JP4875510B2 - センサ素子および渦電流探傷プローブ - Google Patents
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Description
アブソリュート型の渦電流探傷プローブは、1つの検出コイルにより試験体の傷を検出するものである。ディファレンシャル型の渦電流探傷プローブは、2つの検出コイルにそれぞれ発生するインピーダンスの差動成分により検出対の傷を検出するものである。
自己誘導型の渦電流探傷プローブは、1つのコイルが渦電流を発生させるための励磁コイルと、インピーダンスを検出するための検出コイルを兼用するものである。相互誘導型の渦電流探傷プローブは、励磁コイル(1次コイル)と検出コイル(2次コイル)とが分離されているものである。
渦電流プローブから出力される信号品質は、検出および励磁コイルの位置合わせの正確さに影響されるため、上述のように検出および励起コイルの相対位置精度が悪いと、出力される信号品質も低下し、試験体の傷を正確に検出することができないという問題があった。
本発明のセンサ素子は、交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方が、複数の前記センサ基板を積層させて多層のコイルとされていることを特徴とする。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルは配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子として渦電流探傷プローブ等に配置されるため、作業者が励磁コイルおよび検出コイルの配置位置を確認しながら渦電流探傷プローブ等に配置する方法と比較して、励磁コイルおよび検出コイルの配置位置合わせ精度が均質となるとともに、配置位置合わせ
作業が不要となる。
励磁コイルおよび検出コイルはセンサ基板に形成されているため、積層されているセンサ基板の数を増減させることにより、容易に励磁コイルおよび検出コイルのコイル数を増減させることができる。
また、本発明によれば、励磁コイルが多層のコイルとされることにより、略同じ強度の交流磁界を形成する場合に、励磁コイルに供給される交流電流に関する電圧(励磁電圧)の低減を図ることができる。検出コイルが多層のコイルとされることにより、検出コイルの感度を向上させることができる。
本発明によれば、励磁コイルおよび検出コイルは配置位置を合わせた状態で積層されたセンサ素子として渦電流探傷プローブ等に配置されるため、作業者が励磁コイルおよび検出コイルの配置位置を確認しながら渦電流探傷プローブ等に配置する方法と比較して、励磁コイルおよび検出コイルの配置位置合わせ精度が均質となるとともに、配置位置合わせ
作業が不要となる。
励磁コイルおよび検出コイルはセンサ基板に形成されているため、積層されているセンサ基板の数を増減させることにより、容易に励磁コイルおよび検出コイルのコイル数を増減させることができる。
また、本発明によれば、センサ基板を一組ごとの単位で増減させることにより、積層された励磁コイルまたは検出コイルの導通を確保した状態でコイルの巻き数の増減させることができる。そのため、コイルの巻き数の増減が容易となり、巻き数を増減させる対象が検出コイルの場合には感度の調整が容易となり、励磁コイルの場合には励磁電圧の調整が容易となる。
特に、半導体素子の配線を形成するフォトリソグラフィ技術などの微細加工技術を用いて上述のコイルを形成することにより、均質な励磁コイルおよび検出コイルを形成することができる。
励磁コイルおよび検出コイルの製作工程の少なくとも一部を共通化できるため、コイル形状が異なる場合と比較して、センサ素子の製作が容易となる。
そのため、センサ素子をホルダに配置する際に、センサ素子に対する配線の取り付けに留意する必要がなくなり、センサ素子の配置作業が容易となる。
ホルダの中心側に配線を配置する空間を設ける必要がなくなるため、ホルダを小型化することができる。
励磁コイルおよび検出コイルの少なくとも一方から延びる配線の数をスイッチ素子により減らすことができるため、ワイヤリング基板から外部に延びる配線の数を減らすことができる。
上述の配線の引き回しに要する時間を短縮することができる。
本実施形態では、本発明に係る渦電流探傷プローブ1を、管状の試験体に発生した傷を検出するプローブであって、特に、原子力発電等に用いられる蒸気発生器内の配管の非破壊検査に用いられるプローブに適用して説明する。
渦電流探傷プローブ1には、図1に示すように、管状の試験体内に挿入されるセンサヘッド2およびプローブ体3と、試験体の外に配置されプローブ体3と接続された本体4と、が設けられている。
