JP4875510B2 - センサ素子および渦電流探傷プローブ - Google Patents

センサ素子および渦電流探傷プローブ Download PDF

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Description

本発明は、センサ素子および渦電流探傷プローブに関する。
従来、鉄鋼や非鉄材料の製造時における検査、および熱交換器の細管などの各種プラントにおける保守検査には、非破壊検査を行うことができる渦電流探傷プローブが用いられている。
上述の渦電流探傷プローブは、検出コイルのインピーダンス変化の検出方法に基づいて、アブソリュート型と、ディファレンシャル型とに分けられている。
アブソリュート型の渦電流探傷プローブは、1つの検出コイルにより試験体の傷を検出するものである。ディファレンシャル型の渦電流探傷プローブは、2つの検出コイルにそれぞれ発生するインピーダンスの差動成分により検出対の傷を検出するものである。
渦電流探傷プローブは、さらに、励磁コイルおよび検出コイルの構成に基づいて、自己誘導型と、相互誘導型とに分けられている。
自己誘導型の渦電流探傷プローブは、1つのコイルが渦電流を発生させるための励磁コイルと、インピーダンスを検出するための検出コイルを兼用するものである。相互誘導型の渦電流探傷プローブは、励磁コイル(1次コイル)と検出コイル(2次コイル)とが分離されているものである。
また、探傷を効率よく行うために、複数の検出コイル等を試験体の幅方向に並べたマルチコイル型の渦電流探傷プローブも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3343860号公報
特許文献1に記載された渦電流探傷プローブは、複数のセンサを備えたプローブであって、リフトオフ信号等の影響を受けることなく試験体の傷を正確に検出することができるものであるが、以下の問題があった。
上述の渦電流探傷プローブにおいては、複数の検出コイルを一体に形成し、パンケーキコイルである励磁コイルは1つずつ製作され、製作された検出および励磁コイルは、作業者によってプローブのコイルホルダに取り付けられている。そのため、検出コイルと励磁コイルとの相対位置関係には、ばらつきが生じていた。
渦電流プローブから出力される信号品質は、検出および励磁コイルの位置合わせの正確さに影響されるため、上述のように検出および励起コイルの相対位置精度が悪いと、出力される信号品質も低下し、試験体の傷を正確に検出することができないという問題があった。
上述の特許文献1に記載された渦電流探傷プローブにおいては、複数の励磁コイルが設けられているため、励磁コイルに対する配線の数も多くなっている。そのため、励磁コイルに配線を施すワイヤリングに時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、試験体の傷の位置を正確に検出するとともに、製作に要する時間を短縮することができるセンサ素子および渦電流探傷プローブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のセンサ素子は、交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方が、複数の前記センサ基板を積層させて多層のコイルとされていることを特徴とする。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルは配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子として渦電流探傷プローブ等に配置されるため、作業者が励磁コイルおよび検出コイルの配置位置を確認しながら渦電流探傷プローブ等に配置する方法と比較して、励磁コイルおよび検出コイルの配置位置合わせ精度が均質となるとともに、配置位置合わせ
作業が不要となる。
励磁コイルおよび検出コイルはセンサ基板に形成されているため、積層されているセンサ基板の数を増減させることにより、容易に励磁コイルおよび検出コイルのコイル数を増減させることができる。
また、本発明によれば、励磁コイルが多層のコイルとされることにより、略同じ強度の交流磁界を形成する場合に、励磁コイルに供給される交流電流に関する電圧(励磁電圧)の低減を図ることができる。検出コイルが多層のコイルとされることにより、検出コイルの感度を向上させることができる。
本発明のセンサ素子は、交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組とし、該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側のコイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルは配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子として渦電流探傷プローブ等に配置されるため、作業者が励磁コイルおよび検出コイルの配置位置を確認しながら渦電流探傷プローブ等に配置する方法と比較して、励磁コイルおよび検出コイルの配置位置合わせ精度が均質となるとともに、配置位置合わせ
作業が不要となる。
励磁コイルおよび検出コイルはセンサ基板に形成されているため、積層されているセンサ基板の数を増減させることにより、容易に励磁コイルおよび検出コイルのコイル数を増減させることができる。
また、本発明によれば、センサ基板を一組ごとの単位で増減させることにより、積層された励磁コイルまたは検出コイルの導通を確保した状態でコイルの巻き数の増減させることができる。そのため、コイルの巻き数の増減が容易となり、巻き数を増減させる対象が検出コイルの場合には感度の調整が容易となり、励磁コイルの場合には励磁電圧の調整が容易となる。
上記発明においては、前記センサ基板に形成された前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、渦巻状に形成された配線であるコイルであることが望ましい。
本発明によれば、配線を巻いたパンケーキコイルと比較して、コイルの形状を管理しやすく、均質な励磁コイルおよび検出コイルを形成することができる。
特に、半導体素子の配線を形成するフォトリソグラフィ技術などの微細加工技術を用いて上述のコイルを形成することにより、均質な励磁コイルおよび検出コイルを形成することができる。
上記発明においては、前記励磁コイルと前記検出コイルとは、前記センサ基板に形成されたコイルの形状が略同一であることが望ましい。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルに係るコイルの形状が略同一であるので、コイル形状のパターン設計項目を減らすことができる。
励磁コイルおよび検出コイルの製作工程の少なくとも一部を共通化できるため、コイル形状が異なる場合と比較して、センサ素子の製作が容易となる。
上記発明においては、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組とし、該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側のコイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることが望ましい。
