JP4875548B2 - 油圧モータのブレーキ回路装置、及びそれに用いられるリリーフ弁 - Google Patents

油圧モータのブレーキ回路装置、及びそれに用いられるリリーフ弁 Download PDF

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Description

本発明は、油圧モータのブレーキ回路装置、及びそれに用いられるリリーフ弁に関するものである。
油圧モータのブレーキ回路装置として、一対のリリーフ弁を油圧モータに接続された一対の通路間に接続すると共に、一対のチャージ用逆止弁を一対のリリーフ弁と並列に接続したブレーキ回路装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のブレーキ回路装置において、油圧モータの制動時には油圧モータは慣性力によって回転を継続する。これにより、吸込通路側には、吸込通路側に接続された逆止弁を介して作動油が補充される一方、吐出通路側の圧力は上昇する。
吐出通路側の圧力が、吐出通路側に接続されたリリーフ弁の作動圧力に達した場合には、そのリリーフ弁は開弁動作し圧力上昇を抑える。また、リリーフ弁によって油圧モータに背圧がかかることによって油圧モータは制動する。このように、リリーフ弁は油圧モータのブレーキ力を決定する。
この種のブレーキ回路装置を改良したものとして、本出願人は、油圧モータの制動開始時に発生する衝撃をフリーピストンの動作によって緩和させるショックレス機能を有するリリーフ弁を用いたブレーキ回路装置を特許文献2に開示している。
ショックレス機能を有するリリーフ弁について、図5及び図6を参照して説明する。図5はリリーフ弁の断面図であり、図6はブレーキ回路装置の油圧回路図である。
リリーフ弁50及びリリーフ弁50bは、油圧モータ63に接続されたメイン通路51とメイン通路52との間に介装され、リリーフ弁50はメイン通路51が高圧時に作動し、リリーフ弁50bはメイン通路52が高圧時に作動する。代表してリリーフ弁50について説明する。なお、「b」が付されている符号の部材、部品はリリーフ弁50bのものであり、リリーフ弁50とリリーフ弁50bとにおいて、数字が同じ符号で示されている部品、部材は同じ名称のものである。
リリーフ弁50は、メイン通路51の圧力がリリーフ弁50の作動圧力に達した場合には、メイン通路51の圧力を、流出通路53を介してメイン通路52に逃がし圧力の上昇を抑えるものである。
リリーフ弁50は、メイン通路51に臨んで配置されメイン通路51と流出通路53の間を開閉する弁体54と、弁体54を摺動自在に支持する筒状部材55と、弁体54の背面に画成される背圧室56と、背圧室56に収装され弁体54を閉弁方向に付勢するスプリング57と、弁体54に形成され上流側(メイン通路51)の圧力を背圧室56に導く導圧通路58とを備える。なお、導圧通路58にはオリフィス65が介装される。
筒状部材55の外周にはフリーピストン59が収装されたシリンダ60が形成される。フリーピストン59は、シリンダ60内を吸収用油室66と待機用油室67とに区画する。吸収用油室66は絞り通路61を介して背圧室56と連通し、待機用油室67は通路62を介してメイン通路52に接続される。
以上のように構成されるリリーフ弁50の動作について説明する。
油圧ポンプ64から吐出された作動油がメイン通路52を経由して油圧モータ63に供給される場合(以下、「正転運転」と称する。)には、メイン通路52が高圧、メイン通路51が低圧となる。したがって、メイン通路52の高圧が通路62を介してシリンダ60の待機用油室67に導かれるため、フリーピストン59は、図5及び図6に示すスタンバイ位置に保持される。
この状態にて、油圧ポンプ64から油圧モータ63への作動油の供給を停止し、油圧モータ63の制動を開始する。このとき、油圧モータ63は慣性力によって回転を継続するため、メイン通路51が高圧となり、その高圧がリリーフ弁50に作用する。
メイン通路51の作動油は、導圧通路58を経由して背圧室56に導かれると共に、絞り通路61を通ってシリンダ60の吸収用油室66にも導かれるため、フリーピストン59にはメイン通路51の高圧が作用する。
