JP4875550B2 - アッセンブリの組立て方法 - Google Patents
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Description
すなわち、まず、ステムを組み立てて、ステムに一対のフォークを取り付けてアッセンブリ化し、その後、このアッセンブリを組付ステーションに搬送する。
本発明は、複数の部品が積層されて構成されるアッセンブリについて、低コストかつ省スペースで組み立てできるアッセンブリの組立て方法を提供することを目的とする。
よって、第1番目の部品から第n番目の部品まで順番に搬送手段を移動させるだけで、アッセンブリの組み付け状態を順番に実現していくので、アッセンブリを組み立てることができる。よって、従来のような組付ステーションや部品同士を位置決めする設備が不要となるうえに、1台の搬送手段で組み立てできるので、コストを低減できるとともに、スペースを有効活用できる。
[フロントフォークアッセンブリの構成]
図1は、本発明一実施形態に係るアッセンブリの組立方法により組み立てられるフロントフォークアッセンブリ10の分解斜視図である。
ステム12は、フォーク11A、11Bが挿通される一対の挿通孔121が形成されており、これら挿通孔121のそれぞれにフォーク11A、11Bを挿通してボルト122で締め付けることにより、一対のフォーク11A、11Bを略平行に保持する。
ブレーキパネル14は、略円盤状であり、ホイール13に取り付けられる。このブレーキパネル14の中心には、挿通孔141が形成されている。
ホイール13は、ブレーキパネル14が取り付けられた状態で、一対のフォーク11A、11Bの間に配置される。
図2は、フロントフォークアッセンブリ10を組み立てる組立装置1の平面図である。
組立装置1は、第1組立装置2、第1組立装置2を制御する制御盤3、第2組立装置4、および、第2組立装置4を制御する制御盤5を備える。
第1組立装置2は、右フォーク11A、カラー151、ホイール13、ブレーキパネル14、および左フォーク11Bを順番に積層して把持してアッセンブリ化してアッセンブリ16を形成し、このアッセンブリ16にアクスル15を挿通する。
これら第1移動機構222および第2移動機構223により、供給エリア212〜215を含むテーブル21のほぼ全域に亘って、把持装置30を移動させることができる。
把持装置30の具体的な構成については、後に詳述する。
この反転テーブル23上には、回転中心を通って直線状に延びる壁部231が設けられており、この壁部231により、反転テーブル23は、第1作業エリア23Aおよび第2作業エリア23Bに仕切られている。
アクスル昇降機構24は、中心軸が略鉛直になるようにアクスル15を把持するチャック241と、このチャック241を昇降させる昇降機構242と、を備える。このアクスル昇降機構24によれば、アクスル15をチャック241に把持させて、昇降機構242を駆動することで、アクスル15を軸方向に沿って上昇させて、反転テーブル23の表面から突出させることができる。
図4は、把持装置30の概略構成を示す斜視図である。図5は、把持装置30の側面図である。
把持装置30は、一列に配置された複数の円筒状のコレット31と、複数のコレット31同士の間に配置された複数の円筒状の駒32と、これらコレット31および駒32を両端側から挟んで加圧する加圧装置33と、を備える。
コレット31には、一端縁付近から他端縁に至るスリット311と、他端縁付近から一端縁に至るスリット312と、が交互に形成されている。
上述の貫通孔341は、プレート342および第1加圧部343を貫通して形成されている。
アクチュエータ36は、加圧ピン35を進退させるものであり、上述の制御盤3により制御される。
アクチュエータ36を動作させない場合、駒32の両端側がコレット31内部に入り込んでいるが、コレット31は、加圧されないため拡張しない。
例えば、あるコレット31について説明すると、コレット31の両側に位置する2つの駒32が、それぞれ、コレット31内部に向かって前進し、互いに隣り合う駒32同士の間隔が短くなる。すると、駒32の中央部の外径は、コレット31の内径よりも大きいので、図7に示すように、駒32の外周面はコレット31の内壁面を矢印A方向に押圧する。その結果、コレット31が弾性変形し、図8に示すように、コレットの外径は矢印B方向に拡張される。
搬送装置22を駆動して、把持装置30により、右フォーク11A、カラー151、ホイール13、ブレーキパネル14、および左フォーク11Bを順番に積層して把持し、アッセンブリ化する。
続いて、アクスル15を把持装置30に向かって前進させる。つまり、アクスル15を上昇させる。すると、アクスル15の先端は、アッセンブリ16に挿入され、把持装置30の先端に当接する。