センサヘッド2は、プローブ体3の間に配置された略円柱状の部材である。センサヘッド2には、図2および図3に示すように、試験体の傷を検出するセンサ素子5と、センサ素子5が配置されるホルダ6と、センサ素子5と電気的に接続されるワイヤリング基板7と、が設けられている。
センサ素子5には、図4に示すように、試験体に渦電流を励起させる励磁コイル部(励磁コイル)8と、試験体に励起された渦電流により形成された磁界を検出する検出コイル部(検出コイル)9と、ワイヤリング基板7と電気的に接続される最上層部10と、が設けられている。
最下層励磁コイル部8Aは、励磁コイル部8において最も下層(図4の下側の層)に配置されたものである。最下層励磁コイル部8Aには、図5に示すように、絶縁性を有する材料から形成された略矩形状のセンサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最下層励磁コイル(励磁コイル)15Aとが設けられている。
一対の最下層励磁コイル15Aは、フォトリソグラフィ技術や、半導体形成技術や、インクジェット技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
中間層励磁コイル部8Bは、図4に示すように、励磁コイル部8において最下層励磁コイル部8Aの上に配置されたものである。中間層励磁コイル部8Bには、図6に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の中間層励磁コイル(励磁コイル)15Bとが設けられている。
一対の中間層励磁コイル15Bには、コイルの外側端部に端子ELO,EROが、コイルの内側端部に端子ELI,ERIが設けられている。
なお、一組とされた中間層励磁コイル部8Bの間の電気的な接続は、上述のように外側の端子ELO,ERO同士で行われていてもよいし、内側の端子ELI,ERI同士で電気的に接続されていてもよく、特に限定するものではない。
最上層励磁コイル部8Cは、図4に示すように、励磁コイル部8において中間層励磁コイル部8Bの上に配置されたものである。最上層励磁コイル部8Cには、図7に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最上層励磁コイル(励磁コイル)15Cとが設けられている。
一対の最上層励磁コイル15Cには、コイルの外側端部に励磁正端子EPおよび励磁負端子EMが、コイルの内側端部に端子ELI,ERIが設けられている。励磁正端子EPおよび励磁負端子EMは、最上層部10を介してワイヤリング基板7と電気的に接続される端子である(図4参照。)。最上層励磁コイル15Cの端子ELI,ERIは、隣接する中間層励磁コイル部8Bの端子ELI,ERIと電気的に接続される端子である。
最下層検出コイル部9Aは、検出コイル部9において最も下層(図4の下側の層)に配置されたものであって、励磁コイル部8に隣接して配置されたものである。最下層検出コイル部9Aには、図8に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最下層検出コイル(検出コイル)21Aとが設けられている。
一対の最下層検出コイル21Aは、フォトリソグラフィ技術や、半導体形成技術や、インクジェット技術などを用いてセンサ基板14の基板上、あるいは、基板中に形成されたものである。
中間層検出コイル部9Bは、図4に示すように、検出コイル部9において最下層検出コイル部9Aの上に配置されたものである。中間層検出コイル部9Bには、図9に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の中間層検出コイル(励磁コイル)21Bとが設けられている。
一対の中間層検出コイル21Bには、コイルの外側端部に端子DLO,DROが、コイルの内側端部に端子DLI,DRIが設けられている。
なお、一組とされた中間層検出コイル部9Bの間の電気的な接続は、上述のように外側の端子DLO,DRO同士で行われていてもよいし、内側の端子DLI,DRI同士で電気的に接続されていてもよく、特に限定するものではない。
最上層検出コイル部9Cは、図4に示すように、検出コイル部9において中間層検出コイル部9Bの上に配置されたものである。最上層検出コイル部9Cには、図10に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された一対の最上層検出コイル(励磁コイル)21Cとが設けられている。