これにより、フリーピストン59は、吸収用油室66を拡大して移動するため、吸収用油室66内には背圧室56から作動油が流れ込む。フリーピストン59の移動中、背圧室56内は低い圧力に保持されるため、弁体54の受圧面積は、弁体シート部面積(図5に示すS1)となる。したがって、フリーピストン59の移動中、リリーフ弁50のリリーフ作動圧力は、スプリング57のバネ力によって定まり低圧に保持される。このように、リリーフ弁50は、フリーピストン59の移動中、低圧リリーフ弁として機能する。
フリーピストン59がストロークエンド(待機用油室67端部)まで移動すると、背圧室56内の圧力は上昇し弁体54前後の圧力は等しくなる。これにより、弁体54の受圧面積は、弁体シート部面積S1と弁体背面部面積(図5に示すS2)との差(S1−S2)となり小さくなる。したがって、リリーフ弁50の作動圧力は、弁体54の上流と下流の受圧面積差、及びスプリング57のバネ力によって定まる正規の圧力(高圧)に設定される。
このように、リリーフ弁50は、作動圧力が二段階に変化し、制動開始時に発生する衝撃はフリーピストン59の作用によって緩和し、その後は大きなブレーキ力を発揮するように動作する。
特開2005−344431号 特開平7−243403号
上記にて説明したリリーフ弁のショックレス機能は、フリーピストン59が適正なスタンバイ位置に保持されることによって発揮される。
しかしながら、油圧モータ63が車両の走行モータとして使用される場合において、車両の正転運転中に坂道を下る場合には、油圧モータ63の回転数が油圧ポンプ64の仕事以上に上昇してしまうことがある。この場合、油圧モータ63が正転運転を行っているにもかかわらず、メイン通路51が高圧、メイン通路52が低圧となり、正転運転時の圧力関係とは逆になってしまう。
この場合、メイン通路51の作動油は、導圧通路58、背圧室56、及び絞り通路61を経由してシリンダ60の吸収用油室66に導かれるため、フリーピストン59はスタンバイ位置から移動してしまう。したがって、その後、油圧モータ63の制動を開始してもフリーピストン59はスタンバイ位置にないため、リリーフ弁50はショックレス機能を発揮することができない。
また、油圧モータ63の正転運転時は、メイン通路52が高圧であるため、リリーフ弁50bのフリーピストン59bはストロークエンド(図6中下端)に保持される。この状態から、制動を開始した場合、逆にメイン通路51が高圧となるため、フリーピストン59bはメイン通路51から通路62bを介して供給される作動油によってスタンバイ位置(図6中上方向)に移動しようとする。
しかし、リリーフ弁50bに設けられたオリフィス65b及び絞り通路61bによって、シリンダ60bの吸収用油室66b内の作動油は排出され難くいため、フリーピストン59bはスタンバイ位置に向かって移動し難い。
ここで、油圧モータ63の制動が完了した際には、油圧モータ63に揺り戻し(制動完了時に生じる反力)が発生し、メイン通路52が再度高圧となる場合がある。フリーピストン59bが完全にスタンバイ位置に戻る前にこの揺り戻しが発生した場合には、リリーフ弁50bは、ショックレス機能を完全に発揮することができない。
このように、油圧モータが特殊な運転状態の場合には、フリーピストン59がスタンバイ位置に保持されず、リリーフ弁のショックレス機能が有効に作用しない場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、油圧モータの特殊な運転状態においても、ショックレス機能が有効に作用するリリーフ弁、及びそのリリーフ弁が介装される油圧モータのブレーキ回路装置を提供することを目的とする。
本発明は、油圧ポンプが供給する作動油によって駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する一対のメイン通路と、当該一対のメイン通路間に介装されリリーフ動作時には一方のメイン通路の作動油を他方のメイン通路へ逃がすリリーフ弁とを備え、前記油圧モータの制動時に当該油圧モータに対して前記リリーフ弁によってブレーキ力を作用させる油圧モータのブレーキ回路装置であって、フリーピストンによって二つの油室に区画され、フリーピストンの移動によって前記リリーフ弁の作動圧力を一時的に低い圧力に設定するショックレスシリンダを備え、当該ショックレスシリンダの一方の油室は前記リリーフ弁上流の作動油が減圧されて導かれるリリーフ弁背面に画成された背圧室を介して前記一方のメイン通路と連通すると共に、他方の油室は前記他方のメイン通路と連通し、前記フリーピストンにおける前記他方の油室側の受圧面積は、前記一方の油室側の受圧面