本発明によれば、センサ基板を一組ごとの単位で増減させることにより、積層された励磁コイルまたは検出コイルの導通を確保した状態でコイルの巻き数の増減させることができる。そのため、コイルの巻き数の増減が容易となり、巻き数を増減させる対象が検出コイルの場合には感度の調整が容易となり、励磁コイルの場合には励磁電圧の調整が容易となる。
本発明の渦電流探傷プローブは、上記本発明のセンサ素子と、センサ素子が嵌め込まれる凹部が形成されたホルダと、が設けられ、前記センサ素子の面のうち、前記ホルダの中心に対して外側に配置された外端面には、前記励磁コイルおよび前記検出コイルと電気的に接続されたセンサ端子が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、凹部にセンサ素子を嵌め込むことにより、ホルダの所定位置にセンサ素子を配置することができる。さらに、センサ素子の外端面にセンサ端子が配置されているため、ホルダにセンサ素子を配置した状態で、センサ端子は外部に露出される。
そのため、センサ素子をホルダに配置する際に、センサ素子に対する配線の取り付けに留意する必要がなくなり、センサ素子の配置作業が容易となる。
ホルダの中心側に配線を配置する空間を設ける必要がなくなるため、ホルダを小型化することができる。
上記発明においては、前記端子は、前記センサ素子の面より凸状に突出して形成され、前記端子と対向する位置に、前記端子と導通可能に接続されるパッドを備えたワイヤリング基板が設けられたことが望ましい。
本発明によれば、ワイヤリング基板をセンサ素子の外端面に配置させ、センサ端子とパッドとを接触させることにより、センサ端子に対する配線作業が完了する。そのため、各センサ端子に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全センサ端子に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
上記発明においては、前記端子と前記パッドとの間には、異方性導電フィルムが配置されていることが望ましい。
本発明によれば、異方性導電フィルムを介在させた状態でワイヤリング基板をセンサ素子に押し付ける等することにより、センサ端子とパッドとの間の導電性が確保されるとともに、その他に部分における絶縁性を確保することができる。そのため、各センサ端子に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全センサ端子に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
上記発明においては、前記パッドは、前記ワイヤリング基板の上に配置されたハンダであることが望ましい。
本発明によれば、パッドとセンサ端子とを接触させた状態で、ハンダが溶融する温度以上にパッドを加熱することで、パッドとセンサ端子とをハンダ付けすることができる。そのため、各センサ端子に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全センサ端子に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
上記発明においては、前記ホルダには、前記ホルダの中心から外側に向かって延びる突起部が設けられ、前記ワイヤリング基板には、前記突起部と対応する位置に前記突起部と嵌めあわされる嵌合部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、突起部と嵌合部とを嵌め合わせることにより、ホルダに対してワイヤリング基板を所定の位置に配置させることができ、センサ端子に対するパッドの位置合わせを容易にすることができる。
上記発明においては、複数の前記励磁コイルが設けられ、該複数の励磁コイルから延びる配線と、前記交流電流が供給される配線との間にスイッチ素子が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、スイッチ素子は複数の励磁コイルのうち、一の励磁コイルを選択し、選択された励磁コイルに交流電流を供給する。そのため、複数の励磁コイルが直列接続されている場合と異なり、アブソリュート方式による傷の検出を行うことができる。
上記発明においては、複数の前記励磁コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間、および、複数の前記検出コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間の少なくとも一方にスイッチ素子が設けられ、該スイッチ素子は、前記ワイヤリング基板の上に配置されていることが望ましい。
本発明によれば、スイッチ素子を独立して設けていた場合と比較して、スイッチ素子はワイヤリング基板の上に配置されているため、複数の励磁コイルおよび複数の検出コイルから延びる配線の少なくとも一方を、スイッチ素子に接続する結線作業を削減することができる。
励磁コイルおよび検出コイルの少なくとも一方から延びる配線の数をスイッチ素子により減らすことができるため、ワイヤリング基板から外部に延びる配線の数を減らすことができる。
上記発明においては、前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、一の段におけるセンサ素子の配置は、前記一の段に隣接した他の段に配置されたセンサ素子を、前記励磁コイルまたは前記検出コイルの中心軸線に略平行な軸線を中心として略180度回転させた配置であることが望ましい。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルからスイッチ素子に延びる配線を立体交差させることなくスイッチ素子まで導くことができる。
上述の配線の引き回しに要する時間を短縮することができる。
上記発明においては、前記センサ端子は正のセンサ端子および負のセンサ端子に分けられ、該正のセンサ端子および負のセンサ端子の対が、それぞれ前記励磁コイルおよび前記検出コイルにそれぞれ電気的に接続され、前記一の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置は、前記他の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置に対して反転していることが望ましい。
本発明によれば、一の段と、他の段とに配置されたセンサ素子における励磁コイルおよび検出コイルの特性を同一にすることができる。
上記発明においては、前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、前記配線は、前記ワイヤリング基板における前記センサ素子と対向する内側面、および、該対向面の反対側の外側面に設けられていることが望ましい。
本発明によれば、一の段におけるセンサ素子の配置と、他の段におけるセンサ素子の配置とを同一にすることができる。
上記発明においては、前記ワイヤリング基板における前記複数の段の間に対応する部分には、スリット部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、一の段におけるワイヤリング基板とセンサ素子との位置合わせと、他の段におけるワイヤリング基板とセンサ素子との位置合わせとを別々におこなうことができるため、ワイヤリング基板とセンサ素子との密着性の向上を図ることができる。
上記発明においては、前記ワイヤリング基板には複数の領域が設けられ、前記ワイヤリング基板に設けられた前記端子と外部とを電気的に接続する配線は、一の領域内のみに配置されていることが望ましい。
本発明によれば、配線は一の領域内のみに配置されているため、各領域は独立しており、領域単位でワイヤリング基板を増減させることができる。