一対の最上層検出コイル21Cには、コイルの外側端部に検出正端子DPおよび検出負端子DMが、コイルの内側端部に端子DLI,DRIが設けられている。検出正端子DPおよび検出負端子DMは、最上層部10を介してワイヤリング基板7と電気的に接続される端子である(図4参照。)。最上層検出コイル21Cの端子DLI,DRIは、隣接する中間層検出コイル部9Bの端子DLI,DRIと電気的に接続される端子である。
最上層部10は、図4に示すように、センサ素子5の上端面(図4の上端の面)であって、ワイヤリング基板7と対向する位置に配置されている。最上層部10には、図11に示すように、センサ基板14と、センサ基板14に配置された励磁正端子EP、励磁負端子EM、検出コモン端子DC、検出正端子DPおよび検出負端子DMと、各端子に電気的に接続されたマイクロバンプ(センサ端子)24とが設けられている。
励磁正端子EP、励磁負端子EM、検出コモン端子DP、検出正端子DPおよび検出負端子DMは、最上層部10における最上層検出コイル部9Cと対向する面に設けられ、マイクロバンプ24は、ワイヤリング基板7と対向する面(図4の上側の面)に設けられている。
本実施形態においては、センサ基板14が略正方形の場合に適用して説明しているため、上述の対称軸の位相は略90°ずれた状態となっている。
ホルダ6は、図3および図12に示すように、円筒状の部材であって、複数のセンサ素子5を保持するものである。ホルダ6の外周面には、図13に示すように、センサ素子5が嵌め込まれる複数の凹部25が形成され、複数の凹部25は2段の列を形成して配置されている。図13における下側の段(以後、下段(他の段)と表記する。)に形成された凹部25と、上側の段(以後、上段(一の段)と表記する。)に形成された凹部25とは、互い違いの千鳥状に配置されている。言い換えると、下段の凹部25と凹部25との間に相当する位置に、上段の凹部25が配置されている。
下段における凹部25は、図14に示すように、ホルダ6の外周面に等間隔に配置されている。一方、上段における凹部25は、図15に示すように、ホルダ6の外周面に等間隔に配置されている。本実施形態では、上段および下段のそれぞれに、12個の凹部25が形成された場合に適用して説明する。
ワイヤリング基板7は、図3に示すように、センサ素子5が配置されたホルダ6の周囲を、異方性導電フィルム26を介して覆うように配置され、センサ素子5の励磁コイル部8および検出コイル部9と電気的に接続される部材である。ワイヤリング基板7は、可撓性を有する膜状の部材である。
帯部27および引き出し部28には、後述するスイッチ素子や配線などの素子が設けられる回路領域(領域)29が設けられている。回路領域29は引き出し部28と同様に3つ設けられ、1つの回路領域29は、合計8つのセンサ素子5が対向するように形成され、その一部は引き出し部28まで延びている。さらに、回路領域29における上段に配置されたセンサ素子5と、下段に配置されたセンサ素子5との間に対応する領域は、に回路領域29でないスリット状部が形成されている。
引き出し部28は、図2に示すように、ホルダ6から本体4側(図2の左側)に延びるとともにプローブ体3の内部に延びている。
ホルダ6とプローブ体3とは、図2および図17に示すように、押さえ金具30およびネジ31により固定されている。ホルダ6における押さえ金具30と対向する部分には、リブ部32が形成され、リブ部32とリブ部32との間に引き出し部28が配置されている。
1つの回路領域29には、図18に示すように、パッド33と、励磁用スイッチ素子(スイッチ素子)34と、検出用スイッチ素子(スイッチ素子)35と、これらを電気的に接続する配線とが設けられている。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35には、本体4のブリッジ回路部37から延びる配線がそれぞれ接続されている。
このようにすることで、各回路領域29を独立させることができ、回路領域29単位でワイヤリング基板7を増減させることができる。
これらの配線は、ワイヤリング基板7におけるセンサ素子5と対向する内側面7Aあるいは、その反対側の面である外側面7Bのいずれか一方のみに設けられている。
これに対応して、下段のセンサ素子5に関するパッド33も、センサ素子5の回転に合わせて、その配列が反転して設けられている。言い換えると、上段のセンサ素子5に関するパッド33EPおよびパッド33EMの対が外側(図18の上側)に配置されているのに対して、下段のセンサ素子5に関するパッド33EPおよびパッド33EMの対が反転した位置である外側(図18の下側)に配置されている。同様に、上段のセンサ素子5に関するパッド33DPおよびパッド33DMの対が内側(図18の下側)に配置されているのに対して、下段のセンサ素子5に関するパッド33DPおよびパッド33DMの対が反転した位置である内側(図18の上側)に配置されている。