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明は、油圧ポンプが供給する作動油によって駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する一対のメイン通路とを備える油圧回路において、前記一対のメイン通路間に介装され、前記油圧モータの制動時に当該油圧モータに対してブレーキ力を作用させるリリーフ弁であって、開弁することによって作動油を一方のメイン通路から他方のメイン通路へと逃がす弁体と、当該弁体の背面に画成され、弁体上流の作動油が減圧されて導かれる背圧室と、当該背圧室に収装され前記弁体を閉弁方向に付勢する弾性部材と、フリーピストンによって二つの油室に区画され、フリーピストンの移動によってリリーフ作動圧力を一時的に低い圧力に設定するショックレスシリンダとを備え、当該ショックレスシリンダの一方の油室は前記背圧室を介して一方のメイン通路と連通すると共に、他方の油室は他方のメイン通路と連通し、前記フリーピストンにおける前記他方の油室側の受圧面積は、前記一方の油室側の受圧面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、フリーピストンの受圧面積は、リリーフ弁の流出側である他方の油室側の面積が大きいため、フリーピストンは他方の油室を拡大する方向に移動し易い。したがって、フリーピストンは、油圧モータの特殊な運転状態においても、スタンバイ位置(他方の油室の容積が最大となる位置)に保持され易いため、リリーフ弁のショックレス機能が有効に作用する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2を参照して本発明の実施の形態であるブレーキ回路装置及びそれに用いられるリリーフ弁について説明する。図1はブレーキ回路装置の油圧回路図であり、図2はリリーフ弁の断面図である。
図1に示す油圧回路は、出力軸1aが油圧作業機(図示せず)に連結された油圧モータ1を駆動するためのものである。
油圧モータ1は、一対のメイン通路2,3を介して油圧ポンプ4に接続され、油圧ポンプ4が供給する作動油によって駆動する。油圧ポンプ4が供給する作動油を切替弁(図示せず)によって切換えることによって、油圧モータ1は正転運転又は逆転運転する。本実施の形態では、メイン通路2を介して油圧モータ1に作動油が供給される場合を正転運転、メイン通路3を介して油圧モータ1に作動油が供給される場合を逆転運転とする。
メイン通路2と3の間には、一対のリリーフ弁5a,5bが互いに逆向きに介装される。つまり、リリーフ弁5aは、メイン通路3の圧力がリリーフ弁5aの設定圧力以上になった場合に、メイン通路3の圧力をメイン通路2に逃がすように介装される。また、リリーフ弁5bは、メイン通路2の圧力がリリーフ弁5bの設定圧力以上になった場合に、メイン通路2の圧力をメイン通路3に逃がすように介装される。
このように、リリーフ弁5aは、正転運転中に制動した場合に油圧モータ1に対してブレーキ力を作用させるものであり、リリーフ弁5bは、逆転運転中に制動した場合に油圧モータ1に対してブレーキ力を作用させるものである。
また、一対のメイン通路2と3の間にはチャージ通路40が接続され、チャージ通路40には一対のメイン通路2及び3のうち低圧側の通路に作動油を補給可能なチャージポンプ41が通路44を介して接続される。チャージ通路40にはチャージポンプ41からメイン通路2,3への作動油の流れのみを許容する逆止弁42,43が介装される。通路44にはチャージポンプ41のチャージ圧力(補給する作動油の圧力)を決定するリリーフ弁45が設けられる。
次に、主に図2を参照してリリーフ弁について説明する。なお、以下では一方のリリーフ弁5aについて説明する。符号に「a」が付されている部材、部品はリリーフ弁5aのもの、符号に「b」が付されている部材、部品はリリーフ弁5bのものであり、また、数字が同じ符号で示されている部品、部材は同じ名称のものである。
リリーフ弁5aは、ケーシング7aに各部材が組み付けられることによって構成され、メイン通路3に連通する高圧ポート8aと、メイン通路2に接続された流出通路6aに連通する低圧ポート9aとを有する筒状部材10aを備える。
筒状部材10aの内周には弁体12aが進退可能に支持され、弁体12aが進退することによって高圧ポート8aと低圧ポート9aとの間が開閉する。弁体12aの背面には背圧室13aが画成され、背圧室13aには弁体12aを高圧ポート8aの圧力に抗して閉弁方向に付勢するスプリング11a(弾性部材)が収装される。
