この場合、シールリング39は、カバー部60がポンプシェル28及びスリーブ35に当接しないように形成されることが望ましい。また、カバー部60は、その前端60bがオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成されることが望ましい。
・第3の実施形態において、カバー部60は、図8に示すように、シールリング39に形成されたフランジであってもよい。なお、カバー部60は、その前端がオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成されることが望ましい。
・第3の実施形態において、カバー部60は、図9に示すように、シールリング39から連続形成された円筒状部位65と、該円筒状部位65の前端に形成されたフランジ66とから構成されたものであってもよい。なお、カバー部60は、そのフランジ66がオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成されることが望ましい。
・各実施形態において、ポンプインペラ27を構成するポンプシェル28には、流下促進面45が形成されていない構成であってもよい。
・第1及び第2の実施形態において、カバー手段は、図10に示すように、オイルポンプボディ21から前方に突設されたカバー部70であってもよい。このカバー部70は、スリーブ35とシールリング39との摺接部位42を上方から覆うように形成されている。なお、カバー部70は、その前端がオイルポンプボディ21の各リブAよりも前側に位置するように構成されることが望ましい。
・上記各実施形態において、カバー手段は、平面視略「C」字状をなすように形成されたものであってもよい。
・上記各実施形態では、カバー手段は、オイルポンプボディ21及びシールリング39の何れか一方にのみ設けられているが、オイルポンプボディ21及びシールリング39の両方にそれぞれ設けてもよい。
・上記各実施形態において、自動変速機11は、図11に示すように、前端が開口すると共に後端が閉塞した有底略筒状のコンバータケース14Aを備えたものであってもよい。すなわち、コンバータケース14Aの底壁14Bの略中央部分には、ボス部(延出部)71が形成されると共に、該ボス部71内をスリーブ35が貫装されている。そして、スリーブ35の外周面35bとボス部71の内側面71aとの間を封止するためのシールリング72が設けられている。そして、上記ボス部71の外周側には、自動変速機11が車両に搭載された際に、上方となる位置からシールリング72とスリーブ35との摺接部位42を覆うカバー部材73が設けられる。この場合、コンバータケース14Aの構成要素の一部であるの底壁14Bが、隔壁として機能することになる。すなわち、コンバータケース14Aに一体形成された底壁14Bが、隔壁として機能している。
・上記各実施形態において、発進装置は、流体式のトルクコンバータ17ではなく、流体(ATF)を介しての回転力の伝達を行わない発進クラッチ装置であってもよい。この発進クラッチ装置は、エンジン出力軸25に連結されるハウジング内に複数のクラッチ、ダンパ装置、ワンウェイクラッチ、ピストンが収容され、該ピストンは、押圧スプリングにより、常には各クラッチから離間させる方向に付勢されている。そして、車両の発進時には、押圧スプリングの付勢力に抗してピストンを移動させることにより、該ピストンが各クラッチを押圧することにより、隣接するクラッチ同士を係合させる一方、車両の停止時には、押圧スプリングの付勢力によってピストンを各クラッチから離間させることにより、隣接するクラッチ同士の係合を解消させる。
第1の実施形態における自動変速機の一部概略説明図。 第1の実施形態における自動変速機の一部概略端面図。 カバー部材が取り付けられた状態のオイルポンプボディの概略断面図。 カバー部材が取り付けられていない従来のオイルポンプボディの概略断面図。 第2の実施形態における自動変速機の一部概略端面図。 第3の実施形態における自動変速機の一部概略端面図。 第2の実施形態のカバー部材の別例を示す一部概略端面図。 第3の実施形態のカバー部の別例を示す一部概略端面図。 第3の実施形態のカバー部の他の別例を示す一部概略端面図。 別例のカバー手段を示す一部概略端面図。 別例のトルクコンバータの構成を示す一部概略端面図。
符号の説明
11…自動変速機、12…本体ケース(ケース)、14B…底壁(隔壁)、16…オイルポンプハウジング(隔壁)、17…トルクコンバータ(発進装置)、18…変速機構(変速機構部)、19…オイルポンプ、21b…前端部(延出部)、26…コンバータハウジング(発進装置ハウジング)、27…ポンプインペラ、28…ポンプシェル(発進装置ハウジング)、28a…後面(相対面)、35…スリーブ(ポンプ駆動軸)、35b…外周面、36…ベアリング(軸受部材)、39…シールリング(封止部材)、42…摺接部位(当接部位)、43,50,73…カバー部材(カバー手段)、43a,50a…後端部(基端部)、43b,50b…前端部(先端部)、43c…上面、45…流下促進面(流下手段)、50c,60c…外周面、60,70…カバー部(カバー手段)、60a…後端(基端部)、60b…前端(先端部)、A…リブ、E…エンジン(駆動源)、S…回転軸線。

Claims (9)

  1. 駆動源から延設された出力軸に連結され、該出力軸の回転に基づき回転する発進装置ハウジングを有する発進装置と、
    該発進装置を介して伝達される前記駆動源の回転を変速する変速機構部を内包するケースと、
    前記発進装置と前記変速機構部との間に配設される隔壁と、
    該隔壁に貫装されるとともに、前記発進装置ハウジングに連結されて該発進装置ハウジングの回動に基づいてオイルポンプを駆動させるように回転するポンプ駆動軸と、
    前記隔壁から前記ポンプ駆動軸を包囲するように前記発進装置側に延設された延出部と、
    前記変速機構部内を液密にするために前記ポンプ駆動軸と前記延出部との間に配設される封止部材と、
    前記隔壁及び前記封止部材の少なくとも一方から前記発進装置側に延ばされ、前記封止部材と前記ポンプ駆動軸との当接部位に異物が混入することを抑制するためのカバー手段とを備え、
    前記発進装置ハウジングには、前記ポンプ駆動軸の回転軸線に直交する平面上に平面視円環状の流下促進面が形成され、当該流下促進面により前記隔壁に相対する相対面に付着した異物を前記カバー手段に向けて流下させるようにし
    前記カバー手段には、前記回転軸線に対する径方向外側に延びる先端部が形成されており、
    前記回転軸線方向において、前記カバー手段の前記先端部は、前記封止部材よりも前記発進装置側に配置されているとともに、前記流下促進面と同一位置又は前記流下促進面よりも前記発進装置側に配置されている自動変速機。
  2. 前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように形成されている請求項1に記載の自動変速機。
  3. 前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように環状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の自動変速機。
  4. 前記カバー手段は、前記ポンプ駆動軸を包囲するように半環状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の自動変速機。
  5. 前記カバー手段は、車両搭載時において前記当接部位を上方から覆うように形成されている請求項1又は請求項2に記載の自動変速機。
  6. 前記カバー手段は、その基端部が前記隔壁及び封止部材の少なくとも一方から連続形成されている請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の自動変速機。
  7. 前記隔壁における前記発進装置ハウジングと相対する相対面側には、前記径方向外側から前記延出部に向けて延びるリブが設けられており、前記回転軸線方向において、前記カバー手段の前記先端部は、前記リブよりも前記発進装置側に配置されている請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の自動変速機。
  8. 前記隔壁は、内部にオイルポンプが収容されるオイルポンプハウジングから構成されている請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の自動変速機。
  9. 前記隔壁は、前記ケースに一体形成されている請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の自動変速機
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