具体的には、上段のセンサ素子5および下段のセンサ素子5に関して、パッド33EPに対してパッド33EMは下側(図18の下側)に配置され、パッド33DPに対してパッド33DMは下側(図18の下側)に配置されている。
なお、上述のように、パッド33EPに対してパッド33EMを下側に配置し、パッド33DPに対してパッド33DMを下側に配置してもよいし、単にセンサ素子5を反転させて配置するだけでもよく、特に限定するものではない。
励磁コイル部8および検出コイル部9における結線は、図19に示すようになっている。つまり、3つの励磁用スイッチ素子34のそれぞれに対して8個の励磁コイル部8が結線されている。同様に、3つの検出用スイッチ素子35のそれぞれに対して8個の検出コイル部9が結線されている。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35としては、例えばマルチプレクサなどの公知の素子を用いることができる。
センサヘッド2の製作は、センサ素子5の製作と、ホルダ6の製作と、ワイヤリング基板7の製作と、これらの組み立てとに分けることができる。このうち、ホルダ6の製作およびワイヤリング基板7の製作は、公知の方法を用いることができ、特に限定するものではない。
ここでは、センサ素子5の製作と、これらの組み立てについて説明する。
このとき、最下層励磁コイル部8A、中間層励磁コイル部8Bおよび最上層励磁コイル部8Cが積層された励磁コイル部8が下側に、最下層検出コイル部9A、中間層検出コイル部9Bおよび最上層検出コイル部9Cが積層された検出コイル部9が上側に配置されている。
このとき、励磁コイル部8と検出コイル部9とでは、コイルの対称軸が交差するようにされている。
次に、センサヘッド2の組み立てについて説明する。
上述のように製作されたセンサ素子5は、図20から図22に示すように、ホルダ6の凹部25に嵌め込まれる。このとき、センサ素子5の最上層部10がホルダ6の半径方向外側を向くように配置されている。
ワイヤリング基板7はセンサ素子5に向けて押圧され、マイクロバンプ24と対応するパッド33とが異方性導電フィルム26を介して電気的に接続される。
以後のセンサヘッド2の組み立ては、公知の組み立て方法と同様であるので、その説明を省略する。
渦電流探傷プローブ1は、図1に示すように、センサヘッド2およびプローブ体3を試験体の内部に挿入し、本体4の発振部36からセンサヘッド2に交流電流を供給する。
交流電流は、図19に示すように、励磁用スイッチ素子34を介して励磁コイル部8に供給される。このとき、励磁用スイッチ素子34は、8つの励磁コイル部8から1つの励磁コイル部8を選択して交流電流を供給する。
選択された検出コイル部9は、試験体に励起された渦電流による磁界の変化を検出し、ブリッジ回路部37は渦電流に基づくインピーダンスの変化を検出する(図1参照。)。検出されたインピーダンスの変化に基づいて、試験体に傷があるか否かが判断される。
また、励磁コイル部8および検出コイル部9の配置位置合わせ作業が不要となるため、渦電流探傷プローブ1の製作に要する時間を短縮することができる。
検出コイル部9が、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cからなる多層のコイルとして形成されることにより、検出コイル部9の感度を向上させることができる。
また、最下層励磁コイル15A、中間層励磁コイル15B、最上層励磁コイル15C、最下層検出コイル21A、中間層検出コイル21Bおよび最上層検出コイル21Cの製作工程の少なくとも一部を共通化できるため、コイル形状が異なる場合と比較して、センサ素子5の製作が容易となる。
そのため、センサ素子5をホルダ6に配置する際に、センサ素子5に対する配線の取り付けに留意する必要がなくなり、センサ素子5の配置作業が容易となる。
ホルダ6の中心側に配線を配置する空間を設ける必要がなくなるため、ホルダ6を小型化することができる。
励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35から延びる配線の数をス励磁用スイッチ素子34および検出用スイッチ素子35により減らすことができるため、ワイヤリング基板7から外部に延びる配線の数を減らすことができる。
このようにすることで、各マイクロバンプ24に対して配線をハンダ付け等により接続する方法と比較して、全マイクロバンプ24に対する配線作業に要する時間を短縮することができる。