弁体12aには、軸方向に貫通する導圧通路15aが形成され、弁体12aの上流(メイン通路3)の作動油は、導圧通路15aを介して背圧室13aに導かれる。導圧通路15aには、弁体12a上流の作動油が背圧室13aに導かれる際、作動油の流れに抵抗を付与する(減圧する)オリフィス16aが介装される。
弁体12aの基端側には小径部17aが形成され、その小径部17aの外周には導圧通路15aと同軸上に連通する貫通路18aを有する筒状のキャップ14aが圧入される。このように、キャップ14aは、背圧室13a内に配置される。
キャップ14aの胴体部には、貫通路18aと背圧室13aとを連通する絞り19a(減衰手段)が形成される。また、キャップ14aの内周には、背圧室13aに向けて開口する開口部20aを閉塞可能なボール21aが収装される。このボール21aは、メイン通路3側が上流となる場合には開口部20aを閉塞するのに対して、背圧室13a側が上流となる場合には開口部20aを開放するように動作する。
このように、ボール21aと開口部20aのシート面にて逆止弁22aが構成され、この逆止弁22aは、背圧室13a側が上流の場合に、絞り19aをバイパスするためのものである。つまり、逆止弁22aと絞り19aとは並列に設けられている。
キャップ14aの外周には鍔部23aが形成され、スプリング11aは、鍔部23aと筒状部材10aの底部開口部に嵌合した底部材24aとの間に収装される。
弁体12aの受圧面積は、上記背景技術に示したリリーフ弁と同様に、弁体12aの上流側と下流側にて差が設けられている。具体的には、上流側(メイン通路3側)の面積が下流側(背圧室13a側)の面積よりも大きい。
リリーフ弁5aは、ケーシング7aに形成されたショックレスシリンダ30aも備える。ショックレスシリンダ30aにはフリーピストン31aが摺動自在に収装され、ショックレスシリンダ30a内はフリーピストン31aによって二つの油室である吸収用油室32aと待機用油室33aとに区画される。
吸収用油室32aは、連通路46aを介して背圧室13aと連通し、連通路46aにはオリフィス34a(減衰手段)が設けられる。したがって、吸収用油室32aは、背圧室13a、絞り19a、貫通路18a、及び導圧通路15aを介してメイン通路3と連通する。一方、待機用油室33aは、メイン通路2と連通する。
吸収用油室32aと背圧室13aには、オリフィス34aをバイパスするためのバイパス通路35aが接続される。バイパス通路35aには、吸収用油室32aから背圧室13aへの流れのみを許容する逆止弁36aが介装される。このように、オリフィス34aと逆止弁36aとは並列に設けられている。
フリーピストン31aは、外周に段部38aを有し、待機用油室33a側の受圧面積は、吸収用油室32a側の受圧面積よりも大きい。ショックレスシリンダ30aも、フリーピストン31aの形状に沿って形成される。フリーピストン31aの摺動時に、ショックレスシリンダ30aの段部39aとフリーピストン31aの段部38aとによって画成される空間の圧力変動を抑えるために、ショックレスシリンダ30aにはタンク37aが接続される。
リリーフ弁5bも、以上にて説明したリリーフ弁5aと同様に構成され、違いはメイン通路2と3の位置関係が逆という点のみである。
次に、リリーフ弁5aの動作について説明する。
油圧モータ1が正転運転を行っている場合、メイン通路2が高圧、メイン通路3が低圧となる。メイン通路2の高圧が待機用油室33a内に導かれると共に、吸収用油室32aは背圧室13aを介して低圧のメイン通路3に連通しているため、フリーピストン31aは、待機用油室33aを拡大して移動する。フリーピストン31aの段部38aがショックレスシリンダ30aの段部39aに当接することによってフリーピストン31aの移動は停止する。この待機用油室33aの容積が最大になるフリーピストン31aの位置がスタンバイ位置(図1及び図2に示す状態)である。
なお、フリーピストン31aの移動に伴い吸収用油室32a内の作動油は、逆止弁36a及び逆止弁22aを通過してメイン通路3に導かれる。このように、作動油はオリフィス34a及び絞り19aをバイパスするため抵抗が付与されない。したがって、フリーピストン31aは、スムーズにスタンバイ位置に移動することができる。