本発明のセンサ素子および渦電流探傷プローブによれば、励磁コイルおよび検出コイルは配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子として渦電流探傷プローブ等に配置されるため試験体の傷の位置を正確に検出するとともに、製作に要する時間を短縮することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る渦電流探傷プローブについて、図1から図26を参照して説明する。
本実施形態では、本発明に係る渦電流探傷プローブ1を、管状の試験体に発生した傷を検出するプローブであって、特に、原子力発電等に用いられる蒸気発生器内の配管の非破壊検査に用いられるプローブに適用して説明する。
図1は、本実施形態に係る渦電流探傷プローブの構成を説明する模式図である。
渦電流探傷プローブ1には、図1に示すように、管状の試験体内に挿入されるセンサヘッド2およびプローブ体3と、試験体の外に配置されプローブ体3と接続された本体4と、が設けられている。
図2は、図1のセンサヘッドの構成を説明する模式図である。図3は、図2のセンサヘッドの構成を説明するA−A断面視図である。
センサヘッド2は、プローブ体3の間に配置された略円柱状の部材である。センサヘッド2には、図2および図3に示すように、試験体の傷を検出するセンサ素子5と、センサ素子5が配置されるホルダ6と、センサ素子5と電気的に接続されるワイヤリング基板7と、が設けられている。
図4は、図3のセンサ素子の構成を説明する模式図である。
センサ素子5には、図4に示すように、試験体に渦電流を励起させる励磁コイル部(励磁コイル)8と、試験体に励起された渦電流により形成された磁界を検出する検出コイル部(検出コイル)9と、ワイヤリング基板7と電気的に接続される最上層部10と、が設けられている。
励磁コイル部8は、センサ素子5におけるホルダ6側(図4の下側)に配置されている。励磁コイル部8には、最下層励磁コイル部8A、中間層励磁コイル部8Bおよび最上層励磁コイル部8Cと、が設けられている。
図5は、図4の最下層励磁コイル部の構成を説明する図である。
最下層励磁コイル部8Aは、励磁コイル部8において最も下層(図4の下側の層)に配置されたものである。最下層励磁コイル部8Aには、図5に示すように、絶縁性を有する材料から形成された略矩形状のセンサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最下層励磁コイル(励磁コイル)15Aとが設けられている。
一対の最下層励磁コイル15Aは、センサ基板14の一の対角線(図5における右上がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の最下層励磁コイル15Aは、コイルの外側端部において接続され、内側端部には中間層励磁コイル15Bと電気的に接続される端子ELI,ERIがそれぞれ設けられている。
一対の最下層励磁コイル15Aは、フォトリソグラフィ技術や、半導体形成技術や、インクジェット技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
図6は、図4の中間層励磁コイル部の構成を説明する図である。
中間層励磁コイル部8Bは、図4に示すように、励磁コイル部8において最下層励磁コイル部8Aの上に配置されたものである。中間層励磁コイル部8Bには、図6に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の中間層励磁コイル(励磁コイル)15Bとが設けられている。
一対の中間層励磁コイル15Bは、最下層励磁コイル15Aと同様に、センサ基板14の一の対角線(図6における右上がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の中間層励磁コイル15Bは、フォトリソグラフィ技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
一対の中間層励磁コイル15Bには、コイルの外側端部に端子ELO,EROが、コイルの内側端部に端子ELI,ERIが設けられている。
中間層励磁コイル部8Bは2枚で一組とされ、一組とされた中間層励磁コイル部8Bの間では、外側の端子ELO,ERO同士が電気的に接続されている。一方、他の組とされた中間層励磁コイル部8Bの間では、内側の端子ELI,ERI同士が電気的に接続されている。また、最下層励磁コイル部8Aとの間でも内側の端子ELI,ERI同士が電気的に接続されている。
このように、センサ基板14を一組ごとの単位で増減させることにより、積層された中間層励磁コイル部8Bの導通を確保した状態でコイルの巻き数の増減させることができる。そのため、コイルの巻き数の増減が容易となり、励磁電圧の調整が容易となる。
なお、一組とされた中間層励磁コイル部8Bの間の電気的な接続は、上述のように外側の端子ELO,ERO同士で行われていてもよいし、内側の端子ELI,ERI同士で電気的に接続されていてもよく、特に限定するものではない。
図7は、図4の最上層励磁コイル部の構成を説明する図である。
最上層励磁コイル部8Cは、図4に示すように、励磁コイル部8において中間層励磁コイル部8Bの上に配置されたものである。最上層励磁コイル部8Cには、図7に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最上層励磁コイル(励磁コイル)15Cとが設けられている。
一対の最上層励磁コイル15Cは、最下層励磁コイル15Aと同様に、センサ基板14の一の対角線(図7における右上がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の最上層励磁コイル15Cは、フォトリソグラフィ技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
一対の最上層励磁コイル15Cには、コイルの外側端部に励磁正端子EPおよび励磁負端子EMが、コイルの内側端部に端子ELI,ERIが設けられている。励磁正端子EPおよび励磁負端子EMは、最上層部10を介してワイヤリング基板7と電気的に接続される端子である(図4参照。)。最上層励磁コイル15Cの端子ELI,ERIは、隣接する中間層励磁コイル部8Bの端子ELI,ERIと電気的に接続される端子である。
検出コイル部9は、図4に示すように、センサ素子5における励磁コイル部8の上側(図4の上側)に配置されている。検出コイル部9には、最下層検出コイル部9A、中間層検出コイル部9Bおよび最上層検出コイル部9Cと、が設けられている。
図8は、図4の最下層検出コイル部の構成を説明する図である。
最下層検出コイル部9Aは、検出コイル部9において最も下層(図4の下側の層)に配置されたものであって、励磁コイル部8に隣接して配置されたものである。最下層検出コイル部9Aには、図8に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最下層検出コイル(検出コイル)21Aとが設けられている。
一対の最下層検出コイル21Aは、センサ基板14の他の対角線(図8における右下がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の最下層検出コイル21Aは、コイルの外側端部において接続され、検出コモン端子DCと接続されている。コイルの内側端部には中間層検出コイル21Bと電気的に接続される端子DLI,DRIがそれぞれ設けられている。