なお、ホルダ6には、図23および図24に示すように、外周面から半径方向外側に突出する複数の突起部41が設けられ、ワイヤリング基板7の対応する位置には、図25に示すように突起部41と嵌めあわされる嵌合部42が設けられていてもよい。
突起部41と嵌合部42とを嵌め合わせることにより、ホルダ6に対してワイヤリング基板7を所定の位置に配置させることができ、マイクロバンプ24に対するパッド33の位置合わせを容易にすることができる。
このようにすることで、上段におけるワイヤリング基板7とセンサ素子5との位置合わせと、下段におけるワイヤリング基板7とセンサ素子5との位置合わせとを別々に行うことができるため、ワイヤリング基板7とセンサ素子5との密着性の向上を図ることができる。
なお、上述の実施形態のように、ワイヤリング基板7における配線が図18に示すように配置されていてもよいし、図26に示すように配置されていてもよく特に限定するものではない。図26に示す配線では、ワイヤリング基板7にスルーホール45が設けられ、配線はワイヤリング基板7の内側面7Aおよび外側面7Bに設けられている。
このようなワイヤリング基板7を用いる場合、上段のセンサ素子5および下段のセンサ素子5の配置方向は同じにできる。
図26では、実線が外側面7Bに配置された配線を示し、点線が内側面7Aに配置された配線を示し、黒丸がスルーホール45を示している。
5 センサ素子
7 ワイヤリング基板
8 励磁コイル部(励磁コイル)
9 検出コイル部(検出コイル)
14 センサ基板
15A 最下層励磁コイル(励磁コイル)
15B 中間層励磁コイル(励磁コイル)
15C 最上層励磁コイル(励磁コイル)
21A 最下層検出コイル(検出コイル)
21B 中間層検出コイル(励磁コイル)
21C 最上層検出コイル(励磁コイル)
24 マイクロバンプ(センサ端子)
24DP,24EP マイクロバンプ(正のセンサ端子)
24DM,24EM マイクロバンプ(負のセンサ端子)
25 凹部
26 異方性導電フィルム
29 回路領域(領域)
33,33DP,33DM,33DC,33EP,33EM パッド
34 励磁用スイッチ素子(スイッチ素子)
35 検出用スイッチ素子(スイッチ素子)
41 突起部
42 嵌合部
43 スリット部
Claims (17)
- 交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、
前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、
前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、
前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方が、複数の前記センサ基板を積層させて多層のコイルとされていることを特徴とするセンサ素子。 - 交流電流が供給されることにより交流磁界を形成し、試験体に渦電流を励起させる励磁コイルと、
前記渦電流により形成された磁界を検出する検出コイルと、が設けられ、
前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、それぞれ絶縁性を有する板状のセンサ基板に形成され、
前記センサ基板は、前記励磁コイルおよび前記検出コイルの配置位置を合わせた状態で積層され、
前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組とし、
該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側のコイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、
異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることを特徴とするセンサ素子。 - 前記励磁コイルおよび前記検出コイルの少なくとも一方は、2枚のセンサ基板を一組と
し、
該一組のセンサ基板の間では、コイルの中心側のコイル端部、および、コイルの外側の
コイル端部のうちの一方のコイル端部同士で電気的に接続され、
異なる一組のセンサ基板の間では、他方のコイル端部同士で電気的に接続されることを
特徴とする請求項1記載のセンサ素子。 - 前記センサ基板に形成された前記励磁コイルおよび前記検出コイルは、渦巻状に形成された配線であるコイルであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のセンサ素子。