一方、フリーピストン31bは、フリーピストン31aとは逆に吸収用油室32bの容積が最大の状態に位置する。
フリーピストン31aがスタンバイ位置に保持された状態にて、切替弁(図示せず)を中立位置に切り換える等として油圧ポンプ4から油圧モータ1への作動油の供給を停止し、油圧モータ1の制動を開始する。このとき、油圧モータ1は慣性力によって回転を継続するため、メイン通路3が高圧、メイン通路2が低圧となり、メイン通路3の高圧がリリーフ弁5aに作用する。
メイン通路3の作動油は、導圧通路15a、絞り19aを経由して背圧室13aに導かれると共に、連通路46aのオリフィス34aを通って吸収用油室32aにも導かれるため、フリーピストン31bにはメイン通路3の高圧が作用する。
これにより、フリーピストン31aは、吸収用油室32aを拡大して移動するため、吸収用油室32a内には背圧室13aから作動油が流れ込む。フリーピストン31aの移動中、背圧室13a内は低い圧力に保持されるため、弁体12aの受圧面積は上流側のみで大きくなる。したがって、フリーピストン31aの移動中、リリーフ弁5aのリリーフ作動圧力は、スプリング11aのバネ力のみによって定まり一時的に低圧に保持されるため、弁体12aは大きく開弁して作動油を流出通路6aに逃がす。このように、リリーフ弁5aは、フリーピストン31aの移動中、低圧リリーフ弁として機能し、制動開始時に発生する衝撃を吸収する。
具体的には、メイン通路3の圧力と弁体12a上流の受圧面積とから算出される荷重が、スプリング11aの付勢力以上になった場合には、スプリング11aが圧縮されることによって開弁し、メイン通路3の圧力を流出通路6aに逃がす。
フリーピストン31aが吸収用油室32aの容積が最大になるストロークエンドまで移動すると、背圧室13a内の圧力は上昇し弁体12aの上流と下流の圧力は等しくなる。これにより、弁体12aの受圧面積は、弁体12aの上流側と下流側との面積差となり小さくなる。したがって、フリーピストン31aがストロークエンドまで移動した後は、リリーフ弁5aのリリーフ作動圧力は、弁体12aの上流側と下流側との面積差、及びスプリング11aのバネ力によって定まる正規の圧力(高圧)に設定される。
具体的には、メイン通路3の圧力と弁体12aの上流側と下流側との面積差とから算出される荷重が、スプリング11aの付勢力以上になった場合には、スプリング11aが圧縮されることによって開弁し、メイン通路3の圧力を流出通路6aに逃がす。
このように、リリーフ弁5aは、作動圧力が二段階に変化し、制動開始時に発生する衝撃はフリーピストン31aの動作によるショックレス機能によって緩和し、その後は大きなブレーキ力を発揮するように動作する。そして、制動開始時のショックレス機能は、フリーピストン31aを待機用油室33aの容積が最大になるスタンバイ位置に保持することによって有効に作用する。
なお、リリーフ弁5aが低圧リリーフ弁として機能する時間、つまり、フリーピストン31aがスタンバイ位置からストロークエンドまで移動する時間は、フリーピストン31aのストローク量と移動速度とによって決まり、フリーピストン31aの移動速度は、メイン通路3から吸収用油室32aへの作動油の流れに抵抗を付与するオリフィス16a、絞り19a、及びオリフィス34aと、フリーピストン31a両端面の受圧面積差とによって決まる。
次に、油圧モータ1が特殊な運転状態におけるリリーフ弁5a,5bの動作について説明する。
油圧モータ1が車両の走行モータとして使用されるとする。油圧モータ1が正転運転を行っている場合には、上記したように、メイン通路2が高圧、メイン通路3が低圧であり、フリーピストン31aはスタンバイ位置に保持される。
油圧モータ1が正転運転中に車両が坂道を下る場合には、油圧モータ1の回転数が油圧ポンプ4の仕事以上に上昇する場合がある。この場合、油圧モータ1が正転運転を行っているにもかかわらず、メイン通路3が高圧、メイン通路2が低圧となり、通常の正転運転時とは圧力関係が逆になる。このように、降坂中におけるメイン通路2,3の圧力関係は、制動時と一致することになる。
メイン通路3の高圧の作動油は、導圧通路15a、背圧室13a、及び連通路46aを介して吸収用油室32aに導かれると共に、待機用油室33aは低圧であるメイン通路2に連通している。したがって、フリーピストン31aの両端面の受圧面積が等しい場合には、フリーピストン31aはスタンバイ位置から吸収用油室32aを拡大する方向に移動する。