一対の最下層検出コイル21Aは、フォトリソグラフィ技術や、半導体形成技術や、インクジェット技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
図9は、図4の中間層検出コイル部の構成を説明する図である。
中間層検出コイル部9Bは、図4に示すように、検出コイル部9において最下層検出コイル部9Aの上に配置されたものである。中間層検出コイル部9Bには、図9に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の中間層検出コイル(励磁コイル)21Bとが設けられている。
一対の中間層検出コイル21Bは、最下層検出コイル21Aと同様に、センサ基板14の一の対角線(図9における右下がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の中間層検出コイル21Bは、フォトリソグラフィ技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
一対の中間層検出コイル21Bには、コイルの外側端部に端子DLO,DROが、コイルの内側端部に端子DLI,DRIが設けられている。
中間層検出コイル部9Bは2枚で一組とされ、一組とされた中間層検出コイル部9Bの間では、外側の端子DLO,DRO同士が電気的に接続されている。一方、他の組とされた中間層検出コイル部9Bの間では、内側の端子DLI,DRI同士が電気的に接続されている。また、最下層検出コイル部9Aとの間でも内側の端子DLI,DRI同士が電気的に接続されている。
このようにセンサ基板14を一組ごとの単位で増減させることにより、積層された中間層検出コイル部9Bの導通を確保した状態でコイルの巻き数の増減させることができる。そのため、コイルの巻き数の増減が容易となり、感度の調整が容易となる。
なお、一組とされた中間層検出コイル部9Bの間の電気的な接続は、上述のように外側の端子DLO,DRO同士で行われていてもよいし、内側の端子DLI,DRI同士で電気的に接続されていてもよく、特に限定するものではない。
図10は、図4の最上層励磁コイル部の構成を説明する図である。
最上層検出コイル部9Cは、図4に示すように、検出コイル部9において中間層検出コイル部9Bの上に配置されたものである。最上層検出コイル部9Cには、図10に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最上層検出コイル(励磁コイル)21Cとが設けられている。
一対の最上層検出コイル21Cは、最下層検出コイル21Aと同様に、センサ基板14の一の対角線(図10における右下がりの対角線)を対称軸として対称に配置されている。一対の最上層検出コイル21Cは、フォトリソグラフィ技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
一対の最上層検出コイル21Cには、コイルの外側端部に検出正端子DPおよび検出負端子DMが、コイルの内側端部に端子DLI,DRIが設けられている。検出正端子DPおよび検出負端子DMは、最上層部10を介してワイヤリング基板7と電気的に接続される端子である(図4参照。)。最上層検出コイル21Cの端子DLI,DRIは、隣接する中間層検出コイル部9Bの端子DLI,DRIと電気的に接続される端子である。
図11は、図4の最上層部の構成を説明する図である。
最上層部10は、図4に示すように、センサ素子5の上端面(図4の上端の面)であって、ワイヤリング基板7と対向する位置に配置されている。最上層部10には、図11に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された励磁正端子EP、励磁負端子EM、検出コモン端子DC、検出正端子DPおよび検出負端子DMと、各端子に電気的に接続されたマイクロバンプ(センサ端子)24とが設けられている。
励磁正端子EP、励磁負端子EM、検出コモン端子DP、検出正端子DPおよび検出負端子DMは、最上層部10における最上層検出コイル部9Cと対向する面に設けられ、マイクロバンプ24は、ワイヤリング基板7と対向する面(図4の上側の面)に設けられている。
マイクロバンプ24は、最上層部10のセンサ基板14から凸状に突出して形成された端子であって、図11に示すように、検出正端子DPと電気的に接続されるマイクロバンプ(正のセンサ端子)24DPと、検出負端子DMと電気的に接続されるマイクロバンプ(負のセンサ端子)24DMと、検出コモン端子DCと接続されるマイクロバンプ24DCと、励磁正端子EPと電気的に接続されるマイクロバンプ(正のセンサ端子)24EPと、励磁負端子EMと電気的に接続されるマイクロバンプ(負のセンサ端子)24EMとがある。
上述の最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15Bおよび最上層励磁コイル15Cと、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cとは、配置に関する対称軸の傾きが異なるだけで、コイルの基本的形状は略同一である。
本実施形態においては、センサ基板14が略正方形の場合に適用して説明しているため、上述の対称軸の位相は略90°ずれた状態となっている。
図12は、図3のホルダの構成を説明する模式図である。図13は、図12のホルダにおける凹部の配置を説明する図である。
ホルダ6は、図3および図12に示すように、円筒状の部材であって、複数のセンサ素子5を保持するものである。ホルダ6の外周面には、図13に示すように、センサ素子5が嵌め込まれる複数の凹部25が形成され、複数の凹部25は2段の列を形成して配置されている。図13における下側の段(以後、下段(他の段)と表記する。)に形成された凹部25と、上側の段(以後、上段(一の段)と表記する。)に形成された凹部25とは、互い違いの千鳥状に配置されている。言い換えると、下段の凹部25と凹部25との間に相当する位置に、上段の凹部25が配置されている。
図14は、図12におけるB−B断面視図である。図15は、図12におけるC−C断面視図である。
下段における凹部25は、図14に示すように、ホルダ6の外周面に等間隔に配置されている。一方、上段における凹部25は、図15に示すように、ホルダ6の外周面に等間隔に配置されている。本実施形態では、上段および下段のそれぞれに、12個の凹部25が形成された場合に適用して説明する。
図16は、図3のワイヤリング基板の構成を説明する模式図である。
ワイヤリング基板7は、図3に示すように、センサ素子5が配置されたホルダ6の周囲を、異方性導電フィルム26を介して覆うように配置され、センサ素子5の励磁コイル部8および検出コイル部9と電気的に接続される部材である。ワイヤリング基板7は、可撓性を有する膜状の部材である。
ワイヤリング基板7は、図16に示すように、ホルダ6の外周面と対向する略矩形状の帯部27と、帯部27から本体4側(図16における下側)に延びる引き出し部28とが設けられている。本実施形態では、3つの引き出し部28が等間隔に帯部27から延びる例に適用して説明する。
帯部27および引き出し部28には、後述するスイッチ素子や配線などの素子が設けられる回路領域(領域)29が設けられている。回路領域29は引き出し部28と同様に3つ設けられ、1つの回路領域29は、合計8つのセンサ素子5が対向するように形成され、その一部は引き出し部28まで延びている。さらに、回路領域29における上段に配置されたセンサ素子5と、下段に配置されたセンサ素子5との間に対応する領域は、に回路領域29でないスリット状部が形成されている。