- 前記励磁コイルと前記検出コイルとは、前記センサ基板に形成されたコイルの形状が略同一であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のセンサ素子。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載のセンサ素子と、
センサ素子が嵌め込まれる凹部が形成されたホルダと、が設けられ、
前記センサ素子の面のうち、前記ホルダの中心に対して外側に配置された外端面には、前記励磁コイルおよび前記検出コイルと電気的に接続されたセンサ端子が配置されていることを特徴とする渦電流探傷プローブ。 - 前記端子は、前記センサ素子の面より凸状に突出して形成され、
前記端子と対向する位置に、前記端子と導通可能に接続されるパッドを備えたワイヤリング基板が設けられたことを特徴とする請求項6記載の渦電流探傷プローブ。 - 前記端子と前記パッドとの間には、異方性導電フィルムが配置されていることを特徴とする請求項7記載の渦電流探傷プローブ。
- 前記パッドは、前記ワイヤリング基板の上に配置されたハンダであることを特徴とする請求項7記載の渦電流探傷プローブ。
- 前記ホルダには、前記ホルダの中心から外側に向かって延びる突起部が設けられ、
前記ワイヤリング基板には、前記突起部と対応する位置に前記突起部と嵌めあわされる嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。 - 複数の前記励磁コイルが設けられ、
該複数の励磁コイルから延びる配線と、前記交流電流が供給される配線との間にスイッチ素子が設けられていることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。 - 複数の前記励磁コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間、および、複数の前記検出コイルから延びる配線と前記交流電流が供給される配線との間の少なくとも一方にスイッチ素子が設けられ、
該スイッチ素子は、前記ワイヤリング基板の上に配置されていることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。 - 前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、
一の段におけるセンサ素子の配置は、前記一の段に隣接した他の段に配置されたセンサ素子を、前記励磁コイルまたは前記検出コイルの中心軸線に略平行な軸線を中心として略180度回転させた配置であることを特徴とする請求項7から12のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。 - 前記センサ端子は正のセンサ端子および負のセンサ端子に分けられ、
該正のセンサ端子および負のセンサ端子の対が、それぞれ前記励磁コイルおよび前記検出コイルにそれぞれ電気的に接続され、
前記一の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置は、前記他の段に配置された前記センサ端子における前記正のセンサ端子および負のセンサ端子の配置に対して反転していることを特徴とする請求項13記載の渦電流探傷プローブ。 - 前記複数のセンサ素子は、前記ホルダの中心軸線に沿って複数段に配置され、
前記配線は、前記ワイヤリング基板における前記センサ素子と対向する内側面、および、該対向面の反対側の外側面に設けられていることを特徴とする請求項7から12のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。 - 前記ワイヤリング基板における前記複数の段の間に対応する部分には、スリット部が設けられていることを特徴とする請求項13および14のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
- 前記ワイヤリング基板には複数の領域が設けられ、
前記ワイヤリング基板に設けられた前記端子と外部とを電気的に接続する配線は、一の領域内のみに配置されていることを特徴とする請求項7から15のいずれかに記載の渦電流探傷プローブ。
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|---|---|---|---|
| JP2007034008A JP4875510B2 (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | センサ素子および渦電流探傷プローブ |
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