しかし、フリーピストン31aは、待機用油室33a側の受圧面積が、吸収用油室32a側の受圧面積よりも大きいため、メイン通路3が高圧、メイン通路2が低圧であっても、メイン通路3とメイン通路2との圧力差が所定値以下である場合には、フリーピストン31aは移動することなくスタンバイ位置を保持することができる。
具体的には、待機用油室33a側の面に作用する荷重が、吸収用油室32a側の面に作用する荷重よりも大きい間は、フリーピストン31aは移動することなくスタンバイ位置を保持する。
したがって、その後、油圧モータ1が制動を開始しメイン通路3の圧力がさらに上昇した場合には、フリーピストン31aは吸収用油室32aを拡大する方向に移動し、ショックレス機能が発揮されることになる。
このように、車両が坂道を下る場合には、メイン通路2とメイン通路3との圧力関係が正転運転時の場合と逆になることもある。しかし、フリーピストン31aの両端面の受圧面積に差を設けることによって、フリーピストン31aをスタンバイ位置に保持させることができるため、降坂中に油圧モータ1の制動が行われる場合であっても、リリーフ弁5aのショックレス機能は有効に作用する。
フリーピストン31aの両端面の受圧面積差は、フリーピストン31aが、降坂中におけるメイン通路2と3の圧力差ではスタンバイ位置を保持し、制動時におけるメイン通路2と3の圧力差にて移動するような面積差に設定する必要がある。
なお、油圧モータ1が逆転運転中に坂道を下る場合、同様にフリーピストン31bはスタンバイ位置を保持する。したがって、その降坂中に制動が行われる場合においてもショックレス機能を有効に作用させることができる。
次に、油圧モータ1の制動が完了した際に生じる揺り戻しが発生する場合のリリーフ弁5a,5bの動作について説明する。
ここで、揺り戻しとは、油圧モータ1が車両の走行モータとして使用される場合には、車両の制動時に車体が前のめりになった後の走行方向とは逆向きの反力のことを指す。また、油圧モータ1がミキサ車のミキサドラム回転駆動用モータとして使用される場合には、ミキサによって巻き上げられた土砂が、ミキサドラムの停止時にミキサの回転方向とは逆方向に戻ろうとすることによって発生する逆回転方向の反力のことを指す。
油圧モータ1が正転運転を行っている場合には、上記と同様に、メイン通路2が高圧、メイン通路3が低圧であるため、フリーピストン31aはスタンバイ位置に保持されるのに対して、フリーピストン31bは、メイン通路2の高圧の作動油が導圧通路15b、背圧室13b、及び連通路46bを介して吸収用油室32bに導かれることによって、吸収用油室32bの容積が最大になるストロークエンド(図1中ショックレスシリンダ30b下端)まで移動した状態にて保持される。
この状態にて制動を開始した場合、正転運転時とは逆に、メイン通路3が高圧、メイン通路2が低圧となり、リリーフ弁5aがブレーキ力を発生する。このとき、メイン通路3の高圧の作動油は待機用油室33bに導かれるため、フリーピストン31bは、待機用油室33bを拡大してスタンバイ位置(図1中ショックレスシリンダ30b上端)に移動しようとする。
フリーピストン31bの移動に伴い吸収用油室32b内の作動油は、逆止弁36b及び逆止弁22bを通過してメイン通路2に導かれる。このように、作動油はオリフィス34b及び絞り19bをバイパスする。また、フリーピストン31bにおける待機用油室33b側の受圧面積は、吸収用油室32b側の受圧面積よりも大きいため、フリーピストン31bは、スムーズにスタンバイ位置に移動することができる。
油圧モータ1の制動が完了した際には、油圧モータ1の揺り戻しによって、制動時とは逆に、再度メイン通路2が高圧、メイン通路3が低圧となる場合がある。このように、揺り戻しが発生した場合でも、フリーピストン31bは、制動中に速やかにスタンバイ位置に移動するため、リリーフ弁5bのショックレス機能は有効に作用することになる。
このように、フリーピストン31bの両端面の受圧面積に差を設けると共に、オリフィス34b及び絞り19bをバイパスする逆止弁36b及び逆止弁22bを設けることによって、リリーフ弁5bのショックレス機能が有効に作用し、油圧モータ1の制動時に発生する揺り戻しを防止することができる。
以下に、図面を参照して本実施の形態の他の態様を示す。
図3は、本実施の形態のブレーキ回路装置の他の態様を示す油圧回路図である。図3に示す油圧回路と図1に示す油圧回路との相違点について説明する。