図17は、図2の引き出し部の配置位置を説明するD−D断面視図である。
引き出し部28は、図2に示すように、ホルダ6から本体4側(図2の左側)に延びるとともにプローブ体3の内部に延びている。
ホルダ6とプローブ体3とは、図2および図17に示すように、押さえ金具30およびネジ31により固定されている。ホルダ6における押さえ金具30と対向する部分には、リブ部32が形成され、リブ部32とリブ部32との間に引き出し部28が配置されている。
図18は、図16のワイヤリング基板における配線等を説明する回路ブロック図である。
1つの回路領域29には、図18に示すように、パッド33と、励磁用スイッチ素子(スイッチ素子)34と、検出用スイッチ素子(スイッチ素子)35と、これらを電気的に接続する配線とが設けられている。
パッド33は、異方性導電フィルム26を介して、センサ素子5のマイクロバンプ24と電気的に接続されるものである。パッド33には、マイクロバンプ24DPと電気的に接続されるパッド33DPと、マイクロバンプ24DMと電気的に接続されるパッド33DMと、検出コモン端子DCと接続されるパッド33DCと、マイクロバンプ24EPと電気的に接続されるパッド33EPと、マイクロバンプ24EMと電気的に接続されるパッド33EMとがある。
各パッド33EPから延びる配線は励磁用スイッチ素子34に接続され、各パッド33DPから延びる配線は検出用スイッチ素子35に接続されている。言い換えると、励磁用スイッチ素子34には、パッド33EPから延びる8本の配線が接続され、検出用スイッチ素子35には、パッド33DPから延びる8本の配線が接続されている。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35には、本体4のブリッジ回路部37から延びる配線がそれぞれ接続されている。
各パッド33EMは配線により直列に接続され、ブリッジ回路部37に電気的に接続されている。各パッド33DMおよび各パッドDCも同様に、それぞれ配線により直列に接続され、ブリッジ回路部37に電気的に接続されている。
各配線は回路領域29内にのみ配置され、上段のセンサ素子5に対応する各パッド33から延びる配線は、上述のスリット状部を迂回して配置されている。
このようにすることで、各回路領域29を独立させることができ、回路領域29単位でワイヤリング基板7を増減させることができる。
図において励磁正端子EPと電気的に接続されている配線は太実線で表示し、励磁負端子EMと電気的に接続されている配線は太点線で表示している。また、検出正端子DPと電気的に接続されている配線は細実線で表示し、検出コモン端子DCと電気的に接続されている配線は細一点鎖線で表示し、検出負端子DMと電気的に接続されている配線は細点線で表示している。
これらの配線は、ワイヤリング基板7におけるセンサ素子5と対向する内側面7Aあるいは、その反対側の面である外側面7Bのいずれか一方のみに設けられている。
本実施形態においては、上段(図18の上側の列)に配置されたセンサ素子5に対して、下段(図18の下側の列)に配置されたセンサ素子5は、励磁コイル部8および検出コイル部9の中心軸線と略平行な軸線を中心に略180度回転(反転)して配置されている。
これに対応して、下段のセンサ素子5に関するパッド33も、センサ素子5の回転に合わせて、その配列が反転して設けられている。言い換えると、上段のセンサ素子5に関するパッド33EPおよびパッド33EMの対が外側(図18の上側)に配置されているのに対して、下段のセンサ素子5に関するパッド33EPおよびパッド33EMの対が反転した位置である外側(図18の下側)に配置されている。同様に、上段のセンサ素子5に関するパッド33DPおよびパッド33DMの対が内側(図18の下側)に配置されているのに対して、下段のセンサ素子5に関するパッド33DPおよびパッド33DMの対が反転した位置である内側(図18の上側)に配置されている。
このようにすることで、励磁コイル部8および検出コイル部9から延びる配線を立体交差させることなく励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35まで導くことができる。また、上述の配線の引き回しに要する時間を短縮することができる。
その一方で、パッド33EPに対するパッド33EMの配置位置、および、パッド33DPに対するパッド33DMの配置位置は、上段のセンサ素子5に関するパッド33と下段のセンサ素子5に関するパッド33との間で同一にされている。
具体的には、上段のセンサ素子5および下段のセンサ素子5に関して、パッド33EPに対してパッド33EMは下側(図18の下側)に配置され、パッド33DPに対してパッド33DMは下側(図18の下側)に配置されている。
このようにすることで、上段のセンサ素子5と、下段のセンサ素子5における励磁コイル部8および検出コイル部9の特性を同一にすることができる。
なお、上述のように、パッド33EPに対してパッド33EMを下側に配置し、パッド33DPに対してパッド33DMを下側に配置してもよいし、単にセンサ素子5を反転させて配置するだけでもよく、特に限定するものではない。
図19は、図16のワイヤリング基板における結線の概要を説明する模式図である。
励磁コイル部8および検出コイル部9における結線は、図19に示すようになっている。つまり、3つの励磁用スイッチ素子34のそれぞれに対して8個の励磁コイル部8が結線されている。同様に、3つの検出用スイッチ素子35のそれぞれに対して8個の検出コイル部9が結線されている。
つまり、励磁用スイッチ素子34は、発振部36から入力された交流電流を接続された8つの励磁コイル部8のいずれかに供給するものであり、磁界を発生させる励磁コイル部8を選択するものである。一方、検出用スイッチ素子35は、8つの検出コイル部9から出力された信号のうちの1つをブリッジ回路部37に出力するものであり、試験体の傷の検出に用いる検出コイル部9を選択するものである。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35としては、例えばマルチプレクサなどの公知の素子を用いることができる。
異方性導電フィルム26は、図3に示すように、センサ素子5とワイヤリング基板7との間に配置される膜状の部材である。異方性導電フィルム26は、絶縁性を有する膜状のフィルムの中に、導電性を有する部材が離散的に配置されたものであって、公知のものを使用することができる。
プローブ体3は、センサヘッド2から本体4に延びる配線を保護するとともに、センサヘッド2を試験体の内部に導くものである。プローブ体3は、円筒状の部材であって、試験体の形状に合わせて変形可能な部材であることが望ましい。
本体4には、励磁コイル部8に交流電流を供給する発振部36と、検出コイル部9を含む回路のインピーダンス変化を検出するブリッジ回路部37とが設けられている。発振部36およびブリッジ回路部37としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
次に、上記の構成からなる渦電流探傷プローブ1におけるセンサヘッド2の製作方法について説明する。
センサヘッド2の製作は、センサ素子5の製作と、ホルダ6の製作と、ワイヤリング基板7の製作と、これらの組み立てとに分けることができる。このうち、ホルダ6の製作およびワイヤリング基板7の製作は、公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