このようにして、把持装置30は、アッセンブリ16から離脱し、アクスル15は、アッセンブリ16の挿通孔111、131、141やカラー151に挿通される。
図2に戻って、まず、2つの作業エリア23A、23Bのうちの一方について、アクスル15をアクスル昇降機構24にセットし、反転テーブル23を反転させる。すると、2つの作業エリア23A、23Bのうちの一方は、テーブル21の内側に位置する。そして、搬送装置22によりアッセンブリ16が搬送されると、アクスル昇降機構24により、アッセンブリ16にアクスル15を挿通させる。
このとき、2つの作業エリア23A、23Bのうちの他方は、テーブル21の内側に位置するため、搬送装置22により次のアッセンブリ16が載置される。
第2組立装置4は、第1組立装置2から搬送されたアッセンブリ16について、作業員がアクスル15にナット152を仮付けし、ステム12をセットすると、アッセンブリ16のフォーク11A、11Bをボルト122でステム12に締め付けて、フロントフォークアッセンブリを組み立てる。
これら第1移動機構423および第2移動機構424により、ボルト供給エリア412を含むテーブル41のほぼ全域に亘って、締付装置421を移動させることができる。
この反転テーブル43上には、回転中心を通って直線状に延びる壁部431が設けられており、この壁部431により、反転テーブル43は、第1作業エリア43Aおよび第2作業エリア43Bに仕切られている。
まず、2つの作業エリア43A、43Bのうちの一方について、第1組立装置2より、アクスル15が挿通されたアッセンブリ16が搬送される。
そこで、作業員は、ステム12をセットし、アクスル15にナット152を仮付けして、反転テーブル43を反転させる。すると、2つの作業エリア43A、43Bのうちの一方は、テーブル41の内側に位置する。
次に、ボルト締付装置42により、ステム12にボルト122を取り付けて、締め付ける。これにより、フロントフォークアッセンブリ10が完成する。
このとき、2つの作業エリア43A、43Bのうちの他方は、テーブル41の内側に位置するため、ボルト締付装置42により、次のアッセンブリ16にボルト122が取り付けられる。
まず、図12に示すように、右フォーク供給エリア212(図2参照)に把持装置30を移動し、右フォーク11Aの挿通孔111に把持装置30のコレット31を挿通して、右フォーク11Aを把持する。
(1)搬送装置22により、最上段に位置する右フォーク11Aを把持する。次に、搬送装置22により、右フォーク11Aを把持した状態で、カラー151を把持する。次に、搬送装置22により、右フォーク11Aからカラー151までを把持した状態で、ホイール13を把持する。次に、搬送装置22により、右フォーク11Aからホイール13までを把持した状態で、ブレーキパネル14を把持する。次に、搬送装置22により、右フォーク11Aからブレーキパネル14までを把持した状態で、左フォーク11Bを把持する。
11A 右フォーク(第1番目の部品)
151 カラー(第2番目の部品)
13 ホイール(第3番目の部品)
14 ブレーキパネル(第4番目の部品)
11B 左フォーク(第5番目の部品)
22 搬送手段(搬送装置)
Claims (1)
- 最上段に位置する第1番目の部品から最下段に位置する第n番目(nは2以上の整数)の部品までが積層されて構成されるアッセンブリの組立方法であって、
搬送手段により、一列に配置された複数の円筒状のコレットと、複数のコレット同士の間に配置された複数の円筒状の駒と、これらコレットおよび駒を両端側から挟んで加圧する加圧装置と、を備え、前記複数のコレットの各々は、一端縁付近から他端縁に至るスリットと他端縁付近から一端縁に至るスリットとが交互に形成される円筒状をなすと共に、互いに近接して配置されており、前記駒は、外径が、中央部では、前記コレットの内径よりも大きく、当該中央部から両端部に向かうに従って小さくなり、当該両端部では、前記コレットの内径よりも小さくなるそろばん珠形状をなす把持装置の前記コレットおよび前記駒を、第1番目の部品が有する挿通孔に挿通して前記把持装置の前記コレットの外径を拡張することで前記第1番目の部品を把持する第1の手順と、
搬送手段により、第1番目から第(m−1)番目(mは2以上の整数)までの部品を第m番目の部品上に積層し、元の外径に戻した前記把持装置の前記コレットおよび前記駒を第m番目の部品が有する挿通孔に挿通して前記把持装置の前記コレットの外径を拡張することで前記第1番目から第m番目までの部品を、各部品の挿通孔を同軸上に位置決めして把持する第mの手順と、を備え、
前記第mの手順を、mが2からnになるまで繰り返すことにより、前記アッセンブリの組み付け状態を順番に実現することを特徴とするアッセンブリの組立方法。
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