図3に示す油圧回路は、リリーフ弁5a,5bにおける流出通路6a,6bのメイン通路2,3への接続方法が図1に示す油圧回路と異なる。
具体的には、図3に示すように、互いの流出通路6a,6bが接続され、双方の流出通路6a,6bが合流した合流流出通路47は、チャージ通路40における逆止弁42と43との間に接続される。
このように構成される油圧回路において、メイン通路3が高圧となりリリーフ弁5aがリリーフ動作した場合には、リリーフされた作動油は、流出通路6a、合流流出通路47、チャージ通路40と順番に流入し、逆止弁42を通過して低圧のメイン通路2に流入する。これに対して、メイン通路2が高圧となりリリーフ弁5bがリリーフ動作した場合には、流出通路6b、合流流出通路47、チャージ通路40、及び逆止弁43を通過して低圧のメイン通路3に流入する。
以上の図3に示す油圧回路においても、図1に示した油圧回路と同様の作用効果を奏する。
図4は、本実施の形態のブレーキ回路装置の他の態様を示す油圧回路図である。図4に示す油圧回路と図3に示す油圧回路との相違点について説明する。
図4に示す油圧回路は、待機用油室33a,33bにチャージポンプ41から吐出される作動油が導かれる。具体的には、待機用油室33a,33bは合流流出通路47に接続される。
チャージポンプ41から吐出される作動油は、メイン通路2及び3のうち低圧側の通路に補給される。このように、チャージポンプ41から吐出される作動油の圧力は、メイン通路2及び3のうち低圧側の通路の圧力よりも大きい圧力に設定されている。
したがって、合流流出通路47は、メイン通路2又はメイン通路3が低圧通路として機能する場合には、高圧通路として機能することになるため、図4に示す油圧回路においても、図1に示した油圧回路と同様の作用効果を奏する。
なお、リリーフ弁5a,5bがリリーフ動作した場合におけるリリーフされた作動油は、図3にて示した経路と同様の経路にてメイン通路2,3に流入する。
さらに、他の態様として図3及び図4に示すように、ショックレスシリンダ30a,30bの待機用油室33a,33bにフリーピストン31a,31bをスタンバイ位置方向に付勢するスプリング48a,48bを介装するようにしてもよい。
スプリング48aを設けることによって、フリーピストン31aにおける待機用油室33a側と吸収用油室32a側との受圧面積差を小さくすることができる。このように、フリーピストン31a,31b両端の受圧面積差の設定及びスプリング48a,48bを組み合わせことによっても、図1に示す油圧回路と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、油圧モータのブレーキ回路装置に適用することができる。
本発明の実施の形態におけるブレーキ回路装置の油圧回路図である。 本発明の実施の形態におけるリリーフ弁を示す断面図である。 本発明の実施の形態の他の態様を示す油圧回路図である。 本発明の実施の形態の他の態様を示す油圧回路図である。 従来リリーフ弁を示す断面図である。 従来のブレーキ回路装置の油圧回路図である。
符号の説明
1 油圧モータ
2,3 メイン通路
4 油圧ポンプ
5a,5b リリーフ弁
6a,6b 流出通路
11a スプリング
12a 弁体
13a 背圧室
14a キャップ
15a 導圧通路
19a,19b 絞り
22a,22b 逆止弁
30a,30b ショックレスシリンダ
31a,31b フリーピストン
32a,32b 吸収用油室
33a,33b 待機用油室
34a,34b オリフィス
36a,36b 逆止弁
41 チャージポンプ

Claims (7)

  1. 油圧ポンプが供給する作動油によって駆動する油圧モータと、
    前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する一対のメイン通路と、
    当該一対のメイン通路間に介装されリリーフ動作時には一方のメイン通路の作動油を他方のメイン通路へ逃がすリリーフ弁と、を備え、
    前記油圧モータの制動時に当該油圧モータに対して前記リリーフ弁によってブレーキ力を作用させる油圧モータのブレーキ回路装置であって、
    フリーピストンによって二つの油室に区画され、フリーピストンの移動によって前記リリーフ弁の作動圧力を一時的に低い圧力に設定するショックレスシリンダを備え、
    当該ショックレスシリンダの一方の油室は前記リリーフ弁上流の作動油が減圧されて導かれるリリーフ弁背面に画成された背圧室を介して前記一方のメイン通路と連通すると共に、他方の油室は前記他方のメイン通路と連通し、