ここでは、センサ素子5の製作と、これらの組み立てについて説明する。
センサ素子5の製作では、まず、図5から図11に示す、最下層励磁コイル部8A、中間層励磁コイル部8B、最上層励磁コイル部8C、最下層検出コイル部9A、中間層検出コイル部9B、最上層検出コイル部9C、および、最上層部10の製作がフォトリソグラフィ技術などを用いて行われる。
その後、図4に示すように、最下層励磁コイル部8A、中間層励磁コイル部8B、最上層励磁コイル部8C、最下層検出コイル部9A、中間層検出コイル部9B、最上層検出コイル部9C、および、最上層部10を積層させてセンサ素子5が製作される。
このとき、最下層励磁コイル部8A、中間層励磁コイル部8Bおよび最上層励磁コイル部8Cが積層された励磁コイル部8が下側に、最下層検出コイル部9A、中間層検出コイル部9Bおよび最上層検出コイル部9Cが積層された検出コイル部9が上側に配置されている。
このとき、励磁コイル部8と検出コイル部9とでは、コイルの対称軸が交差するようにされている。
図20は、図13のホルダにセンサ素子を配置した状態を説明する図である。図21は、図20におけるE−E断面視図である。図22は、図20におけるF−F断面視図である。
次に、センサヘッド2の組み立てについて説明する。
上述のように製作されたセンサ素子5は、図20から図22に示すように、ホルダ6の凹部25に嵌め込まれる。このとき、センサ素子5の最上層部10がホルダ6の半径方向外側を向くように配置されている。
その後、図3に示すように、センサ素子5の周囲に異方性導電フィルム26が巻き付けられ、異方性導電フィルム26の上からワイヤリング基板7が巻き付けられる。このとき、ワイヤリング基板7は、センサ素子5のマイクロバンプ24と、対応するパッド33とが対向するように位置合わせが行われている。
ワイヤリング基板7はセンサ素子5に向けて押圧され、マイクロバンプ24と対応するパッド33とが異方性導電フィルム26を介して電気的に接続される。
以後のセンサヘッド2の組み立ては、公知の組み立て方法と同様であるので、その説明を省略する。
次に、上記の構成からなる渦電流探傷プローブ1について、試験体の傷の検出方法の概略を説明する。
渦電流探傷プローブ1は、図1に示すように、センサヘッド2およびプローブ体3を試験体の内部に挿入し、本体4の発振部36からセンサヘッド2に交流電流を供給する。
交流電流は、図19に示すように、励磁用スイッチ素子34を介して励磁コイル部8に供給される。このとき、励磁用スイッチ素子34は、8つの励磁コイル部8から1つの励磁コイル部8を選択して交流電流を供給する。
交流電流が供給された励磁コイル部8は交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる。検出用スイッチ素子35は、励磁用スイッチ素子34に選択された励磁コイル部8と対応する検出コイル部9を選択している。つまり、交流電流が供給された励磁コイル部8と、選択された検出コイル部9とは、同じセンサ素子5に含まれるものである。
選択された検出コイル部9は、試験体に励起された渦電流による磁界の変化を検出し、ブリッジ回路部37は渦電流に基づくインピーダンスの変化を検出する(図1参照。)。検出されたインピーダンスの変化に基づいて、試験体に傷があるか否かが判断される。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35は、経時的に選択する励磁コイル部8および検出コイル部9を変更することで、試験体である管の全周を検査している。
上記の構成によれば、励磁コイル部8および検出コイル部9は配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子5として渦電流探傷プローブ1に配置されるため、作業者が励磁コイル部8および検出コイル部9の配置位置を確認しながら渦電流探傷プローブ1に配置する方法と比較して、励磁コイル部8および検出コイル部9の配置位置合わせ精度が均質となり、試験体の傷の位置を正確に検出することができる。
また、励磁コイル部8および検出コイル部9の配置位置合わせ作業が不要となるため、渦電流探傷プローブ1の製作に要する時間を短縮することができる。
励磁コイル部8を形成する最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15Bおよび最上層励磁コイル15Cと、検出コイル部9を形成する最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cとは、センサ基板14に形成されているため、積層されているセンサ基板14の数を増減させることにより、容易に励磁コイル部8および検出コイル部9のコイル数を増減させることができる。
フォトリソグラフィ技術等を用いてセンサ基板14にコイルを形成するため、配線を巻いたパンケーキコイルと比較して、コイルの形状を管理しやすく、均質な励磁コイル部8および検出コイル部9を形成することができ、試験体の傷の位置を正確に検出することができる。
励磁コイル部8が、最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15Bおよび最上層励磁コイル15Cからなる多層のコイルとして形成されることにより、略同じ強度の交流磁界を形成する場合に、励磁コイル部8に供給される交流電流に関する電圧(励磁電圧)の低減を図ることができる。
検出コイル部9が、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cからなる多層のコイルとして形成されることにより、検出コイル部9の感度を向上させることができる。
最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15B、最上層励磁コイル15C、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cに係るコイルの形状が略同一であるので、コイル形状のパターン設計項目を減らすことができ、渦電流探傷プローブ1の製作に要する時間を短縮することができる。
また、最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15B、最上層励磁コイル15C、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cの製作工程の少なくとも一部を共通化できるため、コイル形状が異なる場合と比較して、センサ素子5の製作が容易となる。
ホルダ6の凹部25にセンサ素子5を嵌め込むことにより、ホルダ6の所定位置にセンサ素子5を配置することができる。さらに、センサ素子5の外端面にマイクロバンプ24が配置されているため、ホルダ6にセンサ素子5を配置した状態で、マイクロバンプ24は外部に露出される。
そのため、センサ素子5をホルダ6に配置する際に、センサ素子5に対する配線の取り付けに留意する必要がなくなり、センサ素子5の配置作業が容易となる。
ホルダ6の中心側に配線を配置する空間を設ける必要がなくなるため、ホルダ6を小型化することができる。
ワイヤリング基板7をセンサ素子5の外端面に配置させ、マイクロバンプ24と対応するパッド33とを接触させることにより、マイクロバンプ24に対する配線作業が完了させることができる。そのため、マイクロバンプ24に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全マイクロバンプ24に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