    前記フリーピストンにおける前記他方の油室側の受圧面積は、前記一方の油室側の受圧面積よりも大きいことを特徴とする油圧モータのブレーキ回路装置。
  2. 油圧ポンプが供給する作動油によって駆動する油圧モータと、
    前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する一対のメイン通路と、
    当該一対のメイン通路間に介装されリリーフ動作時には一方のメイン通路の作動油を他方のメイン通路へ逃がすリリーフ弁と、を備え、
    前記油圧モータの制動時に当該油圧モータに対して前記リリーフ弁によってブレーキ力を作用させる油圧モータのブレーキ回路装置であって、
    前記一対のメイン通路のうち低圧側の通路に対して逆止弁を介して作動油を補給可能なチャージポンプと、
    フリーピストンによって二つの油室に区画され、フリーピストンの移動によって前記リリーフ弁の作動圧力を一時的に低い圧力に設定するショックレスシリンダと、を備え、
    当該ショックレスシリンダの一方の油室は前記リリーフ弁上流の作動油が減圧されて導かれるリリーフ弁背面に画成された背圧室を介して前記一方のメイン通路と連通すると共に、他方の油室には前記チャージポンプから吐出される作動油が導かれ、
    前記フリーピストンにおける前記他方の油室側の受圧面積は、前記一方の油室側の受圧面積よりも大きいことを特徴とする油圧モータのブレーキ回路装置。
  3. 前記一方のメイン通路から前記一方の油室への作動油の流れに抵抗を付与することによって前記フリーピストンの移動速度を調整する減衰手段と、
    前記一方の油室から前記一方のメイン通路への流れのみを許容する逆止弁と、をさらに備え、
    前記減衰手段と前記逆止弁とは並列に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の油圧モータのブレーキ回路装置。
  4. 油圧ポンプが供給する作動油によって駆動する油圧モータと、前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する一対のメイン通路とを備える油圧回路において、
    前記一対のメイン通路間に介装され、前記油圧モータの制動時に当該油圧モータに対してブレーキ力を作用させるリリーフ弁であって、
    開弁することによって作動油を一方のメイン通路から他方のメイン通路へと逃がす弁体と、
    当該弁体の背面に画成され、弁体上流の作動油が減圧されて導かれる背圧室と、
    当該背圧室に収装され前記弁体を閉弁方向に付勢する弾性部材と、
    フリーピストンによって二つの油室に区画され、フリーピストンの移動によってリリーフ作動圧力を一時的に低い圧力に設定するショックレスシリンダと、を備え、
    当該ショックレスシリンダの一方の油室は前記背圧室を介して一方のメイン通路と連通すると共に、他方の油室は他方のメイン通路と連通し、
    前記フリーピストンにおける前記他方の油室側の受圧面積は、前記一方の油室側の受圧面積よりも大きいことを特徴とするリリーフ弁。
  5. 前記一方のメイン通路から前記一方の油室への作動油の流れに抵抗を付与することによって前記フリーピストンの移動速度を調整する減衰手段と、
    前記一方の油室から前記一方のメイン通路への流れのみを許容する逆止弁と、をさらに備え、
    前記減衰手段と前記逆止弁とは並列に設けられることを特徴とする請求項4に記載のリリーフ弁。
  6. 前記減衰手段は、前記背圧室と前記一方の油室とを連通する連通路に設けられたオリフィスであり、
    前記逆止弁は、当該オリフィスをバイパスするバイパス通路に介装されることを特徴とする請求項5に記載のリリーフ弁。
  7. 前記弁体の基端に取り付けられ、前記導圧通路と連通する貫通路を有するキャップをさらに備え、
    前記減衰手段は、前記キャップ胴体部に形成され、前記背圧室と前記貫通路とを連通する絞りであり、
    前記逆止弁は、前記貫通路に収装されたボールを備え、当該ボールは前記一方のメイン通路側が高圧の場合に、前記貫通路における前記背圧室への開口部を閉塞することを特徴とする請求項5に記載のリリーフ弁。
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