特に、異方性導電フィルム26を介在させた状態でワイヤリング基板7をマイクロバンプ24に押し付ける等することにより、マイクロバンプ24と対応するパッド33との間の導電性が確保されるとともに、その他に部分における絶縁性を確保することができる。そのため、各マイクロバンプ24に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全マイクロバンプ24に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
励磁用スイッチ素子34は複数の励磁コイル部8のうち、一の励磁コイル部8を選択し、選択された励磁コイル部8に交流電流を供給することができる。そのため、複数の励磁コイル部8が直列接続されている場合と異なり、アブソリュート方式による傷の検出を行うことができる。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35はワイヤリング基板7の上に配置されているため、励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35を独立して設けていた場合と比較して、複数の励磁コイル部8および複数の検出コイル部9から延びる配線を、励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35に接続する結線作業を削減することができる。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35から延びる配線の数をス励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35により減らすことができるため、ワイヤリング基板7から外部に延びる配線の数を減らすことができる。

なお、センサ素子5の数は、上述の実施形態のように24個であってもよいし、試験体の形状や、本体4の演算処理能力等に合わせて24個よりも増やしてもよいし、減らしてもよく、特に限定するものではない。
また、センサ素子5の構成は、上述の実施形態のように、励磁コイル部8と検出コイル部9とを上下に並べて配置してもよいし、複数の励磁コイル部8および複数の検出コイル部9を互い違いに積層させてもよく、特に限定するものではない。
なお、上述のように、パッド33と、マイクロバンプ24との間に異方性導電フィルム26を配置して電気的に接続させてもよいし、パッド33をワイヤリング基板7の上にハンダを配置して形成し、パッド33とマイクロバンプ24とをリフロー方式のハンダ付けにより電気的に接続させてもよく、特に限定するものではない。
このようにすることで、各マイクロバンプ24に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全マイクロバンプ24に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
図23は、図12のホルダの他の実施例を説明する図である。図24は、図23のホルダにおける突起部の配置位置を説明する図である。図25は、図23のホルダに対応するワイヤリング基板の構成を説明する図である。
なお、ホルダ6には、図23および図24に示すように、外周面から半径方向外側に突出する複数の突起部41が設けられ、ワイヤリング基板7の対応する位置には、図25に示すように突起部41と嵌めあわされる嵌合部42が設けられていてもよい。
突起部41と嵌合部42とを嵌め合わせることにより、ホルダ6に対してワイヤリング基板7を所定の位置に配置させることができ、マイクロバンプ24に対するパッド33の位置合わせを容易にすることができる。
また、ワイヤリング基板7に、図25に示すように、上段と下段との間に対応する部分に切れ目であるスリット部43を形成してもよく、特に限定するものではない。
このようにすることで、上段におけるワイヤリング基板7とセンサ素子5との位置合わせと、下段におけるワイヤリング基板7とセンサ素子5との位置合わせとを別々に行うことができるため、ワイヤリング基板7とセンサ素子5との密着性の向上を図ることができる。
図26は、図18のワイヤリング基板の他の配線例を説明する回路ブロック図である。
なお、上述の実施形態のように、ワイヤリング基板7における配線が図18に示すように配置されていてもよいし、図26に示すように配置されていてもよく特に限定するものではない。図26に示す配線では、ワイヤリング基板7にスルーホール45が設けられ、配線はワイヤリング基板7の内側面7Aおよび外側面7Bに設けられている。
このようなワイヤリング基板7を用いる場合、上段のセンサ素子5および下段のセンサ素子5の配置方向は同じにできる。
図26では、実線が外側面7Bに配置された配線を示し、点線が内側面7Aに配置された配線を示し、黒丸がスルーホール45を示している。
本発明の一実施形態に係る渦電流探傷プローブの構成を説明する模式図である。 図1のセンサヘッドの構成を説明する模式図である。 図2のセンサヘッドの構成を説明するA−A断面視図である。 図3のセンサ素子の構成を説明する模式図である。 図4の最下層励磁コイル部の構成を説明する図である。 図4の中間層励磁コイル部の構成を説明する図である。 図4の最上層励磁コイル部の構成を説明する図である。 図4の最下層検出コイル部の構成を説明する図である。 図4の中間層検出コイル部の構成を説明する図である。 図4の最上層励磁コイル部の構成を説明する図である。 図4の最上層部の構成を説明する図である。 図3のホルダの構成を説明する模式図である。 図12のホルダにおける凹部の配置を説明する図である。 図12におけるB−B断面視図である。 図12におけるC−C断面視図である。 図3のワイヤリング基板の構成を説明する模式図である。 図2の引き出し部の配置位置を説明するD−D断面視図である。 図16のワイヤリング基板における配線等を説明する回路ブロック図である。 図16のワイヤリング基板における結線の概要を説明する模式図である。 図13のホルダにセンサ素子を配置した状態を説明する図である。 図20におけるE−E断面視図である。 図20におけるF−F断面視図である。 図12のホルダの他の実施例を説明する図である。 図23のホルダにおける突起部の配置位置を説明する図である。 図23のホルダに対応するワイヤリング基板の構成を説明する図である。 図18のワイヤリング基板の他の配線例を説明する回路ブロック図である。
符号の説明
1 渦電流探傷プローブ
5 センサ素子
7 ワイヤリング基板
8 励磁コイル部(励磁コイル)
9 検出コイル部(検出コイル)
14 センサ基板
15A 最下層励磁コイル(励磁コイル)
15B 中間層励磁コイル(励磁コイル)
15C 最上層励磁コイル(励磁コイル)
21A 最下層検出コイル(検出コイル)
21B 中間層検出コイル(励磁コイル)
21C 最上層検出コイル(励磁コイル)
24 マイクロバンプ(センサ端子)
24DP,24EP マイクロバンプ(正のセンサ端子)
24DM,24EM マイクロバンプ(負のセンサ端子)
25 凹部
26 異方性導電フィルム
29 回路領域(領域)
33,33DP,33DM,33DC,33EP,33EM パッド
34 励磁用スイッチ素子(スイッチ素子)
35 検出用スイッチ素子(スイッチ素子)
41 突起部
42 嵌合部
43 スリット部

Claims (17)

  1. 交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、
    前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、
    前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、
    前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方が、複数の前記センサ基板を積層させて多層のコイルとされていることを特徴とするセンサ素子。
  2. 交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、
    前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、
    前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、
    前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され
    前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組とし、
    該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側のコイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、
    異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることを特徴とするセンサ素子。
  3. 前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組と
    し、
    該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側の
    コイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、
    異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることを
    特徴とする請求項1記載のセンサ素子。
  4. 前記センサ基板に形成された前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、渦巻状に形成された配線であるコイルであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のセンサ素子。
  5. 前記励磁コイルと前記検出コイルとは、前記センサ基板に形成されたコイルの形状が略同一であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のセンサ素子。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のセンサ素子と、
    センサ素子が嵌め込まれる凹部が形成されたホルダと、が設けられ、
    前記センサ素子の面のうち、前記ホルダの中心に対して外側に配置された外端面には、前記励磁コイルおよび前記検出コイルと電気的に接続されたセンサ端子が配置されていることを特徴とする渦電流探傷プローブ。
  7. 前記端子は、前記センサ素子の面より凸状に突出して形成され、
    前記端子と対向する位置に、前記端子と導通可能に接続されるパッドを備えたワイヤリング基板が設けられたことを特徴とする請求項6記載の渦電流探傷プローブ。
  8. 前記端子と前記パッドとの間には、異方性導電フィルムが配置されていることを特徴とする請求項7記載の渦電流探傷プローブ。
  9. 前記パッドは、前記ワイヤリング基板の上に配置されたハンダであることを特徴とする請求項7記載の渦電流探傷プローブ。
  10. 前記ホルダには、前記ホルダの中心から外側に向かって延びる突起部が設けられ、
    前記ワイヤリング基板には、前記突起部と対応する位置に前記突起部と嵌めあわされる嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項から9のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  11. 複数の前記励磁コイルが設けられ、
    該複数の励磁コイルから延びる配線と、前記交流電流が供給される配線との間にスイッチ素子が設けられていることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  12. 複数の前記励磁コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間、および、複数の前記検出コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間の少なくとも一方にスイッチ素子が設けられ、
    該スイッチ素子は、前記ワイヤリング基板の上に配置されていることを特徴とする請求項から10のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  13. 前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、
    一の段におけるセンサ素子の配置は、前記一の段に隣接した他の段に配置されたセンサ素子を、前記励磁コイルまたは前記検出コイルの中心軸線に略平行な軸線を中心として略180度回転させた配置であることを特徴とする請求項から12のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  14. 前記センサ端子は正のセンサ端子および負のセンサ端子に分けられ、
    該正のセンサ端子および負のセンサ端子の対が、それぞれ前記励磁コイルおよび前記検出コイルにそれぞれ電気的に接続され、
    前記一の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置は、前記他の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置に対して反転していることを特徴とする請求項13記載の渦電流探傷プローブ。
  15. 前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、
    前記配線は、前記ワイヤリング基板における前記センサ素子と対向する内側面、および、該対向面の反対側の外側面に設けられていることを特徴とする請求項から12のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  16. 前記ワイヤリング基板における前記複数の段の間に対応する部分には、スリット部が設けられていることを特徴とする請求項13および14のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
  17. 前記ワイヤリング基板には複数の領域が設けられ、
    前記ワイヤリング基板に設けられた前記端子と外部とを電気的に接続する配線は、一の領域内のみに配置されていることを特徴とする請求項から15のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
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